宿命作品一覧
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4.0パリに亡命中のシリア反政府部族の長老ファーハドが暗殺された。シリアでは新政権トップの座を巡り、ファーハドの息子たちが争いを始める。英国政府は次男アシューに政権を取らせようと、長男ソーゲンの学友だったMI6の情報部員バッキンガムをシリアに送り込み、兄弟の和解を目論む。その極秘ミッションのリーダーとなったSASの隊員ダニー・ブラックは、仲間たちと共にバッキンガムの護衛として、激しい戦闘が続くシリアへの潜入を命じられる。 一方、現地で<国境なき医師団>の一員として活動していた医師クララは、政府軍の兵士に襲われ孤立無援となっていた。陰謀と戦火が渦巻く世界最悪の危険地帯で、彼らを待ち受ける壮絶な運命とは……!? 宿命を背負った戦士、ダニー・ブラック登場!
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3.3「私、もしかして前世からやってきたの!?」真っ赤な瞳のマリアンナは、誰からも恐れられる魔力の持ち主。そんな『色持ち』の宿命として幼い頃から大好きな王太子・アレクシスの妃の筆頭候補だったはずが、ライバル出現! 何としても王太子妃になれと怒鳴る父に洗脳されてしまったマリアンナは、いつの間にかライバルのエレナに危害を加える悪役令嬢に……!? このままでは私は死んでしまう! 前世で読んだ物語の通りに事態が進んでいることに気づいたマリアンナの恋、そして運命の行方は!?
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-「私にとっての川柳は、人間にとって大切な水のように必然であった文芸なのかと思えてきた」。川柳一族の一人として、川柳作家になるべき宿命を負ってこの世に生を受けた著者。16歳で作句活動をはじめ、学生生活、就職、結婚・・・とめまぐるしく変わる人生のステージで一時は川柳に遠ざかった時もあった。紆余曲折を経て、運命に導かれるように50代で再び川柳と巡り合ってからは、為すべき「業」を悟り、人間の裏の裏まで詠み尽くさんと赤き情熱を燃やす。「第一章 すりりんご」「第二章 走馬燈」「第三章 飛行機雲」「第四章 凪」の4章構成。 風邪で寝た時だけ貰うすりりんご 私の心緑に負けている 自分の目信じ自分の耳信じ いつまでも笑うモナリザの不気味 どん底を知った体が動じない 人生の苦労はいつか凪になり ライバルに慰められてムッとする 躓いた石を次には蹴り返し コート脱ぐ陽気疑わないで春 春という不思議に人は惑わされ
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-川柳は思考の足跡 先達たちより脈々と言い継がれてきたように“川柳=人間”に尽きる。人間の人間たる所以はその思考にあり、川柳作品はその一歩一歩にほかならない。さりとて足跡のほとんどは消える宿命にある。 それでも「たかが」と「されど」川柳の歩みは決して止まることはない。(柳言より) 短詩型文芸界に燦然と輝く、ベスト・オブ・ベスト川柳! 47都道府県から川柳界を代表する最精鋭の第一線作家による柳言と秀句集、圧巻の川柳作家ベストコレクションシリーズ200。 青森を代表する川柳作家・濱山哲也の渾身の作品群! 本書のサブタイトルになっている作品は著者の代表作「おっとっとおっととっとと生きている」。 スタートライン棒一本ですぐ引ける 幸せは押しボタン式信号機 雪道の足跡これがわたしです キラキラと海の話をする 滴 独りじゃない肩にとんぼが止まってる うんざりの中で探している砂金 まあまあと今日もマリモは緑色
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 世界の誕生と破滅―神々の黄昏「ラグナロク」に至る宿命の物語を一挙解説!!神々vs巨人!!!オーディン、ロキ、ヴァルキューレ、巨人、世界樹、妖精、ドラゴン―ファンタジーの原点がここにある!
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4.5人気絶頂の小説家・東雲 陣の担当編集になることになった西園寺 三春太。 顔出しは一切せず謎のベールに包まれた東雲との初打ち合わせで、西園寺は今世最大のピンチに見舞われる──!! この再会は運命か、宿命か!!?? ※この【連載版】1はbamB!にて配信していた第1、2話が収録されています。
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3.0ココロが元気になる「魂からのメッセージ」 今の誕生日も恋愛傾向も心の傷も、前世の自分の魂が決めてきたことです。 本書には、あなたの魂の過去・現在、未来のすべてを内包したスピリチュアルと、幸せになる法則が収録されています。カバラ数秘術を元にした「魂の刻印」、悪夢から読み取る「前世のカルマ」とその解消法、日々の生活で活かせる「願望実現の法則」など…。 魂の視点からあなた自身を見ることで、今生きている意味や目的がわかり、これからの運命を自らの手で切り開いていくでしょう。 第1章 あなたは誕生日を自分で選んで生まれてきた 生年月日には意味がある 前世での生き方が今の誕生日を決めた 誕生日に隠されている秘密 今は魂の大手術を行なう時 ほか 第2章 前世から今生きている理由や宿命がわかる 今世のあなたはどのような人と思われているのか? 