国家作品一覧

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  • 金正恩―恐怖と不条理の統治構造―(新潮新書)
    -
    米朝軍事衝突のリスクが日を追って高まる中、いったい、いかなるシナリオのもとに金正恩の北朝鮮は強硬路線を突き進むのか。粛清相次ぐ恐怖政治、破綻した経済構造、疲弊する民心―金正恩の生い立ち、性格、家族、指導者としての能力、経済政策など全角度から徹底分析。首領絶対独裁という異様な統治構造とその内実をひもとき、無法者国家のロジックを解き明かす。
  • 金正恩の核兵器 ──北朝鮮のミサイル戦略と日本
    4.0
    日本を敵視する独裁国家が核武装したことで我が国の安全保障環境は劇的に変わった。北朝鮮の核開発の動機は米韓への対抗、金王朝の維持にあったが、繰り返されるミサイル発射の挑発が不測の事態につながる可能性はないか。北朝鮮が核を使うとしたらどのようなシナリオが考えられるのか。北朝鮮の兵器開発を支えるヒト、金と技術の世界ネットワーク、背後に見え隠れする中国とロシア。米朝交渉の舞台裏。すぐ隣に誕生した新興核保有国の虚実交えた生き残り戦略を読み解き、核兵器使用をいかに封じていくか考察する。
  • 金正恩の核ミサイル 暴発する北朝鮮に日本は必ず巻き込まれる
    3.0
    風雲急を告げる北朝鮮情勢! 一触即発の危機がいまそこに! 核開発、度重なるミサイル発射、金正男氏暗殺事件への国家ぐるみの関与など、金正恩の暴走は加速している。北朝鮮は何をしようとしているのか? そしてどうなるのか? トランプ新政権のアメリカ、朴槿恵失脚の政治空白と経済低迷で迷走する韓国、覇権主義を一段と強める習近平の中国、独裁的権力を持ち続けるプーチンのロシア、そして日本。 国際社会において北朝鮮の動向と様々な利害を持つこれらの国々との近未来を予測しつつ、北朝鮮の今後、国際社会、日本の今後を占う。
  • 金正恩の機密ファイル(小学館新書)
    4.0
    北朝鮮当局が忌み嫌う記者が放った決死の書。 北朝鮮は独裁国家だ。情報統制も厳しい。内情を知るには公式発表の裏を読み取るか、脱北者の証言に頼るか。いや唯一、抜け道があった。それが今回、筆者が試みた内部資料である。 朝鮮半島取材25年に及ぶ筆者は、独自のルートで約1400件超の機密文書や音声記録を入手した。金正恩の暗殺計画から朝鮮人民軍の内申書、はたまた深刻な麻薬汚染や巷に現れたモヒカン男子への戒めまで。 〈資料を通じて北朝鮮の全体像に迫ろうとする本書の内容は、北朝鮮で体制側に属し、最高指導者に忠誠を誓っている彼の国の知人たちを不快にさせたり、怒らせたりすることが きっとあるはずだ。日本と北朝鮮を隔てる体制の壁は高く、厚い。北朝鮮の人々と育んだ友情や信頼を失うおそれは、絶対にないとはいえない。 そういう点を考えると、本書の執筆はある意味、私にとって北朝鮮との「決別宣言」に なるかもしれない〉 ――本書「まえがき」より 当局発の文書ゆえ生々しい。圧政に苦しみながらも生き抜く民衆のしたたかも見えてくる。北の監視網を潜り続けた筆者の取材余録もコラムとして収録! (2020年6月発行作品) ※この作品はカラー画像が含まれます。
  • キメラ 1
    完結
    4.0
    古帝国の為に戦う種族があった。破壊と殺戮に長けた彼等を人々は畏怖し、こう呼んだ。悪魔の種族と。 辺境の農村で平穏に暮らす少女リン。だがある日、強大な戦闘国家の侵攻により村は壊滅状態に。その時、少女の中で何かが目覚めた…。 戦慄のネオファンタジー登場!!
  • キメラ 満洲国の肖像 [増補版]
    4.1
    一九三二年三月、中国東北地方に忽然と出現し、わずか一三年五ヵ月後に姿を消した国家、満洲国。今日なおその影を色濃く残す満洲国とは何だったのか。在満蒙各民族の楽土を目指すユートピアか、国民なき兵営国家なのか。本書は、満洲国の肖像をギリシア神話の怪獣キメラに譬えることによって、建国の背景、国家理念、統治機構の特色を明らかにし、近代日本の国家観、民族観、そしてアジア観を問い直す試みである。吉野作造賞受賞。
  • キャッシュレス国家 「中国新経済」の光と影
    4.2
    現金が消えると、どのような社会になるのか!? 「キャッシュレス国家」中国の実態を、北京在住の日本人経済学者が徹底分析! いま日本では国をあげてキャッシュレス化を推進しているが、そのはるか先を行くのが中国だ。スマホの決済アプリが広くいきわたり、いまや電子マネーで払えない場所はほとんどない。 こうした経済システムは中国で「新経済」と呼ばれている。本書では、いま中国で続々と誕生している新ビジネスを紹介。カーシェアリングやシェア自転車といった有名なものにはじまり、料理や食材のデリバリー、無人カラオケ、小型フィットネスジム、さらには病院の受付、支払いまでスマホひとつで済んでしまう中国の今が分かる。 では、なぜ中国で「新経済」が発展してたのか。その背景にはイノベーションによる経済成長を目指す中国政府の後押しがあったことを、データを駆使して示す。 そして今、「新経済」はビジネスの枠を超えて、中国政府の社会統治(ガバナンス)に活用されようとしている。キャッシュレス経済とは個人情報を利便性と交換するシステムだ。だからプラットフォームには必然的に個人情報が集まる。個人の信用情報を用いた壮大な社会実験に取り組む中国の現状を考察する。 最後に指摘するのが新経済の「影」だ。中国では新しいビジネスが数多く誕生しているが、成功ばかりでなく、失敗するケースも少なくない。そうした現実を指摘した上で、日本が「中国新経済」と、どのような協力関係を結べるのかを考察する。
  • キャッチ・アンド・キル
    4.3
    アメリカが抱える巨悪を暴き、♯MeToo運動に火をつけた歴史的な一冊。 著者ローナン・ファローは本報道にて弱冠30歳でピューリッツァー賞受賞! 「爆発的で強力なジャーナリズム」(ピューリッツァー賞評) 「歴史に残る1冊になることだろう」(エッセイスト・洋書レビュアー 渡辺由佳里氏) ハリウッドの大御所プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタインによる性虐待疑惑を調査するよう上司から命じられた、テレビ局20代記者のローナン・ファロー。女優たちの勇気ある証言を得られたことで、取材にのめり込んでゆく。 が、やがて身の周りにおかしなことが起こり始める。調査の先に浮かび上がってきたのは、メディア界・政界・司法界による”悪の三位一体”だった。暗躍するスパイたち、大統領をも巻き込む国家的スキャンダルへ。 事実は小説よりも奇なりを地で行くようなサスペンス・ドキュメンタリー。 タイム誌、ワシントンポスト、フォーチュン誌、シカゴトリビューン紙 NPR(全米ラジオ)ほか「今年のベスト本」選出。 21世紀を代表する全米ベストセラーが遂に日本上陸!
  • キャプテン・アメリカ:トゥルース
    -
    歴史の闇に葬られた“もう一人の”キャプテン・アメリカ 1940年代、アメリカ陸軍省は「超人兵士計画」の名の下に超人血清の開発を進めていた。実験台にされたのは、名もなき黒人兵士たち。仲間たちが次々と命を落とすなか、唯一生き延びたイザイア・ブラッドレーは、仲間のため、そして愛する妻と娘のために戦うことを選ぶ。だが、“黒人の”キャプテン・アメリカは、国家にとって不都合な存在だった……。歴史の闇に葬り去られた“もう一人の”キャプテン・アメリカの真実を描く衝撃の問題作! ●収録作品● 『TRUTH: RED, WHITE & BLACK』#1-7 © 2023 MARVEL
  • キャリア官僚 採用・人事のからくり 激変する「出世レース」
    3.4
    山県有朋以来の国家公務員試験とキャリア制度のあり方に激変が起きた! 東大法学部卒の事務官が優遇される従来の人事慣行はどうなるのか? また、内閣人事局をはじめとする「政治主導」はどこまで浸透するのか?  三十有余年にわたって取材してきた霞が関ウォッチャーが斬り込む。
  • キャリア官僚の仕事力 秀才たちの知られざる実態と思考法
    3.5
    近ごろキャリア官僚を見直す動きが高まっている。不景気を背景とする1990年代後半からの官僚バッシングもあってキャリア官僚の印象はよくなかったが、民主党政権の体たらくや財務省主導体制の復活もあって、官僚を見直す動きが徐々に強まっているのだ。 リーマンショック以降、ベンチャー起業家や外資系企業に魅力がなくなったこと、大企業でさえ不安定なことから、官僚という職業が「安定感あるエリート」として見直されていることもある。実際、2009年から国家公務員試験受験者数は下げ止まり、反転している。 さらに最近は現職官僚や元官僚の本がよく売れているだけでなく、『米国製エリートはどこまですごいのか』(東洋経済新報社)、『官僚に学ぶ仕事術』(マイコミ新書)、『財務官僚の出世と人事』(文春新書)などの“エリート本”の類も売れている。官僚(エリート)そのものについての関心度が高いことを物語っている。 本書では、厚生労働省の元キャリア官僚であり、官僚の実態を知り尽くす著者が、日本のトップエリート・キャリア官僚の仕事力を徹底解説。彼らが組織の一員として、また個人としてどういう仕事力を持っているのかを通じて、生々しい霞が関の現場をも知ることができる。
  • キャリア教科書 国家資格キャリアコンサルタント学科試験 総仕上げ問題集
    4.0
    大人気サイト「みん合☆」が 待望の問題集になった! 令和2年度公表の新試験範囲に完全対応! 【本書について】 月間30万PVを超える人気受験サイト「みんなで合格☆キャリアコンサルタント試験」 (通称みん合☆)が、待望の問題集になりました。 人気サイトの管理人だからこそわかる「合格のメソッド」が満載! 著者の独自分析によって厳選した「頻出問題」だけをPICKUPしたので、 初学者でも必要最低限の学習で合格をつかむことができます。 また、巻末には便利な「オリジナル模擬試験」も掲載しているので、 本番前に実際の試験を疑似体験問題を解きながら理解を深めることができます。 学習の総仕上げを行って、確かな合格力を身に付けたい人に最適な1冊です ※本書は国家検定キャリアコンサルティング技能検定の2級学科試験の 対策書としてもご利用いただけます。 【本書の特徴】 (1)人気サイトの管理人ならではの合格メソッドが満載! (2)過去問を徹底分析!頻出ポイント「だけ」をバッチリ解説! (3)いつでもどこでも学習できる一問一答Webアプリ付き! (4)ここでしか見られない著者のオリジナル解説動画付き! 【キャリアコンサルタント試験について】 キャリアコンサルタント試験は、2016年に国家資格化されました。 キャリアコンサルタントは、公的機関や大学で就職支援員として活躍したり、 企業での社員のキャリア相談といった仕事の受注にも活用できます。 試験範囲には、キャリアに関する理論やカウンセリング技法、キャリアに関する制度など、 実務に役立つ知識が学べるため、人材業界の方や、企業の人事担当者にも有用な試験です。 【目次】 ・みん合式!合格のためのマインドセット講座 ・みん合式!本試験問題の解き方講座 ・試験に出た!何でもランキング 第1章 キャリアコンサルティングの社会的意義 第2章 キャリアコンサルティングを行うために必要な知識 第3章 キャリアコンサルティングを行うために必要な技能 第4章 キャリアコンサルタントの倫理と行動 第5章 模擬問題(1回分) ・資料(1) キャリアコンサルタンと試験の出題範囲 ・資料(2)キャリアコンサルタンと倫理要項 ※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。 ※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。
  • キャリア教科書 国家資格キャリアコンサルタント学科試験 テキスト&問題集
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 知識ゼロからでも合格できる! 【概要】 本書は、2016年より国家資格化されたキャリアコンサルタント試験の学科試験対策書です。 キャリアコンサルタントとは、キャリアコンサルティング(「労働者の職業の選択、 職業生活設計又は職業能力の開発及び向上に関する相談に応じ、助言及び指導を行うこと」 職業能力開発促進法第2条5)をする人のことです。 本書は、主にテキスト形式で解説しています。過去11回の試験を分析し、合格に必要な知識が 効率よく学べるようにまとめています。図表やイラストを多用して、テキストの理解がしやすく なるように構成しています。 節末には、テキストで学んだ内容が効率よく復習できるように、一問一答を用意しています。 また、巻末には模擬試験を掲載しています。本番前に合格までの距離を測ることができます。 さらに、国家検定キャリアコンサルティング技能検定の2級学科試験の対策書としてもご利用いただけます。 著者は、「みんなで合格☆キャリアコンサルタント試験」のホームページを運営されており、 受験者にきめ細かなサポートをされていることで有名な、原田政樹先生です。 【本書の特徴】 (1)イラストや図表、ポイントが豊富で、初学者にも学びやすい、充実の解説 (2)学んだことをすぐに確認して、知識の定着が図れる、節末の一問一答 (3)巻末には、実力を試す模擬試験(1回分)つき ※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。 ※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。
  • キャリア教科書 国家資格キャリアコンサルタント学科試験 テキスト&問題集 第3版
