ノンフィクション作品一覧

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  • 最後のペスト大流行~コロナ禍で振り返る100年前のペスト大流行~
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    100年前に、高知県足摺岬の隣の集落で「日本最後のペストの大流行」があった。 それを早く収束させようとした警察隊は、症状が回復した一人(筆者の伯母)を毒殺した。 そのペストの流行は市史にも記載されていないので、このまま歴史から消すには忍びなく、証言を集めて作品にした。 ペスト感染予防の歴史を紐解くと、日本の北里柴三郎が大きな役割を果たしていた。
  • 武漢脱出記 中国とフランス、二つのロックダウン
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    感染源であり、最も苛烈なロックダウンを行った武漢での日々、そこから脱出したパリで再びロックダウンにあった日々。本書は、方方の『武漢日記』を補完する貴重な記録でもある。ビンタオは、新しい事態に遭遇するたびに、「奇妙だ、変だ、おかしい」と繰り返す。武漢をどうにか脱出して帰り着いたのは、マスクもなしに町を人びとが闊歩する「変てこな国」だった。世界中に、第二波・第三波が襲いかかっている現在、本書が過去の記録になる日はまだ当分来そうにない。
  • 暮らしのおへそ Vol.31
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※電子版に読者プレゼントページは掲載されておりません。 いろいろなジャンルで活躍する方々の「習慣」を「おへそ」と名付け、 習慣を切り口に生き方、暮らし方を紹介します。 ―――――――――――――――――――――――――――――― ずっと、どこかに「正解」というものがあって、 みんなそこを目指して歩いていると思っていたけれど、 最近もしかしたら「正解」というものは どこにもないものなのかも…と思うようになりました。 モデルの浜島直子さんは「表紙を飾るような花形モデルにはなれない」と悟ったとき、 「言葉のあるモデルになる」と新しい道を見つけました。 タサン志麻さんは、フレンチレストランで働きながら、 「家族のおいしい」をつくる人になりたい、と家政婦になることを選びました。 ずっと探し続けていた「正解」が 「正解じゃなかったかもしれない」とわかる日がやってくる…。 それは、大きな挫折と失望かもしれないけれど、 同時に新しく生まれ変わるための、ワクワクする瞬間なのだなあと、 今回の取材を通して教えていただきました。 「おへそ」は、「やってみる」ことで育ちます。 ひとつ新しい習慣を始めたら、「なかなかいいな」 「ちょっと違う」といろいろな答えがつながっているはず。 そして方法を変えてまたやってみる。 その繰り返しのなかで、少しずつ自分らしさが立ち上がってくる…。 「おへそ探し」は、その道中がいちばん楽しいのです。 編集ディレクター 一田憲子 ―――――――――――――――――――――――――――――― 【目次】 1.浜島直子さん(モデル、絵本作家)/「自分発見!」のおへそ 2.たかはしよしこさん(料理家) 前田景さん(アートディレクター、フォトグラファー)/目の前主義のおへそ 3.大塚あや子さん(刺しゅう作家)/笑顔のおへそ 4.タサン志麻さん(家政婦、料理家)/わが道のおへそ 5.勝間和代さん(経済評論家)/しっかり稼いで、穏やかに暮らす。勝間流おへそのつくり方 6.小池梨江さん(「よこぐも」店主)/頑張らないおへそ 7.森ゆにさん(シンガーソングライター、ピアニスト)/整えるおへそ 8.塚本憲央さん(「器 つか本」主宰)/表と裏のおへそ 9.藁谷恭子さん(主婦)/ありのままのおへそ 10.大友洋一さん 静江さん(「カフェドラぺ」店主)/飛び越えるおへそ 11.本橋ひろえさん(ナチュラルクリーニング講師)/知識のおへそ
  • ぼくがアメリカ人をやめたワケ
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    青年は「世界最高にして最強の故郷アメリカ」をなぜ捨てたのか? ロシア語を学びソ連、東欧を経て、日本に辿りつき、ついには国籍を捨てオーストラリア人になった作家の回顧録・エッセイ。ホロコーストから逃げ延びたユダヤ人を祖先にもつ自分のルーツ、ケネディ時代からトランプに至るアメリカの真実、白豪主義の色濃く残った70年代から現代にいたるオーストラリアとオーストラリア人、1960年代から現在まで、50年にわたる日本と日本人の姿などをテーマに、宮沢賢治、石川啄木への熱い情熱、そして、井上ひさし、アンジェイ・ワイダ、大島渚、坂本龍一らとのエピソードを交えながらダイナミックに描いていく。
  • 内村鑑三交流事典
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    近代日本を代表するキリスト者・内村鑑三。一見孤高の思想家に見えながら、実は内村は、日本人のなかでは類例がないほどの文化的「山脈」を形成していた。宗教界から、教育界、文学界、社会事業界に至るまで、多くの分野に及ぶ交流のさまを追うことによって、一個の精神と時代の姿が浮かび上がってくる――。本書は、序章で質的漸進を遂げていった内村の生涯を記した後、生前に関係した人物二百数十名を対象に、両者の交流を事典形式で紹介。巻末には詳細な内村の年譜も収録する。文庫オリジナル。
  • 南雲忠一 空母機動部隊を率いた悲劇の提督
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    日本海軍最強の「空母機動部隊」を率いて、太平洋戦争の序盤を支配した提督・南雲忠一。ハワイ作戦、南方作戦、インド洋作戦、ミッドウェー作戦、第2次ソロモン海戦、南太平洋海戦……南雲ほど数多くの作戦を指揮した提督はいなかった。真珠湾攻撃で世界戦史に輝く一大勝利を挙げながら、南雲は常に不信の目で見られていた。それは南雲が魚雷の専門家であり、航空機に不慣れだったにも関わらず、年功序列人事で空母部隊の指揮官に選ばれたからだった。結局、ミッドウェーで虎の子の空母4隻を失う大失態を犯したことで南雲のイメージは決定的となり、以後「凡将・愚将」のレッテルを貼られてしまう。しかし南雲は一切弁明せず、南太平洋海戦に出撃、米空母に一矢を報いて司令長官の座を去っていくのだった。最後はサイパン島で玉砕して果てた南雲の評価は、本当に妥当なものなのか? 日本海軍の勝利と敗北、その中心にいた“悲劇の提督”の戦いを描く!
  • なぜ支店長は飛ばされたのか 「半沢直樹のモデル」と噂の元銀行マンの告白
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    『半沢直樹』のモデルの一人と噂されるのが本書の著者。 大手銀行入行後、ごぼう抜きの大出世を遂げ、渋谷支店長にまで昇り詰めたが、最後に左遷され銀行トップへの道を絶たれる。 小説以上にリアルで驚きに満ちた銀行マンの世界を描くノンフィクション。

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  • Shidehara Kijuro and His Time
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    The Constitution of Japan is often described as a pacifist constitution for its Article 9 renouncing war and foreswearing war potential. Although this is usually attributed to starry-eyed idealists and steely-eyed realists in the occupation, both of which wanted to ensure Japan did not again challenge America’s position, there is also a cast to be made for crediting Shidehara Kijuro (1872-1951). Indeed, the case becomes even stronger if we think of the Constitution not so much as pacifist but more as internationalist―as evidenced in the Preamble’s trusting in the justice and faith of the peace-loving peoples of the world and its belief that no nation is responsible to itself alone. For it was Shidehara who was the ultimate internationalist. Born to a middle-class family four years after the Meiji Restoration, he went to Tokyo Imperial University and from there to the civil service, ending up at the Ministry of Foreign Affairs. From there, history took him to a number of foreign capitals and historic international conferences on his way to the foreign ministership and after he became foreign minister. Serving as foreign minister under a succession of prime ministers, he developed and staunchly promoted what came to be called Shidehara diplomacy―a foreign policy stance of not intervening in China, respecting the Anglo-Japanese alliance, and adhering to what were put forward as universal values. Yet despite his steadfast championship, this internationalist stance was weakened by widespread discrimination against Japanese (e.g., in America’s immigration laws) and fatally wounded by the Kwangtung Army’s rogue aggression in China. He resigned as foreign minister in 1931, while retaining his seat in the House of Peers, and was tapped by the occupation to be Japan’s first postwar prime minister, putting him in a position to influence the Constitution’s drafting. Shidehara’s was a principled life engagingly recounted in this informative biography by one of Japan’s foremost diplomat-turned-historians.

