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文春ムック 『竜馬がゆく』完全ガイド
文春ムック『竜馬がゆく』完全ガイド 完結60周年・司馬遼太郎没後30年記念 ●司馬遼太郎 竜馬は、生きている ●名対談 坂本龍馬の魅力 司馬遼太郎+芳賀徹 ●磯田道史 龍馬の人生と日本の景色 【総勢141人収録 完全保存版 『竜馬がゆく』人物図鑑】 高知城下の坂本屋敷 坂本権平/坂本春猪/岡上新輔 他 竜馬を愛した女たち 坂本乙女/福岡田鶴/千葉さな子/お登勢/おりょう 他 竜馬の親友 武市半平太/中岡慎太郎/千葉重太郎 竜馬の師匠たち 勝海舟/河田小竜/千葉定吉 他 鯨海酔侯と上士たち 山内容堂/吉田東洋/後藤象二郎/乾退助 他 土佐勤王党と郷士たち 那須信吾/大石団蔵/吉村寅太郎 他 勤王浪士 清河八郎/真木和泉/平野国臣 他 革命の震源地、長州藩 桂小五郎/高杉晋作/久坂玄瑞/吉田松陰 他 維新の主役、薩摩藩 西郷隆盛/大久保利通/小松帯刀 他 二人の将軍と大名たち 徳川家茂/徳川慶喜/松平慶永 他 孝明天皇と過激派の公家 孝明天皇/三条実美/岩倉具視 他 最後に輝いた旗本たち 小栗上野介(忠順)/大久保一翁/永井尚志 亀山社中と長崎の人々 陸奥陽之助(宗光)/石田英吉/岩崎弥太郎 他 英国外交官がみた幕末日本 アーネスト・サトウ/ハリー・パークス 新選組、見廻組と流血の京都 近藤勇/土方歳三/藤堂平助/岡田以蔵 他 諸藩名臣伝 横井小楠/三岡八郎/小原鉄心/渡辺昇 ●年齢、根拠地入り 『竜馬がゆく』年表 【司馬さんが歩いた『竜馬がゆく』 イラストマップ付き】 土佐「竜馬と酒と黒潮と」 京都「“好いても惚れぬ”権力の貸座敷」 長州「維新の起爆力・長州の遺恨」 薩摩「独立王国薩摩の外交感覚」 ●コミック版で躍動する「竜馬」 司馬遼太郎+鈴ノ木ユウ ●竜馬の一代は、革命と海とのいそがしげな往復であった 司馬遼太郎 表紙画・鈴ノ木ユウ ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 -
知ったら最後、夜眠れなくなる 世界の未解決ミステリー68
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 なぜ消えた? 誰が殺った? ・蒸発した少年少女 ・謎多き怪事件 ・正体不明の真犯人 鉄人ノンフィクション編集部が放つ、 未解決ミステリーシリーズ第6弾! ・神隠しのような失踪 ・迷宮入りした殺人 ・身元不明の遺体 ・不可解な怪死 ・理解不能の怪現象 ・陰謀が囁かれる死亡事件 ――。 今なお解決を見ないコールドケース68本の顛末。 ■目次 ●第1章 人間蒸発・国内編 ・日光市・佐々木奈保子ちゃん失踪事件 ・茨城県三和町・石嵜容子さん消失事件 ・風船おじさん失踪事件 ・苫小牧市会社員・阿部梢さん失踪事件 ・福井県5歳男児・柳田賢志くん失踪事件 ・取手市小3女児・大川経香ちゃん失踪事件 ・大阪市生野区・鈴木龍也さん失踪事件 ・江東区・石田佳奈子さん監禁失踪事件 ・神奈川大生・内田明希さん失踪事件 ・広島大生・水口伶太さん失踪事件 ・佐倉市・山野下せい香さん失踪事件 ・熊野古道アメリカ人女性失踪事件 ・旭川市高1女子・遠藤幸夏さん失踪事件 ・新潟県十日町市中3女子・樋口まりんさん失踪事件 ●第2章 人間蒸発・海外編 ・米・ソダー家児童5人失踪事件 ・英2歳女児、カトリック・リー失踪事件 ・カナダ、ジョアン・ペダーセン消失事件 ・ネパール・南埜佐代子さん失踪事件 ・ウェールズ・アンティークショップ店主、トレヴァリン・エヴァンス失踪事件 ・米コロラド州、デール・ウィリアムズ失踪事件 ・アイルランド銀行ITスペシャリスト、トレバー・ディーリー失踪事件 ・米ミズーリ州、ブランソン・ペリー失踪事件 ・アルゼンチン、ギル一家6人失踪事件 ・シンガポール、ティナ・リム失踪事件 ・米ワシントン州4歳女児、ソフィア・フアレス失踪事件 ・英14歳、アンドリュー・ゴスデン失踪事件 ・シンガポール4歳女児、シャーリーニー・ナシャール失踪事件 ・独15歳少女、レベッカ・ロイシュ失踪事件 ・アメリカ人地質学者、ダニエル・ロビンソン失踪事件 ●第3章 殺人の迷宮・国内編 ・島田市一家4人殺人事件 ・佐賀女性7人連続殺人事件 ・東北自動車道・志波姫PA殺人事件 ・札幌信金職員・生井宙恵さん殺害事件 ・香川県まんのう町高1女子、真鍋和加さん殺害・死体遺棄事件 ・久留米市自衛官・切明信行さん刺殺事件 ・北九州市・関岡晴美さん殺害事件 ・奈良県広陵町6歳保育園児、東本友紀ちゃん死亡ひき逃げ事件 ・鯖江市主婦・鎌谷香央里さん殺害事件 ・宇和島市スナック従業員、山本舞さんバラバラ遺体発見事件 ・多摩信金職員・後藤博樹さん刺殺事件 ・沼津市主婦・森田みずえさん殺害事件 ・熊谷市小4男児、小関孝徳くん死亡ひき逃げ事件 ・浜松市・大橋貞子さん殺害事件 ・蒲郡市・杉浦加津代さん殺害事件 ●第4章 殺人の迷宮・海外編 ・英17歳大学生、アン・ノブレット殺害事件 ・米フロリダ州、ウォーター一家殺害事件 ・豪「ワンダ・ビーチ」2少女殺人事件 ・米オレゴン州、カウデン一家殺害事件 ・英8歳男児、ヴィシャル・メロトラ殺害事件 ・米16歳女子高生、モリー・ビッシュ殺害事件 ・独9歳少女、ペギー・ノブロック殺害事件 ・米バージニア州、ショート一家殺害事件 ・中国・高級クラブNo.1ホステス、リャン・ハイリン殺人事件 ・東ミシガン大学生、ジュリア・ニスウェンダー殺害事件 ・米18歳、エビー・ステパッチ殺害事件 ・カナダ・製薬会社アポテックス創業者、シャーマン夫妻殺害事件 ・米・弁護士、マーク・アンジェルッチ射殺事件 ●第5章 残された謎 ・ハリウッド女優セルマ・トッド不審死事件 ・フィンランド・イムヤルビUFO遭遇事件 ・英・ホリンウェル集団失神事件 ・自称・心臓外科医「山森将智家」事件 ・米・弁護士、デビッド・ルイス失踪死亡事件 ・米カリフォルニア州、グロリア・ラミレス怪死事件 ・独・ヘルゴラント沖「ジェントルマン」事件 ・米ニュージャージー州「ザ・ウォッチャー」事件 ・米ニューヨーク州ロングアイランド、ジョージ・キャロル遺体発見事件 ・セルビア・人気ユーチューバー、クリスティーナ・ジュキッチ死亡事件 ・米オレゴン州・雄牛15頭連続怪死事件 ※本書掲載の情報は2026年7月時点のものです。 ■著者 鉄人ノンフィクション編集部 -
謎のおかっぱ集団 気づいたら世界で踊ってた akaneとアバンギャルディの物語
バブリーダンスで社会的ムーブメントを起こし、現在は、世界を席巻するダンスグループアバンギャルディを率いる振付師・akane、初の著書が満を持して登場。その類い稀なる才能は、斬新な振付を生み出すだけでなく、ダンスを通じて人々の心を揺さぶり続けている。そんな彼女の才能の源泉は、どこにあるのか? 本書では、幼少期におけるダンスとの出会いから、学生時代のダンス部での体験を総括。また、母校・大阪府立登美丘高等学校ダンス部をコーチとして全国優勝へと導いた圧倒的な指導哲学やチーム育成術、ダンサーの個性を最大限に引き出してオーディエンスを魅了する演出方法など、その独自のダンス哲学もあますことなく公開。独自性あふれる振付が生み出される思考プロセスにも迫っていく。 いまや世界中で話題を独占するアバンギャルディが、米NBCの人気オーディション番組「アメリカズ・ゴット・タレント」に出場し、衝撃を与えるに至るまでの軌跡は、読む者すべての心を震わせる一編の壮大な物語である。 ●CONTENTS Prologue いざ、世界へ! 第1章 ダンスという“魔法”と出会った 第2章 バブリーダンス誕生前夜 第3章 どん底から生まれたバブリーな日々 第4章 Akaneとアバンギャルディ、世界へ! Epilogue ショーはまだまだ終わらない おわりに “夢以上の現実”のなかで -
給料を上げれば日本は復活する
デフレは終わった。しかし、普通の人たちがまだ苦しんでいる――。 この30年、労働生産性の向上と裏腹に実質賃金は低下。成長の果実が適切に分配されない限り、日本はトランプ関税や円安の波につぶれてしまう! この国の経済を知悉した米国人ジャーナリストが韓国との比較や脱成長論の批判的分析を通じ、回復への処方箋を説く -
ジョン・ボイド
「史上最も偉大な戦闘機パイロット」 「米軍で最高の頭脳の持ち主」 「匹敵するものがいない革新者」 ――全米ベストセラーの“英雄”評伝! 傑作機F-15、F-16生みの親、湾岸戦争勝利の立役者、ハイブリッド戦争の先駆者、そして孫氏以来最も影響力のある理論「OODAループ」を発案した米軍随一の戦闘機パイロットをめぐるオーラルヒストリー。 「人生にはしばしば点呼を受ける場面がある。その時、君は決断しなければならない。なるべきか、なすべきか、どちらに行くか?」(本書より) 多くの人を魅了したその人生とは? ビジネスの現場で活かされる全米ベストセラー。 【目次】 謝辞/序章/回想 第1部 戦闘機パイロット 第1章 呪われた始まり 第2章 逞しき大男と長老派教会 第3章 青二才 第4章 K–13とMiGの小径 第5章 高僧 第6章 教皇ヨハネ音速を厳しく攻める 第7章 ドッグファイト 第8章 四〇秒ボイドと戦術マニュアル 第2部 エンジニア 第9章 熱力学、エントロピー、そして新たな気付き 第10章 Ps=(T‐D)V /W 第11章 金平糖の妖精がゴスペルを奏でる 第12章 翼を引っこ抜いて黄色に塗れ 第13章 戦闘機を設計したことなんてない 第14章 より大きく・より高く・より速く・より遠くへ 第15章 F–15を救う 第16章 ワルキューレの騎行 第17章 戦闘機マフィアは神の仕事をこなす 第18章 短足の鳥 第19章 得体の知れない基地 第20章 B–1を見てみよう 第21章 この概要説明は情報提供のみを目的とする 第22章 ボタンかけ旋回 第3部 学者 第23章 破壊と創造 第24章 OODAループ 第25章 改革 第26章 巨大な陰謀の車輪 第27章 ボイド、海兵隊に加わる 第28章 常に忠誠であれ 第29章 奇跡の人 第30章 変人と思われるじゃないか! 第31章 ゲットー大佐と国防長官 終章 エル・シッドの旅は続く 付録 破壊と創造 ジョン・R・ボイド 情報入手元(ソース)/参考文献/訳者あとがき/索引 【著・訳者プロフィール】 ロバート・コーラム (Robert Coram)(著) 米国ジョージア州アトランタ在住のジャーナリスト。アトランタジャーナルコンスティテューション(AJC)新聞の記者として書いた作品で二度ピューリッツァー賞にノミネートされる。ニューヨーカー誌等の米国誌にも寄稿している他、空軍パイロットや、アメリカ南西部の人物をはじめ多数の評伝やノンフィクションで知られる。実際にF‒100及びF‒15での飛行経験を持つ数少ない民間人でもある。代表作は本書。この本の成功で全米に名を馳せた。 池田 忍(いけだ・しのぶ)(訳) 1984年東京大学工学部電子工学科卒業、1993年MIT研究留学。1984年日本電気入社、以来40年にわたり同社防衛事業部門に在籍。1999‒2002年欧州電気通信標準化機構(ETSI)に出向。1992年度 防衛装備協会賞受賞。2002年度 日本ITU協会 国際活動奨励賞受賞。 冨田 直治(とみた・なおじ)(訳) 1987 年東京大学工学系研究科航空学修士課程修了。1987年三菱商事入社、宇宙航空機部にて国防・安全保障ビジネスに従事。2018年日本電気入社、宇宙防衛営業本部。2023年に日本電気を退職後、起業し、株式会社「冨田塾」を創立。 -
私たちはみんな、失敗を知っている
巷に溢れる〈サクセスの秘訣〉は聞き飽きました。あなたの失敗談を聞かせてください。 百万年書房がお届けする、初のアンソロジー本のテーマは「失敗」。簡単に言えば、テレビでは放映できないエピソード満載の「しくじり先生」と思っていただければ、と。 【目次】 離せなかった 白石果林 失敗は幸福のはじまり 小指 いい人だと思われたくてお金を貸しました こだま 夏の日 野口理恵 本をつくってきて失敗をしたことがない 村井光男 私のもとに残った成分 川内有緒 丸い窓の家 北尾マーモット 失踪の練習さえも失敗 花田菜々子 終わりよければすべてよし 末井昭 【著者】 白石果林 1989年生まれ、さいたま市在住。法政大学現代福祉学部卒。大学や一般企業に勤めたのち、2020年にフリーライターに転身。女と金にだらしない父と、アルコールに依存し暴力を振るう母のもとで育った経験から、家族の問題や依存症などをテーマに取材・執筆を行う。百万年書房の学校「エッセイの技法」第1期生。 小指 漫画家、随筆家。1988年横浜市生まれ。著書に『偶偶放浪記』(白水社)、『宇宙人の部屋』(ROADSIDERS)。他、自主制作本多数。本名の小林紗織名義では画家としても活動している。 こだま 作家、エッセイスト。2017年に私小説『夫のちんぽが入らない』でデビュー。エッセイ集に『ここは、おしまいの地』『縁もゆかりもあったのだ』など。2026年に初の創作小説『けんちゃん』、往復書簡こだまといりえ『虫の時間』刊行。 野口理恵 rn press代表。文芸誌「USO」編集長。書籍を制作する傍らで文筆活動を行う。著書は『私が私らしく死ぬために 私のお葬式ハンドブック』(rn press)、『生きる力が湧いてくる』(百万年書房)。健康体。 村井光男 1976年東京都生まれ。新卒で出版社に入社するも3年で解雇となり、成り行きで立ち上げた個人出版社も2年で頓挫。復職した出版社の倒産を機に、2008年にナナロク社を設立。詩歌を中心に、写真集、絵本、エッセイなど、これまでに刊行したすべての本で、編集または制作を担当している。 川内有緒 ノンフィクション作家。アメリカ、南米、フランス、日本を転々としながら12年間国際協力分野で働いた後に、フリーランスの物書きに。『バウルを探して 地球の片隅に伝わる秘密の歌』で新田次郎文学賞、『空をゆく巨人』で開高健ノンフィクション賞、『目の見えない白鳥さんとアートを見にいく』でYahoo!ニュース|本屋大賞 ノンフィクション本大賞、『ロッコク・キッチン』でドゥマゴ文学賞を受賞。ドキュメンタリー映画『目の見えない白鳥さん、アートを見にいく』、『ロッコク・キッチン』の共同監督を務める。 北尾マーモット 1984年生まれ。大学卒業後、民間企業で働いたのち教師に転身、特別支援学校に勤務 する。百万年書房の学校「エッセイの技法」第1期生。筆名の名付け親は北尾修一氏。エホバの証人の宗教2世として育った経験や、教師の日々などをnoteに書く。趣味は焚き火とひとり往復書簡。marmotnokenka@gmail.com 花田菜々子 1979年東京都生まれ。書店員としてさまざまな本屋で20年ほど勤めたのち、現在は東京・高円寺で『蟹ブックス』を営む。著書に自身の実体験を綴った『出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと』(河出書房新社)など。 末井昭 1948年岡山県生まれ。工員、キャバレー、イラストレーターなどを経て、1975年にセルフ出版(現・白夜書房)設立に参加。編集者として『ウイークエンド・スーパー』『写真時代』『パチンコ必勝ガイド』など、15誌ほどの雑誌を創刊。退社後はエッセイストとして8冊の本を出す。著書『自殺』が第30回講談社エッセイ賞を受賞。親父バンド「ペーソス」のサックス担当。 -