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【本電子書籍は固定レイアウトのため7インチ以上の端末での利用を推奨しております。文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。ご購入前に、無料サンプルにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください】 大人気サイト「みん合☆」の書籍版 大好評につき早くも第3版登場! 【本書について】 月間30万PVを超える人気受験サイト「みんなで合格☆キャリアコンサルタント試験」(通称みん合☆)の書籍版。大好評につき、早くも第3版の登場です。人気サイトの管理人だからこそわかる「受かるコツ」が満載! 豊富な図表やイラストを交えて解説しているので、初心者でも無理なく学習することができます。 第3版では最新の傾向と対策がわかる「近年の傾向と合格のポイント」を巻頭特集として収録。さらに、読者特典として著者による「オリジナル解説動画」付きです。 テキストだけでなく、問題も満載。各節末には「一問一答」を収録し、読者特典として「一問一答Webアプリ」も活用できるので、問題を解きながら理解を深めることができます。テキスト&問題集の機能を備えている本書は、1冊で合格したい人に最適です! ※本書は国家検定キャリアコンサルティング技能検定の2級学科試験の対策書としてもご利用いただけます。 ※さらに問題演習をしたいという方には、『キャリア教科書 国家資格キャリアコンサルタント学科試験 総仕上げ問題集』がおすすめです。 【本書の特徴】 (1)人気サイトの管理人ならではの合格の秘訣が満載! (2)過去問を徹底分析!頻出ポイント「だけ」をバッチリ解説! (3)図表やイラストが豊富で、初学者でも無理なく学習できる! (4)テキストだけでなく問題も充実。試験対策はこの1冊でOK! (5)読者特典として、一問一答Webアプリとオリジナル解説動画付き! 【キャリアコンサルタント試験について】 キャリアコンサルタント試験は、2016年に国家資格化されました。キャリアコンサルタントは、公的機関や大学で就職支援員として活躍したり、企業での社員のキャリア相談といった仕事の受注にも活用できます。試験範囲には、キャリアに関する理論やカウンセリング技法、キャリアに関する制度など、実務に役立つ知識が学べるため、人材業界の方や、企業の人事担当者にも有用な試験です。 【目次】 巻頭特集 近年の傾向と合格のポイント 試験に出る(かもしれない)43人の理論家 1章 キャリアコンサルティングの社会的意義 2章 キャリアコンサルティングを行うために必要な知識 3章 キャリアコンサルティングを行うために必要な技能 4章 キャリアコンサルタントの倫理と行動 ※電子書籍版には赤いシートは付属していません。 ※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。 ※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。
  • キャリア教科書 国家資格キャリアコンサルタント学科試験 テキスト&問題集 第2版
    4.0
    大人気サイト「みん合☆」の書籍版 大好評につき早くも第2版登場! 令和2年度公表の新試験範囲に完全対応! 【本書について】 月間30万PVを超える人気受験サイト「みんなで合格☆キャリアコンサルタント試験」 (通称みん合☆)の書籍版が大好評につき、早くも第2版の登場です。 人気サイトの管理人だからこそわかる「受かるコツ」が満載!豊富な図表やイラストを 交えて解説しているので、初心者でも無理なく学習することができます。 また、テキストだけでなく、問題も満載。各章末には「一問一答」、巻末には「模擬試験」を 掲載しており、問題を解きながら理解を深めることができます。 テキスト&問題集の機能を備えている本書は、1冊で合格したい人に最適です! ※本書は国家検定キャリアコンサルティング技能検定の2級学科試験の 対策書としてもご利用いただけます。 【本書の特徴】 (1)人気サイトの管理人ならではの合格の秘訣が満載! (2)過去問を徹底分析!頻出ポイント「だけ」をバッチリ解説! (3)図表やイラストが豊富で、初学者でも無理なく学習できる! (4)テキストだけでなく問題も充実。試験対策はこの1冊でOK! 【キャリアコンサルタント試験について】 キャリアコンサルタント試験は、2016年に国家資格化されました。 キャリアコンサルタントは、公的機関や大学で就職支援員として活躍したり、 企業での社員のキャリア相談といった仕事の受注にも活用できます。 ※電子書籍版には赤いシートは付属していません。 ※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。 ※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。
  • キャリアコンサルタントで年収1000万円
    -
    キャリアコンサルタントという資格をご存じでしょうか? 2024年度末までに10万人を養成する計画を厚労省が発表――。 つまり、国が後押しする注目の国家資格です。 キャリアコンサルタントは、「人の仕事」をサポートする資格。 就活生をサポートし、中途採用者を支援して、セカンドキャリアを応援する仕事です。 人生において、どのような仕事に就くかということは、大きな決断です。 仕事は人生を輝かせる手段のひとつといえます。 キャリアコンサルタントは、多くの人の人生の決断をサポートできる、夢のある資格なのです。 注目の国家資格だけあって、工夫次第では、年収1000万円も夢ではありません。 著者は、年間約2000件の職業相談を行なっている現役のキャリアコンサルタント。 本書では、資格取得の最短距離と、最大限の稼ぎ方を公開しています。
  • キャリアコンサルタントになりたいと思ったらはじめに読む本
    3.7
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 社会からのニーズが高まる国家資格キャリアコンサルタント。「どうすればなれるのか?」から「どこでどんな仕事をしているのか?」まで素朴なギモンにお応えします!

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  • 究極の国家成長戦略としての「幸福の科学大学の挑戦」
    4.0
    なぜ、いま新たな大学が、日本に必要なのか。 建学の精神、新大学の使命、そして「人間幸福学部」「経営成功学部」「未来産業学部」3つの新学部設立の意義について語りあう。 「世界の人びとを幸福にする」学問を探究し、人類の未来に貢献する人材を輩出する―――見識豊かな大学人の挑戦がはじまった! 未来創造型の大学をめざして――「人づくり」の重要性 幸福の科学大学の設立によって人口減に対応できる   世界に通用する幸福の科学大学の英語教育 教育の本来の使命について――大学の起源には、宗教の存在がある  幸福の科学大学はアベノミクスの「成長戦略」の柱となる 「学問の自由」と「信教の自由」から、大学創設の意味を考える ※幸福の科学大学(仮称)は設置認可申請中のため、紹介内容は変更の可能性があります。 <対談者> 木村智重 (学校法人幸福の科学学園理事長) 一九八〇年京都大学法学部卒業。一九八五年米国エール大学経営大学院修了(MBA)。 信託銀行を経て、幸福の科学理事長、国際本部長などを歴任し現職。 九鬼一 (同副理事長〔大学設置構想担当〕・幸福の科学大学学長候補) 一九八四年早稲田大学法学部卒業。大手石油会社を経て、幸福の科学指導研修局長、 幸福の科学出版(株)代表取締役社長などを歴任し現職。 黒川白雲 (同理事・幸福の科学大学人間幸福学部長候補) 一九八九年早稲田大学政治経済学部卒業。東京都庁勤務を経て、幸福の科学人事局長、指導研修局長、常務理事等を歴任し現職。
  • 旧皇族が語る天皇の日本史
    3.8
    現存する世界最古の国家、日本。その歴史はすなわち天皇の歴史であり、世界で一番壮大なドラマである。本書で語られるのは、「為政者からみた政治史」ではなく「朝廷からみた日本史」。神々の時代から平成の皇室まで、脈々と受け継がれる八千代の流れを追う。いかにして日本という国は生まれ、二千年以上もの時を重ねることができたのか。その理由は、天皇という存在を抜きに語ることはできない。臣下に暗殺された天皇、怨霊と化し壮絶な死を遂げた天皇、祈りで国を救った天皇、朝廷と戦いつづけたカリスマ天皇……。いかなる政権においても、揺るぐことのなかった天皇の本質とは。大化の改新、元寇、応仁の乱、戦国の世、幕末、第一次世界大戦……すでに知っている出来事でも、従来とは異なる視座に立つことで、新たな様相が現れる。明治天皇の玄孫である筆者だからこそ書き得た気鋭の作。
  • 救国の政治家 亡国の政治家
    2.0
    1巻1,320円 (税込)
    冷戦崩壊後、日本は「普通の国」になるチャンスを自ら放棄して「政治改革」と「政権交代」に狂奔したあげく、三流国に転落した。 そして今、マスメディアは再び「改革派」に権力を与えようと動いている。 改革熱と忘却の両極端に振れている限り、日本政治の危機は終わらない。 成熟した民主主義国家において、「政権交代」可能な政党の条件とは何か。 統治権力に就こうとする者が知っておかねばならないインテリジェンスの常識とは。 戦後政治の行き詰まりと、平成ポピュリズムがもたらした停滞を打破する。 米中による対日政界工作の最暗部を論じた、日本人覚醒の書。 渾身の最新長編書き下ろし!
  • 求婚のゆくえ 読書会の秘密 III
    -
    レベッカの乗った馬車が一時停止したとき、半裸の若者が馬車に転がり込んできた。仲間と悪ふざけに興じた末に、売春宿から逃げ出してきたという。若者を家まで送り届けると、その兄のルーカスが現れて、冷ややかなまなざしで値踏みするようにレベッカを見た。そして、彼女が弟を誘惑し、金を巻き上げようとしたとなじった。こともあろうに、レベッカを売春婦と勘違いしたのだ!ルーカスのぶしつけな態度は我慢がならなかったが、その一方で、レベッカは不思議なときめきを覚えた。興奮と不安がないまぜになったこの気持ちは何かしら……。★放蕩貴族と淑女の恋のゆくえは?そして、イギリスの国家機密をフランスに売り渡していた人物の正体とは?★
  • 99パーセントのための社会契約 会社、国家、市民の未来
    3.0
    企業・政府・市民。かつてその均衡は保たれていたが、近年、企業は株価を上げることに苦心し、損失を税金による救済で賄うようになった。なぜこのような資本主義の負の側面が露呈したのか。そして新たな経済を構想することは可能か。理想的な社会契約論を描く
  • 宮中からみる日本近代史
    3.8
    大日本帝国における主権者は天皇であり、その大権は、各国家機関を経て代行されるシステムとして運用されていた。しかし、それは天皇が単なるお飾りであったことを意味するわけではない。天皇自身も政治的意思を持ち、それを取り巻く機関「宮中」もまた、国家の運営に大きな力を持っていたのだ。「宮中」という視点から、「内閣」「議会」「軍部」など、各国家機関の思惑、それらから織りなされる政策決定時の錯綜に注目し、大日本帝国のシステムと軌跡を明快に提示する。
  • 給排水・衛生設備が一番わかる
    -
    1巻2,200円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 給排水・衛生設備は、どんな建物にも必要不可欠な存在で、安全な飲料水の提供をはじめ、最適な下水処理を施すほか、適切な衛生器具や安全なガス設備などによって、私たちの生活を支えてくれるものです。設備機器類は、法規制の改訂や省エネに対応するため日進月歩で進化しており、給排水・衛生設備に関係する業務を行うために、「給水装置工事主任技術者」の国家資格取得を目指して年間で約1万5000人の人たちが試験を受けています。また、「排水設備工事責任技術者」となるためには、都道府県が実施する試験に合格する必要があります。本書は、給排水・衛生設備について身につけておくべき基礎知識を万遍なくピックアップして、図解でわかりやすく解説します。
  • 旧民主党政権の「陰の総理」 仙谷由人の霊言
    4.0
    なぜ、戦後左翼が間違っていたのか? なぜ、「憲法九条信仰」が危険なのか? 気づくのが遅すぎた——。 旧民主党政権の重鎮が“負の遺産”を総括。 2018年10月11日の死から9日目、自らの政治家人生をふり返り、 日本政治の未来のために、幸福実現党へアドバイス。 ▽国難を招いた親中路線の誤算 ▽尖閣諸島中国漁船衝突事件の真相 ▽野党の限界と安倍政権の問題点とは ▽政治家の世襲制が日本の民主主義を亡ぼす ▽死んでわかった宗教の大切さ ――――――――――――――― 戦後左翼にもある種の「優しさ」はあったろうし、お題目としての「憲法九条信仰」にも、平和を愛する心はあっただろう。 しかし、その結果が、北朝鮮などの凶暴化や、中国の野心に火をつけることになったなら、反省は必要だろう。 この国が正しい方向に進むことを祈っている。 (大川隆法「あとがき」より) ―――――――――――――――― ■■ 仙谷由人の人物紹介 ■■ 1946~2018年。政治家。民主党の衆議院議員(徳島1区選出)。 徳島県に生まれ、徳島県立城南高校卒業後、東京大学に入学、法学部に進んで弁護士となった。 日本社会党から衆院選に立候補して初当選。その後、民主党に参加する。 鳩山由紀夫内閣で国家戦略担当大臣等を歴任し、菅直人内閣では内閣官房長官を務めた。2018年10月11日死去。 ◇◇ 霊言・守護霊霊言とは ◇◇ 「霊言現象」とは、あの世の霊存在の言葉を語り下ろす現象のことをいう。 これは高度な悟りを開いた者に特有のものであり、「霊媒現象」(トランス状態になって意識を失い、霊が一方的にしゃべる現象)とは異なる。 外国人霊の霊言の場合には、霊言現象を行う者の言語中枢から、必要な言葉を選び出し、日本語で語ることも可能である。 また、人間の魂は原則として六人のグループからなり、あの世に残っている「魂のきょうだい」の一人が守護霊を務めている。 つまり、守護霊は、実は自分自身の魂の一部である。したがって、「守護霊の霊言」とは、いわば本人の潜在意識にアクセスしたものであり、その内容は、その人が潜在意識で考えていること(本心)と考えてよい。
  • 給料を2倍にするための 真・経済入門
    -
    国から3000万円を返してもらい、所得を倍増させる方法とは? 政治家、官僚、マスコミ、経済学者のウソを暴く! 日本は「赤字国家」でなく、世界一の「黒字国家」である―。 それなのに、なぜ景気が回復しないのか……。 工学博士が整理する、給料を2倍にするためのホントの経済書。 ■ 日本政府は“赤字”ではない ■ 日本は世界で一番のお金持ちの国 ■ 国民一人あたりの貯金は、3106万円!? ■ 「税金を増やしたい」―政治家と官僚の本音 ■ 給料が2倍になるための「2つの条件」 ■ 「温暖化対策」をしているのは日本だけ!? ■ 「資本主義」が「共産主義」の勝った理由 ■ 増税で「財政健全化」は無理 ■ 「経済」は人々の生活を良くしていく社会活動 etc.