意識には次元がある 今の自分を観察すると前世が見えてくる ほか 第3章 あなたの人生がうまくいかない理由 前世のカルマがあなたの幸せを阻んでいる ポジティブカルマとネガティブカルマ 宿命は変えられないが運命は変えられる 悩むことで新たなカルマを作っている 病気や事故でカルマが解消することもある ほか 第4章 カルマを浄化してラクに生きる カルマは「知る」ことで解消されていく 「恐れていること」をあなたは知らずにいる カルマを作っている 「不安と恐れ」を知る カルマパターンを定着させる「心のクセ」 カルマとチャクラの深い結びつき ほか 第5章 願望達成の法則 運命の法則を知ることが「幸せ」への近道 あなたの“魂の刻印”人生指南 「色の組み合わせ」でわかるスピリチュアルカラーテスト ほか 第6章 スピリチュアルに生きる 幸せを自分の内側に見出す 人によって見ている世界は違う 人生の目的とは? 今を生きると人生の目的が見えてくる ほか ●平池来耶(ひらいけ・らや) 前世リーディングの第一人者であり、スピリチュアルカウンセラー。豊富な霊的体験に加え、心理学、夢分析、哲学、占術、神秘学に精通。個人リーディング、スピリチュアル・メッセージと瞑想の集いを通じて、具体的なアドバイスとヒーリングを行なっている。また、雑誌、テレビ、講演など幅広く活動。著書に『運命の鏡 スピリチュアルマスターが伝える魔法のメッセージ100』(PHP研究所)、『人間関係がみるみるよくなる前世カウンセリング』(三笠書房)他多数。モバイル公式サイト『来耶☆前世セラピー』も好評で、幅広い年齢層から高い支持を得ている。
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-青花とは染付の中国名。美しい焼き物に秘められた人間の愛と宿命、日中の歴史の謎。時空を超えて展開する雄大なロマン、アジアの大戦史を舞台に展開する恋愛長編――不思議な物語は、イスタンブールのトプカピ・サライ博物館から始まった。10年間の結婚生活の後、商社員の夫がロンドンで急死した奈美。ハネムーンの地で中国陶磁器の前にたたずむ奈美に、端正な中年の紳士が話しかけてきたのである。夫の急死から立ち直ろうと、実家に伝わる青花(染付)の謎を追う奈美に、その男・林輝南は、清朝末期の青花にまつわる愛の秘話を教え、二人は調査を進めてゆく。<上下巻>
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-1900年9月、第五高等教育学校教授であった夏目漱石は、2年間のイギリス留学へと旅立った。しかしこの留学生活は、後に「ロンドンに住み暮らしたる2年はもっとも不愉快の2年なり」と語られることになる。栄ある第1回官費留学生・漱石の「不愉快」の原因とは一体何だったのか。本書では、漱石自らが失敗作と認める『文学論』と、優れた18世紀英文学論である『文学評論』という、2冊の著作が執筆された背景を探りながら、これらの問いを解き明かしていく。文明開化のシンボルたる「英語」と、実学の対極に位置する「文学」の狭間で揺れる「英文学」という学問の意味。文明開化の担い手としての役割を期待されながら、イギリスで、近代化が人間の精神を衰弱させていく過程を目の当たりにするというジレンマ。漱石のみならず、明治の知識人が不可避に抱え込まざるを得なかった苦悩、そして近代化の残酷な宿命を浮き彫りにした、出色の漱石論である。
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-吸血鬼の惑星の物語。17歳のレオは大事な人を自分のせいで失ったために、自分を痛め付けるように生きていた。そんなある日、レオはこの惑星で絶対的な存在である〈守護者〉に反発する団体〈ゼロ〉に捕まってしまった。そこで、世間のことを何も知らない輸血鬼(エリップマーヴ)の小さな少女エリと出会う。エリも同じく〈ゼロ〉に捕まっていた。レオとエリは次第にお互いに存在が支えになっていく。そんな中、レオに復讐をするために〈守護者〉になったかつての親友イクセルと再会を果たし……。十字架を背負う吸血鬼の少年と、宿命を背負う小さな少女の物語。※巻末ページのリンク先にはジャンプ出来ませんのでご了承下さい。
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-【電子版のご注意事項】 ※一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または画像が修正されている場合があります。 ※応募券、ハガキなどはご利用いただけません。 ※掲載時の商品やサービスは、時間の経過にともない提供が終了している場合があります。 以上、あらかじめご了承の上お楽しみください。 新元号対応! 東洋思想の占いの決定版。 戦国の時代から、門外不出の占いとして数千年間にわたって伝わる算命学占いの入門書!! 東洋思想の占いの決定版。 戦国の時代から、門外不出の占いとして数千年間にわたって伝わる算命学占いを丁寧にわかりやすく解説。 自分を知り、時代を知り、未来を知る最良の教え。入門篇の決定版! 「占いの王者」とも呼ばれ、生年月日から「運命」と「宿命」を割り出し占う。 時代の流れ、国家や企業の動き、リーダー達の性格や生き方、個人の運気や方向性など、 幅広く予知・予測ができるのが算命学です。 個人の性格や運気を読み取ります。 親との関係、仕事といったテーマごとの鑑定や、若年期、中年期、老年期など年代における鑑定をしています。 昭和元年(1925年)生まれから令和13年(2031年)生まれの人まで対応しています。 ※本書は「最新 算命学占い入門」(主婦の友社)を加筆・修正したものです。 中村 嘉男(なかむらよしお):昭和23年、神奈川県生まれ。上智大学外国語学部フランス語学科卒業。 大手総合商社勤務をへて、フランス国営企業の日本現地法人で要職を務める。 学生時代から東洋の哲学、人間学、帝王学に関心を持ち、文学博士・算命学宗家高尾義政先生から奥義の薫陶を受ける。 高尾宗家の急逝後、算命学総本校高尾学館の第二代目学校長に就任。
