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「日本はもはや後進国である」
最底辺に生きる女性たちの現状とは
25歳。茨城県某市。母親から依存され、金銭的要求がとまらずに
42歳。埼玉県北部。「私、子どもを虐待しているかもしれません」
29歳、看護師。栃木県。中学2年生のときに、父親と
17歳。群馬県太田市。親権を切られ知人の中年男性と暮らす
20歳。島根県から上京。1日18時間労働させられて精神疾患に
32歳。沖縄。末期がんになっても、風俗を続ける理由は、家族に迷惑をかけたくないから
働く単身女性の3人に1人が貧困状態といわれる。そこから家族、地域、制度の三つの縁をなくした女性たちが最貧困女子に落ちていく。都心に比べ地方の女性たちはその三つの縁が保たれていることから、そんな境遇に陥ることは比較的少ないといわれているが、それは果たして本当か。地方消滅が叫ばれ、都会以上に貧困化が進む地方において、彼女たちが孤立に陥ったときどんな現実が待っているのか。
Posted by ブクログ 2020年02月05日
東京貧困女子とまとめて、、
今までの親からに提供してもらっていた自分の生活や環境が、世の中で当たり前、平均と思ってました。社会人になるタイミングで、周囲の大学で当たり前と思っていたことってすごい限定されたことだな感じていました。それは、就職した先と今後やりたいこととか。
でも、それよりもずっと大...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年01月18日
ノンフィクションライター、中村淳彦氏の「東京貧困女子」(2019.4)に続く「日本の貧困女子」(2019.11)を読みました。都会以上に貧困化が進む地方。東京50km圏内までが「郊外」、そのエリアを越えると「地方」。その地方の一例として茨城、栃木、群馬の北関東3県を取り上げています。貧困の原因は土...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年09月27日
沖縄の実態も、今まで読んできたものより遥かにひどくて言葉も出ない、、、
中卒、中学生のうちからキャバはよくあると思っていたけれど、ピンサロまで働くなんてもう本当にヘルオキナワとしか言いようがない。
自分が貧困家庭に生まれて苦労した、という自負があったけれども、大学まで通えているわけだし全然自分よりひ...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年05月08日
働く単身女性の3人に1人が貧困状態といわれる。
そこから家族、地域、制度の三つの縁をなくした女性たちが最貧困女子に落ちていく。都心に比べ地方の女性たちはその三つの縁が保たれていることによって、そんな状態に陥る女性は比較的少ないといわれているが、それは果たして本当なのか。
貧困に喘ぐ地方女性を取材...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年07月31日
なんだか…こんな生活を強いられてそれでも生きて頑張っている彼女たちをなんとか救ってあげられる手立てはないものか…そう思いました。これを読んでいる私だってそんなに裕福ではないけれど…こんなに厳しい現実もあるのかとただ呆然としました。ひとつ反論したいのは、北関東に対する偏見が強すぎるってこと…ちゃんと助...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年07月16日
つらすぎる、、、読んでいて鬱々としたけれど、これもまた日本の姿なのかと。格差じゃなくて、階層社会なんだ。お金もない。人間関係も希薄。情報もないから貧困から抜け出せない。負のスパイラルとはこのことなのか。
お金が全てじゃないけれど、、、お金ってなんですかね。最近、お金は信用だとか、貯めずに使えーみたい...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年07月08日
・北関東では長男信仰が根強く残っており、長男だけをもてはやしそれ以外の次男や女兄弟をないがしろにする、時には虐待に発展することも
・北関東では不倫関係にある男女間で男性が女性にお金を渡す習慣が(援助交際を目的とした場合でなくても)あり、それを家計の足しにしている主婦もいる
あまり信じられないけど、書...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年06月10日
北関東、沖縄を中心に見た女性の貧困問題に関しての本です。
北関東、あまり縁のない地域なのですがなんとなく出身地の中学校の時の友達を思い出させた本でした。地元から出ない、車社会、地元の友達のネットワークが強い、地元を出るときには地元を捨てる気で出ていく。
私は中学校までは学区の中学に通ってましたが...続きを読む
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