  • Qアノン 陰謀の存在証明
    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    「Qアノン」とは?最高度の国家機密へのアクセス権限「Qクリアランス」を有すると主張し、謎に満ちたメッセージをインターネット掲示板に投稿している匿名の人物。アメリカを中心に世界に広がり、日本でも多数の信奉者を集める。その発信は政界の超インサイダー情報から「UFOとエイリアン」「バチカンの秘密」「エリート層の小児最愛醜聞」まで、隠蔽された極秘事項に光を照射する。
  • キューバ紀行
    4.7
    「祖国か、死か、われらは勝つ」至るところで見受けられるこの標語には、キューバ革命の切実さがこめられていた。独特の人種構造と砂糖生産に限定された経済構造。それがつくりだしたキューバの人々の気質。政治的にも経済的にも大国の影響下にあった国家の、宿命からの脱出の歴史に、20世紀後半の最大の特徴を見る。国家と国家の支配関係における本質的な問題を見据えた紀行文学の最高峰。
  • 教育勅語と御真影 近代天皇制と教育
    -
    教育勅語・御真影から「日の丸・君が代」、元号法まで。明治維新から令和に至る、日本の近代教育と天皇制の関係性を考察する。 「御真影」を救うため火中に飛びこみ「殉職」した校長――単なる「紙切れ」は、いかにして「神聖」とされるに至ったのか? 「教育勅語」と「御真影」が当初の目的を逸脱し、「絶対視」されてゆく戦前の過程を丹念にたどる。また、敗戦によりいったん無効と公的に宣言された「教育勅語」が、にもかかわらず、既成事実の積み重ねにより復権を果たしてゆく戦後の過程も客観的に叙述する。教育への国家介入の危険性に警鐘を鳴らす力作。
  • 教育鼎談 子どもたちの未来のために
    -
    1巻1,980円 (税込)
    未来の世代に、どのような教育を手渡すべきか? なぜ学校は変わらないのか、ゆとり教育で学力は低下したのか、不登校をなくすためには? 学びの現場、行政の現場で昭和・平成の教育と向き合った3人が、未来が求める教育を説く「開眼の書」。 【目次】 ・教育とは太古的なシステムである ・高学歴一辺倒の終わり ・学校教育は缶詰工場ではない ・学術は公共のもの ・バイパスがあると学校に来なくなるのか ・学校選択するなら一国二制度 ・落ちこぼれと浮きこぼれ ・スケープゴートになった大学 ・教育予算を増やさない理由 ・令和の新合併論 ・進路は子どもに選ばせよ ・子どもに休息を、学校に余白を 【著者】 内田樹 1950年東京都生まれ。思想家・武道家、神戸女学院大学名誉教授、凱風館館長。東京大学文学部仏文科卒業。専門はフランス現代思想。著書に『私家版・ユダヤ文化論』(文春新書、第6回小林秀雄賞)、『日本辺境論』(新潮新書、2010年新書大賞)他多数。第3回伊丹十三賞受賞。 寺脇研 1952年福岡県生まれ。映画プロデューサー、映画評論家、落語評論家、京都芸術大学客員教授。東京大学法学部卒業。1975年文部省(当時)入省、2006年退官。著書に『国家の教育支配がすすむ 〈ミスター文部省〉に見えること』(青灯社)、『危ない「道徳教科書」』(宝島社)他多数。 前川喜平 1955年奈良県生まれ。東京大学法学部卒業。1979年文部省(当時)入省、2016年文部科学事務次官に就任。2017年1月退官。現在は自主夜間中学のスタッフとして活動する他、講演や執筆も行う。著書に『面従腹背』『権力は腐敗する』(共に毎日新聞出版)他多数。
  • 教育DXは何をもたらすか 「個別最適化」社会のゆくえ
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    「未来の教室」それとも「ディストピア」? 学校や教師のあり方、児童・生徒の学びの大転換を掲げる「教育DX」。一見、魅力的な構想の能力主義的な問題を読みとき、個人の要求を基礎にした学びを対置。ケア的関係を軸に教育の人間的な関係の再構築を提示する。 ※本書は、大月書店刊『教育DXは何をもたらすか――「個別最適化」社会のゆくえ』の電子書籍版です。 【目次】 第1部 ここまで来ている教育DX 第1章 教育DXで変わる学校(谷口聡) 第2章 「能力や適性に応じて個別最適化された学び」がめざす教育とは(中西新太郎) 鼎談1 新自由主義改革は教育の何を変えようとしているのか?(世取山洋介・中西新太郎・谷口聡) 第2部 人間的な教育をつくり直す 第3章 個人の要求を基礎にした学びとは――「個別最適化された学び」との対抗(谷口聡) 第4章 教育のケア的関係の再発見(中西新太郎) 鼎談2 教育の人間的な基礎を取り戻す(世取山洋介・中西新太郎・谷口聡) 【著者】 中西新太郎 横浜市立大学名誉教授 谷口聡 中央学院大学准教授 世取山洋介 元新潟大学教授 福祉国家構想研究会 新たな福祉国家型の社会再建をめざして,現代日本の状況を批判的に分析し,対抗構想を提起する。 医療・教育・雇用・税制・財政・政治などの諸領域における研究者と実践家,約80各からなる研究会。
  • 教育投資が日本を変える すべての人にチャンスがある社会を!
    3.0
    1巻1,300円 (税込)
    少子化に歯止めがかからず、経済的な格差も拡大の一途。教育費の負担が家計を圧迫する一方で、学校の教育力低下が問題に。このまま日本は衰退の道をたどってしまうのか? 著者は、9歳のとき突然父親を交通事故で亡くし、貧しい生活を強いられるが、高校も大学も奨学金のおかげで進学できた経験を持つ。だからこそ、貧困がゆえにこれからの時代を生き抜くために必要な能力を修得するチャンスが閉ざされるような国にしてはならないという強い思いを持っている。では、どうしたらよいのか。教育は主に家計が負担するという自助努力の考え方から、教育に公財政を支出して、国家として未来を支える人材を育てる方向に変えるべきだと著者は主張する。財源の使い道は、教育再生、グローバル人財育成、スポーツ・文化・科学技術と多岐にわたり、教育費の軽減は最大の少子化対策であり、社会保障にもなるという前文部科学大臣の渾身作。

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  • 強育論 悩める大人たちに告ぐ!「いじめの芽を摘む」特効薬
    -
    1巻1,265円 (税込)
    やくざのような風貌と歯に衣着せぬ発言で「やくざ監督」として注目される教育評論家・野々村直通が、「ゆとり」「温室」のヌルい教育現場に喝! さらにその風貌に似合わぬ博識で、国家論や外交論でも、だらしない日本の支配層に「ゲンコツ」を浴びせる!!
  • 教科書検定崩壊!
    -
    1巻1,320円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ・「つくる会」の教科書が狙い撃ちされたのは「一発不合格」制度だけではなかった! ・同じ記述は他社は何の検定意見もつかず合格しているのに、「つくる会」教科書には検定意見がつけられる「ダブルスタンダード検定」が31か所、新たに発見された。本書でくわしく実態を明らかにする。 ・これは「つくる会」教科書をなきものにするための策謀が組織的系統的に行われた証拠であり、絶対に言い逃れできない不法行為である。 ・「つくる会」は2021年4月5日、文科省に文書で説明を求めた。回答を待って、国家賠償訴訟を検討する。
  • 教科書には載っていない大日本帝国の発明
    4.0
    1巻712円 (税込)
    欧米の先進国に比べ、科学力ではるかに劣っていたとされる戦前の日本。しかし、実は当時の日本にも現代の技術立国の礎となる驚異的な科学力が育っていた。 科学や軍事の分野はもちろん、国家を挙げて発明を推奨した結果、産業の分野でも次々と画期的な大発明が続出。その中には現代社会でも使われているものも少なくないのだ。 昭和元年に世界で初めてブラウン管テレビの公開実験を成功させた高柳健次郎、明治44年にビタミンB1を発見した幻のノーベル賞候補・鈴木梅太郎、明治18年に世界初の乾電池を開発した屋井先蔵など、戦前の日本であった驚くべき大発明・大発見の数々に迫る!
  • 教科書には載っていない!幕末志士の大誤解
    -
    1巻1,122円 (税込)
    幕末一の英雄の虚像と実像、坂本龍馬。人材育成の天才だった、吉田松陰。強かったからこそ逃げていた、桂小五郎。裕福なボンボンから革命家へ、高杉晋作。死を恐れない名指導者だった、伊藤博文。 強面組長の意外な素顔とは、近藤勇。風流にして柔軟な「鬼」、土方歳三。新撰組一の使い手の虚像、沖田総司。長生きしたから言いたい放題、勝海舟…。 激動の江戸時代末期に心から国を憂い、命を削り、東奔西走した「幕末の志士」たち。江戸幕府打倒に情熱を注いだ者もいれば、最後まで守ろうとした者もいた。 その熱き生き様は、今なお日本人の心を離さず膨大な映像作品や小説を通して語られ続けている。本書は彼ら幕末の志士たちの日記や手紙を紐解き、知られざる素顔に迫ったもの。歴史上のヒーローといえど、彼らもまた人間。 天下国家を論じるだけではなく、家族の問題で悩まされていたり、またある者は就いた職業が自分と合わずに苦しんでいた。志士たちの等身大の実像を知り、その驚くべき真の姿をとくとご覧あれ!
  • 教科書抹殺 文科省は「つくる会」をこうして狙い撃ちした
    3.7
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 自虐史観の極致・文科省! 完全解説・歴史教科書検定「不正の構図」 □検定官を実名告発! ・天皇と皇室をどうしても認めたくない願望 ・近代日本国家の歩みを否定したい難癖 ・中国・韓国への忖度で「新・近隣諸国条項」復活! ・共産主義批判を許さない思想偏向 ほか
  • 驚愕の北朝鮮スパイ工作史 【Voice S】
    -
    1巻200円 (税込)
    北朝鮮や共産主義を賛美する行為やその兆候をなした場合、違反者には厳しい刑罰を科すこともできる国家保安法という法律を持つ韓国。しかし、昨今、韓国では北朝鮮の思想や政治理念に従う人々が増えているという。なぜ韓国で従北派が台頭し、政権を奪取するところまで来たのだろうか。赤化する朝鮮半島情勢や北朝鮮の工作活動による世論誘導、日本の対策の怠りなどの分析も行い、東アジア全体の安定にむけた問題提起を行う。※本コンテンツは月刊誌『Voice』2017年5月号の掲載記事を電子化したものです。

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  • 強権的指導者の時代 民主主義を脅かす世界の新潮流
    5.0
    冷戦後世界秩序は、ポピュリストと独裁者が破壊する * * * いま冷戦後世界秩序が揺らいでいる。その元凶は、プーチン、習近平、エルドアンといった強権的なリーダーである。一方でリベラルな政治・経済思想はこの10年ほど弱まり続け、世界の「自由度」は15年連続で低下している。なぜ欧米のオピニオン・リーダーたちはこの事実を直視せず、リベラルな政治・経済思想が世界を席巻するのだといまだに信じているのか?  プーチンが政権を掌握してから1世代が経ち、プーチン的手法のフォロワーが世界に増えていることを認識すべきときがやってきた。中国、インド、トルコ、ブラジル、サウジアラビアといった21世紀の強国が、個人崇拝を奨励し、国民監視に21世紀のツールを活用する強権的指導者によって牛耳られている。  世界を揺るがす「強権的指導者」はなぜ誕生し、なぜ世界の潮流となったのか。なぜリベラリズムは衰退し、民主主義国家の数は伸び悩んでいるのか。1930年代の独裁者の手法と、現代の強権的指導者の手法はどこが違うのか。21世紀における権威主義の流れは、弱められるのか。  FTのチーフ・フォーリン・アフェアーズ・コメンテーターであるギデオン・ラックマンが執筆した話題作。 * * *  プーチンは最初の強権的指導者であり、その原型である。 だから、ウクライナ戦争にかかっている利害は、まさにグローバルなものである。 ロシアの侵攻が成功すれば、他の強権的指導者も戦争に走るかもしれない。 アメリカが支援したにもかかわらずウクライナが敗れることになれば、 中国による台湾攻撃の舞台を整えてしまう可能性さえある。 ――本書より
  • 侠骨一代
    -
    関東大震災の翌々年に入隊した、飛田二等兵。2日目にはもう、二年兵たちを相手に大立ち回りをやらかした。除隊後は、宿無しとなったところから這い上がり、あらくれ者を束ね、労働者として教育し、やがて、国家事業を請け負うようになる。昭和のフィクサーで、任侠映画「唐獅子牡丹」シリーズのモデルとなった人物、飛田勝造(東山)の波乱万丈の半生を描く! 高倉健主演の同題映画の原作小説。
  • 競合する歴史認識と歴史和解
    -
    1巻5,280円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 歴史問題の和解を促進していくには、「歴史問題」を相対化し、異なる歴史認識をもつ者同士が互いに反対論のうちに共通点を求め、「歴史問題」を和解に導く努力を継続していくことが重要である。本書では、歴史問題における国家のパワー・バランス、市民社会相互の交流、歴史和解に関するドイツ・モデルの検討から、和解へのアプローチを模索する。
  • 共産主義の誤謬 保守政党人からの警鐘
    4.0
    日本共産党の問題点、犯罪等を描いたルポはいくつかあるが、本書は思想としての共産主義について検証する。著者は民社党、民主党、自民党を渡り歩いた経験から、日本共産党の歴史や綱領のポイントをわかりやすく解説。また諸外国の社会主義政党、共産主義政党の事例を引いて比較検証する。共産主義批判の論点をコンパクトにまとめた一冊。 ロシア革命から100年経ったいま「共産主義とは何か」を考えることは、社会主義とは何か、保守主義とは何か、二十一世紀の日本の思想体系や政党政治とは何か、についてあらためて考えることでもある。思想に馴染みのない読者でもわかりやすいように、基礎から解き明かした入門決定版。 第一章 保守主義の起源、社会主義の起源 第二章 社会主義、共産主義、国家死滅論とは何か 第三章 史的唯物論の由来と誤り 第四章 日本共産党綱領の歴史的変遷 第五章 共産党は日本国憲法になぜ反対したか 第六章 欧米諸国での共産主義排除の歴史的変遷 日本共産党関係年譜
  • 教室を生きのびる政治学
    3.5
    1巻1,870円 (税込)
    国会でも会社でも商店街の会合でも そして学校のなかでも、 人間の行動には同じ力学=「政治」が働いている…… いまを生きるわたしたちに必要なのは 半径5メートルの安全保障 [安心して暮らすこと] だ! 学校生活のモヤモヤを政治学から見てみると、 わたしたちはとっくに政治に巻き込まれていた! ◆自治:女子の靴下だけ黒限定のトンデモ校則 ◆議会:かみ合わなくてイライラがつのる学級会 ◆多数決:むりやり感あふれる過半数ルール ◆公平:不登校を「ズルい」と思ってしまう気持ち ◆支持:意見を言えない人はどうする?問題 心をザワつかせる不平等も、友だち関係のうっとうしさも、孤立したくない不安も…… 教室で起きるゴタゴタには、政治学の知恵が役に立つ! 学校エピソードから人びとのうごめきを読みといて、社会生活をくぐりぬけていこう。 人が、社会が、政治が、もっとくっきり見えてくる。 「安全保障、といっても軍備や国家間の紛争の話をしようというわけではない。半径五メートル、それは僕たちの日常の生活空間の話だ。日常の生活空間(とくに教室内)で頭を抱えながらうずくまるのではなく、少しでも心穏やかに、安心して過ごすために、なにより政治学が役に立つ、ということを伝えたいのだ」 (「はじめに」より) 【目次より】 はじめに 序章 大前提――力を抜いて自分を守る ――善・悪・社会 教室のなかの安全保障/だれも立派にはなれません/友だちが一〇〇人も必要なワケがない/世界史に一度しか登場しない僕たち 第1章 言うことを聞く/聞かせるということ ――権力・合意・自治 政治とは「選ぶ」こと/僕たちの心の習慣――理由を放置したまま従う/トンデモ校則は守るべき?/「みんなで決めた」というフィクション 第2章 どうして「話し合い」などするのか ――議論・中立・多数決 話し合いは失敗する/偏りを確認するために/「論破」に含まれているもの/多数決=民主主義?――とりあえずの風速計/黙っているが考えている/言い出せない人のための政治 第3章 仲間をつくるということ ――対立・支持・連帯 友だちより「仲間」を/対立を恐れず、やみくもに戦わず/上も下もない対等な僕たち――協力関係の組み立て 第4章 平等をめぐるモヤモヤ ――公平・公正・分配 心がザワつく厄介な「平等」/平等を切り分けてみる/平等でないと困る理由 第5章 政治は君たちの役に立つ ――責任・民主主義・政治 自己責任論なんて無視してよいのだ/やり直しが前提のシステム――民主主義/学校でも家でもない場所へ おわりに 大人はなかなか変わりにくい/こんな世の中にしてしまった/政治学は教室を放置してきた/僕たちもかつては君たちだった
  • 供述調書 佐木隆三作品集
    値引きあり
    -
    ジャンケンで決めるという奇抜な発想で、企業の首切りを痛烈に諷刺した「ジャンケンポン協定」(新日本文学賞)、ダム建設に反対し一人で国家権力と闘った男がモデルの実録的小説「大将とわたし」、著者の沖縄生活が生んだ基地の街の男女の生態を描く「シャワー・ルーム」等、作家の軌跡の節々の作品に、犯罪を主題に現代の若者の精神の崩れを衝く「供述調書」を加えた代表作5篇。
  • 強制§遺伝子交配~天才の子種を孕め!~ 1
    完結
    -
    全4巻110円 (税込)
    「私…天才たちのオモチャに任命―…!?」21世紀日本―…有能な遺伝子を持った者同士を保護し、交配することで次世代の天才児を生み出すための政策が行われていた。天才児たちはみな、各分野で素晴らしい才能を発揮し、国家の発展に貢献。しかし、胡桃(くるみ)はいつになっても才能が開花しない。そんな彼女はある日、カラダを使ってスランプ中の男を慰み者に任命されてしまい…!? あっ…そんなところに…入れちゃダメェ~っ!! 天才たちの得意分野を生かしたプレイが次々と行われ…。胡桃の才能が開花する日は来るのだろうか―…!?

