恩田陸のレビュー一覧

  • 夜のピクニック

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    高校生ならではの心境の変化がとても解像度高く描かれていた。
    自分が高校生だった頃と重なり、懐かしいような、羨ましいような気持ちになりながら、気づいたら読み終わっていた。

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    2026年03月22日
  • 図書室の海

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    恩田さんの短編は短編にあらず。濃い世界観満載。イサオ・オサリヴァンを探して、は凄く良い!長編SFの予告編として書いたと、あとがきにあるが、書かれてないのでは〜?是非読みたい!
    水野理瀬の世界観も好きだなぁ。それにしても、短編であっても、ラストに向けてわからないのは、やはり恩田さん。

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    2026年03月21日
  • spring

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    バレエの頂点を極める人ってこんな世界が見えてるんだ!というのが新鮮で楽しかった。主人公のハルがおじさんの家でバレエ以外にも本や音楽を嗜んでいたというのも素敵。表現をするってインプットが大事だなぁとあらためて思った。

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    2026年03月21日
  • 夜のピクニック

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    ネタバレ

    前半は登場人物が多く、物語全体を通して大きな事件や出来事もない。だが、読み進めるにつれてそれぞれの登場人物の良さが感じられるようになった。大人の世界をまだ知らない、だが子供っぽくはない、そんな高校生という曖昧な時期に直面している時期の人間を見事に表現していると思った。青春小説ではあるが、恋愛観についても気付かされることが多かった。読後の満足感、幸福感が高い作品だと感じた。

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    2026年03月21日
  • ドミノ

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    27人と1匹という膨大な数のキャラクターが出てくるけど、上手く個性が書き分けられているから、すんなり読める。

    『ドミノ』は、伊坂幸太郎の『アイネクライネナハトムジーク』や、アニメ『バッカーノ!』のような作品と同じ『群像劇』と言えると思う。

    このような群像劇と呼ばれるものがとても好きだ。

    「そこらを歩く人たち一人一人に人生がある」と感じられるからだ。

    毎日たくさんの人とすれ違うが、どこかで自分の人生とドミノでつながっているかもしれないなと思うと、少し楽しい。

    恩田陸さんの小説にハズレなし。

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    2026年03月20日
  • 夜のピクニック

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    融と貴子、2人の間にある不快な隔たりが、夜行祭を通して抉り出され、そして浄化される様はとても美しかった。

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    2026年03月20日
  • ドミノ

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    ドミノみたいに伏線が並べられる過程も、ひとつのきっかけが連鎖して交錯する様子も読んでて気持ちよかった。コミカルで楽しい文章だった。

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    2026年03月17日
  • 球形の季節

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    まさに、恩田ワールドらしさがある。ノスタルジックな学園モノ、と序盤感じるが、谷津、という地方都市の場所としての魔力、伝説発祥みたいな。異世界は果たしてどちらなのか。恩田ワールドにハマるキッカケとなった、蒲公英草紙の世界観にも通じるものがある。

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    2026年03月15日
  • ユージニア

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    殺人事件の話だけど、ミステリやサスペンスではない…なんかフワフワしてて、目眩く世界というか、白昼夢のような。
    真実は分からない。結局分からなかった、私には。

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    2026年03月15日
  • チョコレートコスモス

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    ネタバレ

    後半のオーディションがとても面白かった。次の人はこのお題をどう表現するのか、とワクワクした。
    お題が実在のネタだとより楽しめるし、楽しみができると思った。
    サキは読んだことがないし、「欲望という電車」も観たことがないのでぜひ観てみたい。

    響子の嫉妬や闘争心がとてもよかった。
    飛鳥については、続編ありきの描写のようなので、続巻を期待したい。

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    2026年03月15日
  • 蜜蜂と遠雷(下)

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    音楽を言葉巧みに文章で表現しているのがすごいと思った。場面転換は少ないので少し退屈するところはあった。クラシックは全く触れたことがないので曲名を見てもメロディーがわからないのが歯痒かった。本を読んで興味を持ったので調べてみたいと思う。

