ノンフィクション作品一覧

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  • 死んでたまるか 自伝エッセイ
    3.0
    阿川佐和子さん推薦! ……SM作家、団鬼六。その字面だけに怯え、なんと私は人生を損したことか。こんなに品よく優しくユーモアを描けるいいオトコになら、縄で縛り上げられても文句は言いません――「最後の文豪」が綴り続けた恥多き哉人生! 酒と女と将棋に彩られた無頼な人生を、軽く面白く哀しく描ききった、最初で最後の連作自伝エッセイ。出会ってきた友人知人たちの生と死、自身のガン闘病も飄々と笑い飛ばす!
  • 2021年以後の世界秩序―国際情勢を読む20のアングル―(新潮新書)
    3.0
    米大統領選の混乱は、アメリカの衰退の象徴である。世界は明らかに混沌に向かっており、この流れは不可逆的と言わざるを得ない。「世界の力の均衡点はアジアに移行しつつある」「アメリカ・ファーストは不変である」「中国の国際機関支配は止まらない」「北朝鮮の核開発は着実に進む」「米・イランの神経戦は続く」――。国際情勢分析の第一人者が、20の観点(アングル)から2021年以後の世界を読み解く。
  • ビビる大木、渋沢栄一を語る――僕が学んだ「45の教え」
    3.0
    【内容紹介】 歴史好き芸人・ビビる大木が、同郷の偉人・渋沢栄一の遺した言葉を紐解く! 「はじめまして、こんばんみ! 大物先輩芸人と大勢の後輩芸人の狭間で揺れる40代『お笑い中間管理職』の僕。 芸人としてこれからどうやって生きていこう? そんな悩める僕の背中を押してくれたのが、渋沢さんの熱く激しい生き方、そして言葉の数々です。 令和の現代を生きる僕たちにも、渋沢さんの言葉は強く心に響きます」 著者のビビる大木さんは、渋沢栄一と同じ埼玉県の出身。 「歴史好き」として知られるビビるさんに、そんなご縁から渋沢栄一について執筆していただきました。 日本の株式会社をつくった男と呼ばれる渋沢栄一ですが、その生涯や、彼の遺した言葉を詳しく知る方は少ないのではないでしょうか。 本書を読めば、2021年大河ドラマ「青天を衝け」の主人公、渋沢栄一のことを深く理解することができます。 「お笑い中間管理職」として日々悩むビビるさんの葛藤も、本書には赤裸々に散りばめられています。 幕末・明治・大正・昭和を熱く駆け抜け、91歳の生涯をまっとうした渋沢栄一の珠玉の言葉が、ビビるさんを励ましてくれました。 きっと、人生に迷うあなたにも、勇気を与えてくれるはず! 【著者紹介】 [著]ビビる大木(びびる・おおき) 1974年9月29日生まれ。埼玉県春日部市出身。 1995年、渡辺プロダクションに所属し、コンビ「ビビる」を結成。 2002年にコンビ解散、以後ピン芸人としてマルチに活躍中。 現在、テレビ東京「追跡LIVE! SPORTSウォッチャー」、テレビ東京「家、ついて行ってイイですか?」、中京テレビ「前略、大とくさん」でMCを務める。 趣味は幕末史跡めぐり。ジョン万次郎資料館名誉館長、春日部親善大使、埼玉応援団、萩ふるさと大使、高知県観光特使など、さまざまな観光・親善大使を務める。 主な著書に、『覚えておきたい幕末・維新の100人+1』本間康司、ビビる大木著(清水書院)、『知る見るビビる』ビビる大木著(角川マガジンズ)などがある。 【目次抜粋】 序章 幕末大好き人間が渋沢さんに出会う ビビる大木が幕末を好きになったわけ/吉田松陰先生の奇人さを知れば知るほどのめり込み など 第1章 ビビる大木風●渋沢栄一小伝 「渋沢栄一」ってどんな人?/渋沢さん、今で言えば地方の老舗企業のお坊ちゃん/幕府への不満から倒幕を志す/お坊ちゃんは七変化。志士から武士、幕臣に など 第2章 「お笑い中間管理職」の近くにいた渋沢栄一の言葉!? 進まない自転車をこぎ続ける僕たちの葛藤? ~時期を待つという勇気も必要だ・走り出す前によく考えよ~/テレビの世界はブラックボックス? ~蟹は甲羅に似せて穴を掘る~ など 第3章 どんなことがあっても「心はいつも半ズボン」 変わる「お笑い」の質 ~渋沢さんの人生を貫く「人は平等だ! 」~/おもしろかったテレビの世界が、変わってきている など 第4章 ビビる大木セレクト●僕を鍛える言葉たち 言葉1 やれるところまで、妥協せずにとことんやれ。あとは天命に任せて悔やむな/言葉2 形を真似るのではなく、優れたものの魂を真似よ など 第5章 ビビる大木セレクト●「僕、どう生きる?」に答える言葉たち 言葉1 人間の根本にあるのは「愛」と「善」/言葉2 結末よりも過程が大切である など 第6章 ビビる大木セレクト●世の中を逞しくする言葉たち 言葉1 時代が変わり、新しい時代には新しい人材が必要だ/言葉2 米国人気質の長所、敢為の気質を大いに学ぼう など
  • コロナの時代を生きるためのファクトチェック
    3.0
    時事YouTuber たかまつなな氏、推薦! 「アメリカ大統領やインフルエンサー、大手メディアが嘘をつく時代。情報が洪水のように溢れる今だからこそ、若い人が読むべき必読書。もう、嘘の情報を拡散させない!」 日々、更新され、洪水のようにあふれかえる新型コロナウイルス関連のニュースや噂。しかし、覚えていますか? 「トイレットペーパーの原料は中国産が大半だから、輸入が途絶えて日本に流通しなくなる」という噂を信じた人々がドラッグストアに詰めかけた様子を。「お湯を飲めば、高温に弱いコロナウイルスを退治できる」という珍説を信じて実行した人たちがいたことを。 この本でお伝えするのは、ニュースや新聞、あるいはネットから流れてきた情報が、はたして正しいのか、間違っているのかを見極めようとする技術であり、態度です。情報の真偽を確かめる「ファクトチェック」を身につけることは、コロナと共生する社会を生きるうえで必須となります。その訓練ができていないがゆえに、人々は、自ら判断することなくニュースや噂話に振り回されてしまうのです。 本書を書いたのは、日本で最初のファクトチェックを目的とした団体「ファクトチェック・イニシアティブ・ジャパン」を立ち上げた、元NHK記者の立岩陽一郎氏です。立岩氏はこの本を、若者たちに向けて書きました。コロナウイルスの影響は、いつ終息するのかはっきりとわかりません。さらにいえば、これから先、新たな未知の病が発生したり、これまで想像もしなかったかたちでの国家間トラブルが起きたりと、困難な時代が続く可能性は高いです。そうであるからこそ、「ファクトチェック」のテクニックは、これからを生きる若者たちが身につけるべきサバイバル術となります。 ベストセラー『ファクトフルネス』(日経BP)の手法を、いまや全国民の関心事となったコロナウイルスにまつわる情報に当てはめて考え、これまで人々を混乱させたニュースたちが本当だったのか、デタラメだったのか、わかりやすく伝えていきます。
  • 拉致 北朝鮮の国家犯罪
    3.0
    愛する者への必死の叫びが、ついに政府を突き動かした! ――いつまでこんな事を許しておくのか! 横田めぐみさんが消息を絶ってから四半世紀、さまざまな「失踪事件」が「拉致」であることは、周知となりつつある。そして、八尾恵証言で、有本恵子さん誘拐への「よど号」グループの関与が暴露されるに及び、未曾有の国家犯罪が白日に曝された。読者よ、家族の痛切な叫びを聞け! <『娘をかえせ息子をかえせ』改題作品>
  • アンダーランド 記憶、隠喩、禁忌の地下空間
    3.0
    ウェインライト賞、スタンフォード・ドルマン紀行文学賞、ナショナル・アウトドア・ブック・アワード(自然史部門)受賞作。ニューヨーク・タイムズ紙が選ぶ「今年の注目書籍100」、およびガーディアン紙が選ぶ「21世紀ベスト・ブック100」に選出。 英国の丘陵の下に広がる恐ろしくも美しい洞窟、鉱山の地下深くのダークマター観測所、カルスト地形の地下を流れる川、大戦の傷が残るスロベニアの山地、氷河が解けつつあるグリーンランドの青い氷穴、北欧の島の地下に作られた核廃棄物の墓――英国の優れたネイチャーライターが様々な土地の地下と、そこに関わる人々の思いをたどる。数々の賞を受賞したアウトドア文学の傑作
  • ジプシーと呼ばれた少年
    3.0
    虐待、差別、一族の厳しい掟―― ロマ族に生まれた著者が、閉ざされた世界を初めて明かす衝撃のノンフィクション! 全英ベストセラー第1位! 感動的で、示唆に満ち、愉快で、信じられないほどショッキング。 ――ヒート誌 ロマ族の目を通して見たロマ族の世界。今までの見方や考え方が覆る。 ――ワシントン・タイムズ紙 強烈で、痛ましく、ユーモアがある。 ――ニューヨーク・タイムズ紙 ロマ族に生まれ、トレーラーで転々としながら育ったマイキー。 男は強くあれという一族のなか父親から絶えず暴力を振るわれる日々は気弱な少年にとって地獄のようだったが、 閉鎖的なロマの社会に逃げ場はなく、唯一かばってくれた叔父からは性的虐待を受ける。 やがて自分が同性愛者だと気づいた彼は絶望と共に家を飛び出すが…… 虐待と偏見、閉ざされた世界と壮絶な過去を綴った衝撃の自伝。
  • ぼく、催眠商法の会社に入っちゃった
    3.0