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  • 強制妊娠帝国~男なのにナカに注がれて~
    完結
    4.3
    全1巻330円 (税込)
    「俺達はレ●プ集団じゃねえ、国家存続のためにやってるだけだ」増子化推進政策本部・伊佐山に捕らえられた逃亡グループリーダー・山里。今まで法案に反対するべく必死に逃げてきたが、遂に子作りのために伊佐山のアレを男マ●●に突っ込まれる。たっぷりとザー●ンを腹の中に注ぎ込まれ妊娠するまで監禁状態で毎日何度も子作り行為を強要される。少子化を解消すべく、男女問わず国民全員に出産が義務付けられるなんてー…
  • 強制不妊 旧優生保護法を問う
    4.0
    1巻1,500円 (税込)
    障害者は、子どもを産んではいけないのですか? それは、基本的人権の尊重を謳った日本国憲法下で、国家が半世紀近くも障害のある人々に不妊手術を強いた「究極の人権侵害」だった。国家による“命の選別”はなぜ行われ、なぜ放置されたのか。そして、優生保護法なき今の社会に「産む自由」はあるのか――。 毎日新聞取材班による衝撃のドキュメント。かつて、「不良な子孫の出生を防止する」と謳った優生保護法の下、2万人以上の「障害者」が不妊手術を強いられた。終戦直後の1948年につくられ、96年まで続いた優生保護法。半世紀近くの間「強制不妊」が行われたのはなぜだったのか。厚生労働省や各都道府県に残された資料と、被害者、当時手術を行う側だった医師らの取材から、その実態に迫る。2018年度新聞協会賞受賞キャンペーン報道「旧優生保護法を問う」待望の書籍を電子化! 掲載記事、1年余で実に500本以上。「資料の発掘を通じて負の歴史を検証し、被害者・家族の悲しみや意志の悔恨など、数々の証言を引き出し多角的に報じた一連の報道が、救済制度実現の動きにつなげた」(新聞協会賞受賞理由より) ※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください
  • 狂葬剣記 1
    完結
    -
    昭和十二年七月七日、七夕の夜に端を発した日中戦争は八月には上海にも飛び火し海軍は南京・上海を九州、台湾から海洋爆撃した。これに対して中国側も総動員令を下した。日本軍は十二月に入り中国の首都・南京を占領したが、戦争は終わるどころかいよいよ全面戦争に突入していった……。海軍少尉である比下浦は、国のため、天皇陛下のため、国家改造、そのような事柄には一切興味がないと言い切る変わった男だった。父から譲り受けた日本刀を手にした比下浦は父を斬り、そして……。
  • 競争戦略としてのグローバルルール 世界市場で勝つ企業の秘訣
    4.6
    製品や知財の競争力で勝っても、ルール変更で市場から排除される日本企業。スポーツの世界でいえば、スキーや柔道やF1などで味わった苦い経験が今、グローバルビジネスの前線で再現されている。 国際的なルールづくりの主導権をとるためにはどうすればよいのだろうか? 電気自動車、携帯電話、ナノテク、国際会計基準、環境問題、キャラクタービジネス、著作権ルールの変更、などのルールをめぐる企業と国家の攻防を制するのは、異質なプレイヤーとの思考方法や世界観の競争である。 日本企業やビジネスマンが世界で戦うために必要なのは、英語や会計知識にも増して、競争相手の思考方法を理解することであり、みずからの世界観を持つことである。政府代表トレードネゴシエーターとして日本の対EUロビイストの草分けであり、かつWTOルール交渉の主席交渉官をつとめ、国際経済戦争の最前線で紛争解決にあたってきた現役の経産官僚が示した、国際経済交渉の力学と日本企業がとるべき新しい戦い方。

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  • 競争の番人 こいつが相棒!?
    3.0
    公正取引委員会を巡るミステリー『競争の番人』(新川帆立・著)冒頭をコミカライズ! 熱血体育会女子と冷血エリート男子がバディを組んで、悪に立ち向かう。 何事にもまっすぐ取り組む熱血体育会系女子・白熊楓は公正取引委員会審査官。 事業者たちにフェアな競争をしてもらうのが楓の仕事。 ある日、楓のチームに 東大主席、国家公務員試験1位通過の「スーパーエリート」小勝負勉がやってきて まさかのバディを組むことになってしまい!? 熱血体育会女子と冷血エリート男子がタッグを組んで、世にはびこる悪をぶった切る!
  • 共存と福祉の平和学:戦争原因と貧困・格差
    -
    1巻1,320円 (税込)
    社会変革をめざす「幸福平和学」の試み。「直接的暴力」としての戦争、「構造的暴力」としての貧困・格差問題、その原因をさぐり、解決への方途を提起する。第1部では、人類史の中の暴力の起源を探り、国民国家の成立との関係や経済的要因について考察する。第2部では、貧困・格差の現状と課題を確認し、解決のための政策を検討するとともに、新しい思考と幸福観の構築を目指す。
  • 京都 ぶらり歴史探訪ガイド 今昔ウォーキング
    完結
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★ 京都の歴史をテーマでめぐる充実の25コース! ★ 各時代の偉人ゆかりの神社仏閣。 ★ 都の文化・産業を支えた町衆の暮らし。 ★ 平安歌人の恋物語と和歌の旧跡など…。 ★ 千年の都を紐解く歴史ロマンの旅へ! ◆◇◆ 本書について ◆◇◆ 1200年の歴史に育まれた京都には 多くの寺社、史跡、旧跡などがあります。 金閣寺や龍安寺といった世界的に有名な寺院から、 町の一画にある寺社や史跡まで、 それこそ京都市中のいたるところに点在しています。 そうした寺社や史跡は、それぞれが京都の歴史を 脈々と今に伝えている貴重なものなのです。 歴史が好きな人にはたまらない町といえます。 それこそ、ちょっと歩くだけで寺社や史跡、 旧跡に出合える町は、日本中探しても おそらく京都だけといっても過言ではないでしょう。 そして150万人近い人が暮らす大都市でありながら 京都はとてもコンパクトにまとまった町。 中心地から車で30分も走れば、 もう郊外と呼べる場所に行き着いてしまうほどです。 言い方を変えれば、狭いエリアに 「歴史」がギュっと凝縮されているのです。 ですから、京都ほど歴史散策に向いた都市はないのです。 本書はテーマを絞って、25コースの 京都歴史散策コースを紹介しています。 各スポットの紹介は他のガイドブックと異なり、 歴史好きの人に合わせやや踏み込んだ解説をしています。 ですから、いわゆる定説とは若干異なっている 記述もあります。 読者の皆様も本書を参考に京都の 歴史スポットをめぐり、ぜひご自分の視点で歴史に 思いを馳せていただけたらと思います。 ◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆ ≪東山≫ ☆ 豊国廟と太閤ゆかりの史跡 秀吉が眠る豊国廟、豊国神社とその界隈で、 太閤が残した史跡をめぐる ☆ ねねと高台寺と東山の社寺 秀吉の正室北政所(ねね)ゆかりの高台寺から 東山の社寺をめぐる ☆ 京都の守護神が創建した清水寺 清水の舞台で有名な清水寺。その隠れた 歴史を探りながら、周辺の参道をめぐる ≪祇園≫ ☆ 花街祇園は、芸能・文化発祥の地 日本を代表する花街祇園をめぐり、 芸能・文化の礎に触れる ≪木屋町通周辺≫ ☆ 龍馬と志士ゆかりの幕末史跡 木屋町通周辺に集中する、坂本龍馬や 勤王の志士達の足跡をめぐる ≪寺町・新京極≫ ☆ 都市計画で整備された寺町 秀吉が戦乱の荒廃から復興させた、 桃山時代の京都に出合う ≪洛中・鉾町≫ ☆ 京都を支えた町衆が暮らす町 京都を支え続けた町衆。彼らの力がみなぎる 鉾町にある京町家と史跡をめぐる ≪御所・黒谷≫ ☆ 幕末の京都を守護した会津藩 幕末の京都で国家のために働いた、 松平容保と会津藩士達の足跡を追う ≪哲学の道≫ ☆ あまたの歴史を秘めた鹿ヶ谷 哲学の道にある寺院や神社の、 隠れた歴史をおもしろ視点で再発見 ≪一乗寺≫ ☆ 京と叡山を結ぶ宗教と政治の道 雲母坂沿いの寺社や史跡を訪ね、 この地を往来した古人の思いを考える ≪上賀茂・下鴨≫ ☆ 古い歴史を持つ王城鎮護の賀茂社 朝廷の崇敬厚い、京都最古級の神社、 上賀茂神社と下鴨神社ゆかりの史跡をめぐる ≪西陣≫ ☆ 伝統工芸西陣織を育んだ街 西陣織に関わった織元の旦那衆と、 職人達の残した足跡をめぐる ☆ 不思議な伝承に彩られた西陣 数々の伝承に彩られた西陣の、 庶民信仰の寺社をめぐる ≪壬生・二条≫ ☆ 激動の幕末を生きた新選組 新選組の誕生から、 鳥羽伏見の戦いまでの軌跡を訪ねる ≪紫野≫ ☆ 戦国大名ゆかりの大徳寺 戦国大名達が競って塔頭を建立した大徳寺と、 紫野の古社をめぐる ・・・など ※本書は2016年発行の 『京都 ぶらり歴史探訪ウォーキング』 を元に情報更新・一部必要な修正を行い、 書名・装丁を変更して新たに発行したものです。
  • 共同体のかたち イメージと人々の存在をめぐって
    4.7
    グローバル市場経済の秩序が政治に優先されるなか、人間は国民国家内部では表象されえず、市場の「リソース」となる。一方でそれと同期して現れる「エクスポジション」と呼ぶべきアート群。共同性を表象する効果を担ったイメージ(像)は失われたのか。結びつきの根拠が揺らいでいる状況のなか、共同体はどこに見出せるのか。アートの機能とナンシー、アガンベンなどの思想から、人間と共同性の関係を考察。
  • 今日の世界 明日の文明
    -
    【目次】 第一章 トルコと日本 響き合う心 第二章 友情は国家と時代を超えて 第三章 内に平和を!外に平和を! 第四章 「理解の心」から「豊かな世界」を 第五章 対立・衝突から共存・交流へ 第六章 他者と出会う 共に生きる 第七章 生命を護れ!対話の潮流を 第八章 世界を繋ぐ 国連改革の道 第九章 「対話」こそ文明の大憲章 第十章 人間教育の新しき大道を
  • 恐怖の男たち・1[LESAFFRES]【イラスト入り】
    4.0
    1~3巻607~649円 (税込)
    額に嵌め込まれたラピス・ラズリ。第三の眼を持つパルミラ王国の王太子シャオランは、傍系王族の叛逆により家族を失い、ひとり逃亡を続けた。そして“恐怖の男”と呼ばれる傭兵アッシュとなって過去を捨て、同じ呼称を持つイライジャの傍らで生きて行くことを選ぶ。だが、CIAやKGBの国家的謀略に巻き込まれ、母国の刺客からも追われる身に。
  • 狂暴国家 中国の正体
    4.0
    日本が中国の少数民族と同じ轍を踏まないために…… 漢族地域と地続きで対峙してきたからこそ知り得た、暴虐的な抑圧と搾取の実態……中国籍を捨てた内モンゴル人歴史人類学者による対中論。「日中友好」など不要と断じる。
  • 今日も世界は迷走中 - 国際問題のまともな読み方 -
