恩田陸のレビュー一覧

  • 私の家では何も起こらない

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    丘の上にある古い洋館を舞台にするホラー作品。ホラーだが、怪奇現象の類いというよりは人の狂気が怖い。

    幽霊屋敷と言われるその家では、殺人事件や自殺などで多くの人が死んでいる。亡くなった方たちの狂気じみた歴史を辿る物語。

    じわじわと凍りついてくるような描き方で、謎解きをしているような気持ちにもなり、どんどん先が読みたくなる本だった。

    デジャヴは過去に幽霊が体験した出来事、という解説対談のエピソードもおもしろかった。

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    2025年05月06日
  • 夜明けの花園

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    恩田陸さんの作品 初めて読みました

    短編集で とても読みやすい小説でした

    絵の無い絵本が一番好きです

    理瀬さん睡蓮にも登場していました

    追いかけていきたいと思います

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    2025年05月03日
  • 訪問者

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    ネタバレ

    これ、どう回収できるんだろう?と途中で思わせるくらい
    多くの要素を提示して来て、結末が大いに気になり読むことが出来る。ただ、結末が少々荒くがっかりしたのも確か。この本の最大のミステリー要素である朝霧千沙子と映画監督の昌彦の死因が、闖入者である小野寺の推測で一堂納得するところに大いに違和感を感じる。また、澄子の旦那の死体はどう処理するのかも謎。むしろ真実を警察に伝えてもよいのではないか?確かに暴力を受けていた過去から殺意を疑われるのは間違いないと思うが早晩行方不明者は捜査されると思うが。あと、わざわざレプリカを作ってまで像の置物を玄関に置いた理由がわからない。
    とはいえ読んでいるときの「これ、い

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    2025年05月03日
  • 夜果つるところ

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    恩田陸さん、初めての作品。ミステリーに入るのかな。不思議な世界観と、色彩。天才肌っていう感じ?意外に好きかもしれない。自己投影できないところが、今の私にはよかった!

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    2025年05月02日
  • ネクロポリス 上

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    英国と日本の文化や歴史が入り混じった世界観が好き。主人公が学者の一面を持って目の前の出来事を分析していくので頭を整理しながら読める。 "コーヒーはやはりビジネスブレイクのような気がする。ビジネスがメインにあってコーヒーはあくまで息抜き。でも紅茶は紅茶のためのブレイク。一日は紅茶がメインで支配されていてそれ以外の時間は紅茶に隷属している"とか、ジュンや周囲のキャラクターが文化考察するアカデミックな要素もあって面白い。

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    2025年04月30日
  • 不安な童話

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    いったいどうなるんだろう?とサクサクと読み進んだ。
    生まれ変わりとか本当にあるのかもしれないなと思った。

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    2025年04月27日
  • ユージニア

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    恩田陸さんのミステリー長編。
    とある町の資産家の家で起きた大規模な毒殺事件を中心に関与した人たちのインタビューと合間に入る関係者達の視点から見る犯人と思われる人物達の描写から構成されている。

    読み進めていると、事件の真相に向かっているのかどうか分からず、一種の違和感が終始つきまとう。白か黒かと明確な感じではなくグレーを進んでいる印象。最後の方は解答らしきものが出はするものの、明言されてはおらず余韻が残る読後感。
    真実とは何かを考えさらる作品。

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    2025年04月25日
  • 月の裏側

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    舞台となっている土地にゆかりがあったので興味を持ち購入。得体の知れない恐怖が続くのにも関わらず、途中で中弛みすることなく、最後の最後まで緊張感を持って読めた。とても読み応えのある作品だった。

    本の内容には全く関係無いが、製本の都合かなにかでページ同士がくっついており、ペリペリと剥がしながら読むのが心地良かった。

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    2025年04月19日
  • 愚かな薔薇 下

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    終わり方はRDG(荻原規子さん)みたいだなーと思った。滅びゆくことが決まっている人類、抗う人類。「滅びゆくこと」の部分は作中では民間人にはあまり実感がなくて…静かに、終わりが始まる感じが。

    「一つになりましょう…」がここでも出てきた。
    集合体が一つの意識を持つというのはどういう感じなのだろう…感情がフラットになる、全員がそういう状態で、命が続いていく意味があるのか…

    身体が変わる=ものの見えかたが変わり、それは考え方も変える…当たり前なんだよなぁ…ほんとに。物理的に感じるものも違うのだから…男女もそうだし、大人と子どもも。単にお互いに「同じ感じ方だ」って認識してるだけの話だよなぁ。。スター

