恩田陸のレビュー一覧

  • チョコレートコスモス

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    ネタバレ

    登場人物の色が濃くておもしろかった。
    佐々木飛鳥はなんでもすぐにできてしまう人に見えるけど、「恐怖」を知らなくて、よくも悪くも人間味が薄いタイプの人はどこかで芝居に行き詰まると書かれていて、たしかになと思った。
    人間の役をやるのに、知らない感情を演じるのは難しそう。

    一方で、アイドルのあおいが一瞬だけ勝ち誇った顔を見せたのに対し、東響子が血相変えて大阪を出た場面は、すごく人間らしく、女らしい場面だった。
    平常を取り繕って感情が滲み出してしまう女の生々しさがでていた。

    わたしは演技の世界をよく知らないし、生で舞台を見たことがないから、情景を想像するのが少し難しかったけど、この作品を呼んで何か

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    2026年07月13日
  • 蜜蜂と遠雷(上)

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    『蜜蜂と遠雷』を読み終えて、一番印象に残ったのは、登場人物たちが演奏を通じて「自分自身」と対話していることだった。

    演奏中の内省は非常に多い。ただ音楽を奏でているのではなく、楽曲をどう解釈するかを通じて、自分の人生や価値観、そして自分自身の音楽を組み立て直しているように感じた。特にマサルと明石の描写は、その傾向が顕著だった。

    風間塵という存在も強く印象に残った。彼はまさに劇薬である。劇薬とは、毒にも薬にもなり得る存在という意味だ。彼は既存の音楽観や価値観を揺さぶり、音楽界に混沌をもたらす。しかし、その混沌は単なる破壊では終わらない。栄伝亜夜は自分の限界に突き当たっていたが、風間塵の演奏を通

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    2026年07月12日
  • 夜の底は柔らかな幻(上)

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    ネタバレ

    SFのカテゴリーになるのでしょうか?
    日本の世界観で話は動いていくが、キャラクターたちの特殊能力やこの物語の言葉の意味や内容もあまり具体的な説明もなく話は進んでいく。

    キャラクターたちの個性がたっているので、アニメーションのようなイメージで読んでました。
    人と人の会話シーンや緊迫するシーンなどひとつひとつ際立った話が多く読み進めていて面白い。

    どんどんと主人公の目的や結末はどうなるのかとても気になっています。
    色んなキャラクターたちの目的がひとつの山の中に真実が隠されているので、下巻の交差する思いがどう終盤にまとまるのか、楽しみです。

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    2026年07月11日
  • 夜のピクニック

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    近づきたいけど気まずい人、そんな人に対する複雑な感情や、やっと会話した時の開放感や安堵感が言語化されていて同じ感情になりながら読んだ。

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    2026年07月11日
  • 愚かな薔薇 下

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    SF・ミステリー・青春が描かれた本。
    これまで恩田先生の本は何冊か読んだが、恋愛?のような青春ものは初めてだったので新鮮だった。
    上下巻あったが、スルスルと読めてしまった。

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    2026年07月11日
  • 月の裏側

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    団地住まいの人間の不思議などが書かれていたかな。団地にいると不意に一人になったような感覚、これが意識の階層の違いによるもの。

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    2026年07月11日
  • 私の家では何も起こらない

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    家ホラー おすすめで検索して出てきたので読んでみる。
    恩田さんってすごい人気よなと思いつつ多分私の好きなタイプじゃないんだろうなとか勝手に思って読んだことなかった作家さんです。
    こちらは連作短編の1つの家にまつわる話。出だしは悪くないなと思って読んでいくと、大工の話で一気に世界がひっくり返るというか、今まで読んできた不気味なものたちが急に人間味を帯びてくるというか。
    そのあたりに面白さを感じたので読んでよかった。ホラーにしてはそこまで怖くないのもありがたかった。

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    2026年07月11日
  • ドミノ

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    恩田陸大好きだけど、コメディになると、あの独特の綺麗な美しい文章でシュールな場面を描くからその温度感のギャップに刺さりまくった。登場人物多すぎて苦手分野かと思いきや、全員キャラクターが突出していてスルスル読める。

    途中途中書き手目線になるのも逆に没入感あって楽しい。構成も天才的だしこれをかける才能が恐ろしい…

    あー面白かった!!小説読まない人にも勧めたくなる。

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    2026年07月10日
  • 蜜蜂と遠雷(2)

    購入済み

    絵柄が好き

    続編が出て嬉しいです!
    小説で読んだ雰囲気、そのままのコミカライズで
    小説を読んだときの感動を再び味わえました。
    ピアノのことはぜんぜんわからないですが…

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    2026年07月10日
  • 愚かな薔薇 上

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    恩田陸作品の壮大なSF作品。田舎町の風景、お囃子の描写などが想像しやすい。そして常にどこか薄暗い感じがある。続きが気になってスルスル読めた。