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    2026年03月13日
  • 球形の季節

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    谷津の現実の底には人々が吸い寄せられる荒野が横たわっている、現実と浮世と心の境界がぼんやりして好きだった。守り人シリーズみたいな世界の描き方!通り過ぎる国道沿いの田舎の街がくっきりどっしり頭に建てられていくような、すごく現実味のある力強く綺麗な文体で、あるようなないような世界が描かれていく! みのりに憧れる。地に足がついていて、遠い世界へ跳ぶことを望まない。持っている幸せをたっぷり受け止めていてすごい。 石怖すぎると思いながら読んだ。ジャンルで言うとホラーなんだそうなんだ。恩田陸好きだなー。もっと読みたい

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    2026年03月13日
  • spring another season

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    理解を超えた先に芸の魔力というか魅力がある。
    言葉では表せないものをこのような小説にしたことはとても素晴らしいと思う

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    2026年03月11日
  • 珈琲怪談

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    2026.03.11

    最近読んだ恩田作品で1番良かった!
    雑学知識とストーリーの取り留めのなさという恩田節が良い方向に出ていて、最後にほんのり怖さとか不思議を足して終わるのがとてもよかった。
    恩田さんはストーリーらしいストーリーがない方が面白いんだなあと。こういうのを待ってました!という感じ。
    主人公の塚崎多聞だけなんか子供っぽいのが気になるけど、オジサンになっても定期的に集まって怖い話をしながら美味しいコーヒー飲んだりご飯食べてる設定がかわいい。
    せっかく「珈琲」怪談なので、午後半休をとってあまり混んでいない穴場カフェでゆっくり読ませてもらいました。贅沢な時間だったなあ。

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    2026年03月14日
  • ユージニア

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    黒幕は誰なのか?実際は何が起こったのか?これを断定することは出来ない。多分わざと、材料が足りない状態にしている。


    緋紗子という盲人の少女。彼女の存在感も手伝って、『群盲、象を評す』という言葉が思い出される。盲人が象の身体の一部を触った感触から象を語ろうとするが、いずれも見当違いな感想になるという皮肉の言葉だ。


    本作では頻りに、真実を語ることの難しさについて述べられている。それは、我々は等しく「象」という全体像を見ることは出来ないからだ。同じこと体験したとしても、そこから得られるのはそれぞれの視点から見た断片でしかない。その事を忘れて真実を知った気になって、象を語らそうとする愚かさが表現

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    2026年03月11日
  • 夜のピクニック

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    母校の話。20数年前を思い出す。1000人強はいたであろう生徒が普通の道をひたすら歩くって今思うとすごい、暴走族に煽られたりしたな。
    実際丸1日歩くだけではそんなに深い事は考えないし、心ときめく事も起こらないけど。夕暮れの堤防沿いとか、仮眠した体育館の寒さとか、一生覚えてるんだろうなと思う。

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    2026年03月10日
  • 酒亭DARKNESS

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    お酒を飲み美味しいものを食べる描写が、食いしん坊の私にはたまらずどんどん読み進めてしまった。怖いというよりも不思議な話が多く、『タマゴマジック』のような雰囲気。特にカウンターの一席に客を座らせない店主の話が印象に残った。

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    2026年03月10日
  • spring another season

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    springを読んでない人は絶対に読んでから手に取ってください。

    springの中にあった描写などがかなり細かく盛り込まれていて、蜜蜂と遠雷の続編である祝祭と予感よりも前作を読んでおかないと楽しめない作品。
    でも、ジャン視点の話や前作の背景がわかって面白かった。

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    2026年03月10日
  • 七月に流れる花

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    何かあるだろうと思うけどなかなか辿り着けない。ページをめくる。徐々に解明される真相。穏やかな謎。どこか切ない雰囲気。

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    2026年03月09日
  • 蜜蜂と遠雷(下)

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    音楽には全く縁がなくても、とても読みやすく、没入感に浸って感動できる作品だった。
    ふとした瞬間に、栄伝亜夜の無敵感が五条悟とかぶって、呪術廻戦を読んでる感覚があった…。

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    2026年03月08日