元刑務官が明かす死刑のすべて

元刑務官が明かす死刑のすべて

621円 (税込)

3pt

死刑囚といちばん長い時間を過ごすのは刑務官。起案書に何十もの印鑑が押され、最後に法務大臣が執行命令をくだすまで、死刑囚はどんな特別処遇を受けるのか? 遺族が呆れる極悪人の素顔とは? なぜ死刑執行は処刑の後に告知されるのか。死刑執行を担当する者の苦悩……劇画「死刑執行」(緒方りる・画)やドキュメントノベル「死刑囚監房物語」など、多彩な切り口で死刑について紹介。刑務所の腐敗が報道される昨今、現場にいなければ判らない、死刑のすべて!

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元刑務官が明かす死刑のすべて のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    元刑務官である筆者による、現場目線でつづられた死刑の記録。節々に「現場の苦悩を知らない弁護士と学者」という表現が垣間見え、いかに現場の刑務官たちが自称人権派の諸氏による心無い中傷に苛まれているかをうかがい知ることができる。

    「死刑廃止」「死刑賛成」を論じた書は世にあまたあれど、現場目線で死刑につい

    0
    2015年11月08日

    Posted by ブクログ

    今まで刑務官の方の視点で死刑について考えていなかった。
    ただそれだけでなく、視点に偏りが少なく、大変読みやすく、また考える事を与えてくれる本だった。

    0
    2013年12月24日

    Posted by ブクログ

    元刑務官が死刑について語る。廃止か存置か意見を二分する社会背景も加味しながら、筆者は刑務所・拘置所の内情やキャリアへの批判、死刑囚の様々な悪癖を赤裸々にしていく。リベラルな主張とは異なる立場で安易に廃止論へと向かわない。そこには死刑囚と接する日常の憤りや刑務官のメンタルの危険性を重要視して本当に必要

    0
    2023年11月16日

    Posted by ブクログ

    死刑について、現場目線で書かれたものを初めて読んだ。賛成派だけど死刑制度があるということは、死刑を執行している人がいるということを忘れてはいけない。
    死刑制度は人類と獣類とを区別するレフリー、分岐点。たとえ千年、万年凶悪犯罪が起こらぬとも、人類自身の戒めとして、おもしとして、法として掲げ続けて置くこ

    0
    2022年05月21日

    購入済み

    悲しい現実

    死刑を執行せざるおえない、刑務官の心情が、リアルに描かれています。死刑に反対賛成、賛否両論あるなかで、現場で苦悩している方達の現実に触れ色々と深く考えさせられる内容でした。

    0
    2019年01月18日

    Posted by ブクログ

    読売新聞社会部編集の本って、やっぱり面白い(リアルタイムで購読もしているけど)
    ただこの本を読む直前に、死刑囚側と刑務所の元看守側からの本を読んでいただけに、きれいすぎる印象が。終身刑に関しての根深い人手不足問題にも触れてないし。ただ偏りのない…と思いたい…スタンスは好感が。時代の流れとは言え、文化

    0
    2017年05月31日

    Posted by ブクログ

    おもしろいおもしろくないという評価をしてはいけない本だと思った。

    えぐい。

    私は死刑制度についてはどちらかというと賛成ではあるが、
    その中での緩和策的なものってもっと考えられても良いんじゃないかと感じた。

    2016.11.9

    0
    2016年11月09日

    Posted by ブクログ

    自分たちは、死刑のことを知らなすぎる。知らされなさすぎる。

    死刑を一番身近で見てきた刑務官の経験は、非常に重い。
    彼らがいなければ死刑はできない。
    死刑を望み、死刑を決める人間すら、見ることのできない世界。

    でも、本当は見なければいけないことだと思う。

    0
    2014年06月29日

    Posted by ブクログ

    元刑務官が著した死刑の実態に関する書。刑務官に取材したものとしては、大塚公子さんの死刑執行人の苦悩等一連の名著があるが、刑務官自身によるものは寡聞にして知らない。死刑執行の方法、死刑囚の処遇の難しさ、殺すために生かすという制度に潜む矛盾、全く反省のない死刑囚や受刑者がいる反面で冤罪が確実にあるという

    0
    2014年02月22日

    Posted by ブクログ

    元刑務官が執筆されたということで、どうしても想像の域でしかない死刑、死刑制度について深く考えさせられた。
    死刑に携わる人間が全て人格的に優れている訳ではもちろんなく、出世や保身に必死な官僚と、現場の刑務官との乖離を考えると、結局、人間が人間を死を持って裁くことは不可能だと感じてしまう。
    そして死刑制

    0
    2011年07月16日

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