精神疾患作品一覧

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  • マンガでわかる!うつの人が見ている世界
    4.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「うつの人の思いを十分すぎるくらいに代弁してくれている。当事者と周囲の人にとって大きな救いになると感じた」 「自分にとっては、全編にわたってあるあるネタだった」 うつを経験した当事者の方々から、95%の共感を頂きました。 ーーーーーーーーーーーーーーー ★100人以上の当事者の声をもとに作られた 「心の不調がある人」と同じ目線で寄り添うための本★ いま、日本では7~8割の人が、一生に一度は何らかの精神疾患を経験すると言われています。(厚生労働省報告書による) うつ病、適応障害、双極症、不安障害、パニック障害など、その名前はさまざまですが、共通点は「抑うつ状態」を経験すること。 うつ状態に陥ると、気分が落ち込むことはもちろん、身体が重く動けなくなったり、集中力が途切れて文章や映像が理解できなくなったりと、今までの「当たり前」が難しくなります。 でも、うつの症状やその感覚は、なかなか言葉で説明することは難しく、ご家族や周りにいる人は、なかなか実感を持って理解することができません。 そのために、ご家族やご友人、同僚など周りの人は「どう手助けするべきなのか」「なんと声をかけたらいいのか」がわからずに話しかけるのを躊躇したり、 朝起きられないことや、会社に行けないことが、症状なのか本人の性格なのか分からずに、イライラして優しくなれなくなったりと、 ご本人との関係がギクシャクしてしまうことがあるのではないでしょうか。 「うつの人が見ている世界」は、「わかりたいのにわかれない」「わかってほしいのに伝えられない」という、ご本人と周りの人の心のもやもやを軽減するために、うつを経験していない人でも、その感覚を想像できるような本を目指しました。 ーーーーーーーーーーーーーーー ●第1章 うつの人が見ている世界 「心の病」で片づけられがちなうつの症状を、100名以上の当事者の方への調査で分かった声から、19のエピソードを通してマンガでわかりやすく解説。 例えば… ・朝起きられないのは ⇒ 身体が岩のように重くなってしまうから。 ・話しかけても反応しないのは ⇒ 頭に常に大きなおわんがあるような、現実との間に1枚壁が出来てしまうから。 ・突然泣き出してしまうのは ⇒ 自分でも予測できない絶望感の波が急に襲ってくるから。 ・周りの声に耳を貸せないのは ⇒ 止めたくても止められない思考のループに陥るから。 ●第2章 うつの人の世界に寄り添うコツ うつの人が周囲の人と関わる上で力になったことや、負担になってしまったことを8つのエピソードを通してマンガで紹介。 例えば… ・「頑張って」と言ってはいけないわけではない。励ましの気持ちを伝えるときの注意点 ・「何かしてほしいことある?」は、プレッシャーを与えにくい魔法の言葉 ・「この先のことどう考えてるの?」は、最悪の事態を招く可能性のある言葉 その他、「うつの人がしてもらって嬉しかったこと」や「うつの人を支えることに疲れたときは」などのお役立ちページも満載です。 ーーーーーーーーーーーーーーー 休み方がわからなくてつい頑張りすぎてしまう… 家族がダウンしてるから自分は休めない… 転職や引っ越しなど環境の変化が続いた… 少しのきっかけが重なって、誰もが心のバランスを崩してしまう時代。 「うつの人の世界」を知ることで、大切な人の、そして自分自身の心を守ることにもつながることを願っています。
  • マンガでやさしくわかる認知行動療法
    4.2
    うつ病やパニック障害などの精神疾患の治療法としてだけでなく、不安やモヤモヤ、イライラなど日常の心の問題に対処する精神療法として注目されている「認知行動療法」をマンガのストーリーと詳しい解説で気軽に学べる1冊です。 物語の主人公は、突然の子会社への異動で軽度のうつ病の症状が出て仕事もプライベートもうまくいかなくなってしまった主人公の夏野梨香。 彼女が飼い猫のハル大将のサポートを借りながら不安やうつを乗り越え、自分に向き合う姿を描きます。 治療の過程で使える「状況整理シート」など、ツールも豊富に掲載します。
  • 統合失調症になった話(※理解ある彼君はいません) 推しと福祉に救われて社会復帰するまでの劇的1400日
    4.2
    「私も働くことで 誰かを支える 一本の綱になりたい」 Twitter総いいね22万 お一人様でも社会復帰できる! ある日目の前にユニコーンと歯車が現れた――笑って泣ける、明るい精神疾患コミックエッセイ 【岩波明(監修)によるコラム×対談も掲載!】 【全編改訂×新規書き下ろし漫画付】 オタクのズミクニは、ユニコーンが歯車に押しつぶされる幻覚を見て、自分が統合失調症を発病したことに気づく。精神科病院に措置入院するも、そこでの生活は初めてづくし。ガラス張りの保護室、監視付きのトイレ、歌い続ける同室患者。戸惑いつつも療養し、なんとか退院。以前と同じ介護士の職にもどるが、今までのようには働けず……。 一度病気になったら社会に戻れない? 頼れる恋人や家族がいないと生きていけないの? 推しへの想い、病院関係者、SNSの仲間たち、職場の上司、障害者年金、就労移行支援事業所――たくさんの人や福祉に救われ、ズミクニは社会復帰を目指す!
  • 脳科学で解く心の病
    -
    私たちの脳内には860億個のニューロンがあり、 ニューロン同士が正確に繋がることで、コミュニケーションを取っている。 ニューロンとニューロンの繋がりは、ケガや病気によって変化してしまう。 また、成長の過程で繋がりが正常に発達しなかったり、全く形成されなかったりすることもある。 そうした事態に陥ると、脳機能に混乱が生じて、 自閉スペクトラム症、うつ病、統合失調症、パーキンソン病、 依存症、心的外傷後ストレス障害(PTSD)など 精神疾患の原因となる。 こうした脳の混乱がどのように生じるかを研究し、その治療法の可能性を探ることは、 私たちの思考、感情、行動、記憶、創造性がどのようにして脳で生み出されているのか、 その解明にも繋がっていく。 神経科学者たちの研究成果、精神疾患の当事者や家族の声、治療法の歴史を踏まえながら、 ノーベル賞受賞の脳科学の第一人者が心の病と脳を読み解く。
  • 残酷すぎる成功法則
    3.9
    『言ってはいけない』の橘玲が太鼓判! 「この本が厚いのにはワケがある。 成功理論の新しいスタンダードと言っていいだろう」 世の中のありとあらゆる「成功ルール」を検証した全米ベストセラー。 あなたがこのままではダメになる理由とこれからうまくいく方法、 ぜんぶ最新の証拠(エビデンス)をつけて教えます! ◎あなたは成功者の実像を間違えていませんか? ・成功者は優秀?――NO! アメリカの大富豪の大学での成績はよくない ・成功者は社交的?―― NO! 第一線の専門家やトップアスリートの9割は、「内向的」 ・成功者は健康?―― NO! シリコンバレーの成功者の多くは精神疾患スレスレ ◎最先端の「成功サイエンス」を知っていますか? ・世界を変えるのは、あなたの「長所」ではなく「欠点」 ・自信より大切な「自分への感情」とは? ・10年前には存在しなかった新しい「巨大ストレス」と予防法 アダム・グラント、ダニエル・ピンク・・・有名作家がこぞって絶賛! 「ニューヨーク・タイムズ」や「ウォール・ストリート・ジャーナル」で 何度も記事が引用されている「米最重要ブロガー」衝撃のデビュー作! 2017年上半期、米アマゾンが選ぶ「ベストビジネス書」の1冊にも選定!
  • 図解ストレス解消大全 科学的に不安・イライラを消すテクニック100個集めました
    3.9
    スタンフォード、オックスフォード、ハーバード… 科学的研究で100%実証済み 不安・イライラを消すテクニック100 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5人に1人はうつ病や統合失調症などの精神疾患にかかっていると言われる現在の日本。 コロナウイルスの蔓延により、その傾向にますます拍車がかかっている。 私たちの日常にはさまざまなストレッサーが取り巻いてるのだ。 不安やイライラなどストレスへの対処法を知らなければ、仕事もプライベートもうまくはいかない。 実際、危機のとき人間の精神状態は困難な状況を一段と悪化させて、 それ自体が大きな障害になることが多いという研究結果がある。 そこで本書では、スタンフォード大学やハーバード大学など、 最先端の心理学、脳科学、行動経済学などの諸分野で実験によって効果が証明された、 ストレス環境の中で自分の心を守ったり、心の元気を回復したりするための科学的かつ具体的アクションを網羅した。 これさえあればあらゆるストレスに対処できる。 メンタルが蝕まれがちな今の時代、1人1冊、必携の本。
  • 同調圧力:デモクラシーの社会心理学
    4.5
    合理的な選択か、大きな間違いか 同調は、人類と同じくらい長い歴史をもつ。エデンの園では、アダムがイヴに追従した。世界のさまざまな大宗教が広まったのは、同調の産物だといえる部分もある。 同調によって暴虐な行為が実現してしまうこともある。ホロコーストは同調がきわめて巨大な力をもつことの証だったと言える。 共産主義の台頭もまた、この力を表わしたものだった。現代のテロリズムは、貧困の産物でもなければ精神疾患や無教育の産物でもない。その大部分は、人が人に与える圧力の産物なのである。 同調に単純な評価を下したところで、まったく意味をなさない。一方では、文明の存立は同調によって支えられている。その反面、同調はおぞましい行為を生み出したり独創的な力を潰したりもする。 本書が強調するのは、同調の力学についてである。 とりわけ息苦しい日本社会では、同調の解明が急務だ。SNSはじめ便利になればなるほど、「空気」の支配は苛烈をきわめている。 ハーバード大学の講義から生まれた、記念碑的著作。
  • 気がつけば40年間無職だった。 もしくは潔癖ひきこもり女子の極私的物語
    -
    気がつけば○○シリーズ第3弾の主人公は、 生まれてからこれまで一度も働いたことがない無職女性! 「私は40年間、一度も働いたことがない。」 中年無職女性が解き放った衝撃的な一文。 潔癖が過ぎるがゆえに自分の部屋に入ることができない、強迫性障害を患う女性の艱難辛苦、ほとばしる生き様を凝縮! いじめ、不登校、潔癖症、父からの虐待……。 父「学校に行くと言え!」 母「死にたい? 一緒に死のうか?」 私「最終的に父を殺さなければいけない」 この家族、何が起きるか予測不能!!!!!!! 「神戸連続児童殺傷事件」の犯人と同じ14歳、地下鉄の駅でパニック→柱に頭を打ちつける、悪魔に憑かれた映画『エクソシスト』のリーガンのように暴れる、初体験はスリランカ人、父が自己破産して家との強制別離、平山夢明の『独白するユニバーサル横メルカトル』との出会い、障害年金の受け取り方、30歳年上の男性と援助交際?、仲良しの姉にも精神障害が、気になる我が家の家計簿公開、脳梗塞で倒れる父……etc. 次々に起きる事件や、飛び出す名言&迷言に、ページをめくる手が止まらない! 自分の部屋に入るためのルール その手順が潔癖&厳格すぎて自分の部屋に戻れない! ってどゆこと!? 暴力や言葉の暴力で否定され続けた10代、若さを生かすことなく無為に生を貪った20代、そんな日々を経ながら様々な精神疾患が発症した彼女は、30代に入ると、突如、「学校に行きたい」と考え始める。親子ほどに年の離れた同級生たちと過ごす初めての楽しいスクールライフ。仲間とのふれあい、文化祭や作文コンクールへの出場、遅れてきた青春は彼女の精神にどんな効果をもたらすのか――!? 「友だちがいないので友だちになってください」 「気がつけば29年間、処女だった。」 「やはり、30代就労経験なし、は大きなハンデなのだ」 「お前は苦労をしていないから若く見られるんだ」 「あのとき、本気で殴ってはいなかった」 貧困や介護が引き起こす親族間殺人だけでなく、インターネット社会化によって〝家族のカタチ〟が崩壊しつつある昨今、核家族すらままならない現代において、家族の在り方とはなんなのか? を提起する、祈りのノンフィクション! 無職で生き続けてきた後悔は拭いさることはできないが、とはいえ、本書が出版されることで、晴れて人生初の〝給料〟を手にすることになる作者・難波ふみ。 これにて40年間無職は打ち止めか!? 現代社会に〝生きづらさ〟を感じる全ての人に捧ぐ!
  • 精神医療の現実
    3.0
    躁うつ病や統合失調症はもとより、いまや「発達障害」も一般名称化した。もはや「心の病」は特殊ではない風潮の一方、医療現場では何が変わり、何が変わらず、何が起こっているのか。最前線を走り続ける現役医師が、精神医療「内部」の諸問題、精神医療と「外部」事象との問題、精神医療と心理社会的な問題との関連を批評・露呈させる。 第1章 医療の中の精神科 第2章 流行の病 第3章 精神病院の風景 第4章 精神鑑定のウソ 第5章 カウンセリングと精神分析 第6章 ヒステリーと神経症 第7章 精神療法のワナ 第8章 精神疾患の治療法 第9章 特異な精神症状
  • 遺伝子‐親密なる人類史‐ 上
    4.4
    19世紀後半にメンデルが発見した遺伝の法則とダーウィンの進化論が出会ったとき、遺伝学は歩み始めた。ナチス・ドイツが優生思想のもと行なった民族浄化という負の遺産を背負いながら、ワトソンとクリックによるDNA二重らせん構造の発見を経て、遺伝学は生命科学そのものを変貌させてゆく。 『がん―4000年の歴史―』でピュリッツァー賞に輝いた著者が、自らの家系に潜む精神疾患の悲劇を織り交ぜて語る遺伝子全史。
  • ルポ 虐待サバイバー
    4.7
    田中優子氏・茂木健一郎氏推薦! 第18回開高健ノンフィクション賞で議論を呼んだ、最終候補作 生活保護支援の現場で働いていた著者は、なぜか従来の福祉支援や治療が効果を発揮しにくい人たちが存在することに気づく。 重い精神疾患、社会的孤立、治らないうつ病。 彼ら・彼女らと接し続けた結果、明らかになったのは根底にある幼児期の虐待経験だった。 虐待によって受けた“心の傷”が、その後も被害者たちの人生を呪い続けていたのだ。 「虐待サバイバー」たちの生きづらさの背景には何があるのか。 彼ら・彼女らにとって、真の回復とは何か。 そして、我々の社会が見落としているものの正体とは? 第18回開高健ノンフィクション賞の最終選考会で議論を呼んだ衝撃のルポルタージュ、待望の新書化! 【推薦】 虐待は人の一生をどう変えてしまうのか。 本書は現場からの生々しい報告だ。 ――田中優子氏(法政大学名誉教授) 著者の根本態度は信頼できる。 まさにこの時代に読まれるべき大切な一冊。 ――茂木健一郎氏(脳科学者) 【目次】 はじめに 第一章 虐待のち、生活保護  1 どのような人が生活保護を受けているのか  2 たったひとり、生活保護に流れ着く 第二章 心に深く刻まれた虐待の傷あと  1 解離性障害――繰り返される記憶の空白  2 パニック障害――抱えてきた恐怖があふれでる  3 燃え尽き症候群――治らないうつ病の正体  4 精神科治療が見落としてしまうもの 第三章 愛着関係を理解する  1 愛着関係は心が健全に発達するための基盤  2 愛着関係の恩恵を受けられない人たち 第四章 目には見えない虐待を見る  1 発達障害だと思われた男の子  2 人からのやさしさを「拒絶」する心理  3 思春期がない女子中学生  4 本質的な問題が見落とされてしまう理由 第五章 虐待理解を阻むもの  1 なぜ、児童虐待は起こるのか  2 「支援者側の心理的問題」を考える 第六章 回復――虐待された理由を知る  1 「自分の子どもを好きになれない」という母親  2 回復とは、自分を深いところで理解すること  3 古い生き方が壊れ、新しく生きはじめる  4 「被虐待者」の回復から教わったこと おわりに 参考資料・参考文献
  • 『このミステリーがすごい!』 中山七里「連続殺人鬼カエル男 完結編」vol.1
    -
    1~2巻550円 (税込)
    累計40万部突破の大人気「連続殺人鬼カエル男」シリーズ、新連載開始です! 埼玉県飯能市で起きた、残忍な手口と五十音順しか手がかりがつかめないことから世間を震撼させた、連続殺人鬼カエル男事件。 そのキーマンである有働さゆりは医療刑務所から脱走し、山手線で目撃されて以来、一切の消息が不明だった――。 そんな時、埼玉県内で残忍な殺人事件が発生する。稚拙な文章の犯行声明と残虐な手口。 殺されたのは人権派で知られる烏森弁護士。 彼は精神疾患を患って罪を犯した被告を無罪にしたことで名を上げていた。 渡瀬刑事と小手川はカエル男の再来を視野に入れながら捜査をすすめると、第二の被害者が……。 電子連載特別エッセイは〈才能は悪魔の証明〉。 本シリーズはデジタル限定で全4回連載。本書vol.1以降、3か月毎に新刊を配信予定です(次回vol.2の発売は2024年3月下旬を予定しております)。
  • 知的障害と発達障害の子どもたち
    4.3
    著者のSB新書『自閉症スペクトラム』『発達障害 生きづらさを抱える少数派の「種族」たち』『子どもの発達障害』『学校の中の発達障害』は、累計25万部突破! ●今回のテーマは「知的障害×発達障害」。これは、最新のDSM-5(米国精神医学会の精神疾患の診断分類)では「神経発達症」と定義づけられているもの ・この2つの障害が重なり合うことで、どんな特性が生まれるのか? ・早期に発見・支援することで、どんな大人になっていくのか? ・今、注目を集める「境界知能」についても言及していく ●キーワード:「早く」気づいて、「ゆっくり」育てる! この本では、知的障害の支援において「早く」と「ゆっくり」がどちらも重要だということを解説していきます。「はじめに」で述べたように「早く」は早期支援のことですが、もう一つの「ゆっくり」は、一体何がゆっくりなのでしょう? みなさんはおわかりになりますか。 これから始まる一冊を通して「ゆっくり」の意味をお伝えしていきますが、ただ読むだけでは、その意味を実感しにくいかもしれません。そこでみなさんには「知的障害の何がゆっくりなのか?」を考えながら、この本を読んでいただきたいと思います。 この本は大きく二つのパートに分かれています。 ・前半(第1章~第2章) 発達障害と知的障害の基本をお伝えします。1章は事例、2章は基礎知識です。 ・後半(第3章~第6章) 前半パートの基礎知識をふまえて、「ゆっくり」の意味を解説していきます。「ゆっくりとは何か」「ゆっくりな子をどう育てていくか」をお伝えします。 ※カバー画像が異なる場合があります。
  • 不安症を治す 対人不安・パフォーマンス恐怖にもう苦しまない
    4.3
    人前に出ると不安で息苦しい。人が恐くて学校や会社にも行くのもイヤ――そんなあなた、ただの「内気」ではなく「社会不安障害」という病気かもしれません。本書では、うつ、アルコール依存症に次いで多い精神疾患といわれる社会不安障害を中心に、不安を主症状とする心のトラブルをやさしく解説。薬とのつきあい方から、偏った思いこみの修正、緊張を和らげるトレーニングまで、現代人に日々押し寄せる「不安」への対処法を教えます。
  • ヒーラー稲葉朋子の前世案内
    完結
    -
    悩める女性を幸福な未来へ誘う霊視鑑定。自身の不妊と妹の精神疾患に悩む主婦、甲斐性のない夫に振り回される妻、売春しながら心のバランスを保つOL…。生きにくい現代に生きるすべての女性に贈る、霊界からのメッセージ全6話を完全収録!!
  • 日本の貧困女子
    3.8
    「日本はもはや後進国である」 最底辺に生きる女性たちの現状とは 25歳。茨城県某市。母親から依存され、金銭的要求がとまらずに 42歳。埼玉県北部。「私、子どもを虐待しているかもしれません」 29歳、看護師。栃木県。中学2年生のときに、父親と 17歳。群馬県太田市。親権を切られ知人の中年男性と暮らす 20歳。島根県から上京。1日18時間労働させられて精神疾患に 32歳。沖縄。末期がんになっても、風俗を続ける理由は、家族に迷惑をかけたくないから 働く単身女性の3人に1人が貧困状態といわれる。そこから家族、地域、制度の三つの縁をなくした女性たちが最貧困女子に落ちていく。都心に比べ地方の女性たちはその三つの縁が保たれていることから、そんな境遇に陥ることは比較的少ないといわれているが、それは果たして本当か。地方消滅が叫ばれ、都会以上に貧困化が進む地方において、彼女たちが孤立に陥ったときどんな現実が待っているのか。
  • ヒーラー稲葉朋子の前世案内(分冊版) 【第1話】
    完結
    5.0
    悩める女性を幸福な未来へ誘う霊視鑑定。自身の不妊と妹の精神疾患に悩む主婦、甲斐性のない夫に振り回される妻、売春しながら心のバランスを保つOL…。生きにくい現代に生きるすべての女性に贈る、霊界からのメッセージとは...!?
  • アイアム精神疾患フルコース
    3.7
    24歳の精神病発症から始まって、47歳現在まで、14の精神病と闘ってきたけれど、それでもわたしは、生きている。わたしのように毎日が生きづらかったりで、実に様々な精神疾患と闘っている皆に、読んでもらったり知ってもらえるならばと、もしも共感しあえてお互いに少しでも救われるならと、この本を書いたのかもしれない。 精神病だからって全部が全部、不幸だらけの人生でもない。どうせ人間放っておいても、確実に死ぬ時はやってくる。ならば、まず「今日生きてみること」を目標に、今日なんとか生きてみた、明日もとりあえず生きてみるかと、死ぬことを先延ばし先延ばしにしながら、最後まで生ききってみるのもありじゃないだろうか。 仕事、友人、人間関係。心が疲れたすべての人々に、この本を捧げます。 <イラスト:山本直樹>
  • ICD-11・DSM-5準拠 新・臨床家のための精神医学ガイドブック
    -
    精神病理学に由来する「深く掘り下げて精神症状を追究する傾向」に対して「操作的診断基準」(ICDおよびDSM分類)による診断傾向が一般化しつつあるが、成立の経緯や時代背景、その思想的背景が十分には知られないまま、コメディカルスタッフの間にも浸透している。 この大きな動向に対する臨床現場からの声を原動力に書かれた『臨床家のための精神医学ガイドブック』を大幅に改訂。改訂のポイントは、新たに公刊されたICD-11・DSM-5に準拠した、20の精神疾患のカテゴリーへの再構成、そしてICD-11・DSM-5と対照しながら自ら経験している臨床事例を考えられるようになった点にある。 臨場感あふれる詳細な事例を呈示して、精神疾患・身体疾患の医学的知識、症状のケアに求められる心理学的知識、薬物の作用/副作用などを解説しながら、臨床現場における診断/対応例の実際を紹介する。知識を積み上げながら症状の診かた・診断の考えかたを基礎づけていく、精神医学ガイドの新定番。

