霧をはらう

霧をはらう

作者名 :
通常価格 1,782円 (1,620円+税)
紙の本 [参考] 1,980円 (税込)
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作品内容

『火の粉』で裁判官の葛藤を、『検察側の罪人』で検事の正義を描いた
雫井脩介が問う、弁護士の信念とは? 作家デビュー20周年を迎えた著者の渾身作!

病院で起きた点滴死傷事件。
入院中の4人の幼い子どもたちにインスリンが混入され、2人が殺された。
逮捕されたのは、生き残った女児の母親。
人権派の大物弁護士らと共に、若手弁護士の伊豆原は勝算のない裁判に挑む!

霧をはらう のユーザーレビュー

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年02月23日

    入院中の4人の幼い子どもたちにインスリンが混入され、2人が殺された。逮捕されたのは、生き残った女児の母親。 個々の登場人物が、深く描かれており、最後の一捻りもあり、500頁も一気に読まされた。映画かテレビドラマになりそう。傑作でした。

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    Posted by ブクログ 2022年06月12日

    雫井脩介さんの小説大好きです。ストーリーがどこでひっくり返ってもおかしくないので、常にヒヤヒヤしながら一気読みしてしまいます。

    伊豆原先生の次の依頼、どう弁護するのか気になる

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    Posted by ブクログ 2022年03月31日

    冤罪 やってもいないのにやったと言ってしまう心の動き 誰にでもあり得ることだと思いました
    決めつけるとなかなか考えを払拭出来ない 真実を見つけることの難しさを感じました
    霧をはらう 良い言葉です

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    Posted by ブクログ 2022年03月29日

    小南由惟(高3)、紗奈(小6)は母子家庭の姉妹。紗奈は腎炎で長いこと小児病棟に入院している。同室には様々な病で長期入院している子供たちがいる。紗奈の母野々花はほぼ泊まり込みで献身的に看病している。他の子のお母さんたちも同様の生活。ただ野々花は少々変わっているところがあり、病院の治療(特に薬)に懐疑的...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年05月25日

    70不可能と思われた勝利に執念を持って取り組む貧乏弁護士と権威との戦い。面白く読んだが、謎解きが最終盤の数ページでそれまでの伏線も余り感じられなく、ちょっと肩透かしの感じ。でも次の裁判の行方も読んでみたい。

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    Posted by ブクログ 2023年02月17日

    やり切れない。

    点滴に混入されたインスリンにより二人の幼子が死亡する。
    逮捕されたのは同室で生き残った女児の母親だった。

    悪人には思えないが、鈍重で掴み処がない母親の言動に疑いの気持ちが強くなる。

    犯人は彼女なのか、もしくは別の人物なのか。
    遅々として進まない展開に苛立ちながらも真実を知りたい...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年01月14日

    冒頭の事件が起こるまでの病室のところでは野々花の言動や行動にこういう人まじで苦手だなーっと思いながら読んだ。
    野々花は無実だとは思うけど真犯人の予想もつかないしどうなるんだろうってイッキ読みでした。
    真相については正直ちょっと強引では?とも思ったけど全体を通して読み応えもあり面白かった。
    野々花さん...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年10月28日

    最後までひょっとしたらという思いを持ちながら読むことができた。真剣に相手と向き合えばきっと道は開けると思える作品。よかった。

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    Posted by ブクログ 2022年10月05日

    どこいでもいる、普通の母親が一転して、犯人になる、なんとも重い内容でしたが、子を持つ同じ母としてすごく気持ちが分かりました。子どもの考え方、生活などすごくリアルな描写で一気に引き込まれました。とても面白かったです。

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    Posted by ブクログ 2022年10月04日

    引き込まれて、ぐいぐい読んでしまった。
    由惟の頑なな性格で、妹を不憫に思ったけれど、読み進めていくにつれて、だんだん人を信じるようになってきて嬉しく思った。

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