ノンフィクション作品一覧

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  • もし、フネさんが70人集まったら? 私たち、まだまだこれからよっ!!
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    「生涯現役」を合言葉に、 光輝高齢者の輝く道をご紹介 激動の時代をくぐり抜け、戦後の日本を支えてきた70人のフネさんたち。 70通りの人生模様は、愛と涙と笑いのエネルギーが盛りだくさん! フネさんたちは、パワフルウーマン! 生涯現役で「感謝」の気持ちを胸に抱き、 これからも元気をみんなに届けてくれる。
  • もし、プロのスコアラーがあなたの野球チームにいたら何をやるか?
    3.0
    <アマチュア野球にはデータ分析への「誤解」がある> プロ野球ならいざしらず、アマチュア野球に関していえばデータ分析を取り入れるのが難しいというのも理解できます。まず、そもそも人手が足りません。もちろん、時間もお金もないでしょう。状況的に、データ分析すること自体が難しいのです。「データがあれば有利になるけれど、とてもじゃないが手がつけられない」というのが実情だと推測します。 確かにそのとおりです。後述しますが、わたしはこのなかでも、特にデータ分析を担う人手を確保することについては、もっともハードルが高いと考えています。 その一方、「最初からあきらめるのは、もったいないことではないか?」とも思っています。なかなか一歩目を踏み出すことができない背景には、「そこまでする重要性や必然性はないのでは?」と思ってしまう「誤解」があるからだと見ています。これまでに、わたしがよく耳にしてきたものをいくつか挙げてみましょう。 1、アマチュア野球の多くはリーグ戦ではなくトーナメント方式による一発勝負なので、データを取る意味がそこまでない。 2、データ分析をするには、ひとつの相手に対して複数の試合データを取らなくてはならないので、とてもやりきれない。 3、映像がないとデータは取れない。映像を撮るための道具や設備がない。あるいは、ルール上、映像を撮ることが禁止されている。 4、そもそも、正確なデータを取れない。そういった能力を持った人材がチームにいない。 5、データ分析をして攻略のプランを立てたとしても、そのとおりに選手が動けない。 ざっと、このようなところでしょうか。これらの誤解に対して、本書で一つひとつクリアにしていきます――(第1章より)
  • もしも今日、あなたの大切な人が亡くなったとしたら
    -
    お見送りの場であるお葬式は、故人の人生の締めくくりの場になるだけでなく、故人と関わりのあった人たちにも深く影響を与えるものになる、と安部氏は言います。故人への感謝の気持ちが深まり、遺された家族の絆が強まり、憎み合っていた関係が修復する――。お見送りの場で起きた感動的なエピソードは、参列者の心に幸せな記憶を作り上げ、思い出すたびに温かい気持ちになります。特定の葬儀社には所属せず、俯瞰した視点で数多くの「葬儀の現場」を見てきた葬祭コーディネーターが、強く印象に残る事例を紹介。その具体例の数々は読者の心を動かし、自分や家族、大切な人の見送り方を考えたくなります。
  • もしも刑務所に入ったら - 「日本一刑務所に入った男」による禁断解説 -
    3.3
    もしも、あなたが刑務所に入ったら……。 誌上でリアルな驚きの体験ができる一冊。 ・刑務所に抱きやすい誤解から ・入所から退所するまでの流れ ・受刑者たちの暮らしや楽しみ ・刑務所の知られざる内部事情 ・刑務官の過酷な仕事――まで 平易でわかりやすい言葉で追う。 法務省刑事施設視察委員会委員長等を歴任した、「日本一刑務所に入った男」だからこそ語れた、今までの本にない、刑務所新書が誕生しました。 ----------- (著者より) 単純に刑務所内部の様子を紹介するにしても、刑期を終えた元受刑者や、退官した刑務官から漏れ伝わる情報が十分すぎるほど世の中に出回っているのも事実である。 とは言え、刑務所に何度も服役していた人でも、せいぜい数ヵ所が限界だろうし、刑務官として士官していた人であっても、全国各地に配属されることはない。 私は法務省矯正局関連の評議員や刑事施設視察委員会委員長として、刑務所はもちろん少年院や女子少年院など、全国各地の矯正施設を視察してきた。言い換えれば、「日本一、刑務所に入った男」と言っても過言ではない。それだけに、本書で初めて書き記すこととなるサンクチュアリの情報が多聞に及んでいることだろう。 もしも刑務所に入ったら―――と、想像しながら一読して頂ければ幸いである。 (構成) 序章 刑務所に足を踏み入れるには? 第一章 「罪」によって行き先が決まっている 第二章 刑務所の暮らしはどんなものか? 第三章 受刑者の楽しみと癒し 第四章 刑務官とはどのような職務なのか? 第五章 刑務所が抱えている問題 終章 出所後の生活 その驚きの実態の数々に、ページをめくる手がとまらなくなる。 ――――と同時に、決して悪いことがしたくなくなるはずです!
  • もしもし、アッコちゃん?~漫画と電話とチキン南蛮~
    4.1
    電電公社勤めの一族に生まれ、子どものころからお絵かきが得意だったアッコちゃん。利発でちょっとやんちゃ、子どもながら好みがはっきりしているアッコちゃんは、周囲の大人を振り回しつつ、宮崎の自然とのんびりした人々の気質にはぐくまれ時には鍛えられ、才能を開花させていきます。アッコちゃんの成長と日本の人気漫画の変遷をタテ糸に、電話の進化をヨコ糸に、昭和末期から令和までの著者の半生を“笑い”とともに綴ります。
  • もしもし、生きてていいですか?
    1.0
    『NEWS ZERO』や『朝日新聞』で大きく報道された、24時間いつでも自殺志願者からの相談電話を受ける篠原鋭一住職の活動とメッセージを収めた渾身の一冊。現代の日本で自殺者が増え続けるのはなぜか、篠原住職が命の救済活動を始めた動機とは、そして篠原住職が出会ってきた自殺志願者達の叫びとは。「私と友達になろう」「人生は各駅停車でいいんだよ。」生きることに迷い、疲れた人の心へ届けたい、救いのメッセージ。

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  • もしも土方歳三が警部だったら2 コストカッター殺人事件 坂本龍馬の冤罪を晴らせ!
    -
    さっと読めるミニ書籍です(文章量シリーズなし) 【書籍説明】 世界的な総合電機メーカー・ヤマトの代表取締役会長スペード・キングが殺害された。 キングは、倒産の危機に陥ったヤマトを再建するために多国籍企業パークス・ファンドから迎えられた男で、コストカッターの異名がある。 ヤマト傘下の電子機器メーカー・海援テクノスの社長坂本龍馬に殺人容疑がかかった。 スペード・キングのバックには巨大な国際資本が控え、捜査が難航すれば国際的な問題に発展する恐れがある。 警視総監は警視庁捜査一課特殊凶悪犯罪捜査班に速やかな解決を命じた。 特殊凶悪犯罪捜査班を率いる土方歳三警部は、キング殺人の裏にはヤマト社内の紛争や国際巨大資本の横暴が潜んでいることに気づいた。 パークス・ファンドは坂本龍馬を罠にかけ、開発した新装置を奪い盗ろうとしていたのだ。 国際資本に操られる政治家が、歳三の捜査を妨害し圧力をかける。 土方歳三警部は真犯人を突き止め、坂本龍馬の無実を証明できるだろうか? 【目次】 コストダウン三割 コストカッター 第一容疑者 セキュリティシステム ロボット制御装置 夢に懸ける男 パークス・ファンド 内部告発 冤罪要求 動機と機会 真実の価値 真犯人逮捕 夢の実現
  • もしも土方歳三が警部だったら・・・土方警部VS爆弾魔 歳三は爆発を止められるか?30分で読めるシリーズ
    -
    さっと読めるミニ書籍です(文章量24000文字以上 32,000文字未満(30分で読めるシリーズ)=紙の書籍の50ページ程度) 【書籍説明】 公園・居酒屋・ホテルのプールと爆破事件が続き、爆発規模はだんだん大きくなる。ネットには「ボンバーデビル」と名乗る投稿者から爆発現場の動画が投稿された。 特殊凶悪犯罪捜査班を率いる土方歳三警部は犯人捜査に全力を尽くすが、なかなか犯人像が掴めない。 焦る土方を嘲笑うように、都立病院が爆破された。病院には池谷由美子都知事が視察に来ていた。 都知事は無事だったが、ネットでは過激派が犯行声明を出し、ボンバーデビルと対決した。ネットの炎上は止められない。 ついに警備部が乗り出し、「刑事部は手を引け」と言う。 しかし、天才科学者沖田総司が犯人のプロファイルを行うことができた。浮かび上がる犯人像は過激派政治犯とは程遠い。 ボンバーデビルはネットで池谷都知事爆破予告を行った。だが、歳三の勘は違う場所で爆破が起きると予想する。 歳三の勘は的中するのか?土方歳三は爆破を止められるか? 【目次】 居酒屋爆破 ボンバーデビル 無差別殺人 女性都知事 犯行声明 赤い兵士 合同告別式 爆破予告 容疑者 逃亡 標的 豊洲シーパーク 花火
  • もしも戊辰戦争が起きなかったら・・・?歳三と竜馬は日本の内戦を回避できるか?30分で読めるシリーズ
    -
    さっと読めるミニ書籍です(文章量24000文字以上 32,000文字未満(30分で読めるシリーズ)=紙の書籍の50ページ程度) 【書籍説明】 慶応三年十二月八日、徳川慶喜は少年天皇より「公儀政体を整え、滞りなく政務を遂行せよ」との勅命を受けた。徳川将軍家は諸侯会議の盟主(議長)となり、政務執行権を握り続けることになった。 しかし、十二月の半ばを過ぎると、長州藩の態度が変わってきた。再び倒幕・討幕に向けて走り始めたようだ。薩摩藩は不気味に沈黙を続けた。 坂本龍馬から土方歳三に急報が届いた。「長州軍艦が神戸に入港して動かない」というのだ。 突然、少年天皇が病に倒れた。慶喜をはじめ列侯はだれも面会を許されず、朝議が開かれることも絶えた。 正月を五日後に控えて、「長州藩が少年天子を軍艦に乗せ、長州へ連れ去った」ことがわかる。 歳三は龍馬とともに幕府海軍の軍艦で長州の軍船を追った。 前代未聞の「接舷作戦」で、歳三は帝を救出できるのか?龍馬は討幕の挙兵を阻止し、日本の内戦を防ぐことができるのか? 【目次】 公儀政体 銃声一発 龍馬の密使 討幕の勅命 天子の行方 少年天皇 回天出航 新選組屯所襲撃 馬関海峡海戦 開陽出動 洋式軍備 内乱回避 日本の夜明け
  • もしも魔法が使えたら 戦争孤児11人の記憶
    4.3
    もしも魔法が使えたら、お母さん、あなたに会いたい!戦争孤児12万3000人。東京で、山形で、神戸で、空襲により孤児となった11人の少年少女たちの生きるための戦い。【解説より】苦しみに耐える子どもの顔は、あまりにも優しい。この絵本の魅力は、残酷な現実にもかかわらず、生き抜く子どもたちの美しい表情との対立にある。野田正彰(ノンフィクション作家・精神科医)
  • もしも義経にケータイがあったなら
    3.5
    「あー、もしもし、兄ちゃん? オレオレ。」と電話をかけてたら!――牛若丸とも言われ、現代でも人気の「源義経」は、“1192(いい国)作ろう鎌倉幕府”でおなじみ、鎌倉幕府を創設した「源頼朝」の弟。戦にめっぽう強く、数々の功績を挙げたが、兄・頼朝に嫌われ失脚した。その理由は……周囲の武士に嫌われていた、頼朝への釈明書がウザい、そもそも独断で決めすぎ…etc。そう、もしも義経が、社内営業ができてたら! 始末書の書き方を知ってたら! ケータイを持ってたら! 歴史に“もしも”をあえて持ち込み、更に現代社会に置き換えて解説。小難しい歴史が面白くてわかりやすい!