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  • キセキを起こす人になれ
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    映画監督、俳優、プロデューサー、歌手として世界で活躍するジャッキー・ウー。 夢を追い続け、実現し、それでも夢を追い続けている彼の生き様。 【目次】 第1章 自分を生きる ・自分のアイデンティティに悩んだ子ども時代 ・気持ちを譲り、最後に残ったのが自分の個性 ・「できるか、できないか」という方程式を捨てる ほか 第2章 人生における成功 ・映画製作の穴場だったフィリピン ・制作スタッフだったのに、突然主役に抜擢 ・イギリスを拠点にヨーロッパで勝負する ほか 第3章 平和への祈り ・フィリピンで経験した戦争の傷跡 ・実話をもとにした戦争映画を立て続けに制作 ・日本とフィリピンとでは俳優へのまなざしが違う ほか 第4章 人生を輝かせる ・夢はもっと自由であっていい ・人生は自転車をこぎ続けるようなもの ・まだ夢に達していない、だから、無我夢中 ほか
  • 僕とBWの物語
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    愛犬とのドタバタな毎日を描いた笑いと涙の物語。 交通事故に入院生活、事業所閉鎖の悲劇。 起業、結婚からはじまった充実の新生活。 どんな時も隣で支えてくれたきみのことを、僕は決して忘れない。 無邪気でかわいい愛犬BW(ビーウィー)と過ごしたかけがえのない17年間。

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  • ウィズマスク・セックス コロナ時代の新しい性活様式
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    恋のソーシャルディスタンスとは? マスクがもたらす新感覚の愉悦とは? 変容した世界にあって揺るがない、エッチな大人の新常識。 【本文より】 私が伝えたいのは、コロナによって変容してしまったさまざまな人間模様についてだ。 円滑に行われていたセックスも、唾液が恐ろしくてキスさえできなくなったカップルも多い。結婚間近でるにもかかわらず、会いたいのに会えない人たちもいる。風俗関係の業種は、客が途絶えた。 人の体温を感じられなくなり、心も温度変化していく有り様は、あまりにも理不尽だろう。 本書では、多くの人の心の声や、マイナスをプラスに変換する術を記した。困難を乗り越え、人と人との未来を繋ぐために。 【内容】 はじめに 人と人が引き離されてしまった 第一章 世界は突然、そのかたちを変えた 夫婦関係の変容/恋人関係の変容/コロナ不倫/性風俗業界に起こった変化 第二章 どんな状況でも恋は芽生える 恋のソーシャルディスタンス/スポーツジムの恋愛/マスク美人に注意/リモートセックス/サルサダンサーの野心/ゴルフが活況 第三章 ウィズコロナのセックス事情 ウィズマスク・セックス/自粛しながら浮気はできるか/好転した夫婦の性生活/自慰グッズが売れている/不倫相手は潔癖症/リモートオナニー中毒 第四章 コロナによる別れ リモートワークのストレスからSMに走った男/愛人3号の決断/セックスレスからの浮気/まさかのコンドーム/誕生日プレゼントはクンニ/給料カットで別人のようになってしまった/粉々になったプライド 第五章 こんな時代を楽しむ人々 コロナで得たものと失ったもの/リスクを厭わずセックスを満喫/笑っていられる術/コロナ合コンの魅力/コロナ禍の恋を実らせるには 第六章 コロナがもたらした光と影 女性の変化/男性の変化/目で笑う女 第七章 ウィズマスクの愉悦 マスクでわかる男の心理/マスクで振られた男/手作りマスクで満たされたい 第八章 ウィズコロナ時代の愛のかたち コロナ禍で愛は芽生えるか/家庭があるからこそ おわりに 自信を持って愛を受け取ろう 【著者】 麻未知花(あさみ・ともか) 作家、恋愛セラピスト。 FMラジオのパーソナリティ、医学会秘書などを経て、2008年、エイズ予防啓発活動であるレッドリボンに参加。 自らの経験と恋愛セラピストとしての豊富なカウンセリング経験に基づき、性をテーマに、雑誌等に執筆活動を続けている。

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  • 自由を求めて(上)
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    アメリカ、イギリスで50万部突破! 10カ国で話題沸騰! 待望の日本版! サセックス公爵夫妻 ハリーとメーガン 知られざる真実の姿 求愛の舞台裏、婚約秘話、結婚前夜……(上巻) 現代的なロイヤルカップルの伝記、決定版! 王室離脱――その決断が批判を浴びようと、 ふたりは自分たちの心に従う アーチ―の誕生、王室離脱、北米への移住まで(下巻) 自分たちらしく生きる イギリスの愛すべき王子とアメリカ女優のロマンスの芽生えが広く報じられるや、二人を取り巻くメディアの報道合戦は、王室ウォッチャーもただの見物人もいっしょくたに巻き込んで過熱する一方だった。二人の動向が――婚約から結婚式、息子アーチーの誕生から王室離脱という先例のない決断、北アメリカへの移住まで――新聞の一面を飾り、世界中が二人を見守るようになった。サセックス公爵夫妻は毎日のようにニュースで取り上げられているが、ハリーとメーガンのほんとうの物語はほとんど知られていない。 本書の中で、著者のオミッド・スコビーとキャロリン・ドゥランドは、新聞の一面の裏へと分け入り、アメリカとイギリスの両方で若いカップルを苦しめた噂を消し、誤解を解くべく、二人の生活の知られざる詳細を明らかにする。スコビーとドゥランドは、イギリス王室と彼らの公務を取材できる選ばれた記者団のメンバーという立場柄、外部の人間は見ることのできないサセックス公爵夫妻の生活を生で見てきた。 二人の求愛の舞台裏や婚約秘話、王室という制度の中で二人が直面した難題をつぶさに記した本書は、真に現代的なロイヤルカップルの伝記の決定版と言えよう。スコビーとドゥランドは、後を絶たぬ虚偽報道を暴き、陰謀を蹴散らし、ケンブリッジ公爵夫妻や女王とメーガンとの関係、ハリーと兄ウィリアム王子との報じられた“亀裂"、メーガンと実父との壊れた関係、家族のために自由を求め、タブロイド紙と距離を置こうとする公爵夫妻の真意にいたるまでを詳細に記して、夫婦としての二人やメディア、ロイヤルファミリーの真実を明らかにしてゆく。 独自の取材と、二人にもっとも近い人たちの協力を得て書かれた本書は、自信に満ちて影響力がある、前向きなカップルのほんとうの姿に肉薄している。二人は伝統を破ることを恐れず、スポットライトの外で新しい道を切り拓き、世界を根底から変えてゆくような人道的レガシーを構築しようしている。 【目次】 (上巻) 1 ロンドン・コーリング 2 ふたりの出会い 3 大自然の中での求愛 4 発覚 5 王子の抵抗 6 カルチャーショック 7 トロピカル・ストーム 8 不満を口にする 9 ドカーン! 10 さらばトロント 11 ファブ・フォー (下巻) 12 サマンサ問題 13 お騒がせトーマス・マークル 14 スタンド・バイ・ミー 15 サセックス公爵夫妻 16 内緒だよ! 17 異なるふたりの公爵夫人 18 反目する兄弟 19 ウィンザーの愛の巣 20 アーチーを迎える 21 @SussexRoyal(インスタグラムを始める) 22 王室半離脱 23 家族会議 24 自由を求めて 電子版では、写真など紙版に掲載されている内容の一部が掲載されておりません。ご了承ください。