    詐欺師よりコワい!? 楽して儲かるウラ商売。でも、客も社員も最高にヤバかった! 「催眠商法」は詐欺ではない! 売買契約だからこそつけ込まれ、健康食品、布団などを購入して破産まで追い詰められる高齢者たち。その催眠商法の会社で営業成績トップだった元セールスマンが、捕まらないから詐欺より悪質な「催眠商法」の手口を暴きます。「自分や親は騙されない」と思っている人に、実情や騙しのカラクリを伝えるルポ。騙されてしまうのはどんな人たち、そして催眠商法の会社で働く彼らはどんな人たちなのか……。 【CONTENTS】 ・行き場をなくした僕の終着点―――催眠商法 ・おばあちゃんだって女だもん! ・愉快すぎるズルい仲間たち ・社長、みんなを本気にさせる ・客より先に仲間を騙せ! ・表の会社ではとても使えない、“ツカえる”営業ノウハウ ・泣いて怒って高齢者たちの修羅場 ・買わない客との熱き戦い ・ぼく、ついに足を洗う… 【著者プロフィール】 ロバート・熊 1970年代生まれ、関西在住。催眠商法の元営業マン。2002年、健康食品製造販売会社にて催眠商法のキャリアをスタートさせる。20~30代の7年間で、営業成績1位と講師売上高1位を繰り返し取っていた。催眠商法の会社を退職後、自分のしてきたことを見つめ直し、催眠商法の根絶を願い手口の全てを暴露することを決意。現在は、まっとうな道を歩むべく食品スーパーに勤務している。著書に『あやしい催眠商法だましの全手口』(自由国民社)
  • 阿部正弘 日本を救った幕末の大政治家
    3.0
    開国維新を断行した救国の宰相・阿部正弘の生涯を描く長編歴史小説である。幼少期から次代の幕政を担うエースとして嘱望されていた阿部は、17歳で家督を継ぎ、25歳で老中就任、27歳にして享保の改革を推進した水野忠邦の失脚の後をうけて老中首座に就く。以後、周囲の期待に応え責務を果たしてきた正弘であったが、西欧諸国の相次ぐ通商要求、さらにはペリー来航という空前の国家存亡の危機に直面する。幕府の対応如何では、内乱あるいは欧米の植民支配に屈するという状況であった。阿部はまず、世界情勢を的確に把握することに努め、対外貿易等の策を慎重に施しながら、一方で国内の開国派・攘夷派の対立エネルギーを見事に封じ込め、国論を開国へと統一していくのである。一部の者から、瓢箪鯰、昼行灯などと酷評されながらも、為政者として如何にあるべきかを常に問い、国家の行末に命をかけた若き宰相を再評価する意欲作である。
  • 疫病vs神
    3.0
    日本人はくり返し流行する疫病を神として祀ることで、その災厄から逃れようとしてきた。都の発展は病の流行を生み、疫病退散のために祇園祀りが行われた。また、ある種の疫病は「怨霊」として人々から恐れられてきた――。そこには、一神教の世界と異なり、多神教の日本だからこその疫神を祀るという行為がある。長い歴史の中で、日本人はどのように病と闘ってきたのだろうか。 【目次】 第1章 医学はどれだけ流行病に無力だったのか 第2章 疫病神としての天照大神 第3章 疫病は仏教伝来のせいなのか 第4章 天然痘の大流行が東大寺の大仏を生んだ 第5章 祗園祭の起源は疫病退散 第6章 菅原道真を怨霊とした咳病はインフルエンザ 第7章 疫病がくり返される末法の世が鎌倉新仏教を生んだ 第8章 なぜキリスト教の宣教師は日本に疫病をもたらさなかったのか 第9章 虎狼狸という妖怪の正体はコレラ
  • すごい! へんてこ生物――ヴィジュアル版
    3.0
    へんてこ生物に学ぶ生きる知恵!地球には、さまざまな「へんてこ生物」がいる。その一見不思議な姿や行動には、厳しい生存競争を勝ち抜いてきた、驚くべき理由が隠されている。 5億年にわたる厳しい生存競争から「逃げる」ことで生き延びた“天才軍師"オウムガイ、みずからの体に藻を育て「自給自足」を体得した“森の仙人"ナマケモノ、孤独な深海で透明の頭と可動式の目を獲得したデメニギスなど――。
  • 許すチカラ
    3.0
    私はこう宣言したい。「許すチカラ」で、私は幸せになれた、と。(はじめに、より)若手女性国会議員として注目を集めていた時に突如訪れた夫のトラブル。世間から、怒りや誹謗中傷の声を浴び続けた渦中、著者に起こった真実を完全告白! そこから夫婦、そして家族がいかに再生したか、知られざる物語も伝えます。また10年にわたる地方・国会議員経験から得た、女性がもっと活躍できる未来のための提言も。恋愛・結婚・育児・キャリア……悩み多き現代女性にきっと役にたつ、生き方と考え方のヒント満載の一冊!
  • サムライ留学生の恋
    3.0
    元祖・国際恋愛! 彼らの愛は国境を超えることができたのか? 時は明治。留学先の異国の地で恋に落ちた九人の日本男児。彼らは異文化の壁にどう立ち向かったのか? 結ばれた者、結ばれなかった者。ドイツ、イギリス、アメリカへ渡った向学心に燃える若者たちの波瀾万丈な恋物語。
  • 東大はなぜ秋入学を目指したか
    3.0
    約10年前に日本中を揺るがせた「東大の秋入学構想」。当事者である濱田純一・前東大総長が、秋入学をなぜ考えたのか、東大の何が問題だと思っていたのか、なぜ頓挫したのか、5年間の「わが闘争」を初めて総括。今後「9月入学」を考えるための唯一無二のテキスト。
  • ケネディを殺した男
    3.0
    アメリカがひた隠す不都合な真実 大統領暗殺の裏に隠された法と秩序の偽り―― 今もなお世界中をだまし続ける国の実態を暴く、ニューヨークタイムズベストセラー衝撃の邦訳。 1963年に発生したケネディ大統領暗殺事件。事件の背景には長年続く汚職体制が深く関係しているのであった。マスメディアを利用して人々を欺く米国と、その支配下にある日本。目には見えないその恐ろしさを今知っておく必要があるのだ。

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  • ピタゴラスと豆
    3.0
    「結局自分に入用なものは、品物でも知識でも、自分で骨折って掘出すよりほかに途はない」(「錯覚数題」)。科学と文学をあざやかに融合させた寺田寅彦。随筆の名手が、晩年の昭和8年から10年までに発表した科学の新知識を提供する作品を収録する。表題作をはじめ、「錯覚数題」「夢判断」「三斜晶系」「震災日記より」「猫の穴掘り」「鷹を貰い損なった話」「鳶と油揚」等23篇。
  • 『陸軍分列行進曲』とふたつの『君が代』
    3.0
    明治期、日本は外国人を頼ってまで軍歌や国歌を性急に必要とした。だがなぜ、敵性用語が禁止された太平洋戦争時代に作曲者の名前を伏せて使われ続けたのか。その真実に迫る。
  • 仮面 虚飾の女帝・小池百合子
    3.0
    都知事再選は「総理への踏み台」でしかない! 都民のためでも、国民のためでもない、すべては「自分ファースト」だった……。 「排除発言」を引き出した“天敵”記者がその仮面を剥がす!! 35回にわたって(2020年7月時点)小池都百合子・東京都知事の定例会見に出席し、質問を無視され続けているジャーナリストの横田一は、会見終了後や視察の際などに「声かけ質問」や直撃取材を敢行。 2016年の都知事選、「7つのゼロ」の公約、築地市場移転、脱原発、カジノ誘致、東京五輪、コロナ対策、学歴詐称問題、そして雲隠れしたままの再選etc. 希望の党崩壊につながる「排除発言」を引き出した、小池知事の“天敵”とも呼ばれる記者が、その仮面の奥にある素顔を暴く。
  • 千二百年の古都 闇の金脈人脈
    3.0
    京を喰い尽くす影の支配者たち! 「京都五山」――バブル期の京都を支配したといわれる闇社会の五人のフィクサーのことだ。銀座をしのぐ地価高騰でバブル景気に沸いた京都にはカネ・人が群がった。地上げ・土地転がしが横行し町家を潰して「2億ション」が乱立、ゴルフ場の乱開発計画が世情を賑わした。著者はバブル真っ盛りの京都にいた元新聞記者。「京都五山」のうち3人に直接取材し、山段芳春や許永中らにしゃぶり尽くされた近畿放送(KBS京都)乗っ取り事件のはじまりもその目で見た。有名寺院が拝観停止闘争を展開した古都税紛争の主役「京都仏教会」とフィクサー。同和を名乗る団体とサラ金が組んだ京都駅前地上げ事件。伏魔殿「御池産業(京都市役所)」と共産党ネットワークが支える「釜座幕府(京都府庁)」。花街と信金王国――。すべてが「洛中」の掟で動く、底知れぬ古都の闇の事件簿!
  • 特攻の思想 大西瀧治郎伝
    3.0
    「特攻を送った側の論理」に迫る名著。 彼は「統率の外道」と自ら呼んだ特攻作戦をやめなかった。なぜか――。 大西瀧治郎が主導した特攻誕生の背景には、いかなる戦況の変化、軍内部の動きがあり、それは日本人の精神構造とどう関係したのか? 特攻の創始者という汚名を一身に引受け、一言の弁明なしに自刃した大西瀧治郎海軍中将。豪放磊落な「海軍航空隊の第一人者」が戦局悪化の中迫られた選択を明らかにする。 解説・鶴田浩二 ※この電子書籍は1972年7月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を、文春学藝ライブラリーにて再度文庫化したものを底本としています。
  • わが社のお茶が1本30万円でも売れる理由――ロイヤルブルーティー 成功の秘密
    3.0
    両陛下ご臨席の植樹祭、APEC横浜、スー・チー女史晩餐会、JALファーストクラス……世界が認めた最高級の日本茶。そのマーケティング戦略とは? 「非常識」を極めるとうまくいく。奇跡をもたらした「たった9人の小さな会社の成功法則」を初公開!
