日本の貧困女子

日本の貧困女子

957円 (税込)

4pt

「日本はもはや後進国である」

最底辺に生きる女性たちの現状とは



25歳。茨城県某市。母親から依存され、金銭的要求がとまらずに

42歳。埼玉県北部。「私、子どもを虐待しているかもしれません」

29歳、看護師。栃木県。中学2年生のときに、父親と

17歳。群馬県太田市。親権を切られ知人の中年男性と暮らす

20歳。島根県から上京。1日18時間労働させられて精神疾患に

32歳。沖縄。末期がんになっても、風俗を続ける理由は、家族に迷惑をかけたくないから



働く単身女性の3人に1人が貧困状態といわれる。そこから家族、地域、制度の三つの縁をなくした女性たちが最貧困女子に落ちていく。都心に比べ地方の女性たちはその三つの縁が保たれていることから、そんな境遇に陥ることは比較的少ないといわれているが、それは果たして本当か。地方消滅が叫ばれ、都会以上に貧困化が進む地方において、彼女たちが孤立に陥ったときどんな現実が待っているのか。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

日本の貧困女子 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    北関東といえば北関東工業地域。この本を読むと、都会に行ってもダメ、地方でもダメ、という暗澹たる気分に…DVダメゼッタイ。小学生までは同じスタートラインに立っていたのに中学でカーストトップの不良に憧れてしまう痛恨のミス。そして性風俗が金持ちから貧困層にお金を回す再分配装置として作動している現実…

    0
    2020年02月27日

    Posted by ブクログ

    東京貧困女子とまとめて、、

    今までの親からに提供してもらっていた自分の生活や環境が、世の中で当たり前、平均と思ってました。社会人になるタイミングで、周囲の大学で当たり前と思っていたことってすごい限定されたことだな感じていました。それは、就職した先と今後やりたいこととか。

    でも、それよりもずっと大

    0
    2020年02月05日

    Posted by ブクログ

    この世界の現実は厳しいと感じました。

    一生懸命に生きても、ポジティブな方向に向かわないのはしんどいですよね。

    0
    2024年08月21日

    Posted by ブクログ

    最近はやりがいとかQOLと言われること多いけど、やっぱりお金が1番大事。次に社会的信用。
    勉強して、可能なら大卒になって正社員になる。大変だけど、手に入れたら生活が少し楽になる気がする。
    あとは部屋にこもり過ぎないのも大切。1人暮らし考え込みがちで頭でっかちになるから。外出したら自分を助けてくれる制

    0
    2024年08月18日

    Posted by ブクログ

     ノンフィクションライター、中村淳彦氏の「東京貧困女子」(2019.4)に続く「日本の貧困女子」(2019.11)を読みました。都会以上に貧困化が進む地方。東京50km圏内までが「郊外」、そのエリアを越えると「地方」。その地方の一例として茨城、栃木、群馬の北関東3県を取り上げています。貧困の原因は土

    0
    2021年01月18日

    Posted by ブクログ

    沖縄の実態も、今まで読んできたものより遥かにひどくて言葉も出ない、、、
    中卒、中学生のうちからキャバはよくあると思っていたけれど、ピンサロまで働くなんてもう本当にヘルオキナワとしか言いようがない。
    自分が貧困家庭に生まれて苦労した、という自負があったけれども、大学まで通えているわけだし全然自分よりひ

    0
    2020年09月27日

    Posted by ブクログ

    期待はずれ
    私の期待が間違った方向なのかもしれないけど
    内容的には東京貧困女子を読んでれば
    そっから発展するような内容は感じられなかった気がする
    レポとして違う場所が追加された
    っていう意味なのかな
    こちらを読むなら東京貧困女子を読んだ方が
    いや、一冊目に読むならこっちでもいいのかな?

    0
    2020年01月01日

    Posted by ブクログ

    働く単身女性の3人に1人が貧困状態といわれる。
    そこから家族、地域、制度の三つの縁をなくした女性たちが最貧困女子に落ちていく。都心に比べ地方の女性たちはその三つの縁が保たれていることによって、そんな状態に陥る女性は比較的少ないといわれているが、それは果たして本当なのか。


    貧困に喘ぐ地方女性を取材

    0
    2023年05月08日

    Posted by ブクログ

    なんだか…こんな生活を強いられてそれでも生きて頑張っている彼女たちをなんとか救ってあげられる手立てはないものか…そう思いました。これを読んでいる私だってそんなに裕福ではないけれど…こんなに厳しい現実もあるのかとただ呆然としました。ひとつ反論したいのは、北関東に対する偏見が強すぎるってこと…ちゃんと助

    0
    2022年07月31日

    Posted by ブクログ

    つらすぎる、、、読んでいて鬱々としたけれど、これもまた日本の姿なのかと。格差じゃなくて、階層社会なんだ。お金もない。人間関係も希薄。情報もないから貧困から抜け出せない。負のスパイラルとはこのことなのか。
    お金が全てじゃないけれど、、、お金ってなんですかね。最近、お金は信用だとか、貯めずに使えーみたい

    0
    2020年07月16日

日本の貧困女子 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

SB新書 の最新刊

無料で読める 社会・政治

社会・政治 ランキング

中村淳彦 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す