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  • 悪魔からの防衛術
    5.0
    【嫉妬】【憎しみ】【絶望】【執着】 【人間関係の葛藤】【唯物論】 その心の迷いを、 悪魔は狙ってくる。 悪魔が近づいてきた時の兆候 悪魔に憑依された場合の症状 悪魔から身を守る具体的な方法 現代社会では教わらない、 「悪魔祓い(エクソシズム)」の具体的ポイントとは。 人生の破滅や精神疾患から あなたと大切な人を護るための一冊。 【科学や文明が  どんなに進歩しても  悪魔は実在する。】 目次 まえがき 第1章 悪魔からの防衛術 第2章 魔境からの脱出 第3章 悪魔の発生源 あとがき
  • あなたの夫がワタシの恋人~マウンティング女の寝取り不倫1
    -
    「自分の人生、楽しく生きようとして何が悪いの?」自分のために他人から搾取しようと画策する人間の腹黒さ、向かい風に立たされた人の強さを描いた瓜渡モモの傑作集!――不倫した夫から慰謝料ともども全財産を奪おうと画策する腹黒妻。妻の不妊によるセックスレスから不倫を繰り返すクズ夫。我が家の物を勝手に持ち帰る典型的クレクレママ。兄の自殺の原因となった精神疾患が我が子に遺伝しているのではと心を病む妻。美人の友人に恋人を奪われた女のその後。際限なく湧いてくる欲や不安に果たして終わりはあるのか!?※この作品集には『不倫の終わりは復讐の始まり~女を狂わす甘い毒』『ゲスなほど不倫セックスは気持ちいい~寝取り不倫でシタ妻サレ妻の家庭崩壊!』『ママ友、地獄のマウンティング~裏切り寝取り女・クレクレ女・セレブ自慢女』『妊娠出産したら生き地獄だった~発達障害・デキ婚女・中絶妻』『私、そんなにブスですか?~イジメ、寝取られ人生に整形でリベンジ』に収録された作品が収められています。重複購入にお気を付けください。
  • あなたの知らないニッポン絶望社会 堕ち始めたら止まらない!破滅の連鎖スペシャル
    -
    あなたの知らないニッポン絶望社会 堕ち始めたら止まらない!破滅の連鎖スペシャル 「こんなはずじゃなかった…」転落、裏切り、自滅、精神疾患。未来が見えないドン底ルポ漫画大ボリューム収録! 総力特集 THE貧困断末魔 「惨めな姿を見られたくない」大転落社長 「夫には秘密」風俗で穴を埋める投資狂妻 「アベノミクスってナニ?」増税で“心中”がよぎるシングルマザー過酷実態 人に会うとお金がかかるから「家でひたすらツイッター」社会との接点が携帯だけの【生活保護受給者】 「努力したくないけど認められたい」暴走する若者の承認欲求 一週間、暮らしながら働いてみた…!【潜入体験】悪名高き危険地帯 大阪N区ドヤ街は絶望の街なのか? 「値踏みされ、金を毟り取られ体を捧げた挙句、詐欺被害…」アラサー女子婚活地獄哀歌 「神奈川中1殺害事件」残虐顛末裏事情“カワ◯キ国”の特異環境 施設収容で2000万!?引きこもり、精神疾患者の家族から暴利を貪る【非道“更生ビジネス”】 …ほか (こちらは電子配信用に再編集した商品です。表紙の記載と一部内容がことなる場合がございます。他のコアコミックスシリーズと収録作品が重複する場合があります。また、アンケート・プレゼント等の応募は受け付けておりません、あらかじめご了承ください。)
  • あなたの隣の精神疾患(インターナショナル新書)
    3.8
    チェックリストやマニュアルで自己判断が可能なほど、精神医学はイージーなものではない。長年、患者を観察し続けてきた精神科医だからこそ確認し、解説できる精神疾患のパターン。本書では、双極性障害や統合失調症から、閉ざされた家の怖さや共依存などまでをつぶさに検証し、読者が精神疾患に対して「よりリアルな」イメージを持ち、理解することができるようになっている。また、患者、人間にとっての幸福とは何か、精神科医の仕事とは何かについても考察する。
  • アメリカは正気を取り戻せるか 精神科医が分析するトランプの時代
    3.0
    4年前トランプが大統領になった時、多くのメディアが精神医学界の権威である著者に、トランプは精神疾患を患っているのではないかと問いかけた。著者は言う。彼は精神を病んでいるわけではない。病んでいるのは、彼のような人間を大統領に選んだアメリカ社会の方であると。アメリカが正気を取り戻すためにはどうすればよいのか? 人類の存続を脅かす問題に対処する方法を訴え続けた著者の想いは、はたして全米に届いただろうか?
  • ある精神科医の試み 精神疾患と542試合のソフトボール
    -
    うつ病、薬物・アルコール依存、統合失調症……。さまざまな事情を抱えている精神病患者たち。北海道「三笠ドーム」が彼らの診察室だった。11年間542試合にも及ぶ、交流戦。雨の日も雪の日も、「ソフトボール療法」に心血を注いだ宮下均医師の情熱と、患者たちの闘病の日々を描いたノンフィクション。 ●織田淳太郎(おだ・じゅんたろう) 1957年、北海道生まれ。ノンフィクション作家。著書に『死が贈りものになるとき 亡きわが子から届けられた「生きる意味」の言霊』、『狂気の右ストレート大場政夫の孤独と栄光』、『巨人軍に葬られた男たち』、『敗者復活戦』、『メンタル・コーチング』、『コーチ論』、『ラストゴングは打ち鳴らされた』、『医者にウツは治せない』など多数。
  • ある大学教員の日常と非日常
    4.0
    ASD/ADHDの大学教員、コロナ禍を生き、ウクライナ侵攻下のウィーン、アウシュビッツを行く。日常と非日常が交差する、はてなきインナートリップの記録。 10年ぶりにウィーンへ研究旅行に行くべく、羽田空港に赴いた著者を待っていたのは、出国許可がおりないというまさかの措置だった……。発達障害特性を持つ著者が、コロナ禍、ウクライナ侵攻の最中に、数々の苦難を乗り越え日本を出国し、ウィーンの研究者たちと交流し、ダヴォス、ベルリン、そしてアウシュヴィッツを訪問するまでの、めくるめく迷宮めぐりの記録。発達障害者には、日常もまた、非日常的な迷宮である。装丁・川名潤、装画・榎本マリコ。 「障害があるということは、ふだんから被災しながら生きているようなものだ。著名人の誰かがそのような発言をしたと思うのだが、(…)僕はこの言葉に大いに首肯できる。僕たちの日常は、災難だらけなのだから。障害者とは日常的な被災者なのだ。もとから被災していて、それだけでも大変なのに、疫病が流行し、コロナ禍の時代が出現した。(…)精神疾患の当事者がコロナ禍を生き、戦争を身近で感じた日々のちょっとだけ稀有な記録。それが本書の内容だ。」(「はじめに」より) 【目次】 はじめに──大学教員と精神疾患 第一章 コロナ禍時代の日常──京都にて 自助グループを主宰する発達障害者 基本、失敗の人生を生きている 好評を博した『みんな水の中』 「当事者研究」から「当事者批評」へ 研究の快楽 授業について 食べもののこと 「推し」に支えられて生きる 第二章 出国できませんでした──羽田空港での洗礼 いま海外って行けるんだ! 夢見心地の朝 大使館の窓口と格闘する 書類は揃ったぞ! 楽勝コースのはずだった 出国失敗 栗isうまい 第三章 中途半端な時期──ふたたび京都にて 立ちあがれ、オレよ 頭木弘樹讃 続・頭木弘樹讃 まさかの鼻血大出血、出発日前日の不眠 第四章 ウィーンとの合一──かつて帝都だった街で ウィーンを体になじませる 中心街 住居とマスク着用義務 食と障害者モード グリーンパス狂想曲 第五章 学ぶことを通じてのみ──教養体験、研究、外国語 美術とガラクタ 伝統音楽との戯れ 研究生活 「なろう系」としてのオーストリア語学習? 第六章 旅行と戦争──戦時下のアウシュヴィッツ訪問 各地への旅行(一) グラーツ、リンツ、ザルツブルク、インスブルック、クラーゲンフルト、ハルシュタット、メルク 各地への旅行(二) ダヴォスとベルリン 各地への旅行(三) ブラウナウ・アム・イン 各地への旅行(四) アウシュヴィッツ/ビルケナウ 帰国 参考文献
  • アンナは、いつか蝶のように羽ばたく
    4.5
    16歳のアンナは、今日もベッドから起きてこない母親のかわりに 13歳の妹と5歳の弟の面倒をみている。 父親は自身が経営する中華料理店にかかりきりで母親を顧みることはない。 本書は、ヤングケアラーであるアンナが、人種差別、いじめなど、様々な困難を乗り越え成長し続ける物語。 精神疾患と闘う家族重くなりがちなテーマだが、アンナの気持ちがていねいに 描かれ、ローリーとの初恋がさわやかに織り交ぜられて、青春小説としても楽しめる。 ウェイ・チムは中国からの移民の人々と話した際に、精神疾患を不名誉・恥と 捉える文化の相違を知って本作を思いついたという。 患者本人だけでなく、家族も偏見に苦しめられる状況を変えたいと願いを こめた。オーストラリアを舞台に、精神疾患と闘う家族にスポットライトを 当てた本作は、オーストラリア、イギリスをはじめ、世界で高い評価を受け、 作者の代表作となっている。

