裁判官作品一覧

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  • 裁判官! 当職そこが知りたかったのです。
    4.0
    1巻2,860円 (税込)
    「裁判官!当職そこが知りたかったのです!」 イラストで人気の中村真弁護士が、岡口基一裁判官にインタビュー!?民事訴訟の代理人が聞きたかったトピックに切り込む! 書面、証拠提出、尋問、和解、判決……。裁判官が考える訴訟戦略のポイントが満載! さらに、いま民事裁判が抱える問題からナゾに包まれた裁判官の日頃のお仕事まで、法律実務家の「気になる」が詰まった対談本!

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  • 四日目の裁判官 司法の小窓から見た事件と世間
    NEW
    -
    「裁判官は良い職業で,三日やったらやめられません.でも四日目には辞めたくなります」それはなぜなのか?裁判官は日々何を考え,何に迷い,何を楽しみ,何を悲しむのか?刺激的な法律論と,ゆる~い日常ドタバタ劇の融合!日本を代表するマルチ裁判官OB・加藤新太郎が送る,これまでにない,大満足の裁判官エッセイ集!

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  • 裁判官 三淵嘉子の生涯
    4.0
    1巻829円 (税込)
    2024年ドラマ主人公のモデル「三淵嘉子」。 日本史上、女性で初めて法曹の世界に飛び込んだ 彼女の人生を綴った長編小説。 嘉子は、明治大学専門部女子部で学び、日本初の女性弁護士の一人となる。 世間からも注目をされていたが、戦争に突入する時代に弁護士となった嘉子は、 活躍の場を得られないまま終戦を迎える。 戦争で全てを失った彼女に残されたのは、かつて学んだ法律の知識だけだった。 多くの困難を乗り越え、念願の裁判官に就任した嘉子と彼女を慕う仲間たちは、 苦境から抜け出せない人々を救うために、政治の力だけでは解決できない 問題に向き合っていく。
  • 裁判官が日本を滅ぼす
    4.0
    1巻1,026円 (税込)
    司法改革のバイブルとなった問題の書、ついに復刊! 「裁判官が日本を滅ぼす」と言えば、国民の大多数は、「それ、ホント?」と言うに違いない。 しかし、残念ながらそれは本当のことなのだ。 真実を追及するはずの日本の法廷では、真実や正義とはまるでかけ離れたゲームが日々、繰り広げられている。 いわゆる「法廷ゲーム」である。 日本の官僚裁判官は、200件、300件の案件を常に抱え、それぞれが、ゲームのアンパイアとして、国民の常識や社会正義とは無縁のジャッジを日常的に下している。 そこには、国民の奉仕者である本来の公僕としての姿は、まるでない。 法律の殻だけに閉じこもった世間知らずなゲームのアンパイアたちは、一体どんな非常識判決を下しているのか。 気鋭のジャーナリスト門田隆将が、実際の裁判を実例にして、裁判官それぞれの実名を挙げながら、日本の裁判所の恐るべき実態と問題裁判官を告発し、司法の"闇"に大胆に迫った問題作である。 2009年に裁判員制度がスタートするなど、司法改革が着々と進む中、果たして日本の官僚裁判官は、「生まれ変わる」ことができるのか。 ベストセラーとなった単行本に、このほど大幅な加筆をおこない、再び裁判官問題を世に問う渾身のノンフィクション――。
  • 江戸の三大閻魔大王の霊言 ―「あの世の裁判官」の真実に迫る―
    4.0
    知らなかったでは 済まされない 教わらなかったでは 許されない 閻魔大王は実在した。 あなたも死んだら、 “厳しく”裁かれる。 浅草、新宿、そして巣鴨―― その地を管轄する閻魔大王とは、 どのような存在なのか。 その役割から魂のルーツ、 そして死後の行先を決める お裁きの判定基準まで……。 現代人のうぬぼれを叩き潰す “怖い”真実が明らかに。 <江戸の東閻魔大王 ―浅草―> 〇現世利益だけを求める  信仰心は許さない 〇閻魔大王と鬼、そして  死神の関係性とは 〇霊的覚醒の地  「シャンバラ」との  意外な関係とは <江戸の中央閻魔大王 ―新宿―> 〇“グレーゾーン”は  許さない価値観 〇信長、秀吉、家康の  功罪と死後の裁き 〇鎌倉の武士の時代を  背後から指導した 〇閻魔大王は警視総監  であり執行官の役割 <巣鴨の閻魔大王> 〇「年寄りの原宿」を  管轄する閻魔の正体
  • お見合い仮面夫婦の初夜事情~エリート裁判官は新妻への一途な愛を貫きたい~
    4.7
    保育士の千紗は、姉が断った見合い話を代わりに受けてエリート裁判官の大知と結婚することに。密かに憧れていた大知との夫婦生活を楽しみにしていたが、緊張しすぎて初夜では上手く妻の役目を果たせなかった。それ以降スキンシップもなく仮面夫婦状態になってしまい落ち込む千紗。ところがある夜、千紗のウブな態度に情欲を煽られた大知が熱い眼差しで迫ってきて…!? 「俺のことだけ考えろ」――冷静沈着なはずの旦那様が独占欲全開に豹変! 一時は離婚も考えていたのに、情熱的に愛を注がれる日々に溺れていき…。
  • 檻の中の裁判官 なぜ正義を全うできないのか
    3.6
    元判事、ベストセラー『絶望の裁判所』著者による、 司法批判の集大成! 平成の司法制度改革は大失敗!? 政府と電力会社に追随した根拠なき「原発再稼働容認」、 カルロス・ゴーン事件で改めて露見した世界的に特異な「人質司法」、 参加者の人権をないがしろにした「裁判員裁判」、 国家が犯人1人に責任を押し付ける「死刑制度」…… 閉ざされ歪んだ司法の世界にメスを入れ、改善への道を示す! ● 出世コースに乗れば生涯収入7億超えも! 「天下り」もあり、国家に逆らえない。 ● 無罪判決や行政に不利な判決を出した判事たちは 人事や異動で報復を受けた。 ● 在野の法律家から判事を選任する「法曹一元制度」を 活用し、“市民のための司法”を取り戻せ! 〈目次〉 第1章 個人としての裁判官とその問題 第2章 官僚・公人としての裁判官 第3章 裁判官の仕事とその問題点 第4章 裁判官の本質と役割――儀礼と幻想の奥にあるもの 第5章 戦後裁判官史、裁判官と表現 第6章 法曹一元制度と裁判官システムの未来
  • 〔改訂版〕婚姻費用・養育費の算定-裁判官の視点にみる算定の実務-
    -
    ◆大阪高裁家事抗告集中部の事例研究「究理九疇(きゅうりきゅうちゅう)」をベースに最新の審判・裁判例を加えて構成しています。 ◆婚姻費用・養育費分担額の算定方法や修正要素を詳しく解説したうえ、調停条項例を掲載し作成上の留意事項に言及しています。 ◆元大阪高裁第9民事部部総括判事の執筆による客観的な視点に基づいた内容です。
  • 完全版 袴田事件を裁いた男 無罪を確信しながら死刑判決文を書いた元エリート裁判官・熊本典道の転落
    3.3
    心にもない「死刑判決文」を書かされた熊本は懊悩(おうのう)し、裁判官を辞め、やがて行方不明となる。事件から40年以上が経ち、突然マスコミの前に現れて「あの裁判は間違っていた」と語り出す。償いなのか、売名行為なのか? 大幅加筆で[完全版]として緊急出版!!
  • 聞け!オキナワの声:闘争現場に立つ元裁判官が辺野古新基地と憲法クーデターを斬る
    -
    1巻1,870円 (税込)
    辺野古新基地反対の闘いの現場に立ち、安倍強権政権の沖縄圧殺の国家テロと憲法クーデターを駁撃する現地からの入魂の「爆言」を世界に発信する。 右派勢力の「押しつけ憲法」論の虚妄を撃ち、人類史が到達した世界の宝=日本国憲法の豊穣な世界を現場的にあらためて開示検証する緊急出版。6本の演説音源付き。
  • 気骨の判決―東條英機と闘った裁判官―
    4.3
    吉田久、命がけで東條英機と闘った裁判官――。政府に非協力的な国会議員を排除する意図があったとされる「翼賛選挙」では、聖戦遂行の美名の下、国民の投票の自由を実質的に奪う露骨な選挙妨害が行われた。他の選挙無効の訴えが退けられる中、吉田は特高の監視や政府からの圧力に負けず、戦時中に唯一の「選挙無効」判決を下す。これまでほとんど知られることのなかった気骨ある判決と孤高の裁判官の生涯を追う。

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  • 原発と裁判官 なぜ司法は「メルトダウン」を許したのか
    3.0
    「原発を止めてほしい」――そう願う住民らにとって「最後の砦」は裁判所だった。しかし結果は連戦連敗。なぜ司法は国策に沿う判決を下してきたのか。これまでマスコミとの接触を避けてきた元裁判官たちが明かす原発訴訟の真実。
  • 原発に挑んだ裁判官
    4.2
    福島原発事故から8年。原発訴訟では住民側が連戦連敗。なぜ裁判所は原発を止められないのか。3・11後、初めて住民勝訴の画期的な判決を書いた福井地裁の樋口英明裁判官だ。原発訴訟を担当した裁判長、最高裁の内幕を知る人々の証言によって司法の実態と限界に迫る。
  • 交通事故事件の実務-裁判官の視点-
    -
    ◆交通事故訴訟に精通した裁判官が、実務上の論点や訴訟手続上の留意点を余すことなく開示しています。 ◆訴訟遂行に不可欠な最高裁判例をもれなく取り上げ、最新の裁判事情を踏まえて解説しています。
  • ゴーマン裁判官の落とし方
    -
    再会した後輩・優人の恋愛相談にのっていたオレ様系裁判官・豪。恋愛法廷の判決は? 逆視点の描きおろし【おまけマンガ】付き!