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  • 文字を超える 私の履歴書
    5.0
    大ヒットしたワープロソフト「一太郎」の生みの親が語る、夫婦で歩んだ山あり谷ありの物語。 29歳で脱サラして夫婦二人、徳島で創業。大ヒットしたワープロソフト「一太郎」を生み出したジャストシステムは、日本を代表するIT企業に上り詰めました。その後、ジャストシステムを離れましたが、60歳で再出発。新たに設立したコンピューターソフト会社、MetaMoJi(メタモジ)が開発したタブレット用の手書き入力ソフトは、学校や建設現場などで広く使われています。2022年3月、日本経済新聞に連載された「私の履歴書」をもとに大幅加筆。夫婦で歩んだ山あり谷ありの物語です。 「初子と二人でつくったジャストシステムは『一太郎』という大ヒット商品を生み出した。それまでは手書きが普通だった。コンピューターで日本語の文章をつくる作業を誰でも簡単にできるようにしたことは、私と妻にとって大きな誇りだ。日本人の知的生産性の画期的な向上に私たちなりに貢献できたと考えている。(中略)本書では、ジャストシステムで、そしてメタモジで駆け抜けてきた歩みを振り返りたい」(まえがきより)
  • MOCT 「ソ連」を伝えたモスクワ放送の日本人
    3.7
    【2023年 第21回開高健ノンフィクション賞受賞作】 MOCT(モスト)とは、ロシア語で「橋」「架け橋」のこと。 カバーの写真は、モスクワ市ピャートニツカヤ通り25番地にあったモスクワ放送。 その6階に「日本課」はあった。 東西冷戦下、そこから発信される日本語放送。 その現場では、少なくない数の日本人が業務を担っていた。 彼らはどんな人物だったのか。 そして、志したのは報道だったのか、 プロパガンダ(政治的宣伝)だったのか。 それとも、両国に「MOCT(架け橋)」を築くことだったのか……。 (登場人物の一部) ・東側ではご法度のビートルズを流した元民放アルバイトの男。 ・戦時中、雪の樺太国境を恋人と越境した名女優。 ・シベリア抑留を経て、迷いに迷って残留した元日本軍兵士。 ・ソ連亡命後に帰国。ロシア語学校を開設し、後進の育成に尽力した、謎のロシア語使い。 ・ラジオを愛して、早逝した女性ロック歌手。 ・「とにかく酷い目にばかり遭った。それでもロシアを信じたい」と語るアナウンサー。 ……など。 【選考委員、大絶賛】 書き手の静かな理性の膂力(りょりょく)に触れた読み手の心は、快い驚きに満たされずにはいられない。 ――加藤陽子(東京大学教授・歴史学者) ソ連(ロシア)の国策メディアであるモスクワ放送にかかわった日本人たちの有為転変を丹念に浮き彫りにしていて、最も好感が持てた。 ――姜尚中(政治学者) 反ロシア一辺倒の時代だからこそ、争いから独立した市民レベルの「MOCT(架け橋)」を考える本作。未来へと続く橋となった。 ――藤沢 周(作家) どんな厳しい制約がある時代にも架け橋になろうともがく人たちがいる。青島記者もそのひとりかもしれない。 ――堀川惠子(ノンフィクション作家) (選評より・五十音順)
  • 木琴デイズ 平岡養一「天衣無縫の音楽人生」
    4.5
    1907年生まれの平岡養一は独学で木琴を学び、22歳で「木琴王国」アメリカへ渡る。NBC専属となり、毎朝15分のラジオ番組をもつようになる。やがて「全米の少年少女はヒラオカの木琴で目を覚ます」と言われるほどの人気を得て、日米開戦の朝まで11年9ヵ月もの間、放送を続けた。帰国後も『紅白音楽試合』(NHK『紅白歌合戦』の前身)に出場するなどして、国民的音楽家となっていく。音楽家が描く痛快な音楽家の物語。
  • もっと言ってはいけない(新潮新書)
    3.9
    この社会は残酷で不愉快な真実に満ちている。「日本人の3人に1人は日本語が読めない」「日本人は世界一“自己家畜化”された民族」「学力、年収、老後の生活まで遺伝が影響する」「男は極端、女は平均を好む」「言語が乏しいと保守化する」「日本が華僑に侵されない真相」「東アジアにうつ病が多い理由」「現代で幸福を感じにくい訳」……人気作家がタブーを明かしたベストセラー『言ってはいけない』がパワーアップして帰還!
  • もっと知りたい! 長宗我部元親 「四国の雄」のすべてが楽しくわかる
    -
    戦国屈指の人気を誇る武将・長宗我部元親。半農半兵の一領具足を巧みに戦へと動員し、見事、四国全域にわたる領土拡大を果たし、天下取りの野望を抱いた知勇兼備の名将である。ここ数年の戦国ブームにともない、元親の知名度は急上昇中だが、「まだまだ逸話などが断片的に伝わるだけで、詳細がよく分からない」というのが現状ではないだろうか。本書は、元親がもっとも輝いていた「土佐統一戦から四国統一戦」に焦点を当て、その魅力のすべてを、独自の愉快なキャラたちがユーモアたっぷりに分かりやすく紹介する、新感覚歴史読本である。各章末には通説とは異なる新説を紹介する「コラム」を掲載し、また、巻末には一族・家臣はもちろん一般的にはあまり知られていない四国内の関連武将も多く取り上げた「人物事典」や、一度は訪れてみたい元親ゆかりの名所を厳選して紹介する「関連史跡」など、元親ファン垂涎の情報満載の一冊!
  • 最も危険なアメリカ映画 『國民の創世』から『バック・トゥ・ザ・フューチャー』まで(集英社インターナショナル)
    3.8
    暴走するアメリカ民主主義──その「原型」はハリウッド映画の中にあった! 「トランプ現象」は突然起きたものではない。それは言うなればアメリカ建国のときからの「病巣」であり、それを誰よりも鋭く見抜いていたのが映画人たちだったのだ。いま、映画を語らせれば右に出る者はいない町山智浩がその蘊奥を尽くして語る「映画から見たアメリカの病理」。その深層に触れたとき、あなたはきっと戦慄するであろう。ハリウッドが封印しつづけた米国の恥部とは? 映画史上最高の傑作がKKKを蘇らせた? ディズニーが東京大空襲をけしかけた? トランプは60年前に映画で予言されていた? 映画評論家町山智浩のライフワーク、ついに結実!
  • もてなしの心 赤坂「津やま」東京の味と人情
    5.0
    小泉純一郎、渡辺淳一、谷村新司、志村けん……。数々の著名人を虜にする赤坂の名店「津やま」。そのおもてなしのルーツは「家庭料理」と「東京の味」である。本書は、店の主人・鈴木正夫氏が自らが修業した昭和30年代の銀座の思い出を交えつつ、家庭料理、そして東京の味についての想いを語るもの。鈴木氏は言う。「料理屋の料理ではなく家庭料理こそが一番大切です」。おいしい家庭料理があってこその日本料理、それが氏の持論である。そしてもう一つ、鈴木氏が大切にしているのが東京の味。「東京の素材に誇りを持ち、京都の料理に負けないものを作る、それが私の夢です」と。料理、食卓、銀座の町と厨房の仲間、魅力的な客人たち……。そしてそれらを優しく包みこむ人情。ノンフィクションの第一人者、野地秩嘉氏の聞き書きによる、小さな料理屋の大きな「おもてなし」の物語。なぜ「津やま」が多くの人に愛されるのか、それがよくわかる一冊。