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  • 安楽死・尊厳死の現在 最終段階の医療と自己決定
    4.4
    21世紀初頭、世界で初めてオランダで合法化された安楽死。同国では年間6000人を超え、増加の一途である。容認の流れは、自己決定意識の拡大と超高齢化社会の進行のなか、ベルギー、スイス、カナダ、米国へと拡散。他方で精神疾患や認知症の人々への適用をめぐり問題も噴出している。本書は、〝先進〟各国の実態から、尊厳死と称する日本での問題、人類の自死をめぐる思想史を繙き、「死の医療化」と言われるその実態を描く。
  • 医学の近代史 苦闘の道のりをたどる
    3.0
    1巻1,309円 (税込)
    医師たちの知られざる試行錯誤の歴史 すぐに診断や治療ができる高度な医療は今や当然のものと思われているが、その背景には、ルネッサンス以降の医師たちの厖大な試行錯誤が積み重ねられていた。ヒルに血を吸わせる療法、麻酔発明者たちの自死や狂死、精神に異常をきたして犠牲者を出し続けた外科医など、エピソード満載の新鮮な医学史。 [内 容] 序章 近代医学の基礎の確立 第一章 臨床医学の発展―一八世紀から一九世紀 第二章 基礎医学の興隆―一九世紀後半 第三章 外科の大発展―一九世紀から二〇世紀 第四章 移植される臓器とつくられる臓器 第五章 二大死因克服への挑戦 第六章 生体を調節する仕組みの解明―二〇世紀の医学の発展 第七章 感染症との闘いと免疫学の進歩 第八章 神経疾患と精神疾患 第九章 日本の医学の発展 終章 医学・医療の進歩と現代の課題
  • 生きづらさの原因は愛着障害にあった。気分を肯定的にするセルフケア!20分で読めるシリーズ
    -
    さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ)=紙の書籍の30ページ程度) 【書籍説明】 幼いころから「家族」に対して、何か強いこだわりというか、執着心に近いものを感じていました。 「ばらばらにならない」「少しくらい貧しくても、小さな幸せを共有できる」そんな家族の存在を望んでいました。 そのためなら、どんなことでも無理をしているとわかっていながら辞めることができませんでした。 その結果、筆者の身体は限界を迎え、ある日、過呼吸で倒れ、意識を失いました。 その後も度々、発作が起きたり、肢体が痙攣したりするようになりました。診断は、過度なストレスによるパニック障害と心身症でした。 なぜここまで、症状が深刻化してしまったのか。原因は、単なる「ストレス」なのか。 セカンドオピニオンを繰り返し、治療を試みましたが薬物療法を提案されるのがほとんどでした。 薬を飲んでみたものの、「本当にこれで治るのだろうか」「根本的な治療になっているのだろうか」といつしか疑問を抱くようになりました。 次第に、医師のことが信じられなくなり、精神疾患について調べてみた結果、「愛着障害」を知りました。 本書では、愛着の問題がもたらす心の闇と、それとどのように向き合っていくのかについて筆者の体験談を基にお伝えしていきたいと思います。 【目次】 愛着障害  愛着スタイル 筆者の体験談 葛藤の果てに 心と向き合うセルフケア 【著者紹介】 MakRoN(マカロン) 普段はカウンセラーを目指している学生です。愛着理論や虐待、自立など主に子どもの問題について勉強しています。ペンネームの通り、好きな食べ物はマカロンです。
  • 医師を疲弊させない! 精神医療革命
    -
    1巻1,567円 (税込)
    精神疾患に苦しむ患者は増加の一途をたどるなか、 臨床の現場では多くの精神科医が“5分診療”を余儀なくされています。 自身の状況に応じたきめ細かい援助を必要とする精神科ユーザーに “5分診療”しか提供できていない背景には、 精神医療界の構造的な問題があります。 (「はじめに」より抜粋) ---------------------------------- 現在の精神医療は効率重視で、 回転率を上げるために、5分程度の診療を行っている医師が多くいます。 一方で、高い志をもって最適な診療を実現しようとする医師は、 診療報酬が追加できない“サービス診療”を行っています。 これにより、医師の時間が削られるだけでなく、スタッフの残業時間も増え、 クリニックの経営が圧迫されてしまう……という状況に陥っています。 この疲弊した精神医療現場を救うべく、 著者は、投薬とカウンセリング双方からのアプローチで患者に適した診療を選択でき、 治療効果が高く患者のストレスも少ない「瑞枝会モデル」を開発しました。 これは、予約制を導入することで診療時間を確定し残業を減らすなど、 職員負担を抑えながら病院経営も安定するという、 患者・医師・病院経営の“三方よし”が実現する診療モデルです。 本書では、このモデルを実際の診療に取り入れられるよう、 余すことなく解説いたします。

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  • いのちのほとり
    -
    生きづらさ当事者として心の病気や死にたい気持ちをそのまま肯定し発信するカウンセラー作家 咲セリが贈る、いのちを巡る短編集。 なぜ生きるのか、なぜ死ぬのか、なぜ愛するのか、なぜ自分は自分なのか…。 生きづらさ当事者として心の病気や死にたい気持ちをそのまま肯定し発信する作家・カウンセラーの咲セリが贈る、4つの問いを紡ぐフィクション短編集(4編収録)。 あなたはあなたのままでいい…。ふがいない自分をただただ肯定する、優しい絵の入ったシンプルな一冊。この本を開くだけで、「ひとりじゃない」と思えるような、お守りのような本を作りました。生きづらさを抱える人、迷いの中にいる人へ届いてほしい1冊です。 【目次】 いのちのほとり −なぜ生きるのか あわいのほとり −なぜ死ぬのか さようならのほとり −なぜ愛するのか えいえんのほとり −なぜ自分は自分なのか あなたの物語 あとがき この本を一緒に作ってくれたみなさま 【著者】 咲セリ 心の病気や死にたい気持ちを発信する、作家・カウンセラー。 家庭でうまく愛情を受け取れない「愛着障害」として成長し、希死念慮や摂食障害、依存症に苛まれる。数々の精神疾患名(強迫性障害、双極性障害、境界性パーソナリティ障害、不安障害、てんかん)がつき自殺未遂を繰り返していたところ、猫「あい」と出会い、「命は何もできなくても、生きているだけで愛おしい」と知る。 その後は精神科医との共著を出すほか、全国での講演活動やカウンセラーとしての活動等、生きづらさ当事者だからこそ寄り添える方法を模索している。
  • イラストでわかるせん妄・認知症ケア
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ≪患者さんへの寄り添い方がわかる本≫ ●入院中や手術後など、突然態度が豹変してびっくりすることがあります。その症状は、認知症やうつ病にも見えるし、せん妄とも考えられます。症状がよく似ているため判別がとても難しく、対応に苦慮します。 ●高齢の患者さんでは、かなりの確率でせん妄症状が現れますが、認知症の始まりの場合もあります。また、在宅医療では、せん妄症状はもっとも多くみられる精神疾患の一つです。症状も突然現れたりするので、看病している家族はどうしてよいのかわからなくなってしまいます。 ●そうした家族のために本書は、認知症やせん妄についての正しい知識とその違い、ケアの方法、うつなどの症状が現れたときの対応のしかたなどを解説します。

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  • 色から読みとく絵画――画家たちのアートセラピー
    4.0
    ──「なぜ、長谷川等伯の絵からは色が消えたのか」 ──「なぜ、ユトリロは質感のある白を描いたのか」 傷ついた心を回復するプロセスが、作品の色には宿っている。 色彩心理の研究とアートセラピーに長年取り組んできた著者による、絵画との深い対話。 --------- 〈 一枚の絵が生きた人間の物語としてあらわれる 〉 生きることに困難を抱えた画家たちは、内面に渦巻く感情をキャンバスに解き放ち、心を癒やし、生命の歓びを描いた──。 色彩心理の研究をもとに長年アートセラピーに取り組み、絵は人の心の表現だと考える著者が作品を深く味わう見方をつづる。 ---------  ■世間に認められない苦悩を乗り越え、奄美を描き続けた田中一村  ■偉大な父という呪縛を抱えながら、美しい陰影を描いた葛飾応為……etc. 作品に込められた、一人の人間の苦しみ、孤独、病、そして生の歓びに迫る18篇。 --------- 【目次】  ■はじめに 1.色彩に見る心の変遷[ニキ・ド・サンファルと上村松園]  ■怒りから生きる喜びへ、色が物語る心の救済──ニキ・ド・サンファル  ■母から娘へと受け継がれてきた色──上村松園 2.色が消えるとき[長谷川等伯とモーリス・ユトリロ]  ■『松林図屛風』は、なぜモノトーンで描かれたのか──長谷川等伯  ■画家がこだわり続けたタッチの謎──ユトリロ 3.水彩で心安らいだ文豪たち[夏目漱石とヘルマン・ヘッセ]  ■「私は不愉快だから絵をかく」 ──夏目漱石  ■「筆や刷毛を使っての創造は私にとってワインなのです」──ヘルマン・ヘッセ 4.陰影表現に見る、人生の光と影[葛飾応為とエドヴァルド・ムンク]  ■偉大な父をもった幸と不幸が生んだ、美しき陰影──葛飾応為  ■ユング心理学と『ゲド戦記』から探るムンクの〝影〟──エドヴァルト ・ムンク 5.自画像ー画家の深層を映す鏡ー[フリーダ・カーロと石田徹也]  ■自画像に映し出された身体の痛みと生きる情熱──フリーダ・カーロ  ■私であり、あなたでもある自画像──石田徹也 6.怖いけど見たい、ダークサイドの美[月岡芳年とフランシス・ベイコン]  ■闇に生きた、最後の浮世絵師──月岡芳年  ■身体感覚に溢れた叫び、死、セクシュアリティ──フランシス・ベイコン 7.病から生まれた新たな手法[高村智恵子とアンリ・マティス]  ■精神病院の一室で密かに作られた美しき切り紙絵──高村智恵子  ■老いと病がもたらした〝色と形のダンス〟──アンリ・マティス 8.孤独に支えられた独創性[田中一村とジョージア・オキーフ]  ■最果ての島で孤高の人生を送った画家の、 究極の幸せとは──田中一村  ■ニューヨークから砂漠の荒野へ。 自立の精神を生きた九八年の人生──ジョージア・オキーフ 9.囚われを超えて、空を描く[イブ・クラインと仙厓]  ■自我の枠を超え、 無限の精神空間を生きた〝青のアーティスト〟──イブ・クライン  ■放浪と禅修行から生まれた 洒脱でユーモラスな画はまるで現代アート?──禅僧・仙厓 〈 COLUMN 〉  ■心の歴史を色彩で振り返る「カラーヒストリー」  ■絵と長寿の関係、あるいは高齢者のためのアートセラピー  ■ストレスフルな現代にこそ必要な、絵による気分転換  ■内なる〝光と影〟を映し出すぬり絵セラピー  ■子どもの絵から大人のセラピー表現まで、自画像いろいろ  ■トラウマを吐き出すセカンドステップセラピー  ■精神疾患の治療の一環として始まった芸術療法  ■環境の色彩とアートセラピー 子どもたちの自由な創造力はアートの原点 ■おわりに ■参考文献
  • 宇宙人コンタクトと新人種スターチャイルドの誕生
    -
    あなたもすでに体験している?! 突然の能力の開花、 知らずのうちに行われるヒーリング―― これらはすべて「目覚めのベル」です! 「変容へのトリガー」なのです! 宇宙人レベルから人類の 遺伝子操作が始まっていることを告げる 【コンタクト体験のバイブル】ついに全訳なる! ≪本書特別限定≫あなたがコンタクトを 体験しているかどうかが分かる 質問表(アブダクションシナリオ)付き! ・コンタクト体験では、千里眼、テレパシーの技術、 ヒーリングの能力、多次元的な認識など HSP(高められた知覚能力:High Sense Perceptions) が認められる ・コンタクト現象か?精神疾患か? この本で提供される情報は、 あなたを導き、あなたの体験を見極める 手助けとなるように意図されている ・コンタクト体験の受容には、 大きなパラダイムシフトが要求されるが、 それこそが変容への「さなぎ」なのだ ・エイリアンも宇宙の一部、同じ知的生命体であるが、 モラルや倫理がわれわれとは全く違う! ・「スターチャイルド現象」が波及的に起こり出している。 「スター・チルドレン」とは宇宙人のDNAの パーセンテージが高い子供たちのこと ・彼らは一般的な人々のDNAとは異なった配列をしており、 免疫システムの反応を含めすべてが加速され、 細胞などあらゆる組織が通常より速い振動率に 適合する身体となっている ・コンタクト体験者が持つ独自の電磁場、 強化されたサイキックエネルギーとは!? ・テレキネス、テレポーテーションなど サイコキネシス能力はET起源か? ユリ・ゲラーも何度もコンタクト体験をしている ・彼らETこそ、人間の進化と 未来の人類のパイオニアなのか? ・20年前の子供と今の子供は明らかに違う。 急速な人類種の進化は、 われわれの身体とマインドに対する エイリアンの介入によるものである(ロジャー・リアー博士) ・ETたちは子供でなく、両親を選ぶ。 子供たちは生まれる前に遺伝子的に操作される。 ETのDNAを与えられる(アン・アンドリューズ) ・統計的に見ると、あなたがコンタクト体験者であれば、 あなたの子供の一人以上がコンタクト体験をしている 可能性が非常に高い (コンタクト体験は遺伝子の系統内と家族内で起こる) ・失われた胎児シンドローム(胎児抜き取られ体験)への新しい認識とは? ・物理的なインプラントと非物理的なインプラント(情報の塊:ブロック)がある ・インプラントの理由:目覚めへのウェイクアップコール、 情報を受信するための導管(脳へのダウンロード)、 行動・感情・意識などのモニタリング、 直感・サイキック・特殊能力の向上、 治癒・ヒーリングの実行、DNAウォッチングなど! ・インプラントは古来から続くシャーマンの イニシエーション(松果体へのアクセス)と酷似する ・ETたちは時間の始まりから自分たちの子供である われわれの発展を見続けているのかもしれない ・世界中の先住民族に伝わる伝承では 「空からの訪問者が人間に 遺伝子的なアップグレードを行なっている」 あなたの子供が「新しい子供たちの集団(コンタクト体験者)」 であるかどうかのガイダンス(質問表)も特別掲載。

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  • ウツ婚!!
    4.7
    うつ、摂食障害・対人恐怖・強迫性障害など様々な精神疾患を抱え、実家に引きこもり寄生する体重90kgのニートだった著者がはじめた「生き延びるための婚活」。何度も失敗し、「喰い逃げ」もされ、それでも婚活を通じて回復していく経験を綴る傷だらけの物語編と、その経験から得たスキルとテクニックをありったけ詰め込んだHOW TO編の2本立て。ケッコン? 何ソレ、おいしいの? 笑って泣いて役に立つ、当事者はもちろん支援者にも読んで欲しい、生きづらさ解体新書。 今まで死なずにいただけでも精一杯のウツ女子たちへ。 史上最低のスタートラインから走り出す 当事者発の婚活実践メソッドは、 どこまでも精緻で、優しさと容認に満ちていた。 ──帯文・鈴木大介(文筆業) 「診察で私はメンヘラの常套句である「死にたい」「もう無理」「自分がどうなっちゃうのか怖い」を並べた。辛いんです苦しいんですって雰囲気でアピールしながら。すると主治医は慣れた調子で私が投げた常套句を全てスルーして一言言った。 「結婚すれば?」 ……………………。 出た! 「いいんだよ」ならぬ「NO MOREいいんだよ」! てっきり「ありのままのあなたで大丈夫」とか「今は休むときだから」とかキレイゴトを頂けると思っていた私は、そのとき本気で閉店しようかと思った。 「結婚」って。だってデブだよ? 無職だよ? メンがヘラってるんだよ? ハードルが上がりすぎて耳キーンなるわ。」(本文より) 【目次】 ■ウツ婚!! 物語編──ビョーキの私が生き延びた奇跡の婚活ストーリー Scene 1 塔の上のメンヘラーゼ Scene 2 戦場のガールズライフ 開幕? Scene 3 闇なのにデートもしな? Scene 4 本命捕獲計画 Scene 5 家族にまつわるエトセトラ ■ウツ婚!! HOW TO編──生き延びるだけで精一杯女子的サバイブ戦略虎の巻 Lesson 1 まずは「生活」をやってみよう Lesson 2 見た目問題、ただパッケージを変えるだけ Lesson 3 出会う、デート、相手の選び方 Lesson 4 コミュ症による婚活コミュニケーション術 Lesson 5 婚活は役所に受理されるまでが婚活です
  • うつは移して治す―ある精神科医の「野生の思考」
    -
    その精神科医は白衣を着ない。理由その1、白衣は患者と医者の間に障壁となって、無用な緊張を生み出しかねないから。理由その2、診断、治療にとって最も大事な「共感」することを妨げる可能性がある。その「共感」を重視する診察室では、実にさまざまな会話が患者たちと繰り広げられる。野球、将棋といった趣味の話から、姑との確執のような人生相談に近いものまで、想像以上ににぎやかでバラエティに富んでいる。そして、その過剰な会話に疲れた時には、統合失調症患者の「サラサラした」存在感が癒してもくれる。患者の気持ちを和らげることに心血を注ぎ、人間を愛してやまない精神科医による、精神疾患を心理的、社会的、生物学的視点といった多方面からアプローチしたエッセイ集。