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  • 裁判官からみた 離婚事件における 債務名義作成・強制執行・保全の実務-養育費の回収、子の引渡しを中心に-
    5/31入荷
    -
    3,960円 (税込)
    ◆執行部の裁判官の視点から、離婚事件における権利実現の裁判手続について解説しています。 ◆迅速・確実な強制執行等を行う上で必要となる執行裁判所の運用や取扱いを可視化して説明しています。 ◆申立てにすぐに使える実践的な記載例・書式を豊富に掲載しています。

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  • 裁判官が説く民事裁判実務の重要論点[家事・人事編]
    -
    判例を素材として論点ごとの課題を整理し、裁判実務の現状を明示するとともに、実務において主張に織り込むべき内容に指針を与え、解説。網羅的な学説の紹介、自説の展開を避け、学術的記述を抑え、裁判官の視点から実務に即して解説する。

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  • 裁判官が説く民事裁判実務の重要論点[基本原則(権利の濫用)編]
    -
    判例を素材として論点ごとの課題を整理し、裁判実務の現状を明示するとともに、実務において主張に織り込むべき内容に指針を与え、解説。網羅的な学説の紹介、自説の展開を避け、学術的記述を抑え、裁判官の視点から実務に即して解説する。

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  • 裁判官が説く民事裁判実務の重要論点[継続的契約編]
    -
    判例を素材として論点ごとの課題を整理し、裁判実務の現状を明示するとともに、実務において主張に織り込むべき内容に指針を与え、解説。網羅的な学説の紹介、自説の展開を避け、学術的記述を抑え、裁判官の視点から実務に即して解説する。

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  • 裁判官が説く民事裁判実務の重要論点[交通損害賠償編]
    -
    判例を素材として論点ごとの課題を整理し、裁判実務の現状を明示するとともに、実務において主張に織り込むべき内容に指針を与え、解説。網羅的な学説の紹介、自説の展開を避け、学術的記述を抑え、裁判官の視点から実務に即して解説する。

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  • 裁判官が説く民事裁判実務の重要論点[名誉毀損・プライバシー侵害編]
    -
    判例を素材として論点ごとの課題を整理し、裁判実務の現状を明示するとともに、実務において主張に織り込むべき内容に指針を与え、解説。網羅的な学説の紹介、自説の展開を避け、学術的記述を抑え、裁判官の視点から実務に即して解説する。

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  • 裁判官失格 法と正義の間(はざま)で揺れ動く苦悩と葛藤
    3.5
    悲しみ、涙、嘆き、苦悩、葛藤、温もり、想い、怒り、悔しさ……。 法律に基づいて客観的に人を裁く裁判官。よほど「私情」とは縁遠い存在に思える。 しかしそうは言っても、裁判官も人の子。血もあれば涙もあるし、情にほだされてしまうときだってある。 死刑と無期懲役との間で葛藤もするし、モラルのない弁護士がいれば法廷で怒るときもある。殺人犯の更生を願いもするし、逆に涙する被告人に対して非情にふるまう女性裁判官だっている。 もしかすると、裁判官は誰よりも人間味に溢れた存在なのかもしれない。 本書では、30年以上民事・刑事・家事・少年という多種多様な事件を担当してきた元・裁判官が、実際に体験した法廷でのさまざまな“ドラマ”を交えながら、普段はドライにふるまう裁判官の「本音」を明かしていく。
  • 裁判官・調査官はここを見る! 親権・監護権の弁護士実務
    -
    本書は『離婚をめぐる親権・監護権の実務』の改題新版です。 最新の法改正や重要判例を踏まえて、アップデートしました。 離婚事件の大きな紛争要因である子どもの親権をめぐる争いについて、最新の法改正、基本的な論点、手続運営の実情、実務上の留意点を裁判官、家裁調査官、弁護士等の実務家の視点で説明する。 子の利益を最優先する法運用の実際を明らかにし、紛争解決に向けた当事者支援の実務のポイントを詳解。 さらに、子の発達段階に応じた調査の視点を解説。

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  • 裁判官と弁護士で考える 保険裁判実務の重要論点
    -
    現在の保険裁判実務について、当該分野に精通する裁判官と弁護士が解説。実際の保険裁判例をベースに、系統的に整理した項目と設例を作成し、そこにあらわれる重要論点について、現在の判例法理や議論状況を客観的に明示する。

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  • 裁判官の人情お言葉集
    3.5
    「困ったときには私に会いに来てもいい。そのときは裁判官としてできるだけのことをします」――公判中、氏名を黙秘し続けた窃盗犯に罰金刑を言いわたして。情を交えず、客観的な証拠だけに基づいて判決を下すのが裁判官の仕事。しかし彼らも人の子。重い刑を言いわたす前には大いに迷うし、法律と世間の常識のギャップに悩むこともある。葛藤を乗り越えて、自らの信条を賭して語りかけるとき、被告人の頑なな心が氷解しはじめる――。ベストセラー『爆笑お言葉集』に続く涙のお言葉集。
  • 裁判官の爆笑お言葉集
    3.4
    「死刑はやむを得ないが、私としては、君には出来るだけ長く生きてもらいたい」(死刑判決言い渡しの後で)。裁判官は無味乾燥な判決文を読み上げるだけ、と思っていたら大間違い。ダジャレあり、ツッコミあり、説教あり。スピーディーに一件でも多く判決を出すことが評価される世界で、六法全書を脇におき、出世も顧みず語り始める裁判官がいる。本書は法廷での個性あふれる肉声を集めた本邦初の語録集。これを読めば裁判員になるのも待ち遠しい!
  • 裁判官はこう考える 弁護士はこう実践する 民事裁判手続
    5.0
    現役の裁判官と弁護士、腹を割って民事裁判手続きを語る! よりよい民事裁判のために求められるものとは? 民事裁判手続の流れに沿って、法曹二者が互いの仕事ぶりに意見を交わしあう。裁判官の胸の内も、弁護士の実務テクニックも満載。 若手もベテランも、ここに新しい気付きが必ずある!実務に携わる方必見の1冊!

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  • 裁判官・非常識な判決48選
    3.8
    「こそこそとでなく、堂々と女性のスカートを覗き込めば無罪」「女性にデブと言ったから29日間、刑務所へ」「自分名義の家に自分の鍵で入ったのに住居侵入罪成立」――一般人の感覚では「非常識」としか思えない判決が目につく昨今。裁判官が頭でっかちで世間知らずだからこうなるのか? それとも実は、当事者のやむをえない事情を汲みつくした上での英断なのか? 裁判経験豊富な弁護士が、世間で「トンデモ判決」と言われる48の裁判を読み解き、痛快にジャッジ!
  • 裁判官も人である 良心と組織の狭間で
    4.3
    原発再稼働の可否を決め、死刑宣告をし、「一票の格差」について判断を下す――裁判官は、普通の人には想像できないほどの重責を負う。その重圧に苦悩する裁判官もいれば、個人的な出世や組織の防衛を優先する裁判官もいる。絶大な権力を持つ「特別なエリート」は何を考え、裁いているのか? 出世欲、プライド、正義感、情熱…生々しい感情が渦巻く裁判官の世界。これまで堅く閉ざされていたその扉を、粘り強い取材が、初めてこじ開けた。「週刊現代」連載時から大きな反響を呼んだノンフィクション「裁判官よ、あなたに人が裁けるか」に大幅な追加取材と加筆を行い、ついに単行本化。
  • 司法殺人 元裁判官が問う歪んだ死刑判決
    値引きあり
    4.3
    1巻715円 (税込)
    元裁判官が「死刑」判決の歪みを掘り下げる! 猟奇殺人、強盗殺人、両親殺し。この3事件に典型的に現れた、冤罪もしくは「逆冤罪」の実相とは。死刑判決の核心に迫る、法律ノンフィクション!
  • 司法の現場で働きたい! 弁護士・裁判官・検察官
    4.0
    「人の役に立つ仕事がしたい!」「困っている人を助けたい!」と考える人は多いだろう。法律家(弁護士・裁判官・検察官)の仕事は、まさにその一つ。13人の法律家たちが、今の職業を目指した理由、仕事の面白さや難しさ、意義を率直に語る。ときに法律家以外の顔も垣間見え、進路や生き方に悩む人にとっても役に立つ一冊。