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  • 元いじめられっ子のクソヤンキーが勝手に起業させられて月収100万円になった話
    -
    いじめられっ子だろうが学歴なしのクソヤンキーだろうが、 生き方次第で人生は上手くいく! 元いじめられっ子で高校デビューのクソヤンキーだった著者が、 一日200円しか使えないダメニートの時期を経て、 月収100万円オーバーの代表取締役になるまでの軌跡を描く。 いじめから無期停学、だめニート時代のエピソードまですべてが実話。 その上で、どのような行動が20代にして 会社を年商3億円にまで成長させたのかを解説してくれる。 会社設立当初は請求書の書き方すら知らないダメ社長。 普通なら、色々勉強して準備してから起業したいと考えるだろう。 しかし著者は、そういう小手先のノウハウは起業した後に覚えればよいと言う。 もし、「起業したい」と思っているのならまずは「設立してしまえばよい」のだ。 もし、下積みが必要だと感じた場合は、 仕事を任せてくれるベンチャー企業で半年程度学んでみるのが良い。 なぜなら、規模が小さい分、 会社というものの仕組みやお金の流れ、経営というものを間近で見ることができるからだ。 逆に大きい会社はそういったものが見えづらい。 また、著者は何をしたいのか見えない人に向けて 以下の4つを意識してみたらと説く。 1死んだときにどんな人だったと言われたいか考えてみる。 ちなみに、自分は「自由で明るくて楽しそうな人だった」と言われたい。 2「欲」を持ってみる。 自分の欲がわからない人は、自分に何でもいいから質問してみる。 例えば40歳くらいになったとき、家くらい持っていたいか?など。 3自分がコツコツ系かジャンプ系か見極めてみる。 コツコツ系は習ったことを確実に習得しながら ひとつずつ階段を上っていくタイプ。 ジャンプ系は自分を追い込んで一気に前に飛んでいくタイプ。 世間はコツコツ系のほうが多いし、自分はジャンプ系だと錯覚して、 中途半端に一気にやろうとすると失敗する。 4自責モードが必要。 自責モードは全て何事も自分の責任だと考えて行動すること。 例えば「赤信号だから止まろう」ではなく 「赤信号は危険で事故るかも知れないから止まろう」 と自分の意志による選択に変えてしまうこと。 今は、「元クソヤンキーの会社など、どうせ怪しい会社でしょ」 というにはまとも過ぎる会社を経営している著者。 そこに至ったその行動と考え方を余すことなく描いている。 普通に学校に通い、普通に就職するのも悪くはないが、 レールを外れてしまったからと言っても 意外となんとかなるなと思えてしまう1冊。
  • 本居宣長(上)
    4.3
    「とにもかくにも人は、もののあはれを知る、これ肝要なり……」。本居宣長七十二年の生涯は、終始、古典文学味読のうちに、波瀾万丈の思想劇となって完結した。伊勢松坂に温和な常識人として身を処し、古典作者との対話に人生の意味と道の学問を究めた宣長の人と思想は、時代をこえてわれわれを深い感動の世界につつみこむ。著者がその晩年、全精力を傾注して書きついだ畢生の大業。

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  • 元警察官僚 四方修 自叙伝 双頭の頂
    -
    戸塚ヨットスクールの検挙、グリコ・森永事件、豊田商事事件、山口・一和の抗争事件、警察庁指定第一一五号事件など、警察官僚として幾多の足跡を残した四方修。大阪府警察本部長を務めた後は会社経営者へ転じ辣腕を振るう。官民両方を勤め上げた男が記した波乱万丈な人生の軌跡。

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  • 元刑務官が明かす刑務所のすべて
    3.0
    『元刑務官が明かす死刑のすべて』の著者が、こんどは刑務所をご案内。衣食住から医療・作業・差入れ…すべてがキッチリ規則で決められた生活とはどんなものか。大の男が音を上げる、地獄の新人教育とは? 刑務所帰りがかかってしまう“ムショ後遺症”って? 服役者には超実用的な、そうじゃない方には興味つきない教養書。2007年改正の新法下での逮捕・拘留、判決、刑の執行、仮釈放の流れについても詳しく解説。身近になってきた裁判の「その先」が分かる!
  • 元刑務官が明かす死刑のすべて
    3.8
    死刑囚といちばん長い時間を過ごすのは刑務官。起案書に何十もの印鑑が押され、最後に法務大臣が執行命令をくだすまで、死刑囚はどんな特別処遇を受けるのか? 遺族が呆れる極悪人の素顔とは? なぜ死刑執行は処刑の後に告知されるのか。死刑執行を担当する者の苦悩……劇画「死刑執行」(緒方りる・画)やドキュメントノベル「死刑囚監房物語」など、多彩な切り口で死刑について紹介。刑務所の腐敗が報道される昨今、現場にいなければ判らない、死刑のすべて!
  • 元公安調査庁2部長が教える「統一教会」問題 本当の核心 安倍元首相はなぜ撃たれたか
    -
    本書は「統一教会」問題の本当の核心は、歴史的な視点を取り入れた日韓関係、日朝関係、日米関係の中でしか見えてこない大きな問題であることを説明する。安倍元首相の銃撃事件が示唆する国際政治上の意味についても論究する。

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  • 元女子、現男子。 忘れたい過去もある。けど、それを含めて僕だと気づいた。
    4.0
    僕はもともと女性で、今は男性です。 正直、めっちゃ生きるのに悩みが絶えなかった。 自分がどう生きていくのか ずっと悩んでいた。   けど、これって僕だからじゃなくて、みんなそうだと思います。 どう生きていくのか? どんな未来になるのか? わからなくて、悩んで。 悩むたびに「正解」を探す。 自分は正しいのか? 間違っていないだろうか? その「正解」は誰が決めたものなのか。それも考えずに、「こうあるべきだ」に囚われ、ただ型に自分をはめてしまっているのではないのか? この世に生まれて30年。 今、やっと「自分らしく」生きるためのスタートを切れた気がします。 それは「元女子」だと公言し、YouTuberとして発信して、たくさんの人に知ってもらって、見てもらって、「自分は自分のままで生きていいんだ」と思えたからです。 よく、「自分らしさを大切に」「個性を大切に」そんなことを耳にしますよね。 でもさ、「自分らしく」生きるってどういうことなんだろう? そもそも、「自分らしさ」ってなに? 何を大事にすればいいのか分かんない……僕もそう思うことがありました。 今、何かに悩んでいたり、これから先どうしたいか分からない。 そんな人に、僕がもともと女子に生まれて、男に性転換して、YouTuberとして生きて、どうやって「自分らしさ」を見つけたのか? どう悩んで、どう向き合ってきたのか? その考え方を、お伝えしたいと思います。 少しでも、何かのきっかけになれますように。
  • MotoGP 最速ライダーの肖像
    4.0
    F1と並ぶモーターレーシングの最高峰、MotoGP。むき出しの体で時速三五〇kmのマシンを操り、命懸けの接近戦を繰り広げるライダーとはどういう人間なのか? チャンピオンに輝いた者、敗れ去った者、日本人ライダーなど全一二人の男たちの、勝利に賭ける執念、コース外での駆け引き、チームとの絆、ケガ、トラブル……。レース中継では映らない彼らの素顔を、二〇年間、間近で取材し続けてきたジャーナリストが描き出す。
  • 元大学院生が体験した精神病院の閉鎖病棟隔離部屋~過呼吸症候群と統合失調症~
    -
    27歳の時iに、過呼吸症候群になり、体調が一気に悪化、その後、統合失調症(主に幻聴)になり、精神病院に入院した著者が体験した過呼吸症候群と統合失調症、精神病院での入院生活についての体験談!
  • 元・中国人、日本で政治家をめざす
    -
    歌舞伎町から永田町へ――新たな挑戦!! 2015年4月の統一地方選で全国的に大きな話題を集めたのが、 この年の2月に日本国籍を取得したばかりの元・中国人で、 「歌舞伎町案内人」として知られる著者・李小牧の新宿区議選出馬。 そこで彼が体験したのは「生まれて初めての民主主義」だった。 27年間、「在日中国人」として生きてきた著者が、 なぜ今、日本に帰化し、逆境の中で政治家をめざすのか。 これまで明かさなかった父の思い出から、悪化する中関係への苦言まで、 思いのすべてを語る。
  • 元内閣法制局長官・元最高裁判所判事回想録
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    通産省での激務、知恵の限りを尽くした内閣法制局、守り通そうとした憲法解釈、公平で理論的な判断を心掛けた最高裁判所。通産省20年、内閣法制局20年、最高裁判所6年と、その持ち場で国家の縁の下の力持ちの役割を果たした著者の仕事ぶりを克明に描く。内閣法制局では、法体系の整備に努める官僚と政治との緊張関係が浮き彫りになる——。  その傍らで楽しんだ私生活や子育てとともに「七転び八起きの人生」を、いま、振り返る。
  • 元役員が見た長銀破綻 バブルから隘路、そして……
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    日本長期信用銀行=長銀は、エリート集団を擁し、風通しの良い行風で知られていた。戦後日本の経済成長を支え、超優良銀行だった長銀が、消滅への道を歩まされたのはなぜだったのか? 能力ある若手を登用できない組織、バブルに踊った中堅行員たち、そして巨大な不良債権をひたすら隠蔽する役員、起死回生策のはずが、逆に崩壊に拍車をかけることになった外資との提携……。長銀役員だった著者が、崩壊までの道程を、在任当時のメモなどからリアルに綴った苦渋の手記。
  • ものいう患者 参加する医療を求めて
    -
    著者は、市立病院を定年退職後もいくつかの病院で医療活動に従事していた。しかし、自身が「IV期胃がん」であることがわかった73歳のとき、完全に医者をやめて患者になり切ると決めた。そして現在、肺気腫と、肝臓に転移のあるIV期胃がん(進行がん)の治療を受けている。どちらも治ることのない病気だが、症状を改善するための治療を続けている。本書では、最初は肺気腫の、続いて胃がんの治療の経過を綴る。ふたつの病気の治療とそれぞれの薬の副作用が重なり合って、いずれに原因を求めるべきか、どう対処すべきかの判断が遅れて右往左往したことなども詳細に振り返る。「任せる医療」から「参加する医療」への転換によって、患者に期待される役割はどうなるのか。病気とどう向き合うのかを考える一助となる良書。