  • 続・反証 フラワー襲撃事件 隠された新事実
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    ベストセラー『反証』に続く第2弾 事件の裏に消えた 「防犯カメラ映像」と「ドライブレコーダー」とは  2012年9月2日深夜、六本木に当時あったクラブ「フラワー」で殺人事件が発生した。「実質的首謀者」とされる見立真一容疑者は海外に逃亡、逮捕された「関東連合関係者」の裁判がはじまったが、その中で「主犯」とされ懲役15年の実刑判決を受けたのが石元太一だった。ところが石元は獄中から裁判の不可解さをまとめた書籍『反証』を発表し、現在も自らの無実を訴えているーー前作では明かされなかった新事実、そして隠された新証拠についてついに書ききった最新刊。
  • 「天ぷら」神髄 近藤文夫
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】 東京・銀座五丁目、並木通りに面したビルの九階。 「てんぷら近藤」は今日も活気にあふれている。 油っぽさをまったく感じさせない、素材の色が美しく透ける薄衣の天ぷらをよどみなく揚げるのは、主人の近藤文夫さんだ。 新鮮な魚介が旬の野菜が、二つの鍋中で音を立てている。 見回せば豊かな香りに包まれて、お客はみんな笑顔だ。 近藤さんの天ぷらには人を幸せにする力がある。 【目次抜粋】 美しい天ぷらを揚げたい 近藤文夫 第一章 天ぷらは“音”で揚げる 耳を澄まして素材の声を聴く 車海老/アスパラガス/舞茸/ピーマン/鱚/椎茸/人参/穴子 第二章 おいしい天ぷらとは何か 天ぷらは揚げ物ではなく“蒸し料理” 魚介を揚げる/野菜を揚げる 対談「真のおいしさは素材が教えてくれます」 中道博 「モリエール」オーナーシェフ×近藤文夫 「てんぷら近藤」主人 第三章 春の天ぷら 春の苦味を旨味に変える 蕗の薹/土筆/筍/青じそ/白魚/菜の花/つぼみ菜/雲丹/たらの芽/こごみ/姫竹/こしあぶら/めごち/平貝/小柱と三つ葉のかき揚げ 第四章 思い立ったらすぐに揚げてみる 名物に理由あり 余熱の技。厚さ一〇センチの「さつまいも」/甘鯛の「オーロラ巻」/池波正太郎好みの「じゃがいもとご飯」 第五章 夏の天ぷら 豪快に揚げたてを頬張る醍醐味 とうもろこし/万願寺唐辛子/ヤングコーン/稚鮎/茗荷/谷中生姜/鱧/鮑/さやいんげん/ペコロス/蛤/おくら/おくらの花/賀茂茄子/新銀杏/新蓮根/南瓜 「天ぷらはやめや。あれはいくらやっても勝てない」 ―――上野修三 「浪速割烹 㐂川」創業者 第六章 秋冬の天ぷら 焼き松茸を超える味を目指す 松茸/新いか/栗/牡蠣/かわはぎと肝/帆立/蚕豆/河豚白子/鱈白子/すみいか/百合根 フルーツを揚げる 既成概念からの脱却。赤ワイン衣で揚げる シャインマスカット/桃/いちじく 最終章 天ぷらの未来 江戸前の伝統を守りながら天ぷらを進化させる 次世代を担う天ぷら職人 「てんぷら 前平」 前平智一 「てんぷら 成生」 志村剛生 「てんぷら近藤」の一日 天ぷらに人生を捧げる ※紙版と一部内容が異なる場合があります。
  • 「㐂寿司」のすべて。――本当の江戸前鮨を食べたことがありますか?
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    【内容紹介】 「與兵衛鮨」の流れを汲む江戸前鮨の名店、東京・日本橋人形町「㐂寿司(きずし)」。明治の終わりに暖簾を掲げ、東京・日本橋人形町で四代にわたって続く江戸前の技、艶、粋。 マグロ、カジキ、印籠詰め、蛤、鯛、初鰹、小肌、穴子、干瓢巻き、玉子焼き――。 ノンフィクション作家が1年以上にわたって密着取材し、暦をめくるように移りゆく時季の鮨種、その仕入れと仕事、門外不出のツメづくりにいたるまでを追いかけた!鮨好きから職人までを惹き付ける細やかな描写で伝える。「江戸前鮨とは」?の答えが詰まった一冊。 【著者紹介】 [著]中原一歩 1977年、佐賀県生まれ。ノンフィクション作家。地方の鮨屋をめぐる旅鮨がライフワーク。 著書に『最後の職人 池波正太郎が愛した近藤文夫』(講談社)、『私が死んでもレシピは残る 小林カツ代伝』(文藝春秋)、『マグロの最高峰』(NHK出版新書)などがある。 2012年より、“津軽海峡”で漁船に乗ってマグロ漁の取材を続けている。 いつか遠洋漁業のマグロ船に乗り、大西洋に繰り出すことが夢。 【目次抜粋】 人形町で、もうすぐ百年。 「㐂寿司」のマグロは美しい。 カジキが呼んでいる。 鮨ツウの心をときめかせる印籠詰め。 口いっぱいに多幸が満ちるたこ。 蛤が春の訪れを告げる。 ちらしは、吹き寄せる波のように。 春の貝づくし。 最高の鯛に逢う。 ひときわ可憐な小鯛。 月も朧に白魚の。 心躍る初鰹。 鰯は梅雨間の一瞬の光。 鮑には「クロ」と幻の「マダカ」がある。 星がれいは夏の白身の王様。 かれいに縞鯵にすずき。夏の白身は綺羅星のごとく。 光り物の概念が変わる鯵。 車海老の紅白は歌舞伎の隈取のごとく。 「㐂寿司」にはハート形の海老がいる。 眩く光る。仕事が光る。新子と小肌のこと。 新いかは、儚く甘い。 江戸前鮨、穴子に極まりけり。 門外不出のツメづくりに密着。 いくらは握りも小丼も風味絶佳。 さばは、ぽってり柔らか。 干瓢は、ぶれない〆。 玉子焼きと大晦日。 「㐂寿司」の三六五日を追いかけた。
  • さらば、ショービジネス ~芸能興行界を駆け抜けた軌跡~ 後編
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    一人のホテル式場チェーンのオーナーが音楽興行の業界に参入する。華やかなりし興行の陰で魑魅魍魎がうごめく蟻地獄に呑み込まれていく。彼は岡山や長崎で開催した大型フェスの裏側で続けざまに術中にはまる。もがけばもがくほど深みにはまり、興行の蟻地獄に呑み込まれて行く。彼は受難の日々の中で点と点を結ぶ一人の闇将軍にたどり着く。狙われた一人の男が、芸能興行の世界の蟻地獄から奇跡的に脱出する真実を基にした渾身の衝撃作。
  • まさか、ショービジネス ~芸能興行界を駆け抜けた軌跡~ 前編
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    東日本大震災の災禍から未だ立ち上がれずにいた一人のホテル式場チェーンのオーナーが、2011年にエイベックスエンターテイメントの元社長を迎えて音楽興行の業界に満を持して本格参入する。華やかなりし業界の裏で彼を待ち受けていたのは様々なトラップであった。幾多の困難に見舞われながらもK-POPからTRF、河村隆一、広瀬香美、清水アキラなどフェスからディナーショーまで、錚々たるラインナップで開催にこぎつけた電光石火の日々を綴る体験を基にした衝撃作。
  • 生き仏になった落ちこぼれ
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    現代の生き仏――とたたえられる酒井雄哉大阿闍梨。人間失格ともいえる青春時代の後、三十九歳で比叡山に登り、仏門に入る。捨身苦行を志し、二千日回峰を達成。死臭ただよう「堂入り」、死に装束を身にまとい、自害用の剣をたずさえての「回峰行」――師の半生を通し、日本人の生き方を問う感動の話題作。
  • 魂を彫る 鑿に賭けた大仏師父子の「心の王国」
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    人々が自然に合掌し、祈りたくなるような仏像は、彫刻であって彫刻以上のものである。そして、それを作る仏師とは……。現代の運慶・快慶と称される大仏師父子、松久朋琳・宗琳父子の人生を追い、その凄まじいばかりの修羅の生涯、父子の葛藤を通して見えてくる日本人の魂に迫る、迫力のノンフィクション!