  • CIAを創った男 ウィリアム・ドノバン
    3.0
    米国同時多発テロ以来、新聞・テレビのニュースなどで、その名を聞くことが頻繁になった感のあるCIA。この組織は、正式名称を「アメリカ中央情報局」と言う。世界中のあらゆる情報をあらゆる手段を駆使して収集し、目的を定めて整理統合し、外国において隠密作戦を実施する機関である。情報収集力が国家の存亡を決める、現代の国際情勢下にあって、超大国アメリカの陰の頭脳と言っても過言ではないだろう。本書では、第二次世界大戦期に、CIAの前身であるOSS(戦略事務局)を創り、そのトップとして諜報戦に参加した、アメリカのマスター・スパイ、ウィリアム・ドノバンの激動の生涯を、豊富な史料をもとに描き上げる。戦争の勝敗が、軍事力だけでなく情報力に大いに左右されることを生々しく綴り、第二次大戦を裏側の角度から検証した、評伝大作である。
  • 歴史の夜咄(よばなし)
    3.0
    深い学識で古代から江戸時代までを語りあう。 国民的作家である司馬遼太郎と、地方史・部落史・女性史など新しい視点から数々の研究を発表してきた歴史学者の林屋辰三郎というふたりの碩学による対談集。高松塚古墳で高句麗の影響を論じ、大化の改新に隋・唐帝国成立の影響を探る……。平易な語り口で、古代から江戸時代までを縦横無尽に論じています。歴史を読む楽しさを感じながら、日本について考える上での、さまざまな示唆を与えてくれる贅沢な1冊です。
  • マンガ 無一文からのドリーム
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 借金、親の離婚、死別、自衛隊入隊、アカウント削除……時給日本一のYouTuberラファエルがこれまで明かしてこなかった半生を綴り、ベストセラーとなった『無一文からのドリーム』が漫画化!  ほか、アナザーストーリーとしてラファエルのマネージャー・イーサンのサイドストーリーも収録。出会いや、なぜマネージャーになったかなどイーサン視点でラファエルを語る。
  • M&A 企業買収時代の経営戦略
    3.0
    日本、欧米で大ブームのM&A(買収・合併)を解剖する。為替変動、貿易摩擦、激化する国際競争のなかで、企業はどう生き残るのか? 「時間を買う」戦略といわれるM&Aは、多角化や新規事業を展開する上では極めて有力である。国際競争が激化するなか、いまや「一社一事業」では生き残れなくなってきている。現在、日本企業のすすめるM&A戦略の実態を抉り、背景を考察する。
  • 画狂人北斎
    3.0
    北斎には、今なお解明されない大きな謎がある。たんなる伝聞や、資料を伴わない疑わしい諸点を極力払いのけ、定説に異も唱え、事実に照らしてあらゆる細部を再検討し、不明や空白の謎を解明すべく、北斎像を新たに組み立てた。時代を超越した天才浮世絵師の真実に迫る、いまだに新しい決定版名著。
  • 不動産投資は自分らしく生きる道具――女子のための資産運用入門
    3.0
    「株タレント」として雑誌やバラエティ番組で活躍しながら、ソフト補正下着のブランドを立ち上げ、実業家としての顔も持つ杉原杏璃。株式投資のノウハウや経験を綴った『株は夢をかなえる道具』(小社刊)は株の入門書として、ロングセラーになりました。新型コロナウイルスの影響で資産形成を考え直す人が増えています。本書では、不動産デビューから成功・失敗談、不動産投資の仕組みを紹介します。
  • 本当は偉大だった 嫌われ者リーダー論
    3.0
    人の上に立つリーダーの孤独と、己の信念の貫き方を知る一冊。雑音は聞かない! 直感を信じよ! いつか歴史が正しさを証明してくれる!! 激動の時代に国家の岐路に立たされ、たとえどんなに当時の人に嫌われても、自分の信念を貫いた5人の<嫌われ者リーダー>の物語。彼らこそが、その国を救い、新たな未来を作った。第二次大戦中、ナチスに占領されたフランスに対し、ひとりで別の政府をロンドンで宣言し、人々を鼓舞して結果的に戦勝国に導いたシャルル・ド・ゴール。17世紀のヨーロッパ、新教徒と旧教徒の争いの中、諸外国との争いからフランスを守り抜きフランスの王権を確立し強国に育てた宰相リシュリュー。19世紀末、フランス革命後のパリにてナポレオン3世の懐刀として、今も世界中から観光客が押し寄せる“花の都パリ”を作ったウージェーヌ・オスマン。激動の中国近代史を父・蒋介石と共に指導者として生き抜き、最終的には台湾に渡って、台湾の近代化と台湾人のための国づくりを進めた蒋経国。幕末の動乱期に、朝廷と幕府の間にはさまれ、融合を図るも失敗。諸外国の思惑を外に内戦の危機から日本を救った最後の将軍・徳川慶喜。東西の傑出したリーダーをフランスで3人、アジアでふたり、取り上げた。彼らの決断こそが、今に続く繁栄の礎になったことを、人々はもっと知るべきであろう。
  • 言語道断
    3.0
    「国難」として大きく立ちはだかった、新型コロナウイルスの猛威。だが2020年、我が国が抱える問題は他にも山積みだ。五輪延期問題、大統領選を控える米国、平気で嘘を流して巧みに世界を欺く中国・韓国への対処、憲法改正も待ったなし。数々の試練を克服するには無責任な論評・言説など言語道断。日本が進むべき正道を示す。
  • ルポ 老人受刑者
    3.0
    著者はこれまで300人を超える元受刑者を取材してきた。そのなかで、近年顕著になってきたのは、高齢の受刑者たちである。塀の外の孤独で不安定な生活より、安全な刑務所を志願する老人たちが増加しているという。受刑者に占める65歳以上の割合は4.8%、数にして10年前の1.2倍となった。これは、刑務所の老人ホーム化なのか。再犯者率の増加、社会復帰・更正への対策は、ようやく進められているところだが、それだけでは解決できない、高齢化社会ならではの問題と言える。人生100年時代と呼ばれ、後半戦を健康で豊かに過ごそうという多くの高齢者がいる反面、社会から見捨てられ、置き去りにされる老人受刑者たち。刑務所、更生保護施設、支援組織を取材、高齢受刑者・出所者本人へのインタビューを行い、漂流する老人たちの現実に迫ったルポルタージュ。
  • パンデミック客船 「ダイヤモンド・プリンセス号」からの生還
    3.0
    2020年1月下旬、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」号に乗り込んだ乗客約2700人は、中国・ベトナム・台湾を巡る船旅を満喫していた。しかし、2月3日の夕方、香港で下船した乗客が新型コロナウイルスに感染していたことが船内放送で流れた瞬間、楽しかった旅の思い出も暗転した。その日、横浜港からそれぞれの帰路につくはずだったのに、検疫のために横浜・大黒ふ頭に停泊することを余儀なくされたのだ。検査の結果、まず10人の感染が発覚、さらに感染者数はふくらみ、隔離されていたにもかかわらず、4000人近い乗員・乗客のうち約800人に感染、7人が死亡した。発覚以来、2週間以上閉ざされた空間でいったい何が起きていたのか。浮き彫りになったのは、危機における政府や船会社の存在感の希薄さと無責任さだった。運悪くこの船に乗り合わせた乗客が克明に描く、不安と混乱の2週間。 ・序章 クルーズ船の光と影 ・出港 旅のはじまり  ・帰港 危機感なしの隔離前日 ・隔離 自由を奪われた船内 ・不安 隔離は次のフェーズへ ・疑念 下船はいつはじまる? ・解放 ようやく下船、そして下船後 ・対談 小柳 剛×加藤邦英 「乗客には船会社や国の顔はまったく見えなかった」
  • 素顔の雅子さま 11人が語る知られざるエピソード
    3.0
    2019年5月、新天皇陛下ご即位と共に、雅子さまが皇后陛下に。優美で才色兼備たる新皇后の実像とは?雅子さまと交流してきた11人に丁寧な取材を行い、令和の皇后陛下の素顔にせまる!
  • ハーフの子供たち
    3.0
    その肉声から社会の深淵をのぞく。 6人の日比ハーフたちのインタビューを通じて、 国際結婚の内情、家族の肖像を描き出す出色ルポ。 『全裸監督』原作者、最新作! 第一章 キットカットの少女 第二章 モリンガ姉妹 第三章 孤独を友にする青年 第四章 雨を待つ女 第五章 微笑のボクサー 終章 六人のそれから…そして 「八〇年代、アジア各国から日本に働きにやってくる女性たちは、 ジャパゆきさんと呼ばれその多くが劣悪な環境で働かされた。 日本人男性とのあいだに生まれた日比ハーフたちの多くは、 貧困やネグレクトと無縁ではなかった。日本の男たちを虜にしてきた フィリピン人女性とのあいだに生まれた日比ハーフたちは、 どんな生き方をしているのだろう。」(本文より) 本橋信宏が新たなタブーに挑む!!
  • 無菌室ふたりぽっち[新版]
    3.0
    白血病を発症した朝日新聞の経済記者。偶然、同時期にアエラ編集部のカメラマンも白血病に。同じ会社の同じフロアにいたこともあったが、知らない同士だった二人。入院を機に、互いを知り、互いを励みに病と闘う。だが運命の神様が二人の明暗を分ける。志半ばで逝った若いカメラマンの分までと、職場に戻った記者が1年後に再発。骨髄移植をすることになり、ドナーは没交渉だった弟に。さまざまな「二人」が交錯する感動の闘病記。
  • 人と食事するのが怖い! 会食恐怖症ってなに??
    3.0
    会食恐怖症ってなに?? 摂食障害とはちがうの?? 学校の給食、友だちとのお弁当、カフェでのランチ、サークルの飲み会……。 だれかとご飯を食べる時間が近づくと、“不安”と“恐怖”に襲われます。 〈食べられない〉〈飲み込めない〉〈吐き気がする〉 本当は楽しく食事をしたいのに、人と食事ができない“会食恐怖症”の私のお話。
  • 戦う女性たちの世界史
    3.0
    敵将を泥酔させ討ち取った寡婦ユディト。 フランス王と離婚してイングランド王と再婚した「欧州の母」アリエノール。「カノッサ事件」を通して神聖ローマ皇帝に復讐を果たしたトスカナ女伯マティルダ。 彼女たちはなぜ戦い、どうやって歴史を動かしたのか。 25人のエピソードを解説。 書き下ろし世界史シリーズ新刊。 フランス救国の英雄ジャンヌ・ダルク、スペイン王国を成立させたイサベル女王など教科書に登場する著名人だけでなく、フランス王と離婚しイングランド王と再婚したことで英仏百年戦争の遠因をつくったアリエノール・ド・アキテーヌ、『ニーベルンゲンの歌』のモデルであり、フランク王国再統一の基盤をつくったブルンヒルド、「カノッサ事件」を通して神聖ローマ皇帝に復讐を果たしつつ教会改革を支えたトスカナ女伯マティルダといった、自身が戦うことで、あるいは、戦いに巻き込まれながらも独自の生き方を貫き、世界史に影響を与えた人物を取り上げる。
  • パリの「赤いバラ」といわれた女
    3.0
    知られざる大女優の美しくリッチで波乱の生き方 谷洋子(1926~1999)の祖母は鏑木清方の有名な美人画のモデル。この鏑木の美人画「築地明石町」は44年ぶりに世に出て、国立近代美術館が購入。今年の11月から展覧会で一般公開される。母はモダンガールで佳人薄命の美人。文字通り美の家系のセレブが、一年間という条件で単身、パリに留学。しかし、本心はそのまま滞在し、パリで女優を目指すつもりだった。 谷洋子は、歌手アズナブールなどが出演している最高位キャバレー「クレイジー・ホース」で稼ぎながら、女優を目指し、フランス映画、アメリカ映画、イタリア映画に出演、1957年にイギリス映画の大作「風は知らない」で主役を勝ち取った。この映画で谷洋子は欧米では完全に国際映画スターとして認知され、出演依頼が殺到する。その後、数々の著名人、藤田嗣治、レジェ、ブラック、ブラマンク、ローランサンなどと交流、富と名声を手にする。
  • 写文集ナイル
    3.0
    世界初、6700キロのナイル全流域を、1冊にまとめた驚異の写真集。エジプト、エチオピア、スーダン、ウガンダ――4ヵ国を貫流する大河・ナイルのすさまじい自然と、そこに暮らす人々の姿を、映像と文章で再現! 1980年10月から、延べにして13ヶ月を要してたどった、ナイル流域踏査の記録。<『バハル』改題作品>
  • 歴史を騒がせた[悪女]たち
    3.0
    男を惑わせる魅力的な女、謎めいている、頭のよい、決然としている女、むろん、残忍、冷酷、意地悪でもあるけれど、それでも人は、胸をときめかせてしまう――そういう女が悪女である。古今東西の、スケールの大きい悪女たちの魅力と、驚くべき生涯を、濃密にいきいきと描く、衝撃の女性人物評伝の第2弾!