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4.6第22回新潮ドキュメント賞 第10回山本美香記念国際ジャーナリスト賞 W受賞! 1970~80年代、資源を求めた日本がアフリカ大陸に残したものは、 巨大な開発計画の失敗とさび付いた採掘工場群。 そして、コンゴ人女性との間に生まれた子どもたちだった──。 経済成長期の闇に迫る、衝撃のルポルタージュ。 【目次】 序章 不可解なルポルタージュ 第一章 真実への距離 第二章 ジャパニーズ・ネームの秘密 第三章 日本人が遺したもの 第四章 BBCの「誤報」 第五章 修道院の光 第六章 空と銃声 第七章 祖国への旅 第八章 富と紛争 第九章 未来への賭け 第一〇章 医師たちの証言 第一一章 闇の奥へ 第一二章 伴走者への手紙 第一三章 正しく生きるということ あとがき 悲しき宿命の残影
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-戦争も原爆も過去ではない。手遅れになる前に、これが役立ちますように……。(本文より) 記憶を失い、見知らぬ場所で目覚めた少女・ジュリは、ユイトという少年と出会う。彼は被爆者だった母を亡くし、自身を虐待し続けた父を殺害した末、自殺したのだった。二人が出会ったのは原爆と何らかの関わりをもつ死者がゆく、謎めいた死後の世界。そこは覇権をかけて常に争う大ウ帝国、サルタン国等の諸国群、原爆投下後最初にできた国・魔界、罪を犯した者が赴く地獄界、嘘をつかず良心を信じる者のみが入れる天界、龍の住む村で構成されていた。そこでの学び、仲間たちとの冒険、そして邪悪な大帝国軍対連合軍による戦いを経て、ジュリとユイトが再生へ向かうまでを描く、一大スペクタクル! 〈著者紹介〉 しきべ かひ 東大のお膝元で、貸本漫画と図書館と書店の立ち読みハシゴ、さらに印刷会社の雑誌盗み読みの幼年時代。 能と歌舞伎、宝塚に映画、COMやガロ等、ザ・ビートルズにピンクフロイド、そしてレッドツェッペリン、クイーン等々で育った私は「見ちゃった豚」なのでしょう。 ですから、ご感想を下さいませ。
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3.01573年、甲斐の虎・武田信玄が上洛の志半ばで死去した。このとき勝頼28歳。信玄の四男であった彼は、兄達の自害や病死によって正式な後継指名を受けないまま家督を継ぐこととなった。もともと母系諏訪家の名跡を継ぐ予定だった勝頼には、強力な後ろ盾がいない。そのため家臣団に抑えがきかず亀裂が生じようとしていた。さらに急激に勢力を増してきた織田・徳川連合が、武田家の領地を脅かそうと何かとちょっかいをだしてくる。勝頼を取り巻く事態は予断を許さない状況にあった。そんな中、勝頼は巻き返しを図るべく高天神城を包囲する。父信玄さえも攻略できなかった難攻不落の城。これを落とせば綻(ほころ)び始めた家臣団が再び結束するかもしれない。そんな思いを胸に戦場に向かった勝頼は、怒涛の如く攻め立て見事攻略するのだった。名将信玄の跡を継ぐという宿命ともいうべき重責を担った若き武将の光と影を描く人物小説。
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-クラシックミステリー、日本初の女流探偵小説家。短編5本を収録。悪友に誘われ警察に追われるハメに。飛び乗った円タクの車内には血まみれの美少女が……翌日現れたトミーは魅力的な美少女だった「黒猫十三」。昔、旧華族の11歳の少年が行方不明になり今に至る。秘密が暴かれるとき、高まる緊張感。貴族に嫁いだ平民だが美貌の妻の苦悩を描いた「魂の喘ぎ」。舞踊の才能があるまゆみと凡人の百合子。しかし百合子は名取り披露の発表で「鷺娘」がうまく舞えない。まゆみが入れ替わって舞うのだが……「鷺娘」。上流貴族に起こった忌まわしい事件をS婦人が活躍して解決する。自殺した貴族。未亡人となった美しい兄嫁に義弟が恋焦がれる。それは先代からの宿命だった「蛇性の執念」。自殺した大使の真相とは。やがて遺骨をすり替えたとの密告が……端麗な青年は何者。深まる謎をS婦人の推理で鮮やかに解決「情鬼」。※読みやすくするため現代の言葉に近づけてますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。
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-人間には、あらかじめ生まれ持って与えられた「宿命」があります。前世でやったことの結果が、今生に反映されるのです。そしてそれは、不思議なことにあなたの“誕生日”と“名前”から割り出すことができるのです。本書は、まず人生傾向や基本性格がわかる「激数」×「姓名数」、前世・天職・恋愛傾向がわかる「宿命数」、弱点やクセがわかる「破壊数」など、あなたの人生を左右する<3つの数>を紹介し、あなたがどのような使命を持ってこの世に生まれてきたのかを解説します。次に、自分が本来持っている能力を生かし、幸せな人生を切り拓くために、どのように行動すればよいのか、努力によってこれから変えることができる「運命」の生かし方をアドバイスします。人生に悩んだ時、夢を叶えたい時にあなたを励まし、勇気付ける一冊です。
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3.0生まれつき白い髪を持つ少年・マルクは、村で迫害され、百年に一度の"盟約の日"に、 異界に棲まう邪神にその身を捧げることを宿命づけられていた―― 盟約の日を迎えたマルクは、邪神・ネロディアスと出会う。。 恐ろしき異形の怪物を前に戦慄するマルクだが―― 『来たか……人の子よ。百年前は盟約が破られた故、我は怒りに満ちておるぞ』 「ひっ……!」 『ささ、座るがよいニンゲンよ。二百年も間が開いてしまった故、すっかり退屈しておったぞ! 何をして遊ぶ?』 「あの、僕を食べるんじゃ……」 『何それ、怖……』 種族を超えた友情を描くファンタジーシリーズ開幕!