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  • ウルトラ図解 パーソナリティ障害
    3.5
    パーソナリティ障害は、人としての性格・特徴(パーソナリティ)の偏りが極端になってしまって、さまざまな問題が生じるようになるという精神疾患です。独特の思考や、それに基づいた行動のために周囲の人とトラブルを起こしたり、本人も困っていることがあります。 パーソナリティ障害は、タイプも原因もさまざまです。本書はこのパーソナリティ障害の正しい知識と10のタイプそれぞれの説明、対処法を豊富なカラー図解とともにわかりやすく解説します。

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  • 栄養管理と生命科学シリーズ 公衆衛生学
    -
    1巻3,630円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】  2023(令和5年)年1月、管理栄養士国家試験出題基準(ガイドライン)改訂検討会によって、新たなガイドラインが示された。今回の改定は、超高齢社会であるわが国の人口構成が、今後2040(令和22)年の老齢人口割合で35%に達することを考慮し、その時代を見据えた多業種連携に必要な知識および技能や法改正に伴う適切かつ効果的な栄養管理の能力を修得した管理栄養士の養成を目的とするものである。  本書は、今回の新たな出題基準に準拠させ、出題基準の大・中・小項目の内容を含む構成となるように配慮している。また、各項目の重要事項に焦点を合わせた例題を適時加えることで、内容の理解と知識の定着を図っている。さらに章末には、関連する国家試験レベルの問題を掲載し、各章ごとの学修到達度を各自が判断できるように配置した。 【著者略歴】 編著:網中 雅仁 くらしき作陽大学 食文化学部栄養学科 教授 【目次】 第1章 社会と健康  1 健康の概念  2 公衆衛生の概念  3 社会活動の公正と健康格差の是正 第2章 環境と健康  1 生態系と人々の生活  2 環境汚染と健康影響  3 環境衛生 第3章 健康、疾病、行動に関わる統計資料/57  1 保健統計  2 人口静態統計  3 人口動態統計  4 生命表  5 傷病統計 第4章 健康状態・疾病の測定と評価   1 疫学の概念と指標  2 疫学の方法  3 バイアス、交絡の制御と因果関係  4 スクリーニング  5 根拠(エビデンス)に基づいた医療及び保健対策  6 疫学研究と倫理 第5章 生活習慣(ライフスタイル)の現状と対策  1 健康に関連する行動と社会  2 身体活動、運動  3 喫煙行動  4 飲酒行動  5 睡眠、休養、ストレス  6 歯科保健行動 第6章 主要疾患の疫学と予防対策  1 がん(Cancer)  2 循環器疾患  3 代謝疾患  4 骨・関節疾患  5 感染症  6 精神疾患  7 その他の疾患  8 自殺、不慮の事故、虐待、暴力 第7章 保健・医療・福祉の制度  1 社会保障の概念  2 保健・医療・福祉における行政のしくみ  3 医療制度  4 福祉制度  5 地域保健  6 母子保健  7 成人保健  8 高齢者保健・介護  9 産業保健  10 学校保健  11 国際保健
  • エクソダス症候群
    3.5
    すべての精神疾患がコントロール下に置かれた近未来。10棟からなるその病院は、火星の丘の斜面にカバラの“生命の樹”を模した配置で建てられていた。ゾネンシュタイン病院――亡くなった父親がかつて勤務した、火星で唯一の精神病院。地球の大学病院を追われ、生まれ故郷へ帰ってきた青年医師カズキは、この過酷な土地の、薬もベッドもスタッフも不足した病院へ着任する。そして彼の帰郷と同時に、隠されていた歯車が動き始めた。25年前にこの場所で一体何があったのか。舞台は火星開拓地、テーマは精神医療史。俊英による初長編。/解説=牧眞司
  • ADHDの集中力は思考と熱量と習慣化で高まる!ADHDの特殊能力「過集中」を発動せよ!10分で読めるシリーズ
    -
    説明文 さっと読めるミニ書籍です(文章量10,000文字以上 11,000文字未満(10分で読めるシリーズ)) 【書籍説明】 この本を手に取って頂き有難う御座います。 三五八 政希です。 ADHDの方のために集中力にフォーカスしてまとめさせていただきました。 あなたは勉強や仕事が全く手に付かないとか、集中力が上がらず全くやる気がおきないといった経験は無いでしょうか? 私も以前は改善方法が思いつかず悩んでいることが多かったと思います。 ADHDのせいで上手く集中できないとかADHDの特性が原因なんじゃないかと悲観的に考えていました。 ですが、ADHDの症状について向き合っていくにつれて少しずつ考えが変わりました。 病気のせいにしては駄目なんだなと心から思ったんです。 私はADHDでも集中力を上げるためにはどうしたらいいか?という部分を常に考えるようになりました。 考えるようになってからは生活の質がとても上がりましたし、気付きがどんどん増えていきました。 本書では「集中力を上げるためにはどうしたらいいのか?」や「効率的に集中するにはどうしたらいいか?」といった部分を細かく解説しております。 言語化できるくらい深く理解し、勉学や仕事のクオリティアップに活用ください。 【目次】 第1章 オリジナルのアクションリストの作成をしよう。 第2章 集中力とは何なのか?集中できる環境を理解する。 第3章 作業を細かく切り分けて細分化するという考え方の重要性 第4章 ADHDは熱量と衝動で突き動かされる!! 【著者紹介】 三五八政希(サゴヤマサキ)1990年生まれ 略歴 法人営業、テレマーケティング等をメインに幅広くお仕事をさせて頂いています。 音楽ブログ運営・アフィリエイト・クラウドソーシングサイト、等 成人後、IT系会社へ就職→ミスが頻繁にありクビになりかける→精神疾患の疑いがあるということで、業務命令で病院から診断書の提出を求められる→精神疾患のADHDと発覚する。 人間関係の悩みや、コミュニケーションの仕方、会話の仕方、仕事の進め方等ADHDの症状とひた向きに向き合い、軌道に乗り始める。→現在はIT係のコンサル会社で働きながら、様々な業務を携わっております。
  • お母さん、お子さんはもしかしたら発達障害かもしれませんよ?その特徴と診断までを分かりやすく解説10分で読めるシリーズ
    -
    10分で読めるミニ書籍です(文章量13,000文字程度=紙の書籍の26ページ程度) はじめに 最近、何かと話題となる発達障害。「言葉が遅い、落ち着きがない」などの行動を見ると我が子も発達障害かもしれないと心配になる親御さんもおられると思います。 ですが、発達障害とは何でしょう? 知能指数が一定値よりも低い場合は、知的障害者になり療育手帳が発行されます。 身体の一部に障害を生じている場合は、身体障害者手帳が発行されます。 では、発達障害者の場合はどうでしょう? 大人の発達障害の場合は、精神障害者保健福祉手帳というものが発行される場合があります。ですが、子どもの発達障害の場合は、精神障害者保健福祉手帳の発行ですら困難という現状があります。 そもそも、発達障害は、精神疾患ではありません。それにも関わらず、精神障害者保健福祉手帳しか発行する術が現代の社会にはないのです。 発達障害を抱える者にとっての苦しみは、発達障害者は健常者でもなく障害者でもないということです。 多くの発達障害者は、健常者として人生を生きていかねばなりません。 子どもを持つ親は、みな同じです。 すべての親の使命は、子どもを社会へおくりだすことです。 子ども達を社会に生きることのできる自立した大人へと育てることです。 発達障害児を持つ親にとっても、それは同様のことなのです。 最近では、発達障害を障害ではなく、発達凸凹と呼ぶ風潮があります。 発達障害を抱える子を持つ親は、発達凸凹の子ども達を社会に適応させ、最終的には多少のサポートがあれば、社会で自立して生きていくことのできる大人へと育てなければなりません。 そのために、私たち大人が、そして社会ができることは何なのでしょう? 本書では、発達障害児者を少しでも知ることのできるよう、その特徴や対処法をご紹介します。 著者紹介 佐藤まり カナダ バンクーバにてドーセットカレッジを卒業。人権問題や子どもの人権について考えるようになり、和光大学 人間関係学部・人間発達学科に入学、卒業。その後、教育関係や心理学関系の職を経て、現在は自身も自閉症スペクトラム障害を抱える幼稚園児の母親。発達障害を抱える息子と共に格闘の日々を送っている。
  • 親の支配 脱出マニュアル 心を傷つける家族から自由になるための本
    3.5
    虐待サバイバーで支援者でもある著者、渾身の書き下ろし。 「毒親育ちのトラウマ」から解放されるための実践的な行動指針がここに! 「暴言・暴力」「ネグレクト」「価値観の強制」など、親から不適切な養育を受けて育った人は、 成長してからも自己を受けいられず、人間関係も苦手で「生きづらさ」を抱えて生きることになりがち。 適切な支援につながれず、精神疾患を発症し、酒や薬に依存して破滅の道を進んでしまう人もいます。 原因となっている過去のトラウマ=「育ちの傷」を乗り越えるためには、 どう考え、誰に頼り、何をすればいいのか? 20年以上にわたり、現場で当事者支援に携わってきた著者が解説します。 【本書でわかること】 ●親との距離のとり方 ●相談・支援機関の選び方と使い方 ●心理療法のあらまし ●医療、とくに精神科とのつきあい方 ●心の治療に使われる薬のリスク ●パートナーや酒などに依存しないための心得 ●自分と向き合い、生き方を変えるセルフケア 今日からすぐに取り組める内容を、豊富な実例とともに1冊にまとめた決定版。 虐待サバイバーや、そんな人に関わるソーシャルワーカー、医療従事者などは必見です。
  • カウンセリングで何が治るのか?受けてみたい人、カウンセラーを目指す人、投薬に疑問がある人へ。臨床心理士が解説。10分で読めるシリーズ
    2.0
    10分で読めるミニ書籍です(文章量5000文字程度=紙の書籍の10ページ程度) 10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき 専門書や、解説書が普及して、精神疾患や発達障害に関して学べる機会も増えてきました。それと同時に、その疾病の治療法なども皆さんの知るところになってきました。精神疾患の治療はほぼ全てと言っても過言ではないくらい投薬治療が用いられます。どんな面でも薬が有効なのかというと、薬には副作用もあるのでどんな局面でも万能とは言えないとおもいます。副作用という言葉の広まりとともに薬を用いない治療として心理療法にも注目が集まってきました。数ある心理療法の中でも特に頻繁に用いられるのがカウンセリングです。 カウンセラーやカウンセリングという言葉を聞くことはあってもカウンセリングとはどのような手法でどのようなことをしているか、しっかり理解している人は多くありません。 この本では、投薬治療に拒否的な人やカウンセリングを受けてみたい人、カウンセラーを目指している方のために、カウンセリングとは何なのかということをわかりやすく書いていきたいと思っています。 本書に登場する事例や例は、筆者が専門書の内容をもとに作り上げたフィクションです。
  • 革新的医薬品 審査のポイント
    -
    1巻7,150円 (税込)
    規制当局の元審査官が、最新医薬品の審査報告書を読み解く 日本における、近年の医薬品開発と承認審査に関する情報を凝縮 日経バイオテクの人気コラム「審査報告書を読む」がついに書籍化。 医薬品医療機器総合機構(PMDA)で承認審査に携わった専門家9名が審査報告書を読み解き、話題の新薬について審査の論点を解説。低分子医薬品やバイオ医薬品、再生医療製品などの論点をわかりやすく詳説します。 生医療製品である自家培養軟骨「ジャック」、抗インターロイキン6受容体抗体である関節リウマチ治療薬「アクテムラ」や子宮頸癌ワクチン「サーバリックス」、入眠困難改善薬「ロゼレム」、アルツハイマー病治療薬「メマリー」、2型糖尿病治療薬「スーグラ」、悪性黒色腫治療薬「オプジーボ」など、日経バイオテク誌(2008年9月~2015年9月)に掲載された延べ87品目を収録。 本書の特長 ・公表された審査報告書を基に、審査の要点をコンパクトにまとめました。 ・審査報告書自体から読み取れない情報や、審査の論点となる課題の横断的分析、歴史的経緯など近年の医薬品開発と承認審査に関する情報を凝縮した1冊です。 【主な内容】  ■悪性腫瘍 21製品  ■精神疾患 21製品  ■神経疾患 8製品  ■感染症、ワクチン 9製品  ■骨・関節系疾患 5製品  ■循環器系、泌尿器系疾患 6製品  ■消化器系、内分泌・代謝系疾患 10製品  ■その他の疾患 7製品
  • 霞が関のリアル
    3.6
    1巻1,980円 (税込)
    NHK NEWS WEBの注目連載書籍化.激務で知られ,さらにコロナ対応で疲弊する霞が関官僚.不条理な働き方は,精神疾患,相次ぐ退職,なり手不足といった問題だけでなく,第一線で働く官僚の能力発揮を妨げ,国の政策を停滞させている.官僚本人,家族,政治家,関係者への緻密な取材から,その現状と構造に鋭く迫る.