  • よくもここまで騙したな これが[人殺し医療サギ]の実態だ! いのちを奪いながら金を奪うワンワールド支配者(超☆はらはら)
    3.0
    ◎ がん患者1000人殺して一人前! ◎ 日本の内科医は1人平均1000人のがん患者を殺している ◎ 命を奪う、カネを奪う! 医者は完璧に白衣の殺人鬼、白衣の詐欺師! ◎ 日本の近代医学はどこをほじくり返しても詐欺とペテンと強盗と殺人だらけ ◎ 欧米医療というのは基本的に軍隊の医療 ◎ 足を切断するとか伝染病の治療には欧米医療はいいが、糖尿病とかがんといった慢性病のときは絶対に関わらない方がいい ◎ 漢方も鍼灸も食事療法(ナチュロパシー)や整体療法(オステオパシー)も弾圧された ◎ マッサージもカイロプラクティックもサイコセラピーもホメオパシーも弾圧された ◎ 自然治癒力をサポートして病気を治す伝統的なテクノロジーは全部弾圧され、薬物療法(アロパシー)だけが生き残った ◎ 伝統療法は、金融マフィアによって保険対象外にされた ◎ 強制的に保険料を取って、自分たちの息のかかった殺戮医療マフィアにだけおカネを回すシステム ◎ 医療の問題は上に行くとラムズフェルド、ブッシュ、ロックフェラーらに行き当たる ◎ ここに現代の悪魔がいる! ◎ 医者に金も命も投げ出す崖っぷち日本人よ! 今こそ、自分の脳を疑いなさい ◎ 薬漬け、検査漬けの放射線大量照射に生物兵器の毒物注入まで ◎ 失敗する医者ほど儲かる/治す医者は失業 ◎ 医療は世にも不思議な失敗報酬の世界! ◎ 一番高い抗がん剤ペグイントロンは1グラム3億3170万円する ◎ 抗がん剤は元々は廃棄に困った化学兵器の原料 ◎ マイクログラムまで薄めて使っても1回当たり何十万円、利益率は何万%にもなる ◎ 白血病はがんではない ◎ 団十郎を殺した!?マイロターグという白血病の治療薬は、1グラム4800万円 ◎ マイロターグは投与した患者の90・5%が死ぬ! ◎ 輸血は人命を助けていない、むしろ殺している!? ◎ お年寄りが死ぬとわかるとここぞとばかりに点滴、投薬をバンバンやる香典医療というのがある。稼ぎどきならぬ殺しどき! ◎ 「現代医学の神は、唯一1人しかいない、それは死神である」とベストセラー書籍『医者が患者をだますとき』の著者ロバート・メンデルソンははっきり言っている! ◎ だから病院が営業停止中には死人が減る!?

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  • 正義の行方 ニューヨーク連邦検事が見た罪と罰
    3.0
    格差と分断が広がる社会のリアルな人間模様を通し、「正義とはなにか」「正義の執行とはどうあるべきか」を読者に真摯に問いかけ、ともに考える。オバマに任命され、トランプと闘い罷免されたNY連邦検事が在職期間7年半の法廷秘話を明かす現代の「罪と罰」。
  • 吉原伝説の女たち
    3.0
    日本各地から集まった泡姫たちが、己の威信とプライドをかけてしのぎを削る、日本一のソープランド街・東京「吉原」。この街には長年にわたって第一線で輝き続ける“レジェンド”と称される女傑たちがいる。 吉原で珍しい“本名”で働く「ティアラ」の希望(のぞみ)嬢、至高のテクニックから“巨匠”の異名を持つ「プレジデントクラブ」の芹沢加茂嬢、入店2ヶ月でナンバー1に上り詰めてからずっとトップをはり続ける「ランドマーク」近藤ひろ嬢など、吉原で畏敬をもってその名が語られる“スーパー泡姫”たちに取材を敢行。 なぜ彼女たちは最前線で活躍できるのか、なぜ長年にわたって人気嬢であり続けられるのか、そして彼女たちが吉原で得たものとは?名物嬢の知られざる素顔に迫る奇跡のインタビュー集!
  • 花電車芸人 色街を彩った女たち
    3.0
    表の歴史には絶対に出なかった、知られざる裏芸能史! 花電車芸とは、女性器を使って芸をすることである。 花電車(装飾された路面電車)は客を乗せないことから、男を乗せない芸者がそう呼ばれるようになった。 戦後の色街や花街の摘発によって職を失った芸妓たち。彼女たちはストリップ劇場に流れ、芸を披露してきたのだ。 しかし、日本で花電車芸を披露する者は、いまや十指にも満たない。 テレビで映される芸ではない。伝統芸能として称賛され、国から保護される芸でもない。 だが、世の片隅で人々の心をとらえ続けてきた庶民の芸である。 女性器を使って、バナナを切る、ラッパを吹く、吹き矢を飛ばす、火を噴く、花を活ける、台車を引く、コインを一枚一枚出していく等々。 前代未聞の芸が脈々と伝えられていた。 いつ始まった?秘技はどう受け継がれてきたのか? 色街を取材し続けたルポライターが秘史を探る! 正史では触れられない、庶民の芸の歴史と芸人の姿。 ■「私のお股から火を噴いてみせましょう」 ■両国は見世物小屋で栄えていた ■「コインを一枚一枚、アソコから出していくんですよ」 ■親子二代のストリッパーになる ■ストリップは新宿で産声を上げ、浅草で隆盛を迎えた 人は生きていくうえで、闇を必要とする。かつてはその闇がストリップ劇場であり、見世物小屋であったのだ。 【目次】 まえがき 第一章 生ける伝説、ファイヤーヨーコ 第二章 花電車芸、その起源を探る 第三章 異端の芸人たちは極みに至る 第四章 ストリッパーたちは見た 第五章 花街、その興亡をたどる   あとがき 主要参考文献
  • 「新しい自分」と生きるために 50歳からラクになる人生の断捨離
    3.0
    50歳は「人生の地殻変動」が起きる時期。あなたの「重たい心」はモノに現れる。なぜ、「捨てない」ではなく「捨てられない」なのか? 不安や思い込みから自由になるには。つらい人間関係を断捨離する方法。何が起こっても大丈夫な自分になる。「片づけたいのに片づけられない」多くの「断捨離」受講者の悩みと、著者自身の体験をもとに、初めて書き下ろした50代生き方本。
  • メディアの支配者 上下合本版
    3.0
    講談社ノンフィクション賞 新潮ドキュメント賞 ダブル受賞。メディアの帝王といわれたフジサンケイグループの議長・鹿内信隆。フジテレビを日本一のキー局に育て上げ、息子の春雄を後継者にした後に引退を表明。鹿内家の支配は完璧に見えた。しかし、春雄の急死、それに伴う娘婿・宏明の議長就任――グループ内部は静かに揺れ始める。そしてクーデターが起きたのだ!
  • 誰も見ていない 書斎の松本清張(きずな出版)
    3.0
    『点と線』『ゼロの焦点』『砂の器』『波の塔』など、さまざまな作品が今なお映像化され続けている戦後日本を代表する作家・松本清張。1953年の芥川賞受賞直後に手紙を送り、初の「担当編集者」となった著者は、最初期の松本清張に何を感じたのか? 戦後日本の文芸界との関わり、家族とその暮らしぶり、そして松本清張と交わした約束……松本清張と二人三脚で作品を生み出してきた編集者が今だからこそ語れる「作家・松本清張」「人間・松本清張」のリアル。 ◆巻末特典◆松本清張の年表&主な小説作品リストつき!