自分の人生は自分で切り開く 一日も入院せずに逝った乳がん患者から医療を見た風景
乳がんを患いながらも一般病院に一度も入院せず、最期まで自分らしい生き方を貫いて自宅で旅立った妻・瑞子の闘病記。専門的な医学知識や万人に有効な治療指針ではなく、一人の患者が自ら調べ、納得して選択した治療の道のりを夫が綴った一家族の記録です。読者自身の治療選択においては専門医と話し合うことを前提とし、誰もが「この方法で良かった」と思える選択ができるよう願いを込めて贈るノンフィクション。 -
宇野千代 昭和モダニズムの伝道者
昭和史を彩った生涯を描く、時代・風俗考証の第一人者による決定版評伝! 明治、大正、昭和、平成と四つの時代を生きた宇野千代(1897-1996)。その生涯は戦争を挟み、日本人の生活感覚が大きな転換を遂げた時期と重なっている。尾崎士郎や東郷青児、北原武夫らとの華やかな恋愛遍歴が注目される一方で、私小説に描かれなかった実像にはこれまで光が当たってこなかった。 雑誌『スタイル』の編集や手がけた着物のデザイン、そして生涯を通じて書き続けた作品を貫く「昭和モダニズム」の美意識とは何か。和から洋へと移り変わる日本人の価値観に、いかに影響を与えたのか。 近代日本の生活文化に精通する歴史学者が、膨大な史料を精査し、素顔の宇野千代に迫る。 関連年表・著作一覧付きの、朝ドラ「ブラッサム」モデルの決定版評伝! ■作家デビューから尾崎士郎との出会いの真相 ■小説から服飾デザインまでを貫くモダンな美意識はいかに育まれたか ■『スタイル』は「日本初のファッション誌」ではなかった? その真の独自性を徹底検証 ■和から洋へ変化する戦後の価値観に宇野千代が与えた影響とは 目次 第一章 岩国の海老茶式部 第二章 文士たちのモダンライフ 第三章 昭和モダニズムと戦争 第四章 焼け跡からの再生 第五章 昭和の終わりとモダニズムのゆくえ -
「いいね!」の裏側で
連続銃乱射事件、民族間紛争、極右政権の誕生、陰謀論の拡散…… YouTube、Facebook、Twitter(X)などのソーシャルメディアが全世界的にもたらした危機の全貌と、それを促したアルゴリズムの巧妙な仕組み、さらには背後に一貫して存在するソーシャルメディア企業の「無責任の構造」を、ピューリッツァー賞最終候補のジャーナリストが徹底的な取材をもとに暴き出す。 ソーシャルメディアの負の影響は、想像をはるかに超えて深刻だった。 【推薦の辞】 ソーシャルメディアの害悪の全貌がこの一冊でつかめる。 --カーカスレビュー 巨大テック企業が利益を優先しフェイクニュースの拡散を促した実態を暴く。 --エイミー・ウェブ(『シグナル』『BIG NINE』著者、未来学者) ソーシャルメディアは世界を変貌させている。だが、その作り手さえもどのように世界を変えているのかほとんど理解していない。 --エズラ・クライン(『アバンダンス』著者、ジャーナリスト) -
四国の聖地巡礼パワーで“裏遍路”タビ!
WEBメディアで連載中から反響を呼んだルポルタージュ「裏遍路タビ」シリーズ。 四国の知られざるパワースポット“裏札所”を巡るニッチな旅歩き企画は、ライターの失踪により連載を終了。旅の道中で取材を重ねたことで詳らかになっていく“裏遍路”の正体と、その真の目的とは―――。 WEB掲載時には公開しなかったエピソードや 、彼が“裏四国”から流したとされる最後の原稿を原文のまま収録。 現在もライターは失踪したままであるため、本書はネクスト・トラベル編集部が責任をもって最終的な構成・校閲を実施いたしました。 -
悲劇のプリンス 有間皇子 ―史料と土地から読み直す十九年の生涯
その「謀反」の真相は──。 悲劇の皇子は、いま甦る 有間皇子、十九歳。 彼はなぜ、悲劇的な結末へと追いやられたのか。 『日本書紀』の記述、万葉の歌、そして藤白坂に残る記憶。 史料を読み、土地を歩く。 その先に見えてきたのは、 一人の皇子の運命を左右した非情な構図だ。 有間皇子は、本当に 「謀反人」だったのか。 本書は、その通説に 真正面から異を唱える。 『日本書紀』の行間を精査し、 万葉集に残された 二首の歌を読み直し、 ゆかりの地を歩き検証したとき、 浮かび上がったのは、 朝廷の論理によって 封じられた皇子の声である。 十九歳で藤白坂に散った命。 だが、その名は消えなかった。 有間皇子は、悲劇の人である。 いまなお日本古代史を揺さぶる “もう一つの真実”そのものなのだ。 -
鬼がくれた奇跡 ──父と娘、三十五年目の赦し
父は最低で、最高だった。 昭和の東京。酒、暴力、借金。どうしようもない父と、あきらめない娘。 巨人のONに営業をかける胆力。百枚の葉書に込めた、たったひとつの願い。三十五年後、止まっていた時間が動き出す──。 最低の父だった。それでも、忘れられない。 乱暴で、理不尽で、家族を傷つけ続けた。 それでも父には、人の心をつかんでしまう磁力があった。 娘は怒り、泣き、それでも前へ進んだ。 破天荒な父の記憶。母と娘の長い歳月。 そして三十五年後、百枚の葉書は、父の枕元にあった。 笑えて、泣けて、胸が痛い。 痛みの先に、父と娘をふたたびつなぐ、静かな奇跡が待っている。 これは、どこかで見た家族の話だ。 -
右手の指先だけで夢をかなえる 寝たきり系男子ウッディの日々
脊髄性筋萎縮症(SMA)患者で重度障害者。28歳の夢と本音 運動ニューロン(脊髄前角細胞)と呼ばれる神経細胞の変性によって、筋力低下と筋萎縮を引き起こす進行性の難病「脊髄性筋萎縮症(SMA)」を生後間もなく発症。現在は、寝たきりで大阪にて一人暮らし生活を送る著者。唯一動かせる右手の指先とスマホを駆使してXやnoteで日々の暮らしのリアル、障害者としての考えを積極的に発信中! これまで投稿した記事に加筆修正を加えた、初の書籍が刊行。 ※電子版では掲載写真をカラーで収録。 ・障害者の「恋愛と性」 ・障害者が情報発信する意味 ・一人暮らしの夢をかなえるまで ・寝たきりの一人暮らしルーティン ・「障害者は家にいとけ」 社会から排除する言葉に対して思うこと ・目標はもっと稼いで納税すること ・障害者と災害 ・支えてくれている、家族と大切な人たち ・死について ・・・・・・etc 絶望、悲しみ、喜び、感謝。 さまざまな感情を味わったからこそ前を向けた今、 唯一動く右手の指先を使って、まだまだやりたいことがある! -
ドキュメント 三島由紀夫 VS 吉本隆明 思想としての生涯、響き合うそのドラマ
戦後日本の文学と思想を代表する2人の「謎」を追う! 惜しまれながら終刊した思想・文学の批評誌『飢餓陣営』の編集・執筆で独自の領域を切り拓き、硬派のジャーナリストとしても知られる著者が、同時代人である三島由紀夫と吉本隆明の思想と生涯の「謎」をノンフィクションの手法を用いて追う渾身の力作。 -
プロパガンダとしての祭典 パリ万博から東京五輪へ、権力者たちの狂宴
祭典(フェスティバーリ)を嗤(わら)えるか? 熱狂する群衆もまた、使い捨ての舞台装置にすぎない。 【内容】 華やかな「お祭り騒ぎ」の裏側で、腹の探り合いを続ける世界。 1937年のパリ万博から、1964年の東京オリンピックへ。平和の祭典という大義名分の裏で蠢くのは、独裁者のエゴ、莫大なカネ、そして国家間の泥沼の外交戦だった--。 ヒトラーやド・ゴールらが睨み合う大戦前夜のヨーロッパから、スカルノ大統領の野望に巻き込まれていく熱狂のアジアまで。 巨大な祭典は、いかにして権力者の「舞台装置」として利用されるのか。 膨大な史実とブラックユーモアを交えて描き出す、極上の歴史エンターテインメント! 【目次】 祭典の果て 第一話 パビリオンの遅延 第二話 デザインの国のパビリオン 第三話 鷲と男女の労働者 第四話 スペイン館とゲルニカ 第五話 ファシズムの祭典 第六話 河畔のパビリオンを歩く 第七話 パリ万博閉幕 第八話 一九三八年ヘルシンキ国際博覧会 第九話 ミュンヘン会談 第十話 ニューヨーク万博一九三九 第十一話 トレジャーアイランド 第十二話 万博の終わり 勝利の街の祭典 第一話 国とテレビ 第二話 首都ジャカルタ改造 第三話 ジャカルタの混乱 第四話 ガネフォ 第五話 常に前進! 【著者】 大阪市出身。歴史研究者、作家。 競馬場や公営競技場における建築・産業技術史の研究をライフワークとする傍ら、主に近現代を舞台とした短編歴史小説を執筆。歴史家も驚くような知られざる史実に光を当て、独自の建築的視点や知識を織り交ぜた作風が特徴。普段小説を読まない人や歴史に馴染みのない読者でも楽しめる、ドラマチックで新しい歴史エンターテインメントを追求している。 休日の楽しみは、美術館や博物館を巡ること。 -
千利休と戦国武将
利休が辞世で示したもの 茶道の大成者として知られる千利休。しかし利休は、美の価値を創造した当代随一の文化人であるだけでなく、豊臣秀吉政権において豊臣秀長と共に重きをなす存在でもあった。具体的には、秀吉と戦国武将たちの間を調整する申次(第九・十章参照)を行った。本書では、利休と茶の湯を通して、天下人および戦国武将の内面に迫り、戦国時代を俯瞰する。また、これまで茶人や学者が解釈を試みてきた利休の辞世――後世日本人の価値観に影響を与えた――に対して、著者ならではの視点で解説する。はたして、利休は何を伝えたかったのか。利休以後の世界に生きる私たちが、それ以前の価値観に触れることができる1冊。 ※本書は、月刊「なごみ」(淡交社)に連載された「利休の時代」(2013年1月号~12月号。現在は終了)を再構成して加筆修正し、新章・新原稿を加えたものです。 (以下、目次) 第一章 千利休の前半生は謎だらけ 第二章 利休以前の茶 第三章 勇将の遺言状 第四章 滝川一益の嘆き 第五章 立花〓千代と宗茂 第六章 織田信長という圧倒的な個性 第七章 利休と権力者たち 第八章 公儀と内々 第九章 「申し次ぐ」ということ 第十章 伊達政宗の絶交状 第十一章 政宗と秀吉 第十二章 豊臣秀次切腹事件と利休 第十三章 上方の武士、田舎の武士 第十四章 利休に学んだ大名たち 第十五章 前田家と祖心尼 -
動物学者の戦争
20世紀初頭に山形県に生まれ、仙台の東北帝国大学に学んだ動物学者・阿部襄。青森県浅虫の臨海実験所、日本統治下の南洋パラオ諸島、さらには帝国日本の傀儡国家・満州国の吉林へと活動の場を広げながら、海洋動物の研究に従事した。敗戦後は故郷に戻り、山形大学で教壇に立つかたわら、晩年まで平和運動に力を注いだ。 阿部は、貝類やナマズ、サンゴなどの研究を進める一方、満洲では軍の要請を受けて森林での動物調査にも関わった。また、動物文学に深く魅せられ、少年少女向けの科学読み物を数多く執筆するなど、研究者の枠にとどまらない多彩な知的活動を展開した。その独特の言動はしばしば畸人とも評されたが、同時に多くの人々から人格者として敬愛を集めた。 自然への飽くなき関心と文学への深い希求を胸に、帝国日本の膨張と崩壊という現実に、彼はいかに向き合ったのか。科学と文学、帝国と戦後、研究と社会運動――。そのはざまを生きた異色の動物学者・阿部襄。その知られざる生涯を通して、日本の知識人の可能性と葛藤を臨場感あふれる筆致で描き出す。 -
2つのイラン
複雑な「モザイク国家」の解像度が上がる! 実は日本のことが大好きなイラン。その理由は朝ドラ「おしん」に? ◎規制と黙認 ◎敵対と懐柔 ◎スマートフォンと検閲 ◎文明の誇りと搾取の屈辱 ◎中に残る者と外に出た者 ◎強固な信仰心としたたかなパロディ精神 日本のメディアでは語られない、イランとそこに生きる者のリアル! イランとは、常に1つの事象に対して2つ以上の相反するストーリーが存在する複雑な国家だ。 その難解さには、 ①国営放送をはじめとする徹底した情報統制と、それを司るイスラーム共和制という特異な国家体制 ②多重的な構造を持つ「モザイク国家」 といった明確な理由がある。 つまり情報は政治の道具であり、真実は何層にも覆われた文脈の奥深くに隠される。 そして多様な民族が混在するため、国のアイデンティティを単一の物語で語れない。 対外姿勢も混迷を極める。 日本のメディアでイランが話題になるとき、そのほとんどは周辺国、特に米国やイスラエルと衝突しているというニュースだ。 しかし、イラン国内にはユダヤ教徒が厳然として存在し続け、ペルシア人とユダヤ人には2500年を超える共存の歴史がある。 こうした「矛盾」とも言える事象が随所に横たわっていることが、この国の理解を一層難しくしている。 では、イランに生きる人々も、難解で複雑な国のイメージを体現しているのか。 答えは否、である。 悠久の歴史と数多くの世界遺産に誇りを持つ一方で、大国の論理によって領土を削られ、資源を奪われてきた屈辱と怒りの念を抱いている点で、確かに難しい面も持ち合わせる。 しかし、特筆すべきはイラン国民の比類なき「おもてなしの心(メフマーンナヴァーズィー)」。 彼らは見知らぬ旅行者を温かく迎え入れ、親し気に寄り添ってくる。 また、体制による規制や検閲でがんじがらめになりながらも、それをしたたかに搔いくぐり、自由のために声を上げ続ける。 何より、彼らは日本のことが大好きだ。 その意外な理由も本書で明確になる。 ややこしいからこそ惹かれてしまう、中東の大国のリアルが詰まった一冊! -
世界駐在放浪記 A Nomad expat went around the world.