  • 輝く人・輝く宿が日本を元気にする 磨き合う旅館甲子園
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    旅館が本質的にもっている使命、存在意味を明らかにする競い合い「旅館甲子園」、ここには小手先の対策ではない、根源的な再生の方法論が存在している。コロナに負けない「宿=人」の力を証明! なぜ旅館甲子園には「敗者」がいないのか? 2年に1回、すでに4回開催されている大会のファイナリストを徹底取材、その志、人の育て方など、なにが宿の魅力を形成しているのかを明らかにする。
  • クリミナル・イノベーション 天才プログラマーが築いた新時代の犯罪帝国
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    サイバー技術の天才から国際的犯罪組織の王へ―― 麻薬・小型兵器・ミサイル技術・暗殺をオンラインで販売。 凶悪犯罪に技術革新をもたらした冷酷な殺人者の正体と、 DEAによる逮捕劇に迫る、衝撃ノンフィクション! この本当にあった犯罪冒険物語(サーガ)の真っただ中で明らかになるのは、 ポール・カルダー・ルルーという人物と、この男が導入した業態の変化だ。 ルルーはサイバー技術の天才から犯罪王に転じ、 その道筋で冷血に人の命を奪っていく。 彼は国境を越えた組織犯罪の活動の在り方に革命をもたらした―― (DEAの秘密組織)〈第九六〇班〉は早い段階から、 ルルーが組織犯罪界のイーロン・マスクであり ジェフ・ベゾスであることを認識していた。 ルルーは“新しい今”であり近未来であると、彼らは信じている。 ――マイケル・マン(映画監督)序文より――  ルルーには、21世紀の起業家精神を表す業界用語のほとんどが当てはまる―― 伝統の軽視と破壊、減量経営、世界展開、迅速な拡張性。 埋まっていない隙間(ニッチ)をどう見つけ、どう活用し、 市場の様相をどう一変させればいいかを心得ている。 身軽に旅をし、機敏に動き、回転速度を落とさずにいる方法も。 (「INTRODUCTION」より)
  • 「ウチら」と「オソロ」の世代 東京・女子高生の素顔と行動
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    女子高生は読まないで! かかわった子10万人の事情通No.1の著者がまとめた「ふつうの女子高生」のナマレポート。父母・関係者、必読の本――ケータイ、プリクラ、カラオケという女子高生三種の神器から、「なんちゃって制服」「彼氏のこと」、お小遣い、アルバイト情報まで、10万人の女子高生とかかわった著者が、首都圏の女子高生のナマの姿を克明にレポート。圧倒的多数の女子高生の姿が、写真、イラスト、図表で、一目瞭然、必見の書。
  • 炎の男 田中英壽の相撲道
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    相撲をオリンピック種目にしようと奮闘した日本大学理事長・田中英壽の炎のような半生を小説化。 和と義を重んじ、仲間を大事にした生き様から、苦難に満ちた人生を生き抜くための知恵と根性が明らかに。 【もくじ】 第一話 日本大学創設130周年記念祝賀会 記念式典/新学部の創設――英壽の悲願/教育の理念・自主創造/スポーツ日大 第二話 青雲の志 津軽ッ子/卵と相撲/母の教え/神の声を聞いた勝負師 第三話 雌伏の時――邂逅(めぐり逢い) 第18回東京オリンピック開催の記念式典/輪島(後の第54代横綱)との出会い/金沢の誓い/高校卒業――学祖の教えに学ぶ 第四話 日本大学進学 試練――怪我と津軽弁の訛りに苦しむ/自分の非を認める/再び、輪島――最高の稽古相手/優勝――学生横綱/建学の精神――学租 山田顕義と古田会頭/プロへの誘惑 第五話 試練 苦労の始まり/金送れ(150枚の論文)――英壽の父と母 第六話 夢に駆ける 3度のアマチュア横綱/限界を知る/オレを見習え――人生観の確立 第七話 結婚 優子との出会い――文武両道の精神/内助の功――山内一豊の妻の如き優子夫人/新たな歩み――相撲は神事・日本の伝統文化 第八話 コーチから監督へ 監督就任/礼節を重んじる指導/勝利への道――監督と戦略家・山田顕義/信頼は勝利の素/心掛けたこと――監督としての判断/家族愛に満ちた合宿所生活 第九話 忘れられぬ教え子たち 久嶋啓太(後の田子ノ浦親方)――日本一の高校生出現/舞の海――相撲魂に生きる/海鵬――努力は実る 監督としての使命/智乃花――相撲に賭けた男のロマン/強者どもの夢――肥後ノ海、濱ノ嶋、琴光喜、高見盛、濱錦、追風海……/神聖な「道」――相撲道 第十話 相撲の国際戦略――国際相撲選手権大会の開幕に向けて 相撲を世界へ――英壽の狙い 第十一話 学租 山田顕義の生き方に学ぶ 英壽の決意――学租は心の拠り所 第十二話 悲願――相撲をオリンピック種目に 第十三話 IOCが国際相撲連盟を正式承認 第十四話 新たな旅路――帰郷
  • 想いをつなぐ 2020年夏の球児たち
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    幻となった甲子園…かつてない夏に球児たちは何を考え、何を残したのか? 「打倒私学」を掲げ、甲子園出場を目標にしていた公立校野球部員たち。 “特別な夏”を乗り越えた彼らが描く6つの青春ストーリー 【内容】 史上初の選抜大会の中止から始まり、夏の甲子園大会の中止。世界的なコロナウイルスによるパンデミックは、高校野球球児の夢を次々と奪っていった。高校3年生にとって、最後となる2020年の夏はどのように始まり、そして過ぎていったのだろう。 今回取材したのは、すべて公立校だ。公立校のほとんどは、まずは高校生活があり、そのなかに野球がある。この「教育」優先の理念が、公立高校の良さである一方で、「甲子園」の舞台に立つことを困難にもしている。だから彼らは「甲子園」とは何かを、ずっと突き詰め考えてきた。やはり「甲子園」は公立高校にとって叶わぬ夢なのか。ところが2020年、私学にも公立にも等しく襲ってきたコロナウイルスの脅威。甲子園の舞台を高校球児すべてが失った。そして彼らは気付くことになった。野球に向き合い、チームメイトと向き合い、選手と向き合い、ひたすらに駆けてきた3年間こそが、「甲子園」ではないかと。 本書は、2020年という特別な夏に挑んだ、6校の物語だ。それぞれの「甲子園」のきらめきが描かれている。彼らの想いを知り、そのとき何を選び残したのかに思いを馳せてほしい。(はじめにより) 【構成】 ◎都立小山台高校(東京都)~全員で前を向き「甲子園の心」を求めて結束~ 甲子園大会中止の決定を受けて、気づいた「甲子園の心」。 3年生のチームテーマ「氣繋」を胸に全員で戦い、日本一良いチームを作る。 ◎市立仙台商業高校(宮城県)~100代目のチームへ渡したバトン~ 創部99年目の3年生が失った甲子園を賭けた戦い。 しかしどんな状況でも3年間の野球生活を貫くことこそが野球部の伝統であり、次世代へのバトンとなる。 誇りを持って闘った99代目のチームの姿を追う。 ◎県立西尾東高校(愛知県)~選手のための野球をする いつもと変わらない夏~ 勝つために努力する結果が、甲子園。 周りの状況に流されず自分たちで前を向いて一つひとつ進んでいくだけ。 公立校らしくのびのびと好きな野球に打ち込んだ3年生の悔いなき戦いは終わった。 ◎県立相模原高校(神奈川県)~強豪私立を倒すには「束になって戦え! 」~ 選手は切磋琢磨し互いを高め、ベンチ入りから漏れた選手は自分の役割を理解してサポートする。 みんなで戦うという固い意志でひとつになる強さ。 その姿を後輩たちに見せることができた夏だった。 ◎府立大冠高校(大阪府)~落ち込んだ甲子園中止と3年生全員で勝つ決意~ レギュラーメンバーに入れなくても、手を抜かずに一生懸命練習してきた27人の3年生。 休校中に自分と向き合い、磨きをかけたスイングで、最後の戦いに挑んだチームの物語。 ◎県立上尾高校(埼玉県)~野球部の伝統とプライドを継承~ 選手たちが「気持ちを揃える」ことができたとき、チームは戦う集団となるはずだ。 その信念のもと、選手一人ひとりに向き合い指導する。 【編者紹介】 タイムリー編集部 2009年7月に創刊のフリーマガジンをはじめ、ウェブサイト、SNSなどで全国のアマチュア野球情報を発信する高校野球メディア「Timely!」。全国各地の高校球児や高校野球部、指導者たちの想いを中心に、徹底した取材を通して紹介している。ウェブサイトはユニークユーザー20万人を誇り、アマチュア野球に携わる多くの人たちに情報発信を日々行っている。