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  • 看護学専門分野教科書シリーズ 精神看護学援助論
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】 姉妹書の「精神看護学概論」とあわせて看護師国家試験出題基準の全項目の解説が完結する構成となっており、「精神看護学概論」は看護学を学ぶにあたっての基礎的な領域の解説、「精神看護学援助論」は看護の実務的な領域の解説となっている。 国家試験対策を視野に入れながら、精神看護学を初めて学ぶ学生を主な対象とし、章立ても看護師国家試験出題基準に沿って構成されている。精神看護学に関連する基本的な知識を出来るだけ分かりやすくかつ正確に伝えることを目標とした。また、本文の理解を確認するために看護師国家試験の過去問を中心にした問題を章末に掲載し、解説にはその問題に関連する本文の記載頁を明記した。さらに、精神看護学を少しでも身近なものとして感じて貰えるように、実際の場面を想定したモデルケースを随所に配し、最新の知見と資料も適宜盛り込んでいる。 【著者略歴】 編著:小俣 直人(おまた なおと) 福井医療大学 保健医療学部 看護学科 教授 編著:近田 真美子(こんだ まみこ) 福井医療大学 保健医療学部 看護学科 教授 編著:北川 明(きたがわ あきら) 順天堂大学 保健看護学部 精神看護学領域 教授 【目次】 第1章 精神疾患の理解 1 脳の仕組みと精神機能 2 精神機能の障害 3 精神疾患の診断基準 第2章 精伸疾患の診断と治療 1 問診 2 主な精神疾患・障害の特徴と看護 3 心理・社会的療法 4 修正型電気けいれん療法 5 多職種連携と看護の役割 章末問題 第3章 精神障がいをもつ人への看護 1 精神を病むことと生きること 2 援助関係の構築 3 セルフケアへの援助 4 安全管理〈セーフティマネジメント〉 第4章 精神看護の展開 1 リエゾン精神看護 2 災害時の精神保健 第5章 自立への支援 1 精神障害者が地域で暮らすということ 2 精神保健医療福祉に関する社会資源の活用と調整 3 社会資源の活用とケアマネジメント
  • 患者だからわかる!双極性障害との付き合い方 試行錯誤しながらも働けるようになった!20分で読めるシリーズ
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    さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ)) 【書籍説明】 友人に助けられて精神科に行ったのは20代でした。 最初は鬱病でした。 中々よくならずに、自ら命を絶とうとしたのも20代でした。 鬱病が誤診で双極性障害を診断されたことも20代でした。 それから病気との闘いが始まりました。 30代は病気に振り回されていました。 調子がよくなって働けると思ったら、いきなり動けなくなりました。 気分が落ちてどうしょうもなくなって引きこもりにもなりました。 それから数年、40代になりました。 試行錯誤の末、今はフルタイムで働くことが出来るようになりました。 今でも落ち込むこともありますが、ちゃんと生活が出来るようになりました。 双極性障害は心の風邪ではありません。 一生治らない病気です。 精神疾患で悩んでいる方もたくさんいると思います。 自分も悩みました。 今は、うまく付き合っていけるようになりました。 自分の体験談を参考にしていただければと思います。 【目次】 精神疾患発症 まさかの誤診。本当の病名は…… いきなり動けなくなった! 試行錯誤しながらも働けるようになった! 薬とうまく付き合っていくこと お願いがあります。 精神疾患は一生付き合っていく病気 【著者紹介】 神宮寺はるか(ジングウジハルカ) 40代の会社員、女です。 双極性障害になったのは20代でした。 引きこもりを経験した30代を経て今はフルタイムで仕事が出来るようになりました。 趣味は音楽鑑賞、映画鑑賞、読書です。 実体験を書いていきます。 今、悩んでいる方の参考になれば幸いです。
  • 漢方と現代医学と POD版 漢方診療の覚え書
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    1巻4,400円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 西洋医でありながら、漢方を研究し治療に応用した経験を踏まえて、実際の治療例を挙げつつ、漢方治療法を説く。感染症、神経・筋疾患、精神疾患、呼吸器疾患、循環器疾患、消化器疾患、腎・泌尿器疾患、血液・造血臓器疾患、代謝・栄養障害、外科領域の疾患、整形外科領域の疾患、皮膚疾患、産婦人科領域の疾患、耳鼻咽喉疾患など。
  • 学校というブラック企業 元公立中学教師の本音
    3.0
    1巻1,540円 (税込)
    「教師のモヤモヤ」のツイッターが大人気の「のぶ」が 昭和から変わらない教育現場の問題点と解決策を、リアルな体験から訴える。 ・「下着の色」まで指定する校則を変えるには?  ・休むことが許されないブラック部活のおかしさ。 ・管理職はなぜむだに仕事を増やすのか? ・内申点やクラス替えはどう決まる? ・宿題は残業と同じ 教員の過労問題や精神疾患、いじめの現状と対策にも触れる。
  • がんばり過ぎない生き方 ストレスで爆発しそうなあなたは完璧主義をやめましょう。20分で読めるシリーズ
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    さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ)) 【書籍説明】 「頑張って」という言葉は時に凶器になる。例えばうつ状態に陥っている人に安易に頑張れという言葉をかけてしまうと、病状が悪化してしまう恐れがある。 自分で頑張りたいと思っていても頑張れない人にとっては、励ましが苦痛にしかならないのだ。 今は社会的にも家庭的にも様々なストレスが転がっている時代だ。会社に通う時は混雑する通勤電車に揺られて行かなくてはならなかったりする。 更にリモートワークが増えてきているので、家庭では主婦(主夫)の仕事が増える。 子どもがはしゃいだりして賑やかなものではあるのだが、慣れてない人は仕事の邪魔だと感じるかも知れない。 そういうことを言われると子育てしている方はもの凄いストレスがかかるのである。 独り暮らしの人もストレスに悩まされる。リモートワークで一人きりの仕事をしている時も、何故かサボっているような気がしたりするのだ。 だからこその精神疾患なのだが、本人はもっと頑張らないと、とより負荷を掛けてしまったりする。 そんな時にもっと頑張れという言葉をかけられると、病状が悪化しやすい。 そうならないために、ストレスをいかに散らすか、また頑張らないためにはどうすればいいかを書いてみたいと思う。 【目次】 「頑張れ」は猛毒 説明を求めない親切 家庭を支える主婦の図 手抜きが勝負 キャパシティと断る勇気 リモートワークの難しさ プレゼント強制イベント 血の繋がりはいい加減 力を抜こう 『できない』の差 言葉の意味の違いと俯瞰
  • 奇跡の有機ゲルマニウム
    4.0
    1巻1,870円 (税込)
    地球の地殻に分布しているミネラルの一種である有機ゲルマニウム。古くから健康維持に用いられてきた植物(朝鮮人参、サルノコシカケ等)に多く含まれていることから、健康との関わりについて様々な研究の対象になっているのが、食品に分類される(安全性の確認された)有機ゲルマニウムです。  そんな有機ゲルマニウムとの運命的な出会いを果たし、自らの治療に取り入れているのが、神戸のナカムラクリニック院長の中村篤史先生。中村先生がこれまで患者に処方し、どのような症例に対して具体的な効果があったのか、ブログやnoteにつぶさに記されてきた報告を一冊にまとめました。  肌や生活習慣、様々な癌、精神疾患や脳障害や発達障害、さらに薬害・ワクチン後遺症まで、あらゆる症状のミラクルを呼び起こす、大注目のミネラルを、最新の論文発表を引用しながら徹底解説!
  • 教育虐待・教育ネグレクト~日本の教育システムと親が抱える問題~
    3.7
    小児精神科を受診する子どもの中には、家庭や学校で教育をめぐり虐待的対応を受けている子がいる。大学生にもこれを原因とした心の問題を抱える者が多く、就職活動等を機に不適応を起こすことも多い。子ども時代は精神疾患を発症しやすい時期だが、なぜ日本の教育現場では自尊感情を下げる体験をさせてしまうのか。本来求められる対応とは。豊富な事例と共に解説。アスペルガー障害の当事者が特別支援教育での事例も分析・報告。
  • 境界性パーソナリティ障害の世界 I HATE YOU DON’T LEAVE ME
    3.5
    「境界性パーソナリティ障害」のバイブルが遂に増補改訂! アメリカで大ベストセラーとなり、日本を含め世界10か国以上で、専門家と一般の方々の両方に読まれ続けてきた『I HATE YOU DON'T LEAVE ME』(邦題『境界性人格障害のすべて』)が、大幅に加筆修正され、新たな版として発刊されました。 研究が盛んなアメリカの最新治療と豊富な臨床例を「境界性パーソナリティ障害」の専門家として著名なクライスマン医学博士がわかりやすく解説。 研究と治療の進歩から対人関係の謎を解明する、読み物としてもたいへん興味深い内容です。 【本書の特徴】 ●アメリカの新しい治療法や研究の進歩がわかる ●患者やその回りの人も理解できるよう、症例と対処法を具体的に解説 ●症状の大幅改善を、さまざまなケースを通して紹介 ●発達障害やほかの精神疾患との関係についても解説 ●診断基準を9項目にわけて紹介 ●「SET-UP」コミュニケーション法が学べる ※SET=サポート(支持)、エンパシー(共感)、トルース(真実) 【対象読者と本書の使い方】 一般の方々:難解な医学や理論をわかりやすく説明しています。「境界性パーソナリティ障害」全般について知識を得て、治療・対処法をやさしく学べます。 医療関係者:執筆時点までの最新の知見や資料を収録しています。医療現場において治療が難しい病気ですが、さまざまな治療戦略が学べます。 【主な改訂点】 ●DSM5による新しい診断基準の解説 ●新たに使われている治療法について ●最近の研究と動向について ●時代の変化に伴う環境の変化が及ぼす影響について ●境界性パーソナリティ障害への対応のより詳しいアドバイス ●その他の人格障害との比較 ●診断基準の追加 ●事例研究とその具体例を追加 など 【目次】 第一章 BPDの人たちが生きる世界 第二章 カオスと空虚感 第三章 ボーダーライン症候群の原因 第四章 BPDを生みだす社会 第五章 SET-UPコミュニケーションを活用する 第六章 BPDの人たちに対応する 第七章 よりよい治療を求めて 第八章 精神療法のさまざまなアプローチ 第九章 薬物療法の科学と未来 第十章 疾病を理解して治癒へと向かう 補遺 BPD診断の代替モデル ※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。 ※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。
  • 狂気の偽装―精神科医の臨床報告―
    3.8
    現代日本で急増する「心の病」──。マスコミは、新たな社会現象に合わせて乱造された「病名」を喧伝し、悲惨な事件が起これば被害者を「PTSD」だと安易に決めつけ、「心のケア」を気軽に叫ぶ。だが、それは正しい診断なのか? その患者は本当に精神疾患なのか? 精神医療の現場を混乱させる「心の病」ブームの実態を、治療の最前線に身を置く現役の臨床医師が撃つ。渾身の告発リポート。
  • 教師崩壊 先生の数が足りない、質も危ない
    4.2
    いま、日本の教師は危機的状況にある。年間5000人が精神疾患休職となる「死と隣り合わせの現場」で働き、その過酷な労働環境が「学ばない教師」「信頼されない教師」を生み出している。しかしその背景には日本の教育の「構造的な大問題」があると、全国の学校現場を渡り歩く著者は指摘する。そこで本書では、教師の「現状をデータとファクト」に基づき客観的に示し、そこで起きている5つの危機を「ティーチャーズ・クライシス」と題して解説。現在の危機的状況を脱し、豊かな教育を取り戻す方法についても提言した、未来の教育の必読書。 【本書の内容】第1章 〇クライシス1 教師が足りない/第2章 〇クライシス2 教育の質が危ない/第3章 〇クライシス3 失われる先生の命/第4章 〇クライシス4 学びを放棄する教師たち/第5章 〇クライシス5 信頼されない教師たち/第6章 教師崩壊を食い止めろ!
  • 現代乳酸菌科学 未病・予防医学への挑戦
    -
    1巻1,760円 (税込)
    21世紀は,病気になってから治すのではなく,病気に罹らないように日頃から心がけることを重視する時代である。近年,乳酸菌の健康を保つ効果が「プロバイオティクス」効果として注目されている。プロバイオティクスとは,「腸内細菌叢を改善して,ヒトの健康維持に有益な働きをする,ヒトへの安全性が保障された微生物」のことで,乳酸菌はその代表である。一方,近年,「腸内細菌叢のバランスが肥満や精神疾患とかかわっている」との驚くべき現象が見いだされ,遂に,「微生物と脳科学」とが結びついて議論されるようになった。 本書は,乳酸菌が「未病改善と予防医学」にきわめて重要な微生物であることを示すとともに,腸内細菌叢のバランスが,未病からの脱却と健康維持にきわめて大切であることを紹介する。
  • ギャンブル依存国家・日本~パチンコからはじまる精神疾患~
    3.8
    2014年8月、厚労省が発表したギャンブル依存の有病率はなんと4.8%、536万人。あなたの周りにもギャンブルをやめられない「ギャンブル症者」がいないだろうか。本書では、その「ギャンブル障害」の実態と、パチンコ、スロット、競馬、宝くじなどのギャンブル利権に鋭く切り込む。昨今議論されているカジノ法案に、無関心を貫く日本の精神医学界――さまざまな利権でズタズタにされた日本の未来は「脱ギャンブル」にかかっている。
  • 黒い陰に輝く光
    -
    軍情報部と諜報機関の仕事、情報機関の世界的連携、テロ行為と偽旗作戦・ステイビハインド作戦、人工衛星とスーパーコンピューターによる大衆監視と追跡、人間を遠隔操作するサイバネティクス技術に使われるブレインチップとインフォームドコンセントのない人体実験、著者が軍事医学と酷評する精神医学とそのバイブルである『精神疾患の診断・統計マニュアル』などが現代を理解する鍵だ。
  • ケアマネ・福祉職のための精神疾患ガイド ―疾患・症状の理解と支援のポイント
    5.0
    1巻2,640円 (税込)
    精神疾患をもつ利用者にケアマネ・福祉職はどう対応すればよいのか? 本書は、疾患・症状の解説をはじめ、活用できる各種制度や生活上の留意点、服薬支援のポイント等を解説。具体的な支援がイメージできる事例も収載した。Q&A形式で当事者の声も知ることができる一冊。
  • 警告! あなたの精神の健康を損なうおそれがありますので精神科には注意しましょう
    4.0
    それまでの精神医学界に衝撃の楔(くさび)を打ち込んだ一冊 テリー・リンチ医学博士の序文より 「精神医学は遅々としすぎていて、その間違いから多くのことを学ぶことを放棄しているのではないのか。医学の専門家、政治家、そして一般の国民も同様に、過去100年に亘り精神疾患の治療に使われてきた薬物のほとんどが、危険で、依存性があるのに効果がない、ということをあたかも忘れてしまっているかのようだ」 あらゆる精神疾患の方々に朗報をもたらす画期的ガイドブック 「幸福もしくは精神的健康(メンタルヘルス)とは、あなたが選択している人生を楽しむこと。自分の身近にいる大切な人と良い人間関係を持つこと。人生で価値があると信じていることを行うこと。そして、この同じ幸福への切符を誰からも奪わないことである」 ──ウイリアム・グラッサー
  • 健康と長寿の極意 体のムダと毒を出す習慣
    3.0
    35年前は、医師の数が約13万人、年間の医療費は約6兆円であったのに、いまや医師数が約29万人と倍増し、医療費は約34兆円超も費消しながらも、ガン、心筋梗塞・脳梗塞・高血圧・糖尿病などの生活習慣病、うつ病やノイローゼなどの精神疾患、アレルギー疾患や自己免疫病……などの難病、奇病は増加の一途を辿っています。英語で「健康」は「health」ですが、「th」は名詞をつくる語尾なので、この言葉は「heal」、つまり「癒す、治す」という意味から来ていることがわかります。ですから、「健康になれば、病気は治る」という意味が込められているわけです。健康であれば、平均寿命である80歳前後ではなく、人間の限界寿命である120歳近くまで生きられることになります。本書を読まれた方々が、輝ける健康を得られ、病気や老化とは無縁の生活を送られ、長寿を全うされることを祈念いたします。

