無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
Posted by ブクログ 2012年07月21日
知らなかった事実があり、それはやはり東電が隠蔽しているもののひとつであった。
こういった地元に根付く事業だからこそ絡んでくる伝統的な村の体質。まさに昔よく言われていた村八分のようなしがらみ。
今もう原発はできてしまっていて、誰が悪いかとかいう話ではない。
ただわかりきっているのは、もう原発は終わり...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年08月08日
普通の人では発想しない切り口でとても興味深い。しかも、実際に著者自身が原発の作業員として潜入して、作業現場をリアルに著している。
原発に限らず、また、今も昔も、人がやりたがらないものがシノギとしてのうまみがあるということだろう。
「これは原発だけの話じゃない。…火力でも水力でも原子力でも、やり方とし...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年03月18日
○ルポライターの鈴木智彦氏の著作。
○暴力団関係のルポを得意とする著者による、福島第一原子力発電所事故処理に関わる暴力団組織の役割について、自ら潜入調査をすることでルポにまとめたもの。
○徹底した取材で、原発に関わる人々の裏も表詳細に描いている。
○時系列で記載されているため、潜入前の下りなど、やや...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年09月07日
暴力団専門ジャーナリストの著者が、原発作業員として事故後の福島第一復旧作業に潜入したルポ。
あくまでも作業員目線でのルポだけに、それは違うだろうとツッコみたくなる箇所もチラホラ。現場にいるからこそわかることもあれば、現場にいるからこそわからないこともあるのだろう。
なんにしてもフクイチ内部の状況を伝...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年03月24日
潜入記というだけあって、筆者が体験したことと筆者が直接話を聞いたことしか書いていない。その視点の限定のされ方が新鮮。いったん当事者となった人の書くものならでは。
筆者の興味は事故後だけではなく、事故前は福島第一原発や原発そのものがどういう位置づけだったのかについても及んでいて、少しだけ裏側が覗けた気...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年01月24日
どこかの書評を見て読んでみた。ヤクザ取材の専門家が、原発とヤクザの繋がりを確認するためにも、原発で働く体験記。メディアで言われていることとの相違も多く、おもしろい。現場は、思っていた以上に過酷な環境で、思っていた以上にいい加減。原発での体験もおもしろいが、ヤクザを取材対象としてつき合っている作者の言...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。