  • 監察医の涙
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    著者の上野正彦は、監察医として2万体を検死した法医学の権威。これまで経験した検死の数々について、率直かつ誠実に、書き綴った。 検死するのが辛くなる子ども場合、虐待が隠されている死体、著名人の死の場合などで、現場で経験した多くのせつなさや悲しみに加え、著者自身が法医学の道に進んだワケ、北海道の無医村地区で開業していた父との関係、長年連れ添った妻を看取った時のことなど、赤裸々に胸中を明かす。検死事例が多く、読み応えもある。
  • 日本柔道最重量級の復活する日
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    「日本柔道最重量級の歴史の重さを思い知りました」 スキマスイッチ 常田真太郎さん推薦! 「柔道部時代に軽中量級で無差別級に出場したことが申し訳なく思えるくらい、 日本柔道最重量級の歴史の重さを思い知りました…。」(スキマスイッチ 常田真太郎さん) 小よく大を制す、柔よく剛を制す――。柔道の魅力を表したこんな言葉がある。 だが現実には、その時代の“最強の選手”は“最重量級の王者”であった。そして、世界の覇権を握ることを宿命づけられた日本柔道の歴史は、体重無差別時代を含めて最重量級の屈辱と栄光の歴史とも重なる。 (「序」より) 1964年の東京五輪で唯一金メダルを逃した日本柔道男子最重量級だが、いよいよそのリベンジの時が来た。 日本柔道界が総力を挙げて最重量級の覇権奪回へ挑む! 代表の原沢久喜選手の闘いを中心に追ったノンフィクション。 特別対談:鈴木桂治(全日本柔道男子重量級担当コーチ、アテネ五輪金メダリスト)×棟田康幸(警視庁男子柔道部コーチ、世界選手権金メダリスト)も掲載。 【目次】 第1章 絶対王者リネールに跳ね返された日本勢 細身の柔道少年/日大での原沢の活躍/最重量級のライバル七戸龍の躍進/原沢の復活/2016年リオ五輪 第2章 日本柔道男子最重量級の歴史 1964年東京五輪の敗北/日本柔道の宿命/五輪最重量級悲願の金メダル/山下の時代/山下のライバル、斉藤仁 第3章 黄金期から落日へ 重量級黄金期の到来/黄金時代の終焉/2012年ロンドン五輪の惨敗 第4章 最重量級の死闘 一本を取る柔道へ/リネール敗れる/原沢久喜、東京五輪男子100キロ級代表に/試練の時 特別対談 鈴木桂治(全日本柔道男子重量級担当コーチ、アテネ五輪金メダリスト) 棟田康幸(警視庁男子柔道部コーチ、世界選手権金メダリスト)
  • 人として生まれたからには、一度は田植えをしてから死のうと決めていました。
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    【内容紹介】 私たちの食生活とは切っても切り離せない「米」。 当たり前だけれど、米は田んぼでつくられている。 どうやって? 田植えや稲刈りなど、米づくりに関する言葉は知っているけれど、果たしてそれがどういうものなのか、実はよくわかっていない。 たとえば、農家の苦労は耳にするけれど、それがどんな苦労なのかも実際のところはわからない。 米をつくるって、どういうことなんだろう。 芥川賞作家が魚沼の棚田で農薬を使わずに米をつくってみて、ちょっとだけわかった米づくりの喜びと現実。 【著者紹介】 [著]藤原 智美(ふじわら・ともみ) 1955年、福岡県福岡市生まれ。 1990年に小説家としてデビュー。 1992年に『運転士』で第107回芥川龍之介賞を受賞。 小説の傍ら、ドキュメンタリー作品を手がけ、1997年に上梓した『「家をつくる」ということ』がベストセラーとなる。 主な著書に『暴走老人! 』『文は一行目から書かなくていい』『あなたがスマホを見ているときスマホもあなたを見ている』『この先をどう生きるか』『つながらない勇気』がある。 小説『恋する犯罪』が瀬々敬久監督で、哀川翔と西島秀俊の主演で『冷血の罠』として1998年に映画化されている。 【目次抜粋】 田植え 僕たちは、あの魚沼にコシヒカリを植えるのだ。しかも無農薬! 1 備えあっても憂いばかり 2 田んぼに入る瞬間を何と呼ぶ? 3 田植えは「競争」ではなく「共同作業」である 4 上手な田植え、下手な田植え 5 腹が減っては田植えが出来ぬ 6 田植えはセレブレーション 7 ぬるぬる、ずぼずぼ、むにゅむにゅ 8 田植えの快感を知ってしまった 草刈り 田植えは楽しかったのに、なぜ、草刈りはこうもつらいのか? 9 草刈りと草取りは違うのだ 10 草刈りで真っ青 11 ホタルはどこにいる? 12 美しすぎる棚田 13 米は工業製品じゃないんだ 二度目の草刈り マムシも何のその、今日は命がけでやるしかない、と覚悟を決めた。 14 我が田んぼは雑草に占拠されていた 15 あゝ松代は今日が雨だった 16 雨々やめやめ、早くやめ 17 僕は思考停止の人間草刈り機 稲刈り 僕らはひたすら刈って、束ねて、稲架にかける作業を繰り返した。 18 稲刈りを前に何をする? 19 恐れていたことが起こった 20 収穫の秋は芸術の秋 21 米づくりの新米が思ったこと 22 収穫は喜びだ! 23 棚田に愛を込めて 24 我が米の味は美味なり 冬の棚田 こんなに雪の少ない冬は地元の人も記憶にないと言っているらしい。 25 私を棚田に連れてって 26 続・棚田の用心棒 27 カプチーノの夜 二度目の稲刈り それにしても、なぜ田植えや稲刈りがこんなに楽しいのだろうか? 28 コロナ禍での米づくりはどうなっているのか 29 クロサンショウウオがいた! 30 ホモ・サピエンスだから楽しい 31 米を食べるということ 「あとがき」として
  • 新ひだか町ノルマンディーファーム発 無敗の三冠牝馬デアリングタクトへの思い