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  • 月経前不快気分障害(PMDD) EvidenceとExperience
    -
    1巻2,530円 (税込)
    DSM-5において、抑うつ障害群の下位診断名として独立した疾患となった月経前不快気分障害(PMDD)。欧米ではありふれた疾患という認識があるが、わが国ではPMDDを診たことがないという精神科医も少なからずいる。 本書は、PMDDの基礎知識―歴史・疫学・原因(仮説)など―、診断、鑑別診断、治療、何科が診るべきか、などについて治療ガイドラインの作成にも関与してきた著者が、エビデンスと臨床経験を交え、明快に解説する。 PMDDを、PMS(月経前症候群)や精神疾患の月経前の悪化ときちんと鑑別し、適切な治療を行うために必携の1冊。
  • 月曜日がつらい先生たちへ  不安が消えるストレスマネジメント
    3.0
    人に1人が「抑うつ状態」  勤務中の中学校教師の3人に1人以上が「抑うつ状態」にある可能性を示唆する調査結果が発表されています。精神疾患による教育職員の病気休職者は全国で5000人前後と病気休職者の63%に上ります。 業務そのものが人間関係  著者は教師がストレスにさらされるのは「業務そのものが人間関係」であることの難しさによるとしています。教室では児童生徒と向き合い、その背後にいる保護者とも上手にコミュニケーションを取らなければならない。職員室では管理職や同僚がいる。児童生徒との関係がこじれれば、保護者や同僚・管理職との関係もおかしくなります。  製造業や第三次産業の場合、仕事の目的は物品や情報、金銭のやり取りを目的としています。仕事上の意見の食い違いはあっても、最終的には共同作業の成果が形となって現れ、人間関係は煮詰まりにくいともいえます。  子供相手とはいえ人間関係なので、相手が本音を見抜いて本音で接してくれば、教師もホンネで向かわざるを得ない。普段、建前でかわせる一般的な職場とは違います。 新任もベテランも教頭も…  第3章には著者が治療にあたった、個別の事例が詳細に報告されています。頑張り屋の新任女性教師、育児から復帰した女性教諭、複数の主任を掛け持ちし小学校の中核的存在だった50代の男性教諭、30年以上さまざまな学校を経験してきた男性の教頭。こうした先生たちの心が折れて行った様子、問題解決への道のりが詳しく紹介されています。  50代なかばの女性小学校教師。子どもたちに慕われ、趣味は教材研究。同僚や管理職から信頼されていました。しかし40代から体に不調が。医師からはストレスが原因と診断されますが、薬をのみつづけながら頑張ります。不登校気味の児童の家に朝晩に行き、プリントを届けていました。ある日、仕事の都合で行けなくなり、前日に電話したのに母親から「先生が来てくださらなかったのでうちの子は泣いています」と強く抗議されます。管理職は「毎日行っていたのが裏目に出たね。そこまでしなくてもよかったのに」。この先生は奈落に突き落とされ、翌朝は起き上がれません…。先生という仕事の厳しさを物語る事例も少なくありません。 「マインドフルネス」と「コラム法」  第4章では、だれにも、すくできるストレスマネジメント法が紹介されています。数分でできる「マインドフルネス」、つらい気持ちが起きた時「状況」「感じた事」「そのときの考え」などをノートに書き起こし自分の思考パターンを客観的に把握する「コラム法」など、いずれも今すぐできることばかりです。  周囲の対処法、早期発見チェックリストもあり、教員の心の問題への対処に必要な情報はすべて出ています。
  • 幻覚剤は役に立つのか
    4.6
    『雑食動物のジレンマ』『人間は料理をする』で知られるジャーナリストが自ら幻覚剤を体験し、タブーに挑む! 今どんな幻覚剤の研究がおこなわれているのか。 幻覚剤は脳にどんな影響を与えるのか。 そして、医療や人類の精神に、幻覚剤はいかに寄与しうるのか。 「不安障害」「依存症」「うつ病」「末期ガン」などへの医学的利用の可能性と、“変性する意識”の内的過程を探る画期的ノンフィクション。 ニューヨークタイムズ紙「今年の10冊」選出(2018年)、ガーディアン紙、絶賛! 一部の精神科医や心理学者が過去の幻覚剤研究の存在に気づき、発掘を始めたのは最近のことだ。 彼らは現代の基準で再実験をおこなって、その精神疾患治療薬としての可能性に驚愕し、(中略)幻覚剤が脳にどう働くのか調べはじめた。 ——幻覚剤ルネッサンスである。(宮﨑真紀) 【目次】 プロローグ 新たな扉 第一章 ルネッサンス 第二章 博物学——キノコに酔う 第三章 歴史——幻覚剤研究の第一波  一  有望な可能性  二  崩壊 第四章 旅行記——地下に潜ってみる  トリップ一 LSD  トリップ二 サイロシビン  トリップ三 5-MeO-DMT(あるいはトード) 第五章 神経科学——幻覚剤の影響下にある脳 第六章 トリップ治療——幻覚剤を使ったセラピー  一  終末期患者  二  依存症  三  うつ病 エピローグ 神経の多様性を讃えて
  • 「元気の花」の育て方 ~精神疾患のある中学理科教師が考える、幸せの秘密~
    -
    「あ、今の私、心地いい」 10年以上 、 統合失調感情障害と向き合ってきた著者が、日々を前向きに、軽やかに生きるためのヒントを「理科」的視点から綴る一冊。 どうして漠然とした不安感を抱えているのか。 何をしたら自分は喜ぶのか。 原因を見つめ直せば、明日に向かう元気がわいてくる。

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  • 公認心理師ベーシック講座 司法・犯罪心理学
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 公認心理師課程の科目「司法・犯罪心理学」向けの教科書。 ・豊富な図解とイラストで、初学者でも基礎からよくわかる ・学生が覚えにくい専門用語には「重要word」と赤字にしてしっかりフォロー ・国家試験の出題基準(ブループリント)をおさえつつ、「楽しく・興味深く学ぶことができる」にこだわったつくり ・現場に出たことがない学生でも、公認心理師としての業務のイメージをつかむことができる。 〈 目 次 〉 第1部 犯罪心理学の歴史と理論  第1章 犯罪心理学とは  第2章 犯罪心理学の歴史と理論  第3章 司法・犯罪分野での公認心理師の活動と連携  第2部 司法・犯罪分野の法律と制度  第4章 少年司法  第5章 刑事司法 第3部 犯罪・非行分野の臨床  第6章 アセスメント  第7章 犯罪・非行と精神疾患  第8章 犯罪・司法臨床の臨床技法  第9章 施設内処遇  第10章 社会内処遇 第4部 捜査と裁判  第11章 捜査と裁判  第12章 裁判と鑑定  第13章 犯罪被害者支援  第14章 家事事件 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 公認心理師ベーシック講座 神経・生理心理学
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 公認心理師課程の科目「神経・生理心理学」向けの教科書。 こころの計測方法や、精神活動と脳神経系の関わりを解説した。 全編フルカラーで図と練習問題を豊富に掲載し、初学者でもわかりやすい。 「仕事との関わり」を説明した章を設置し、現場に出たことがない学生でも、公認心理師としての業務のイメージをつかむことができる。 《公認心理師ベーシック講座》 ・豊富な図解とイラストで、初学者でも基礎からよくわかる ・学生が覚えにくい専門用語は赤字にしてしっかりフォロー ・国家試験の出題基準(ブループリント)をおさえつつ、「楽しく・興味深く学ぶことができる」にこだわったつくり 【目次】 第1章 脳神経系の構造と大まかな機能 第2章 大脳皮質の機能局在 第3章 脳活動の生理学 第4章 こころの計測1 非侵襲脳機能計測:脳波,脳磁界 第5章 こころの計測2 非侵襲脳機能計測:PET,MRI,NIRS 第6章 こころの計測3 眼球運動・視線計測 第7章 こころの計測4 心電図・心拍,体温,発汗,瞳孔反応 第8章 感覚・知覚と脳神経系の関わり 第9章 学習と脳神経系の関わり 第10章 記憶・言語と脳神経系の関わり 第11章 行動・注意と脳神経系の関わり 第12章 自己・他者・社会性と脳神経系の関わり 第13章 情動・ストレスと脳神経系の関わり 第14章 動機づけ・摂取行動・性行動・睡眠と概日リズム 第15章 発達障害・精神疾患・神経疾患と脳神経系の関わり 第16章 神経・生理心理学と仕事との関わり ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 公認心理師ベーシック講座 精神疾患とその治療
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 公認心理師課程の科目「精神疾患とその治療」向けの教科書。 ・カラー図とイラストで、初学者でも基礎からよくわかる ・重要語句は赤字で記載 ・国家試験の出題基準(ブループリント)をおさえつつ、「興味深く学ぶことができる」にこだわったつくり 《 目 次 》 序 章 精神科の診断の特殊性 第1章 脳および神経の生理・解剖 第2章 神経発達症群 第3章 統合失調症と統合失調症スペクトラム障害 第4章 気分障害 第5章 不安症,強迫症 第6章 心的外傷およびストレス因関連障害群 第7章 解離症と身体症状症 第8章 食行動障害および摂食障害群 第9章 睡眠―覚醒障害群 第10章 物質関連障害および嗜癖性障害群 第11章 認知症 第12章 パーソナリティ障害群 第13章 てんかん 第14章 薬物療法とその基礎 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 公認心理師・臨床心理士・心理系大学院対策 心理英単語集 schema(シェマ)
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    公認心理師、臨床心理士の指定大学院をはじめとする心理系大学院の入試では、心理系英文の和訳問題、説明問題、要約問題が出題されます。 こうした問題を攻略するためには、心理系英文を正確に読解することが求められます。心理系英文の読解で不可欠なのが心理英語に特化した単語の理解です。 特に難解なのが、心理系英文で特有の訳し方をする専門用語(テクニカルターム)です。 そこで、本書では近年の大学院入試を調査した上で、心理学の専門用語や一般単語を含めて1800語以上もの語句を厳選して収録しました。 本書の特長は「生きた心理系英文の中で英単語を覚えることができる」ことです。 単語は単語とその意味が並んでいるだけの一語一訳式のものよりも、英文の中で覚えた方が記憶に定着しやすいもの。 心理学の専門用語を中心に論文英語の中でよく用いられる一般単語や熟語も収録しました。 本書では分野別に41本もの心理系英文を収録しているので、心理系英文を何度も読み込むことで、「読解力」と「速読力」を養うことができます。 本書で取り上げている心理系英文の分野は、「知覚・脳」「学習」「認知」「社会」「発達」「パーソナリティ」「臨床(基礎理論・心理査定・精神疾患・心理療法)」「統計」「研究法」と多岐にわたります。英文を読むだけでも心理学の基礎知識をおさらいすることができます。 本書に繰り返し取り組むことで、単語力、読解力、速読力、心理学の基礎知識を効率よく習得できます。まさに、一石二鳥ならぬ、一冊で三鳥も四鳥もの知見を得られる一冊です。

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  • 心に狂いが生じるとき―精神科医の症例報告―
    3.6
    最初は心の小さな狂いでも、それをきっかけに、普通の人間が精神全体を蝕まれてしまうことがあり、ときには取り返しのつかない行動をとることがある。しかし、正常な精神と狂気の境目はごく淡く、我々の社会はアルコール依存、統合失調症、人格障害、うつ病など様々な精神疾患とともにある。人は、いつ、いかにして心を病むのか。現役の臨床医師が、虚説を排して実態を報告する。
  • 心のお医者さんに聞いてみよう 早期発見で乗り超える「統合失調症」の本(大和出版) 正しい理解と家族の対応法
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【早期受診&治療で「回復する病気」へ。家族は「あれ?」おかしいな、のサインを見逃さない!】疫学調査によれば、障害に約30%の人がなんらかの精神疾患に罹患するとされ、そのうちの75%が25歳前後に発症。統合失調症も思春期から青年期に発症することが多く、生涯で約120人に1人がかかるまれではない精神疾患である。決して珍しくはないこの病気だが、正しい知識がないために、受診が遅れ、悪化させてしまったり、治療や薬の中断をもたらし、再発を呼び起こしたり……。病気を正しく理解し、スティグマ(偏見)にとらわれず、怖がらずに治療を受け続けること。また、家族が落ち着いた気持ちで寄り添っていくことの大切さを説く。受診のしかたから、治療のプロセス、リハビリ、日常生活の送り方、再発防止のヒントまで、最新知見から明かす早期回復への処方箋。
  • 心の病気にかかる子どもたち 精神疾患の予防と回復
    3.0
    1巻1,400円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 2022年度から高校の保健体育の教科書に精神疾患が盛り込まれる。うつ病、統合失調症、不安症といった精神疾患は、若い年代で発症し、不登校や自殺の原因にもなっている。その予防と回復について精神科医がわかりやすく解説する一冊。
  • 心の病気はどう治す?
    4.0
    「はじめに」より 本書は、精神医療界のオールスターチームによるメンタルヘルス向上のためのガイドブックです。回復に役立つ知識から社会的課題を解消するヒントまで、ありったけの情報を盛り込みました。  個々に主役を張れるほど著名な精神科医たちに、ウルトラ兄弟のように大集結してもらったのには理由があります。薬にばかり頼って来た精神医療が袋小路に入り込み、史上最大級のピンチに直面しているからです。このままでは患者が益々追い込まれてしまいます。(中略)  各章に登場する精神科医たちは、20世紀から続いてきた薬物療法偏重という生物学的精神医学の激流の中で、時に大波にのまれながらも踏み止まり、患者の「こころ」と向き合い続けた人たちです。葛藤の中で見出された精神療法などの叡知を、生きづらい自分や劣化する社会を変えるために共有し、「みんな」のものにしたい。それが本書の狙いです。 第1章 依存症「ヒトは生きるために依存する」 松本俊彦さん(国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所薬物依存研究部部長) 第2章 発達障害「精神疾患の見方が根底から変わる」 原田剛志さん(パークサイドこころの発達クリニック院長) 第3章 統合失調症「開かれた対話の劇的効果」 斎藤 環さん(筑波大学医学医療系社会精神保健学教授) 第4章 うつ病・不安症 「砂粒を真珠に変える力」 大野 裕さん(国立精神・神経医療研究センター認知行動療法センター顧問) 第5章 ひきこもり「病的から新たなライフスタイルへ」 加藤隆弘さん(九州大学大学院医学研究院精神病態医学准教授) 第6章 自殺「なぜ自ら死を選ぶのか」 張賢徳さん(日本自殺予防学会理事長/六番町メンタルクリニック院長) 第7章 入院医療「新時代を切り拓く民間病院」 堀川公平さん(のぞえ総合心療病院理事長・院長) 渡邉博幸さん(千葉大学社会精神保健教育研究センター特任教授) 成瀬暢也さん(埼玉県立精神医療センター副病院長/埼玉医科大学病院臨床中毒科客員教授) 秋山剛さん(世界精神保健連盟理事長) 高木俊介さん(たかぎクリニック院長/オープンダイアローグ・ネットワーク・ジャパン共同代表) アーロン・ベックさん(認知行動療法の創始者) 田邉友也さん(訪問看護ステーションいしずえ代表) 樋口輝彦さん(国立精神・神経医療研究センター名誉理事長/日本うつ病センター名誉理事長) 野村総一郎さん(六番町メンタルクリニック名誉院長) 和気隆三さん(新生会病院名誉院長)
  • こころの免疫学
    3.8
    「こころの病」は、脳だけでなく、食べ物や腸内細菌までも含めた、からだ全体の問題だった――。この十年で、精神疾患とアレルギー性疾患が二倍以上も増えた理由、脳と免疫系が密接に影響しあうメカニズム、セロトニンなど神経伝達物質生成における腸内細菌の重要な役割……「こころの免疫力」をつけるための革命的パラダイム。