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  • 物語 イタリアの歴史II 皇帝ハドリアヌスから画家カラヴァッジョまで
    3.8
    ローマ、テーヴェレ河畔に威容を誇るカステル・サンタンジェロ(聖天使城)は、紀元2世紀に皇帝ハドリアヌス自らの陵墓として築かれて以来、数々の歴史的事件に立ち会ってきた。本書はハドリアヌス帝、大教皇グレゴリウス、ロレンツォ・デ・メディチ、画家カラヴァッジョら8人をとおして、古代ローマ帝国の最盛期からバロック文化が咲き誇った17世紀までの1500年を描く、もうひとつの「歴史=物語」である。
  • 物語 上野動物園の歴史 園長が語る動物たちの140年
    4.0
    明治五年、湯島の展覧場にオオサンショウウオなどが展示されて以来、140年の歴史を持つ上野動物園。明治期には、ニホンオオカミやトキが飼われ、徳川慶喜がナポレオン三世からもらったウマも暮らしていた。戦中には猛獣殺害という悲劇もあったが、いまでは飼育種数では世界有数の動物園に育ち、教育・環境保全などでも重要な役割を担っている。園長自身が激動の歴史を、代表的な動物たちのエピソードとともに案内する。
  • 物語・女市場
    -
    昭和6年に「現代女いちば」の書名で出版され、当時のベストセラーとなった。明治以後の売春風俗史の古典的著作。

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  • 物語 スペインの歴史 人物篇 エル・シドからガウディまで
    3.6
    国土回復のイスラム掃討戦で勇名を馳せた伝説の騎士エル・シド、皇帝カルロスの生母ながら幽閉の半世紀をすごした悲劇の女王フアナ、新大陸支配における同胞の悪行を告発した修道士ラス・カサス、不朽の名作『ドン・キホーテ』の著者セルバンテス、数多の傑作を描き残した宮廷画家ゴヤ、そして未完の聖堂サグラダ・ファミリアの建築家ガウディ。時代や出身地、活躍した分野もさまざまな六人の生涯を通して千年の歴史を描く。
  • 物語創世 聖書から〈ハリー・ポッター〉まで、文学の偉大なる力
    4.5
    かつて口伝えで継承された物語は文字に定着されることで飛躍的な伝播力を得、やがて世界を変えた。古代文明から現代に至る各時代に世界の各地で祖型を更新していった、人類文明の基盤をなす数々の大物語を抽出解説する、ハーバード大教授による大胆不敵な文芸評論。
  • 物語論
    4.0
    人間はなぜ物語を必要とするのか?  精神分析、政治、戦争、神話、歴史、そして昔話、小説、うた――。 物語は社会のいたるところにある。 平家物語などの「語り物」やアイヌのユカラとの対比、源氏物語の婚姻制度と母殺しの阿闍世コンプレックス……日本列島の物語を起源から、そして世界文学との比較から考える。 「もの」とはなにか。 「語り手」は誰なのか。 物語理論の金字塔となる、伝説の東大講義18講、待望の文庫化! 【目次】 I 物語理論の進入点  1講 ものがたり と ふること  2講 うたとは何か  3講 うたの詩学  4講 語り手を導きいれる II 物語理論の基底と拡大  5講 神話から歴史へ  6講 神話的思考  7講 語り物を聴く  8講 口承文学とは何か  9講 昔話の性格  10講 アイヌ語という言語の物語 III 物語理論の水面と移動  11講 物語人称  12講 作者の隠れ方  13講 談話からの物語の発生  14講 物語時称  15講 テクスト作りと現代語訳 IV 物語理論の思想像  16講 『源氏物語』と婚姻規制  17講 物語と精神分析   18講 構造主義のかなたへ
  • 物語を忘れた外国語(新潮文庫)
    3.7
    大学で言語学やロシア語を教え、時にはチェコ語で講演もする。スラブ諸語を研究する言語学者が何より愛するのは小説である。『犬神家の一族』を英語版で楽しみ、『細雪』のロシア人一家についてあれこれ推理。スウェーデン語に胸をときめかせ、物語に描かれる大学教授の人望のなさに溜息をつく。文庫版書下ろしエッセイ「長い長い外国語の話」も収録。言葉はきっとあなたの世界を広げる翼になる。(解説・林巧)
  • 物乞う仏陀
    4.2
    25歳でアジア放浪の旅に出た著者。以前、難民キャンプで目の当たりにして以来気になっている、障害のある物乞いたち。彼らの人生の背景を知りたい。そんな思いを胸に、カンボジアの地雷障害者やタイの盲目歌手、ネパールの麻薬売人らと、共に暮らし共に食らい語り合う。インドでは、手足を切断され乞食として路上に置かれる子供達の存在を知り、命の危険を顧みず、マフィア組織に潜入取材を敢行する…。想像を絶する事実の重さが浮かび上がる、衝撃のドキュメンタリ!
  • モノに心はあるのか―動物行動学から考える「世界の仕組み」―(新潮選書)
    3.0
    永年にわたるダンゴムシやオオグソクムシなどの研究を通じて、心とは「隠れた活動体」であると定義した動物行動学者による最新作。「心」は、ヒト以外の生物にはもちろん、石などの無生物にさえあると説き、私たちが「何かをしたいと思う気持ち」にも、話す言葉にも「隠れた存在」はあるのだと、新たな世界の見方を提示する衝撃の論考。
  • モハメド・アリ : 合衆国と闘った輝ける魂
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 モハメド・アリが生命をかけて闘った真の相手は、徴兵を拒否したアリをリングから追放した合衆国であった。アリがタイトルマッチで迎え撃った、リストン、フレェージャー、フォアマン…など最強の挑戦者たちは、アメリカ総権力がアリを追い落とすために放った「刺客」であった。

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  • モバイルハウス  三万円で家をつくる
    3.9
    路上生活者の老人から啓示を受け、ノウハウを学んだ著者は、予算三万円足らずで「移動できる家=モバイルハウス」をつくりあげた。およそ二畳間大のモバイルハウスは、思いのほか、快適な空間だった。そして、土地とは何か、家とは何か、住むとはどういう営みなのか……等々、根源的な思考をうながしてきた。それは、小さいけれど壮大な、社会実験の装置だったのである。前著『独立国家のつくりかた』で提示された「一人で国をつくる」という思想は「一人で家をつくる」という実践から生まれた。著者の原点を余すところなく開示する、痛快なドキュメント。【目次】はじめに/一 実験の始まり/二 土地は一体誰のものか/三 モバイルハウスは家か、車か?/四 自力で家を建てるということ/五 多摩川文明を訪ねる/六 モバイルハウスをつくる/七 インフラを整える/八 駐車場を借りる/九 東日本大震災とモバイルハウス/十 モバイルハウスでの生活/十一 一つ屋根の下の都市生活/十二 モバイルハウスヴィレッジ計画/十三 新しい土地の使い方を考える/十四 家とは何か/おわりに
  • モフモフはなぜ可愛いのか―動物行動学でヒトを解き明かす―(新潮新書)
    3.8
    ヒトはなぜモフモフしたものを可愛いと感じるのか? 血のつながりと自爆テロとの関連は?――長年、様々な野生動物の行動と習性を研究してきた著者が、SNS上で「ヒトという動物」についての疑問を聞いたところ、硬軟とりまぜて質問が殺到。本書では、その中から厳選した13の問いに対して、動物行動学の知見をもとに鮮やかに回答する。ホモサピエンスに特異的な行動の数々から、人間の本性を解き明かす。
  • もふもふフクロウ ガルーさんの休日
    5.0
    YouTubeをはじめ海外メディアで1000万回再生を突破して、全世界にファンのいるフクロウ(ベンガルワシミミズク)のガルーさん。「溶けるフクロウ」動画で、SNS上で人気を博したガルーさんが、おさんぽに出かけました! 古い町並みで、湖のほとりで、寺社で、公園で……時に愛らしく、時にカッコよく、時に背中で哀愁を醸し出す。そんなガルーさんと過ごす休日の風景を、数々の芸能人を撮影してきた大のフクロウ好きカメラマン、黒須みゆきさんが密着撮影しました! フクロウ好きの方も、まだフクロウの魅力に気づいていない方も、この写真集で、「フクロウと過ごす癒しの休日」はじめてみませんか?
  • 模倣の時代 上
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 明治以後,日本は欧米の文化を模倣することに奮闘してきた。しかし,幕末から深刻な社会問題となった米食地帯固有の奇病「脚気」についてはお手本がなかった。その予防治療法だけは日本人が自ら創造性を発揮して解決しなければならない大問題であったのだ。 徳川13代将軍も14代将軍も和宮も脚気で病没。さらに近代化の波とともに,脚気は学生と軍隊の間で大流行しはじめ,とくに軍医たちを悩ませることになった。しかし,原理はわからなくても治療はできる。自らも患者となった明治天皇は洋方医の処方を振り切って麦飯で脚気を克服し,軍隊でも高木兼寛や堀内利国の努力によって食事の改革が行われ,一時は脚気の撲滅も間近とさえ思われた。しかし,これは新しい戦いの開幕にすぎなかった。ドイツ帰りの軍医・森林太郎(森鴎外)を筆頭とする東大医学部系の医学者たちが,麦飯派に対して大反撃を開始したのである。 創造性とは何か。「小説よりも奇」なる歴史の真相は,まさに社会組織の問題であることを凄まじい迫力で示す。 ★★ もくじ ★★ 事のおこり 新しい時代の開幕と脚気問題    明治維新と医学の西洋化 第一部 天皇の脚気と,脚気病院における漢洋の脚気相撲    遠田澄庵の野望か,西洋医たちの陰謀か 第二部 高木兼寛の兵食改善による脚気撲滅作戦    陸軍と東大の脚気論と緒方正規の脚気菌発見 第三部 麦飯による脚気絶滅作戦の成功と軍医本部・東大医学部の対応    〈論より証拠〉と〈証拠より論〉の争い

