サカナとヤクザ ~暴力団の巨大資金源「密漁ビジネス」を追う~

サカナとヤクザ ~暴力団の巨大資金源「密漁ビジネス」を追う~

979円 (税込)

4pt

食べてるあなたも共犯者!決死の潜入ルポ。

アワビ、ウナギ、ウニ、サケ、ナマコ……・「高級魚(サカナ)を食べると暴力団(ヤクザ)が儲かる」という食品業界最大のタブーを暴く。
築地市場から密漁団まで5年に及ぶ潜入ルポは刊行時、大きな反響を呼んだが、このたび文庫化にあたって「サカナとヤクザ」の歴史と現状を追加取材。新章「“魚河岸の守護神”佃政の数奇な人生」「密漁社会のマラドーナは生きていた」を書き下ろした。
推薦文は『闇金ウシジマくん』『九条の大罪』の漫画家・真鍋昌平氏、文庫解説は『モテキ』『バクマン』の映画監督・大根仁氏。
本作はノンフィクションのジャンルを超え、日本のエンタメ最前線を走る人たちから絶賛されている。

真鍋昌平(漫画家)
「人の欲望は止まらない。
ルールがあれば反則勝ちした
犯罪者がぼろ儲け。
知らないうちに自分自身が
密漁者の共犯者。
高級寿司の時価の舞台裏を
犯罪集団に
笑顔に拳は当たらない処世術で
5年間も潜入取材して
伝えてくれた勇気に泣けてくる」

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サカナとヤクザ ~暴力団の巨大資金源「密漁ビジネス」を追う~ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    密漁中に警察が踏み込んできそうになったとき、ツレに放尿させてその隙に逃げたっていう体験談が書いてあってめちゃくちゃウケた 前に読んだマンガにも職質中におしっこ漏らしたら解放されるっていう話があったけど、職質シッコって反社の世界では有名なライフハックなん?

    0
    2023年12月19日

    Posted by ブクログ

    これぞ実社会という感じで、面白すぎる内容の本。漁業のヤクザな世界を知ることができます。魚好きの日本人は必読でしょう。でも、この本をそれでも魚を食べるのか?と問われても、美味しい魚を食べることをやめる日本人はほぼいないでしょう。それだけ日本人の生活から魚は切っても切り離せない、魚とヤクザも切っても切り

    0
    2023年06月26日

    Posted by ブクログ

    土用の丑の日が近づいてきているので、鰻はどんな闇ルートで流通してるのか気になり読んだ。

    鰻は約5割が裏ルートで流通していると聞く。
    これは裏ルートを使わないと必要な量の鰻が手に入らないからだ。
    必要悪なのだろう。
    鰻は天然で取らず、養殖すればいいのではないか?という声も上がるそうだが、鰻は完全養殖

    0
    2022年07月22日

    Posted by ブクログ

    中野の立ち食い鮨屋さんが好きなんだけど、この本読んで、あれだけ美味しくて安いのって、やっぱなんだかなぁと反省した。それでもまた食べに行っちゃうんだけどね。

    0
    2022年04月07日

    Posted by ブクログ

    鰻はなぁ、美味いけどあんまり食べたらアカンような話も聞くしなぁ、けど美味いねんなぁ、悩ましいなぁ、と思いながら購入。
    一話ずつはちょっと短くてもの足らん気もするけど、一冊で読むといろいろ考えさせられるような、でも鰻美味いのよなぁ…

    0
    2022年01月13日

    Posted by ブクログ

    ずっと気になっていた本が文庫になったというので購入。解説の大根仁の言葉通り、わたしたちは食べるにしても、着るにしてもなんにしても完璧にクリーンではいられないと思う。だからといって、許されるわけではないけれども。

    0
    2021年11月29日

    Posted by ブクログ

    自分達の食卓にあがる魚類達。その出身を辿ると、とんでもない闇に辿り着くのかもしれない。いや、するだろう。本書の中でカニ漁の危険度には衝撃を受けた。これは日ソの闇戦争だなと。

    0
    2022年11月24日

    Posted by ブクログ

    世の中はクリーンではないこともあるのだと痛感。
    高級魚にはダークな部分あり。価値が高いものにはグレーな面もあるのだと感じた。

    0
    2022年08月14日

    Posted by ブクログ

    読みやすく面白かった。知らないことが多く、思った以上にサカナとヤクザは繫がって驚いたが、漁業の性質が親和性が高いと書いてあり納得。
    密猟で成り上がった人達が「東洋のアル・カポネ」「密猟社会のマラドーナ」「北海の大統領」と呼び名があるのが笑った。

    0
    2022年07月24日

    Posted by ブクログ

    この本を読むと、スーパーで魚を買ったり寿司を食べたりすると、これも非正規ルートなのかな?と思ってしまう。ウナギとかウニとか、高いのは間に黒い組織が確実に入っていそう。漁業権とか法の不整備、北方領土問題など、社会の仕組みがうまくいってないところには反社会的勢力の入り込む隙間があるんだろう。著者の姿勢や

    0
    2022年01月02日

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