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-【大合本版…『荼吉尼 -ダキニ-』1巻~3巻までの全巻を収録した大ボリュームシリーズ】《作品内容》火災により両親を亡くした那月は、それから2年後に悪夢に悩まされていた。夢の中では、ねじくれた樹が青年を捕らえており、彼は那月に「ダーキニー」と呼びかける。不安と喪失感を呼び覚ますその光景は、ただの夢なのかそれとも……? ある晩、謎の女性が那月に語りかけ、ついに封印は解かれた。那月は死を予知するという女神・「荼吉尼(ダキニ)」としての力を得て、周囲の人間や魔物から畏怖される存在に変わってゆく。宿命を背負う少女を主人公にした、重厚で濃密なダークホラーの傑作、大合本版:全巻収録!! ※単巻、他合本シリーズとの重複購入にご注意ください※
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-没後10年特別企画。入門翌年の日記全文と演目の記録 最晩年、「いずれ本になるだろう」と談志が託した若い日々の記録。 17歳の少年は、前座修業の日々を送りながら、1日も欠かさず日記帳に向かっていた。 人形町で100円小さんに小遣をもらう。しかしその場でなくす。その場で探すのも失礼だからよした。——1月20日 噺が又セコになる。どうもおかしい。大きくなりたくない。しかし時は刻々と過ぎ去って行く。あせりが出る。——6月2日 僕には、夢を追うのみで、若さを楽しむ資格がないのであろうか。その原因は落語なのだ。僕の宿命なのかも知れない。——7月9日 【目次】 ■日記 1953.1.1〜12.30 ■演目の記録 1952.11.11〜1954.1.19 談志による一九九九年の追記 ■後記 松岡慎太郎(談志長男) 【著者】 立川談志 落語家、落語立川流創設者。1936年、東京に生まれる。本名、松岡克由。16歳で五代目柳家小さんに入門、前座名「小よし」を経て、18歳で二つ目となり「小ゑん」。27歳で真打ちに昇進し、「五代目立川談志」を襲名する。1971年、参議院議員選挙に出馬し、全国区で当選、1977年まで国会議員をつとめる。1983年、真打ち制度などをめぐって落語協会と対立し、脱会。落語立川流を創設し、家元となる。2011年11月逝去(享年75)。
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3.7絶対の支配者たる王と、王にかしずく貴族達によって統治される世界。美貌の青年領主・ルイヤと下僕の少女・琉妃は、果てのない戦いに身を投じていた。世界の敵となろうとも、宿命にあらがうために、愛のために――。
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3.0十三世紀半ば、大モンゴルに草原を駆け抜ける黒い疾風と呼ばれる戦士がいた。その動きは風のように素早く、相手が気づかぬまに喉をかき切る。戦士の胸には大きな緋色の十字が刻まれていた。それこそは、はるか昔に失われたフランス王家の血の証。だが戦士はいまだ、自分の血を、背負った宿命を知らなかった。ある日、彼はペルシャ人の娘を町からさらってくる。口から真珠を生み出す魔女とも言われる娘だった。そして、運命の歯車は回りだした。
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4.0東京で地下鉄を走らせたい――誰もが絵空事だと相手にしなかった壮大な夢を、驚異的な行動力と粘りで、苦闘の末に実現させた“地下鉄の父”早川徳次。浅草~上野間の開業日には10万人が乗車、1時間待ちの行列ができる熱狂ぶりとなった。だがその先には“電鉄王”五島慶太との「新橋駅の境界壁」をめぐる壮絶な闘いが待っていた――。宿命のライバルとの激しい意地のぶつかり合いはやがて、根津嘉一郎、大倉喜七郎、佐藤栄作といった大物政財界人も巻き込む抗争へ……果たして、食われるのはどっちか。 中村 建治(なかむらけんじ) 1946(昭和21)年、山梨県大月市生まれ。明治大学政治経済学部卒業。鉄道史学会会員。鉄道史に親しむ一方、駅舎に関心を持ち、現在も全国行脚の旅を続けている。著書に『中央線誕生』『東海道線誕生』『山手線誕生』『日本初の私鉄「日本鉄道」の野望』『明治・大正・昭和の鉄道地図を読む』『鉄道唱歌の謎』、分担執筆に『鉄道史人物事典』などがある。
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3.7毎日の生活の中には知的好奇心を刺激する素材があふれている。 テロのニュースを聞き、その背後によこたわる歴史を考える。 自然災害の報をうけて、火山国、地震国という日本の宿命を改めて問い直す。 オリンピックをみながら、あの戦争を思い起こす。 横綱誕生のニュースから、トランプ大統領の今後を想像する。 バーの店主だった時代を回想し、いまのジャーナリズムに檄を飛ばす。 そして、みずからの病から、人間の生と死へ思いをはせる。 日々、接するニュースや、足を運んだ展覧会、取材であった科学者の言葉などから、思考の材料を取り出す。そんな「知の巨人」のあざやかな手腕が味わえるエッセイ集。 〈目次〉 第1章 生と死に学ぶ 第2章 歴史と語らう 第3章 科学を究める 第4章 戦争から考える 第5章 政治と対峙する ●特別講義● ・最先端技術と10年後の「日本」 ・ノーベル賞興国論
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-今、バスケットボールのBリーグが熱い。中でも、初めて年間観客動員数13万5000人を突破し、1試合7327人という最多動員数を誇るのが千葉ジェッツだ。5年半前、経営不振のクラブ立て直しのため社長に就任したのが、コンサルタントの立場でかかわっていた島田慎二。つぶすか、つぶさないかという瀬戸際を、これまでの会社経営のノウハウを活かし切り抜ける。そして、社長に就任するとすぐに経営強化のための再建計画を策定し、稼げる体制づくりに取り組む。スポンサー探しに奔走し、経営基盤を確かなものにしたあと、ブースター(ファン)をさらに獲得するため、地域密着型のクラブづくりに着手。イベントやお祭りなどに選手やスタッフが参加し、年間150~200回もの地域貢献活動で固定ファンを増やしていった。そして、実力も人気も高い富樫勇樹選手や外国人選手を戦略的に補強し、2017年1月の天皇杯で初優勝を飾る。卓越した手腕で経営を刷新し、人気・実力ともにBリーグトップチームに押し上げた島田流マネジメント術と、千葉ジェッツの変革の軌跡がギュッと詰まった1冊。 プロローグ:“箱もの産業”の宿命と挑戦 第1章:ジェッツの再建 第2章:bjリーグからの脱退 第3章:戦うための組織改革 第4章:観客動員数ナンバー1になるまで 第5章:ジェッツを支える「理念」 第6章:川淵キャプテンとの出会い 第7章:Bリーグの未来 エピローグ:100年続くクラブへ ※本書は2017年9月1日に配信を開始した単行本「千葉ジェッツの奇跡 Bリーグ集客ナンバー1クラブの秘密」をレーベル変更した作品です。(内容に変更はありませんのでご注意ください)
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3.0大水の出る場所は、決まっている! 地名研究半世紀の成果がここに! 災害大国・日本でもことさら多いのが水害。この四半世紀で1300件以上発生し、死者・行方不明者は1700名近くにのぼる。なぜ、これほどまでに多いのか? 自然の宿命もさることながら、水の出やすい旧城下町に人口が集中していることも大きく、人災である側面も否めないのだ。繰り返される水害を防ぐべく、古(いにしえ)より人は地名に思いをこめて警鐘を鳴らしてきた。かつては海であり、沼沢(しょうたく)や砂地、川があった場所、何度も土地が崩れた地点には、必ず鍵となる語が地名に残されている。例えば、崎、龍、瀬、狛、駒――の字が警告するものは何か? この日本で危ない場所は、すでに決まっている!