  • 日本の心をつくった12人 わが子に教えたい武士道精神
    3.0
    なぜ日本人の心は「金の論理」に反発するのか? 武士の魂と儒教の理念と禅の境地が結合して渾然一体となり、つくり上げられた高潔無比、純一至大の人格。聖人の道を一貫して実現させてきた日本こそ、本物の「道義国家」である。「中華」「中朝」と崇められてきた中国よりも、わが国こそが本物の「中華」であり、まさに「真中の王朝」としての「中朝」なのである。 【目次】序章 わが子に教えたい日本武士の心 中国の不幸と日本の誇り/第一章 源義経に見る「武士道」の理想と原型/第二章 時頼と時宗 為政者倫理としての武士道の確立/第三章 楠木正成に見る理想的武士像の完成/第四章 信長、秀吉と家康 異なる武将像とその歴史的意味/第五章 「制度化された武士道」とその守護神たち/第六章 反逆者としての江戸武士 大塩平八郎と大坂の乱/第七章 武市半平太 「君子」と志士としての江戸武士/第八章 明治から現代へと受け継がれる武士道精神
  • 複眼で見よ
    3.0
    戦後を代表するジャーナリストが遺した、ジャーナリズム論とルポルタージュ傑作選。権力と慣例と差別に抗った眼識が、現代にも響き渡る。今こそ読むべき、豊穣な感知でえぐりとった記録。
  • 中韓が繰り返す「反日」歴史戦を暴く
    3.0
    「反日」を振り回す中韓と、どう向き合うべきか。中国は国内外での非道な振る舞いを隠し、共産党への不満のガス抜きの道具として、韓国は国内政治闘争の手段として、「反日」を使っている。アメリカ人の立場から冷静に、中国共産党の成り立ちと侵略の歴史、韓国が仕掛ける反日歴史戦を紐解き、東アジア情勢や日本の役割を分析。緊迫する香港情勢、米中貿易戦争など最新のトピックを交え、改憲論議に一石を投じる一冊!*本書は、二〇一七年に単行本にて刊行された『中韓がむさぼり続ける「反日」という名の毒饅頭』(悟空出版)に加筆・修正を加えて新書化したものです。
  • 甘え体質をたたき直す! お金の【ドSレッスン】:節約せずに勝手にお金が貯まる人になる
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 思うように貯金、資産形成できていますか? 「節約」というと頭に浮かぶのは、食費や光熱費、交際費など、月々の支出が変動する「変動費」の削減。 やっていませんか? 「電気をこまめに消す」 「お風呂の水で洗濯」 「安売りスーパーで買い物」 しかし実は、ちまちました「変動費節約」はじつは節約効果は低く、ストレスがたまるのでリバウンドが大きいのが現実。 一方、スマホ代や保険、家賃などの「固定費」の削減は、効果は大きいのはわかっているけど、面倒くさくて腰が重くなってしまう。 そんな重い腰を上げるには、優しい助言より現実を直視する厳しい【ドS】指令が必要なのです! ★【ドS】指令の例 「3大キャリアユーザーは社会の“養分”。30年で180万円ドブに捨てている。今すぐ格安スマホに乗り換えろ!」 「日本には「高額療養費制度」があるから、医療保険は最低限のものしかいらない! 今すぐよけいな保険は解約!」 「動画、音楽などの定額制サービスは「固定費」。本当に必要か即見直しなさい!」 「職場に通える距離に実家があるなら実家から通え! どうせ若いうちは会社と自宅の往復しかしないでしょ!」 「投資は「長期」「インデックス」「積み立て」! 銀行だけに預けておくのは愚の骨頂」 「お金の不安は、「使い方」がわかれば消える。給料が増えない時代でも、お金の使い方をマスターして人生を楽しめ!」 本書では、「節約しているのになぜかお金が貯まらない」と思っている人に向けて、【ドS】アプローチによるお金のワークアウトを提供。 短期間で結果を出し、さらにそれを継続するメソッドを伝授します。
  • 日本企業 転落の日
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    世界に冠たる日本企業の足元を揺がす、新事態が進行している。自動車、家電、コンピュータ、ハイテク製品など、日本のメーカーが誇ってきた分野で、いま急激に国際競争力が低下している。アメリカの製造業が復権し、東南アジアが追い上げる。日本企業がおかれた厳しい環境と転落への真因を探る書き下ろし。
  • 項羽と劉邦 知と情の組織術
    3.0
    古代中国の秦の末期、覇権をめぐり二つの巨星が対峙した。項羽は名門子弟のエリートで、インテリジェンスを判断基準に置く「知型人間」。かたや劉邦は、一寒村の庶民出身で、人や感情を重んじる「情型人間」。組織を動かし勝敗を分けた二人のリーダーの人間力とは何か?  両雄の軌跡を辿り、トップリーダーの資質と条件を抉る、壮大な歴史人物伝。
  • 東京裏23区
    3.0
    全世界で記録的大ヒットを飛ばした『全裸監督』原作者、本橋信宏の最新作。 消えた売春街、奇妙な殺人事件、裏路地に埋まった“闇”を歩くダークツーリズム。 あなたが「住みたい街」の正体とは。
  • ♯8月31日の夜に。
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    自分ひとりで悩まないで。 10代の皆さんが不安な気持ちを吐き出し、ゆううつな気分を分かち合うためのテレビ番組『#8月31日の夜に。』(NHK Eテレ)。 同番組ウェブサイトに寄せられた現役10代の日記と、番組の趣旨に賛同し、メディアプラットフォーム「note」に投稿されたかつての10代の体験談、さらに番組出演者である最果タヒ、中川翔子、大森靖子、栗原類、ヒャダイン、とーやま校長(SCHOOL OF LOCK!)、あしざわ教頭(SCHOOL OF LOCK!)他のメッセージを収録。
  • 令和誕生―退位・改元の黒衣たち―
    3.0
    それはガラス細工のような合意形成の賜物だった。平成の天皇が夕食の席で側近に退位の意向を吐露してから、改元、新天皇の即位まで。「退位」「即位」「新元号発表」の日程はどう決まり、新元号はどう選ばれたのか。激しく複雑に交錯した信念、因縁、誤算、機転、そして意外な決定打――あまりに人間くさい舞台裏の完全ルポ。
  • 本田宗一郎 思うままに生きろ
    3.0
    堂々たる人生――本田宗一郎の花と嵐を克明に追う。びっくりするほど痛快で、とてつもなく人間味にあふれ、好きな道を突っ走った男の生涯が、ここに輝いている。ハングリーな鍛冶屋の伜が、エンジン開発に情熱を燃やし、クルマに夢を託した秘密とは何か。実業に徹し世界にアピールした軌跡を明かす。
  • 美空ひばり 最後の真実
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    没後30年にして初めて明かされる数々の秘話! 歌謡界の女王、美空ひばりが亡くなったのは、1989(平成元)年6月24日。今年、2018年は没後30周年になる。今もなお、美空ひばりの歌声はテレビやラジオで流れ、人々の心に生き続けている。戦後の焼け跡に彗星のごとく現れた天才歌姫・美空ひばり。その生涯は余りに波乱万丈で秘められ、エキサイティングだった。父の愛人と隠し子による家庭崩壊、バス事故で九死に一生を得て生還、塩酸事件、小林旭との電撃結婚と理解離婚、弟の不祥事と世間からの大バッシング、病魔との闘い……。ひばりは、あらゆる逆境をはねのけ、その命が終わるまで、不死鳥の如く再起し歌い続けた。 本書は、美空ひばりの生涯を縦糸に、時代背景や裏事情、ひばりを支えた人たちの新証言を横糸にして「最後の真実」を明らかにしている。無名のひばりをスターにした、名プロデューサー・福島道人、映画のイロハを教えた、喜劇の神様・斎藤寅次郎、詩の大切さを教えた名作詞家・藤浦洸、ひばりと共に歩んだ演出家・沢島忠、他12名による知られざる逸話をもとに、鮮烈な生涯を送った、不死鳥・美空ひばりの真実と戦後昭和の感動を描く!
  • 森林がサルを生んだ 原罪の自然誌
    3.0
    霊長類は、食物が豊富な森林という楽園で、進化してきた。この生態的背景が、元来は植物食であった霊長類に、肉食獣的性質をも内包するという、二面性を持たせた。この傾向を強くおし進めたのが人類で、草食獣的性質が善の範疇に入る徳性を生み出し、肉食獣的性質が悪の範疇に入る行動を創造することになった。森林を舞台に進化した霊長類ゆえ、人間がサルから背負ってきた悪の原罪とは? 人間、この不思議な生物の進化の源流!
  • 平尾誠二 最後の挑戦
    3.0
    華麗なステップ、卓越した戦術眼と、創造力あふれるプレー! 京都・伏見工高、同志社大で全国制覇。神戸製鋼では、不滅とされた新日鉄釜石に並ぶ、日本選手権7連覇に貢献した、平尾誠二――日本ラグビー再建の切り札として、世界の壁に果敢に挑み、日本ラグビーを変えた。天才ラガーマンの栄光と挫折、その全軌跡をたどる、白熱のスポーツ・ノンフィクション。<『平尾誠二、変幻自在に』改題作品>
  • 女系図でみる日本争乱史(新潮新書)
    3.0
    みんな身内の争いだった――母親が誰かに注目した「女系図」を丹念に読み解けば、日本史のややこしい部分がすべてクリアに見えてくる。なぜ中大兄皇子は長い間天皇に即位しなかったのか、応仁の乱の本当の原因は何だったのか、徳川慶喜はなぜ戦わずして降伏したのか。乙巳の変(大化の改新)、新羅親征、壬申の乱、平将門の乱、関ヶ原合戦、戊辰戦争等、日本の転機となった争乱の見方が一変する一冊。
  • 漢の武帝
    3.0
    武帝の時代は中国史上最も輝かしい時代として伝えられている。武帝が十六歳の若さで帝位についた西紀前一四一年には、漢国は隆盛を誇り、国力は上昇の一途にあった。独裁君主として権力を握った武帝の闊達で積極的な性格を生きいきと描きながら、政治的文化的に偉大な足跡を中国各所に残した時代の空気を興味あふれる筆致で描く。

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  • 驚きの日本一が「ふるさと」にあった
    3.0
    47都道府県、あちこちにこんなにもたくさんの日本一が隠れている。アレが日本一? これも日本一? 市町村の振興担当者必読、きちんとデータで読み解く、地方の実力。町おこしや村おこしの目玉になる魅力をどんどんご紹介します。うまく生かして地方活性化に、JターンやIターンする若者を増やす、さまざまなヒント満載です。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 北垣国道の生涯と龍馬の影 戊辰戦争・北海道開拓・京都復興に足跡
    3.0
    北垣国道は、維新史、北海道開拓史、京都復興史の上だけでなく、地方行政史ないしは日本史の上で大きな役割を果たしており、人間的にも魅力溢れるものを持っていた人物であった。若き日に、龍馬と出会い蝦夷地開拓の夢を語り、開拓使時代は黒田清隆や榎本武揚と交流を持ち、京都府知事時代には新島襄や山本覚馬らとも接点があった。本書では、北垣の意外な経歴や戊辰戦争・北海道開拓・京都復興での活躍ぶり、人柄、取り巻く人間模様を紹介する。

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  • 金正恩が朝鮮半島を統一する日 日本にとって恐怖のシナリオ
    3.0
    2018年は、北朝鮮の核ミサイル脅威が現実的になった年でした。2017年にミサイル実験を繰り返し国際的な非難を受けたにも関わらず、北朝鮮がなぜそこまで核実験に固執したのか。決して核を手放さないことが分かっている金正恩に「完全非核化」を迫り続けるトランプの真意とは何か? 反日攻勢を強める韓国、露朝首脳会談を実現したプーチン・ロシア。刻一刻と動く朝鮮半島情勢の知られざる内幕を元公安調査庁調査第2部長が暴きます!
