テミスの不確かな法廷

テミスの不確かな法廷

1,925円 (税込)

9pt

5.0

任官七年目の裁判官、安堂清春は、東京からY地裁に赴任して半年。発達障害という特性を抱えながら、日々事件に向き合っていた。
ある日、安堂が担当したのは地元暴力団の準構成員、江沢による詐欺未遂と傷害事件の裁判。江沢はタクシーにわざとぶつかって金をだまし取ろうとし、タクシーに乗っていた市長候補の男性に殴りかかり、けがを負わせた罪で起訴されていた。だが、江沢は罪状認否で起訴内容を否認。安堂も弁護人を解任するなど、初公判は大混乱となる。その日の夜、安堂の元に、執行官の津村がやってくる。「市長の事件には裏がある。政治がらみですよ」との意味深な言葉を残していくが……。

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テミスの不確かな法廷 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2024年04月15日

    直島作品のこれまでの最高傑作と言っておこう。ADHD・ASDの裁判官(特例判事補)の活躍を描く、今までにないひと味違ったリーガル小説。法曹関係者が読むと違和感ある箇所はあると思うが、そんなことは気にならないぐらいよく練られたプロットと、ADHD・ASDの特性が事細かに綴られていて、その特性ゆえに苦労...続きを読む

    0

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