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-専制国家・中国を動かす中華思想の正体とは。 ロシアのウクライナ侵攻で激変した世界における、中国の行方を解説! ロシアのウクライナ侵攻以来、専制国家vs民主国家の戦いへと進んだ世界。 その専制国家の「悪の枢軸」に君臨するのが中国だ。 香港から民主を抹殺し、ウイグル人虐殺、台湾侵攻を推し進める中国の「大統一思想」や、国際ルールを無視した自己中心的行動の背景にある中華思想の正体と限界を歴史から検証。 サイバー攻撃の首謀者だった中国に向かうハッカーの攻撃、外国企業の中国脱出、不動産バブルの崩壊、ゼロコロナ政策で広がる国内の混乱などの実態を明らかにしつつ、これからいかに世界に災厄をもたらすか、さらには今後の中国がどのように変貌し、衰退していくかを解説する。 第1章 専制国家・中国の危ない現実 ◎ウクライナ危機で「西側vs中国」の図式へ ◎ゼロコロナ政策で企業も続々と中国から撤退 ◎プーチン失脚を恐れる習近平 ◎「中国式民主主義」という欺瞞 ◎中国お墨付きのハッカー集団の実態と暴走の恐怖 ほか 第2章 なぜ中国は現在もなお領土拡大と統一を目指すのか ◎中国を覆う「大一統」の呪縛 ◎中国外交が「朝貢外交」にほかならない理由 ◎中国には「漢民族」も「中華民族」も存在しない ◎異民族支配の時代さえ「中国史」に組み込む ほか 第3章 世界を混乱に陥れる中華思想の正体 ◎孔子の怨みを弟子にぶちまけたのが『論語』 ◎創造性のない中華文明を生み出した儒教 ◎アヘン戦争・日清戦争の復讐をもくろむ中国 ◎儒教とともに衰亡する中華文明 ほか 第4章 中国が独裁しかありえない理由 ◎なぜ中国は独裁でしか統治できないのか ◎習近平政権で復活する密告制度 ◎中国5000年で育まれた嘘の文化が独裁を強化 ◎日本人とは相容れない「中国人の不誠実さ」 ほか 第5章 戦争を繰り返す中国の宿命 ◎中国の戦乱はいつから常態化したか ◎匪賊国家・中国社会はなぜ生まれたか ◎対外戦争を仕掛けることが中国の生存原理 ◎南シナ海での挑発も国内矛盾が原因 ほか 第6章 中国の終わりが始まる ◎2027年までに中国が台湾に侵攻する可能性 ◎文革を正当化する習近平の狙い ◎習近平が国民から見捨てられる日 ◎迫られる日本の覚悟 ほか
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5.0これを読めば、いま話題の中国時代劇がもっと楽しめる! 【内容】 2012年に放送された『宮廷女官 若曦(ジャクギ)』以降、中国時代劇は日本でも多くのファンを獲得し続けています。今の中国時代劇は、韓流時代劇の影響を強く受けており、華やかな王宮絵巻、そして皇帝と皇后の恋愛を絡めた作りが主流となっています。 また、2011年に、韓流時代劇ファンに向けて作られた朝鮮王朝の500年を紹介した新書『朝鮮王朝の歴史と人物』(実業之日本社)がロングセラーとなりシリーズ化されました。それと、同じ高まりが現在起きつつあります。 本書は、既存の堅い中国史の本ではなく、中国時代劇で中国史に興味を持った層に向け、ドラマに出てくる皇帝&皇后、その他の有名な人物を通して、中国の歴代王朝の成り立ち&役職や生活様式を紹介していきます。 【構成】 ■第1章 これは必見! 中国時代劇10選 「ミーユエ 王朝を照らす月」「コウラン伝~始皇帝の母」「三国志Secret Of Three Kingdoms」「武則天-The Empress-」「如懿伝 ~紫禁城に散る宿命の王妃~」ほか ■第2章 サクッとわかる中国4000年の王朝史 ■第3章 中国王朝 皇帝・皇后たちの真実 紂王と妲己(殷)/劉秀(光武帝)と光烈皇后(後漢)/玄宗と楊貴妃(唐)/クビライ・ハンとチャブイ(元)/康煕帝と孝誠仁皇后(清)ほか ■第4章 図解で解き明かす中国王朝の文化 服装/食事/文化/社会制度・身分制度ほか 【著者プロフィール】 菊池昌彦(きくち・まさひこ) フリーライター。中国時代劇に詳しく、キネマ旬報社のムック『中国時代劇で学ぶ中国の歴史』などにも執筆している。歴史書籍だと『一冊でわかる中国の歴史』(河出書房新社)、『図解でわかる孫子の兵法』(宝島社)などにも参加。 【監修者プロフィール】 関眞興(せき・しんこう) 1944年生まれ。東京大学文学部卒業後、駿台予備学校世界史科講師を経て著述家。世界史関連の著書多数。中国関連では、『集英社版・学習漫画 中国の歴史 人物事典』(08年)の監修を担当。