五つの国で暮らして知った、世界の広さと人間の面白さ。 海外駐在員として、スペイン、メキシコ、オランダ、ロシア、フランスの五か国に赴任した著者が、各地での仕事と暮らしを通して得た実感を綴る異文化体験記。 情熱と頑固さを併せ持つスペイン、陽気さの奥に哀しみをたたえるメキシコ、合理性と独自の価値観が息づくオランダ、広大な大地と深い文化を持つロシア、洗練と複雑さが交差するフランス。旅では見えない国の素顔が、駐在員ならではの視点で描かれていく。 食、歴史、芸術、国民性、ビジネス習慣、そして現地で出会った人々との交流。異国で戸惑い、驚き、時に笑いながら働いた日々を通じて、世界の多様さと人間の面白さ、さらには日本を外から見つめ直す視点が浮かび上がる一冊。 -
続く者あるを信ず 楯の会一兵卒の見た三島由紀夫
作家の自決に、時代が震えた 作家・三島由紀夫はいかにして学生たちを集め、何を託そうとしたのか。民兵組織・楯の会の会員だった著者が、三島が若者と日本に求めたものを、当事者の記録と三島の作品から探っていく。 -
世界は「賭け」で動いている~期待値で未来を読むリスクテイカーたちの思考法~
政治、テクノロジー、暗号資産、ギャンブル……わずかな優位性(エッジ)も徹底的に搾取する現代のリスクテイカーたちは、どのように世界を見て、どのように行動するのか。MLB選手のパフォーマンス分析や、大統領選の予測で名を馳せた統計学者ネイト・シルバーが、サム・バンクマン゠フリードのFTX拠点、暗号資産バブル下の狂乱パーティ、ポーカーの世界大会の現場から、ますますカジノ化する世界の実態を描く! -
移民第2世代のオートエスノグラフィー
日本への移民第2世代である10人の研究者たちが、自らの経験を記述し体系的に分析し、語りを研究へと高めていく「オートエスノグラフィー」の方法を用いた画期的な論集。 移民研究の新たな可能性を提示するとともに、読み物としても興味深い作品である。 -
村のこしの由布院
「由布院」という独特のコミュニティを立ち上げた、亀の井別荘主人の一代記。その人生を通して、地域社会の未来の在り方を考える。 -
生命の謎を解き明かす 本庶佑「私の履歴書」
ノーベル賞研究者、本庶佑初の自伝。 がん患者を救う”世紀の発見”はいかに成されたか。そして、現在の闘病を語る。 2018年に、これまでの常識を覆す免疫療法の研究で「ノーベル賞 医学・生理学賞」を受賞した本庶佑氏。 アメリカ式の研究室のやり方や、若手の育成などに力を取り入れ、画期的な研究者として実績を残してきた。 日本経済新聞に連載した「私の履歴書」をもとに、研究者としての半生を振り返るとともに、2022年の事故による闘病についても語った。 PD-1の発見、オプジーボの開発、闘病など、様々な難局を乗り越えられたのは、 「生命の謎を解き明かしたい」という純粋な思いと、強い気持ちがあったらからこそ。 多くの命を救ってきた研究者が振り返る、自らの人生、そしてこれから。 【目次】(一部抜粋) はじめに 84歳、生命の神秘はますます深まるばかり Prologue 「生命の謎解き」に没頭した私の人生 Chapter 1 幸運な子ども時代 富山で太平洋戦争を経験 外科医の父と観音様のように優しい母 多くの命を救いたいと基礎医学を選択 Chapter 2 研究者として切磋琢磨の日々 大学紛争に巻き込まれ、研究とは何かに向き合った大学院生活 アメリカへ渡り分子生物学を研究する Chapter 3 革新的な研究室から斬新なアイデアが生まれる Chapter 4 歴史的発見の舞台裏 よりよい研究環境を作るために PD-1発見の功労者 がん免疫治療薬・オプジーボの開発 PD-1抗体の三つのポイント 京大医学部長に就任 Chapter 5 さまざまな交友、そしてこれからの医学への思い 安藤忠雄さん、柳井正さんらとの交友 がん免疫総合研究センター発足 【コラム】 ノーベル生理学・医学賞受賞晩餐会スピーチ オプジーボの開発の歴史と基礎研究の重要性 オンリーワンを目指せ――独創的研究への近道 科研費への感謝と期待 研究の次に情熱をそそいだゴルフ 【本庶佑年表・主な受賞歴】 -
同志として 妻として 「運命の人」篠田正浩と歩いた道
2025年3月25日、映画監督・篠田正浩さんが肺炎のため、94歳で亡くなった。 妻の女優・岩下志麻さんは、28日、ようやく惜別のコメントを発表した。 「篠田と出会ったことによって沢山の作品で色々な役を演じることが出来ました。今の私があるのは本当に篠田のおかげだと思っております」 「58年間人生を共にして参りましたので、今はただ、悲しみと喪失の思いで胸がいっぱいです」 松竹の新世代を担うと期待された若手監督と、19歳の新進女優の二人は、安保闘争を舞台とする青春映画「乾いた湖」の主演を決めるオーディションで出会った。 打ち上げの席での、「私、どうも監督さんと結婚しそうな気がします」のひと言から、交際・結婚へと発展する。 まだ「結婚したら女優は終わり」と言われていた時代、撮影で通った京都の、出雲阿国ゆかりの寺である大徳寺・高桐院で挙式した。 以来58年間、「あかね雲」「心中天網島」「卑弥呼」「処刑の島」「はなれ瞽女おりん」「悪霊島」「鑓の権三」など数多くの作品で主演女優と監督としてタッグを組み、「少年時代」「瀬戸内少年野球団」「スパイ・ゾルゲ」などの名作で篠田作品をサポートしてきた。 〈「映画という魔物に取り憑かれて、魔物退治をしてきた」という、まさにそんな感じです。篠田は今度はどういう映画をやるんだろう、それを応援していこうと思っていました。ですから最後の最後まで、女優と映画監督という関係でいたような気がするんです。篠田が同志という言葉を使っていますが、確かに、同志というのが一番合っていますね〉 〈本当にすごい人だったなと、あらためて私は、すごい人と一緒にいたんだなと、女優としてこんなに自由に生きさせてもらって、感謝の言葉しかありません。いまは一日の最後に、仏壇の扉を閉めて、「愛してるよ、おやすみなさい」と言うのが眠りにつく前の私の儀式になっているんです〉 「戦友」「同志」として映画に向き合い、数々の名作をつくってきた二人の深い信頼と、互いに尊敬しあった58年間を、岩下さんが語り下ろす。 「100万ドルの笑顔」と言われ、一度口にしたことは決して翻さなかった篠田監督の人間的魅力。 寺山修司、武満徹、河野多惠子、粟津潔、篠田桃紅ら多くの芸術家を映画の世界に招き入れ、郷ひろみ、渡辺謙、草刈正雄、竹中直人らの才能を見出した眼力。 14歳で終戦を迎え、軍国主義から社会が一変するのを経験し、「日本とは何か」を考え続け、模索し続けた戦後日本の最良の知性の一人。 岩下さんは、万感の感謝と尊敬を込めて夫・篠田正浩との日々を語る。 そして篠田監督もまた、「自分にとってももっとも幸運だったのは岩下志麻と出会ったこと」と公言していた。 涙なくしては読めない、心震える一冊。 -
新版 広島の木に会いにいく
いまも広島で生きる、原爆をたえた被爆樹木。 被爆樹木は、戦争と、それ以前の人びとの営みを記憶して、そのなかにとどめています。 ドキュメンタリー作家が、広島の樹木医と一本一本の木をめぐり、 被爆体験と木との関わりを語る被爆者の方がた、原爆後の樹木をスケッチした当時の大学生、 木のかたむきや放射線の影響をしらべる研究者からさまざまな話をきいて 被爆樹木と原爆についてつづったノンフィクション。 2015年に『広島の木に会いにいく』(石田優子 著、偕成社)を刊行してから10年がたち、広島の街や被爆樹木をめぐる環境は大きく変化しました。戦後80年、被爆80年の年に、原稿を改稿し新しい写真を加えた新版として『新版 広島の木に会いにいく 被爆樹木が見る未来』を刊行することにしました。 被爆体験を語る方がいなくなってしまう中、いまも生き続ける被爆樹木の重要性は増しています。この本では、被爆樹木を長い間見守り続ける樹木医堀口力さんや、被爆体験と木との関わりを語る被爆者の方がた、木の研究者たちを取材したようすが書かれています。「木」を入り口に、子どもたちが原爆と被爆について考えるきっかけとなる1冊です。 巻末には被爆樹木をめぐるマップと、樹木医堀口力さんが推薦する被爆樹木の見学コースを掲載しています。 -
チアリーマンズ 軌跡 空飛ぶサラリーマンの挑戦
ファン待望の初書籍!キャプテン渾身の書き下ろしノンフィクション・ドキュメンタリー。 SNSで瞬く間に話題となり、結成からたった2年で海外のオーディション番組出場を果たした「チアリーマンズ(Cheer Re-Man's)」 総フォロワー数は約60万人を突破。 チアリーマンズの軌跡から、挑戦する勇気、仲間の力、自分の可能性を信じることの大切さを学べる一冊。 ■この本の魅力 •働きながらでも、諦めず挑戦し続ければ夢は実現できる •特別な才能や環境がなくても、情熱と行動力が人生を大きく変える •仲間と共通の目標を持つことで、一人では到達できない成果を生み出せる •「誰もが何者にでもなれる」というメッセージを体現した、現代の挑戦者たちの実録 ■こんな人におすすめ •仕事と夢の両立に悩む人 •新しい挑戦をしたいが踏み出せずにいる人 •チーム作りや仲間との活動に興味がある人 •チアリーディングに興味がある人 •スポーツやエンターテイメントの舞台裏に興味がある人 •チアリーマンズのファン ■この本で学べる5つのこと 1.夢を実現するための行動力 2.仲間を集め、チームを作る方法 3.挫折との向き合い方 4.SNS時代の発信力 5.「応援される人・チーム」になる秘訣 ■Q&A Q. チアリーマンズって何? A.サラリーマンとして働きながら、チアリーディングを主体とした本格的なパフォーマンス活動を行う社会人チーム。「誰もが何者にでもなれる」をテーマに挑戦を続ける。 Q. この本はどんな内容? A.結成からメンバー集め、活動開始、SNS発信、テレビ出演、単独公演、海外進出までの軌跡を描いたノンフィクション。成功だけでなく苦悩や挫折、葛藤も率直に語る。 Q. なぜ多くの人の共感を集めているの? A.働きながら夢を追う等身大の姿に、多くの人が自分を重ね合わせているから。 Q. チアやスポーツ経験がなくても楽しめる? A.もちろんです。本書はチアリーディングの専門書ではなく「夢を追い続ける人々の物語」です。 -
おべんとうの時間 その1
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 品切れ中の『おべんとうの時間 1』を復刊。阿部夫婦(夫・カメラマン/妻・ライター)が全国各地の手作り弁当を二人三脚で取材したフォトエッセイ集の原点。全日空機内誌『翼の王国』の人気エッセイの書籍化。力強く生きる38人のお弁当と人生の物語を、迫力のある写真とともに紹介します。――集乳、霧島市蒸留所、みかん栽培、看護師兼馬体重測定係、大学教授、海女、手延べ素麺職人、砂かけさん、馬牽き、猿まわし、駅員。 -
スキャンダル雑誌のつくりかた 『噂の眞相』人名録
「人は、これをスキャンダル雑誌と呼ぶ」──タブーなき反権力を標榜し、政治から芸能、メディアにいたるまでありとあらゆる権威に挑んだ雑誌が、休刊してから20年以上が経つ。いかにしてこの雑誌が作り上げられていたのか? その内幕を、長期連載執筆者でもあった佐高信が描く。 -
國體とは何か
世界的にグローバル化が進み、大量の移民流入によって生じる問題が日々大きく取り沙汰される今、「国の本質とは何か」「主権とは何か」という点について改めて議論が求められる時代となった。歴史・伝統・文化を踏みにじり、資本の利益の最大化のためにすべてを一元化せよと猛威を振るうグローバリズムの前で、皇位継承問題も危機的状況にある。喫緊の課題として「国民国家の本質を守りつつ、何に対して門を開かねばならないか」が問われているとも言える。この状況は、まさに幕末、日本が攘夷か開国かを迫られた時とも酷似している。 「日本とは何か?」幕末、この問いに応えようと苦吟し、かつ躍動し、その後の国家建設に最も大きな影響を与えた人物の一人が吉田松陰だった。その松陰が獄中で最後まで求め続けた本こそ、素行の手になる『中朝事実』だったのである。著者は江戸前期の思想家で山鹿流兵法の始祖・山鹿素行。松陰は山鹿流兵学師範であった。江戸前期、幕閣を頂点とする官僚支配階層は、朱子学を価値軸の中心に置くことで「武による支配から文による支配への転換」を目論んだ。朱子学的な厳格な知識・序列だけを日本の支配原理とするためである。エリートによる机上の支配構造。だがそれは、中国こそが永遠に日本の師であり続けること、我が国が中国に対して、知的にも従属し続けることを意味していた。 これに疑問を抱いたのが山鹿素行だった。素行の時代、中国大陸の地では、まさに明から清への王朝交代・易姓革命が起きていた。漢民族が女真族に王朝を奪われ、それまでの伝統や文化、旧体制が破壊しつくされているとの情報をつぶさに得ていた素行は、ならば彼の国はすでに「中華」などではない、悠久の歴史の中で一度たりと王朝交代のない我が国こそを「中朝」とすべきと考えたのである。 素行は『日本書紀』に立ち返り、やがて万世一系の皇統に導かれてきた我が国の本質を見きわめる。神代から続く自然との合一・尊崇の念、そして皇室と民との一体化こそが我が国の本質だとの確信を素行は得る。そしてそれこそが、幕末の後期水戸学・曾澤正志斎が『新論』において國體と定義し、吉田松陰が希求し、やがて乃木希典大将へと引き継がれていく、かけがえのない「日本の姿・原点」だったのである。 AI革命が迫り、グローバリズムの暴風が吹き荒れる中、日本人が守るべきアイデンティティーが問われている。日本とは何か?日本人の生きる道とは何か?自国民のみが他を睥睨すればそれでよいというエスノセントリズムとは違う、より公正で慈愛に満ちた振る舞いを実現しうる人たち。それが日本人なのではないのか?そしてその中心には、常に象徴としての皇統が神代以来、安定して鎮座している。古き神話の世界と最先端科学が矛盾しない、無二の存在。これが、未来へと続く日本の不変の國體なのである。 「激動期を迎えた世界の中で、臨機応変に対応すべきもの、そして変わらざるものを理解し、先祖と自然への尊崇を失わぬ日本の価値を再発見すべきではないのか」その問いかけこそが、本書における著者の本旨なのである。 -
