恩田陸のレビュー一覧

  • ライオンハート

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    夢を通じて記憶が引き継がれ、時空を超えて何度も出会い、求め合うエドワードとエリザベス。
    昨今の乙女ゲームにありそうな、SFロマンスだった。

    次はどんな出会い方でどんな別れになってしまうのか?切ないながらも雰囲気が好きで、手元に置いておきたい1冊となった。

    どうしてもライオンハートというと、SMAPを思い出す…後、ズートピアの市長…

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    2026年01月16日
  • ドミノin上海

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    前回のドミノがおもしろかったので期待して読み始めました。表紙のパンダのインパクト強すぎと思いましたが、表紙に負けないくらい、パンダの行動がぶっ飛んでた。アウトローとパンダを組み合わせる発想がすごい。ドタバタ劇の群像劇でたくさんの人、動物、幽霊までも出てきますが、登場人物それぞれに性格を持たせ、個性を大事にしているため登場人物は多いけど混乱せずに読むことができました。

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    2026年01月16日
  • チョコレートコスモス

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    『蜜蜂と遠雷』ではピアノの音が聴こえてきて『Spring』では踊るハルの姿が見えた。今回は本当に演じる役者が見える。

    飛鳥の伸びやかさ、底なしの吸収力が歪だけれどもすごい。響子の圧倒的演技もよかったな。これ実写化しても面白そうだな―と思う。

    惜しむらくは元々三部作構成の一巻目なんですよね。やっとここからが本番で、実際の舞台がどうなるのか、ぜひ見たい。

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    2026年01月14日
  • spring

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    「萬春(よろず・はる)」という無二の天才バレエダンサー・振付家の人生と、「舞台の神」を追い求める姿を描いた長編小説で、8歳でバレエに出会い、15歳で海外へ渡った彼の成長と情熱、そして彼を取り巻く人々の視点を通して、バレエの本質に迫る作品です

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    2026年01月14日
  • ネバーランド

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    恩田陸さん初期の頃の作品。

    何の前情報も入れずに読み始めた為、男子寮に年末に残った3人+1人が青春のバカ騒ぎするのかな、ぐらいで読み進めてた。

    それがちょいとホラーも加わりながら、4人が抱えた悩みを爽やかにしていく青春ミステリーで、特に光浩の抱えた重みなんか全然笑えなくてエグかった。

    ただ、各少年の名前をもう少し分かり易くして欲しかった…

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    2026年01月12日
  • 麦の海に沈む果実

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    妻からの薦めで、初めて読んだ恩田陸作品。
    作品に登場する学園の世界観や登場人物達の個性溢れるキャラクター、主人公 理瀬の人物像が明らかになっていくストーリーは面白かった。特に後半、畳み掛けるような展開に読む手が止まらない…!

    この不気味で不思議な世界観にハマったので、他の作品も是非読みたいと感じた。

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    2026年01月12日
  • ユージニア

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    子ども時代に起きた名家の大量毒殺事件。大人になり、それぞれの立場から当時の様子を語っていく。話し方や状況から誰が話しているのか、考えるのはおもしろい。でも、ラストの殺人の理由はさっぱり理解できない。読書に委ねるにしても乱暴な気がする。途中までおもしろかっただけに残念。

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    2026年01月12日
  • なんとかしなくちゃ。 青雲編

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    お仕事小説だけど、本編の主人公の梯結納子は大学生になって就職するまでのストーリー。大学で城郭愛好同好会に入会して梯ドクトリンという手法で、違った観点から、城攻めの史実を覆す方法を考える所が楽しい。
    大阪の陣のIF話や鳥取城の籠城戦なとが本章で出るけど、個人的には、本能寺の梯ドクトリンを聞いてみたかった。
    梯の友人たちもユニークな人ばかり。類は友を呼ぶで、世界がどんどん広がっていくのが、何だか羨ましい。
    次回作期待しています

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    2026年01月12日
  • 黒と茶の幻想(上)

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    各々の日々を送る中で去来するのはある女性の存在。突如として姿を消した彼女はどうしているのか。謎は謎を呼び4人の同級生は森を訪れる。上巻は二人の視点から語られています。互いに考察する場面も見受けられた。
    下巻においてピースが揃うと思うので、楽しみたい。

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    2026年01月10日
  • 夜のピクニック

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    学校生活の楽しかった部分の一端を思い出せる本。

    平凡な学校だったので歩行祭などなく普通に修学旅行だったが、読み終えた頃には自分もそこに参加していたような満足感と楽しさがあった。現実には、それに凄まじい筋肉痛等が付属するだろうが笑

    北高では修学旅行の代わりに歩行祭という、朝8時から翌朝8時まで歩くという行事が毎年ある。夜中に数時間の仮眠を挟んで前半は団体歩行、後半が自由歩行。
    前半はクラス毎に二列縦隊で歩き、後半は全校生徒が一斉にスタートして母校のゴールを目指す。到着順に順位がつくがそれを狙っているのは運動部で、大半は歩き通すこと自体が目標。
    なので、自由歩行は仲のいい者同士が語らいながら思