    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    ウクライナ侵攻の裏で起きた、日本の運命を変える世界の出来事とは! 内藤節炸裂。 <世界は> ■ディープステートはいます。信じる人の心の中に。   ■ウクライナ戦争で「国際社会のはみ出し者」同士がくっついた ■過激派のスターたちが集結、まさに「反米テロリスト・サミット」がスーダンで実現! ■陰謀論を信じてクーデターを起こしたドイツ貴族!? ■北欧から学ぶべきは「福祉」よりも「軍事」と「外交」 ■韓国の反日叩きは無意味! “歴史戦”を仕掛けよう ■北欧2カ国のNATO加盟はトルコの一人勝ち? ■中国のサウジ・イラン仲介は朝貢国家の悪い癖? ■マジメな移民が激怒したスウェーデンの移民政策 ■北欧の移民政策を見習え? ダメ。ゼッタイ。 ■朝鮮半島を読み解くキーワードは「理」 <そして日本へ> ■増税・規制から日本を救う“落選運動”のススメ ■目覚めろ左翼! レジ袋規制こそ「戦前回帰」だ! ■いつまでも「GHQの洗脳工作」のせいにしてちゃダメ! ■知ってますか? 日本でトンデモ規制が生まれる構造 地上波・ネットを問わず、一般的な報道番組では、速報性という観点から、どうしても、事実の推移を逐一追いかけていかざるを得ない面があり、その歴史的・思想的な背景などもじっくりと掘り下げていく余裕を確保しづらいという面もあるでしょう。 これに対して、彼らの苦手な作業、つまり、国際ニュースとして報じられた出来事の背景についてじっくり読みこみ、その「意味」を理解しようというのが本書のスタンスです。 世界各地で不安定な情勢が続き、その対応をめぐって各国政府が迷走しているように見える中、我々はどうすべきか、という問題を考えるためのヒントを提供することで、微力ながら、ぜひ、皆様のお役に立ちたいと考えております。 本書で取り上げた国々は、例外なく、死に物狂いで国益(と彼らが信じること)を追求しています。 そして、そうした剝き出しの欲望がぶつかり合うことで世界が大きく揺れ動いているがゆえに、各国は迷走を余儀なくされているのです。 だからこそ、決して安息の地など存在しない国際社会の混沌と無秩序を嘆くのではなく、むしろそれを前提に自分たちの身の処し方を考えるほうが建設的で精神衛生上も良い。 そして、世界の中で我々が「どうすべきか」という問いに答えるためには現状を正確に認識する必要があります。本書がその一助となれば幸いです。 国際ニュースから国内問題まで、日本を勝たせる方法を学ぶ 【もくじ】 第1章 中国が仲介したサウジ・イランの国交回復から“世界を読む” 第2章 取扱注意! 今日も世界を動かす「陰謀論」 第3章 日本が見習うべき“お手本”北欧の迷走 第4章 みんな知らない韓国“反日”の正体 第5章 日本社会の病理とその処方箋 【著者プロフィール】 内藤陽介(ないとう・ようすけ) 1967年東京都生まれ。東京大学文学部卒業。郵便学者。日本文芸家協会会員。 切手等の郵便資料から国家や地域のあり方を読み解く「郵便学」を提唱し、研究著作活動を続けている。 文化放送「おはよう寺ちゃん 活動中」コメンテーターのほか、インターネット放送「チャンネルくらら」のレギュラー番組「内藤陽介の世界を読む」など配信中。 また、2022年より、オンライン・サロン「内藤総研」を開設、原則毎日配信のメルマガ、動画配信など、精力的に活動中。 主な著書に、『なぜイスラムはアメリカを憎むのか』(ダイヤモンド社)、『中東の誕生』(竹内書店新社)、『外国切手に描かれた日本』(光文社)、『切手と戦争』(新潮社)、『反米の世界史』(講談社)、『事情のある国の切手ほど面白い』(KADOKAWA)、『マリ近現代史』(彩流社)、『日本人に忘れられたガダルカナル島の近現代史』(扶桑社)、『みんな大好き陰謀論』(ビジネス社)、『日韓基本条約(シリーズ韓国現代史1953-1965)』(えにし書房)、『世界はいつでも不安定 - 国際ニュースの正しい読み方 -』(小社刊)などがある。
  • 教養としての金融危機
    値引きあり
    3.7
    激動の世界史と時代の大転換点――。 「100年間」に起きた「9つの危機」を「ストーリー」で一気に学ぶ…! 世界的な金融危機はなぜ起きたのか? なぜ金融危機は10年に1度起こるのか? 新型コロナショックは新たな金融危機を引き起こすのか? 危機を何度も乗り越えたこの世界は、いったいどこに向かうのだろうか? 【目次】 序――国の黒字・赤字とはどういう意味か? ――国際金融危機の仕組み コラム 日本はこれからも経常収支黒字ですか? 第1の危機 なぜ史上最悪の危機は起きたのか? ――金本位制、大恐慌、ドイツを巡る資金の流れ コラム あなたの国の経済的トラウマは何? 第2の危機 なぜブレトンウッズ体制は崩壊したのか? ――固定相場制、ドルの垂れ流し、ニクソンショック コラム 人民元がドルに代わって基軸通貨になるのですか? 第3の危機 なぜドルは大暴落したのか? ――変動相場制、オイルショック、インフレ コラム 経常収支の赤字や黒字は国内政策で是正できますか? 第4の危機 日米・米独貿易摩擦は乗り越えられたのか? ――プラザ合意、円高パニック、バブル発生 コラム 為替市場介入に意味はあるのですか? 第5の危機 発展途上国の債務危機はなぜ同時多発したのか? ――ラテンアメリカ大混乱、IMFプログラム、ブレイディープラン コラム 発展途上国の貧困問題は解決できますか? 第6の危機 アジア通貨危機とは一体何だったのか? ――サドンストップ、パニックの伝播、アジア通貨基金 コラム 固定相場制が守れないのはなぜですか? 第7の危機 米国発金融危機はなぜ起こらなかったのか? ――ヘッジファンド、質への逃避、FRBの介入 コラム ハゲタカファンドに勝つにはどうしたらいいですか? 第8の危機 世界金融危機を引き起こした複合的要因とは? ――リーマンショック、金融工学過信、群集心理 コラム 国際金融は誰が運営しているのですか? 第9の危機 絶体絶命のユーロを救った「一言」とは? ――単一通貨導入、ギリシャ危機、ドラギマジック コラム EUは連邦国家に向かっているのですか? 第10の危機? 次の危機はどこで起こるのか? ――新型コロナ、債務累積、資産価格高騰
  • 教養としての神道―生きのびる神々
    3.0
    神道1300年の歴史は日本人の必須教養。「神道」研究の第一人者がその起源から解き明かす。ビジネスエリート必読書。 明治以降の近代化で、「国家総動員」の精神的装置となった「神道」。近年、「右傾化」とも言われる流れの中で、「日本会議」に象徴されるような「国家」の装置として「神道」を取り戻そうとする勢力も生まれている。 では、そもそも神道とは何か。 神道は古来より天皇とともにあった。神道は古代におけるその成り立ちより「宗教性」と「国家」を伴い、中心に「天皇」の存在を考えずには語れない。 しかし「神道」および日本の宗教は、その誕生以降「神仏習合」の長い歴史も持っている。いわば土着的なもの、アニミズム的なものに拡張していった。そのうえで神祇信仰が有力だった中世から、近世になると神道が自立していく傾向が目立ち、明治維新期、ついに神道はそのあり方を大きく変えていく。「国家神道」が古代律令制以来、社会にふたたび登場する。神聖天皇崇敬のシステムを社会に埋め込み、戦争へ向かっていく。 近代日本社会の精神文化形成に「神道」がいかに関わったか、現代に連なるテーマをその源流から仔細に論じる。同時に、「国家」と直接結びついた明治以降の「神道」は「異形の形態」であったことを、宗教学の権威で、神道研究の第一人者が明らかにする。
  • 教養としての「フランス史」の読み方
    3.8
    1巻1,899円 (税込)
    フランス革命、国民国家、ナショナリズム、世界大戦、移民問題、EUの未来……。フランス史を知れば、世界史や現代社会がわかる。歴史の中に現代を読み解く鍵がある。ロワール川沿いのお城にヴェルサイユ宮殿、フランス革命やナポレオン、あるいは芸術やファッション、フレンチ料理やワイン……、さまざまな魅力に満ちているフランス。それらは、歴史の激動や課題のクリアがなされてきた中で、特徴をもって形作られてきた。西洋近現代史研究の第一人者が2000年を超える歴史の流れを大きくとらえて語りきる、現代人必読の書。国家間の対立が激しい現代世界、国民国家を生み出したフランスの歴史は、今、学ぶべき教養だ! 【目次より】1. 「フランス」の始まり/2. 打ち続く試練から王権の強化へ/3. 絶対王政とヨーロッパ世界の拡大/4. フランス革命とナポレオン/5. 王政・共和政・帝政、揺れるフランス/6. なぜ、世界大戦は起こったのか
  • ―教養としての歴史―日本の近代(上)
    3.3
    1~2巻660円 (税込)
    近代化の原動力となった江戸の実力、アジア初の立憲国家として憲法を守り通した意義、韓国から近代化という「青春」を奪った日清・日露の二度の対外戦争――。アジアの小国から世界標準の国家を作りあげた苦闘の道程をたどりながら、著者の卓越した歴史観を通して、「日本にとっての近代とは何であったのか」を大胆に整理する。単なる知識ではない教養としての日本近代史入門。〔全二冊〕

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  • 教養としての「ローマ史」の読み方
    3.8
    1巻1,699円 (税込)
    なぜ、ローマは帝国になり得たのか。なぜ、ローマ帝国は滅びたのか。王政から共和政を経て帝政へ、多神教世界帝国から一神教世界帝国へ。古代ローマ史研究の第一人者が、長きにわたって古代を生き延びたローマの歴史とその新しい「読み方」を語り尽くす。建国時の混乱、強敵との戦い、国家の再建、跡継ぎ問題、異民族の侵入、文明の変質……。ありとあらゆることを経験したローマの長い歴史は、現代を考える上での大きな羅針盤となり、混迷する現代を生きる我々に多くの示唆を与えてくれる。ローマ史のみならず、世界史や現代社会の理解をより深めることにも繋がる一冊。 【目次より】1. なぜ、ローマは世界帝国へと発展したのか/2. 勝者の混迷、カエサルという経験/3. 「世界帝国ローマ」の平和と失われた遺風/4. ローマはなぜ滅びたのか 佐藤優氏、推薦! 「ローマ史の中に人間の英知のすべてが詰まっていることがよくわかる。」

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  • 教養の語源英単語
    値引きあり
    4.2
    シリーズ100万部突破『英単語の語源図鑑』著者の最新作! 歴史と語源を一緒に学ぶと、「英語の体幹」が鍛えられる! 誰かに話したくなる豆知識も多数! 楽しく学べる英語の教養。 【本書の内容】 ・ブリテン島は「刺青をした民族の島」 ・二重語のふしぎ「stoolとchair」「hideとconceal」 ・capital(首都)から生まれたcahpter(章) ・deerは「動物一般」を指す言葉だった? ・「Venus(ヴィーナス)」から生まれたネガティブワード ・パンドラの箱は「pan(全ての)神からのdora(贈り物)」 ・「流れる」イメージの「fly、flow、float、flight」 ・聖書は「立会人の第三者」 ・酢(vinegar)は「酸っぱい(aigre)ワイン(vine)」 ・護摩とGodは同じ語源 ・demon(悪魔)は「人間の運命を振り分ける者」 ・hell(地獄)とhelmet(ヘルメット)の共通点 ・Occident(西洋)とaccident(事故)の共通点 ……ほか 【本書の構成】 序章 英語の歴史とその変遷 第1章 ギリシャ神話の世界観 第2章 古代人の宗教観と世界観 第3章 古代国家の社会制度 第4章 文字と文化 第5章 学問とスポーツ 第6章 季節と行事 第7章 芸術と創造 第8章 医療と健康 第9章 戦争と道路 第10章 人々の暮らしと労働
  • 虚構の法治国家
    値引きあり
    3.7
    1巻632円 (税込)
    初めて暴かれた「法権力」中枢の不正義! 過去の著名冤罪事件と、2014年の岐阜県美濃加茂市長事件を取り上げ、元検事と元裁判官が「権力の犯罪」に斬り込む。
  • 巨象の漂流 JALという罠
    値引きあり
    3.0
    「あなたたちは、日航を実験台にでもするつもりなのか」、2010年1月、JALは会社更生法の適用を申請――。失われた20年は、日本経済を、そしてフラッグキャリアを破滅の淵に追い込んだ。客室乗務員8425人、パイロット3838人。膨らんだ負債総額は、2兆3221億円。再生のプロを自称するベスト&ブライテストたちのはまった迷路とは? 日本という国家の命運を展望する!