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-中国はなぜ虐殺がやめられないのか。 ウイグルへのジェノサイドはなぜ続くのか。 4000年の虐殺史から中国の本質を解説! 人口を半減させた漢の武帝から、死者5000万人も出した太平天国の乱、 8000万人の人民を死に追いやり現在も少数民族への民族浄化を続ける中国共産党まで、 4000年の虐殺史から中国を眺めると、この国の本質が見えてくる! 数千年前から続く資源争奪をめぐる大殺戮、儒教からくる異民族虐殺の正当化、 中華思想と合体した共産主義の狂気、文革時代にもあった「食人宴席」の実態など、中国の虐殺原理を解説する。 日本人はこの真実に目をそむけてはいけない! (目次) はじめに──虐殺こそ中国の特性である理由 第1章 虐殺から見た中国史 ◎異民族虐殺を正当化する儒教 ◎他人の不幸を願う中国人の特性 ◎中華思想、虐殺など「中国らしさ」の祖・武帝 ◎「洗城」で血の川ができた黄巣の乱 ◎無差別殺戮で蜀の人跡を絶やした張献忠 ◎本当の南京虐殺だった「侯景の乱」 ◎5000万人が死んだ史上最大の虐殺・太平天国の乱 ほか 第2章 赤い中国共産党の黒い人民大殺戮 ◎共産党は「一村一焼一殺」で10万人を大虐殺 ◎中国人同士の内戦も粛清も大規模かつ残虐に ◎整風運動という名の党内虐殺 ◎地主を殺しまくり農民を味方につけた中国共産党 ◎数千万人が餓死した大躍進 ◎文化大革命という人類史上かつてない狂気 ◎文革中に行われた「食人宴席」 ◎中国共産党はどれだけの人を殺したか ほか 第3章 戦慄の少数民族虐殺史 1 ウイグル ◎中華の地に君臨したトルコ系、滅んだ漢人 ◎清時代から頻発、漢族によるイスラム教徒の弾圧 ◎核実験で19万人が急性死亡 ◎中国が狙うウイグル人の断種 ◎おぞましい「臓器狩り」の実態 ほか 2 チベット ◎清の時代からチベットで渦巻く漢人への恨み ◎国共内戦後に訪れた地獄 ◎農奴解放どころか農奴化政策だった中国の支配 ◎パンチェン・ラマ10世の暗殺と11世の失踪 ◎チベットに捨てられる核廃棄物 3 モンゴル ◎孫文の転向が少数民族の悲劇を招いた ◎内モンゴルと外モンゴルが分裂した理由 ◎文化大革命時のモンゴル人虐殺 ◎現在も続く文化的抹殺 第4章 ジェノサイドが避けられない中国の宿命 ◎中国が他国を侵略せざるをえない理由 ◎儒教思想による中華思想と虐殺 ◎近代国家とは常識が違う中国 ◎漢民族の人口減少対策としての異民族の断種政策 ◎愚民国家だから暴力が必要となる ほか おわりに──中国の「大一統」は人類の悪夢である
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4.0米中対立最前線の極東アジア4か国の展望を「地理」×「歴史」×「政治体制」から読み解く! ●中国が軍拡・外交をエスカレートせざるをえない900年前の黒歴史=「靖康の変」と「岳飛と秦檜」の逸話 ●韓流時代劇ラブロマンスの代償としての朝鮮王朝の恥辱=「三田渡の盟約」 ●中国の侵略に屈しなかったベトナム2000年の気概=3度の元寇にも耐え抜く力 その国の「生い立ち」と「トラウマ」を知れば、「次の一手」が見えてくる! 米中対立が激化する中で、極東アジアはその主戦場になりつつある。 今後、我々は今以上に極東アジアの安全保障について真剣に考えなければならなくなる。 その際に中国、朝鮮半島、そしてベトナムに住む人々の「心の中の戦争」を知ることができれば、より的確な判断が可能になろう。 海の向こうのアジア大陸に住む人々は、日本人とはかなり異なった歴史を経験しており、それに基づいた「国家観」「戦争観」を持っている。 (「はじめに」より) 【目次】 序 章 三種の農業地帯が隣接する極東アジアの特殊性 第1章 中国大陸興亡史――現代中国が抱える「トラウマ」の淵源 1)宋の時代――中央集権制と学歴社会の確立 2)中国人のトラウマ「靖康の変」 3)極東アジアに厄災をもたらした「朱子学」の誕生 4)短命に終わった世界最大のモンゴル帝国 5)「中国システム」が定着した明と清の時代 第2章 ヨーロッパ文明との比較で見る中国文明の特徴 第3章 朝鮮半島の「平和」の真相 1)外交の失敗でモンゴルの軍門に降った高麗 2)李氏朝鮮時代を象徴する「三田渡の盟約」 第4章 中国大陸王朝の南下へのベトナム2000年の抵抗 1)中国大陸王朝からの独立戦争 2)三度の元寇に耐えた陳朝 3)植民地化を招いたフランスへの援助要請 第5章 地政学が導き出す極東アジアの宿命 1)極東アジアから見た日本 2)極東アジアの今後の展望
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-黄河文明の誕生、始皇帝による国内統一、項羽と劉邦の死闘。三国の争い、宋文化の繁栄、モンゴル・女真族による異民族支配、中日戦争、文化大革命……。中国の歴史は知れば知るほど奥が深く、波乱に富んでいる。例えば中国には、王朝の衰亡におおよそ関係してくる3つの共通項がある。北方民族と宗教反乱、そして宦官の存在である。事実、中国は北方民族に何度も侵入され、完全に支配された時代があった。また王朝が混乱すると宗教反乱が起こり、宦官や皇帝の外戚が権力を握ると、その王朝は必ず衰微していくのが特徴なのだ。こうして流れでみていくと、中国王朝に独特の宿命のようなものが存在したことがわかり、興味深い。本書は東洋史の大家が、文明の誕生から近代国家の成立まで、中国の歴史の中でポイントとなる50項目を選び、それぞれ解説をつけたものである。中国の歴史はどこから手をつけたらよいかわからないという人にお奨めの一冊だ。
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2.0Fate/Grand Order」の解読本。 人気スマホゲーム「Fate/Grand Order」。 登場する新たなサーバントたちとその法具に隠された宿命を徹底解説! 古今東西の偉人・伝承・物語を紐解き、彼らに込められしすべての意味を明らかにする!