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  • 増補改訂版 裁判官幹部人事の研究 「経歴的資源」を手がかりとして
    -
    1巻7,524円 (税込)
    気鋭の学者による、緻密で大胆な裁判官の人事研究。 最新人事データを反映させ、大幅な増補改訂作業を施した最新版。 全ての法曹関係者必読の書! 裁判所には「司法官僚制」という側面が伏在するのか ○裁判官の独立は、司法人事制度によりゆがめられていないか ○裁判官の昇進は資質・能力より、経歴的資源が基準となっているのではないか ○裁判所のポストですら官僚制的人事システムに陥っているのではないか
  • セカンド・ジャッジ~出口の裁判官 岬剣一郎~
    3.5
    1~3巻715~770円 (税込)
    元警察官僚の岬剣一郎は、更正保護委員を務めることになった。受刑者の仮出所を決める、いわば「出口の裁判官」だ。最初に担当したのは、十八歳の時に殺人を犯し少年刑務所で服役する青年だった。岬が更正を信じた彼は、出所後間もなく行方(ゆくえ)をくらましてしまう。そして、青年がかつて殺害した男の知人が不審死を遂げた! またも彼の犯行なのか!? 待望の新シリーズ!
  • 不倫判事~女裁判官物語~
    -
    京都地裁の裁判官・松宮亜紀子は、写真週刊誌やストーカー傍聴人に追われる美貌の持ち主。私生活では夫と別居、青年弁護士と不倫している……。そんな彼女が担当した大学教授殺害事件の公判が、意外な方向に展開した。提出された現場の遺留品が、すべて亜紀子の所持品だったのだ。次第に窮地に立たされる彼女の運命は……!?
  • 弁護士・裁判官・検察官 司法エリートの没落
    -
    弁護士、裁判官、検察官──。 文系最難関の司法試験に合格した、選ばれしエリートたちだ。 今回、特集班は彼ら法曹関係者113人に総力取材し、 重厚な法曹界の扉を開け放った。 その扉の向こうには、 それぞれ固有の事情から没落の憂き目に遭う三者の姿があった。 『週刊ダイヤモンド』(2017年2月25日号)の第1特集を電子化したものです。 雑誌のほかのコンテンツは含まれません。 *本誌の電子版も販売しています(最新号は毎週月曜日配信)。 詳しくは「週刊ダイヤモンド」で検索ください。
  • 弁護士はこう訊く 裁判官はこう聴く 民事尋問教室
    -
    「失敗例」は、極上の教材だ。 民事尋問の具体的なNG例を豊富に取りあげ、弁護士&裁判官が徹底的に添削!  ありそうでなかった、民事尋問で「赤点をとらない」ための、いちばんやさしい実務書! なにがダメで、どこをどうすればOKになるのか? 自身のレベルの把握・上達が難しい民事尋問について、ゼミのように丁寧な解説を施し、NG尋問をOK尋問に導きます。通読すれば、実務のイメージがつかめること間違いなし。 民事尋問教室、開講の時間です!

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  • 弁護士はこう表現する 裁判官はここを見る 起案添削教室
    -
    現役弁護士&現役裁判官が、実例をもとにした「ダメ起案」を添削! ていねいなコメントと共に、「お手本起案」ももちろん掲載! また、新人の方が悩む「裁判外起案」の例も! ◎相手方へ要求する書面 ◎クレームに対する回答書 ◎被害に遭われた方へ連絡する書面 ◎代理人を辞任するときの書面 ◎第三者へお願いをする書面 ……など。 正解のない裁判外起案についても、ベテランならではの視点と考え方をもとに、一定の方向性を示しました。 前作『裁判官はこう考える 弁護士はこう実践する 民事裁判手続』と併せて、紙上OJTで起案の基礎力を高めてくれること間違いなしの入門書!

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  • 民事裁判入門 裁判官は何を見ているのか
    値引きあり
    4.2
    この一冊で裁判の奥義と核心がわかる!学生、ビジネスパースン、実務家、訴訟当事者・関係者必携の一冊! 多くの日本人にとって、訴訟は「何だかよくわからない、あまり関係したくないもの」である。しかし、インターネットの書き込み一つで民事訴訟を提起されたり、企業でも海外取引を行えば渉外紛争に巻き込まれたりするのが現代社会である。あなたが民事訴訟に関わるとする。弁護士がその時々で何をやっているのか、当事者の供述や証人の証言を聞くときに、あなたの発言はどのような意味を持っているのか。提示された和解案にしたがうべきなのか。訴訟の流れ、各場面で何が行われているかといった知識が不足しているために、思ったような結果を得られず、後になって不満を抱く人は少なくない。本書は、元裁判官である著者が、33年におよぶ裁判官経験がなければ得られなかったリアルな司法の実態を踏まえ、訴えの提起から判決まで裁判はどのように進んでゆくのか、裁判官、弁護士が行っていることについての理解を助けようとする画期的な入門書である。信頼できる弁護士の選び方とは? 裁判官はどのように争点を整理しているのか?効果的な主張のポイントとは? 反対尋問のコツは? 新しい判例はどのように作られるか? 和解の弊害は?高裁、最高裁は機能しているか?……裁判の基礎知識から訴訟の高等戦術まで、元裁判官の城山三郎賞受賞作家が民事訴訟のノウハウを伝授する。衝撃の話題作『絶望の裁判所』『ニッポンの裁判』につづく強力第3弾!
  • 民事訴訟 裁判官からの質問に答える技術
    NEW
    -
    1巻3,080円 (税込)
    民事訴訟で裁判官が弁護士にする35の質問!  現役裁判官が「質問の意図」を明かし、弁護士が「どう対応すれば良いか」を解説!  裁判官の質問趣旨を理解し、的確な回答&法廷対応ができるようになる! 「請求同士の関係は?」 「反論にあたって相手方に確認しておくことはありますか?」 「原本に代えて写しを提出しますか?」 「尋問事項から外れていませんか?」 「これまでの交渉経緯はどのようなものでしたか?」 など、民事訴訟手続において、裁判官は弁護士に色々な質問をします。 本書では、質問された側の弁護士の 「裁判官の質問の趣旨は何だろう?」 「この質問をするということは、裁判官の心証はどうなのだろう?」 「どのような回答&対応が求められているのだろう?」 という疑問を解消すべく、現役裁判官と訴訟経験豊富な弁護士が実務を解説!

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  • 「無罪」を見抜く 裁判官・木谷明の生き方
    -
    有罪率が非常に高い日本の刑事裁判.一方で,死刑などの重大事件で,再審の結果,無罪となるケースも出てきている.在職中,いくつもの無罪判決を出し,そのすべてを確定させた裁判官は,いかにして無罪を見抜いたのか.被告人,証拠と向き合う姿勢,裁判官と検察の関係などを率直に語る.現在の日本の司法制度を考える際に必読の書.