  • 虚像のロシア革命 後付け理論で繕った唯物史観の正体
    -
    1巻2,860円 (税込)
    11月革命でボルシェビキがロシア革命の主役に躍り出たのは何故なのか。けっして共産主義思想家が説くような歴史の必然でそうなったのではない。その理由は、この年4月にヨーロッパの戦いへの参戦を決めた米国大統領ウッドロー・ウィルソンの愚かな外交にあった。オーソドックスな歴史書ではウィルソンを国際聯盟の生みの親として描く。長老派クリスチャンの彼は「恒久的世界平和の実現」という理想を掲げヨーロッパの戦いに参戦した。つまり「戦争を止めるための戦争」に勝った「英雄」である。しかし、その一方で、共産主義国家ソビエトの産婆役にもなっていた。彼の外交の愚かさと残酷な歴史のアイロニー。ロシア革命は「歴史の必然」ではなく、英米外交の失敗と「偶然の連鎖」だった。それが本書が解き明かす最大のテーマである。2020年から2年間にわたって月刊WILL誌上に連載された「ロシア革命再考」の書籍化
  • 巨大中国を動かす紅い方程式 モンスター化する9000万人党組織の世界戦略
    4.0
    1巻1,683円 (税込)
    YouTubeでも話題の自称「マッドサイエンティスト」による新時代の中国分析解説本、堂々の登場! 言論統制や人権弾圧を平気で実行する中国の共産党一党独裁体制―― 日本国内の中国理解はほとんどこのレベルにとどまっている。 しかし、こんなワンパターンの精度の低い見方では中国という国家の本当の恐ろしさはわからない。 2021年7月23日に100周年を迎える中国共産党は、国家と軍のうえに君臨する巨大組織である。 先に党があって、後に国家あり。古今東西人類史上最大の9000万人のピラミッド型利害関係組織が「中国共産党」だ。 この習近平国家主席を頂点とする中国共産党による支配を、全体主義や独裁主義と批判するのはやさしい。 しかし無慈悲で冷徹な組織成長マシーンへと成長した「党」がマネージする中国は、すでに共産主義を超越した存在となりつつあることを理解している日本人は少ない。 北京大学大学院戦略管理学科で日本人初の博士号を取得した著者が、 これまでの「中国論」とは一線を画す斬新な切り口で、党という存在を組織論の視点で根底から解き明かす。 【内容紹介】 序 章 傍らにある存在としてクールに見つめること 第一章 党があって、国家あり 第二章 チャイナを動かす紅い方程式 第三章 分析便利ツール「五権分立一統制」 第四章 魅惑の情報統制と官製アナーキズム 第五章 米中発新混沌の時代 チャイナが権威主義であることは否定しませんが、 超大国となったチャイナ内政をより解像度高く観察して情報精度を上げると、新しいチャイナの行動原理に基づいた国際関係分析や予測ができてくると僕は考えています。 商売をされている方にとっては、不可抗力としての国際的ルールメーカーである超大国チャイナの今後の動静を多角的に見極めることは言うまでもなくビジネス上で重要でしょう。 また我が国の政治や政策の意思決定者にとっても、対峙する隣国のチャイナについて「基軸となる日米同盟利益と相反する国家」や「イデオロギーや基本的価値観で対立する国家」といった伝統的なチャイナ観よりも 深みのある見方によって、新しい駆け引き(ネゴシエーション)材料のひとつになってくれるとも思います。 (「はじめに」より)
  • 拒否戦略 中国覇権阻止への米国の防衛戦略
    4.0
    ■中国の著しい軍備増強により、もはや過去のものとなった北東アジアにおける米国の軍事的優位。もし、西太平洋を中心とするアジアで戦うことになったら、戦争に勝利するのは米国とその同盟国なのか、あるいは中国なのか。深刻な疑問が投げかけられている。 ■力と野心を押し出す中国に対して米国は、日本はどう動くべきなのか。中国に対抗する反覇権連合とはどのようなものか。なぜ、どのような台湾防衛が必要なのか。日本は反覇権連合の戦略において、どのような位置を占めるのか。中国に勝利するための条件は何か。 ■米国の国防戦略をこの一世代で最も大幅に改定したと評価される「2018年国家防衛戦略」の主導的立役者エルブリッジ・A・コルビーが、中国の覇権奪取の動きに対抗するための「拒否戦略」(strategy of denial)を明快な論理構成で描き出す。 ■ここ数十年で最も情報に富み、米国の防衛戦略を詳細に再評価した本書は、厳密でありながら実践的なアプローチを説き、米国が中国との戦争に勝つためにどのような準備をすべきか、また、適切な戦略の構築が結局は戦争の回避、適切な平和につながることを説く。 ■戦略の大家E・ルトワック、「100年マラソン」説で知られるM・ピルズベリー、国際政治学者J・ミアシャイマーらが絶賛する骨太の戦略書。
  • 嫌われ者の流儀
    4.2
    堀江貴文×茂木健一郎!嫌われないことよりも大切にしていることがある。ライブドア事件から民主化革命、東日本大震災、そして収監まで全15時間超の大激論!日本を、自分を、変えたい人の「必読書」「ホリエモン、刑務所収監へ」――2011年4月末、最高裁の上告棄却で堀江貴文氏の実刑判決が確定した。かつて「フジテレビ買収騒動」「衆院選出馬」などで注目を集め、時代の寵児として持て囃されたベンチャーの旗手は、ついに2年以上の刑務所暮らしを迎えることとなった。旧来の研究手法にこだわる日本の脳科学学会に背を向ける茂木健一郎氏と堀江氏が、ウェブ上でお互いを“再発見”し、初対談の運びとなったのが10年秋。以来、6回に及ぶ対談では、日本の既得権益層から「嫌われる」者同士として、日本の伝統的秩序・価値観が孕む危険性、それらと「たとえ世間から嫌われても闘わなければならない理由」を熱く語る。「国家とは何か」「司法とは何か」「革命とは何か」「ライブドア事件とは何か」「社会を変えるものは何か」、そして二人は「日本の変革を阻むものの正体」に迫る。実刑確定を受けて急遽行なわれた5.11緊急対談では、「これで、もっと自由に生きられるかな」と堀江氏は心中を吐露し、茂木氏とのやりとりを通して湧き上がってきた「出所後の夢」を語っている。二人の「嫌われ者」を支持する人、反発する人双方にオススメの一冊です。

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  • 切紙神示と共に甦る孝明天皇の遺勅(予言) 誰も知らなかった日本史
    -
    1巻2,420円 (税込)
    国家の未来を占う《皇国の神術》が存在していた! 孝明天皇の予言が記された『たまほこのひ可里(かり)』とは? それを得るために使った『切紙神示』そして『八紘一宇の数表』とは? 幕末維新そして昭和の終戦までを一直線に貫いた救国のリレーがついに明らかにされる! 孝明天皇は切紙神示を「皇国の神術」あるいは「神国の秘法」と呼び、国家の未来を占った。これは従来の日本史ではまったく知られていない。実は私が生まれた実家ーーそこは私の曾祖父である出口王仁三郎が晩年を過ごした家でもあるーーで、平成十年(一九九八)に発見された『たまほこのひ可里(かり)』という筆書きの文書によって明らかになったことである。 そして孝明天皇がこの宮中秘伝「切紙神示」で最後に受け取った予言は「日本の三種の神器と日の丸の御旗(みはた)を米国は奪う企み、油断するな」であった。 これこそが孝明天皇が攘夷に徹底的にこだわった理由だったのだ! 日本を救いたい一心で身命をなげうたれた孝明天皇 その遺勅を守り通して玉鉾(たまほこ)神社を建立した旭形亀太郎 師の命を実行するために心血を注いだ佐藤紋次郎 当時皇位継承権第一位だった有栖川宮熾仁(たるひと)親王 その唯一の直系男子だった出口王仁三郎 傑出した人物たちが織りなす救国のドラマ 大室寅之祐=明治天皇すり替え説にも回答

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  • 「切紙神示」「たまほこのひ可里」「八紘一宇の数表」 天皇家秘伝の神術で見えた日本の未来  王仁三郎の予言「吉岡御啓示録」も収録!
    3.0
    1巻2,156円 (税込)
    『誰も知らなかった日本史』の刊行記念セミナー、待望の書籍化! 天皇家の裏にアメリカがあり「トランプ大統領は火力文明の終焉をもたらす! 」 暗殺されていなかった! ? 孝明天皇が国家の未来に託したものとは! ? 敗戦の裏に封印された昭和天皇の秘密がついに明かされる! 皇国の神術「切紙神示」で日本の未来を占った孝明天皇。そこに現れたのは、「日本の三種の神器と日の丸の御旗を米国は奪う企み、油断するな」というメッセージだった。 のちに、この予言が2人の男の手により出口王仁三郎のもとに届けられる。これを受けて王仁三郎が実行した、衝撃の日本救済の方法とは? 幕末以降の《語られなかった真実》を王仁三郎の直系のひ孫である著者が、貴重な資料とともに読み解いていく! 付録に出口王仁三郎の予言「吉岡御啓示録」も収録! 『アメリカは「腐っても鯛じゃ」とその膨大な軍事力を過信しとったら、アメリカが勝つと皆思うておるがナー。今度は神様と◯◯◯の戦争じゃ』 ◎ 孝明天皇は出口王仁三郎の出現を予言していた! ◎ 「たまほこのひ可里」には書かれていない孝明天皇の予言 ◎ 明治維新とは南朝革命のこと ◎ 大本事件と天皇家には深い因縁があった! ◎ 大和三山を天皇が踏むと「天と地の立替え」が起こる! ◎ 王仁三郎の《吉岡発言》が昭和天皇の《人間宣言》をもたらした! ◎ 天皇は八岐大蛇、王仁三郎が本物の天子の意味 ◎ 王仁三郎が昭憲皇太后から託された「天皇家の秘密」 ◎ 米国が現皇室の背後にいる! ◎ ドナルド・トランプが火力文明《残虐なる戦争》を終わらせる!

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  • 吉里吉里人(上)
    3.9
    ある六月上旬の早朝、上野発青森行急行「十和田3号」を一ノ関近くの赤壁で緊急停車させた男たちがいた。「あんだ旅券ば持って居だが」。実にこの日午前六時、東北の一寒村吉里吉里国は突如日本からの分離独立を宣言したのだった。政治に、経済に、農業に医学に言語に……大国日本のかかえる問題を鮮やかに撃つおかしくも感動的な新国家。日本SF大賞、読売文学賞受賞作。
  • 吉里吉里人(上中下) 合本版
    -
    ある六月上旬の早朝、上野発青森行急行「十和田3号」を一ノ関近くの赤壁で緊急停車させた男たちがいた。「あんだ旅券ば持って居だが」。実にこの日午前六時、東北の一寒村吉里吉里国は突如日本からの分離独立を宣言したのだった。政治に、経済に、農業に医学に言語に……大国日本のかかえる問題を鮮やかに撃つおかしくも感動的な新国家。日本SF大賞、読売文学賞受賞作。 ※当電子版は『吉里吉里人』(上)(中)(下)の全三巻をまとめた合本版です。
  • キリスト教史
    5.0
    イエスの十字架後、ペテロ、パウロらの原始教団はいかにして発展していったのか。中世の十字軍・異端審問とは何だったのか? 宗教改革、カトリック教会の対抗改革の本質は何か? キリスト教は啓蒙主義といかに向かい合ったのか? 国家とキリスト教の関係は? 日本のキリスト教を、キリスト教史の枠組みのなかで捉え直しつつ、教会制度、神学思想、宣教などの変遷を、古代から現代まで描ききった決定版。(解説・佐藤優)
  • キリスト教でたどるアメリカ史
    3.6
    合衆国の理念を形作ってきたキリスト教。アメリカ大陸の「発見」から現代の反知性主義に至るまで、宗教国家・アメリカの歩みを通覧する一冊。神学研究のトップランナーが記す、新しいアメリカ史。
  • キリスト教・ユダヤ教・イスラム教の知識と英語を身につける
    -
    現代では、世界の動きは、日常的な習慣、行事から国家間の外交レベルの事柄に至るまで、深く宗教が関わっていることが多い。本書は世界の宗教の中でも特に大きな影響力をもつ、キリスト教・ユダヤ教・イスラム教を中心に、押さえておくべき基本的な知識を英語との対訳で学べるようになっています。現代人必読の一冊。
  • 霧のソレア
    3.7
    テロリストが仕掛けた時限爆弾によって、太平洋上を飛行中のボーイング747が大破。機長を失うが、女性副操縦士の奮闘で、成田空港へと向かっていた。しかし、通信機器が突然使用不能に! 米政府、CIA、日本政府、そして北朝鮮――。国家間の暗闘に翻弄される747の運命は? 第11回日本ミステリー文学大賞新人賞に輝く、興奮と迫真の航空パニック小説!