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-2020年、同時多発テロに震撼する日本に対し、さらなる脅威が牙を剥く。めざましい経済発展を遂げた大国ロシアによる外圧である。ロシアは、超大国復権への手始めとして、北方四島の完全領有宣言を発し、サハリンでの大規模軍事演習を行なったのだ。危機を感じた自衛隊は、開発兵器の試験と評価を兼ねて、EGSDF(自衛隊試験評価群)の派遣を決定。完全国産開発の最新鋭ステルス戦闘機F‐3を北方に向けて出撃させる。だが、そこに待ち受けていたものは、想像を絶する超科学的現象であった。EGSDFは、時を超えた1944年の日本に流れ着き、しかもその日本は、第二次大戦の敗北により南北に分割されていたのだ。米ソの代理戦争のごとき南北日本の争いに、EGSDFは否応なしに巻き込まれていく…。自衛隊架空戦記の旗手・遙士伸の大傑作シリーズ登場。
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-1941年、日本は宿命の対米戦を決意した。このとき一式陸攻搭載の超巨大空母「雷洋」「極洋」、究極爆撃機「富嶽」「烈風」、前面装甲100ミリの六式重戦車など新兵器群が続々と日本にもたらされ、遂に米本土上陸を狙う“宙作戦”が発起されたが……
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-「まひろ体験」で第9回講談社漫画賞を受賞した西 尚美先生の贈る双子入れ替わりドタバタコメディー、いざ開幕! 蝶子(18)は、芸者の家に生まれた3代目。だが、おしとやかさとは無縁で、ボクシングまでやっている。そして、蝶子の双子の姉・華子は、エリート高校に通うお嬢様。それぞれ双子の姉妹がいることを知らずに別々に生きてきたが、ある時、双子の姉がいる事を知った蝶子は、親友・菊野を傷つけたプレイボーイ・桂沢武人を成敗するために、華子になりますし、エリート高校に侵入。そこで、同校の生徒で不良の武人を見つけ、得意のパンチをお見舞いするのだった! これで一件落着かと思いきや、菊野を傷つけたのは、武人ではなく「武人の名を語るニセモノ」であることが判明。蝶子は武人と共に真犯人を捜し始めた! <目次> ・蝶よ 花よ(1) ・蝶よ 花よ(2)舞いますわ 咲きますわ ・蝶よ 花よ(3)宿命(さだめ)かしら? 罪かしら? ・真夜中にさようなら 初出:週刊少女フレンド(講談社)1989年16号、20号、23号、1988年1号
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-大財閥「西國家」の二男の孝信は、優秀で眉目秀麗。彼を跡継ぎにという声もあとを絶たない。代々「優勢種(アルファ)」に統率されてきた西國家。孝信もそうだと思われていた。だが、幼なじみの勇吾に再会し、彼のたくましい身体に無理やり組み伏せられ甘い声をあげさせられた孝信は告げられる。「無明(オメガ)であるお前は、俺の種を植えつけられる宿命だ」二人は運命のつがいなのか…!? pixivノベルで不動の人気を誇る『つがいの掟』の親世代のストーリーが登場!
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4.0藤菜は駆けた、何かから逃れるように。藤菜が逃れたいもの、それは世にも稀な美貌の持ち主、夜叉だ。都の公達らしい上品な立ち居振る舞いとうっとりするほどの美貌の陰に冷酷で残忍な心が宿っていることを、夜叉に仕える藤菜は嫌という程、知っていた。逃れたいが、逃れられない藤菜は、今日も夜叉の言いつけで走った。ある平和な村に罠を張るために。しかし、その村で藤菜は清廉な青年・月王と出会う。藤菜の、月王の宿命が静かに動きだした…。第七回ファンタジア大賞佳作受賞のドラマチック・ファンタジー、いよいよ登場。
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3.0江戸時代後期、遊女屋が立ち並ぶ吉原の奥に遊郭・月花楼があった。月花楼にいるのは、男遊女と言われる見目麗しい男たち。男が男に身をひさぐ場所――。 そんな月花楼に、幼くして売られてきた浮雲と夕凪は、まるで兄弟のようにいたわり合って育ってきた。だが、夕凪が初めて客をとる日が決まったときから、浮雲の思いは千々に乱れはじめる――。男遊女の一途な思いは、苦界に生きる宿命を乗り越えられるのか!?
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3.8「俺が恋をするとしたら…その時は命がけだ」 罪人を喰らう暗殺者のジエンは獲物を追う中で、美しい遊女と出会う。暗殺のため利用しようと近づくが、彼女の正体は同じ暗殺者で“男”のウーだった。口説いてキスまでしてしまった商売敵の2人だったけど…!? 暗殺者×暗殺者 宿命を背負う狼達は、奪うように求め合う――。大人気のちみっこ4コマも収録!
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-古代の神秘が数多く残る西方南部域には、「山師」と呼ばれる冒険者たちが一獲千金を夢見て集まっている。そのひとり、朱色の従兵機アー・ハークスに乗るデイルは、財宝発掘をもくろんで仲間のガデヴィンらとともに古代の遺跡「嵐の結界」に向かったが、そこで思わぬ敵と遭遇することになった。デイルの前に立ちはだかったのは、故国を滅ぼした忌まわしい黒の帝国の操兵だったのだ。ソノラマ文庫版の「黒き鉄の進軍」「仮面の挽歌」2冊を大幅な加筆修正の上、合本でおくる第1弾!
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-【目次】 第1章 手相の基本 手相は変わる/知っておきたい基本の線/赤い線を書き入れて運命を変える/宿命は左手に現れ、右手は現在を表わす ほか 第2章 仕事で幸福になるには 転職するなら辞め時が大事/どんな仕事が合うのかは知能線の終点で見る/転職の時期は流年法で見る/発想を変えて転職を思いとどまる ほか 第3章 いい恋愛、いい結婚で幸せになる 感情線の終点で、まず自分の愛情の出し方を知る/愛情もお金もほしい/結婚の時期 ほか 第4章 結婚・離婚の悩みの解決法 妻や夫の気持ちが自分から離れていった場合/“離婚”の二文字が頭をよぎったら結婚線を確認 ほか 第5章 いい親子関係を築くには 子どものSOSを見逃さない/知能線で子どもの適性を知る ほか 第6章 金運を手に入れる お金に対する意識は財産線に出る/財産線の出発点でわかる財産運 ほか 第7章 いい人間関係で運を開く 成功する会社とは/運命線から自分がリーダータイプか支えるタイプかを知る/人間関係で問題が起きやすい人 ほか 第8章 手相を健康維持の指針にする 手のふくらみで健康状態を知る/手が薄い人が増えている/この線が出たら、できれば検査を/女性は50歳を過ぎたら生命線の穴あきに注意 ほか 第9章 不安のない幸せな老後を迎えるには 60歳を過ぎたら新しい仕事で第二の人生を/運命線が長い女性、短い男性/認知症にならない生命線 ほか
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-吾郎から大吾へ!アニメコミックス開幕! 元メジャーリーガーで、今も現役のプロ野球選手である茂野吾郎。息子の大吾は、その父に憧れ、自分もいつか父のようなプロ野球選手になりたいと夢見ていた。しかし、期待に胸を膨らませて少年野球チームに入った大吾は、思うようなプレーができず、自分の理想と、現実の才能とのギャップに悩み、「二世」であることが重圧となっていく。一旦はチームをやめて、野球から離れてしまった大吾だが、小学6年生の春、1人の転校生との出会いが大吾の運命を変えていく! 二世という宿命を背負い、その重圧と闘いながら、仲間とともに自分自身の野球道を見出だしていく大吾。国民的野球アニメの新作、アニメコミックス版の第1巻!