  • 「超・長寿」の秘密――110歳まで生きるには何が必要か
    3.0
    日本では現在、100歳以上の長寿者が6万人以上おり、年々増えているが、110歳以上はわずか146人。そこに存在する大きな壁を乗り越えて、健康かつ幸福に生きるにはどうすればいいのか。国内屈指、四半世紀にわたる長寿者のデータが蓄積された慶應義塾大学医学部百寿総合研究センターの副センター長である著者は、「超・長寿」実現のカギは遺伝子にあり、「遺伝子が使われる生活」が寿命を延ばすと説く。その具体的方法について、最新の知見を交えながら披露する。
  • 思わずビックリ! どうぶつと獣医さんの本当にあった笑える物語
    3.0
    ***************************** ~サルに注射され、クマに噛まれた獣医さんが教えてくれる…~ 動物にまつわるオモシロ話が満載のコミックエッセイ! ***************************** 私たちが身近で飼っている犬や猫などのペット。次の話、信じられますか…!? 「ネコは、世界最速短距離選手のボルトよりも足が速い」 「イヌが焼き鳥1串食べると、人間にすると10串分食べたことになる」 「ハムスターはダイエットのために、一晩で20kmも走る」 そして、動物園にいる動物たちにも、信じられない話がありました。 「チンパンジーは酒を飲んでストレスを発散させる」 「カメの体調を治すには、風呂に入れてあげる」 「羊は毛を刈らないと熱中症で死んでしまう」 「人間のカップルに嫉妬して、カップルめがけてゲロを飛ばすオランウータン」 これ、全部実話なんです…。 動物園での獣医を経て、現在は町の動物のお医者さんの北澤功先生が 1人で全部目撃、体験してきたのです! 本書には、そんな北澤先生の動物にまつわるオモシロ体験談と、 思わず人に話したくなるような楽しい解説が満載。 本書を読めば、ペットを飼うのも、動物園に行くのも、 今までよりも何倍も楽しくなること請け合いです! 知ってるようで知らない動物のウンチクが満載の本書が、 動物の不思議な世界へナビゲートします。 ======================= ※本書は、2013年2月に弊社より刊行された 『爆笑! どうぶつのお医者さん事件簿』 を改題し、再編集したものです。 『爆笑! どうぶつのお医者さん事件簿』はおかげさまで好評を博し、 5万部突破となりました。 特にお母さんから圧倒的な人気があり、 「子どもと一緒に楽しんで読んでいます」という声が多く寄せられました。 親子でをはじめ、家族みんなでも楽しめる1冊です。 子どもが、理科が好きになるきっかけにもなっているようです。
  • 三度怒った競馬の神様 サラブレッドに魅入られた男たちの物語
    3.0
    小栗孝一と怪物オグリキャップとの十年愛、生殖能力を喪失したサクラユタカオー最後の賭け、元証券マン、ゼロからの牧場運営……人と馬との強固な結びつきを描く、競馬ノンフィクションの最高傑作!※本書は、同タイトルの書籍(二見書房刊)の電子化にあたり、加筆・再編集しました。【内容】物書きとしてスタートして以来、実に多くの人に会い、さまざまな話を聞いてきた。いざこうして形になると、濡れたダートコース上の蹄跡に似て、おぼろげながらではあっても自分の足跡をうかがうことができる。競馬というわけのわからない興奮に取り憑かれた人々の様子。僕が書きたかったのは、ひとことで言えばそれに尽きる。競馬で、馬券で、僕たちはいつも試される。試されるからこそ興奮がある。興奮があるからこそ頑張って生きる気になる。そう、いつも競馬は僕たちを励ましてくれる。ニュージーランド競馬紀行 第九回JC馬・ホーリックスの物語/騎手がムチを置く時 東信二の五二九一鞍の物語/家族牧場、二人三脚のダービー挑戦 京野夫妻とミツルリュウホウの物語/受胎ゼロからの再出発 サクラユタカオーと彼を見守る人々の物語/生産者として、さらには経営者として 元証券マン・ミルファーム清水敏とユーワファルコンの物語/がんばれ! ホッカイドウ競馬 存続を目指す地方競馬の物語/サンデーサイレンス亡き後の種牡馬地図 新しい道を模索する馬産地の物語/熱を帯びた記憶 小栗孝一と怪物オグリキャップの物語/三度怒った競馬の神様 わが友とバブルガムフェロー、サイレンススズカの物語/いつも競馬は僕たちを励ましてくれる【著者】山口県出身。北海道大学文学部国文科専攻を卒業後、株式会社リクルートに入社。1996年に同社を退社したのち、執筆活動を始める。同年、「優駿エッセイ賞」を受賞。著書『ウイニング・チケット』(原作)など。競馬関連の著作について業界の内外を問わず高い評価を得ている。

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  • JRAディープ・インサイド 主催者が語る日本競馬の未来
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    ファンの疑問に「お役所体質」と言われるJRA自らが回答。徹底取材と鋭い洞察で、日本競馬のあるべき姿を克明に描く! 【内容】私を含め多くのファンはそれぞれに競馬への疑問を抱えている。「我々の声は届いているのか」「なぜ毎年競走番組が変わるのか」「厩舎制度は、馬産地は、国際化の問題は?」「お役所体質だと言うが、本当にそうなのか?」ファンが感じる疑問をJRAにぶつけ、今後の競馬のあり方を明らかにする。 ダービーの東京競馬場にて/JRAという組織の中身/ファンサービスについて 真のファンサービスはどうあるべきか/レースについて 競争番組・馬場状態・審議はこれでいいのか/競馬の広がりについて 海外・馬産地・一口馬主との関係はどうあるべきか/厩舎・免許制度について 日本の競馬は変わることができるか 【著者】山口県出身。北海道大学文学部国文科専攻を卒業後、株式会社リクルートに入社。1996年に同社を退社したのち、執筆活動を始める。同年、「優駿エッセイ賞」を受賞。著書『馬産地ビジネス』『馬産地放浪記』『三度怒った競馬の神様』『ウオッカの背中』『ウイニング・チケット』(原作)など。電子書籍『競馬 衝撃の敗戦列伝 敗北を糧に頂点を極めた名馬たち』『競馬 衝撃の敗戦列伝2 運命を分けた一戦の知られざる真実』『ウオッカvsダイワスカーレット』『超サバイバル時代の馬産地ビジネス』『JRAディープ・インサイド』など。競馬関連の著作について業界の内外を問わず高い評価を得ている。

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  • 問題児 三木谷浩史の育ち方
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    世間の多くから「昔からエリートだった」と思われている日本を代表する企業家・三木谷浩史は、実は相当な悪童だった。問題児だった。平均以下の成績。有名私立中学退学。熱中したのはテニスだけ。教師を悩ませ、手をわずらわせ続けた。だが少年は両親の愛に包まれて成長した。本人、両親、そして関係者への取材を経て、初めて明らかにされた実像。
  • そのツイート炎上します! 100万回の殺害予告を受けた弁護士が教える危機管理
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    SNSなしには生きていけない 世の中だからこそ知っておきたい ネット炎上のメカニズムと回避策 はあちゅう、スマイリーキクチ対談も収録! ネット上の法的問題をよく取り扱う著者は、自身も過去にインターネット上で誹謗中傷や殺害予告をうけた経験をもつ。 殺害予告は日夜繰り返され、その数はなんと100万回以上。 著者についたあだ名は「炎上弁護士」――。 では「炎上」とはなにか。 インターネット上の炎上とは、ひとことで言えば、「インターネットユーザーが行った投が集まった様子」を表す。v多くの投稿が集まる、その現象が「炎上」と表現される。実際には「炎上」という言葉は、ネガティブな意味として用いられることが多い。 本書では炎上発生のメカニズムから、炎上が起こった様々な具体的事例をもとに、なぜその炎上が起こったのかを解説、 さらに炎上を避ける心がけや炎上した場合の対応策をわかりやすく1冊にまとめた。 【目次】 第1章 炎上百景 第2章 なぜ炎上するのか 第3章 まずは炎上しないために 第4章 炎上してしまったらどうすればいい 第5章 炎上で被害を受けた、さあどう戦う コラム 「炎上による経済的損失・心理的負担」 コラム 「SNSの恐ろしさ」 コラム 「炎上に加担する人」 コラム 「広告代理店の責任とコンプライアンス」 対 談 芸人 スマイリーキクチ 対 談 ブロガー・作家 はあちゅう 対 談 ジャーナリスト 渋井哲也
  • 素晴らしかった日本の先生とその教育 - 世界が憧れる厳しくも崇高な死の美学を身に付けた侍たち、吾が子のように慈しみ愛してくれた先生、その日本人は今はもういない
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    「日本人はとても素敵だった」の著者・楊素秋氏の実兄・楊應吟氏が見た「尊敬に値する日本人たち」。 台湾で日本教育を受け、学徒出陣し、戦後は鍼灸治療を介して台湾と日本の民間交流にも活躍した楊應吟氏。日本を憂い叱咤する氏の心の裏には、日本への期待が察せられる。 日本人よ、もう一度、素敵に花を咲かせて下さい! <学徒兵として出陣する朝のこと> そして人員が揃い、校長先生から訓話を頂きました。 「戦局は非常に厳しい状態になり、軍は諸君の意気と若さに期待するところ甚だ大である…」 続いて、「しかし、学業半ばの諸君を戦闘に送り出すのは…不本意だけれども…」と言葉を続けられましたが、その声は次第に嗚咽に変わり、先生はそれを抑えながら、「…国の為、頑張ってください。…そして、風邪を引かないように…、…身体を大事にしてください…!」と、まるで慈父が我が子を送り出すかのように我々の身を案じ話してくださいました。 私は今でもこの時のことを思い出すと、気持ちの昂りを抑えることが出来なくなります。 <著者> 楊應吟 (よう おうぎん) 大正15(1926)年、台湾台南市生まれ。父・楊阿才氏の教育方針により日本教育を受け、台南末広公学校卒業後、高雄工業学校入学、3年在学時に学徒出陣、終戦を迎える。戦後、中国教育の下、台南私立長栄中学校高級部を経て、省立工学院(現国立成功大学)建築工程学系を卒業。経済部聯合工業研究所にて数々の研究成果を上げ、台湾の建設に貢献。その後鍼灸の道に進み、針を刺さない“無針バリ療法”を考案、台北にて弘明堂鍼灸院を開業、この道30年の治療実績を持つ。全日本鍼灸学会正会員。治療を介して台湾と日本の民間交流にも活躍。2019年6月、多くの人々に惜しまれながら94年の生涯を閉じる。

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  • ほう統 孔明と並び称された蜀の大軍師
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    三国時代の幕開けの頃、荊州の都市・襄陽で、のちに鳳雛と称される大才の賢士が産声をあげた。少年時代はあまり評判を得なかったほう統だが、人物鑑識眼で有名な司馬徽が主宰する、私塾入門をきっかけに、めきめきと頭角を現しはじめる。さらにそこで、諸葛孔明と運命的な出会いを果たすこととなる。司馬徽の私塾を巣立った若者たちは、大志を抱きながらそれぞれの道を歩みはじめる。ほう統は、太守・劉表の病死により、いち早く荊州の動乱を予見し、呉都の郊外に居を移す。その地で期せずして、旧友・孔明と再会したほう統は、周瑜から呼ばれ、曹操への「火攻めの計」について意見を求められる。ほう統はたちどころに「連環の計」を具申し、自らその陣営に赴き、見事なまでに曹操を欺くことに成功する。結果、赤壁の戦いを大勝へと導くのである。諸葛孔明に優るとも劣らない蜀の大軍師の生涯を描く、長編歴史小説。