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  • 面会交流-裁判官の視点にみるその在り方-
    3.0
    ◆大阪高裁家事抗告集中部の事例研究をベースに、最新の面会交流の事例、審判・裁判例を加えて構成し、面会交流の適否やその在り方を解説しています。 ◆裁判官、家庭裁判所調査官、家事調停委員、弁護士、当事者等の様々な立場から寄せられた質問をまとめ、調停を進行する立場の視点から「ケース」を随所に設けて解説しています。 ◆元大阪高裁第9民事部部総括判事の執筆による客観的な視点に基づいた内容です。
  • 離婚に伴う財産分与-裁判官の視点にみる分与の実務-
    4.0
    ◆大阪高裁家事抗告集中部の事例研究「究理九疇」をベースに最新の審判・裁判例を加えて構成しています。 ◆財産分与の対象となる財産や具体的な分与方法を詳しく解説したうえで、調停条項例を掲載しています。 ◆元大阪高裁第9民事部部総括判事の執筆による客観的な視点に基づいた内容です。
  • 首吊り判事~京都のテミス女裁判官~
    -
    際立(きわだ)った美貌(びぼう)、歯に衣(きぬ)着せぬ発言――女裁判官・松宮亜紀子(まつみやあきこ)の赴くところ、マスコミの姿は絶えない。そんな亜紀子の夫が惨殺死体で発見された! 第一容疑者は愛人の大西真理子(おおにしまりこ)。が、警察犬による臭気選別テストの結果は、なんと亜紀子を真犯人と指し示した! 窮地に追い込まれた女判事の打つ手は!? 圧巻の法廷場面に手に汗握る人気シリーズ最新作!
  • 密会判事補のだまし絵~京都のテミス女裁判官~
    -
    判事補の小倉亘(おぐらわたる)は、裁判官席で窮地に立たされていた。若い女性が自宅で殺害された事件の公判――被告人の弁護士が持ち出した切り札は、とんでもないものだった。小倉が事件当夜、被害者宅を訪れていた事実を暴露したのだ! 被害者は彼の元恋人。しかも妊娠していた。判事補は嵌(は)められたのか? 美貌の裁判官・池内亜紀子の推理が光る、傑作法廷ミステリー!
  • 法服の王国(上)
    -
    1巻1,210円 (税込)
    司法界に衝撃を与えた大河小説ー正義か保身か? 知られざる裁判官の実態! これまで金融機関や商社での勤務経験を生かし、スケールの大きいベストセラー小説を発表してきた著者が、新たに挑んだ社会派司法小説の巨編。昭和40年代から始まった人権派裁判官粛清人事(ブルー・パージ)=青法協問題と原発差止め訴訟の2つを軸に、戦後の裁判所の歴史を内側から明らかにする。正義と保身の間で揺れる生身の裁判官の人間ドラマ。 【目次】 プロローグ、第1章 司法試験、第2章 長沼ナイキ事件、第3章 ブルー・パージ、第4章 獅子座の女、第5章 原発訴訟、第6章 天草支部 【著者】 黒木亮 1957年、北海道生まれ。早稲田大学法学部卒、カイロ・アメリカン大学大学院(中東研究科)修士。都市銀行、証券会社、総合商社に23年あまり勤務し、国際協調融資をめぐる攻防を描いた『トップ・レフト』で作家デビュー。主な作品に『巨大投資銀行』『メイク・バンカブル!』『地球行商人』など。早稲田大学時代は箱根駅伝に2度出場し、『冬の喝采』で自身の競技生活を描いた。1988年から英国ロンドン在住。
  • テミスの不確かな法廷
    4.0
    任官七年目の裁判官、安堂清春は、東京からY地裁に赴任して半年。発達障害という特性を抱えながら、日々事件に向き合っていた。 ある日、安堂が担当したのは地元暴力団の準構成員、江沢による詐欺未遂と傷害事件の裁判。江沢はタクシーにわざとぶつかって金をだまし取ろうとし、タクシーに乗っていた市長候補の男性に殴りかかり、けがを負わせた罪で起訴されていた。だが、江沢は罪状認否で起訴内容を否認。安堂も弁護人を解任するなど、初公判は大混乱となる。その日の夜、安堂の元に、執行官の津村がやってくる。「市長の事件には裏がある。政治がらみですよ」との意味深な言葉を残していくが……。
  • 動機
    3.5
    『64』で話題沸騰! 横山秀夫の警察小説の原点! 署内で一括保管される三十冊の警察手帳が紛失した。犯人は内部か、外部か? 男たちの矜持がぶつかりあう。表題作(第53回日本推理作家協会賞受賞作)ほか、女子高生殺しの前科を持つ男が、匿名の殺人依頼電話に苦悩する「逆転の夏」。地方新聞の警察担当記者が主人公の「ネタ元」、公判中の居眠りで失脚する裁判官を描いた「密室の人」、珠玉の四篇を収録。
  • 断罪官のデタラメな使い魔
    2.0
    人の理を外れし強大な力=魔法に目覚めた者から、魔法を取り除くことが出来る唯一の存在《裁判官》。陸也と緋澄の男女コンビは、時に国家以上の権力を行使しながら、裁判官として世界各地で起こる魔法使い絡みの事件を次々と解決していた。そんな二人が新たな任務で訪れたのは、魔法使い《切裂きジャック》による連続殺人事件が噂される国で――。【第9回HJ文庫大賞<銀賞>受賞作】
  • ジェフリー・アーチャー 新装版 獄中記(1) 地獄篇
    -
    衝撃の世界的ベストセラーが電子書籍に! 『「被告を四年の刑に処す」高等法院裁判官のポッツ判事が裁判官席から私を見下ろし、喜びを隠しきれない声で言う。そして、私に退廷を命じる。』(本文より) 『百万ドルをとり返せ!』『ケインとアベル』などの代表作で知られる英国のベストセラー作家ジェフリー・アーチャーは、国会議員時代に偽証を行った疑いで逮捕され、2001年7月21日、禁錮4年の実刑判決を受けた。 全国から重犯罪者が集まる「カテゴリーA」のベルマーシュ刑務所に収監された夜、アーチャーは投獄中の体験を日記に書き記すことを決める。
  • イワン・イリイチの死/クロイツェル・ソナタ
    4.3
    19世紀ロシアの一裁判官が、「死」と向かい合う過程で味わう心理的葛藤を鋭く描いた「イワン・イリイチの死」。社会的地位のある地主貴族の主人公が、嫉妬がもとで妻を刺し殺す――作者の性と愛をめぐる長い葛藤が反映された「クロイツェル・ソナタ」。トルストイの文体が持っている「音とリズム」を日本語に移しかえ、近代小説への懐疑をくぐり抜けた後の新しい作風を端正な文体で再現したトルストイ後期中編2作。
  • カールの降誕祭
    3.8
    ドイツでは、クリスマスに最も殺人が多い――日本人女性に恋をしたパン職人が、“まともなパン屋”でなくなってしまった理由とは(「パン屋の主人」)。規律を守り、公明正大だった裁判官に退職後おとずれた、すさまじく数奇な人生の結末(「ザイボルト」)。10世紀から続く貴族トーアベルク家。クリスマスの帰省中に息子が起こした悲しい惨劇(「カールの降誕祭(クリスマス)」)。本屋大賞翻訳小説部門第1位『犯罪』のシーラッハによる珠玉の3編と、気鋭の版画家タダジュンによる謎めいたイラスト。ふたりの天才が贈るブラックなクリスマス・プレゼント。
  • 京都 紅葉街道の殺人
    -
    最近では、赤かぶ検事の息子としてよりも、ケン玉名人の裁判官として有名な柊正雄。彼は新任地・京都で、秋津子との新婚生活を楽しむ毎日だった。ところが、紅葉盛りの道風神社で殺人事件が発生! 一部始終を目撃した正雄たちは、容疑者探しに協力するが、なんと、今度は秋津子が誘拐された! 犯罪が犯罪を生む新しい法律(リーガル)サスペンス。
  • 虚構の法治国家
    値引きあり
    3.7
    1巻632円 (税込)
    初めて暴かれた「法権力」中枢の不正義! 過去の著名冤罪事件と、2014年の岐阜県美濃加茂市長事件を取り上げ、元検事と元裁判官が「権力の犯罪」に斬り込む。
  • 偽証法廷
    -
    「私は殺していない!」――森岡栄太郎殺害事件の被告・片桐亘は法廷で、起訴事実を全面否認した。片桐のアリバイをめぐり、検事と弁護人が激しく対立! 両者が召喚した証人の証言は、ことごとく食い違った……。偽証しているのは誰か? 被告は無罪か? 公判の推移を冷静に見守る裁判官の眼を通して描いた法廷ミステリーの傑作!
  • 行列のできる弁護士 正義の判決
    -
    人気TV番組「行列のできる法律相談所」で一躍人気者になった丸山弁護士が初めて綴った、日本人のモラルハザード、男と女の問題、司法界の矛盾まで言いたい放題、斬り放題の痛快エッセイ集。 人気テレビ番組「行列のできる法律相談所」(NTV系)で一躍人気者になった丸山弁護士の初エッセイ集。テレビのキャラクターそのままに、法律を破らなければ何でもありの日本人のモラルハザード、一夫一婦制のオカシサ、怒りを表さない人々、決闘・仇討ちのすすめ、「過干渉・不徹底」の日本人の体質、一筋縄ではいかない少年犯罪の問題などを鋭く抉ったかと思うと、返す刀で、裁判官、検事、弁護士それぞれの矛盾点を抱えたままの司法界を告発した言いたい放題、斬り放題の痛快エッセイ集である。

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  • クイズ法律事務所 身近なトラブル――こんな時どうする?
    -
    最近のテレビ・新聞・雑誌などでは、法律をあつかった話題が多い。徐々に訴訟社会化しつつあるこの国では、興味を持つ人が多くなっているのだろう。とはいっても、やはり、弁護士や裁判官のようなプロでもなく、ましてや学校で勉強したこともないような人にとっては、相変わらず難しそうなものに感じるのではないだろうか?しかし、法律は専門家だけのものではない。この法治国家ニッポンでは、もし何かトラブルが起こった時には、知らなかったでは済まされないのだ! 本書では「“出世払い”は出世しなければ返さなくてもいいのか?」「胎児も相続人として認められるのか?」「デートの約束を理由に残業命令は断れるのか?」など、身近な暮らしに関る法律問題を、100問のクイズで、あなたの法律常識に挑戦。解けば解くほど、きっと法律が身近になること間違いなし! もしかしたら、あなたの眠れる「法律センス」をも呼び起こすかも……!?