ルポ 電通
「電通離れ」は、ここから始まった…… 雑誌記者デビューから56年、著書500冊超のジャーナリストの原点! 「地下室から入った」大下は、電通の実態をあまさず浮かびあがらせた。 特別対談・解説 佐高信(評論家) 大手出版社が刊行を躊躇ったノンフィクションノベルの問題作 『小説電通』を完全収録! 45年以上の取材で突き止めた「伏魔殿」崩壊の核心 わたしは、「小説電通」の雑誌連載を終えると、 一冊の書籍にまとめて出版しようと考えた。 数社から出版の話があったが、すべて最終的に潰れてしまった。 近年は、二〇二〇年東京オリンピック談合事件の影響と、 大手メディアが「オールドメディア」と化したことで、 深刻な国民の「電通離れ」が進んでいる。 それを機に、『小説電通』も再び世に問うことにした。 「電通」問題の核心とは何か。 はたして、これからどこへ向かおうとしているのか……。 第一部「ルポ 電通」から併せて読み取っていただきたい。――「はじめに」より -
地域芸術祭とは何か
アートによって地域活性化を目指す地域芸術祭。その歴史をたどりつつ、課題と可能性から「地域芸術祭は誰のためのものか」を考える。 -
選択的夫婦別姓はなぜ日本を変えるのか
明治期に旧民法が導入した「家制度」により夫婦は同じ姓を名乗ることとされた。そして今でも多くの女性が結婚により改姓を迫られている。戸籍と民法が作るこの構造は、夫婦間だけでなく、日本社会全体でも根深い女性差別、男性優位の状況を作り出し、固定化してきた。この現状をどう変えていけばよいのか? 福沢諭吉やホッブズを専門とする著者が、政治思想的アプローチをもとに、フランスの婚姻制度なども参照しつつ、アクチュアルな問題に迫る。日本独自の性別役割分業を解消する鍵として「選択的夫婦別姓」の意義を提示する、今、必読の一冊! -
ハズレモンの美学 黒衣に刻まれた孤独と叛逆の勲章
「肩書きより、自分でいたい。」 ──医者としてじゃなく、“僕”として生きるという選択。 夢を追った先で、壁にぶつかり、道を見失うこともある。でも、誰かの期待に応えるだけじゃ、本当の自分は守れない。医師という肩書きを脱ぎ捨て、ひとりの人間として、自分に正直に生きる。自分らしさに悩むあなたへ贈る、リアルな言葉の記録。 ──はずれたまま、誇り高く生きろ。 順風満帆では終われなかった男が刻んだ「ハズレモン」の美学。 はみ出した者には、はみ出した者の勲章がある。傷つき、迷い、うまく馴染めなくても、それでも折れずに進んだ者だけが、その矜持を手にする。 -
ユーレイズミーアップ 「患者さんありがとう。そして、ごめんね」 文庫改訂版
医大の大きな闇に抗い続けた男の偉大な戦いの物語 教育と医療に真摯に向き合い、努力と貢献をしてきた梅澤に突き出された捜査令状。青天の霹靂ともいうべきこの状況を仕組んだのは、他ならぬ自身が所属している大学の理事長だった――。 -
ニンニクはなぜ花が咲かないのか―花咲くニンニク求めて中央アジアへ―
ニンニクはなぜ花が咲かないのか―。 ニンニクは長らく花が咲かず種子もできない作物とされてきた。著者は鹿児島大学でこの「不稔」の謎に挑み、花粉母細胞の異常減数分裂という原因に行き着く。そして、世界中から集めた品種の中から、ついに正常な減数分裂を示し、実際に花を咲かせる系統を発見した。 その瞬間、著者の関心は研究室を超え、ニンニクの起源地そのものでの稔性個体探索収集へと向かう。バビロフの栽培植物起源地説に導かれ、一次起源地とされるソ連領中央アジアへの単独材料収集行を企画。冷戦下の共産圏という制約の中、モスクワからタシュケント、サマルカンド、ドゥシャンベ、フルンゼ、アルマ・アタ、アシュハバードへと旅は続く。さらに地中海沿岸・コーカサス、そして起源地中枢を探る中国新疆・カザフスタン・キルギスへと、足跡は広がっていく。 本書は、当時の日記をもとに、食べ物や体調、現地の人々との交流をありのままに記録した、ニンニクの稔性発見と起源地探索の旅の記録である。 ■目次 口絵(ソ連領中央アジア/地中海沿岸/一次起源地の写真) まえがき 序 ニンニクはなぜ花が咲かないのか 1 一次起源地中央アジアに花咲くニンニク求めて ・世界へ ・ソ連領中央アジアでのニンニク収集計画 ・中央アジアでのニンニク収集資金 ・ソ連領中央アジア単独収集旅行の準備 ・空路モスクワ経由ヨーロッパへ 2 ソ連領中央アジアでの材料収集 ・モスクワ/タシュケント(ウズベク)/サマルカンド(ウズベク)/ドゥシャンベ(タジク)/フルンゼ(キルギス)/アルマ・アタ(カザフ)/アシュハバード(トルクメン)/モスクワ ・ソ連領中央アジアで収集したニンニクの調査 ・ニンニク稔性系統発見に至る経緯 3 二次起源地、地中海沿岸(トルコ、ギリシャ、ユーゴスラビア)およびコーカサスでの収集 ・日本~モスクワ/トルコ/ギリシャ/ユーゴスラビア/ネギ類研究集会のイギリスへ/ソ連邦/コーカサス ・地中海沿岸及びコーカサスで収集のニンニクの稔性 ・ニンニク完全不稔の真の原因 4 一次起源地中枢特定へ陸路走破 ・中国(新疆)/カザフスタン/キルギス/中国(新疆) ・ニンニクの種子生産能力の拡大 5 エピローグ 引用文献 あとがき ■著者 衛藤 威臣(えとう たけおみ) 九州大学農学部卒、同大学院博士課程中退。鹿児島大学農学部助手、同助教授、教授を経て、鹿児島大学名誉教授。農学博士。園芸学会賞(ニンニクの不稔に関する研究)。 カナダ、農務省研究所(ケベック州)にて1年間在外研究(1989-90)。 鹿児島大学調査船による南太平洋海域学術調査(1981-82、フィジー)に参加。 国内諸地域を含め、地中海北岸地域、東欧諸国、旧ソ連地域、中国、南米、豪州等で多数回材料収集。 -
Empire οf AI(エンパイア オブ AI)―新しい帝国が生まれるとき
ノーベル賞受賞経済学者アセモグル、「監視資本主義」著者ズボフが絶賛! 私たちが気づかないうちに誕生しつつある新しいAIの帝国の全貌を描き出した大作! 7年に及ぶ取材、260人への300回以上のインタビューに基づく詳細な記録。 著者のカレン・ハオはオープンAIを詳細に取材した初めてのジャーナリスト。 同社とAI業界の実情を描いた本書(原題:EMPIRE OF AI)を執筆し、 本書は2025年5月の出版直後、ニューヨーク・タイムズ紙のベストセラーリスト入りを果たす。 2025年、米『TIME』誌の「TIME100 AI(AI分野で最も影響力のある100人)」に選出。 同誌より「ハオ氏は、AI革命の中心にいる企業に対する人々の認識と理解を 根本から形作っている」との評価を受ける。 ●推薦の言葉 オープンAIとチャットGPTの台頭の裏にあるエゴと、危うい妥協を暴き出す壮大な告発書だ。 ユートピアを夢見たAIの構築者たちが、いかにして「帝国」の建設競争に飲み込まれていったか。 本書は、我々全員が支払わされている代償への警告である ーーパーミー・オルソン(ブルームバーグ・コラムニスト) 私たちの生活はAIによって作り変えられようとしている。より正確に言えば、極めて自信過剰な数人の人々が経営する、 ごく少数の企業によってだ。これらすべてが不可避なのか、テック界の有力者たちの約束を信じていいのか、 AIの時代に民主主義を少しでも守ることができるのか。そう疑問に思うなら、この本を読んでほしい ーーダロン・アセモグル(2024年ノーベル経済学賞受賞者) これは英雄的な仕事だ。あなたがもし、デジタルの未来が優秀な科学者や賢明な投資家、 熱心な政治家たちの手によって守られていると考えているなら、この本を読んで考え直してほしい ーーショシャナ・ズボフ(『監視資本主義』著者) -
新版 世界史のなかの昭和史
日本が戦争回避の機を逃し、欧米に飜弄された理由を世界史の視野から綴る。半藤一利「昭和史」シリーズ完結篇が待望の新版に! -
澤田美喜(学習まんが 世界の伝記NEXT)
人種をこえ、2000人の戦争孤児を育てた「ママちゃま」 集英社版・学習まんが『世界の伝記NEXT』の「伝記×SDGs」シリーズに待望の人物が仲間入り。 第二次世界大戦の終戦直後に、アメリカを中心とする連合国軍の兵士と日本人の女性との間に生まれた子どもたちは、敵国だった外国人の父親をもち、顔つきや体つきが日本の子どもと異なっていることを理由に厳しい差別を受けました。澤田美喜は、行き場のない「戦争混血孤児」へいち早く手を差しのべた女性です。戦争と戦後の混乱のなかで、差別、偏見と闘いながら2000人の子どもを育てた、彼女の生涯をまんがでわかりやすく描いています。 三菱財閥の岩崎家の令嬢として恵まれた環境に生まれ、広い世界を夢見る活発な少女だった澤田美喜は、外交官の夫とともに海外を飛び回り、多くの国の文化に触れました。海外でできた友人や、清潔で環境のよい孤児院に強く感動し、のちに日本に戻った美喜は、戦後の混乱のなかで「戦争混血孤児」たちを取り巻く厳しい状況を目にします。そして、エリザベス・サンダース・ホームという孤児院をつくり、子どもたちが生きていくために力をつくします。差別にひるまず行動を続ける美喜の活動は偏見を持っていた人びとの意識を変え、日本と世界をつなぐかけ橋となったのです。 -
経営のリアル
知識、経験、人、モノ、金-―何もないゼロの状態から身を起こし、10年で年商10億円、20年で30億円を突破した社長が語る「成長の方程式」とは。オフィスにエアコンを取り付けるお金さえなかった会社が、内装工事業に活路を見出し、みるみる業績を上げていった“経営のリアル”を大公開。今なお、100億円企業、従業員の平均年収1000万円超えを目指して進化中! -
星読みと縁 かけがえのない人との出会いを引き寄せる
星読みベストセラー作家yuji、待望のご縁本! 人生を変えてくれる人と出会おう。 恋愛、仕事、友情―― 人生は、「誰と出会うか」で大きく変わります。 星読みは、あなたにどんな人が引き寄せられ、どんな人と人生を動かしていくのかを教えてくれます。 ・なぜか強く惹かれてしまう人 ・一緒にいると力を発揮できる人 ・人生の転機を運んでくる人 ・恋愛や結婚につながる人 ・師匠や仲間となる人 そうした「ご縁の流れ」は、ホロスコープ(星の配置図)に表れています。 「恋愛をしたいけれど、どんな相手が合うのかわからない」 「気になる人との関係性を知りたい」 「自分を引き上げてくれるメンターや仲間と出会いたい」 「人生を変える出会いがほしい」 そんな悩みや願いを持つ人へ向けて、本書では「縁」を星から読み解く方法を、やさしく丁寧に解説します。 年収、学歴などの、分かりやすい条件のマッチングだけでは出会えない、魂の相性とも言える深いつながりを知れるのが、星読みです。 星を読むことで、自分でも気づかなかった縁のパターンや、人生のテーマが見えてきます。 本書では、無料サイトで作れるホロスコープを使いながら、 ・あなたが引き寄せやすい相手 ・あなたとあの人との縁の性質 ・恋愛・結婚・仕事で縁のあるタイプ ・人生のキーマンが現れやすいタイミング ・人との出会いによって開いていく人生の物語 を読み解いていきます。 ホロスコープは、「誰と出会い、どう生きるか」を示す人生の地図。 あなたの人生を変える「ご縁」を、星とともに見つけにいきましょう。 -
認知症は愛 「愛」を証明した15 の物語