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  • 森鷗外 学芸の散歩者
    3.3
    恋愛,性欲,大逆,殉死──多彩な,時に問題視される小説を次々に発表.翻訳や論争や雑誌活動にも精魂傾け,軍医高官として論文執筆や公務もこなす.荷風や啄木や一葉など後進の作家にも目をかけ,子どもたちからは優しいパッパと慕われる.「時代より優れ過ぎた人」鷗外の歩んだ遥かな道程を,同時代の証言とともに辿る決定版評伝.

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  • モリカズさんと私
    4.3
    伝説の画家・熊谷守一に魅せられた四人が、それぞれの流儀で迫る。 映画『モリのいる場所』関連カラー写真多数収録。 没後40年を迎えた画家・熊谷守一。2017年12月から国立近代美術館で回顧展が開かれているほか、2018年5月には熊谷をモデルにした映画『モリのいる場所』(監督:沖田修一 出演:山崎努、樹木希林ほか)が公開される。写真家・俳優・映画監督・新聞記者がそれぞれの流儀でモリカズ・ワールドに迫った軌跡を綴った。 モリとの出会い 藤森武(写真家。1942年、東京都世田谷区生まれ。昭和37年、写真家土門拳に師事) 1974年から76年にかけて熊谷邸に通って写真を撮影した当時の思い出と秘話。 「モリ」日誌 山崎努(俳優。1936年、千葉県生まれ。数々の映画・テレビ・舞台で活躍する) 『モリのいる場所』の撮影日誌。エッセイの名手としても知られる著者が、「どう演じるか」について綴った。名著『俳優のノート』に連なる演技論としても読み応えがある。 撮影まで 沖田修一(映画監督。1977年、埼玉県出身。ほかに『南極料理人』『横道世之介』など) 映画『モリのいる場所』のクランクインまでの苦闘の日々をユーモラスに描く。 仙人に聞いた話 田村祥蔵(元新聞記者。1937年、新潟県生まれ。「私の履歴書」で熊谷守一を取材) 『へたも絵のうち』取材で聞いた珠玉の言葉を紹介しつつ辿る、モリカズさんの生涯と作品。
  • 森と水と島の話 天売島応援プロジェクトと達人たち
    5.0
    「天売島応援プロジェクト」の現在地点 森の整備×馬搬集材×製材×建築×植栽=?? 今すべきこと、できることを明確にし、達人たちと力を合わせることから、まずは始めよう。 ――応援といいながら、一番楽しんでいるのは、わたしたちなのだけれどね。 かつて水不足に悩まされた北海道の離島で、人々の手により復活した「水源の森」。 その植林から約半世紀が経ち、過密に育った森に手を入れる時が来た。 森への負担を最小限に抑え、間伐材を島内で生かす達人たちのワザをご覧あれ!
  • 森に訊け
    -
    地球規模で進む、恐るべき森林破壊の実態を明かす、迫真のルポ。日本各地の原生林、アマゾンのジャングル、ドイツの黒い森、マレーシアの熱帯雨林が、見る間に失われていく。自らの足と目で調査するにつれ、背筋が寒くなるような焦燥感に襲われる。ほんとに人類は何をしているのか? まず森に訊け! 野放図な伐採、酸性雨など、現場に立って、世界の環境問題を根底から問いなおす。
  • 「森の演出家」がつなぐ森と人―五感を解き放つとっておきの自然体験
    4.0
    東京・奥多摩の森を中心に活動する「森の演出家」、土屋一昭。 自然の中での体験・体感を重視し、参加者に元気を与えるその活動は、 ビジネスパーソン、企業経営者、医療関係者、教育関係者など、 幅広い人たちの熱い注目を集めている。 また「森」「人」「食」をキーワードに独自に確立した「五感メソッド」によって、 森林ガイドとして自然とのふれあいの機会を提供するだけでなく、 地域創生サポート、婚活プロデュースなど、多面的な活動を展開している。 森の良さも怖さも知り尽くしているからこそ実現できる、リアルな自然体験。 リピーター続出の舞台裏を大公開!
  • 森の生活(ウォールデン)
    -
    ソローはマサチューセッツ州生まれ。ハーヴァード大卒業後、小学校の教師。ついでエマソンに私淑し、徹底した個人主義の実践としてウォールデンの池のほとりで2年間にわたって独居生活を試みた。本書はその報告であり、自然とともに生きることの意味を新たに問いかける。正式なタイトルは「ウォールデン…森の生活」という。

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  • 森のちいさな天使 エゾモモちゃん
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 エゾモモンガは北海道の森で暮らすリス科の小動物です。  クリクリの大きな瞳、そして小さくて丸いもふもふの体、ちょこんとした手足が見せるしぐさは、反則級のかわいさです。北海道のかわいい動物のトップ3にも挙げられるほどで、シマエナガなどと同様に森のアイドルとして大人気となっています。  ただし夜行性なので、シマエナガやエゾリス、シマリスなどに比べ、出会える確率は高くありません。動物園で見る機会はあっても、フィールドで会うのは難しく、憧れの存在といえるでしょう。  写真集『シマエナガちゃん』でシマエナガの魅力を世に広めた小原玲氏が、亡くなる直前にもっとも力を入れていたのがこのエゾモモンガの撮影でした。本書では、愛らしい日常の姿から、巣立ち直後の子どもたちの姿など、とっておきのかわいいを厳選しました。  編集・執筆には、長男の真斗さん、妻の堀田あけみさんも携わり、家族で編んだ写真集です。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 森保一の決める技法 サッカー日本代表監督の仕事論
    4.0
    「僕は単なる決める係」と語る森保一。2022年ワールドカップでは、個性豊かな選手をまとめ上げ、ドイツ・スペインを破るという歴史的快挙を成し遂げた。「非カリスマ型」として注目されるリーダーシップを支えるのは、選手時代から培われた「決断の速さ」だ。なぜ試合中に、まるで違うチームになったかのような豪胆な采配ができるのか。一瞬の判断のために、日頃どんな準備をしているのか。森保を長年取材し、挫折も苦労も見極めてきたジャーナリストが、その秘密に迫る。
  • モリーズ・ゲーム
    4.5
    一晩で億単位の金が動く、禁断の闇ポーカー。 L・ディカプリオ、T・マグワイアら著名人や名だたる投資家が通いつめた 賭博場の女性経営者の、栄光と凋落のすべて――。 映画『モリーズ・ゲーム』2018年5月11日(金)全国ロードショー! 配給:キノフィルムズ 監督・脚本:アーロン・ソーキン 出演:ジェシカ・チャステイン、イドリス・エルバ、ケヴィン・コスナー他 実在した超高額ポーカーの舞台裏。映画原作! 一夜を境に裏社会をのしあがるサクセスストーリー。驚異の実話! 田舎からLAに出てきたばかりのモリーはある晩、裕福な経営者からプライベートなポーカーの手伝いを頼まれる。連絡先リストにはレオナルド・ディカプリオら大物セレブや有名資産家の名が並び、一晩で稼いだチップは月収を超えた。その夜を境にして、モリーは億単位の金が動く極秘ポーカーの主催者に瞬く間にのしあがっていく。FBIに逮捕される朝まで――。謀略に満ちた裏社会の回顧録!
  • モリー先生との火曜日
    4.4
    スポーツコラムニストのミッチ・アルボムは、テレビで偶然、恩師を見かける。モリー先生は、体が動かなくなる難病に侵されていた。見舞いに訪れたミッチにモリーは言う。「憐れむより君の問題を話してくれないか」。毎週火曜日、二人だけの最後の授業が始まった。テーマは「人生の意味」について。