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  • 崩し文字便覧
    -
    1巻495円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 明治時代に裁判官として活躍し、また関西大学創立に尽力した井上操。「崩し文字便覧 草書七則」はそんな彼が記憶しにくい草書体の文字を容易に覚えられるよう、文字の特徴を体系的にまとめたユニークな書なのだ。本書は大正11年に出版されたもの。
  • 刑事裁判の心 [新版]―事実認定適正化の方策
    -
    1巻3,960円 (税込)
    著者の刑事裁判官としての基本的姿勢、考え方、実務の現状への認識とその改善策、学説に対する実務的な観点からの提言、弁護士の活動への期待等をわかりやすい文体で論述。「富士高校放火事件」に関する記述を大幅に書き改めた新版。
  • 刑事法廷 ――有罪か無罪か?
    -
    刑事裁判において、被告人の人権はどのように守られているのだろうか。密室で行われる取調べをもとに有罪を主張する検察との闘いに、弁護人と被告人はどう立ち向かうのか。裁判官とは本当に「公正」なのか。冤罪事件はなぜ後を絶たないのか。刑事裁判の実例をあげて日本の司法制度が抱える問題点を明らかにする。
  • 孤独な放火魔
    3.5
    ミステリの女王が描く迫真のリーガル・サスペンス 悩む裁判員と新人裁判官のリアルな姿とに手に汗握るリーガルサスペンス。あなたも裁判員に選ばれるかもしれません。現代人必読の書。
  • この子
    -
    1巻110円 (税込)
    現代語訳で読みやすい!夭折した天才作家、樋口一葉。これまで読みにくかった作品を現代語に翻訳しました。結婚当初は仲が良かった夫婦がすれ違いで険悪になったとき子供を授かる。夫婦再生のお話。裁判官の夫と結婚した私だが、強情でわがままなため、結婚生活に不満が募る。そのうち夫は外で遊ぶようになりますますすれ違いの日々。離婚して実家へ帰りたいと願っていたのだが……しみじみと心にしみる深いお話。
  • 裁判員必携――批判と対応の視点から
    -
    市民が司法に参加する目的は、強要された自白調書を証拠とせず、市民が自主的に評価、事実を公正に判断して無辜を罰しないことです。裁判官が経験則をもちだし裁判員に影響を与えては市民は冤罪に加担させられてしまいます。本書はこのような視点から裁判員制度の真の狙いを暴き、司法への市民参加の展望を考えます。
  • 裁判長! ここは懲役4年でどうすか
    3.6
    ワイドショーも小説もぶっ飛ぶほど、リアルで面白いのがナマの裁判だ。しかもタダで誰でも傍聴できる、殺人、DV、詐欺、強姦事件……。突っ込みどころ満載の被告の弁明や、なんとも噛み合わない被告と弁護士、傍聴席に鈴なりの女子高生にハッスルする裁判官、有名漫画家の男気ある証人ぶり、ヒトゴトじゃないと思う切実な事件。「こいつ、絶対やってるよ!」なんて心の中で叫びつつ、楽しく通った傑作裁判傍聴記。自筆のイラスト満載(法廷内は写真撮影不可のため)。
  • 裁判長! これで執行猶予は甘くないすか
    3.6
    ベストセラー『裁判長! ここは懲役4年でどうすか』待望の続篇は、さらに生々しい人生ドラマたっぷり。缶コーヒー万引きで男泣きするショボいオッサン、流れ弾にも気を使うバランス感覚溢れたヤクザ、トロさん初の本格的な≪電波系≫…。みなさんスゴい罪状の被告人のくせして、法廷での悲喜こもごもや顔つき、態度、思わず笑ってしまう弁明に人間臭さが滲み出る。法廷での「ヤル気あんのか?」な裁判官までもメッタ斬り。「裁判員制度」導入の今こそ必読の爆笑傍聴記!
  • 裁判長のたくらみ(電子復刻版)
    -
    底冷えする京の冬の夜。カキツバタの群落で知られる大田の沢で若い男が射殺された。京都地方裁判所の裁判官河原崎秀治が、度々その男に脅迫され、思い余った末起こした犯行であった。事件の迷宮入りを狙った河原崎の計画は容疑者竹島省三の出現により大きく狂う。竹島は起訴され、あろうことか河原崎の主宰する法廷に引き出される。何としても無罪にしなければならない。不自然な裁判が始まった。法廷小説。

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  • シェークスピア「ベニスの商人」の金貸しシャイロックは悪人か。10分で読めるシリーズ
    -
    10分で読めるミニ書籍です(文章量6,000文字程度=紙の書籍の12ページ程度) 「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣が執筆しております。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき 「ベニスの商人」の金貸しのシャイロックは、貿易商人アントーニオに大枚の金を貸す。そして担保も利子も取っていない。ただ証文には、金を返せない場合、「借主の胸の肉一ポンド切り取る」と書かれ、その条件で契約を交わす。 借主の船が難破して、期日までに金が返せなくなると、金貸しのシャイロックは裁判所で証文を振りかざし、胸の肉を切り取ろうとする。裁判官も許可するが、ただし「肉は切り取っていいが、血は流してはいけない」と、知恵を働かして借主のアントーニオを救うというのが、大体の粗筋。 シェークスピア物語の「絵本」などでは、この肉を切り取ろうとする場面が紹介されている。この絵では、金貸しのシャイロックが悪相で剣を振りかざしている場合が多い。ひどいのになると、ニヤニヤ笑った変質者のように書かれている。だから、シャイロックは悪人のイメージを持たれるのだ。 歴史的には、シャイロックが悪人一辺倒に描かれていたが、ヒットラーのユダヤ人迫害で、シャイロックが被害者として描かれるのが流行となったのである。 果たして、シェークスピアはシャイロックを悪人として登場させたのだろうか。それとも被害者か。 シェークスピアは善悪で人間を描くような単純なことはしていない。
  • 市民のための裁判入門
    4.0
    1巻699円 (税込)
    裁判員制度の導入により、一般市民にも裁判の知識が必要な時代になった。しかし、そもそも裁判員制度は憲法違反であると著者は言う。憲法が規定する「法律に基づく裁判の原則」が守られず、基準なき裁判となるからだ。このように、裁判を正しくとらえるには、憲法のような原理原則から、着実な理解を積み上げることが求められる。本書は「裁判の意味」「裁判官の独立」「上告と控訴の違い」「民事・刑事裁判の手続き」といった基礎知識から、「蛇足判決」などの現代司法の矛盾点まで、知っておきたい事柄を網羅し、親しみやすい語り口で解説する。著者は元判事(現弁護士)で、司法行政の裁判干渉に抵抗し、裁判官の独立を守り抜いた人物として知られる。その著者が「通常の二、三倍の時間を費やしての執筆となりました」と語る力作。裁判に関わっている人、これから裁判に関わるかもしれない人は必読。

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  • C★NOVELS Mini - 黒白 - 包青天事件録
    -
    宋の開封府の新任知事・包拯は、「厳しすぎる」と部下に嫌われていた。衣食住まったく贅沢をしないから部下は知事よりいい暮らしができない。袖の下など一切受け取らないから部下も賄賂を受け取れない。あまりの清廉ぶりに窮屈になった小役人が何事か企むが……。中国史上に輝く名裁判官・包青天の裁きは!?『CN25』(2007年11月25日刊行)所収

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  • 辞書には載らなかった 不採用語辞典
    3.1
    1巻1,200円 (税込)
    国語辞典を作るために、辞書の編纂者は、辞書に載せたいことばの実例をさまざまな媒体から探してきます。新版の改訂時で、その数、一万数千語。辞書に採用するべきか、不採用にするべきか、各編纂者が持ち寄ったことばを編集会議で揉み、その結果、多くのことばが不採用になります。そうして惜しくも不採用になったことばの中には、味わい深いものが少なくありません。そこで、辞書からこぼれおちてしまったことばを集めた“不採用”の辞典を作りました。思いよがり、いさぎなさ、甘下り、ヒラメ裁判官、やるやる詐欺、ウッザー、カルーセル、感情労働、プチプラなど。勘違いから生まれたことば、業界特有のことば、世相を映すことば、クスッと笑えることば。『三省堂国語辞典』の編纂者が、文芸書からツイッター、バスの中の大学生の会話までを渉猟して集めに集めた辞書に載らない、だけど魅力的なことばたちをユーモアたっぷりに解説します。

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  • 自白の風景
    4.0
    1巻660円 (税込)
    菊山事件―殺人罪で起訴された矢代昌宣は、裁判で自供を翻し、無実を主張した。だが裁判官は有罪判決を下し、矢代は控訴審中に獄死した。十八年後、菊山事件の裁判長だった滝川が轢き逃げされ死亡。しかも容疑者として逮捕されたのは、かつて矢代を取り調べ、自供に追い込んだ元警部・堀内だった。矢代同様、無実を主張する堀内だったが、厳しい取り調べの末に自供する。

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  • 常識として知っておきたい 裁判の世界
    -
    たとえば、「判決」が「求刑」よりも軽いことが多いのは、なぜ?仕組みや判決基準、法廷の様子、裁判官・検察官・弁護士の日常……その実際と重要ポイントがわかる本。

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  • ジョーカー(1) 帝王の庭
    完結
    5.0
    特捜司法官……あらゆる電磁波を認識し、天体望遠鏡なみの照準機能をそなえた銀色の人工眼球を持つ合成人間。司法コンピュータと同等の判決能力を有する彼らは、刑事であり検事であり裁判官であり……死刑執行人でもある。日本州警の警部補・六道リィンはある事件で、特捜司法官・ジョーカーと知り合い……。大人気シリーズ、第1巻!
  • 人望の研究
    -
    “人望力”のある人は一体どこが違うのか?――いくら素晴らしい能力をもっていても、それを周囲にひけらかしたり、日頃から身勝手な振る舞いをしていては、いざという時に誰も助けてはくれない。それよりも、控えめな姿勢と人を許すだけの器量をもち、自らの犠牲を厭わず人のために尽くす行動こそが、周りの信頼を得る結果へと繋がるのだ。それは仕事の場であれ、個人の生活の場であれ、まったく同じことである。本書は、『一流の条件』『気品の研究』『幸せの研究』などの著書を通じて、真っ当な人間関係の大切さを説いてきた著者が、人望力をつけるための48の秘訣について自身の体験をもとに考察する。「心の扉を開いておく」「人の言に耳を傾ける」「裁判官にならない」「人のエゴにも理解を示す」「大言壮語をしない」「自己主張よりも相手満足」「自分の非を探し出す」など、包容力の大きさを身につけて“人間関係の達人”になるための知恵が満載!

