地下鉄誕生 早川徳次と五島慶太の攻防

地下鉄誕生 早川徳次と五島慶太の攻防

770円 (税込)

3pt

4.0

東京で地下鉄を走らせたい――誰もが絵空事だと相手にしなかった壮大な夢を、驚異的な行動力と粘りで、苦闘の末に実現させた“地下鉄の父”早川徳次。浅草~上野間の開業日には10万人が乗車、1時間待ちの行列ができる熱狂ぶりとなった。だがその先には“電鉄王”五島慶太との「新橋駅の境界壁」をめぐる壮絶な闘いが待っていた――。宿命のライバルとの激しい意地のぶつかり合いはやがて、根津嘉一郎、大倉喜七郎、佐藤栄作といった大物政財界人も巻き込む抗争へ……果たして、食われるのはどっちか。

中村 建治(なかむらけんじ)
1946(昭和21)年、山梨県大月市生まれ。明治大学政治経済学部卒業。鉄道史学会会員。鉄道史に親しむ一方、駅舎に関心を持ち、現在も全国行脚の旅を続けている。著書に『中央線誕生』『東海道線誕生』『山手線誕生』『日本初の私鉄「日本鉄道」の野望』『明治・大正・昭和の鉄道地図を読む』『鉄道唱歌の謎』、分担執筆に『鉄道史人物事典』などがある。

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地下鉄誕生 早川徳次と五島慶太の攻防 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ


    銀座にあった胸像を見て、この人はなんで胸像になったんだろうと不思議に思って、この本を読みました。

    だいたい、三つの要素が混ざった話でした。
    ・都市交通の発展
    ・政治的な臭いやつ
    ・早川徳次の情熱と意地

    歴史書のようにも感じた。ロンドンから地下鉄を導入するってのが今回の話だけど、ロンドンで地下鉄

    0
    2018年12月29日

    Posted by ブクログ

    地下鉄創世記のギラギラとした覇権争いが描かれている。佐藤栄作が、課長時代に営団を創り上げたのは驚いた。

    0
    2015年02月05日

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