認知症の家族の言動を前に、 分かってあげたいのに、分からない―― 徘徊、妄想、暴言。 「問題行動」に隠れた認知症患者の思いを紐解く15の物語 認知症の家族を抱える人にとって、最もつらいのは「分かってあげたいのに、どうしても理解できない」というもどかしさかもしれません。徘徊や妄想、暴言といった、いわゆる「問題行動」を前にしたとき、優しくしたいと思いながらもきつい言葉をかけてしまい、自分を責める――そんな経験を持つご家族も少なくないと思います。 著者は、埼玉県ふじみ野市にある富家病院の理事長・院長を務める医師です。重度慢性期医療の現場で医療・看護・介護に携わりながら、認知症サポート医としても長年、多くの患者とご家族に向き合ってきました。その経験から著者が気づいたのは、認知症の患者の言動を、単なる「問題行動」として片づけてしまうことの危うさでした。徘徊や妄想、暴言のように見える行動にも、その人が不安に感じていること、守ろうとしているもの、どうしても伝えたい思いが隠れていることがあります。家族がその思いに気づき、寄り添うことで、症状がふっと和らいでいく――。著者はそんな場面を何度も目にしてきました。 本書では、ものわすれ外来で実際に出会った患者とご家族の15の物語が紹介されています。そして、その一つひとつを通して浮かび上がってくるのが、本書のテーマである「認知症は愛である」という著者の言葉です。「夫が浮気をしている」という妄想に苦しみ続けた妻が、本当に怖がっていたのは裏切りではなく、たった一人で取り残されること。夫がある言葉を告げた瞬間、長く続いた妄想はピタリとやみました。物盗られ妄想がエスカレートした老母はある朝、近所に住む息子の家に「お前を殺して私も死ぬ」と包丁を握りしめ来訪。その行動の奥にあったのは、家族思いの強い責任感でした――。こうした物語を読み進めるうちに、「問題行動」と呼ばれる言動の奥に、患者本人の家族への愛が隠れていることが見えてきます。 認知症のご家族と向き合うすべての人、介護や看護に携わる専門職、そして将来の自分自身のために認知症を理解しておきたいと考えるすべての方に手にとってほしい一冊です。 -
もうダメかと思った私、統合失調症でもこんなに元気になりました!
苦しみの中で見つけた、私らしく生きる方法 1999年5月、統合失調症を発症した著者は、眠れない、食べられない、不思議な声や体験に苦しみながらも、早期受診と治療、家族や医師、周囲の人々の支えを受けて少しずつ回復への道を歩んできた。子ども時代の思い出、いじめ、就職とリストラ、発症、恋愛、結婚と離婚、そして寛解へ――。27年間病と向き合い続けた著者が、自身の半生を率直に綴り、統合失調症は不治の病ではなく、治療を続けながら自分らしく生きられることを伝える。病に苦しむ人、支える家族、精神医療に携わる人へ届けたい、痛みと再生の手記。 -
1990年夏ソビエト社会主義共和国連邦で川端康成の『雪国』を読んでいた
パンもない。煙草もない。超大国が終わる バブルの熱に浮かれていた日本から、著者は崩壊寸前のソ連へ向かった。 モノ不足、KGBの気配、そして日本研究者のソ連人女性との出会いを通じて、日本について深く知っていく。 歴史の転換点を目の当たりにした若者の見聞録。 -
九十歳直前から始まった母の十三年介護 脳梗塞、骨折、認知症そして看取り――
老いた母と出会い直す 八十九歳から百二歳まで。 母の晩年を支えた十三年は、濃密でかけがえのない時間だった。 脳梗塞に始まる病と老いの進行に向き合いながら、 親子の関係は少しずつ変わっていく。 介護とは何かを問い続けた、その記録。 -
忘れることは怖くない 専門医が語る経験
老齢の「物忘れ」とは、 こんなことだったのか! 専門医が語る老いと記憶のリアル 老年医学や脳神経内科学を長年研究してきた医師である著者が、医療現場で得た経験や知見をもとに、自らに起こった「物忘れ」やフレイルが生じるメカニズムを探る。 老いと向き合い、老いを生きるための思索の書。 87歳の認知症専門医に突然訪れた、「物忘れ」。人の名前が出てこない、薬の名前が思い出せない――。これまで数多くの患者を診てきた医師が、今度は自らの老いと向き合う当事者となった。医学的知見と、患者としての体験により新たに気づいたポイントから、「物忘れ」の本質に迫る。 " -
福沢諭吉 敗け続けの偉人(インターナショナル新書)
筆からペンへ――もう一つの幕末維新史。 慶應義塾の創設者、『学問のすゝめ』の著者として、近代日本の象徴とされる福沢諭吉。しかしその歩みは、決して順風満帆ではなかった。少年時代の孤立、進まぬ学問、攘夷の中での帰国、政変による新聞発刊の頓挫、塾の存亡の危機・・・・・・激動の時代に道なき道を進み、幾度もの挫折に見舞われながらも、彼は思考を止めなかった。 気鋭の政治史学者が新しい視点から「福沢諭吉」を問い直す意欲作! -
プチエンジェル事件 なぜ、陰謀論は拡散したのか ―少女監禁事件の真相 ―
「日本犯罪史最大の闇」「日本版エプスタイン事件」などと呼ばれる事件。 しかし、その“闇”は本当に存在したのか。 2003年、東京・赤坂で起きた小学生4人監禁事件。 犯人とされた男は現場で自殺し、事件は多くの謎を残したまま終息した。 だが、事件はそこで終わらなかった。 「顧客名簿には政財界の大物がいた」 「警察は名簿の捜査を打ち切った」 「事件を追った記者が不審死した」 「犯人は口封じのために殺された」 ネット、週刊誌、動画、匿名掲示板――。 断片的な情報はやがて膨れ上がり、プチエンジェル事件は“国家レベルのタブー”として語られるようになった。 しかし、こうした陰謀論はどこから生まれたのか。 どこまでが事実で、どこからが憶測なのか。 本書は、報道資料と関連情報をもとに、現在語られている通説の真偽を徹底検証する。 読み進めるほどに見えてくるのは、陰謀論以上にリアルな、事件のもう一つの実像である。 -
拉致 封印された真実
なぜ拉致問題はこれほどまでに進展しないのか? 29年に及ぶ国内外への綿密な取材と20年以上眠っていた極秘資料を含む未公開情報を駆使して明らかにされる「拉致」の真相。 拉致取材の到達点をここに! ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 推薦 磯﨑敦仁(慶応義塾大学教授) 私たちは拉致問題を“知っているつもり”だった。膨大な事実を丹念に積み重ね、感情論を超えて構造的に描き出した決定版。 川人 博(弁護士、特定失踪者問題調査会常務理事、北朝鮮による拉致・人権問題にとりくむ法律家の会幹事) 拉致を防げなかったのは何故か? いまなお被害者を救出できないのは何故か? 綿密な取材と非公開・極秘資料により、警察・政治家の無為無策の歴史を解明し、被害者を救うために政府がいま何をすべきかを提起する渾身の力作 私の前には、これまで表に出ることのなかった数々の未公開資料が並んでいる。製本された分厚い捜査資料、外務省幹部による手書きのA4一枚の紙、拉致被害者家族の直筆の手紙、そして門外不出の音声テープなど、どれも“マル秘”扱いのものばかりだ。 その中に、北朝鮮との交渉で日本側の“切り札”となった極秘資料がある。数十枚のコピーには「極秘」の文字が印字されている。政府の秘密文書は、「極秘(限定配付)」、「極秘」、「秘」、「取り扱い注意」の四段階にランク付けされており、これは上から二番目の、極めて厳重な機密レベルにあたる。 (中略) 本書では、数々の極秘資料を含む入手可能な限りの未公開情報と、一九九七年以来の独自取材で得たスクープ情報を用いて、「拉致取材の到達点」を示したつもりである。どうすれば拉致問題を解決していけるのか。そのヒントをこの本から見つけ出し、私たちとともに考えていただければ幸いである。(「はじめに」より) -
口笛を吹きながら夜を行け
笑うやつは笑え、俺の決めた道さーー 一歩でも前へ。 2人の好きな音楽、愛車、地元ヨコハマ、人生までも語り尽くした奇跡の対談。 新曲の“とっておき“ウラ話も満載。 ・横浜サウンドと本牧への憧れ ・ままならぬ人生から生まれ出るのがブルース ・新曲の原点は「アングリーヤングメン」 ・ヨーロッパ車はなぜ廉価版でも美しいのか ・ダメな車ほどかわいい ・横浜で北欧車をロサンゼルス風に乗る ・デビュー曲を書いた頃のこと ・こんな時代こそ「口笛を吹きながら夜を行け」…他 向かい風でも夜の中でも……しんどい世界を歩み続けるその一歩に、 「好き」は人生最強のエンジンになる。 【電子書籍版に関するご注意】 本書の紙書籍にはCDが付属しておりますが、電子書籍版にはCDは付属しておりません。 -
すきやばし次郎 百歳「鮨がたり」
100歳のミシュラン三つ星シェフの自叙伝。 史上最高齢のミシュラン三つ星シェフとしてギネスブックに認定された鮨職人「すきやばし次郎」店主、小野二郎氏が百歳を迎え、自身が作りだしてきた江戸前鮨の“技”の誕生の舞台裏と、いかにして“鮨の神様”と呼ばれる存在に到達しえたか、その人生を初めて語りおろした一冊。 現在、私たちが知る江戸前鮨の多くは、小野二郎の新しい発想とたゆまぬ研鑽によって生み出され、世界中を魅了する鮨の潮流を作ってきた。また、「すきやばし次郎」は鮨職人を育てる素晴らしい学びの場でもある。 3部構成の第1部は、今日常識になっている江戸前鮨のうち、小野氏が研鑽の上に生み出した、鮨の革命について、その背景を語る。第2部は、数えの9歳で料理旅館に奉公に出て以来90年間、修業時代の思い出、従軍時のエピソード。数奇な人生の変遷を経ながら、職人の世界で培ってきた哲学と矜持を語る。第3部では弟子にだけに伝えてきた江戸前の職人として培ってきた経験と知恵を伝え、未来の職人たちに希望を託し、その言葉は今を生きる人たちにとっても大きな指針となるであろう。 ※この作品にはカラーが含まれます。 -
なぜ会社は儲かっても人を豊かにできないのか
「手取りは全然増えないのに、物価だけがどんどん上がって大変なんですよ!」 食料品価格とエネルギー価格が上がり、日々の生活費は高騰、教育費もマンション価格も爆上がり、「これ、絶対おかしい。間違ってます!」と言うのは、主婦であり、子育て中の母であり、漫画家=個人事業主であり、未亡人でもある倉田真由美(代表作は『だめんず・うぉーかー』)。 「どこがおかしいのか?」「何が間違っているのか?」「誰がズルをしているのか?」を知るため、参政党の経済政策の中心人物である松田学参議院議員に、日本人の家計を根本的に左右する「お金にまつわるすべてのこと」を尋ねることにした。 「日本はEUのお荷物と言われるギリシャよりも財政状況が悪いと石破総理が言っていましたが、本当なんですか?」「インボイス制度が導入されて、もの凄く面倒くさいし、インボイス登録をしなければ仕事がなくなるし、すれば今度は手取りは減るし。酷すぎないですか?」「そもそも、消費税ってなくせないんですか?」「トランプ関税で企業は大変だと言っているけれど、日本はこれからどうなるんでしょう?」「そもそも国民負担率が5割近いということは、五公五民じゃないですか。生きていけませんよ!」 財政・金融、税金のこと、ステルス増税ともいうべき社会保険料の増額、個人事業主や中小零細企業に大打撃を与えつつあるインボイス制度のこと、生活とお金にまつわることは、今日の生活だけでなく、子どもたちの将来、日本の未来の根本とも言える。 松田学は、元大蔵省(財務省)の官僚として豊富な実務経験を持ち、マクロ経済的政策論やデジタル通貨・ブロックチェーンについての第一人者だが、一般の人に財政・金融政策や税制、年金制度のことを正確に伝えることは、複雑でやはりなかなか難しい。 そこで、くらたま先生が生活者としてのアンテナを生かして、一見難解と思われる問題を「自分がわかるまで」松田に聞きまくり、「えー、知らなかった!」「そういうことだったのか!」と気づいていく。読者は、くらたま先生と一緒に「日本の経済や財政のこと」について目からウロコが落ちる感覚でどんどん知っていくことになる。 数字はウソをつかない。 データによれば、世界でほぼ唯一GDPが過去30年にわたって成長しなかった国、それが日本だ。政権が「成長戦略」を旗印に掲げようと、残念ながら日本人の実質賃金上昇率はインフレ率を大きく下回っている。たった今もなお貧しくなっているのだ。 多くのエコノミストたちは、その原因を「日本企業の生産性が低いから」と評し、「日本からなぜマグニフィセント7が生まれないのか」と嘆いてきた。しかし、それは事実ではない。 日本企業の成長率は決して低位のものではない。多くの大企業が過去最高益を続々と更新し、売上も株価も順調だ。日本人は、ずっと頑張ってきたのだ。 本書の最大の特長は、複雑な数値の動きを「グラフの形で見て直観的に理解する」ことができるように作られていることだ。著者は、財務省の「法人企業統計調査」で発表されてきたデータをつぶさに入力し、わかりやすいグラフとして可視化した。視認性を重視して本文のグラフや表を4色で表現している。著者は、経営コンサルなどを主業として複数の会社を経営しつつ、並行して九州大学大学院博士課程で研究も続けている。本書の骨格は、2019年に書かれた修士論文の論考を発展・充実させ、直近のデータを加えてアップデートし、分析を深化させたものだ。上記のグラフ類は鋭い着眼と普遍的な信頼性が認められ、すでに数多くの論者にも引用され始めている。日本の「失われた30年」の実態と原因・構造を、これ以上明確に説明したものはないと言える。 「企業は大きな利益を出しているのに、なぜ従業員に対してそれに見合っただけの分配がなされないのか?」「儲かった分はどこに行っているのか?」が問題の核心だ。 結論を先取りするなら、一つは株主への配当に分配される比率が非常に高くなっている。 背景には、アメリカ発の「新自由主義」「市場原理主義」の旗印のもと、グローバル金融資本が押し進めた「株主資本主義」とコーポレートガバナンスの制約が、雇用慣行も含めた伝統的な日本型経営を崩壊させ、日本企業の成長力と分配を著しく低下させてきたことがある。企業活動を評価する指標であるROE(自己資本利益率=株主が出資したカネ《自己資本》を経営陣がどれだけ高効率に運用して利益を生み出しているかという指標)の数値を維持・向上させるために人件費を可能な限り抑制し、さらに設備投資まで削減してきた。株価上昇のために自社株買いも頻繁に実行されてきた。経営は歪められてきたのだ。 他 -
