エルブリッジ・A・コルビーの作品一覧
「エルブリッジ・A・コルビー」の「アジア・ファースト 新・アメリカの軍事戦略」「拒否戦略 中国覇権阻止への米国の防衛戦略」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「エルブリッジ・A・コルビー」の「アジア・ファースト 新・アメリカの軍事戦略」「拒否戦略 中国覇権阻止への米国の防衛戦略」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
エルブリッジ・コルビー博士の原著を防衛研究所の塚本氏等が訳出したもの。これは原文でなんと書いてあるのだろうという訳もたまにあるが、全体としてはうまく訳されていて、原著にあたるよりは大分楽に読めた。
コルビー氏は、トランプ第一次政権で国家防衛戦略をリードし、対中シフトを軍事面から支えた人物であり、何を隠そうつい先日、議会承認を経て前回よりもランクを上げて、政策担当国防次官としてペンタゴンに帰ってきた。
氏の筆致は冷酷なまでに論理的であり、リスクと便益の冷徹な計算に基づいている。大掴みの論旨は明快で、米国はインド太平洋の平和と安定に最も重大な国益を持っており、そこに覇権を敷こうとする中国に対し
Posted by ブクログ
中国によるレーダー照射問題について考えていた。中国が照射を行うことで何か戦略的利益を得ているようには見えない。国際世論は中国に厳しく、日本側が行動範囲を狭める理由もない。むしろ日本世論を硬化させ、防衛費増の正当性を高めるだけだ。技術的に先進でない限り威嚇にもならず、音声データも証拠として無意味。さらに「撃てないこと」を互いが知っている以上、照射を超えるエスカレーションは起こり得ない。撃てば、国際世論では撃った側が必ず不利になるし、潰せる火力はただ一機。採算が合わない。だから撃てない。撃てないから、挑発にもならない。
首輪に繋がれた犬の威嚇だ。
30分も銃を頭に突きつけて良いはずがない。
そ