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3.7三河刈谷藩二万三千石の四男として育った土井六郎利位――。日々、剣の鍛錬を積みながらも、部屋住みとして一生を終えるはずだったが、突如、江戸にいる父利徳に呼び出しを受ける。そこで待ち受けていたのは、土井本家、上総古河藩七万石藩主で、老中の職にあった利厚であった。しかも六郎を養子に迎えたい、と懇願されたのである!老中を輩出できる家柄……二つ返事で快諾した。だが、この顛末は父が周到に準備したものであった。六郎ら、傍流の土井の血脈は、徳川の世では決して公に宿命があったのである。その真実を知り、壮大な天命があることを悟った六郎。出世を果たして、その大願は叶うのか。あの名家の血を引く大名が定めの剣をふるう、期待の新シリーズ‼
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3.0“二つの指輪が再び一緒になるまでコベリ一族の愛に至る道のりはけわしい”。石油事業で成功し、億万長者となったリック・コベリは、先祖伝来の指輪にかけられた呪いなど信じていない。たしかに父親の事故死など、悪いことが続いているが・・・。ひさしぶりに帰ってきた故郷テキサスでリックは青い瞳のジルと再会し、二人は磁石のようにひかれあうが・・・!?
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-元気一杯な比奈子は、女子玩具開発室で働いているのに気がつけば、違う部署のお手伝い。赤字部署の宿命だとはいえ、これでは元も子もない…!と部署一丸となりヤル気を出すものの…?女だらけの部署で楽しい職場の毎日を描く、コメディー♪
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-天皇陛下、戦後70年の物語 戦後いち早く民主主義に目覚めた少年は 皇統を守る“宿命の子"だった 国民と共に憲法を遵守すると決意宣言し、誰にも増して強い意思で「平和主義」を唱え続ける今上天皇の真意はどこにあるのか。敗戦とともにやってきた米国人女性が次代の天皇にもたらした巨大な意味を、いま改めて問う。 今上天皇は終戦直後の少年時代、米国からやってきたヴァイニング夫人によって英語教育を受けた。それは米国流の民主主義を学ぶことをも意味していた。昭和史の第一人者・保阪正康が夫人によって持ち込まれた英語の副読本を解読し、昭和天皇から明仁天皇へと受けつがれた「平和主義」の意味を説く。
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4.0乾王朝炯明帝は、男児を授からず、苦悶の日々を送っていた。が、ある日、「満月の晩、星が流れた時に生まれた女子が、必ずや次代の皇帝を産む」と仙人から告げられる。やがて、国中から集められた娘は10人――才色兼備の娘、それを妬む娘、母を案じて泣く娘、はたまた読書好きの娘等々。後宮では、皇帝の寵を競う物語が! そして、もう一人、「竜」の宿命を負った娘がいた……。彼女達が辿る道程は、幸福へと続くのだろうか!?
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-無邪気な天使のようなヨルと、ハンサムな貴族アナトリーの、愛と恐怖。 24歳のウエハラ・ヨル。ブロンドの髪と無垢なグリーンアイズの天使のような風貌に静謐な性格。23歳のアナトリー・ラジシーチェフ。漆黒の髪と、フレームレスレンズの奥には切れ長の黒瞳を持つハンサムな貴族に見え、実はかなりの野獣。二人はコンビのスペクター。スペクターとは、学校で起きた事件を処理し、時には犯人の生徒を処罰する権限を持つ。二人が依頼された仕事は、バラス・アテナイの大学で起きた多数の羊の目に×印をつけるという、暗号めいた不思議な事件の解決だが…。アナトリーの持つ深い心の闇と、ヨルの人の心にダイブする能力は二人をどんな宿命に導くのだろうか?! ※この作品は、パレット文庫として配信された作品と同じ内容のものです。 サイズの大きいイラストに入れ替えて作成しております。
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-デモクラシーにこそ、「野蛮」を生み出す危険性が潜んでいる。文明の極まりに生じる自由と平等の葛藤をいかに乗り越えるか。デモクラシーの在り方を問い直す試み。 はじめに 第Ⅰ部 デモクラシーと市場の選択 第1章 高齢社会のデモクラシー 第2章 ナショナリズムと経済政策 第3章 メディアの役割と読者の責任 第Ⅱ部 教育と学問が向かうところ―高等教育を中心に 第4章 社会研究における人文知の役割 第5章 大学の理念とシステム 第6章 「大学改革」をめぐって 第Ⅲ部 文明から野蛮へ? 第7章 歴史に学ぶとは 第8章 格差と分断 第9章 文明から野蛮へ
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3.3「私」は娘を凌辱して殺害した、犯人の男を許すことができなかった。少年法の庇護対象内の年齢であったために、極刑にもならず、いまものうのうと生きている……あの男。私は人生を棒に振っても良かった。娘のいない人生など耐えられない、意味がない。だから、男の部屋に包丁を持って飛び込み、めった刺しにして……。気がつくと「私」は、復讐を決意した最初の瞬間にまでループしていた。何度殺しても、何度も殺しても、「私」の時計は先へ進まない……どうして。復讐者が、高校生が、世界王者が、全人類が「今日」という一日をループする。これは、SF的な日常を送ることを宿命づけられた、私たちの未来の物語。
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