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    逆境に打ち克つ鍛錬の極意とは?当歳のセリで値段がつかなかった安馬は、どのように見出され、育成されたのか。岡田牧雄をはじめ、個性豊かな関係者によって明かされる、成長の軌跡。史上初の偉業の舞台裏! 【本文より】父エピファネイア、母デアリングバードの2番仔は、セレクトセール2017の当歳市場に上場された。しかし、リザーブ価格800万円ながら落札には至らず、翌年再び、セレクトセール2018の1歳市場に登場することとなった。ここで同馬を見そめ、落札したのがノルマンディーファームだった。本書の取材を重ねるうち、岡田牧雄さんからこんな言葉が聞こえてきた。「セレクトセールでは、世界中から集まった何百人もの関係者が馬を見ているわけです。そうした中でデアリングタクトは、最初の年は主取りに終わり、次の年も1200万の値段しか付かなかったわけですよ。つまり、馬ってそれだけわからないものなんですね。だからこそ、この業界には夢があるんです」 【内容】岡田スタッドグループについて/第一章 岡田スタッドグループ代表・岡田牧雄の章/ノルマンディーファーム場長・富島一喜の章/ノルマンディーサラブレッドレーシング代表・岡田将一の章/デアリングタクト育成担当・渡邉薫の章/岡田牧雄さんと振り返る3冠達成の軌跡 【著者】山口県出身。北海道大学文学部国文科専攻を卒業後、株式会社リクルートに入社。1996年に同社を退社したのち、執筆活動を始める。同年、「優駿エッセイ賞」を受賞。著書『馬産地ビジネス』『JRAディープ・インサイド』『馬産地放浪記』(以上、イースト・プレス)、『三度怒った競馬の神様』(二見書房)、『ウオッカの背中』(東邦出版)、『遙かなる馬産地の記憶』(主婦の友社)、『ウイニング・チケット』(原作、講談社)などがある。電子書籍『ミスター・ジャパンカップと呼ばれた男 競馬国際化の礎を作り上げた「異端」の挑戦』『競馬 衝撃の敗戦列伝 敗北を糧に頂点を極めた名馬たち』『競馬 衝撃の敗戦列伝2 運命を分けた一戦の知られざる真実』『ウオッカvsダイワスカーレット 天皇賞 運命の15分と二人の厩務員』『JRAディープ・インサイド 主催者が語る日本競馬の未来』『超サバイバル時代の馬産地ビジネス 知られざる競馬業界の「裏側」』、『いのちを繋ぐ馬産地の物語 旅立つサラブレッドの原風景』(共著)など。競馬関連の著作について業界の内外を問わず高い評価を得ている。

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  • 証言 北方領土交渉
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    戦後75年が経過しても、いまだ解決を見ない北方領土問題。過去、ゴルバチョフと小沢一郎の「バックチャンネル外交」、ロシア外務次官による「クナーゼ提案」、橋本龍太郎からエリツィンへの「川奈提案」など、合意へのチャンスは幾度か訪れたが、いずれもロシア国内の改革派と保守派の対立、日本の対ロ柔軟派と四島一括派の確執の中で潰えてきた。 交渉を担った日ロ双方のプレイヤーたちは、何を目論み、どのように行動してきたのか。なぜ合意に達しなかったのか――。当事者たちの証言をもとに綴った、北方領土交渉史の決定版。今後の「北方領土」の帰趨を見届ける際に欠かせない一冊である。 前著『日ロ現場史』で2013年度新聞協会賞を受賞した著者の最新作。
  • 新版 考証 三浦環
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    近代の日本において新しい女性像を作り上げた「蝶々夫人」のプリマドンナ三浦環。 華々しくも凛としたその生涯を追う。

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  • 映画『マーティン・エデン』 教養を得て生まれ変わり、人生にリベンジした若者は、栄光の果てに何を見たか(映画監督トークス)
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    〈階級社会を独学と才能で這い上がる若者。これは現代の物語だ。世界のどこにでもある絶望の。〉二〇二〇年にアカデミー作品賞を受賞した『パラサイト 半地下の家族』のポン・ジュノ監督が「二〇二〇年代に注目すべき監督」の一人に選んだマルチェッロ監督。そんなマルチェッロ監督にとって、初のストーリー映画で長編映画第二作目となる『マーティン・エデン』。随所に古い時代のアーカイブ映像を差し挟み、フィクションでありながらドキュメンタリーの趣が漂う不思議な味わいの作品に仕上がっている。独特な世界のなかでいつまでも浮遊するような不思議な感覚が残る本作についてマルチェッロ監督に伺った。「だから私はどうしてもこの映画をつくりたかった。」絶対観たくなる! 珠玉の独立系映画監督インタビューシリーズ。
  • にっぽんアニメ創生記
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    日本の「アニメ」はいつ、どのように誕生したのか? 今や、世界中に多くのファンを獲得している日本のアニメーション。しかし、日本アニメの「始まり」については、ほとんど語られてこなかった。漫画家から転じた下川凹天が作った日本初の商業アニメーション短編映画(とされる)『凸坊新畫帖 芋助猪狩の巻』が公開されたのが1917年。同年、現存する最古のアニメフィルム『なまくら刀』(幸内純一制作)も公開されている。日本アニメが産声を上げた1917年、アニメ映画を世に送り出した下川凹天、幸内純一、北山清太郎の3人を軸に日本アニメの夜明けの姿を描きだすドキュメント。アニメ生誕百周年を記念し、(社)日本動画協会が立ちあげたプロジェクト『アニメNEXT_100』の一環として刊行された1冊。 ※この電子書籍は2020年9月6日発行第2版を底本としました。
  • 樺美智子、安保闘争に斃れた東大生
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    60年安保闘争に斃れた東大生・ヒロインの死の真相は何だったのか。国会議事堂に突入し22歳で死去し、悲劇のヒロインとして伝説化していった彼女の実像に迫った渾身のノンフィクション。
  • シリーズ「人間ドキュメント」Vol.1
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    ※年齢や職業、その他データは雑誌掲載当時の情報です。ご了承ください。 貧困、起業、闘病、障害、事件、離婚、死別ーー 懸命に生きる方々の、それぞれにある波乱万丈な人生の煌きを 経験豊富なライター陣が渾身のドキュメント。 『週刊女性』で2003年から続く人気の連載を電子書籍化。 題字は永六輔さんに生前揮毫していただきました。 【目次】 1.「障害者が当たり前に暮らせる社会に」/伊是名夏子さん(コラムニスト) 2.「今度産むときも、自閉症児がいい。息子より1日でも長生きしなきゃ」/立石美津子さん(著述家・講演家) 3.「若年性認知症の私だから発信できる〝笑顔の秘訣〟」/山田真由美さん 4.「認知症の母を介護中に今度は私が、乳がん!!」/篠田節子さん(作家) 5.「母の命をつないだ5000通の葉書」/脇谷みどりさん(童話作家) 【著者紹介】 はぎわらきぬよ 大学卒業後、週刊誌の記者を経て、フリーのライターになる。 '90年に渡米してニューヨークのビジュアルアート大学を卒業。 '95年に帰国後は社会問題、教育、育児などをテーマに、週刊誌や月刊誌に寄稿。 著書に『死ぬまで一人』がある。
  • レギュラーになれないきみへ
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    華やかなプレーで脚光を浴びる花形選手の陰にはレギュラーになれなかった控え選手が数多くいます.試合に出られない「補欠」選手たちはどのような思いを抱いて部活動に参加しているのでしょうか.高校時代にレギュラーになれなかった現役プロ野球選手,控えのキャプテンなど様々な人の姿を通して「補欠」の力を探ります.