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  • 心の病が職場を潰す
    4.0
    今や日本中の職場が、うつ病をはじめとする精神疾患によって、混乱させられ、疲弊させられている──。それはいつから、どのように広がったのか。この現状を私たちはどう捉えるべきなのか。基礎的な医学知識を紹介しながら、精神科医療の現場から見える、発病、休職、復職、解雇などの実態を豊富な症例を通して報告。会社の意向と個人の要望が複雑に絡むこの問題を正しく知ることは、もはや社会人に必須の素養である。
  • 「心の病」の脳科学 なぜ生じるのか、どうすれば治るのか
    3.7
    【最新研究から見えてきた精神疾患のしくみと治癒への道筋】 ・うつ病の脳では炎症が起きている? ・遺伝要因と環境要因、どちらの影響が強いのか ・統合失調症の幻覚は、脳の神経回路の配線障害が原因? ・ロボットが、自閉スペクトラム症の患者を支援する ・ゲノムの中を飛び回る遺伝因子が統合失調症を引き起こす? ・認知症薬でPTSDのトラウマ記憶を消せるかもしれない ・精神疾患の根治薬の開発を実現するには ……など うつ病、自閉スペクトラム症・ADHDなどの発達障害、PTSD、統合失調症、双極性障害…… 多くの現代人を苦しめる「心の病」は、脳のちょっとした変化から生まれます。 誰にでも起こりうるこの病は、何が原因で、 どのようなメカニズムで生じるのでしょうか? さまざまな角度から精神疾患の解明に挑む研究者たちが、研究の最前線をわかりやすく解説。 そのしくみから、「治る病」にするための道筋まで。
  • 心の病、初めが肝心 早期発見、早期治療の最新ガイド
    3.0
    うつ病など、多くの精神疾患は不眠・不安といった平凡な症状から始まる。早期発見が肝心だ。本人、家族、職場の人たちに向け、早期の気づき方を解説し、予防・治療法や会社の対応策を示す。著者は産業医も務める医大教授で精神医学の権威。
  • 「心は遺伝する」とどうして言えるのか ふたご研究のロジックとその先へ
    -
    人間の身体的特徴だけでなく知能や学業成績、性格、精神疾患、攻撃性など「心」もまた遺伝するという衝撃の事実を明らかにしてきたふたご研究。その研究成果は徐々に社会に知れ渡るようになってきた。しかし、ふたご研究そのものはどれだけ知られているだろうか? 本書では、研究方法の基本から多変量遺伝解析、エピジェネティクスなど最先端のアプローチまで、進化し続けるふたご研究の現在形を第一人者が詳しく紹介する。
  • 個性という幻想
    4.0
    生前にはアメリカの医学界を陰で支配しているとまで言われながら、没後はその名さえ忌み嫌われたハリー・スタック・サリヴァン(1892―1949)。1970年代にアメリカ精神医学の源流として再評価され、さらに近年、人間社会と精神疾患の関係を論じた先駆者として再注目される精神医学者の、本邦未訳の論考を中心とした著作集。 サリヴァンが生涯をかけて訴えたのは、人間同士の差異よりも、互いを結び付けているものに着目することの重要性だった。患者一人ひとりを診るのではなく、「人間集団に対する精神医学」を唱えたのである。しかし、「個性とは幻想である」という見解は当時、あまりにラディカルでほとんど危険思想のように受け取られた。今世紀になり、「トラウマ理論」や「発達病理学」といった学際的研究領域が確立してようやく、サリヴァンの提出した課題に科学として取り組めるようになったのである。 本書は、初出出典に基づいて訳出した日本語版オリジナルの論集で、徴兵選抜、戦時プロパガンダ、反ユダヤ主義、国際政治など、実社会に関する特に重要なものを選んだ。収録した12編のうち11編は、日本で唯一未訳の著書“The Fusion of Psychiatry and SocialSciences” にも収められている。 なお、編訳者の阿部大樹氏は、サリヴァン『精神病理学私記』で日本翻訳大賞を受賞。今年10月に京都で開催される「サリヴァン・フォーラム」にも登壇する予定。 目次 編訳者まえがき 第一部 精神医学とは何か 精神医学入門三講 社会科学百科事典『精神医学』 黒人青年についての予備調査 症例ウォレン・ウォール 個性という幻想 不安の意味 第二部 精神医学の応用 プロパガンダと検閲 反ユダヤ主義 精神医療と国防 戦意の取扱いについて リーダーシップの機動化 緊張――対人関係と国際関係 索引
  • 子ども介護者 ヤングケアラーの現実と社会の壁
    4.2
    (目次) 第1章 「ヤングケアラー」とは 1.「ケア」とヤングケアラーという言葉が持つ多様さ 2.ヤングケアラーの定義 第2章 見えてきた日本のヤングケアラー 1.大阪府立高校における高校生調査  ケアをしている高校生はやはりいた/ケアが1日8時間/小学生の時からケア/抱え込む子どもたち 2.高校教員による認識との比較  教員も把握しているヤングケアラー/奇跡の調査 第3章 私が出会ったヤングケアラーたち 1.高齢化社会を反映する祖父母のケア  ひとりきりであることの不安、重責/ケア一色/孤独だった。さみしかった。/「息抜き」がわからない/学校では気絶するように寝てしまう/介護が終わっても罪悪感を背負う 2.精神疾患の親のケア  負担の大きい中学校での「お弁当作り」/愚痴を聞き続けたり、激しく叱責されたり 3.障がいを有するきょうだいのケア 第4章 ヤングケアラーの語りを通してわかること 1.ヤングケアラーの担うケア  本人も周囲も気づきにくい/手伝いとはこれほどまでに違う 2.ヤングケアラーの価値と2つの理不尽さ 第5章 ヤングケアラーの生まれる社会的背景 1.少子高齢化を俯瞰する  激増する「ケアを要する人」/障がいを有する人や精神疾患の人も増加 2.社会福祉における家族主義  ケアは家族がするもの? できるもの?/在宅福祉も家族が前提/増加する虐待/生活の困難さが世代間で連鎖する 終章 ヤングケアラー支援にむけて 1.支援のためにできること  地域で整えたい5つの支援/孤立の解消/学習支援と食事支援/小休止サービス/伴走者が必要だ 2.学校での理解や配慮、そして支援 3.福祉の専門職による支援   ヤングケアラーは資源ではない/「気づく」「つなげる」という役割
  • 子どもの敏感さに困ったら読む本:児童精神科医が教えるHSCとの関わり方
    3.8
    テレビ、ツイッターで話題! この本を読めば、敏感さ(HSP/HSC)がわかる! □すぐにびっくりする □いつもと違う臭いに気づく □興奮したあとはなかなか寝つけない □たくさんのことを質問する □服がぬれたり、砂がついたりすると、着替えたがる □うるさい場所を嫌がる ……もしも1つでも当てはまるのなら、その子は「敏感すぎる」子どもかもしれない。 「なんだかママが悲しそう」、「あの人は嘘を言っている」……。 感受性が鋭く、ほかの子が気づかないことを察して1人で気をもんでしまう「敏感すぎる」子どもたちがいる。 5人に1人といわれる敏感気質=HSP(Highly Sensitive Person)。 HSPの子ども版であるHSC(Highly Sensitive Child)は、小さなことを気にして傷ついてしまったり、ほかの子どもが難なくやってのけることに抵抗を感じてできなかったり、友達ができなかったり、ふだんはおどおどしているくせに、ふとしたときに大人がぎょっとするような鋭いことを言ったり。 大人や周囲の子どもたちから「ちょっと変わってる」と思われている、あるいは、それを隠そうとして「いい子」を演じている子どももいる。 でもその敏感さは、その子が弱いのではなく、わがままなのでもなく、生まれ持った気質なのです。 HSPの子どもたちは、理解のない大人から「扱いにくい」「育てにくい」と煙たがれることも多い。 そしてそういった大人のマイナス感情は、まだ自我の弱い鋭敏な子どもたちの心の中にどんどん入り込み、自分は面倒な子、ダメな子、と自らを否定し続け、やがて問題をかかえた「生きづらい大人」として成長してしまうのだ。 不安障害や愛着障害、解離性障害など精神疾患を併発してしまうこともある。 一方、HSCの豊かな感受性や直感力は、上手に伸ばせば芸術性の高い仕事やクリエイティブな仕事、人の繊細な心を扱う仕事、根気のいる研究の仕事など、世の中に貢献する大きな才能につながるケースが多いのも事実。 HSPは生まれつきなのだから、神経質で、敏感すぎるのも生まれつき。 敏感さを克服させるのではなく、長所としてとらえ、ありのままの個性を伸び伸びと生かしてあげることが、じつは大切なのだ。 母親か父親、学校であれば1人の先生でも、HSPの子どもを理解してあげられれば、子どもは救われるのです。 本書は、HSP/HSCの臨床医としての豊富な経験をもつ著者が、敏感な子どもたちのさまざまな特徴や傾向を解説し、敏感気質を才能として輝かせる方法を紹介していく。 本書の一部をWEBマガジン「よみもの.com」にて無料公開中!
  • Common Diseaseの病態生理と薬物治療
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※この電子書籍は紙版書籍のページデザインで制作した固定レイアウトです。 多くの図と詳しい解説で、身近な病気の病態生理と薬物治療がよくわかる!  本書は、薬物の適正使用を実践する能力を有し、チーム医療を担える薬剤師養成を目的とした薬剤師卒後教育用の参考書です。  疾患への理解を通して薬物治療を行えること、疾患の概念・症状・検査所見・治療法に精通していること、処方提案に必要な薬の作用、副作用、併用薬との相互作用などを総合的に理解していることが求められる薬剤師の方々のために、分かりやすく丁寧にまとめたものです。 第I編 病態生理と薬物治療  第1章 心臓・血管系の疾患  第2章 呼吸器・胸部の疾患  第3章 消化器系疾患  第4章 腎臓・尿路の疾患  第5章 血液・造血器系疾患  第6章 内分泌系疾患  第7章 代謝性疾患  第8章 骨・関節の疾患  第9章 アレルギー・免疫疾患  第10章 生殖器疾患  第11章 神経・筋の疾患  第12章 精神疾患  第13章 耳鼻咽喉の疾患  第14章 皮膚疾患  第15章 眼疾患  第16章 感染症  第17章 がん 第II編 臨床検査  第1章 総論  第2章 代表的な臨床検査  第3章 臨床検査の基準値 付録
  • これならわかる〈スッキリ図解〉精神保健福祉制度のきほん
    3.0
    精神科領域の全体像がつかめる。 初めて精神科に勤務する人にもおすすめ! 精神疾患・精神障害の種類や症状は多種多様で、 長期間の治療を要したり、症状と付き合いながら働いたり、 いくつもの課題を抱えながら生活するケースが少なくありません。 そのため、薬や心理療法による治療だけでなく、 支援制度やサービスも患者さんの状況に合わせて活用していく必要があります。 こころの病や問題には、医師をはじめ、看護師、保健師、 精神保健福祉士、臨床心理士、公認心理師、 作業療法士など様々な専門職が関わります。 それぞれの専門領域の違いもあり、「症状や治療の知識はあるが、 制度やサービスについては詳しくない」 「精神保健福祉士が常駐していない現場で、患者さんからの 制度や法律に関する質問にすぐに答えられない」ということも。 本書は、主に精神科にかかわる専門職向けに、 精神保健福祉に関する制度・サービスをわかりやすく整理して紹介。 精神疾患や精神障害の基礎知識もまとめているので、 初めて精神科に勤務する人や学生にも入門書としておすすめです。 また、病院以外の場所で、課題を抱えて生活する人を支援する上でも役立ちます。 【目次】 第1章:精神保健福祉法の基本 第2章:精神科の対象とは? 第3章:精神科に勤務する専門職 第4章:精神疾患の治療法 第5章:入院・医療制度の実際 第6章:働く人のための精神保健福祉 第7章:日常生活で活用できる支援制度 ※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。 ※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。
  • これならわかる〈スッキリ図解〉精神保健福祉制度のきほん 第2版
    4.0
    精神科領域の全体像をつかんで現場の支援に活かす! 改正精神保健福祉法(2023年・2024年施行)に対応した最新版! 精神疾患・精神障害の種類や症状は患者さんごとに多種多様。多くの場合、治療は長期に及ぶため、症状と付き合いながら仕事をしたり、いくつもの課題を抱えながら生活している方が少なくありません。そのため、薬や心理療法などの医療的ケアとともに、様々な支援制度やサービスを患者さんの状況に合わせて活用することが重要です。 こころの病や問題には、医師をはじめ、看護師、保健師、精神保健福祉士、臨床心理士、公認心理師、作業療法士など様々な専門職が関わります。それぞれの専門領域の違いから、「症状や治療の知識は豊富だが、制度やサービスについては詳しくない」「精神保健福祉士の常駐がない現場で、患者さんからの制度や法律に関する質問に対応できない」ということもあります。 本書は、主に精神科にかかわる専門職や患者さんを支える家族などに向けて、精神保健福祉に関する制度・サービスをわかりやすく整理して紹介。2023年4月、2024年4月施行の改正精神保健福祉法(精神保健及び精神障害者福祉に関する法律)にも対応しています。 精神疾患や精神障害の基礎知識もまとめており、初めて精神科に勤務する人や学生にも入門書としておすすめ。病院以外の場所で、課題を抱えて生活する人を支援する上でも役立ちます。 【目次】 第1章:精神保健福祉法の基本 第2章:精神科の対象とは? 第3章:精神科に関わる専門職 第4章:精神疾患の治療法 第5章:入院・医療制度の実際 第6章:働く人のための精神保健福祉 第7章:日常生活で活用できる支援制度 【編著者】 ■二本柳 覚(にほんやなぎ・あきら) 京都文教大学臨床心理学部臨床心理学科講師。日本福祉大学福祉社会開発研究所客員研究所員。修士(福祉マネジメント:日本福祉大学)。社会福祉士、精神保健福祉士。 【著者】 ■石井 佳葉(いしい・かよう) 就実大学教育学部教育心理学科講師。博士(教育学:京都大学)。京都大学大学院教育学研究科博士後期課程単位取得退学。公認心理師、臨床心理士。 ■茂本 由紀(しげもと・ゆき) 武庫川女子大学心理・社会福祉学部講師。博士(心理学:同志社大学)。公認心理師、臨床心理士。 ※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。 ※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。
  • サイエンス ペディア 1000
    -
    教科書よりも簡単で、百科事典より親しみやすい「読む事典」! 気になる項目を読み進めるだけで、その分野の概要を知ることができます。 10カテゴリーにわたり科学の最重要キーワードを1000個選び、それぞれを簡潔に紹介したおしゃれな科学事典です。 それぞれのキーワードは五十音順ではなく、科学のサブカテゴリー(力学、熱、物質……)ごとに並べられています。 気になるキーワードを調べるのに使うのはもちろんですが、サブカテゴリーに含まれるキーワードを一気に読むという楽しみ方もおすすめです。 そうすることで、気になるサブカテゴリーの全体像が浮かび上がってくるからです。 科学辞典が持つ広範さを保ちながら、ポピュラーサイエンスのように読めるとっかかりやすさを融合させた本書は、 事典としてはもちろん、想像力を刺激する科学エッセイとしても楽しむことができるのものです。 本書に含まれるカテゴリーとサブカテゴリーは、次の通りです。 物理学 力学、熱、物質、流体、波、電気と磁気、光学、相対論、量子論、量子現象、素粒子物理学、原子核物理学、統一理論 化学 原子、化学合成、分子、化学変化、化学分析、物理化学、材料化学 生物学 生化学、細胞生物学、微生物学、分子生物学、生物分類学、動物学、植物学、生態学、進化、進化遺伝学、生命の起源、生物物理学 地球 地球科学、地質年代、地形、地下構造、海洋、テクトニクス、自然災害、地球大気、気象学、地質学、気候学、地球の不思議 宇宙科学 夜空、天文学、太陽系、惑星、恒星、銀河、初期の宇宙、宇宙論、宇宙旅行、宇宙生命 健康・医学 人体、医療、病理学、病気と病的状態、医療処置、医用画像、薬、手術、移植手術、近代医学、遺伝子医学、補完医療 社会科学 言語学、心理学、脳機能、心理現象、精神疾患、意識、社会的趨勢、人文科学、経済、政治 情報 科学的方法、純粋数学、応用数学、情報、計算、データ、オンライン技術、ウェブ、人工知能 応用科学 工学、材料科学、エネルギー産生、エネルギー貯蔵、通信技術、軍事技術、遺伝子改変、食糧、法医学、考古学、歴史的発明 未来 未来の物理学、未来の化学、未来の生物学、未来の地球、未来の宇宙科学、未来の健康・医学、未来の社会科学、未来の情報、未来の応用科学 ==== 第50回 造本装幀コンクール 経済産業大臣賞、 日本書籍出版協会理事長賞(語学・学参・辞事典・全集・社史・年史・自分史部門)受賞!
  • 細胞から「毒」が逃げ出す生き方 キレーション身体革命
    -
    世にある健康法は、「なにかをするもの」「食べるもの」ばかりです。しかし、日本人は、体内水銀量が欧米人の10倍もあることに気づいている人は多くありません。それが身体の健康のみならず、さまざまな精神疾患の原因ともなっています。本書では、若きカリスマが、医学的療法から家庭でできる生活習慣、食生活、運動改善法まで、健康を取り戻すための方法論をやさしく教示します。
  • 産後うつからの復活 ~ひとりで悩まなくていいよ~30分で読めるシリーズ
    -
    さっと読めるミニ書籍です(文章量24000文字以上 32,000文字未満(30分で読めるシリーズ)) 【書籍説明】 今から約11年前、私は長男を出産した時に重度の産後うつを発症し、医療保護入院を経験しました。 産後うつは産後の女性なら誰しも罹り得る精神疾患です。 出産前の私は、産後うつなんて自分には関係ない、と思っていました。 しかし私は、出産した直後から、身体と心が何かおかしい、と感じ始め、産後二日目にはこれまで経験したことのない精神の不調感が襲い掛かってきました。 産後一か月半の時、完全に病に倒れ精神科病院へ入院することとなりました。 緊急入院先の病院で受けた診断は、「重度の産後うつ病」。 そして私は、自分の命を守るため、と言われて半強制的に精神科病院の隔離病棟へ入院させられました。 入院期間は、2か月超に及びました。 産後一か月半の幼い子どもと、途方に暮れる夫を残して。 入院中も色々なことがあり、何とか退院してからも家事と育児、夫の職場復帰や私の通院で大変なことの連続でした。 献身的な夫の支えのおかげでどうにか乗り越えることができました。 しかし今改めて振り返ってみると、私にはあの時、周りに相談できる人や支えてくれる人が夫以外に誰もいなかったのです。 現代社会では核家族化が進んでおり、産後の傷ついた母体をケアする人がおらず、子育て環境も孤立が深まっている状況があります。 出産直後から母親が一人で子育ての全ての責任を抱え込んでしまい、母体の回復もままならず潰れてしまう事例は、私を含めて増えてきていると感じます。 自分に異変を感じた時にSOSを出すこと、またそれを受け取ってくれるパートナーや家族、相談先を確保しておくことが重要ですが、当時の私はそれに気づくこともできませんでした。 これから出産を予定されている方、最近出産された方で孤独や孤立を感じている方、パートナーや家族フォローの体制が整っていない方。 私の経験談を通じて、産後うつ対策で気をつけて欲しいこと、産後うつになった時の対処方法について、私なりに考えた方法をこれからお話ししていきます。 少しでも産後うつで苦しい思いをしないで済み、お役に立てれば幸いです。
  • ザ・ヒーリング・パワー
    5.0
    ガン、心臓病、アレルギー、皮膚病、認知症、精神疾患、アトピー 【奇跡体験、続出!】 スピリチュアルな視点から解き明かす「心と病気」のメカニズム この一冊が、あなたの病気に奇跡をおこす! ガンをつくる心とガンをなくす心とは? アレルギーや恐怖症の意外な原因とは? 医学だけではわからない精神疾患と悪霊憑依の関係 あきらめるのは、まだ早い! たとえ医者が見放したとしても、 神仏はあなたを決して見捨てはしない。
  • 幸せを拒む病
    3.0
    ■あなたの「不幸」は「心に潜む悪魔」が原因だった! 次のような身近なケースもすべて 「幸福を否定する心の悪魔が原因」と指摘されて あなたは、はたして信じられるでしょうか? (1) なにをやっても三日坊主で終わってしまう (2) どうしても自分の部屋を片づけられない (3) 厳しく叱責されても遅刻グセが治らない もちろん(1)~(3)の問題を 本気で治そうと思って医者にかかる人もいないでしょう。 しかし、たとえば 「結婚に伴うマリッジブルー」が原因で 結婚が破談、または離婚に至るケースも少なくありません。 最愛の人とうまくいかず 不幸な結婚生活を選択してしまう人も多いことでしょう。 さらには、子供の虐待を繰り返してしまうケースなどまでもが その原因に「幸福否定」があるとすると、 けして無視できないのではないでしょうか。 ■著者は40年以上におよぶ心理療法の臨床体験から こうした生活に身近な事例から 統合失調症といった重度の精神疾患までに至るすべての原因に 「幸福否定」という心のしくみが潜んでいることを 明らかとさせつつあります。 この「幸福否定」という心の構造。 なにも、精神科に通う人だけの問題ではありません。 じつはわれわれすべての人間に普遍的に備わっているのです。 本書第4章で紹介する「感情の演技」という手法を実践することで あなたの「心の悪魔」を退治することができます。
  • 仕事の「しんどい」がスーッとほぐれる! 先生のためのがんばりすぎない技術
    -
    学校現場でも「働き方改革」が叫ばれる一方で、増え続ける残業や激務、また、コロナうつなどによる精神疾患で休職や退職者数が増大するばかりの学校現場。 教育の最前線に立ち、子どもたちの指導にあたる教師自身のしんどさをスーッとラクにし、子どもたちの前で自然に笑顔があふれる教師でいられるための「がんばりすぎない技術」が身につく一冊! 日々のさまざまな業務にはじまり、学級づくり、そして、なによりも子どもたちの学びを高める授業の質の向上につなげていくために、「いかにして自分のカラダとココロをほぐして整えていくか」を実現させていくための具体的方法を、心理学やヒーリング・カウンセリング手法、アートセラピーの技法を取り入れながら紹介していきます。