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    2026年01月08日
  • 象と耳鳴り

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    退官判事の関根多佳雄を主人公にしたミステリー短編集。
    初めはどうかなと思ったけど、どんどんより進めてしまった。安楽椅子探偵な感じで面白い。
    各編のなごさもちょうどよくサクサク読めた。

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    2026年01月07日
  • 夜のピクニック

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     誰を主観として物語が進んでいるのかわからなくなることが始めは多かったが、読み進めるうちに読みやすい作品だなと感じるようになった。
     歩行祭のような終わってみるとあっという間だったと感じるような作品。
     西脇融と甲田貴子に焦点を当てた物語であるが、歩行際には全校生徒が参加しており、それぞれが違った思いを持ちながら望んでいたと思う。
     その思いに向き合えたかわからない。また、歩行祭は終わってみるとあっという間の出来事で夢のように感じることだろう。しかし、これを経験した生徒の中で何かが終わり、何かが始まっているのではないだろうか。夢のような出来事でも、しっかりとそれぞれの心の中に刻み込まれでいるよ

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    2026年01月07日
  • 木洩れ日に泳ぐ魚

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    今やかなり売れてしまってるが、発売当初に読んで衝撃を受けた作品。 こんなに狭い空間の話を緻密に出来るのはさすがの恩田陸。

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    2026年01月07日
  • ライオンハート

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    SF×ロマンスが好き。ロマンス単体ではは食指が動かないのに、組み合わさると凄く好き。と、気づかせてくれた作品。繰り返すシーンと短い逢瀬、というのも個人的に大好物。20年ぶりのうろ覚え再読。

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    2026年01月05日
  • 夜のピクニック

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    面白かった。
    自分の高校時代を思い出した。もうちょっと青春したかったんかなあ。今幸せで忘れてた気持ちを思い出した。

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    2026年01月05日
  • 象と耳鳴り

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    退官した判事 関根多佳雄が主人公の連作短編ミステリ
    職業柄とミステリ小説好きが高じて繰り広げられる推理
    中には無理筋と思えるような推理もあるけれども、それが「当たる」からこそ「名探偵」というメタな存在でもある
    まぁ、真相がそうであるかは定かではないという結末でもある

    収録12編とその出展
    ・曜変天目の夜(『ミステリマガジン』1995年11月臨時増刊号)
    ・新・D坂の殺人事件(『青春と読書』1998年2月号)
    ・給水塔(『小説NON』1996年1月号)
    ・象と耳鳴り(『小説NON』1997年12月号)
    ・海にゐるのは人魚ではない(『小説NON』1997年6月号)
    ・ニューメキシコの月(『小説N

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    2026年01月05日
  • 蜜蜂と遠雷(下)

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    曲が夜の海や山の森など、風景描写で表現されていて曲を知らなくても雰囲気が何となくわかる。
    マサルの三次予選、リストのソナタで19世紀の別の物語で曲が表現されていて圧巻。
    他にも風間塵の曲が亜夜との対話でひょうげんされたり、また弾き手だけでなく主催者、作曲者、友人、審査員などそれぞれの視点が移り変わって一曲をどう感じたか再現するのが見事。

    風間塵が養蜂家であることが、タイトル的にももっと作中に活きればと期待してしまった。父の背景や変わった名前の由来など。二次予選の春と修羅で自然の猛威を演奏で表現していたけれどそれを実際感じたエピソードが欲しい。師匠のホフマンがわざわざ塵の遠征先に行って、という

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    2026年01月17日
  • 蜜蜂と遠雷(下)

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    下巻、あるいは2次予選から臨場感、ダイナミズムをより感じるようになった。

    作中で予選のステップが進むにつれて演奏者、審査員、観客にそれぞれ慣れが生まれて、その中で伸びる演奏時間を余さず使いこなすのは難しくなるといった描写があったが、それは本作品においても音の無い小説世界の中で、マンネリしそうな演奏描写を読み手に飽きさせず伝えるというチャレンジがあるはずで、そういった意味でも難易度の高い作品なんだと思う。

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    2026年01月05日
  • ネバーランド

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    年末年始を高校の寮で過ごす、四人の少年の一週間を描いた物語。

    それぞれが誰にも言えない問題を抱えながらも、それを共有することで少し救いが感じられたり、友情が深まっていく過程がとても良いですね。

    青春のきらめきと痛みを、爽やかに表現しているところも恩田さんらしいと思います。

    いつか大人になった彼らの物語も読んでみたい、そんな気持ちになりました。

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    2026年01月04日
  • 蜜蜂と遠雷(下)

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    音楽の素晴らしさを文字で表すって、とても難しいことだと思いますが、それをやっている小説です。クラッシック音楽のことは全く興味なかった私が聴いてみてもよいかなあ、と思いました。
    好きなこと得意なことを思い切りできる快感のようなものを感じました。

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    2026年01月04日