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  • きみがまだ知らないステゴサウルス
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【固定レイアウト型】大画面での閲覧に最適化されたコンテンツです/ステゴサウルスの背中には板状の骨が生えている。その意外な機能とは? 英国BBCのテレビ番組で大人気の進化生物学者が、ステゴサウルスの生態をさまざまな角度から解説。やさしい文とたっぷりの図で学ぶ最新の恐竜学。小学校3年生以上、総ルビ、一部英語併記
  • きみがまだ知らないトリケラトプス
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【固定レイアウト型】大画面での閲覧に最適化されたコンテンツです/角がかっこいいトリケラトプス。この角にはおどろきの秘密があった!? 英国BBCのテレビ番組で大人気の進化生物学者が、トリケラトプスの生態をさまざまな角度から解説。やさしい文とたっぷりの図で学ぶ最新の恐竜学。小学校3年生以上、総ルビ、一部英語併記
  • 丹波布復興の父 金子貫道: 定説を覆す真実の調査記録
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    江戸末期頃から丹波国佐治村(現在の兵庫県丹波市青垣地域)で製作され、一度は近代化の波に飲まれ姿を消した国の重要無形文化財・丹波布。本書は約60年前の丹波布復興の際の、真の立役者・金子貫道にスポットを当て、彼の人となり、業績、逸話を丹念に調査し、紹介した一冊である。丹波布にも民芸にも一隻眼を有する著者が、冷徹な目で歴史を見直す。
  • 花咲かす人: 山口雄平 駒草復元への挑戦
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    「このままじゃ花が可哀想だ。なんとかしてやらなきゃ。人がこわしたもんなら、俺がもとに戻してやる」(本書より)高山植物の女王と称される花、駒草。その美しさに魅了された雄平は、駒草が結核の薬として盗掘され現在では絶滅寸前であることを知り、私財を投げうって栽培を始める。その活動は徐々に広まり、やがて地元の中学生たちが移植を手伝うようになる。盗難被害や大怪我など、様々な障害を乗り越えながら保護活動を行い30年――「本白根山に駒草の大群落を作りあげる」という壮大な夢を達成するまでの、挑戦の日々を描いた感動のノンフィクション。
  • 2021年、グレート・コンジャンクション後の世界 「闇の権力」の新型コロナ策謀に抗して
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    西洋占星術では2020年12月21日、木星と土星がみずがめ座で会合する「グレート・コンジャンクション」が発生し、地球に100年に1度の大激動期が訪れることを予告しています。本書は、国際政治評論家である著者が、グレート・コンジャクション後の世界を襲う天変地異から生き延び、いくつもの難関を乗り越え、希望を失わずに生きていく術を提案します。あなたも間違いのない生き方を知り、闇の権力の新型コロナ策謀に抗い、心を浄化しましょう!
  • 技術王国・日立をつくった男 創業者・小平浪平伝
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    明治初期、国を挙げての外国技術導入の時代に、ひらすら「国産技術の自主開発」に情熱を傾けた男、小平浪平。その骨太の半生を追い、「技術の日立」と呼ばれる今日を築き上げた、強烈な創業者精神を描く。 【目次より】●第一章 起業へ歩む ●第二章 栃木時代 揺籃の記 ●第三章 中学・高校時代 苦悩と宴 ●第四章 大学時代 挫折と立志 ●第五章 血涙の基礎づくり 悪戦と苦闘 ●第六章 一流としての評価 試練と挑戦 ●第七章 不況下の挑戦と戦時体制 ●終章 レクイエム
  • 失われた英雄:新・阿久留王伝説
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    とてもとても古い時代、日本にまだ「西日本ヤマト国」「東日本クナ国」「エゾ国」の3つの国があった頃。日本統一を果たそうと迫り来るヤマトタケルの東征軍、迎え討つは蝦夷の雄・阿久留王。やがて阿久留王とその民人は滅んでいったのだが……日本草創期に、時代の流れに翻弄されつつ、滅びゆく民族を命がけで守ろうとした悲劇の英雄を描く、歴史ロマン小説!
  • 最高のランニングのための科学 ケガしない走り方、歩き方
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    ランナーにケガはつきもの。どうやったらそのケガを防ぎ、ストレスフリーにランニングを楽しめるのか。ビギナー、ベテラン・ランナーがともに抱えるこの問題の革新的な解決方法を、最新の科学研究にもとづきわかりやすく伝えるランニング読み物! 図版多数。
  • 映画『おらおらでひとりいぐも』 喜びも悲しみも、自由の道連れ。〈独り〉だから、歩める人生もある(映画監督トークス)
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    そこにあるのは孤独か、自由か。芥川賞・文藝賞W受賞、若竹千佐子の話題作『おらおらでひとりいぐも』を沖田修一監督が映像化。究極のエンターテインメント作品として昇華させた。夫と死別した独居老人の桃子さん七五歳。ひとりごとが増え、頭の中では、何人もが騒がしく議論しているような気がしてならない。すべての人に共通する〈老い〉に対する複雑な思いを独特のユーモアとペーソスを添えて描いた本作について沖田監督に伺った。「だから私はどうしてもこの映画をつくりたかった。」絶対観たくなる! 珠玉の独立系映画監督インタビューシリーズ。
  • 見えた! いのちの底力
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    高血圧の黒幕とされる酵素「レニン」の遺伝子解読に世界で初めて成功し、世界的に脚光を浴びた筑波大学名誉教授の著者が、大学時代の生活からアメリカに渡ってからの環境や経験、「レニン」研究の過程と人間の遺伝子にはどういう意味があるのかをわかりやすい言葉で綴った、研究者志望には必読の書。 日本とアメリカの大学研究の違いや、研究者が日々どんな環境にいて、どんな問題を抱えているのかをかいまみることができる。門外漢にとっても興味をそそられる良書。
  • The Legacy of Kano Jigoro: Judo and Education
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    The founder of judo, Kano Jigoro, is a highly revered figure amongst those who pursue the sport. Little is known, however, about his various other achievements, from how he laid out the foundation for sports in Japanese education to his immense devotion and commitment to bringing the Olympic Games to Japan. Born in 1860, Kano showed his brightness from a young age and studied hard from childhood. After graduating from Tokyo Imperial University, the most prestigious school, he embarked on a teaching career which eventually led him to become the headmaster of the Tokyo Higher Normal School for a total of twenty-three years. This was just one of the many roles he undertook; aside from this he was chairman of the Japan Amateur Sports Association and became the first Asian member on the International Olympic Committee. And all the while he never ceased to develop and promote his creation, judo. For the first time, this comprehensive biography written by a team of Kano experts and researchers sheds light on the many dimensions of the legendary figure. It depicts how he truly lived life to the fullest by living out his own words-seiryoku zen’yo and jita kyoei-the best practical use of one’s energies and putting one’s efforts to good use for the benefit of both oneself and society.

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  • コロナ禍で暴かれた日本医療の盲点
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    新型コロナ禍であぶり出された国公立大学医学部と大学病院が抱える問題。山梨大学附属病院ではいかにコロナに立ち向かったのか!?