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  • 周産期メンタルヘルスにおけるボンディング障害 日本語版スタッフォード面接を用いた新しいアプローチ
    -
    ボンディング(bonding)とは,「母親のわが子に対する情緒的な絆」のことであり,「ボンディング障害」は,不適切な養育のリスクとなり得る臨床的問題を抱えた,精神疾患を超えて広く妊産婦と子どもの育ちに関わる重要な概念である。  今回本邦初の出版となる,「日本語版スタッフォード面接」は,妊婦と胎児の、そして産後の母親と赤ちゃんのさまざまな問題に特化した効果的な臨床評価面接である。この面接結果に基づいた妊産婦へのケアは,母子とその家族のメンタルヘルスにより有効に働き,長期的な子どものウェルビーイングの向上につながる。本書では,この面接を用いた事例を取り上げ詳細に解説しており,この面接法の理解に役立つ。また,その他の事例も通して,ボンディング障害を含めた周産期精神医学を包括的に学習できる。精神科医,産婦人科医,小児科医,助産師,看護師,保健師,公認心理師,臨床心理士,社会福祉士など幅広い専門家にとって,周産期メンタルヘルスの全貌を理解するための有効な知見を与えるものである。

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  • 障がい者として生きる
    5.0
    システムエンジニアとしてスタートした華々しい人生。苦悩の労働環境から精神疾患を発病し、健常者から障がい者へ。障がい者としてリスタート。苦悩の人生を綴る珠玉の作品。
  • 小児期トラウマがもたらす病 ACEの実態と対策
    4.8
    ACE=逆境的小児期体験、理解に向けた1冊 最新の研究によれば、子どものころに繰り返し予測不能なストレス、喪失、困難に直面すると、大人になってからの健康状態が影響を受けるという。具体的には、自己免疫疾患、線維筋痛症、うつ病などの重篤な病気の一因になりうる。それだけでなく、他人との関わり、恋愛、子育てにおけるパターンも決まってしまうようだ。 著者のナカザワ氏は、自身も8歳の時に父親と死別。子育てとジャーナリストとしての仕事を両立しながら、10年以上ものあいだ、何度か死に至るような自己免疫疾患と戦ってきた。40代では、ギランバレー症候群を2度経験。慢性的な病気に悩む女性の力になろうと、サイエンスライターとして、神経科学と免疫システム、人間の心の最も深い部分の働きの関係について書いてきた。 そして2012年、ACE(Adverse Childhood Experiences:逆境的小児期体験)という画期的な公衆衛生調査研究に出あう。ACE研究では、さまざまな子ども時代の逆境と、成人後の身体疾患および精神障害の発症には、明らかに科学的な因果関係があることが証明されている。逆境には、暴言や侮辱、精神的または物理的なネグレクト(育児放棄)、身体的または性的虐待、親のうつ病、精神疾患、アルコールや他の物質への依存などが含まれる。当初は10項目が挙げられていたが、その後の研究によって、他の小児期のトラウマ(親との死別、きょうだいの虐待など)も長期間にわたる影響を及ぼすことが明らかになった。 そうしたナカザワ氏の研究の集大成ともいえるのが本書である。小児期の経験が大人になってどのように影響するのかが、アメリカの複数の家庭の例を挙げながら解説されていく。日本でも逆境的体験を余儀なくされる子どもは多いが、アメリカでは深刻で痛ましい例が多く、研究も進んでいる。今後の日本でのACE研究と対策の道しるべになる1冊と言えるだろう。
  • 小児期トラウマと闘うツール――進化・浸透するACE対策
    5.0
    トラウマ克服に向けた調査と分析の集大成 本書では、小児期の逆境的な体験(Adverse Childhood Experiences:ACE)が、トラウマとしてどれほど深く心身に影響を及ぼすか、そして自らの子どもを虐待するにいたるような深刻なサイクルを打ち破るにはどうすればいいかが解き明かされる。 著者のナディン・バーク・ハリスは当初、多くの患者やその家族に見られる、小児期の有害なストレスと病気との関係を追っていた。やがて、性的暴行により成長が止まってしまった少年ディエゴと出会い、有害なストレスと生涯にわたって現れる病気の関係を確信し、本格的に調べはじめることになる。これが、長期間にわたる調査と研究にもとづき、弱い立場におかれ苦しむ子供に特化した治療実績で医学分野での先駆者とされる著者の出発点となった。 1990年代、米大手保険会社と国立疾病予防管理センターによる1万7000人以上の成人患者を対象にした健康調査は、虐待・ネグレクト、両親の薬物乱用または精神疾患・離婚などによるACEが、人体に長期的な影響を及ぼすことを明らかにする。この調査は、ACEの影響が「どうやって、どの程度」私たちの体に刻まれるのかのメカニズムの解明につながった。ストレス反応や成長速度をはじめさまざまな疾患(糖尿病、喘息、心疾患)にいたるまで、ACEが人間の生体システムを生涯にわたって蝕む可能性が高いこと、そして私たちが誰しも幼少期の環境の影響から免れない存在であることを証明した点で、とくに高い評価を受けている。 その後、サンフランシスコにある自分の小児科医院センター・フォー・ユース・ウェルネス(CYW)と全国の研究施設で調査をおこなった著者は、2015年にTEDトークに出演し大きな反響を呼ぶ。 そして本書では、科学的洞察にもとづき、ACEの原因究明と分析の経緯を力強い文章でつづった。医学的実績に裏付けられているとともに、著者やその夫と4人の子どもたち、また患者の実例をふんだんに引用した革新的な実践書でもある。過酷な小児期を過ごした人々や、彼らを後遺症から救おうとする関係者、そしてなにより愛する家族が生涯にわたる病気を患わないように願う読者から、トラウマの後遺症克服のための〝希望の書〟として多くの賛同を得ている。 巻末には実用的な付録「ACEスコアツール」「CYW‐ACE質問票」が付いていて、ACEに初めて触れる読者にもすぐに役立つ1冊。 なお本書は『小児期トラウマがもたらす病 ACEの実態と対策』(2018年、パンローリング)の続編にして医療者による実践編ともいえる。 原書 "The Deepest Well : Healing the long-term effects of childhood adversity" by Nadine Burke Harris
  • 「小児性愛」という病――それは、愛ではない
    4.3
    「そりゃセックスもしましたよ。恋人同士ですもん。それを周りの人たちが、ぶち壊したんです。 私がロリコンで、Yちゃんは被害者だといって引き離したんです。 私はそんな人達によって犯罪者にさせられました。おかしいのはどっちだっていいたいです…」 これは、12歳の少女に性加害をした49歳の男性のケースです。 女子児童の側には、交際しているという認識はありません。怒ると声を荒げる男が怖くて、言われるがままになっていたのだとわかっています。 彼がしていたのは、明らかに加害行為です。子どもに肉体的・精神的に後々まで残る多大なダメージを与えました。 しかし、彼が見ていたのは、「子どもから求めていた」「子どもはよろこんでいた」という光景。事実とは、正反対です。 クリニックで子どもの性加害経験者からヒアリングしていると、これは性加害をする者なら誰もが持っている、特有の思考の歪みだと実感します。 彼らの問題行動の背景には、精神疾患があります。日本語では小児性愛障害、英語ではPedophilic Disorder, Pedophiliaといわれ、この「ペドフィリア」という語のほうが馴染みがある人もいるでしょう。 私は、150名を超える子どもへの性加害者らと関わってきて、彼らも私達と変わらない、同じ“人間”だと考えるに至りました。決して性欲が抑えられないモンスターではありません。 子どもへの性被害、つまり小児性愛障害は、社会のなかで学習された行動です。大げさかもしれませんが、いまの日本社会が「ペドフィリア」を生み出し続けているといっても過言ではありません。 本書より抜粋
  • 職場の発達障害
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    「外来を受診する成人期の発達障害には、うつ病など従来の精神疾患で通院する人とは、異なる点が多い。何よりもまず彼らは普通の人たちで、一般の社会人だということである。受診する大部分の人はフルタイムかそれに近い仕事をしていることが多い。休職したり職がない状態であったとしても、仕事への意欲は十分に持っているケースがほとんどである」(岩波氏)。近年、「ギフテッド」(平均をはるかに超える知的能力を持つ人)が称揚されるなかで、天才とADHD(注意欠如多動性障害)、ASD(自閉症スペクトラム障害)を結びつける傾向が強い。だが一方で上記のように、精神科を受診する発達障害の成人の多くは、働く社会人である。彼ら、彼女らは幼いころから積み重なった「周囲となじめない」負の記憶や、職場で浮いてしまうという悩み、問題行動による解雇などに苦しみ、自らの人生を何とかしたいと考えている。はたして、発達障害の特性にマッチした職場環境は得られるのか。薬物療法には効果があるのか。就労支援の制度や社会復帰のトレーニングをどう活用すればよいのか。「発達障害の人は働けない」という誤解を正し、本人・周囲にとって最適な就労への道を専門医が示す。 第1章 止まらない仕事のミスと対人関係の問題 第2章 ADHDをめぐる誤解――職場でどう接するか 第3章 ASD(自閉症スペクトラム障害)をめぐって 第4章 仕事とNeurodiversity 第5章 ADHDは治せる 第6章 ASDを治す
  • 自己とは何なのか? 意識・自我・心についての神経科学的考察
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    正体不明の存在“私”に迫る 人生の岐路に立った時、誰もが一度は「自分はどんな人間なのか」と考えるのではないだろうか。 知っているようで、実は知らない「自分」とは――。 京都大学名誉教授の著者が、神経科学の視点から意識・自我の実態を探る。 <目次> 第1章 意識とは 第2章 医学的意識(第一の意識) 第3章 気づいているという意識・クオリア(第二の意識) 第4章 内省する意識・自我(第三の意識) 第5章 夢 第6章 精神疾患 第7章 「我」「心」とは?

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  • 自殺帳
    4.0
    人はなぜ自殺するのか? 人はなぜ自殺しないのか? そのあわいをみつめつづけてきた精神科医、春日武彦による 不穏で不謹慎な自殺論考。 自殺は私たちに特別な感情をいだかせる。もちろん、近親者が死を選んだならば、なぜ止められなかったのかと、深い後悔に苛まれ、悲しむことだろう。だが一方、どこかで覗き見的な欲求があることも否定できない。「自殺はよろしくない」「でも自殺せざるを得なかった人の辛さに思い巡らせるのも大切」「あなたの命は決してあなただけのものではない」など、さまざまな意見を持つ人に読んでもらいたい、自殺についての深掘りエッセイ。自殺されたクライアントとの体験や、さまざまな文学作品、遺書、新聞報道記事などを下敷きにした、自らも自殺に近い位置にいる精神科医による、自殺をめぐる集大成。 「強引に言い切ってしまうなら、人間そのものに対する「分からなさ」が身も蓋もない突飛な形で現出しているのがすなわち自殺ということになろう。その突飛さを前にして、動揺した我々は、(情けないことに)つい「ゲスの勘ぐり」やら下品な好奇心至上主義を全開にせねばいられなくことが稀ではない。悼んだり悲しむと同時に、無意識のうちにそんな方向に走ってしまう。だから「その不可解さがもはや珍味と化している事案」と表現してみても、あながち的外れではあるまい。 そんな次第で自殺に関して思うこと、感じること、精神科医としての意見、文学的関心などをだらだらと書き連ねていきたい。もっとも、それが正鵠を射た内容であるのか否かは、自殺を遂げた当人ですらはっきりとはしないであろうけれど。」 (「はじめに」別バージョンより) 目次 はじめに 第1章 胃の粘膜 第2章 石鹸体験 第3章 登場人物を自殺させる 第4章 遺書のリアル 第5章 自殺の七つの型 ①美学・哲学に殉じた自殺。 第6章 自殺の七つの型 ②虚無感の果てに生ずる自殺。 第7章 自殺の七つの型 ③気の迷いや衝動としての自殺。 第8章 自殺の七つの型 ④懊悩の究極としての自殺。 第9章 自殺の七つの型 ⑤命と引き換えのメッセージとしての自殺。 第10章 自殺の七つの型 ⑥完璧な逃亡としての自殺。 第11章 自殺の七つの型 ⑦精神疾患ないしは異常な精神状態による自殺。 第12章 漆黒のコアラ おわりに
  • 実践セミナー 不登校の理解と支援
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    不登校の多様な状態をどう理解し、関わるか。精神疾患と神経発達症群、神経症的不登校と自己愛的不登校という4要因から論点を整理。

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