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    2026年07月10日
  • 薔薇のなかの蛇

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    2026.07.09
    さすがに文章がうまい。登場人物の造形がそれぞれ際立つように描かれている。謎解きについてはワタシとしてはどうなのかなと思う部分はあるけれどそんなことを吹き飛ばすくらいストーリーがうまくながれていく。

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    2026年07月09日
  • チョコレートコスモス

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    前半何度も離脱しそうになったけど、ここのみんなの感想を見てがんばって読みました。
    100ページ超えたくらいからどんどん面白くなってきて後半はあっという間に読み終えました
    読んでよかった

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    2026年07月08日
  • 夜のピクニック

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    歩いている話を読んでるだけなのにとても面白かった。どんどん読むにつれて心がポカポカしてくる本!
    主人公たちは人間関係に悩んでたけど、解消する流れがとてもいい!その後のエピソードはないけど、あったら絶対読んでた!

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    2026年07月08日
  • 蜜蜂と遠雷(下)

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    わ、わ、わたしにも読めた。
    分厚い作品。読み終えれるか不安だったけどとりあえず読んだどー。

    正直、ちゃんと読めてないかも。ピアノ弾いてる所が多くて、字を読んでるだけーのところもあったけど。ストーリーは掴めたと思われる。

    さすが。恩田陸先生。ラストそうなのかー。と。凡人のわたしの想像とは全然違ってたー。

    なぜか、最後の解説で涙がで溢れ、この本読んでよかった。ってまた感動。

    すごい作品は、すごい年月と、考え抜かれた思考の積み重ねで出来上がるのね。やり続ける事が大切なんだね。

    わたしも少々仕事が辛い。いろいろめんどう。って考えるのではなく、 とにかく行動しよう!


    さぁ。、読み終えたので

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    2026年07月07日
  • 鈍色幻視行 下

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    いろんな意味で『恩田陸』作品だった。物語をめぐる物語。
    とりとめのない会話とか、飛びまくるやりとりとか。
    閉鎖的な場所での息が詰まるような生活とか。
    そして、例によって終わりはモヤモヤする。
    私はそんな恩田陸が好きだからいいけど。
    古い映画や俳優さんが見え隠れするのも通常運転。
    恩田作品が好きならば、お勧め。

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    2026年07月06日
  • ドミノ

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    総勢27人と1匹の登場人物たち。どこでどう絡むのか全く予想できなかったけど、あれよあれよという間にまさにドミノ倒しのように繋がっていく展開。読む手が止まりませんでした。誰と誰が絡むの?この先どうなるの?と心配する必要はありません。最後は綺麗にまとまります。いやいや、さすが恩田陸、凄い一冊でした。

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    2026年07月06日
  • 蜜蜂と遠雷(2)

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    亜矢ちゃんの本領が風間じん君によって再び開花される

    幼馴染みのマー君との出会いがさらに彼女を高みに導いていく

    これからの戦いがさらに熱を帯びて楽しみになる

    それにしてもこの絵がとてもうまくて作品の中に引き込んでくれている

    原作を知っていてもコミックでまた読み返したくなる作品です

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    2026年07月04日
  • ドミノ

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    あらゆる登場人物がそれぞれのストーリーを描く中、一つの事件につながって一つの物語が順番に進んでいく。まるでドミノのように。

    登場人物が多いマルチ視点の話は今どこの話かわからなくなるけど、1人ひとりの物語の長さ、登場の順番、描写がすごくわかりやすいので、あまりストーリーの迷子ならない。読みやすい!

    それぞれのストーリーが繋がった時のパズルのピースがハマったような爽快感や喜びはこの本の醍醐味なような気がする。

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    2026年07月04日
  • 蜜蜂と遠雷(下)

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    後半はちょっとお気持ちシーンとかが多いけど、でもそれでもとても良かった。音楽やコンクールのこと全く知らないけど。アヤが、今まで生きてきた人たち、これから生きる人達、今を一緒に生きている人達を回想する時少し泣いちゃった。

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    2026年07月04日
  • 黒と茶の幻想(下)

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    ネタバレ

    大学時代の友人男女4人がそれぞれの想いを深めながら登山をする
    登り下りあるものの景色は単調な山だからこそ思いは深まる
    私も霧深い山道を閉塞感のある空間を必死で歩いているような錯覚を覚える。自身の学生時代を思い出しながら
    ラストは明るい世界へ戻る。戻りながらもそれぞれの世界はまた霧や苦しい登り道が待ち受けているのかもしれない
    何年後かの再会を恩田陸氏は書いてくれるのだろうか
    蒔生の再婚ありに賭けます

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    2026年07月03日