ニセコ誕生物語 高円宮妃久子殿下の高祖父 曾我祐準の開拓と精神
高級リゾートとして脚光を浴びる北海道ニセコ町。その発展の礎を築いたのは、明治の元勲で高円宮妃久子さまの高祖父・曾我祐準だった。祐準の足跡を追った読売新聞北海道版の連載「曽我農場物語」を大幅加筆のうえ、久子さまのインタビューも加えて単行本化した。 祐準は柳川藩出身の子爵で、陸軍軍人、宮中顧問官、日本鉄道会社社長などを歴任した。ニセコでは主に本州の資本家が約20の農場を開設したが、最も面積が広く、町中心部周辺のインフラ整備を担ったのが曾我農場だった。祐準は子どもの教育にも力を入れるなど進歩的な農場経営を行った。 小作人の信望を集めた曾我の名は地名として残っており、その開拓精神は今なお息づいている。 -
“ぼくら”にしか作れないバウムクーヘン
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 誰ひとり取り残さない居場所づくりに挑んだ、著者と仲間たちの物語 米粉のバウムクーヘンづくりを通して、 一人ひとりの得意を活かす新しい働き方を描く 「自分の居場所が、どこにもない」 「いっそ透明人間になってしまいたい」――。 そんな思いを抱えながら少年時代を過ごしたのが、本書の著者です。自身の特性による生きづらさから、社会に出てからも「自分の居場所」を見つけられず、転職を繰り返してきました。そして気づけば、同じように「居場所」を見つけられずにいる人が、自分のすぐそばにもいました。障がいのある弟や妻の妹――大切な人たちが安心して働ける場が、社会にはあまりに少なかったのです。 こうした経験を通じて著者のなかに芽生えたのが、「誰ひとり取り残さない居場所をつくる」という切実な願いでした。 その願いを事業として形にしたのが、著者が手掛けるバウムクーヘンの製造販売事業です。田んぼで育てたお米を米粉にし、それを原料にバウムクーヘンに焼き上げて、店舗で販売しています。これは1次産業の農業、2次産業の製造業、3次産業の商業を掛け合わせた「6次産業」に、福祉を組み合わせた「農福商工連携事業」です。障がいのある人もない人も、それぞれの力を発揮しながら働ける場をつくっています。 人とのコミュニケーションが苦手でも、細かな違いに気づくのが得意な人は、焼き色や形を確認する工房で製造を担当する。黙々と単純作業をすることが苦手でも、人を笑顔にすることに喜びを感じる人は店舗でお客様を迎える。田んぼ、工房、店舗。複数の現場があるからこそ、一人ひとりの得意なことや苦手なことを見極めながら、その人に合った役割を見つけることができます。 本書は、農福連携事業の仕組みを紹介するだけでなく、スタッフ一人ひとりが役割を見つけ、達成感や成長を実感できる職場へと進化してきた歩みを描きます。誰もが自分らしく活躍できる場所はどのように生まれるのか。その答えを、著者と仲間たちの物語からひもといていきます。 福祉や農業に関わる人はもちろん、これからの働き方、地域づくり、多様な人材が活躍できる経営のあり方を考えるすべての人に読んでほしい一冊です。 -
レアル・マドリードの革命
世界で唯一無二のクラブ、レアル・マドリ―ド。“白い巨人”に宿る「伝統」と「革新」のDNAを経営学の専門家が詳解した1冊。 -
本当はいらない医療 「患者」が作られるカラクリ
医療を受ける際、検査や薬にどれくらいのメリットとリスクがあり得るのかを正確に知りたいものです。ところが効果に乏しく、時には害もあるのに、大きなメリットがあるかのように見せている医療は多いのです。それが50兆円にも迫ろうとする医療費膨張の元凶にもなっています。本書はワクチン、薬、検査など、本当はやらなくてもいい医療について、医療ジャーナリストが具体的に指摘します。 -
ハンナ・アーレントのように考える
アーレントを理解するための入門書は多数刊行されているが、この本の最大の特徴はその応用編であることだ。アーレントの理論をまとめた書籍というものはない。そのため真意を探るには、彼女の思考の軌跡を追って理解しなければならない。しかし、その評価は時代背景や研究者によってまちまちだったりもする。この本は、アーレントが問題提起した時代と同じように移民問題がはびこり、独裁的な政治傾向が強まる現代という、多様性が認められづらく、寛容性が減弱した時代こそ、アーレントは再評価されるべきという観点に立っている。アーレントはそのときどきにおいて大きく思考方向を変えており、単にこう考えていたという事実関係だけでは理解しづらい面がある。そこでその思考の変遷と組み合わせ、なぜ彼女がそのような観点に至ったかを、彼女を取り巻く人物や事件とともに描くことで、思考する人であるアーレントのように、自らもまた、思考することでこの時代を考え直すきっかけを与えてくれることを目的にしている。 -
新版 女の本屋の物語
このひとがいなかったら……今のわたしはなかった。──上野千鶴子(新版序文、解説、付録対談) 女たちには、これまでもこれからも本屋が必要なんだ。京都で日本初のフェミニスト書店を立ち上げ、WAN(ウィメンズアクションネットワーク)を創設した、すごい女性の知られざる歴史。待望の名著復刊。新版序文、解説、付録対談=上野千鶴子 1980年代の京都。まだフェミニズムという言葉さえ広く知られていなかった時代に、中西豊子は日本初のフェミニスト書店を立ち上げた。書店は本を売る場所にとどまらず、出版の拠点となり、集会や学びの場となり、悩みを抱えた女性たちの駆け込み寺にもなっていく。その歩みは、一軒の書店の物語であると同時に、日本のフェミニズムの歴史でもある。新版付録として上野千鶴子との対談を収録。 【目次】 新版に寄せて(上野千鶴子) はじめに 第一部 ウィメンズブックストア物語 1 ウィメンズブックストアを創る 2 国際フェミニスト・ブックフェア 3 女たちのスペース 4 シスターフッドが生んだ『からだ・私たち自身』 5 日本のウーマン・リブそして女性学 6 ウィメンズブックストアの毎日 7 『資料 日本ウーマン・リブ史』 8 世界のフェミニストを迎えて 9 新たな旅立ち 第二部 フェミニズムと私 10 私の生い立ち 11 主婦業の私 12 私のパートナー 13 一人で生きる 旧版解説 思いは手渡されるために、ある(上野千鶴子) 新版付録 対談 女たちのネットワーク──WANをつくったころ(中西豊子+上野千鶴子) 著者:中西豊子(なかにし・とよこ) 1933年京都市生まれ。京都府立山城高校卒業、のち仏教大学社会学部社会福祉学科卒業。1982年に日本初のフェミニスト書店「ウィメンズブックストア松香堂書店」を開店、1990年に有限会社フェミネット企画を設立。2009年にはNPO法人ウィメンズアクションネットワーク(WAN)を仲間たちと創設。書店運営、出版、女性たちのネットワークづくりを通じて、市民運動・女性運動・高齢者運動に長く携わってきた。著書に『女の本屋の物語』(ウィメンズブックストアゆう発行、ドメス出版発売、2006年、本書の原版)など。 -
天国と地獄 選挙と金、 逮捕と裁判の本当の話
当選の歓喜から逮捕の瞬間へ―― 人生はここまで急転するのか。結婚、選挙、そして逮捕。すべてを手にしたはずの女性が転落の果てに見たのは、「政治の闇」だった。前法務大臣の逮捕という大買収事件……公認、票読み、金の流れなど報道では明かされない真相とは? 司法との闘い、4ヶ月半の拘置所生活など権力の光と影を赤裸々に描く実録。 -
P+D BOOKS ホモ・エロティクス
異端の作家による異端の世界の歩き方。 ──エロティックな行動によって、ひとは自己の存在の意識をつかむのである。超越に対する永遠の予感、メタフィジカルな悲劇──これこそエロティシズムの本質というべきであろう。サドの生涯を賭けた文学が、その最も悲痛な報告であった。(「エロティック文学史のための序説」より)── ナルシシズムやエロティック文学、ニヒリズムなどについて、著者ならではの視点で時代をとらえた社会評論のほか、ボードレール(ボオドレエル)、アンドレ・ブルトン、ジャン・ジュネなど詩人や作家評、『ロリータ』『西洋古典好色文学入門』などの書評、「現代悪書論」「殺人狂時代」などのエッセイなどで構成される、澁澤龍彦という“異端の人”による“異端の世界の歩き方”。 -
LRT しんかした ろめんでんしゃ ライトレール
お母さんとピクニックに出かける主人公。途中の乗換駅で友達のりゅうと君と待ち合わせてLRTで公園へ向かいます。主人公は、はじめて乗るLRTに興味津々。駅と呼ばずに電停と呼んだり、改札がなかったり、道路を走ったり、普通の鉄道とはちょっと違います。そうです、LRTは新しいタイプの路面電車なのです。本書は、2023年に開業した宇都宮ライトレールをとりあげて、LRTをたっぷり紹介した絵本です。 -
美智子さまご出産秘話
皇室史上初めて病院で出産された美智子妃。戦後はじめての「皇子の誕生」という国民的慶事は、医師たちにとっては絶対に失敗の許されない一大プロジェクトでもあった。三人の皇子誕生の舞台裏を、そのすべてに立ち会った宮内庁病院の医師が残したメモをもとに詳細にレポートする。 美智子妃が初めて出産されたのは、エコーなど、現代では当たり前の医療器具がまだ開発途中で、未熟児の死亡率が依然として高かった昭和35年。しかも、場所は当時「ボロ小屋」と呼ばれることもあるほど古びた施設であった宮内庁病院だった。万全の態勢で出産を迎えるため、東宮・宮内庁病院・東大の医師たちで構成された医師団の奔走が始まる。表には決してあらわれず、黒子に徹した医師たちの知られざる歴史を大宅賞作家がレポートする。(講談社文庫『皇太子誕生』を改題) 目次 プロローグ 第一章 世紀の慶事 第二章 プロジェクト始動 第三章 目崎鑛太の憂鬱 第四章 深夜の危機 第五章 浩宮誕生 第六章 美智子妃とトランジスタ 第七章 「分娩はみせものではない」 第八章 桜貝の君 第九章 母の笑顔 エピローグ -
40歳をすぎたあなたが結婚をつかむための17か条
49歳8か月で結婚した心理カウンセラーが、自身の長い婚活の迷いと挫折を通してたどり着いた「40代からでも結婚できる心の整え方」を17の条文として伝える実用エッセイ。若さや条件に依存した従来の婚活論ではなく、思考習慣や対人姿勢を見直すことで人生後半のパートナーシップを築く方法を提示する。結婚をゴールとせず、「幸せに生き直す力」を読者に手渡す一冊。 40歳を過ぎた女がただただ信じてさえいれば結婚できるわけではありません。そこに至るには、いくつかの自己変革が必要です。そこで、心理を学び、私なりに編み出して実践したその自己変革方法を、「40歳をすぎたあなたが結婚をつかむための17か条」として、方丈社のWEBサイトで連載してきました。 それが、予想以上に好評をいただき、「ああ、こんなにも、かつての私と同じように悩んでいる方が多いのだな」と痛感しました。そして、そんな方々に幸せをつかんでいただくべく、書籍化する運びとなったわけです。 連載スタートから約10年。私は変わらず、楽しく幸せに結婚生活を送っています。しかしながら、この10年で世の中はめまぐるしく変わり、私たちの価値観、コミュニケーションの取り方、婚活の進め方も様変わりしました。 そこで本書は、連載原稿を令和版にバージョンアップ。さらに、心理学の裏付けも記しました。そして、同じく40代で幸せな結婚を手にした「同志」との対談も公開しています。 もう私には結婚は無理……とあきらめかけているあなた。どうぞあきらめないで。大丈夫、あなたもきっと、幸せな結婚ができます! -
明治実業家の知識・見識・胆識―解き方のわからない問いに答えを出した男たち