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  • 図解 法律相談ですぐ使える! 相続分・遺留分はやわかり
    -
    相続分・遺留分の割合をパッと検索! 実務頻出で、実務家がミスしやすい相続のパターンを収録し、 各事例について「相続分は4分の1:4分の3」など、結論が具体的にわかる! 「相続法の知識に不安がある」「相続分・遺留分の計算に自信がない」 そんな実務家のために生まれた、 相続分・遺留分の割合を、相続人関係図の事例からパラパラ探せる本です。 養子縁組や代襲相続が絡む複雑な相続の事例も細かに解説。 知識を深めたい読者のために、参考となる裁判例・判例もカバー。 実務家目線のギモン×裁判官経験のある著者の解説×見開き2頁構成の簡潔なつくり の本書は相談業務の必携本です!

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  • 「捜査本部」というすごい仕組み
    3.0
    著者はオウム真理教事件などに携わった元警察キャリア官僚で、MBA(経営学修士)の資格も有する弁護士です。その著者が自らの体験に経営学の知識なども加味しながら、「捜査本部」を多角的に解剖していきます。さらに本書では、捜査本部の仕組みをよりよく理解するために、警察学校の仕組みや警察組織の概要についても詳しく触れています。 ■CONTENTS 【第1章】警察に関する基本知識/【第2章】これが捜査のマニュアルだ!/【第3章】「捜査本部」というすごい仕組み/【第4章】優秀な捜査官を育成する警察学校の仕組み/【第5章】仲が悪い刑事部と公安部/【第6章】現場の力を最大限に発揮させるために/【第7章】もっと強い警察を目指せ! ■著者 澤井康生(サワイヤスオ) 1971年11月9日生まれ、早稲田大学政治経済学部出身。警察庁入庁後は生活安全局等において法令の制定・改廃、警察行政の企画・立案業務に携わる。警視庁出向時は地下鉄サリン事件をはじめとする一連のオウム真理教事件や殺人事件、放火事件、広域窃盗事件等の捜査に携わる。警察庁退官後、旧司法試験に合格し、司法修習生を経た後、東京弁護士会に弁護士登録。その後は弁護士として活躍するとともに早稲田大学大学院ファイナンス研究科に入学し、ファイナンスMBAも取得。現在は東京新生法律事務所に務めるとともに非常勤裁判官も兼任。※著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
  • 脱獄者たち
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 脱獄後、裁判官や社長になった男、逢い引きのために夜ごと牢を忍び出た女……。強靱な気力と体力、そして創意工夫を凝らす知力を駆使して看守の目を欺き、自由を求め、果敢に塀を乗り越えていった囚人たちの波乱に満ちた実話集。

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  • 判決から見る 猟奇殺人ファイル
    4.0
    1巻586円 (税込)
    凶悪事件の裁判は、被告人にとって生きるか死ぬかの瀬戸際である。そこでは被告人や弁護人、検察官や裁判官らによって手に汗握るせめぎ合いが繰り広げられている。 本書は、日本の犯罪史に名を残す23の猟奇殺人を取り上げ、その凄惨な内容を紹介するとともに、事件がいかにして裁かれたのか、法廷での戦いにも注目してまとめたものである。 ひとがひとを殺すとき、そこにはひとつの尺度では測ることのできない事情がある。殺人者はどのようにして罪を犯し、そしてどのようにして裁かれたのだろうか。

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  • 北京から来た男 上
    4.4
    凍てつくような寒さの未明、スウェーデンの小さな谷間の村に足を踏み入れた写真家は、信じられない光景を目にする。ほぼすべての村人が惨殺されていたのだ。ほとんどが老人ばかりの過疎の村が、なぜ。休暇中のヘルシングボリの女性裁判官ビルギッタは、亡くなった母親が事件の村の出身であったことを知り、一人現場に向かう。事件現場に落ちていた赤いリボン、防犯ビデオに映っていた謎の人影……。事件はビルギッタを世界の反対側、そして過去へ導く。刑事ヴァランダー・シリーズで人気の北欧ミステリの帝王ヘニング・マンケルの集大成的大作。
  • 本物の勉強法
    3.2
    勉強には、王道がある!勉強ゼロ→ラ・サール高校→東大→司法試験合格→裁判官→弁護士になった「本物の勉強法」を公開!勉強の成果は、「3つの力のかけ算」で決まる。1【感情】「やる気をコントロールする力」 2【戦略】「計画を立てて継続する力」 3【思考】「自分の頭で深く考える力」で、必ず結果が出る!
  • 墓標なき草原 哀しみの記憶
    -
    本書と連動した内容が楽しめるYouTubeチャンネル「デイリーWiLL」 動画URLはこちら→https://www.youtube.com/@Daily_WiLL 『命がけの証言』続く衝撃の告発漫画  汚され、言葉さえ奪われた、内モンゴルの真実を忘れないで! 草原のキリングフィールド、内モンゴルにおける中国・文化大革命、虐殺の記録 清水さんの漫画を読むと、中国によって殺害されたモンゴル人たちが草原の奥から歴史の審判法廷に向かって歩いてくるように感じる。彼ら・彼女たちは漫画という正義の舞台に立ち、中国によるジェノサイドの実態について証言している。読者の皆さんは、ジェノサイドの犯罪者である中国を裁く正義の裁判官になる。こうして、今まで墓標一つ建っていなかったモンゴル草原に、鎮魂の墓標が建つに違いない。 原作者・楊海英(静岡大学教授) 内モンゴルの人口比率は、漢人8割、モンゴル人が2割弱にまでなり、侵食が進んでいます。漢人移民による虐殺の上に実効支配が進んだ土地のモンゴル人から、最後の砦である母語、モンゴル語までも奪おうというのです。抗議を行った親は仕事を奪われたり、子供たちは学校に監禁されたり、亡くなった教師もいました。ウイグルでも言葉が奪われ、強制収容所で親子が引き離され、強制不妊などの民族抹殺が進められています。つまり、この本の中の50年前のお話は過去のことではなく、同様の手法を使って今も現在進行形であり、拡大しています。 漫画家・清水ともみ 内モンゴル人を襲った悲劇の物語! 第1話 “赤い息子”たち ―ウラーンフーの物語― 第2話 奪われた青い仔ヤギ ―バイワルの物語― 第3話 本当の支配者 ―トブシンの物語― 第4話 一つの国になれると信じて ―トグスの物語― 第5話 救っても救っても ―ジュテークチの物語― 〈特別収録〉モンゴリアン・メッセージ 2020
  • 約束の向こうに
    -
    4人の子どもを育てながら、40歳で難関の司法試験に合格した著者は、もともとごく普通の専業主婦でした。しかし、裁判官だった夫の病気、そして死をきっかけに司法試験を目指すことになります。それは、生前夫とかわした「受けてみないか? 司法試験を」という約束を守るためでした。夫の難病との二人三脚の闘い、後追い自殺の危機を乗り越えて、司法試験に合格した著者の生き様が、私たちにも生きる勇気を与えてくれます。
  • 量刑(上・下合冊版)
    -
    裁判員制度が開始され、もう誰もが人ごとではすまされない量刑の判断。殺人と死体遺棄容疑、自首目前の逮捕、示談の決裂、死因鑑定の揺れ。法壇と傍聴席の背後には不穏なさざ波が。量刑に厳しいと評判の神谷(かみや)裁判長は審理の帰趨(きすう)をどう判断するのか。情状の余地とは、人が人を裁くとは、量刑の客観性はどこにあるのか。「正義」とは、「法」とはなにか。一裁判官の職責と人間性を通して描く衝撃作!