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  • モリー、100匹の猫を見つけた保護犬
    3.5
    失踪した猫を専門に捜す探偵犬が英国に存在する。元警部コリンはペット専門の探偵事務所を立ち上げたものの、悩ましいのは失踪した猫の捜索だった。コリンは猫を捜す探偵犬を自らの手で育てようと決心する。だが、候補犬さがしは難航を極め、半ばあきらめかけていたところに出会ったのが問題行動だらけの保護犬モリーだった。そしてコリンの根気強い訓練により、モリーの類い稀な才能が花開き……。一人と一匹の絆を描く感動のノンフィクション!/【目次】1 モリーの最初のテスト/2 嗅覚の勝利/3 私立探偵からペット探偵へ/4 変わるきっかけ/5 先駆的なプロジェクト/6 驚きの抜擢/7 ブランブル・ヒル・ファームでの訓練/8 フィリップ、ホリー、いたずらっ子モリー/9 バフィを取りもどせ/10 ブルーベルの森/11 犬とクサリヘビ/12 猫と川船/13 ノッティングヒルの悪夢のような事件/14 迷い猫といじわるじいさん/15 モリーと祖国を離れた猫/16 ブリクストンの家出猫/エピローグ/謝辞
  • モンスター 尼崎連続殺人事件の真実
    3.9
    10人を超える死者・行方不明者を出し、我が国の犯罪史に残る尼崎連続殺人事件。留置場で自殺した主犯の角田美代子は、いかにしてありふれた5つの家庭に食らいつき、家族を互いに殺し合わせる冷酷な犯行に及ぶことになったのか。被害者たちはなぜ、暴力による支配から逃げ出さなかったのか。知られざる事件の真相に迫る、超一級のノンフィクション。主犯・美代子のノートを明かす後日譚を加筆した文庫完全版!
  • モンスターペイシェントっていったい何? ~(一)どこからがモンスターペイシェント?~
    -
    障がい者になってもうすぐ20年。始めて知ったモンスターペイシェントという言葉。これが私の作品に投げかけられ私は意味を調べた。 次から次へと出てきた。患者が、病院で医療行為を受ける時に、医療機関で取る行動や言動が悪いことを言う。患者が一方的に医療関係者に理不尽な要求をすること。これがほぼ毎日のように起こり、職員の心身が持たなくなるほど追い込まれているらしい。 モンスターペイシェント患者への対策として、いまや監視カメラを設置したり元警察職員を雇う例まで出てきている。 これがモンスターペイシェント患者と説明がしてあった。 衝撃を受けた。激しく動揺した。では医療機関に働くすべての人が、対する患者やその家族に何かを起こした場合は何というのか?と私は調べまわった。これが見つからない。見つからないのかもともとなかったのかさえ分からない。患者の立場で受ける医療機関関係者からの言葉や行動に患者もいろんな思いをする時もある。立場によって解釈も感じ方も違うのではないのか? 素朴に思った。そして思った。どこからがモンスターペイシェントなのか?
  • モンスターマザー―長野・丸子実業「いじめ自殺事件」教師たちの闘い―(新潮文庫)
    4.3
    不登校の男子高校生が久々の登校を目前にして自殺する事件が発生した。かねてから学校の責任を異常ともいえる執念で追及していた母親は、校長を殺人罪で刑事告訴する。弁護士、県会議員、マスコミも加わっての執拗な攻勢を前に、崩壊寸前まで追い込まれる高校側。だが教師たちは真実を求め、反撃に転じる。そして裁判で次々明らかになる驚愕の事実。恐怖の隣人を描いた戦慄のノンフィクション。
  • 問題解決のための名画読解
    3.0
    アートを通して観察力を磨き、日々直面する問題の解決に役立てよう! 人気作『観察力を磨く 名画読解』に続く今作では、凝り固まった思考や偏見に気づくための多様な視点を、美術史家の著者が伝授。ピカソや草間彌生らの作品約100点をオールカラーで掲載
  • 問題児 三木谷浩史の育ち方
    3.0
    世間の多くから「昔からエリートだった」と思われている日本を代表する企業家・三木谷浩史は、実は相当な悪童だった。問題児だった。平均以下の成績。有名私立中学退学。熱中したのはテニスだけ。教師を悩ませ、手をわずらわせ続けた。だが少年は両親の愛に包まれて成長した。本人、両親、そして関係者への取材を経て、初めて明らかにされた実像。
  • 問題の女 本荘幽蘭伝
    4.7
    職業を数十回変え80人以上の男性と関係を持ち生涯19回結婚。妖婦と呼ばれた奇想天外な明治時代の女傑、その謎の生涯を追う。
  • モンティ・パイソンができるまで―ジョン・クリーズ自伝―
    4.3
    私立小学校初日に味わった屈辱的な体験から、相棒チャップマンと出会った大学の楽園の日々を経て、パイソンズ結集へ……笑いの革命を推し進めたラディカルな英国喜劇人が書き下ろした、待望の自伝。
  • 門田朴齋「朴齋先生詩鈔」詳解 初編
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 備後国福山藩の儒者・漢詩人であった門田朴齋。江戸後期の文人たちとの交流や生活風景、思想や心情を漢詩で綴る一代記。初編に続き、二編は36歳から46歳までの漢詩368首を収録。「菅茶山」「頼山陽」研究の参考にも。
  • 門田朴齋「朴齋先生詩鈔」詳解 二編
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 門田朴齋は、菅茶山・頼山陽の薫陶を受けて育った江戸時代後期の儒者であり、漢詩人。慶応3年(1867)、明治元年(1868)に出版された『朴齋先生詩鈔』等を朴齋を始祖に持つ注釈者・編者が詳解し取り纏めた。初編は、12歳から35歳までの371首を収録。
  • 問答無用(新潮文庫)
    -
    中国の莫大な軍事予算。一帯一路構想には「中国による世界平和維持」への意思が透けて見える。米国は中国との対決姿勢を強める。こうしたパワーバランスの中、韓国は慰安婦、軍艦島、徴用工と歴史の虚偽認識から反日を繰り返し、北朝鮮は核を開発し威嚇する……。米国は日本の保護者ではない。協力関係にあるのだ。平和ボケしてしまった日本人だが、今こそ何をなすべきか考えなければならない。
  • モーター王 永守重信ものがたり
    -
    日本電産の永守重信CEO会長は、仲間4人で掘っ立て小屋での起業をし、わずか40年で売上高1.5兆円、世界一のモーター会社に育て上げた。 本人も所有株式の上昇により、日本で6番目の資産家になる。それまでの涙ぐましい奮闘ぶりと奇跡的な成功、現在の活躍の状況、将来の輝かしい見通しなどについて、永守氏と10年来の交友関係にある筆者、みのごさくが、永守氏の公私にわたるエピソードなどを詳細にわたってまとめたもの。
  • モーツァルト
    -
    驚異の神童として名を轟かせながら、貧困のうちに不遇の晩年を送った天才作曲家―世に広く根付いているモーツァルトの姿は、誇張されたフィクションだった! 新たな視点から資料を読み直すことにより、作品がその生涯と手をたずさえ、ますます美しい輝きを獲得してゆく。才能を誇りとも重荷ともしながら、史上初のフリー音楽家として各ジャンルに革新をもたらした青年音楽家が、苦闘の末、野心から解き放たれて満ち足りた調べを奏でるまで。知られざる真の姿をあざやかに描く。厳選15の名曲・名盤紹介つきのモーツァルト入門決定版。
  • モーツァルトの手紙
    -
    モーツァルトの音楽は、パリやウィーンやイタリアの孤独な宿舎で書かれた。彼はその合間合間に膨大な量にのぼる几帳面な手紙を書きつづった。その大部分は父親に、また愛する姉や妻に送られたものであるが、どれ一つとして、彼の愛情の深さ、信仰の深さを示していないものはない。時として、そこには彼の音楽に感じられるのと同じく、躍動するような陽気さと、明るい諧謔が爆発し、読む者は思わずほほえみに誘われる。
  • モーリタニアン 黒塗りの記録
    4.0
    9.11から20年――。グアンタナモ収容所の地獄から世界へと発した闘いの書。世界的ベストセラーの手記。2021年10月29日(金)よりTOHOシネマズ日比谷他で全国ロードショー。 米同時多発テロ以降、テロ容疑者収容所として、少なくとも約780名にのぼる人々が罪状不明のまま米国政府により収監された、キューバのグアンタナモ収容所。14年間にわたり拷問と虐待の日々を過ごした著者が、獄中から世界へと発し、悪夢のような国家犯罪の実態を明らかにした手記。世界が震撼した衝撃の書。 ※本電子書籍には一部黒塗りの部分が含まれているため、 表示画面の背景色は黒以外を推奨します。
  • 八重の生涯
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 戊辰戦争を生きぬき、同志社大学設立に命をかけた夫、新島襄を支え、生涯会津魂を持ちつづけた八重のさわやかな一生。 (※本書は2012/12/1に発売し、2022/1/7に電子化をいたしました)
  • 八百長リーグ 戦時下最大の野球賭博事件
    -
    戦時下の貴重な娯楽として国民を楽しませていた職業野球に闇の手が伸びる――。昭和11年、巨人軍、タイガースなど七チームによる職業野球リーグが発足すると、連盟はすぐさま、大リーグで起きた八百長事件を懸念して、防止策を急いだ。しかし、それをあざ笑うかのように、不正をはたらく選手が現れた。そして、他のチームへと拡大の様相をみせていく。選手たちを召集する巨人軍。苦悩する沢村栄治……。なぜ選手たちは、連鎖するように次々と不正に手を染めていったのか。戦時下の八百長事件を、当時の資料や証言を丹念に積み重ねることにより追跡していくと、浮かび上がったのは、今なお繰り返し起こるプロ野球界の不祥事の本質だった……。賭博の予想に使われた野球雑誌をはじめ、戦前・戦中の貴重な写真、資料、新聞記事を多数収録。
  • 夜間飛行 ミステリについての独断と偏見
    -
    ミステリを通して人生を語る異色のエッセイ。ミステリの楽しみが数行の謎ときだけなんてモッタイない。名作の行間から垣間みえる芳醇な人生の味を洒脱に描く! ――名探偵が登場して、「事件」は解決する。だが、「人生」という厄介なナゾは、そうスッキリ割り切れるものじゃない。ミステリの行間から垣間見えるほろ苦い人生の味、そんなプラス・アルファの魅力を、名コラムニストが軽妙に、ときにセンチメンタルに語る、大人のためのミステリ論。好評「課外授業」の姉妹編。
  • 焼きすてられた日の丸 : 基地の島・沖縄読谷から[増補版]
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 沖縄国体でなぜ日の丸は焼き捨てられたのか?