われわれは、二周目の明治を生きている 明治時代は、われわれが思う「当たり前」が出来上がった時代に他ならない。 近代的な株式会社、証券市場、銀行、学校・教育制度、社会制度、価値観。 しかし、当時築かれたシステムは今、大きな転換点を迎えている。 本書では、日本近代化の原点に立ち返り、先人たちが「何を解決しようとしたのか」という思想や考え方の根源を紐解く。 今のシステムに変更を加えるにせよ、刷新するにせよ、その成り立ちを知っておくことは不可欠である。 激動の明治と混迷の現代。両者の類似点に着目しながら、渋沢、岩崎、大倉ほか9人の実業家たちがその時代において、 どう難問を克服していったのかを描き出す。不透明な時代を切り拓くための、大きな示唆に富む一冊。 -
戦後まもない日本で起きた30の怖い事件――現在の常識とはかけ離れた凶暴で陰惨な犯罪
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 終戦から9年半、日本はまだ暗いトンネルの中にいた 1945年(昭和20年)8月15日正午、日本国営放送のラジオから昭和天皇裕仁の声が聞こえてきた。 大半の国民は内容を理解できなかったが、連合国から示された日本の無条件降伏を求める ポツダム宣言の受諾を決定する旨を伝えた終戦の宣言だった。 この日を境に日本は変わる。 焼け跡に人が溢れ、闇市が軒を並べ、並木路子の歌う「リンゴの唄」が街に流れた。 国家に滅私奉公する戦時下の重く暗い空気は消え去り、人は自由と活気を取り戻すはずだった。 しかし、玉音放送から15日後、米陸軍元帥のダグラス・マッカーサーが厚木飛行場に到着。 彼を頂点とするGHQ(連合国軍最高司令部)が設置され、日本はアメリカの占領下に置かれる。 本書は終戦から占領期、1952年4月28日発効のサンフランシスコ平和条約による国家独立を経て、 その後の高度経済成長の幕開けとなる神武景気が始まる1954年12月までの約9年半に起きた 30の怖い事件の詳細を記した1冊である。 日本がまた暗いトンネルの中にいたこの時代、 巷では現在の常識とはかけ離れた凶暴で陰惨な犯罪が繰り返されていた。 ■目次 ●第1章 一家皆殺し ●第2章 戦慄 ●第3章 占領下の深き闇 ●第4章 アプレゲールという名の破滅 ●第5章 震撼 ■著者 鉄人ノンフィクション編集部 ※過去に配信していた作品と同一内容です。既にご購入済みの方は、重複購入にご注意ください。 -
弱った体ががらりと変わる 本当の「解毒力」
昨日までの「健康常識」は忘れてください! 老化の真の原因は「終わらない炎症」 軽視すると死に至る「歯周病」の恐ろしさ 「酸化=敵」というのは大間違いだった! 抗酸化サプリをとりすぎると寿命が短くなる! コレステロール不足が、がん、うつ、認知症を招く! ステージIVの5年生存率が72%に上昇した秘密 ほか 体がどんどん若返る45の新常識! -
げってん 大山倍達に「総理を目指せ」と言われた男 大西靖人伝
「クジラは小さい川では死んでしまうよ……。 君はクジラになりなさい」――大山倍達 極真カラテ全日本チャンピオンにして 岸和田市議、大山倍達の最側近、国政挑戦、 そして女優・石野真子との同棲生活…… 「男の夢」を全部かなえた“快男児”の生き様、死に様 痛快無比、血湧き肉躍る“規格外の男”の一代記! 大山倍達は、大西靖人にこう述べたという。 「君、クジラはどこにいるのかね。 そうだよ、大きい海原で堂々と泳いでいるのがクジラだよ。 小さい川では死んでしまうよ……。 君はクジラになりなさい。極真門下初の国会議員になりなさい」 側近の米津等史はこう証言している。 「大山総裁は、大西さんの“自分の歩く道を自分で切り開いていく姿” “徒手空拳で既存の勢力に挑んでゆく姿勢”を 高く評価されたのだと思います。 きっとご自分の若い時の“生き方”を 思い浮かべていらっしゃったのではないかと思います」(本文より) -
境界を越える看護師たち
自ら看護現場で働きつつ研究者でもある著者が、言語、文化、さらにはジェンダーの壁を乗り越えて日本の看護現場で就労する中国人男性看護師16人へのインタビューを通して、社会的構造や職業的役割に対するジェンダー規範の再生産という視点から丹念な分析を試みた貴重な研究書。著者自身、「どうして男なのに看護師なの?」「なぜ日本で?」と度々尋ねられたことが、研究を始めるにあたってのきっかけになったという。すでに超高齢社会を迎えた日本において、必要不可欠となっている外国人看護職、さらには「男性の看護師」というマイノリティ当事者たちの現場の声を通して、異文化共生社会における共感と理解の可能性を探る。学生や若手研究者はもちろん、ケアの実践に携わるすべての方に読んでいただきたい一冊。 -
エプスタイン文書で暴かれた世界の闇
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 総ページ数500万以上にも及ぶエプスタイン文書。その中にはビル・ゲイツ、英国アンドルー元王子、クリントン、トランプ、ノルウェー皇太子妃などの名前が挙がっています。性接待の舞台となった「ペドフィリ島」への専用機「ロリータ・エクスプレス」に乗ったのは誰か。そして彼らはどんな秘密をエプスタインと共有し、世界をコントロールしようとしたのか。陰謀論と一蹴されていたことが現実に起きています。本書はこの分野に詳しい識者が事件を徹底的に深掘りしていきます。 -
障害と生きることの現象学
女性で脳性まひがありパートナーが外国人……マイノリティ性の重なった身体を生きる経験からさまざまな二項対立をつなぐ哲学を考察。 -
【カラー版】江戸前鮨、世界を制覇する ~「鮨よしたけ」一流の流儀~
ミシュランの三つ星を銀座と香港で同時に獲得し、日本人として初めて世界で計六つ星に輝いた江戸前鮨職人・吉武正博。世襲でもなく、有名店出身のエリートでもない、栃木県から高校卒業後上京した一人の青年がいかにして至高の味にたどり着き、世界中から訪れる美食家を魅了する名店を築いたのか? その40年以上のたゆまぬ努力の軌跡と、卓越した仕事術が初めて明かされる――。また、彼は弟子たちの育成にも情熱を注ぎ、「鮨よしたけ」から独立した彼らも各地で数々の星を獲得し続けている。若者が飲食業に定着しない現代における、独自の料理人教育哲学とは。そして、2026年秋、伝統と革新の江戸前鮨を武器にニューヨークへの出店に挑む。還暦を過ぎ、人生最後の、そして最大の挑戦に向かう吉武は何を語るのか。関係者による数々の証言も添えて、一人の職人の江戸前鮨に捧げた人生を浮き彫りにする。電子版はオールカラー写真掲載。 -
きずなを結ぶ震災学習列車
岩手県の海沿いを走る三陸鉄道では、列車に乗りながら被災地を見て防災について学べる、「震災学習列車」を運行しています。「東日本大震災の記憶を風化させまい」という思いで、社員が自らガイドをしているのです。三陸鉄道が大震災で受けた大きな被害と、そこから全線開通を実現させるまでの3年間の軌跡。そして、震災学習列車がつなぐ人々のきずなを紹介するノンフィクションです。 -
怪魚ハンター、世界をゆく
18歳から12年間で37カ国の秘境を訪ね歩き、体長1メートルを超える「怪魚」と呼ばれる巨大な淡水魚を50種類以上釣り上げてきた小塚拓矢さん。釣り好きの少年が、どのようにして怪魚を釣るヒーローになったのか――。若き冒険家の素顔に迫ります。 -
田んぼに畑に笑顔がいっぱい
福島県喜多方市では、教育特区の制度を利用して、すべての市立小学校に教科として「農業科」を取り入れました。子どもたちは、農家を営む農業科支援員のもと、米や野菜を作り、収穫をし、調理方法も学びます。なぜ喜多方市は、農業を教育に取り入れたのでしょうか? また、農業が持つ「人を育てる力」とは? 全国初の試みの軌跡を追います。 -
心友 素顔の井上ひさし
「荘六さんはいわば「心友」ともいうべき存在で、上智に入った唯一の取柄は、彼と出会ったことだ」――著者は1956年4月上智大学フランス語科に入学し、井上ひさしと出会う。厳しい授業を助け合い、麻雀や映画、時にはいたずらも楽しむ仲間となった。ドラマや舞台の台本を書く井上に誘われ、現場で有名俳優を見る緊張も味わった。卒業後も、取材や講演に同行し、国民的作家に上り詰めていく彼と本音を闘わせた。家族ぐるみで続いた54年の交流を「心友」と呼ばれた男が綴る。普段着の井上ひさし秘話。学生時代に井上が書いた秘蔵ノート抜粋&年譜も収録。 -
大谷翔平にはなれないが考え方は真似できる-遊びも仕事もうまくいく大谷マインド100-
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「大谷翔平にはなれない。でも、考え方は真似できる」 唯一無二の野球選手・大谷翔平。その成功の秘訣は、日々の言葉に表れている。 「こころを整える」「物事を極める」「チームで輝く」「夢を実現させる」の4つの観点から彼の言葉をひもとき、そのマインドセットを学んでいく。 「謙虚だけど、芯は強い」「ストイックだけど、がんばりすぎない」「夢は大きく、でも目の前の1日を大切に」 そんなふうに日々を生きるヒントが、この本には詰まっている。大谷選手の思考を取り入れたとき、あなたの毎日は少しだけ変わっていくはずだ。 -
マリリン・モンロー99の言葉
2026年に生誕100周年を迎える伝説の女優マリリン・モンロー。その華やかな外見とは裏腹に、彼女はいたって普通の、仕事や恋に悩み、劣等感にさいなまれながらもスター女優を目指す女性だった。 ときに気高く、ときに繊細な内面は、彼女の残した言葉の数々に色濃く表れている。劣等感を魅力に変えてきた彼女の人生は、現代を生きる私たちにもきっと気づきを与えてくれる。 -
マイルス・デイヴィスの時代 ~ジャズの帝王とモダン・ジャズの軌跡~
帝王マイルスとモダン・ジャズの発展史。 91年にこの世を去るまで約50年にわたってジャズ・シーンを牽引してきたマイルス・デイヴィス。本書では生誕100年を迎える今年、あらためてマイルスの人生を振り返り、その音楽とジャズの歴史を重ねることでマイルスの功績にスポットライトを当てる。 著者は、マイルスに最も多くインタビューをした日本人であり、整形外科医としてマイルス自身から「マイ・ドク」とも呼ばれたジャズ評論家・小川隆夫氏。 本人や共演したミュージシャンへの膨大なインタヴュー、アルバム解説をもとに紐解く、マイルスを中心とした究極の「モダン・ジャズ発展史」とも言える必携の一冊。巻末資料として全132枚におよぶ関連アルバム・データを収録。 (底本 2026年5月発売作品) ※本電子書籍に掲載されている二次元バーコードは、端末の機種やアプリの仕様によっては読み取れない場合があります。その際はURLからアクセスしてください。 -
対話をつくる 分断の時代に言葉を取り戻す
異なる思考や言葉に触れるとき、対話がはじまる 朝日新聞「論壇時評」、待望の書籍化! 相互不信が深まる現代に、異なる立場といかに向き合うかーー。 ウクライナ戦争、トランプ現象、能登半島地震、裏金問題、生成AIの台頭……激動の時代を縦横に論じた「朝日新聞 論壇時評」2年間の思索をもとに、分断が常態化した世界を複眼的な視座で見据え直す。 第二部には梶原麻衣子氏、三宅香帆氏、三牧聖子氏との対談を収録。「右」と「左」の外側で共通の言葉を探し、「界隈」を超える想像力を掘り起こし、多極化する世界で日本が問われるものを問い直す。 民主主義の根幹が揺らぐいまこそ、対話の可能性を手渡す一冊。 <目次> 第一部 対話をつくる 第1章 揺らぐ世界 第2章 変調の時代 第3章 崩壊と再生 第二部 分断をほどく 「右」と「左」の外側で共通の言葉を探す(対談:梶原麻衣子) 「界隈」を超える 希望は「物語」(対談:三宅香帆) 多極化する世界で日本が問われるもの(対談:三牧聖子) -
和歌と漢詩 古典日本語のイメージ
同じ月でも、万葉の空には暖かく明朗に輝いていたけれども、平安王朝の人びとにとっては孤独な悲哀感を伴う冷たく澄明な光を降りそそぐものだった。 「梅」と「桜」はともに春を代表する花ではあるが、それが表象するものごとには、微妙だが決定的な相違がある。 古典的景物の代表が「雪・月・花」であって、風や雲、雨、もみじや菊などではないのはなぜか。 日本の作品だけを見ていては、日本語のことばが担うイメージにどのような構造的な秩序があるのか、知ることはできない。 なぜなら、古典日本語は、中国大陸からもたらされた多くの文物、とりわけ漢詩文を基盤にして創られたものだったからだ。 奈良・平安びとは、膨大な漢文を書写・訓読・翻訳し、さらに模倣的創作を盛んに行った。 そうして形づくられた「王朝漢文世界」を基盤として、 「和と漢の相互干渉」という平安文学のダイナミズムが生まれ、 古典日本語固有のイメージが形成されたのである。 和歌と漢詩を丹念に見比べ、豊かな古典詩歌の深い森に分け入って、「イメージの文法」を見出す。 日本古典と漢文学の双方を比較「和漢比較研究」に取り組んできた著者がおくる、 古典の世界を深く味わうための、イメージやシンボル、比喩に注目する「読む辞典」。 -
届くといいな、くらいで