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  • 恋愛裁判 僕は有罪?
    5.0
    歌楽坂高校1年の美空は、裁判官にあこがれる優等生。なぜか学校の人気者、バンドマンの柊二と“仮”交際することに。だが、柊二の「浮気」現場を見た美空は…!? 40mP×たまが贈る、超人気恋ウタを完全小説化!
  • イチケイのカラス(1)
    完結
    3.9
    有罪率99.9%といわれる日本の刑事裁判。しかし、その判決を下す裁判官たちのことを知る人は少ない。特例判事補の主人公を中心に裁判所で働く個性豊かな刑事裁判官や書記官の人間ドラマを描く。こんな人なら裁かれたい!? 裁判官が主人公のリーガル・エンターテインメント!!
  • NHK連続テレビ小説 虎に翼 上
    4.5
    1巻1,760円 (税込)
    日本で初めて女性弁護士となった人物の実話に基づくリーガルエンターテインメント <あらすじ> 昭和のはじめ、日本初の女性専門に法律を教える学校ができます。そこへ集ったのは、当時の日本のどこにも収まれない、あふれ出す何かを抱えた女性たちでした。この物語の主人公・猪爪寅子(いのつめ ともこ)も、そんな収まれない女性。周囲から“魔女部”と陰口をたたかれた女性だけの学び舎で、彼女たちは自らの道を切り開くため法律を学んでいきます。 昭和13年(1938)、卒業生から日本初の女性弁護士が誕生します。寅子もその一人として日本中から注目され憧れの的になります。しかし弁護士として意気揚々と世に出た彼女たちを待ち受けていたのは、戦争へと突き進んでいく日本でした。法学という社会に羽ばたく翼を得たはずが、それを使える場は急速に消えてしまいます。 昭和20年(1945)、焼け野原に立つ寅子は全てを失っていました。明日生きるため頼れるのは、かつて学んだ法律だけ。彼女は裁判官になることを決意。戦争で親を亡くした子どもや苦境に立たされた女性たちのため、家庭裁判所の設立に奔走することになります。 そして、寅子はついに裁判官になります。彼女とその仲間たちは、政治でも経済でも解決できない、追いつめられた人々の半径5メートルの世界を見つめ、その苦境から救うため情熱をもって向き合っていきます。
  • 月刊WiLL 2024年7月号
    NEW
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    本誌と連動した内容が楽しめるYouTubeチャンネル「デイリーWiLL」 動画URLはこちら→https://www.youtube.com/@Daily_WiLL 7月号は 憲法改正 岸田総理、本気ですよね! 櫻井よしこ/阿比留瑠比 安倍さんは本気で憲法改正を考えていた 井川意高/佐藤尊徳 前代未聞・選挙妨害を擁護 裁判官と朝日が日本を滅ぼす! 門田隆将/岩田 温 自民にウラ金 ならば野党組合費のヤミも問え 佐々木 類 外国人によるパーティー券購入問題 上川陽子外相を問い詰める 松原 仁 日本の電力 見えてきた河野太郎・孫正義 売国の悪巧み ささやん 米国演説 岸田首相が残した禍根 藤井 聡 パンチ力もなければ語る力もない 前駐豪州特命全権大使 山上信吾 まるで肝だめし 岸田の脳裡にチラリ「6月解散」 平井文夫 早苗の国会月報 特別編  特定秘密「漏洩」の再発防止に向けて 経済安全保障担当大臣 高市早苗 移民・難民怖るべし 祖国にいながら外国人に怯(おび)えて暮すのか 飯山 陽 欧州の、ドアを開け過ぎた移民政策 早坂 隆 中国崩壊 日本に難民の津波が襲う 高山正之/石平 この円ドル相場は大統領選終了までつづく 田村秀男 学歴詐称だけではない 小池都政の内幕を暴く「都政新報」編集長 後藤貴智 コロナワクチンの闇 逃げつづける河野太郎と“専門医”たち 掛谷英紀 三笠宮彬子女王『赤と青のガウン』の衝撃! 谷本真由美 (祝)『国史教科書』検定合格! 日本を良くしたい だから教科書! 竹田恒泰 LGBT法のせいで、教科書が大迷惑 大森貴弘 中国の妨害を封殺セリ! 「尖閣」海洋環境調査報告 山田吉彦 仏像返せ! 韓国はドロボー国家か 室谷克実 岸田・尹 夢の蜜月 早くもトンデモ反日の李在明が台頭 西岡 力 売れないラーメン屋といわゆるひとつの『論壇誌』についての断想 岩田 温 バイデン大統領=姿は上品でも言葉は野卑 藤井厳喜/渡辺惣樹/福井義高 最大の敵とも話すのがトランプ流 フレッド・フライツ/古森義久 “親中二階”の世襲を許していいのか 本間奈々 恋せよ!オトナ 高齢者にエロを、ポルノを! 和田秀樹 『現代語訳 是でも武士か』を訳して戦争プロパガンダを考える 大高未貴 日本医療の闇―ロックフェラー医療ってナンだ 吉野敏明
  • 有罪、とAIは告げた
    3.9
    1巻1,584円 (税込)
    緊急出版! 人工知能は罪を裁けるのか!? 東京地方裁判所の新人裁判官・高遠寺円は、日々の業務に忙殺されていた。公判、証人尋問、証拠や鑑定書の読み込み、判例等の抽出、判決文作成と徹夜が続く。 東京高裁総括判事の寺脇に呼び出された円は、ある任務を命じられる。中国から提供された「AI裁判官」を検証するというものだ。〈法神2〉と名付けられたその筐体に過去の裁判記録を入力する。果たして、〈法神〉が一瞬で作成した判決文は、裁判官が苦労して書き上げたものと遜色なく、判決もまた、全く同じものだった。業務の目覚ましい効率化は、全国の裁判官の福音となった。しかし円は〈法神〉の導入に懐疑的だった。周囲が絶賛すればするほどAI裁判官に対する警戒心が増す。  そんなある日、円は18歳少年が父親を刺殺した事件を担当することになる。年齢、犯行様態から判断の難しい裁判が予想された。裁判長の檜葉は、公判前に〈法神〉にシミュレートさせるという。データを入力し、出力された判決は――「死刑」。ついに、その審理が始まる。  罪は、数値化できるのか。裁判官の英知と経験はデータ化できるのか。連載、即緊急出版! 目前に迫るあり得る未来に、人間としての倫理と本質を問う法廷ミステリー。 (底本 2024年2月発売作品)
  • NHK連続テレビ小説「虎に翼」シナリオ集 第1週[全26巻]
    続巻入荷
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 伊藤沙莉主演、2024年前期連続テレビ小説「虎に翼」の全26週分のシナリオを、いつでもどこでも読める電子書籍としてリリース。番組台本のレイアウトそのままに、収録の過程などでカットされたシーンやセリフも余すことなくすべて楽しめる! 読み物として放送とはまた違った趣で、感動の名場面や名セリフなどドラマの神髄を味わえる朝ドラファン必携のシナリオ集。 あらすじ: 昭和4年、日本初の女性専門に法律を教える学校が設立された。そこへ集ったのは、主人公・猪爪寅子をはじめ当時の日本のどこにも収まれない、あふれ出す何かを抱えた女性たち。彼女たちは“魔女部”と陰口をたたかれた女性だけの学び舎で、自らの道を切り開くため法律を学んでいく。やがて学校を卒業し、日本初の女性弁護士として法学という社会に羽ばたく翼を得た寅子たちに待ち受けるのは、刻々と色濃くなる戦争の気配。戦後、すべてを失った寅子は、戦争で親を亡くした子どもや苦境に立たされた女性たちのため、家庭裁判所の設立に奔走。自ら裁判官になった寅子は、追い詰められた人々を法の力で救うべく、情熱を携えて立ち向かっていく――。 *第1週:「女賢しくて牛売り損なう?」を収載。
  • 霧をはらう
    3.9
    『火の粉』で裁判官の葛藤を、『検察側の罪人』で検事の正義を描いた 雫井脩介が問う、弁護士の信念とは? 作家デビュー20周年を迎えた著者の渾身作! 病院で起きた点滴死傷事件。 入院中の4人の幼い子どもたちにインスリンが混入され、2人が殺された。 逮捕されたのは、生き残った女児の母親。 人権派の大物弁護士らと共に、若手弁護士の伊豆原は勝算のない裁判に挑む!
  • 三淵嘉子の生涯
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容】 2024年春スタート、朝の連続テレビ小説の主人公のモデルとなった、三淵嘉子の生涯をまとめた本。女性で初めて司法化試験に合格して弁護士となったり、日本初の女性裁判所長になったりと、法曹界において時代を切り開いてきた、女性の生涯を描く。 また、仕事だけでなく、結婚や出産、再婚など、プライベートな部分にも迫り、社会に広く貢献してきた三淵のパーソナルな部分も垣間見えるような一冊である。 第1章 嘉子誕生 — 賢く活発な少女 第2章 人とは違う学生時代 — 反対にもめげず、明治大学へ進学 第3章 法律家への第一歩 — 女性初の司法科試験合格 第4章 嘉子、結婚 — 幸せから一転、過酷な戦中生活へ 第5章 激動の戦後 — 夫、父母、弟の死を乗り越えて 第6章 母として、働く女性として — 法を司る裁判官の責任を自覚 第7章 地方転勤と再婚 — 名古屋での出会い、新しい家族との生活 第8章 初の女性裁判所長に — 法曹界内の女性差別に敢然と講義 第9章 退官、その後 — 幸せな老後と最期の別れ 【著者】 佐賀 千惠美(さが ちえみ) 1952年、熊本県で生まれる。1977年、司法試験に合格。1978年、東京大学法学部を卒業、司法修習生に。1980年、東京地方検察庁の検事に。1981年、同退官。1986年、弁護士登録(京都弁護士会)。1991年、早稲田経営出版より『華やぐ女たち 女性法曹のあけぼの』を出版。1996年、京都弁護士会の副会長に。2001年、京都府労働委員会の会長に。同年、佐賀千惠美法律事務所を開設。2023年、『三淵嘉子・中田正子・久米愛 日本初の女性法律家たち』(日本評論社)が発売に。 もっと少なく読む