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  • 野球エリート 野球選手の人生は13歳で決まる
    -
    「ドラフトで人生が決まる」と言われたのはもう昔話だ。才能のある野球選手はすでに中学時代からその名は全国に響き渡り、有力高校が争奪戦を繰り広げるなど、転機となる時期が低年齢化している。★選抜高校野球で優勝投手になった根尾昂はなぜ、進学先を大阪桐蔭高に決めたのか。★「怪物」は愛知に2人いる 東邦・石川昂弥と愛工大名電・稲生堅二
  • 野球消滅(新潮新書)
    3.9
    いま、全国で急速に「野球少年」が消えている。理由は少子化だけではない。プロとアマが啀(いが)み合い、統一した意思の存在しない野球界の「構造問題」が、もはや無視できないほど大きくなってしまったからだ。このままいけば、三十年後にはプロ野球興行の存続すら危ぶまれるのだ。プロ野球から学童野球まで、ひたすら現場を歩き続けるノンフィクション作家が描いた日本野球界の「不都合な真実」。
  • 野球で、人を救おう
    -
    ボストンにて野球が人々を生かし、また活かす様子を目の当たりにしたスポーツライターである著者は、日本に戻って「野球で人を救う」ためのNPO組織を立ち上げる。時代を創るスポーツ×チャリティの新たな挑戦。
  • 「野球」の真髄 なぜこのゲームに魅せられるのか
    -
    野球はかつてスポーツ・娯楽の中心だった。男の子がプレーに熱中し、試合中継に胸躍らせた時代があった。しかし今、野球は昔のような熱も輝きも持っていない。社会は野球を歓迎しない方向にすら傾き始めている。その原因を探るため、著者は野球の歴史、ゲームの本質・魅力を見直し、日本の野球がどのように変質してしまったのかを分析する。さらに野球を通して現代の日本人が失ってしまった大切なものを指摘すると同時に、野球が昔のように復権する道筋を考える。長年、野球に携わってきた著者の集大成!【目次】はじめに/第一章 野球の本質/第二章 古き佳き野球の時代/第三章 野球の「信用」の失墜/第四章 野球の喜びと深み/第五章 野球再生に必要なもの/おわりに
  • 野球バカは死なず
    4.0
    毒舌全開、乱闘必至! エモやん最後のワイルドピッチ! ダンディーな佇まいと爽やかな語り口で人気を博す一方、歯に衣着せぬ率直さで物議をかもしてきたエモやん。 「自分の人生はラッキーだった」と振り返るが、その70年はまさに波乱万丈。 猛烈なシゴキやケツバットの嵐に耐え、甲子園出場を掴んだものの、部員の不祥事であえなく出場辞退となった高校時代。監督との軋轢に悩んで寮を脱走したこともあった大学時代。プロ球団からは声がかからず、折れそうになる気持ちをひたすら鼓舞し続けた社会人野球時代……。 そして偶然が重なってドラフト外でプロ入り後、エモやんを待ち受けていたのは、規格外のドデカいプロ野球選手たちだった。 張本勲は、フリーバッティングで対面した投手を最高の状態に引き上げてくれる不思議なパワーを持っていた。 野村克也監督は、「わしはお前をずっと見てたんや」の一言で選手のハートをわしづかみにし、たちまち大活躍させてしまう人心収攬術の持ち主だった。 長嶋茂雄がバットをスイングすると、その瞬間、フラッシュのような光がバットから放たれた。 「悲劇のエース」小林繁がスパイクの刃を研いで殴り込みに行った相手とは? ほかにも、吉本の芸人たちがわざわざ球場に勉強しにくるほどのヤジの達人たち、女遊びの名人(?)など、爆笑エピソードが満載。 「ベンチがアホやから野球がでけへん」騒動で引退後は、ドラマや映画に出演し、さらには政界にも進出。 各界の大物たちとの交流のなかでエモやんが学んだ「一流」と「超一流」の差とは? そして古希を迎えた2017年、突然のがん宣告。 がんになって初めてわかったこと、がんが教えてくれたこととは?…… どんな世界にも共通する教訓が散りばめられ、人生の意味を考えさせられるエピソードも満載。 まさに直球勝負で人生を駆け抜けた男の、爽快かつ滋味溢れる一代記だ。
  • 野球ヲタ、投手コーチになる。 元プロ監督と元生物部学生コーチの京大野球部革命
    4.6
    最下位が定位置の京大野球部に2人の革命児が現れた。 1人は元ソフトバンクホークス投手の鉄道マン・近田怜王。 もう1人は灘高校生物研究部出身の野球ヲタ・三原大知。 さらには、医学部からプロ入りする規格外の男、 公認会計士の資格を持つクセスゴバットマン、 捕手とアンダースロー投手の二刀流など…… 超個性的メンバーが「京大旋風」を巻き起こす! 甲子園スターも野球推薦もゼロの難関大野球部が贈る青春奮闘記。 『下剋上球児』『野球部あるある』シリーズ著者の痛快ノンフィクション。
  • 薬害でっちあげ あまりに非科学的な子宮頸がんワクチン阻止運動―新潮45eBooklet
    -
    2013年、子宮頸がんワクチンはわが国の定期接種となった。ところが、ワクチンを接種した少女たちの一部から、けいれんする、歩けない、勉強ができなくなった、などの訴えがあった。その結果、接種は事実上の停止状態となり、国とワクチン製造会社を相手取った集団提訴が始まっている。しかし、少女たちの症状とワクチンの因果関係が科学的に証明された例はない。それどころか、因果関係がないことを示す名古屋市の調査結果は伏せられ、ある厚労省研究班の発表は世論をミスリードした――。
  • ヤクザが店にやってきた 暴力団と闘い続けた 飲食店経営者の怒涛の日々
    3.0
    「ヤクザ御一行様お断りいたします!」執拗な営業妨害を続ける暴力団に「一介の飲み屋のオヤジ」はいかに立ち向かったのか!? ヤクザの親玉、ちんぴら、その情婦も入り乱れ、虚々実々の攻防戦が繰り広げられる。体を張って修羅場をくぐり商売のやり方を確立していく様に、市井の知恵とたくましさが漲る奮闘記。

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  • ヤクザが恐喝りにやってきた
    4.0
    凄まじい脅迫、巧妙に仕組まれた罠・・ヤクザにつけ込まれ、自殺寸前まで追い込まれた青年実業家が、ヤクザを相手に数々の難局をくぐり抜けてきた著者の手ほどきを受けて“地獄”から生還するまでを克明に描いた、実録・ヤクザ撃退物語。