その歌声から、涙を流す観客が多いことで知られるシンガーソングライター川崎鷹也。 音楽関係者から「いま日本で一番泣けるアーティスト」と評されることもある川崎の声・表現力に迫った1冊が刊行する。 代表曲「魔法の絨毯」はストリーミング累計再生数が4億回を突破。 今年5月には大阪城ホール、日本武道館のワンマンライブも控えており、彼の歌声を聴きたいというファンが増え続けている。 川崎鷹也の卓越した表現力、声はどのように身についたのか。 本書は川崎本人がすべて書き下ろしたエッセイ。 なぜ自分の声を武器にできたのか。どのように表現力を鍛えていったのか。 自身の半生を振り返りながら、その経験や挫折、努力、テクニックなど初めて語るエピソードを赤裸々に綴った。 書籍では撮り下ろし写真も掲載。 ツアーや作品撮りを共にするフォトグラファー西槇太一が、川崎の世界観を表現している。 川崎鷹也の思いが詰まった1冊をぜひお楽しみください。 -
神社建築のカタチ
神社の社殿は、なぜあのカタチをしているのか。 神明造、大社造、住吉造、流造、春日造、八幡造、日吉造、権現造―― 建築形式の違いを読み解くことで、日本人が自然と向き合い、祈りを形作ってきた歴史が見えてくる。 本書は、神社の建築に着目して、日本人の信仰や日本建築の原点を明らかにする、神社建築の入門書です。 鳥居や境内の構成、本殿の形式、日本神話、神仏習合の歴史、匠の技など 神社建築を様々な角度から、図版や写真を交えて丁寧に解説します。 伊勢神宮、出雲大社、春日大社、下鴨神社、厳島神社など全国の神社を取り上げ、「どこを見るべきか」「何が違うのか」が理解できます。 神社建築は、単なる古建築ではなく、自然への敬意と神への祈りが結びつき、日本人の感性をかたちにしてきた空間です。 一見するとシンプルで、どれも似たように見える神社建築ですが、細部に目を向けると、そこには千年以上受け継がれてきた信仰と匠の知恵が刻まれています。 “カタチ”に込められた意味がわかると、見慣れた境内の風景もこれまでとは違って見えるはずです。 著者は東京大学准教授の建築史学者。『奈良で学ぶ 寺院建築入門』(集英社新書)などで古建築の魅力をわかりやすく伝えてきた著者が、今回あらたに神社建築を解説します。 【目次】 はじめに 建物を通して見る神社 第一章 神社建築のはじまり――自然信仰から人工物へ 第二章 境内の構成と諸施設――神へ至る「場」のカタチ 第三章 本殿のカタチ――強い規範と意味 第四章 神社建築と寺院建築――神と仏の交わりのカタチ 第五章 神社を建てる人びと――祈りの空間を生む匠たち 終章 細部に宿るカタチ -
マイルス・デイヴィスが語ったすべてのこと ~マイルス・スピークス~
帝王マイルスとの交流の記録 待望の文庫化! モダン・ジャズのみならず現代の音楽シーンにも大きな影響を与え続けるマイルス・デイヴィス。そんな帝王に、音楽ジャーナリストである小川隆夫氏が初めて会ったのは1985年のことだった。以来、マイルスがこの世を去る91年までの20回近くにおよぶ「会見」を時系列で追ったドキュメンタリーが本書である。 どうやってマイルスと出会い、知遇を得て、その後にどんなことが起こったのか──そのときどきの心情を交えながら綴られるいわば「マイルス会見記」は、読者にとっては、著者がマイルスに接することができた5年間を追体験する一冊となるだろう。文庫化にあたって、巻末に小説家・平野啓一郎氏による解説を付記。 -
中支戦記
これは物語ではない。 一人の将校が記した、戦場の一次記録。 本書は、日中戦争の最前線で何年も戦い抜いた中尉による従軍記録である。中国中部(中支)における高地戦・山岳戦・迂回戦・渡河戦・攻城戦など、次々と訪れる極限の状況と圧倒的な損耗の中で戦い続けてゆく様子を、常に先頭を率いる中隊長の視点で生々しく克明に描写。当時の日本軍の日常や軍紀、生死を分ける一瞬の決断や戦いの機微など、当時の兵士たちの覚悟や息遣いが眼前に迫るように伝わってくる貴重な手記である。翻刻と編集を経て現代に甦った本書が、日本人の歴史認識に新たな視点を提示する。 著者プロフィール 1910年1月1日 熊本県下益城郡(現・宇城市)松橋町(まつばせまち)に生まれる。 1938年5月 銀行に勤めていた折、1回目の赤紙を受けて支那へ出征。負傷後送のため1940年2月に内地送還。同年9月に療養終了とともに招集解除。 1942年2月 再び銀行に勤めていた際、2回目の赤紙を受けて支那へ再度出征。桂林付近まで転戦後、終戦を知らずに数百キロを行軍し、1945年9月に九江で兵器を返却。軍の命令で中国軍の馬事教育に派遣される。その後、旅団職業補導主任を経て、1946年5月に上海から日本に帰還。 戦後、再び会社員を経て生家の「福島金物店」を営む。 1999年3月18日 自宅にて89年の生涯を閉じる。 -
センセイの一番の本音?
『センセイ』の正体明かす! 落ちたらタダの人。利益誘導にも汗流す 地方議員として10年以上務める著者が、「センセイ」と呼ばれる議員の実態を赤裸々に語る。世間のイメージとは裏腹に、特権は消滅し金銭的に苦しい。事務所経費や人件費で常に赤字。陳情対応に追われ、一部議員の不祥事の火の粉をかぶって批判される理不尽さにも直面する。4年ごとに洗礼を受ける選挙は「砂漠に水をまく」ような過酷さで、多額の費用と労力がかかる。いつかは政治家という職業が子どもたちの憧れになることを願いつつ、今日も地域のために奔走する──。 著者プロフィール 田村 正志(たむら まさし・ペンネーム) 関西在住の現職地方議員。一介の営業マンから一念発起して国会議員秘書に転身し、政治のイロハを学んだ。2007年の初当選以来、「地域社会・住民のお役に立つために」奮闘努力している。日の当たらない地方議員の悲哀や懐事情を少しでも知ってほしいとの思いで執筆し、第2回「センセイの本音コンテスト」(幻冬舎グループ主催)で大賞を受賞した。世間へ問いかけたい政治テーマは豊富にあり、続編も構想中。 -
有楽斎 ─信長の実弟にして織田家嫡流、天下泰平を導いた真の立役者─
戦乱の世を「和」で動かした、もう一人の織田 織田信長の13歳下の弟として生まれた、有楽斎。戦国から泰平へと向かう激動の時代に、信長、秀吉、家康という三英傑のはざまで人を結び、幾度もの和平交渉に奔走した。歴史の中心人物たちの間に立ち戦乱の終息に尽くしたにもかかわらず、その存在はこれまで陰にかくれていた。本書は、人と人との対話を重んじ、乱世から泰平への道を静かに支えた有楽斎の実像に迫る一冊である。さらに茶人としても大成し、「客をもてなすをもって本義となす」という精神を貫いたその生涯は、戦国史に新たな光を当てるとともに、現代にも通じる生き方の示唆を与える。 著者プロフィール 若山 朱美(わかやま あけみ) 愛知県生まれ。日英歴史ナビゲータ。英国レスター大学MBA取得。製造業・米国IT企業でのグローバルビジネス経験を経て、2019年ジェイヒストリーズ設立。歴史人物の物語を通じ、学びと発見の旅行企画・実装と企業研修を手がける。愛知歴史研究会会員。 -
偉人に学ぶ「使命」と歩む生き方 ─AI時代の人生哲学─
人は、何を背負って生きるのか。 時代を超えて偉業を成し遂げた人物には、 それぞれに引き受けた役割があった。 儒教の「天命」思想からキリスト教由来の「使命」まで、 四千年の歴史を辿りながら、AI時代を生きる私たちの生き方を問い直す―― 人生の軸となる「使命」を歴史に学ぶ一冊 孟子の決意、諸葛亮孔明の志、聖徳太子の和の思想、北条泰時の道理、本多忠勝の忠義、 西郷隆盛の敬天愛人、新渡戸稲造の国際的視座、鈴木貫太郎の実直さ―― 八人の偉人に共通するのは、想いを託され、それに応える生き方であった。 現代における天命の意味、AIが天命思想に及ぼす影響、そして生きる道のゆくえを考察。 「私欲に囚われない」行動こそが試金石であることを示しながら、生成AIによる天命を見極める方法も明かす。 -
15歳が選んだ世界 大切にしたのは好きな気持ち ギターデュオ徳永兄弟
フラメンコギターデュオ「徳永兄弟」を15歳でスペインへ送り出した家族が綴る、子育てと成長の実話 著者の小島正子さんは、新潟市在住のフラメンコ舞踊家で、世界で活躍するフラメンコギターデュオ徳永兄弟の母親です。徳永兄弟は中学卒業後、日本の高校には進学せず、フラメンコギターを学ぶため15歳でスペインへ渡りました。 本書では、兄弟の誕生から幼少期、思春期の進路選択、スペインでの学びと成長、そしてギターデュオとしてメジャーデビューを果たすまでを、家族がどのように支え、生きる道を見つけていったのかを綴っています。 踊り手として、働く母親として自らの価値観を持ちながら、二人の子どもたちの心と正面から向き合ってきたことが、それまで家族の中にも、既成の価値観にもなかった、新しい未来を引き寄せていく様子が、生き生きと描かれています。 また、兄弟の父親であり、ギタリストの徳永武昭さんが子どもたちにギターを教える際に英才教育ではなく「彼らと一緒にギターを弾けるのが楽しくて、プロのギタリストにするために教えていたわけではありません」と振り返っているのも、徳永ファミリーののびやかで、自然体な子育てを象徴しています。 【目次】 Part 1 兄弟誕生 予定日ぴったりに生まれた二人 同じ親から生まれても顔も性格も異なる兄弟 Part 2 幼少期 ヒーローごっこと絵本の読み聞かせ 五歳、三歳で初スペインへ Part 3 小学校時代 親が機転を利かせる/初めてのギターレッスン 兄弟仲が良いのはなぜ?/母・正子、フラメンコへの道 もう一人の師匠/子どもでも本番をたくさん経験させる ゲームと学習塾には頼らない Part 4 中学校時代 親の小言は効力なし/楽器をする子はぐれない 卓球専門誌をボロボロになるまで読みあさり 行きたい高校なんてない/進路を決めるためには レールを降りて自分の道へ Part 5 十五歳でスペインへ 不安でいっぱい でも手を離そう/ホームステイから友人との共同生活へ 努力は裏切らない/なりたい自分をイメージする Part 6 帰国、日本での本格的活動へ キャラバン活動とアルバム制作/コロナ禍を経て 大人になった子どもたちと良い関係でい続けるために 【著者】 小島正子 1964年生まれ。4歳より五十嵐瑠美子洋舞踊研究所にてモダンダンス・バレエを学ぶ。高校卒業後、ダンスの道を志し上京、日本女子体育短期大学舞踊科に進学し、舞踊全般を学びフラメンコと出会う。卒業後、新潟市にてフラメンコ舞踊の指導を始める。1988年より数度スペインへ渡り、ホセ・ガルバンに師事。新潟でのフラメンコ浸透を志し、県内各地に教室を開設。現在、後進の育成に力を注ぎながら、舞踊家として様々な舞台、イベント、ライブ等に出演。 -
漫画SONTOKU 二宮尊徳の生涯 江戸最高のコンサルの知恵
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 二宮尊徳というと、薪を背負って本を読む銅像などから、つい「道徳」「勉強家」というイメージを思い浮かべてしまう。しかし、尊徳ほど人間を知り尽くし、人間の性に基づいたコンサルをした人間はそう多くはない。 二宮尊徳は、餓死寸前のおよそ600ヶ村を誰もが安心して暮らせる場所に生まれ変わらせた。その教えは単純明快で、どうすれば安心して暮らせるのか、その方法を示したのである。 本書は大きく三つの内容になっている。 一つは、漫画部分。二宮尊徳の生涯がわかるよう、重要なエピソードを中心にして年代順に描かれている。 二つ目は解説。時代背景に触れながら、尊徳の横顔や関わった人について触れた。 三つ目は語録。この部分は、尊徳の実際の言葉(弟子たちが聞き書きしたもの)をベースにしている。当時の著述には同じ内容を違う比喩を使って説いたものも多く、若干似たような意味の語録がある。 特に二宮尊徳語録は、仕事やお金、自己肯定感や時間の使い方など、現代人が持つ課題にあてはめて、「なるほど!」と思える200年前の二宮尊徳が作った黄金ルールである。 主な二宮尊徳語録集 「昨日のために働くな! 明日のために働こう!」 「人生の困難は、 あなたを壊すためではなく、あなたを完成させるためにやってくる」 「1%のこだわりを毎日積み重ねる人と疎かにする人とでは、1年後、埋めようのない差が開く」 「大切な人に贈り物をするとき、贈るのは金銭的な価値ではない贈り物を買う金を「どう稼いだか」という生き方だ」 「誰かを助けたいと思うなら、まず助けられるだけの財産を持つべし」 ほか、珠玉の二宮尊徳語録50を収録! (はじめにより) 二宮尊徳という名前を聞いたことはあっても、何をしたのか知る人はそう多くない。 また、「薪を背負って本を読む尊徳(金次郎)像」のおかげで、道徳のお手本のように見られる。それで避けてしまう若い方もいるだろう。 それは本当にもったいない。 二宮尊徳ほど、現代にも活かせる生き方を提示できる思想家・実践家は珍しい。 〝江戸時代最高のコンサルタント〟とも言うべき人物の知恵を知らずにいるのは、大いなる損失だと私は思う。
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