裁判官 三淵嘉子の生涯

裁判官 三淵嘉子の生涯

829円 (税込)

4pt

4.0

2024年ドラマ主人公のモデル「三淵嘉子」。
日本史上、女性で初めて法曹の世界に飛び込んだ
彼女の人生を綴った長編小説。

嘉子は、明治大学専門部女子部で学び、日本初の女性弁護士の一人となる。
世間からも注目をされていたが、戦争に突入する時代に弁護士となった嘉子は、
活躍の場を得られないまま終戦を迎える。
戦争で全てを失った彼女に残されたのは、かつて学んだ法律の知識だけだった。
多くの困難を乗り越え、念願の裁判官に就任した嘉子と彼女を慕う仲間たちは、
苦境から抜け出せない人々を救うために、政治の力だけでは解決できない
問題に向き合っていく。

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裁判官 三淵嘉子の生涯 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2024年04月17日

    朝ドラがかなり娯楽志向なのがよくわかった。

    「女性初」が本当に珍しい時代。その先頭を切って走り続けられた大先輩のおかげで、出産・子育てしながら働き続けられる環境ができつつある現代。
    先輩に心から感謝です。

    0

    Posted by ブクログ 2024年04月06日

    日本初女性弁護士となった三淵嘉子の生涯。女だから無理と言い続けられて、男ばかりの法曹界に飛び込んだが、持ち前の負けん気でその壁を乗り越えていく。男女平等の憲法になったことで戦前は男しか受験資格がなかった裁判官を志す。仕事人間だったが、きっと人間味のある人だったのだろう。あっという間に読み終えた。

    0

    Posted by ブクログ 2024年03月15日

    面白かったし、読みやすかった。
    次の朝ドラ「虎に翼」の主人公をモデルにした小説なだけに、読みながら映像が浮かんだように思う。ただし、脳内配役は違う。
    ちょっと展開が駆け足気味に感じて、深く掘り下げたエピソードのようなものがなかった?ので、三淵嘉子っていう人を知るにはいいけど、小説としては物足りない部...続きを読む

    0

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