  • 野村證券第2事業法人部
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    「人質司法の生贄」、過去最長2年8ヵ月勾留バブル期の野村證券で最も稼ぎ、オリンパス事件の容疑で実刑判決を受けた男が、検察のデタラメなシナリオを、怒りの完全論破!著者が退職する1998年までの20年間、野村證券は金融国際化とバブル経済に湧き、トヨタを上回る約5000億円もの経常利益を叩き出す日本一儲けた会社だった。その激動の時代にトップセールスマンとして多額の手数料収入を稼いだ著者は、しかしその後オリンパス巨額粉飾事件の「指南役」とされて逮捕・起訴。根も葉もない容疑を一貫して認めず、過去最長となる2年8ヵ月もの間、東京拘置所に勾留されることになった。カルロス・ゴーン事件で世界から非難の声が上がった悪しき「人質司法」の生贄となったのだ。著者は拘置所に事件関連資料を取り寄せて徹底的に読み解き、検察が作り裁判所が追認したデタラメなシナリオを完全論破、事件の真相を独力で明らかにした。【目次】第1章 ノルマとの闘い第2章 「コミッション亡者」と呼ばれて第3章 「主幹事」を奪え第4章 ブラックマンデーと損失補填問題第5章 大タブチ、小タブチ――「ノムラ」な人々第6章 やりすぎる男第7章 さらば、野村證券第8章 オリンパス会長の要請第9章 オリンパス事件の真相第10章 人質司法の生贄第11章 司法ムラの掟
  • 世界の中心でAIをさけぶ(新潮新書)
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    世界に新しい宗教が生まれつつある。その名は「シンギュラリティ」。急速に進化する人工知能がやがて人間知を超えたとき、人間存在の意味はどこに見いだせるのか。ビッグデータとアルゴリズム、AIが支配するデジタルテクノロジーの中心地アメリカ西海岸を旅しながら、変わりゆく人々の思考様式、労働と民主主義の価値、国家と企業の未来像を見つめる。ベストセラー作家が深く問う、AI時代の人間の意味論。
  • 武田勝頼 宿命と闘い続けた若き勇将
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    1573年、甲斐の虎・武田信玄が上洛の志半ばで死去した。このとき勝頼28歳。信玄の四男であった彼は、兄達の自害や病死によって正式な後継指名を受けないまま家督を継ぐこととなった。もともと母系諏訪家の名跡を継ぐ予定だった勝頼には、強力な後ろ盾がいない。そのため家臣団に抑えがきかず亀裂が生じようとしていた。さらに急激に勢力を増してきた織田・徳川連合が、武田家の領地を脅かそうと何かとちょっかいをだしてくる。勝頼を取り巻く事態は予断を許さない状況にあった。そんな中、勝頼は巻き返しを図るべく高天神城を包囲する。父信玄さえも攻略できなかった難攻不落の城。これを落とせば綻(ほころ)び始めた家臣団が再び結束するかもしれない。そんな思いを胸に戦場に向かった勝頼は、怒涛の如く攻め立て見事攻略するのだった。名将信玄の跡を継ぐという宿命ともいうべき重責を担った若き武将の光と影を描く人物小説。
  • 世代交代の嵐 トップ交代の現場
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    巨大組織をゆるがす、世代交代劇を徹底ドキュメント。国際社会でも国内でも、英雄視され、厚い信頼を集めていたリーダーたちが、神話で固められたイメージを容赦なく剥がされて失墜した。激動・大変化の時代は、否応なく世代交代を生じさせる。リーダーたちが自ら培った体験と知恵を総動員する、時代と組織をみながら展開する複雑な戦いである、交代劇の内幕。巨大組織をゆるがす世代交代劇を検証する。
  • 異端者たちが時代をつくる――諦めばかりの現代社会を変えた6つの勇気の物語
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    【内容紹介】 言いたいことも言えないこんな世の中に立ち向かう日本人がいた 令和年代初の本格派ストーリー ●「オウムの狂気」に挑んだ週刊文春 ●「神の手」と呼ばれた医師との闘い ●日本人メジャーリーガーの意地とプライド ●「宗教マフィア」への宣戦布告 ●未成年凶悪犯、そして実名報道の葛藤 ●「少年A」の両親にとっての22年 「誇りを持つために戦うことも必要さ」 【著者紹介】 [著]松井 清人 1950年、東京都生まれ。東京教育大学アメリカ文学科卒業。 1974年、(株)文藝春秋入社。『諸君! 』『週刊文春』『文藝春秋』の編集長などを経て、文藝春秋社長。2018年、退任。 【目次抜粋】 プロローグ 地下鉄の惨劇 第1章 「オウムの狂気」に挑んだ六年 第2章 「がん治療革命」の先導者 第3章 「パイオニア」の意地と誇り 第4章 「宗教マフィア」への宣戦布告 第5章 「実名報道」陰の立役者 第6章 「少年A」の両親との二十二年 エピローグ 神戸の点と線 あとがき 主な参考文献
  • 石川節子 愛の永遠を信じたく候
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    石川節子は、夫である石川啄木の愛と才能に命を賭けて生きた、果敢な女。天才詩人と謳われた啄木の多くの詩歌も、病気と貧困にめげぬ妻の献身なしにはありえない。だが、その晩年、節子は生活に疲れ、思想的に大きく成長していく啄木から、決定的に取り残されていく……ひとつの愛に殉じた、明治の女の哀切な生涯。
  • 日本を売る本当に悪いやつら
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    政官財暴に隠然たる影響力を持つ朝堂院大覚とぶった斬りの論客・佐高信が安倍政権、検察権力、財界、闇社会、宗教界まで、いまの日本を腐らせてきた「主犯」たちの悪事をあらいざらい喝破する! 本当の売国奴とは何者なのか?第一章 米中露に毟られる安倍日本第二章 カルロス・ゴーン事件と安倍政権第三章 カミソリ後藤田にアラファトをつなぐ第四章 石原慎太郎の正体第五章 特捜検察の暗部第六章 住友銀行の罪第七章 京都の闇人脈第八章 オウム真理教と創価学会第九章 マイケル・ジャクソンと見た夢第十章 日大田中理事長の黒い人脈第十一章 神社本庁の腐敗
  • 利休 破調の悲劇
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    南海貿易によって富み栄えた、剛毅・狡智な堺商人の中の実力者で、覇者・豊臣秀吉に寵愛を受けた茶頭として華やいでいた利休は、なぜ、死を賜らねばならなかったのか? 晩年10年間に凝縮された栄光と挫折の生涯の、自身の性格に根ざした破調と、政情の推移が関わって生じた悲劇を描いて、「利休の死の謎」を解く、迫真の歴史読物。激しく生きた男の、栄光と挫折のドラマ。歴史的、経済的新視点から千利休の死の謎に迫る!
  • 僕の名前は。アルピニスト野口健の青春
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    子供の頃は、とんてもないワルだった……。日本、エジプト、イギリスで過ごした日々、青春の蹉跌。自分を探してもがき苦しむ不良少年は、いかにして人生の道標にめぐりあったのか? 七大陸最高峰の最年少登頂世界記録を打ち立てた、野口健の真実を赤裸々に描くノンフィクション。新たな書き下ろしを加えた決定版。
  • ご笑納下さい―私だけが知っている金言・笑言・名言録―(新潮文庫)
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    志ん生、談志、永六輔、渥美清に森繁久彌。たけし、昇太、松村邦洋……。芸界に飛び込んで半世紀。笑いに愛し愛された人々が輝く芸能の現場は、すべてこの目で見てきた。記憶に刻んだレジェンドたちの“珠玉の一言”を極秘エピソードと共にお届けする。どこから読んでも面白い。文庫書き下ろし秘話もたっぷり収録した決定版! 『私だけが知っている金言・笑言・名言録』1・2を合本し、改題。
  • マリリン・モンロー 魅せる女の言葉
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    愛されるために何をする? 20世紀を風靡した悩殺の映画スターの素顔から学ぶ、「魅せる」人になるということ――。無邪気でセクシーな稀代の女優、マリリン・モンロー。「世界の恋人」と謳われた彼女の魅力は、今もなお人々を惹きつけてやみません。完璧なまでの美しい肉体と天才的なエンターテインメント性を持つ彼女は、ともすれば「可愛くてちょっと頭の弱いブロンド娘」ととらえられがち。しかし彼女にしてみれば、そのイメージすらも、愛されるために築き上げたひたむきな努力の証だったのです。本書では、モンローが残した60の言葉から、世界を魅了することを真剣に目指した彼女の新たな側面を描き出します。愛されながら、ひときわ輝く女性になるためのヒントをくれる1冊。 【項目例】●本物の女優になりたいのよ。お金や名声はどうでもいいの。 ●私は女としては失格よ。 ●2+2が4でなくてもいい、ということがわかって良かったわ。 ●私たち、地上にいる数少ない星は、ただ、輝いていたいだけなのです。
  • 国鉄解体 JRは行政改革の手本となるのか?
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    戦後の大事件ともいえる国鉄解体は、どのような道筋を経て決定されたのか? 第二次橋本内閣が行政改革を最重要政策課題として取り上げているが、10年目の分割、民営化を検証する。本書は、土光臨調発足からJR誕生に至る6年間の政治過程を、一次資料と面接取材をもとに構成し、さらに現在のJRを分析する。中公新書『国鉄改革』改題作。
  • 甲子園に挑んだ監督たち
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    昭和から平成…甲子園への道を拓いた男たちの物語 ノンフィクションの奇才が、甲子園出場監督の生き様に迫る! 多くの高校野球ファンの記憶に残る名試合を演じた高校を率いた監督たちの“生きざま” にスポットライトを当てたスポーツノンフィクション。古豪を復活させて甲子園に導いた監督、無名の公立校を率いて甲子園で旋風を巻き起こした監督、甲子園常連校と呼ばれるまでに私学を鍛え上げた監督…立場の異なるさまざまな監督の声を集め、高校野球というスポーツにおいて監督という存在の「重要性」や「意味」を浮き彫りにしていきます。 ◎古屋文雄 神奈川・横浜商業高校元監督 ◎小池啓之 北海道・旭川南高校前監督 ◎大井道夫新潟・日本文理高校総監督 ◎嶋﨑久美 秋田・金足農業高校元監督 ◎山本泰 大阪・PL学園高校元監督 ◎宮崎裕也 滋賀・北大津高校前監督 ◎久保克之 鹿児島・鹿児島実業高校名誉監督 ◎山中直人 高知・伊野商業高校元監督/岡豊高校現監督
  • 僕が骨髄提供をした理由(わけ)。 言うほどたいしたことなかったで~!