  • 切り札 トランプ・フォース
    3.3
    超国家的対テロ用特殊部隊「トランプ・フォース」。国際的なテロの増加を受けて極秘に結成されたこの部隊に、一人の日本人が加わった。佐竹竜、拳法の達人である。実直な商社マンだった彼が、なぜ、いかにしてこのような生き方を選んだか。男の覚悟と決心を描く重量級バトル・アクション小説、第一弾!『トランプ・フォース 切り札部隊』改題

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  • きれいにやせて、授かる りんどう式妊活メソッド
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【電子版のご注意事項】 ※一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または画像が修正されている場合があります。 ※応募券、ハガキなどはご利用いただけません。 ※掲載時の商品やサービスは、時間の経過にともない提供が終了している場合があります。 ※この商品は固定レイアウトで作成されております。 以上、あらかじめご了承の上お楽しみください。 平均38歳でも約4カ月で妊娠に導く、 福岡のカリスマ漢方・整体サロン「りんどう」の 奇跡的な妊活メソッドを初公開。 4年間で250人が妊娠、 平均38歳でも約4カ月で妊娠に導く、 福岡のカリスマ漢方・整体サロン「りんどう」の 奇跡的な妊活メソッドを初公開。 ココロとカラダが整えば、 赤ちゃんはきっとあなたのところにやってくる! 今まで3万人の女性の体を治療し、 自身も3年間、妊娠しないことに悩んだ経験を持つ著者からの、 カップルの「妊娠する力」を最大化させるヒントと、 読めば元気がわく熱いメッセージがギュッと詰まっています。 ●1章・なぜ、りんどうではこんなに早く妊娠できるのか ●2章・すべての原因は「ゆがんだ骨盤」と「ポッコリおなか」 ●3章・知らないと怖い「気・血・水」の整え方 ●4章・妊娠できる 思考のレッスン ●5章・妊娠できる 夫婦のいとなみレッスン 花森 淑子(はなもりよしこ):漢方・整体サロン「りんどう」代表。 鍼灸師・柔道整復師の国家資格を持ち、20年で約3万人の女性のカラダを見続けてきた治療家。 女性にしかできない女性のための骨盤調整法とオリジナル漢方薬を開発。 独自のメソッドで「どこにいっても治らない、授からない」女性たちの悩みを根本から解決している。 一般社団法人 妊活・子育て支援協会 代表理事も務め、各種メディア掲載多数。 「赤ちゃんがほしい! 妊活セミナー」「ココロの在り方~思考のレッスン~セミナー」など全国の自治体、保育園などでも講演多数。 福岡市出身。2児の母。 座右の銘は「死ぬこと以外かすり傷」。
  • 極めた錬金術に、不可能はない。 ~万能スキルで異世界無双~
    4.0
    まだ極めるべきことがある――男は強い決意とともに究極の秘薬を手に取った。 若返りの秘薬――記憶を維持したまま身体を若返らせる。 だが、その薬が効果を発揮するには永い眠りを要した……。 ――500年後。 その男、錬金術師マーゼンが目覚めたのは 著しく変貌を遂げた世界だった。 国家は消滅し、文明が進歩した様子は微塵もない。 それどころか、人々は限られた属性しか有しておらず、 基礎的な錬金術さえも失われてしまっていた。 そしてマーゼンの前に広がる謎の迷宮都市―― 若さと活力を取り戻したマーゼンは 未知の世界へと踏み出していく! 失われた知識でロストテクノロジーを駆使! あらゆるものを作り出す万能にして最強の能力!! 極めた錬金術に不可能はない!! ※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
  • 緊急・守護霊インタビュー 台湾新総統 蔡英文の未来戦略
    4.0
    米中同盟を結ばせないために、日台関係の強化が絶対に必要。 予告通り長距離弾道ミサイルを発射した北朝鮮! 中国の「一帯一路」構想からシーレーンをどう守る? 台湾新総統の守護霊メッセージから見えてくる、日本が取るべき外交・防衛戦略とは。 今後の国際政治を分析する上で不可欠な一書! 【台湾を「国家」として認めよ。】 目次 まえがき 1 台湾新総統・蔡英文氏の守護霊を招霊する 2 台湾総統選での勝利をどう見ているか 3 蔡英文氏守護霊が考える「日台関係」 4 戦後、米ソ冷戦下で翻弄された台湾 5 日本と台湾は、中国の覇権主義にどう立ち向かうべきか 6 「日本は台湾を国家として認めるべき」 7 中国の脅威に対抗するには 8 台湾と日本の霊的な関係 9 アジアと世界の平和を実現するために 10 蔡英文氏の守護霊インタビューを終えて あとがき
  • 緊急出版! 枝野幸男、魂の3時間大演説「安倍政権が不信任に足る7つの理由」
    4.4
    '18年7月20日、森友・加計問題、働き方改革法案でのデータ偽造、そして公文書改ざん問題と、憲政史上稀に見る不祥事が連続し、大阪北部地震や北海道、西日本の水害までも起きた第196回国会は、'18年7月20日に実質的な最終日を迎えていた。 未曾有の水害が拡大している中にも、政府与党は重要法案と位置付けるカジノ法案(IR実施法案)や参議院定数増などを成立させるため、野党側が災害対策に力を入れるよう国会審議の一時中断と災害対応への全面協力を申し出ているにもかかわらず、政府与党はそれらの申し出を却下し、カジノ法案などを強行採決した。 そんな安倍内閣に対し、野党は共同して内閣不信任案を提出した。 この不信任案決議の趣旨説明演説をおこなったのが、衆院で野党第一党を占める立憲民主党の代表・枝野幸男議員である。 枝野による内閣不信任案趣旨説明演説は、2時間43分の長きにわたった。この演説時間の長さは、記録が残る1972年以降で、衆院最長記録だという。しかしこの演説の特色は演説時間の長さにあるのではない。この演説の特色は、その内容にこそあるのだ。 安倍政権が抱えるさまざまな問題点を指摘することはもとより、議会制民主主義とはなにか、議員内閣制とはなにか、国家とはなにか、政治とはなにかをあますところなく述べている。 この演説は、その正確さ、その鋭さ、そして格調の高さ、どれをとっても近年の憲政史にのこる名演説といってよいものだ。 本書は、その演説の書き起こしを、上西充子・法政大教授と田中信一郎・千葉商科大学特別客員准教授による解説とともに完全収録したものである。 「今の日本の議会制民主主義がどうなっているのか」 「本来、議会制民主主義とはどうあるべきなのか」 そうした議論のきっかけの一助に最適な書。
  • 緊急提言!消費税8%大不況の回避策 ~恐怖の増税不況地獄を回避する方法はこれしかない~
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    長年、消費税の日本経済におよぼす影響を研究してきた社会資本研究所 東一夫 所長 は、2014年4月以降の消費税8%がアベノミクス効果を打ち消して、破壊的な大不況をまねくと予測しており、その暗い日本の未来を詳述し、それを防ぐための大胆な経済政策を具体的にわかりやすく解説しています。ケインズ派経済学の立場から、大不況を回避するための国家証券機構や金融保証機構など具体的な新しい政策や対策をわかりやすく解説、一般の経済に関心のあるビジネスマンや専門家だけでなく政治家や政府関係者の方々にも納得できる提言型の経済書になっています。政権批判するだけで具体的な解決策が少ない経済書が多い中で、本書の提言は読み始めると一気に読め、消費税不況もやり方次第でいくらでも乗り越えられると明るい気持ちになったという読者の評判が本書の面白さを物語っています。

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  • 緊急討議Hot jam『ことばの始まる場所』第一回 「日本社会の劣化」
    -
    1~6巻275円 (税込)
    2014年、安倍政権になって1年あまり、この間の政治的状況に危機感を覚えた小説家・片山恭一氏が、「あまりにもヒドイじゃないか!」ということで、畏敬する思想家・森崎茂氏と“緊急討議”! そのときどきの状況に応じて、緊急討議の様子をお伝えする本書、今号から毎月刊行の予定です。日本の現状を憂う、その想いを共有したい方々必読の書。 目次 日本社会の劣化 幼稚な狂気 国家と貨幣の彼方へ 三人称のない世界還相の性 〈著者略歴〉 森崎茂(もりさきしげる) 思想家。1949年生まれ。九州大学農学部卒。著書に『内包表現論序説』、『GUAN02』など。現在、「内包」概念を中心に、まったく新しい存在論を構築中。熊本市在住。 片山恭一(かたやまきょういち) 作家。1959年愛媛県生まれ。九州大学農学部卒。主な作品に『きみの知らないところで世界は動く』『世界の中心で、愛をさけぶ』『死を見つめ、生をひらく』『生きることの発明』など。福岡市在住。
  • 近現代史からの警告
    3.7
    激動の時代を生き抜くために、これだけは言っておきたい――。 私たちは、近現代史から何を学ぶべきか? ノンフィクション作家・保阪正康による、歴史の大局観を養うための迫真の講義。 ★緊急書下ろし「コロナと近代日本」を収録! なぜ日本は「たった14年」で壊滅したのか? 高度経済成長が「戦争の失敗」を繰り返したのはなぜか? 明治日本はなぜ「帝国主義国家」以外の道を選べなかったのか? 戦前の日本が軍事学を軽視した背景とは? 「天皇がいるけれどいない」大正の5年間は私たちに何を教えるのか? 日本のファシズム体制を形成するプロセス「三段跳び理論」とは? 「コロナ危機」を前に歴史から学ぶべきこととは? 私たちが必ず知らなければならない「歴史の教訓」が、ここにある。
  • 近現代史―週刊東洋経済eビジネス新書No.211
    -
    2016年は世界史の転換点だったと位置づけられるかもしれない。英国のEU離脱決定、米国大統領選でのトランプ勝利、そして欧州各国で存在感を増すポピュリズム政党。東西冷戦の終結とソ連崩壊後に進んできたグローバル化に対して、大きな反動が起きている。ナショナリズムやポピュリズム、保護主義のうねりは何をもたらすのか。近代の国民国家が成立して200年余り。世界史の中に現代への教訓を探る。 本書は『週刊東洋経済』2016年12月24日号掲載の特集30ページ分を電子化したものです。
  • 近現代日本史との対話【幕末・維新―戦前編】
    3.7
    1~2巻1,287~1,386円 (税込)
    これまでの通史の多くは、国家としての日本が辿ってきた道筋を軸に記述してきた。それに対し本書は、人びとの動きがつくり出す一つの流れ――人間関係から社会の仕組みまで――を「システム」として捉え、その変遷を軸に近現代日本の歴史を叙述する。本書は、“幕末・維新―戦前編”として、システムA1(国民国家の形成)・システムA2(帝国主義への展開)とシステムB1(戦争への動員体制)を軸に、そのシステムのもとでの人びとの経験とその意味を考える。システムの推移を追うことで、さまざまな出来事が、その力学の中で作用し合っていることが見えてくる。“いま”を知るための手掛かりとなる近現代日本史の決定版。高校の新必修科目「歴史総合」にも対応! 【目次】はじめに/第一部 国民国家の形成/第一章 幕末・維新(一八五三―一八七七年)/第二章 民権と憲法(一八七七―一八九四年)/第二部 帝国主義への展開/第一章 日清・日露の時代(一八九四―一九一〇年)/第二章 デモクラシーと「改造」(一九〇五―一九三〇年)/第三部 恐慌と戦争/第一章 恐慌と事変(一九三〇年前後)/参考文献/略年表
  • 禁色~新東京廓恋酔夢3~
    3.7
    あの人を愛してる。だから、運命なんて信じない。 20XX年、東京の新宿には新政府の肝いりで作られた 国営の花街「新吉原」がある。 その新吉原の中にある最高級娼館のナンバーワン遊女・あやめは、 国家機動警察のエリート・隼人に囲われている。 身も心も隼人のことを愛するあやめだが、きな臭い政治事件に 巻き込まれ…!? 近未来の東京を舞台に 切ない遊女の一途な恋を描いた大人気シリーズ、ついに完結!!
  • 近世浅草寺の寺法と構造
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 近世の日本に宗派・寺院の自治的支配を規律した寺法が存在したことは周知の事実であるが、個々の寺法については未だその内容は不明な点が多い。寺法の解明は、宗派や寺院の内部構造を知るためのみならず、近世法の性格や国制を理解するためにも不可欠である。本書は、長期に亙る寺務日記「浅草寺日記」を精緻に読み解き、江戸を代表する天台宗の大寺、金龍山浅草寺の構造とそれを支えた寺法の実態を解明し、近世寺法の体系的考察の端緒を拓く画期作。 【目次より】 まえがき 凡例 序論 第一章 日本近世寺法研究序説 寺法研究の背景 近世国家と寺法 近世社会と寺法 第二章 近世の浅草寺 裁判権について 浅草寺について 本論 I 近世寺法研究の沿革と論点 第三章 近世仏教と法制史研究 近世仏教研究の沿革 法制史家の研究 第四章 寺法研究の論点 中世寺法の研究 近世寺法の研究 II 浅草寺一山と寺法体系 第五章 浅草寺の寺法体系試案 寺法体系と浅草寺 浅草寺の寺法体系 第六章 浅草寺の「一山体制」 「一山体制」と本章の課題 浅草寺の「一山体制」 III 役僧と寺中住職の就任過程 第七章 別当代の就任過程 統理者(住職)とその任命 別当代の就任過程 歴代の別当代就任 第八章 役者の就任過程 浅草寺一山と役者 役者の就任過程 「役者選出寺法」の運用 第九章 寺中住職の就任過程 浅草寺一山と寺中住職 寺中住職の就任過程 IV 寺院経済の統制と借金銀寺法 第十章 幕府による寺院経済の統制 寺社奉行による寺院支配 「幕府寺法」による寺院経済の統制 第十一章 天台宗による末寺経済の統制 天台宗の本末関係 寛永寺による浅草寺支配 寛永寺への上納金 「宗派寺法」による寺院経済の統制 第十二章 借金銀寺法 幕府の寺院法度および寛永寺の掟 浅草寺一山借金銀寺法 V  僧侶の処罰 第十三章 『浅草寺日記』に記された寛政三年の僧侶刑罰法規 問題の所在 江戸時代の浅草寺と寺法 寛政三年僧侶刑罰法規の触れ出しとその内容 寛政三年僧侶刑罰法規の制定者について 第十四章 僧侶刑罰法と浅草寺の僧侶処罰 幕府の僧侶刑罰法と処罰 寛永寺の僧侶刑罰法と処罰 浅草寺の僧侶刑罰法と処罰 第十五章 執行機関の僧侶処罰に関する寺務 別当代および役者の寺務 僧侶処罰に関する寺務 結論 第十六章 浅草寺の寺法研究と今後の課題 浅草寺の寺法研究 時代区分論について 近世国家論について 今後の課題 あとがき 本書収録論文初出一覧 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 小島 信泰 1957年生まれ。法制史研究者。創価大学教授。創価大学法学部卒、同大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(法学 東北大学)。専門は、日本の法制史。 著書に、『日本法制史のなかの国家と宗教』『最澄と日蓮 法華経と国家へのアプローチ』『近世浅草寺の寺法と構造』などがある。
  • 近世ドイツ絶対主義の構造
