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「永井大輔」の「同調圧力:デモクラシーの社会心理学」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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ビジネス・実用
Posted by ブクログ
同調:他者の意見に合わせること。
カスケード:特定の意見が社会に広く伝播して、運動や流れを起こすこと
これらが民主主義においてどのような役割を果たしてきたか。
他人が面白いと言った本を、つまらないと思っていても「そうだね面白いね」というのが同調で、10万部売れたベストセラーという情報で本を買うのはカスケード。
自分が詳しく知らないことを、いちいち全部調べて手間をかけるより、専門家に同調する方が社会的には効率的。でも、もし間違っていると思うなら、その意見は表明する方がいい。なぜなら、本当に間違っているのに、誰も是正できていないだけかもしれないのだから。異論の表明には、重要な役割がある。集団内の極論化(テロリスト集団など)を防止し、深刻な誤りを是正する。
それができていたら、特攻しないで済んだのではないか(無意味だと知っていた人間も多かったと思う)
そのため、社会ために、異論が表明されること、表明者の安全が保障されることは大切。
同調は不案内なことを確認しないで効率的だが、自分で考えておらず、思考のただノリ状態でもある。
情報カスケードによってオバマやトランプが誕生した。ネットにより、カスケードを人為的に起こしやすくなっている。
これらの話が、アメリカの裁判制度やアファーマティブアクションなどの実例とともに説明される。
多様性が何のために必要なのか、どんな社会を理想と考えるのかの一助になる。とても勉強になる。