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  • ヤクザ・チルドレン
    -
    テレビ、雑誌、ネットなどのメディアは暴力団に関する情報をよく取り上げる。しかし、それは銃撃事件や抗争事件などといった“悪の要素”に偏りがちだ。当然、イチ暴力団員のことはもちろん、その家族、家庭の様子など見向きもしない。では、実際に暴力団員を父に持つ子供は一般社会の中でどのように生きているのか。そこには差別、貧困、虐待、離婚、薬物など、社会のあらゆる問題が隠されていた。本書では、子供たちの問題について長年取材してきた著者が、14名の“ヤクザ・チルドレン”の人生を辿りながら、“暴力団家庭”の実像に迫る。 石井光太(いしい こうた) 1977年・東京都生まれ。2005年、『物乞う仏陀』で作家デビュー。主に事件、文化、社会問題をテーマに執筆活動を行なっている。著書に『絶対貧困』『遺体』『「鬼畜」の家』『43回の殺意』『本当の貧困の話をしよう』など多数。『こどもホスピスの奇跡』で新潮ドキュメント賞。
  • ヤクザ伝 裏社会の男たち
    2.0
    一般社会から隔絶したヤクザ社会に厳然と存在する伝説と伝統。愚連隊の元祖・万年東一、北の風雲児・ジャッキー、モロッコの辰を初め混乱の時代を生きた愚連隊の猛者、そして巨大な影響力を持った顔役、江戸時代から脈々と伝統を受け継ぐ名門一家……など東日本ヤクザ界に伝わる歴史と伝説が分かるヤクザ入門書第二弾!
  • ヤクザと過激派が棲む街
    3.2
    かわぐちかいじ氏激賞! 「浅間山荘事件以後、新左翼過激派はどうなったのか、 何と山谷でヤクザと激突していた。 革命か抗争か、これは共に暴力を肯定したもの同士が 存在を懸けて渡り合った血の記録だ。 読まずにはいられない」 戦後復興にまい進する東京の片隅で、高度成長を支えた日雇い労働者たちが集まった山谷のドヤ街。一億総中流化社会からふるい落とされた、消したい過去を持つ無宿人たちがやけっぱちの賑わいに片時の安息を観抱いていたこの街は、およそ40年前、いまやともに絶滅危惧種となった「ヤクザ」と「過激派」の抗争による殺戮の場と化した。 なぜヤクザと過激派はこの街で全面衝突を余儀なくされたのか? 日雇い労働者たちのオアシスはなぜ衰退したのか? ヤクザに存在意義はあるのか? 左翼活動家に大義はあったのか? 繁栄から取り残された労働者たちと、時代から見捨てられた過激派、欲望に取り憑かれた暴力団、さらには警察権力を交えたヤケクソの暴力がほとばしる、戦後史に埋もれた「日本社会の歪」が激しく暴発するピカレスク・ノンフィクション! 序章 革命か抗争か 第一章 現場闘争 第二章 暴力手配師を撃て 第三章 ドヤ主と活動家 第四章 過激なる者たち 第五章 いいかげんな男 第六章 左翼・右翼・ヤクザ 第七章 金町戦 皇誠会登場 第八章 金町戦 互助組合の策謀 第九章 金町戦 撮影現場の悲劇 第十章 金町戦 襲い来る銃弾 第十一章 戦線離脱 第十二章 映画と民間権力 第十三章 山口組國粋会 第十四章 それぞれの戦後 終章 北帰
  • ヤクザと金融機関
    3.0
    「ヤクザ不況」と海外の金融当局から呼ばれたバブル崩壊後の大不況。危機を繰り返さぬため、元日銀マンが「何故バブル生成・崩壊時期に裏の反社会的勢力=ヤクザと表の金融業界との結びつきが出来てしまったか」、具体例を挙げて迫る。
  • やくざと芸能界
    2.5
    渡辺プロ黄金時代の大スターたちの素顔や、芸能界とやくざとの生々しいかかわり、大物政治家やフィクサーまで、昭和の芸能裏面史を綴ったベストセラーが待望の文庫化!白洲次郎、花形敬、水原弘、盛田昭夫、勝新太郎、ザ・ピーナッツ、ハナ肇、いかりや長介、大原麗子、石原裕次郎、美空ひばり、松本治一郎、菅谷政雄、司忍、高倉健、田岡一雄、金丸信、ビートたけし、小泉純一郎、小泉進次郎……戦後の主役たちの実像がここに!!
  • やくざと芸能と 私の愛した日本人
    3.2
    ビートたけし、絶賛。「こりゃあ凄い本だ!」日本人とは何か。水原弘、勝新太郎、石原裕次郎、三木鶏郎、野坂昭如、長谷川一夫、市川雷蔵、加賀まりこ、大原麗子、ビートたけし、石津謙介、白洲次郎、花形敬、菅谷政雄、司忍、波谷守之、安倍晋太郎、小針暦二、鈴木宗男……。芸能、やくざ、政治の世界における偉人たちとの交友を、著者が意外なエピソードとともに初公開。同時に、やくざという存在を、独自の切り口で歴史的に考察。この国が大切にしてきた日本人の心と、知られざる昭和裏面史が浮かび上がってくる、衝撃の一冊。
  • ヤクザと原発 福島第一潜入記
    3.7
    暴力団専門ライターの著者が、ジャーナリストでは震災後初めて作業員として福島第一原発に潜入。高濃度汚染区域でいきなり4ミリシーベルト食らったり、熱中症で昏倒したり、汚染水で作ったセシウムスイカを食べたり……。著者ならではのヤクザと原発の密接すぎる関係も全部暴露。フクシマ50の中に3人の暴力団幹部がいることや、作業員派遣で暴利をむさぼる親分など、ヤクザにとって「最大のシノギ」としての側面もたっぷりと伝えます。
  • 「ヤクザと抗争現場」 溝口敦の極私的取材帳
    3.5
    警察の「頂上作戦」に耐え、幾多の大抗争を乗り越えて、日本一の武闘組織に膨れ上がった山口組。その中核を担った歴代若頭の素顔とは? 空前の長期抗争となった「山一戦争」の最中、緊迫した最前線を訪ね歩き、肌で感じたヤクザの虚実とは? ……常に現場に立ち、山口組を始めとする生身のヤクザたちと接してきた著者だけが書き綴れたルポルタージュの数々。リアルタイムで記され、修羅場の匂いが立ち込めてきそうなその「取材帳」を、生々しいままに公開する。
  • 極道渡世の素敵な面々
    -
    今や人気作家となった著者が、ヤクザの世界に入ったのは14歳。以来、足を抜くまでの約30年、安藤組の舎弟から始まったヤクザ渡世は山あり谷あり。その間に出会った男たちとの喧嘩や仲直りは数知れず、なんとも凄まじい男の世界がそこにあった。暗黒外の仁義なき世界にも、忘れられない男たちの思い出がいっぱい。腕一本でのしていかねばならない世界ゆえ、まっとうな堅気の世界ではお目にかかれないような、魅力に満ちた男たちがたしかにいたのだ。

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  • 極道な月
    3.8
    極道の娘に生まれ、覚醒剤、暴力、セックスに明け暮れた十代。収監された鑑別所の窓から見た月はあまりに遠く、現実は少女に対し容赦なかった。出所後もさらなる薬と肉欲の快楽に身をまかせ、初めて愛した男との生活も破綻。過去と決別するため、彼女が自らに科した想像を絶する試練とは…。35年間の凄絶な半生を赤裸々に綴った問題の私小説。
  • ヤクザ2000人に会いました!
    4.2
    謎に包まれたプライベートと 暗黙のルールを大公開! カネと暴力、これが真実! これまで2000人以上のヤクザに会ってきたトップ専門ライター・鈴木智彦氏による現代ヤクザの生態大全! 「なぜヤクザは指を詰めるのか?」「人気の刺青の絵柄とは?」「フロント企業の見分け方は?」「ヤクザは生命保険に入れるのか?」 ……教科書では教えてくれないヤクザ社会のトリビア(雑学)を満載した奇書!
  • ヤクザの幹部をやめて、うどん店はじめました。―極道歴30年中本サンのカタギ修行奮闘記―
    3.7
    両親の失踪で親戚たらい回しの子供時代からワル街道まっしぐら! 自ら飛び込んだ任侠稼業を思うところあって獄中離脱。出所後は、地元北九州で堅気の人生やり直しを心に誓うが前途は多難! 銀行口座開設、保険加入、賃貸契約もできない現実の厳しさ、受け入れてくれた地元人情のありがたさ……秘めた胸の内と「過去」を激白!!
  • ヤクザの死に様 伝説に残る43人
    -
    戦後ヤクザ史に残る男たちは、死に様までもが伝説として語り継がれている。はみ出た腸を押しこみ反撃を続けた鼈甲家初代・一見直吉、銃弾を喰らいながらも“侠”の矜持を保ち続けた山口組四代目・竹中正久、葬儀に二万人の参列者が駆けつけた住吉連合会総裁・堀政夫など、43名のヤクザたちの壮絶にして鮮烈な最期を描いた傑作ドキュメント。
  • ヤクザの散り際 歴史に名を刻む40人
    -
    任侠界史に名を刻む男達の死の在り方は、その生き様さえ表すほどに鮮やかである。晩年まで日本のドンと恐れられ大往生を遂げた稲川会総裁稲川聖城、自ら首の動脈を掻き切り血の始末をして絶命した初代阿部組総長阿部六郎、壮絶なリンチにも決して屈しなかった侠道会池澤組幹部滝下健夫…。伝説に残るヤクザ40名の最期を描く迫力のドキュメント。
  • ヤクザライフ
    4.0
    暴対法、暴排条例など、「ヤクザ」包囲網が強化される日本。その最中、日本最大の暴力団組織・六代目山口組が分裂し、その動向が世間から注目を集めている。本書では、外側からでは窺い知れない「ヤクザの今」を当事者に取材し、解き明かす。抗争、シノギ、カネ、女……ヤクザやその周辺で生きる関係者は何を考え、どのように生きているのか。現代ヤクザのリアルがここにある。
  • 約束してくれないか、父さん 希望、苦難、そして決意の日々
    3.5
    2015年、オバマ政権の副大統領バイデンは、私生活では脳腫瘍で余命宣告を受けた息子を抱え、公務では国内の人種問題や東欧の紛争の調停に追われていた。さらに大統領選出馬への決断の時が刻々と迫る……。「人間」バイデンの原点に迫る、家族の絆と再生の物語
  • 約束(小学館文庫)
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    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 高橋一二三さん(38歳)は、99年3月、末期がんで余命3か月と宣告された。以来彼は、2年以上にわたって、抗がん剤や放射線治療などの延命治療を拒否し、自宅で家族とともに残された時間を過ごす道を選んだ。一二三さんの周りには、常に、妻のまりさん(35歳)、長男・伸明くん(11歳・小学6年生)、次男・寿幸くん(10歳・小学4年生)、長女・美帆ちゃん(7歳・小学2年生)、三男・秀典くん(5歳)の温かな思いがあふれている。一二三さんはいう。「子供たちに、たくさんの、楽しい思い出を残したい。そうすることで、私はいつまでも子供たちの心の中で生き続けることができるのだから」

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