  • 民法総則の基礎がため
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    ◆民法総則の基本的かつ重要な項目を、民法をはじめて学ぶ方にもわかりやすく解説しており、各種資格試験対応にも最適です。 ◆難しい法律用語や理解しづらい項目には、注記、イラスト、事例を交えてイメージしやすいよう構成しています。 ◆裁判官と弁護士有資格者が豊富な実務経験を踏まえて執筆しています。
  • 消えた依頼人
    4.3
    1巻1,600円 (税込)
    弁護士生命を絶たれかねない窮地に立たされた男が打った妙手とは――。四年前、殺人罪に問われた女性の無罪判決を勝ち取り、脚光を浴びた弁護士の大石中也。医療過誤の裁判で、彼は依頼人である原告・長瀬の尋問に向け、準備を整えていた。しかし当日、時間になっても長瀬が法廷に現れず、大石は裁判官や相手の弁護士に頭を下げる破目に。大石が原告の自宅を訪ねると、そこにいた「長瀬」は、昨日まで打ち合わせをしていた原告とは似ても似つかぬ、全くの別人だった。弁護士生命さえ危うい事態に、真相究明に乗り出した大石だったが……。現役弁護士にして、『このミステリーがすごい!』大賞・優秀賞受賞作家が、「法の裏側」と「司法の闇」を抉る! 驚愕のリーガル・サスペンス。
  • 静おばあちゃんにおまかせ
    3.7
    1~3巻722~800円 (税込)
    警視庁一課の刑事、葛城公彦は平凡な青年。天才的な閃きにも鋭い洞察にも無縁だが、ガールフレンドの高遠寺円に助けられ、今日も難事件に立ち向かう。法律家を志望する円のブレーンは元裁判官の静おばあちゃん。最後まで予断を許さないストーリー展開で一気に読ませる痛快アームチェア・ディテクティブ連作。
  • 日本初の女性裁判所長 三淵嘉子
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 2024年春のNHK朝ドラ「虎に翼」のヒロインのモデル・三渕嘉子(1914‐84)。日本初の女性裁判官の果敢な生涯をたどる。
  • 密室狂乱時代の殺人 絶海の孤島と七つのトリック
    3.6
    密室トリックマシマシ!増量! 『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリ受賞作、続編 密室のスペシャリストの前に立ちはだかる7つの密室。 密室の不解証明は、現場の不在証明と同等の価値がある――“密室殺人”に初めて無罪判決を下した元裁判官も加わり、謎を解くため奔走する! 日本有数の富豪にしてミステリーマニア・大富ケ原蒼大依が開催する、孤島での『密室トリックゲーム』に招待された高校生の葛白香澄は、変人揃いの参加者たちともに本物の密室殺人事件に巻き込まれてしまう。そこには偶然、密室黄金時代の端緒を開いた事件の被告と、元裁判官も居合わせていた。果たして彼らは、繰り返される不可能犯罪の謎を解き明かし、生きて島を出ることができるのか!? (著者プロフィール) 1985年、山口県宇部市生まれ。東京理科大学理工学部卒業。現在はシステム開発会社に勤務。第20回『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリを受賞し、『密室黄金時代の殺人 雪の館と六つのトリック』(宝島社)でデビュー。
  • オールアボード
    -
    1巻680円 (税込)
    京都を走る路面電車「嵐電」とその沿線を舞台に描く、新感覚ラブオムニバス。 京都唯一の路面鉄道、通称「嵐電」。その沿線を舞台に、様々な年代の人たちの恋愛模様を描くラブオムニバス。父親の再婚によって突然姉ができた双子の弟、旦那の浮気が原因で離婚した裁判官、呆けた老人につきまとわれる占い師など、彼らに巻き起こる不思議な恋愛物語とは!? 『ことことかるてっと』『ブルーバードブルー』の楠田夏子最新作!
  • 三淵嘉子 先駆者であり続けた女性法曹の物語
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    【内容紹介】 2024年度・前期連続テレビ小説「虎に翼」のモデルは、日本初の女性弁護士の一人であり、初の女性判事及び家庭裁判所長・三淵嘉子(みぶち・よしこ:主演・伊藤沙莉、脚本・吉田恵里香)。本書では、三淵嘉子の生誕から晩年までの生涯と、嘉子とともに歩んだ家族、友人、同僚たちについて紹介する。 1914年、父・武藤貞雄の赴任先のシンガポールで生まれた嘉子。東京に戻ってからは「何か専門の仕事をもつ勉強を」という教育方針を受けたことから、明治大学専門部女子部を経て法学部に編入、高文司法科試験に合格し、女性初の弁護士となる。その後は結婚して1児を設けるも、夫が戦病死してしまう。逆境の中で、子どもを育てながら戦前は認められなかった女性裁判官を目指すことに。そして判事補に任命されてからは名古屋への単身赴任、帰任後の再婚を経て、女性初の裁判所長になる。そんな嘉子が生涯を賭して成し遂げたかったこととは何だったのか。「女性活躍」が求められる今にあって、その先駆者の生涯が今、明らかになる。 【目次】 はじめに 第1部 三淵嘉子の生涯① 学生時代・弁護士編  第1章 誕生から高女まで  第2章 明治大学女子部法科の時代  第3章 試験に合格、弁護士となる  第4章 戦時下・戦後の苦労 第2部 裁判官編  第5章 裁判官となる  第6章 「女性初」の判事として  第7章 家庭裁判所へ  第8章 「女性初」の裁判所所長として  第9章 退官とそれから 第3部 三淵嘉子をとりまく人々・場所・事柄 おわりに
  • 冲方丁のこち留 こちら渋谷警察署留置場(集英社インターナショナル)
    4.3
    冲方丁逮捕――。2015年8月、各マスコミがいっせいに報じた人気作家、まさかの「DV逮捕劇」。9日間にわたって東京・渋谷警察署の留置場に閉じ込められたのちに釈放され、その約2カ月後に不起訴処分が下された。冲方氏が、この体験からなにより衝撃を受け、失望を禁じえなかったのが、警察、検察、裁判所の複雑怪奇な実態だ。「容疑を認めさせようとありえないストーリーを持ちだす取り調べの刑事」、「体力を奪って被疑者を屈服させる前近代的な留置場のありよう」、「被疑者の言いぶんに聞く耳を持たず不起訴確定に時間をかける検事」、「勾留請求にただハンコを押すだけの裁判官」など…。そこで目の当たりにしたのは世間の常識などいっさい通用しない法律ゲームの世界であり、誤認逮捕や冤罪を生み出しかねない日本の刑事司法の「不条理な現実」だった! これを「悲劇」ととらえれば何も変わらない。自由を奪われた9日間で見た想像を絶する警察、検察、裁判所の実態をあえて「喜劇」として笑い飛ばせ! 『週刊プレイボーイ』の好評連載から大幅に加筆。150万部ベストセラー『天地明察』の作家がつづる前代未聞の留置場体験記!! 痴漢冤罪事件をテーマに、刑事司法の問題点を浮かび上がらせた映画『それでもボクはやってない』の周防正行監督との対談、担当弁護士のQ&Aも収録!
  • 不知火判事の比類なき被告人質問
    3.7
    1巻1,815円 (税込)
    誰もみたことのない衝撃の逆転裁判がはじまる――。フリーライターの湯川和花は殺人事件の裁判を傍聴するのだが、結審直前に衝撃的な被告人質問を目の当たりにする。左陪席の不知火春希裁判官が予想外の質問を被告に投げかけ、悲しすぎる事件の真相を自白のもとに晒して法廷の景色を一変させてしまう。こうした不知火判事の質問は「他に類を見ない質問」と法曹関係者の間で囁かれていた。
  • 東大から刑務所へ
    3.7
    【ホリエモン×カジノで106億円熔かした井川意高の壮絶な人生哲学のぶつかり合い】 すべてを失わなければ、辿り着けない強さがある! 大学在学中に起業したライブドアを時価総額8000億円企業にまで成長させながらも、 世間から「拝金主義者」のレッテルを貼られ逮捕された堀江貴文。 大王製紙創業家の長男として生まれ、幼少時代は1200坪の屋敷で過ごし、 42歳で3代目社長に就任しながらも、カジノで106億8000万円を使い込み逮捕された井川意高。 二人の元東大生が刑務所に入って初めて学んだ“人生の表と裏”“世の中の清と濁”。 東大では教えてくれない「人生を強く自由に生きる極意」を縦横無尽に語り尽くす。 ○エリートが辿り着いた“ムショの教え”○ ・人間の嫉妬ほど怖いものはない ・「成り上がり」は真っ先につぶされる ・裁判官の年収以上の金を動かした人間は全員悪人 ・ドンペリより運動後の麦茶のほうが美味い ・くだらない愚痴を言い合えない環境ほど辛いものはない ・刑務所では前を向いてはいけない。後ろを数えろ ・すべてを失って初めて、自分らしい生き方が見つかる ・夜の独房で「死の恐怖」と戦って分かること ・どんな大恥をかいたって、すぐにみんな忘れてくれる ・結局、仕事に勝る自由はない ・シャバでついたアカは刑務所に入ってキレイに落とせ

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