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 さまざまな史料の「概念史研究」にもとづき、権原論を軸としてドイツ領邦権力の国制構造を体系的に考察・解明した意欲作。 第一篇 序説 絶対主義的領邦権力研究の諸前提 はじめに:ヨハン・ウルリッヒ・フォン・クラーマーの二つの判断 第一節 絶対主義をめぐる諸問題と諸課題 第二節 「ランデスホーハイト」研究史 第三節 ドイツ史学史上の「近代国家」論 第四節 我が国での研究史と本書の構成 第二篇 一六世紀における領邦君主権 第一章 諸権原 第一節 守護権(Schutz) 第二節 一般的権原 第三節 特殊的権原 一 修道院フォークタイ 二 封主権 第二章 領邦君主権の複合体的性格 第三篇 絶対主義的領邦権力の近世的構造 第一章 領邦権力概念の諸類型 第一節 定義 一 Jus territorii, Superioritas territorialis 二 Maiestas, Souverainete, Suprematus 三 Landeshoheit 第二節 構造的特質:諸高権の秩序化 一 Jus territorii, Superioritas territorialis 二 Maiestas, Souverainete, Suprematus 三 Landeshoheit 〔補論〕 領邦権力と帝国身分 第二章 領土概念と臣民概念 第一節 領土 一 “in territorio” - “de territorio” 論 二 “territorium clausum” - “territorium non clausum” 論 第二節 臣民 第三節 法実務における領土と臣民 一 〔フランケン〕 二 〔ライン流域〕 三 〔シュヴァーベン〕 第四節 家産制国家論と優越所有権論 第三章 諸権原 第一節 一般的権原 一 上級裁判権 二 下級裁判権的フォークタイ 三 領邦守護権と契約守護権 第二節 特殊的権原 一 教会-修道院フォークタイ 二 封主権 第四章 ポリツァイ 第一節 文献におけるポリツァイ 一 一六世紀のポリツァイ論 二 一七世紀及び一八世紀前半のポリツァイ論 第二節 法令におけるポリツァイ 〔補論〕 近世的官僚制の基本論点 第五章 軍事権力 第一節 第一次「軍制改革」 傭兵軍と選抜民兵軍との二元兵制 一 「理論」 二 実態 第二節 絶対主義の軍制 職業的常備軍と選抜民兵軍との二元兵制 一 「理論」 二 実態 総括と展望 あとがき 引用史料・文献一覧 欧文要旨 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 神寶 秀夫 1948年生まれ。西洋史学者。九州大学名誉教授。専門は、ドイツ史。 東北大学文学部卒、同大学院博士課程満期退学。文学博士。 著書、『近世ドイツ絶対主義の構造』『中・近世ドイツ都市の統治構造と変質 』『中・近世ドイツ統治構造史論』などがある。
  • 近世日本国民史 織田信長(一) 織田氏時代 上
    -
    応仁の大乱は群雄割拠の戦国乱世を現出。毛利・北條・上杉・武田・今川いずれかが天下の覇者たるか。時に尾張に織田信長あり、西上する今川軍を桶狭間に破り、名を満点下に広告。家康期せずして岡崎城主となる。信長畿内を平定、天下布武の第一着を印す。将軍義昭、浅井・朝倉らに密旨を送り、信長珠伐を画し姉川戦を惹起、信玄また中原を望み遠・参を侵掠せんとし、三方原合戦に臨み病に斃る。ここに近世的統一国家の曙光の幕が開く。(講談社学術文庫)※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 近世日本国民史 開国日本(一) ペルリ来航以前の形勢
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    ペルリ来航は、我が国が徳川鎖国政策を破って近代国家へ進む象徴的事件であった。が、時代を語るには、その以前を語らねばならぬとする蘇峰は、来航以前の形勢を論ずるに、幕府の対外防備の嚆矢を寛政の松平定信に見「定信の遺志を紹成する者であらば、嘉永の末、安政の始めに至りて、周章狼狽をしなかったであろう」と嘆じ、開国前夜の内憂外患、警鐘乱撞に対する当局の拱手怠慢を指摘し、その崩壊は内部に胚胎していたと洞察する。(講談社学術文庫)※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 近世日本国民史 徳川家康(二) 家康時代 大阪役
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    家康、関ヶ原役後征夷大将軍に登るも二年にしてその職を子秀忠に譲り、徳川氏世襲の緒を開く。その間大阪における秀頼は日に壮に赴きつつあり。時に家康七十余歳、己が頽齢を顧慮、「国家安康」の大仏鐘銘を理由に、餓虎の羊に向かうごとく大阪城を包囲、冬・夏の陣を経て遂に豊臣氏を滅亡の淵に逐う。公正なる史家は、家康その人を論ずるに稀代の政治家と驚嘆するも、倒行逆施の大阪攻めをもって、家康の中なる最大悲劇を看破する。(講談社学術文庫)※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 近世日本国民史 徳川幕府思想篇
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    山崎闇齋・山鹿素行・熊澤蕃山らは共に元禄以前における徳川時代の思想界の代表者であり、その立論に異同あるも国家的自覚心の鼓吹者となった。加うるに徳川光国を開山とする水戸史学は、彼らの高尚、空遠なる理論よりも実行可能性を追究、宗教的熱血を帯びるに至った。本篇は、かく朱子学と史学の濫觴が、一川を左岸と右岸に沿って流れ、維新の大河氾濫に至るを望見しつつ、日本固有思想が国民間に醗酵し、凝結したかを物語る名篇。(講談社学術文庫)※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 近世の非合法的訴訟
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 法制史学の泰斗による、江戸時代の駕籠訴、駆込訴などの通常の司法とは異なる方法での訴訟手続を研究した重要著作。 【目次より】 はしがき 序章 本書の課題と構成 一 本書の課題 二 本書の構成 第一章 駕籠訴・駆込訴の取扱い 第一節 『駕籠訴・駆込訴取扱帳』 第二節 老中への駕籠訴・駆込訴 第一項 老中への駕籠訴・駆込訴の取扱い 第二項 老中への駕籠訴人・駆込訴人の取扱い 第三節 三奉行への駕籠訴・駆込訴 第四節 小括 第二章 駕籠訴・駆込訴の背景 第一節 序 第二節 訴訟抑圧 第一項 序 第二項 町村 第三項 代官所 第四項 大名領、旗本領 第三節 不公正な審理 第一項 序 第二項 「公正な審理」の理念とその不徹底 第三項 現実の「訴訟」審理 第四節 訴訟遅延 第一項 序 第二項 訴訟遅延とその背景 第三項 未済案件届出制と訴訟遅延の常態化 第四項 訴訟遅延と越訴 第五項 訴訟遅延の背景再論 第五節 「上訴」制度の不備 第一項 近世日本の上訴 第二項 清代中国、イングランドの上訴 第三項 近世日本における「上訴」制度の不備の理由 第四項 「上訴」制度の不備と非合法的「訴訟」 第五項 「差出」 第六項 訴状箱(目安箱)・巡見使 第七項 上訴制度導入と非合法的「訴訟」(越訴)の終焉 第三章 駕籠訴・駆込訴の機能 第一節 審理の実現 第一項 幕府中央機関での審理の実現 第二項 支配役所での審理の実現 第二節 「法」の回復・実現 第一項 「法」の回復 第二項 「法」の実現 第三節 「訴訟」制度の補完物・近世国家の安全弁 終章 「訴訟」制度の限界と駕籠訴・駆込訴の意味 あとがき ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 大平 祐一 1946年生。法政史学者。東北大学法学部卒。同助手、立命館大学法学部助教授、同教授を経て、立命館大学法学部特別任用教授。専攻、日本法制史。 著書に、『「日本型社会」論の射程』(共著)『目安箱の研究』『近世日本の訴訟と法』『近世の非合法的訴訟』などがある。
  • 近代アジアの啓蒙思想家
    4.0
    香港に国家安全維持法を導入した習近平の中国、ミャンマーの軍事クーデタ、フィリピンで強権をふるうドゥテルテ大統領など、現在、アジアの国々で、自由と人権の尊重、民主主義といった近代の潮流とは逆方向の動きが目立っている。アジアではこの100年余り、西欧起源のこうした思想と原理で自国を作り替える試みが続いてきたが、いまだ完全に自らのものとするに至っていないのである。しかもこうした「逆方向の動き」は、アジアのみならず、欧米社会でも起こっている。 そもそも、ヨーロッパに生まれた「啓蒙思想」は、アジア各地の知識人にどんな衝撃を与えたのか、そして、彼らはどんな社会をめざしたのか。アジア各国の啓蒙思想家の生涯から、近代アジアの苦闘の歴史と、現代にいたる矛盾をとらえ直す。 序章では、その最初期のモデルとしての福沢諭吉を取り上げる。以下、中国で革命を志した陳独秀と胡適、インドネシアの女性運動の先駆者カルティニ、インドのネルーとガンディー、朝鮮の儒教知識人・朴泳孝、日本に近代化を学んだベトナムのファン・ボイ・チャウ・・・。いずれも、アジアの進むべき道をしめした「道先案内人」であり、日本の啓蒙思想家・中江兆民が言うところの「種を播いた人」であった。そして、「啓蒙思想」は過去のものではなく、それを実現するための運動は今も受け継がれて「現在進行形」なのである。
  • 近代家族の形成とドイツ社会国家
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    1巻3,960円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「労働可能であること」を福祉提供のメルクマールとしたドイツ社会国家において,女性や子どもはどのように位置づけられたのか.ドイツ社会国家の展開過程を近代家族の視点から読み解く.
  • 近代啓蒙批判とナチズムの病理 カール・シュミットにおける法・国家・ユダヤ人
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 20世紀を体現した思想家カール・シュミットの近代批判・近代啓蒙批判を、シュミットが影響を受けた、あるいは論敵であった思想家、とりわけマックス・ヴェーバーの学問論や法・政治論との比較を通じて、またナチスの反ユダヤ主義や安楽死計画との関連を通じて浮き彫りにし、近代啓蒙批判とナチズムの病理・野蛮性との思想史的連関性を詳細に描き出す。ナチズムに代表される近代の生態を、未公刊の資料を駆使し複眼的な視角から解明、更に後世への歴史的教訓を引き出した画期的作品。 【目次より】 序 近代の病理とシュミット 第一章 シュミットの思想の基盤 法学と文芸の接点から 一 シュミットの家庭環境と修学時代 二 風刺書『影絵』(一九一三年)について 三 風刺文「ブリブンケン」(一九一八年)の内容とその意義 第二章 ヴェーバーとシュミット 学問論の相克 一 シュミットのヴェーバーに対する知的接触 二 「職業としての学問」(一九一七年)の成立事情 三 「職業としての学問」の論点 四 「職業としての学問」とシュミットの学問論 五 初期シュミット(一九一〇~一八年)の思想の核 六 「職業としての学問」の五つの論点とシュミットの「ブリブンケン」『政治的ロマン主義』 第三章 ヴェーバーとシュミット 政治論の相克 一 シュミットの『政治的なものの概念』とヴェーバー "二 シ ュミット『政治的なものの概念』の四つの論点とヴェーバー" 三 シュミットの議会主義・民主主義観とヴェーバー 第四章 ナチス安楽死計画とシュミット 法史的社会史的視角から 一 生命の価値とシュミットの「価値の専制」(一九五九年) 二 ナチス安楽死計画(一九三九~四五年)の事実の概要 三 ナチス安楽死計画の前史 四 「安楽死」の法制化をめぐって 司法省と総統官房 第五章 反ユダヤ主義とシュミット 法・国家・ユダヤ人 一 研究史的前提 二 シュミットの反ユダヤ主義的発言 三 シュミットの反ユダヤ主義的思考の要因 結び 近代啓蒙批判とその教訓 注 あとがき 初出論文一覧 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 佐野 誠 1954年生まれ。奈良教育大学名誉教授。中央大学法学部卒業。京都大学大学院博士課程単位取得退学。博士(法学)。専門は、基礎法学 西洋法制史。 著書に『ヴェーバーとナチズムの間』『ヴェーバーとリベラリズム』『新版「生きるに値しない命」とは誰のことか』(編著)『ヴェーバーとリベラリズム』などがある。
  • 近代建築で読み解く日本
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    明治維新=近代化のシンボルは、鉄道と建築である。新橋・横浜間に鉄道が開業し、大工の棟梁による擬洋風建築が現われた。やがて、建築の担い手が工部大学校のエリートに代わると、国家が仕立てる正統派=ルネサンス様式の建物が帝都を飾るようになる。だが、その最大級の建築「国会議事堂」の中央にはピラミッドのようなデザインが施された。一体なぜか? 20世紀に入ると、世界的に自由なモダニズム建築が興る。しかし、日本は天皇制のもと次第に近代のあるべき姿から離れ、敗戦で帝都は崩壊。戦後、銀幕の世界ではゴジラが近代建築を次々と破壊したが、その意味するものとは――。斬新な視点で日本の近代史を読み解く!
  • 近代社会の経済理論
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「通常の経済原論ないし経済理論の教科書では、理想型の資本主義社会を前提として、企業や家計の生態が説明されるとともに、社会の機構と動態が分析されている。けれども現実の資本主義社会は理想型どおりではないし、また資本主義諸国は世界の一部をなしているにすぎない。もはや時代は、非資本主義的要素や勢力を無視ないし軽視すると、現実の社会の重要な現象を理解しえないばかりか、硬直的な視角から、かたくなに世の中を見るという羽目に陥ってしまうような段階にきている。 しかしながら勢力を増大しつつある非資本主義経済と、資本主義経済の間には、それらが共に近代的な経済体制であるがゆえの、多くの論理の共通点があるし、また現実の資本主義経済(たとえば日本経済)が理想型どおりでないといっても、「ずれ」は無原則的ではなく、「ずれ」には「ずれ」の論理がある。本書においては、対象を理想型の資本主義経済に限定せず、社会主義経済を含む近代社会に一貫する経済合理性を明らかにすると共に、他方において日本の経済が明治革命以後たどって来た特異な経済発展をも説得的に説明することを試みる。したがって本書は、広い意味での比較体制論の領域に属するであろうが、その領域の屁金的な研究よりも、さらに論理的・分析的である。それと同時に本書は、その視野が短期的であるという意味で不完全であり、一層大部の書物の上巻であるに過ぎないかも知れないということを指摘しておかねばならない。」(本書「はしがき」より) 本書は1967から68年に大阪大学で行われた講義をもとにしています。 【目次より】 はしがき 序論 近代国民経済 理想型としての近代国民経済 ー 本書の梗概 第1部 経済のミクロ的合理性 1.生産技術 生産の樹木図  生産関数 ー 総生産関数 2.技術の選択 異なる技術の併用 ー 総額崇拝の誤謬 3.利潤の分配 分配とイデオロギー ー イデオロギー的利潤分配の非合理性 4.計画の変更 企業者活動の相対性 ー ストルパー・サミュエルソンの定理とリブチンスキーの定理の拡張 5.家計の行動 家計の独立性  伝統的需要理論 ー 闇市場のある場合 第2部 市場機構と計画 6.伸縮価格経済 価格決定の二方式 ー 価格形成過程の分析 7.固定価格経済 ケインズ登場 ー 有効需要の原理 8.分権的計画経済 資本財および労働の最適配置  ー 価格公定の法則 第3部 国家による経済制御 9.財政と完全雇用 政府の経済行為  ー  完全雇用乗数 10.二重構造と失業 日本の潜在的失業 ー ケインズ政策と潜在的失業 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

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