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    人気俳優・木下ほうかさんの生き字引を通して、今後多くの方に、ドナー登録・骨髄提供についても考えていただける一冊! 2009年に骨髄バンクを介して骨髄提供をしたことがきっかけとなり、2017年に骨髄バンクのCMに出演。有名人として実際にドナー登録をし、骨髄を提供されたのは稀有な存在だったことから起用されました。木下さんがCM出演後、登録者数が一気に急増。先日、放送されたTBS系バラエティ番組『爆報! THEフライデー』で、初めてテレビで骨髄提供について語り、大きな話題になりました。 【主な内容】 序 章 僕が歩んできた道 第1章 物語のはじまりは「献血」だった 第2章 ドナー登録から適合通知を手にするまでの道のり 第3章 骨髄ドナー体験記 ~入院から退院まで~ 第4章 骨髄提供を終え、感じたこと 第5章 現在の骨髄バンクの現状と問題 第6章 僕が伝えたいこと、そして夢
  • 折れない心で希望をつなぐ! iPS細胞を発見! 山中伸弥物語
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    2012年、ノーベル生理学・医学賞を受賞した山中伸弥先生。受賞にいたるまでの道のりは、険しいものだった。臨床研修医時代、手術に時間がかかりすぎ、整形外科医に向いていないと挫折。アメリカでの研究から帰国後、うつ病状態になり、研究にも行き詰まり……。最後に望みを託した奈良先端科学技術大学院大学遺伝子教育研究センターで、ヒトの皮膚細胞よりiPS細胞を作る技術を開発することに成功。何度もどん底を味わった山中先生の生き方を通して、あきらめないこと、挫折してもめげずに粘り強く生きることの大切さを伝える一冊。実験大好き/父の二つの教え/向いていなかった仕事/ジャマナカからヤマチュウへ/アメリカ・グラッドストーン研究所へ/クローンって何?/心が折れそうになる/奈良先端科学技術大学院大学へ/できたぞ! 万能細胞/iPS細胞の可能性/iPS細胞はだれのもの?/ノーベル賞受賞/希望をつなげ! 届けろ! 患者さんたちへ
  • その子の「普通」は普通じゃない 貧困の連鎖を断ち切るために
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    貧困の連鎖は断ち切れると実証している人生が、ここにある。希望をありがとう。湯浅誠(社会活動家・東大特任教授)「子どもの七人に一人が貧困」というデータもある日本。自らも壮絶な半生を乗り越え、児童虐待防止の活動や生活困窮者への取り組みが大きな反響を呼んでいる著者の「負の連鎖を断ち切るため」のリアルな提言。
  • 美空ひばり恋し お嬢さんと私
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    ※電子版は紙版に記載の歌詞部分を削除しております(紙版 P.18「緋ざくら小天狗」 P.162「思い出と一人ぼっち」)。 没後30年。今なお愛される、歌謡界の女王・美空ひばりさん。 公私にわたる秘話が満載の「決定版」と言える一冊です。 終生支えた付き人が初めて明かす「昭和の歌姫」との出会いと別れ、知られざる素顔。 昭和36年から平成元年(享年52歳)までの詳細なストーリーに加え、 エピソード「母」「食」「友」「楽」「道」「絆」「情」、付き人たち(通称・三婆)の座談会を収録。秘蔵写真も満載! ■第1章 夢の世界へ お母さんにスカウトされて/夢の世界だった京都撮影所 “女御大”と“淀君”/スター美空ひばりの現場 ■第2章 つのる想い “ひばり派”だった少女時代/プロマイドを胸に泣いた ドライヤーで大失敗/一歩後ろを歩く/思いがけず抱きしめられて ■第3章 お嬢さんの結婚 京都までいきなり会いにきた人/「ダーリン」から「あなた」へ お父さんを見送って/心労から入院/芸で生まれ、芸で生きる ■第4章 一度きりの別れ 裏方の失敗も見事にフォロー/礼儀については厳しかった/突然お暇を出されて ■第5章 バッシングを乗り越えて 新たな節目/紅白歌合戦とNHK/熱い声援を支えに 大盛況だったアメリカ公演/愛がなくては結ばれぬ ■第6章 母に捧げるステージ 一卵性母娘/元気だったお母さんが…… 車いすを押してパーティーへ/母の思いを胸に ■第7章 さらなる悲しみ 十年日記/チエミさんの訃報/哲也さんと挑んだ新境地 ポリープ手術の危機/突然すぎる別れ ■第8章 お嬢さん倒れる 心配な兆し/弟・武彦さんの死/足の痛みに耐えきれず 夢で逢えた人/大勢のファンに迎えられ、退院 ■第9章 不死鳥コンサート 再起を目指して/五万人収容の巨大スタジアム 不死鳥はばたく/フィナーレの花道 ■第10章 川の流れのように 癒しの存在/幻の曲をひとり占めした夜/和也さんが支えに 新たな「人生の歌」/何がなんでも歌いたい/お嬢さんの切ないつぶやき ■第11章 忘れえぬ言葉 病室の名札/ファンが見守った灯 途切れた日記/急変 ■そして今、お嬢さんへ ◯エピソード 母/楽/食/友/道/絆/情 三婆座談会(関口範子&齋藤千恵子&辻村あさ子) 付録 美空ひばり 映画・舞台など鑑賞記録(昭和57年~ 関口メモより) 美空ひばりと生きる妖精 ~出版に寄せて~加藤和也
  • 日中の失敗の本質 新時代の中国との付き合い方
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    米中が衝突のコースを歩み始めた中、不確定で不愉快な外交リスクが浮上。トランプの登場は「アメリカの時代」の終わりの始まりなのか? 習近平が謳い上げた「中国の夢」「一帯一路」をどう読むか? 21世紀に入り、日中はともに相手国の把握に「失敗」してきた。私たちは中国が直面する危ういジレンマを認識した上で、そろそろ新時代にふさわしい付き合い方を構想すべきである。「習近平の中国」を知り尽くした元大使によるインテリジェンス・レポート。
  • 素顔の美智子さま 11人が語る知られざるエピソード
    3.0
    皇室番組「皇室の窓」を制作してきた著者が、美智子さまと交流してきた様々な分野の11人に綿密な取材を行い、その素顔とお人柄にせまる。美智子さまの凜とした美しさと魅力あふれる一冊!
  • 偏差値40台からの超難関中学への大挑戦 父と息子VS.母のお受験バトル
    3.0
    小6の夏に受けた全国統一模試で、息子・大維志の偏差値は41、第一志望の広尾学園の偏差値と30も開きが。受験までの約1年間、無謀ともいえる挑戦にたちむかう息子と、それぞれのやりかたで支える母・ジャガー横田、父・木下博勝が、受験のその日まで闘い続けた日々と、家族のありのままの姿を綴った一冊。放送では語りつくせなかった母の想いや、大維志君が実践した学習方法などを大公開!
  • 負けたくなかった 具志堅用高、波瀾の半生を語る
    3.0
    沖縄の日本復帰から四年、石垣島出身の無名ボクサーが世界王者となった。沖縄の人々を勇気づけ熱狂に包んだ「うーまく(ガキ大将)」は、日本のスターになっていく。デビューした一九七〇年代後半、日本ボクシング界は危機的な状況にあった。「ボクシング冬の時代を救った男」が、夢のような沖縄期、緊張に晒され続けたボクサー時代、引退後のタレントでの活躍、そして、世界王者を育て上げたジムの運営まで、無我夢中で進んできた道を縦横に語る
  • 声優道 名優50人が伝えたい仕事の心得と生きるヒント
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    【電子版のご注意事項】 ※一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または画像が修正されている場合があります。 ※応募券、ハガキなどはご利用いただけません。 ※掲載時の商品やサービスは、時間の経過にともない提供が終了している場合があります。 以上、あらかじめご了承の上お楽しみください。 誰もが知るあの人気作品に出演している超豪華ベテラン声優50名のインタビューを、大ボリュームで掲載。 大人気アニメのオーディションやアフレコ秘話、共演者とのエピソードなど、ここでしか聞けない貴重な秘話も満載。 「なぜ“声優”になったのか?」 「声優になるためにいちばん大切なことは?」 「長く第一線で活躍し続ける秘訣は?」 「壁にぶつかったときどう乗り越えたのか?」 「後悔しない自分の道の選び方とは?」 声優戦国時代を生き抜いてきた名優50人が語る「選ばれる」仕事術、そして「声で生きていく」道の厳しさ――。 創刊25周年を迎える『声優グランプリ』がお届けする、すべての声優ファン&声優志望者必読のバイブル! 野沢雅子「スタジオの私は悟空そのもの。かめはめ波も撃てます」 古谷徹「飛雄馬から脱皮させてくれた『ガンダム』との出会い」 戸田恵子「声優になるのに“いい声”は必要ない!」 大山のぶ代「たくさんのことを教わった『ドラえもん』」 山寺宏一「声の実力がなければプロにはなれない」 三石琴乃「『セーラームーンの……』と言われるのがジレンマだった」 田中真弓「自分の個性を伸ばすためには人を愛すること」 若本規夫「声優道とは、けもの道。自分で切り拓いて作るもの」 ほか
  • 戦争前夜―魯迅、蒋介石の愛した日本―
    3.0
    明治から大正昭和。時代は再び混沌に。陰謀、裏切り、暗殺、中傷、純愛、恋の逃避行、政略結婚、死。そして日中の結び目は、ぷつんと切れた――。舞台は東京から、北京、上海へ。中国革命に炎を燃やす男達と支えた日本人の希望と挫折の物語。現代史で避けられていた時代に鋭く光を当て《日中百年の群像》を描く!
  • 天皇の憂鬱(新潮新書)
    3.0
    天皇は憂(うれ)えている。戦前も、戦後も、平成の世も――国民がなかなか知ることができないその内面に、大宅賞作家が徹底した取材で深く迫っていく。終戦の日、まだ少年だった今上天皇は何を思われたのか。美智子皇后との恋愛をどのように成就されたのか。いつから、なぜ被災地で跪(ひざまず)かれるようになったのか。「終活」はいつから始められたのか。皇室の家計簿はどうなっているのか。……柔らかな筆致でいま浮かび上がる皇室の「光と陰」。
  • 読ませる自分史の書き方
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    読みたい人より、書きたい人が多い時代である。なかでも自分史ブームは止まるところを知らない。誰もが手軽に書き始められる「自分史」を、どうしたら自己満足に終わらない、読み手を唸らせる作品にまで仕上げることができるか。実は、「売れる」作品として商業出版で流通させることはそう難しくはない。読ませるポイントや、決してやってはいけないことなど、執筆の肝を、第一線のノンフィクション作家が具体的に伝授。自分史入門の決定版!
  • 最後の料理人
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「日本的教養の集大成。それが和食です」 白洲次郎、松下幸之助、吉田茂、池田勇人、北大路魯山人... 日本の怪傑たちもうならせた「和」の神髄。 料理一筋65年! 普段は決してしゃべらない達人が、 平成の終わりに、初めての本で秘話を明かす。 万事に共通する「和食のカリスマ」の哲学 ・一歩前進、半歩後退 ・師匠はお客様 ・手取り足取り教えてもらった技は身につかない ・器は料理の衣装 ・おもてなしの神髄 京都の美味しいもの、美味しい食べ方 ・春はたけのこ ・いい材料を手に入れる方法 ・夏の京都といえばハモ ・キウイフルーツを日本で初めて出した理由 昭和・平成を彩った著名人たちの知られざる素顔とは? ・白洲次郎さんと親子丼 ・松下幸之助さんの「凄さ」 ・首相候補3人が鉢合わせした夜
  • 忠臣藏とは何か
    3.0
    なぜ忠臣藏は人気があるのか。『たった一人の反乱』の作者が、あのたった47人の反乱の謎を解明し、忠臣藏論のパラダイムを変革した、文芸評論の名作。野間文芸賞受賞作。
  • 対峙~日本を動かした怪物たち
    3.0
    時の政治家、辣腕の実業家、稀代の文化人など、日本を牽引した人々を各所で取材し、秘された素顔をいくつも目の当たりにしてきた ジャーナリスト・田原総一朗。 日本を動かした怪物たちが彼だけに語った真実――。 田原氏ならではの痛快な切込みに、怪物たちの素顔が見えてくる。 【迫真の人物評伝】田中角栄・小泉純一郎・稲盛和夫・石原慎太郎・中曽根康弘・竹下登・岸信介・松下幸之助・本田宗一郎・盛田昭夫・大島渚・野坂昭如 本書は二〇一六年三月KADOKAWAより刊行された『日本を揺るがせた怪物たち』に加筆のうえ新書化したものです。

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