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    2025年04月16日
  • ネバーランド

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    進学校の男子寮で年越しを過ごす同級生4人の物語。年越しのたった数日を描いた小説だけど、長い年月を書いてるように濃い。
    あるゲームをきっかけに、4人それぞれが自身についての告白をしていく、というのが主な軸になっている。
    その告白が、結構ドロドロしている。ともすると陰鬱な、三面記事的な内容の告白なのに、小説全体がそうならずに進んでいくのは、恩田陸さんの力量なのかもしれない。
    監視する大人のいない、4人だけの生活で、自然と自分の秘密を明かす雰囲気になるのはわかる気がした。お泊りパーティーのような背徳感と普段とは違う近い距離感が、そうさせるよなぁと。
    そして、そこで流れていく時間こそがネバーランドなの

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    2025年04月16日
  • 愚かな薔薇 下

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    最高に恩田陸で一気に読んだ。
    やはり恩田陸には正しい小説では無く、こういう理屈や分析を超えたギリギリのファンタジーを書いていて欲しい。

    うすかわ一枚下に密やかに確かにある「その世界」
    ほんの少しまなざしを変えるだけで見えてくるそれを、わたしは知っていた気がする。
    そう、思わず「やっぱりそうだったんだ」と言いたくなってしまうような真に迫る語りこそが恩田陸の魅力なのだ。

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    2025年04月16日
  • 鈍色幻視行

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    なかなか長い本だったけど、、そのおかけでどっぷりと不思議な世界に浸ることができた。
    豪華客船の中での非日常のやりとりがよりいっそう恩田陸ワールドに誘ってくれたような気がする。
    結局どうなったのかというはっきりとした答えは導かれないけど、ふんわりと余韻を残して煙に巻かれた感じがよかった。
    好き嫌いが別れる作品かもしれない。

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    2025年04月13日
  • 夜明けの花園

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    雰囲気が薄暗くてとても好み。『麦の海に浮かぶ檻』とかもう題名だけでゾクゾクしちゃう。ファンタジックな短編もあれば妙に現実的な一編もあり、もしかしたら世界のどこかにこんな学校あるのかも、と思えてくる。

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    2025年04月12日
  • 木曜組曲 〈新装版〉

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    薬物によって亡くなった作家・重松時子にゆかりのある五人の女性が、その死の真相を推理する物語。

    ノンフィクションライター、純文学作家、流行作家、編集者、出版プロダクション経営者といった、物書き関連の職業に就いた女性の視点による言葉が、作者の想いを投影しているようで、興味深いものがありました。

    また、それぞれのキャラクターを通して、作者の多面性がさりげなく表現されているところにも、心惹かれます。

    心理サスペンス的な緊張感と、くだけた女子会を思わせる緩和のバランスも絶妙。
    特に、トマトと茄子のスパゲッティのエピソードが面白かったです。

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    2025年04月12日
  • 慄く 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    3冊の中で1番心踊るラインナップのアンソロジーだった。
    様々なタイプのホラーがぎゅっと詰まっていて面白かった。
    またこのシリーズが出て欲しい。

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    2025年04月11日
  • ネバーランド

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    恩田陸の本は何冊か読んでどれも好きだなあ。文章がスルスル入ってくる。
    松らい館の古くて重厚そうな雰囲気、若者たちの馬鹿馬鹿しく騒ぐ感じに相反して、それぞれのこころの重たいもの、それらを解放していく仲間たち。
    深刻な内容と、若さが放つ爽やかさが、異質ながら混ざり合った物語だった。
    幽霊になった?子については最後まで詳しくは明かされず、気になります。

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    2025年04月11日
  • 愚かな薔薇 下

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    謎が次々と明らかになっていく!
    様々なジャンルの要素を持ったこの話も見事にエンディングに向かい、すっきりとした読後感となりました。

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    2025年04月09日
  • 愚かな薔薇 上

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    恩田さんの長編小説は読みごたえがありました。確かに青春モノであり、ミステリーでもありますが、私は三体のようなSFの要素が大きいかなと感じました。
    上下巻一気読みです❗

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    2025年04月09日
  • 終りなき夜に生れつく

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    「夜の底は柔らかな幻」の短編。それを知らなくて短編から読んでしまったが、そんなの気にならないほどひとつひとつの話が面白く、読み入ってしまった!これが恩田陸!一気にハマってしまった!!

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    2025年04月07日
  • 歩道橋シネマ(新潮文庫)

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    恩田陸の歩道橋シネマを読みました。
    恩田陸版世にも奇妙な物語短編集でした。

    「降っても晴れても」は工事現場の事故に巻き込まれた男性の物語でした。
    彼はなぜその時間にその場所を歩いていたのか、短編ながら面白く読みました。

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    2025年04月04日