  • どろんこ学級
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    山間の僻地で教えた真剣な日々。「オラの先生」と慕われた教師の実際の奮闘を描いた熱血教師物語。
  • 人は50歳で何をなすべきか
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    あなたの人生を決める50歳の生き方を問う! ――全共闘時代のリーダー・田村正敏や羽仁五郎、カリスマ経営者として名を馳せた樋口廣太郎、大賀典雄、また草創期のメディア界で才能を発揮した永六輔、大橋巨泉……。戦後の日本に大きな足跡を残した著名人たちは、人生の転換期にどんな決断をしたのか!? 中高年期を充実させるための知恵が満載の人物ルポ。
  • 原典でよむ 渋沢栄一のメッセージ
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    生涯に500社・600団体に関わった「近代日本の民間リーダー」渋沢栄一(1840-1931)。聴衆を前にして語ったスピーチを通して、「日本資本主義の父」「教育家」「民間外交家」「社会企業家」としての彼のメッセージを読み解いていく。今もなお広く読み継がれている渋沢の思想・信条を、平易で情熱的かつウィットに富んだ語りで再現する。

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  • ガンディー 平和を紡ぐ人
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    暗殺から七〇年。非暴力不服従により社会を民衆の側から変革しようとした、ガンディーの生き方と思想は、いまも汲めど尽きせぬ恵みをもたらす。恐怖と不信に屈すれば真理を見失う。人々の真の自由と独立は、平和を紡ぐ糸車(チャルカ)から生まれる。「マハートマ(偉大なる魂)」と呼ばれた人の生涯を語る、熱き評伝。

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  • 国難の商人 白石正一郎の明治維新
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    “日本人”の財界人が今こそ必要だ 西郷隆盛、高杉晋作、平野國臣……。 幕末に彼らを支えたのは 奇兵隊のスポンサーにして隊員の 商人・白石正一郎だった。 今の日本人へのメッセージ、 白石の「国を護る覚悟」を紐解く。 維新実現に全私財を投じながら 一切見返りを求めなかった男
  • ポン・ジュノ 韓国映画の怪物
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    鬼才ポン・ジュノを読み解く一冊 映画『パラサイト 半地下の家族』で64年ぶりに仏カンヌ国際映画際パルムドールと米アカデミー賞ダブル受賞を達成した韓国人映画監督ポン・ジュノ。「第一次オタク世代」は、いかにして、「世界の名監督」へと変貌を遂げたのか? 『グエムル 漢江の怪物』『母なる証明』『殺人の追憶』などの作品、生い立ち、小説家で北朝鮮に渡った祖父・朴泰遠やデザイナーの父から受け継いだDNA、韓国映画産業の現在地など、さまざまな観点から活躍を読み解く。
  • 特攻と日本軍兵士 大学生から「特殊兵器」搭乗員になった兄弟の証言と伝言
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    「誰のために、何のために、おれは死ぬのだ」 13年間にわたる毎日新聞・長期連載「平和をたずねて」(第22回坂田記念ジャーナリズム賞受賞)圧巻の集大成。 日本近代史の中で、個人の体験をとらえ直し、特攻作戦の「本質」に迫る、渾身のノンフィクション。 学徒出陣(1943)により、岩井忠正氏は慶応大学から、忠熊氏は京都大学から徴集され、海軍特攻隊に所属する。待ち受けていたのは、「回天」や「震洋」の「必死の特殊兵器」による襲撃訓練など、想像を絶する日々だった。 「私たちには自覚的な立場というものが初めからなかった。日本の国家情勢などというものは<所与の現実>であり、いかに対処するかなどということは、意識にのぼりませんでした。時勢に押し流されて生きていたのです」 なぜ我々は、あのような大戦争に向かっていったのか―― 平和記者が描く、満洲事変、日中戦争、太平洋戦争にいたる「十五年戦争」期の若者たち。
  • 高倉健 隠し続けた七つの顔と「謎の養女」
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    希代の大俳優の死からまもなく7回忌を迎える。彼は人々に何を与え、何を隠し続けたのか。ノンフィクションの第一人者が書く高倉健の知られざる素顔。
  • 大学とオリンピック 1912-2020 歴代代表の出身大学ランキング
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    日本のオリンピックの歴史は大学抜きには考えられないー。アスリートから学生通訳、反対派まで、記録と証言から問う五輪の実像。1912年大会から2020年東京大会までを振り返り、オリンピックを通して見えてきた大学の役割、大学というアカデミズムから考察されるオリンピックの意義について、問題提起する一冊。 第一章 2020年東京大会 一年延期を学生はどう受け止めたか 第二章 1912年大会〜36年大会 文武両道  戦前の学歴エリートたち 第三章 1940年 「幻の東京五輪」の学徒動員  第四章 1952年大会〜60年大会 慶應・東大ボート部 栄光の軌跡 第五章 1964年大会〜68年大会 部の伝統ゆえ、オリンピックを辞退 第六章 1964年東京大会 オリンピック秘話 ①学生通訳編 第七章 1964年東京大会 オリンピック秘話 ②裏方学生編  第八章 1952年大会〜76年大会 転身いろいろ、競技も人生も大学名も 第九章 1980年大会〜2016年大会 大学生オリンピアンは不滅なのか  第一〇章  一芸に秀でた新設校、マイナー競技強豪校 第一一章  議論風発! 教員たちのオリンピック学
  • 梶井途子の手記と生涯
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    犬や猫のほか、たくさんの動物たちと自らの画才を友としながら、人間関係に恵まれず、 生涯の半分を暗い不幸と苦しみのうちに送った女性、梶井途子。 彼女の残した手記を元に、補足を加えた伝記風読み物。
  • 新・五代友厚伝 近代日本の道筋を開いた富国の使徒
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    幕末の薩摩藩において西郷隆盛や大久保利通などとともに明治維新に大きな役割を果たした五代友厚。明治の世では、危機的状況にあった大阪経済を立て直すために現在の大阪商工会議所のもととなる大阪商法会議所を設立し、また現在の大阪市立大学の淵源となる大阪商業講習所を設立するなど、多大な功績を残した。しかし、晩年の「北海道開拓使官有物払い下げ事件」によって、藩閥政権との癒着による「政商」としてイメージが広まってしまった。ところが、官有物の払い下げは五代とは別の結社にされようとしていたことや、当時の政局の中で五代がスケープ・ゴートにされたこと、また当時の新聞の誤報を後世の歴史学者がそのまま論文にして定着させたことなどがわかってきており、事実が誤って伝えられていることが明らかになってきている。本書は、膨大な資料を丹念に調べあげた上で新たな考察を加え、五代の真の姿を描き出す伝記の決定版として発刊する。
  • 心眼 柳家権太楼
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 私たちは、何をみているのか? 初代・三遊亭圓朝が生み出した、古典落語の名作『心眼』。あんま師・梅喜の薬師様への願掛けの思いが叶って、目が見えるようになると……。 古典落語の名人・柳家権太楼の口演を写真家・大森克己が、その一部始終を撮影。 見えること/見えないことをめぐる、「落語」と「写真」のスリリングな格闘――。
  • 渋沢栄一の実像
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    渋沢栄一は、もとの農民兼商人だったのですが、徳川幕府をたおそうとする革命思想をもっていました。幕府の追及をのがれるため、水戸藩に仕えましたが、英まいな藩主一橋慶喜に傾倒、その命によりフランスに出張して、戌辰戦争にまき込まれずにすみました。 帰国後、大隈重信に呼び出され、大蔵省の租税正となり、大蔵少輔(局長)になるも、大久保利通大蔵卿と軍事費をめぐって対立、辞職します。後に第一国立銀行の頭取となり、日本の成長に必要な民間企業600社以上を育成することとなります。 明治維新の前は、西郷隆盛の知遇をえたし、明治以降は米国の歴代大統領と交流して、国際協力活動や民間の平和活動(ワシントン条約の締結をうらから支援)に携わりました。 こうした渋沢の実績は、論語の信奉を基盤とした信念に基づき、また栄一の人柄がもたらしたものです。彼の信条は、独占や私利私益を排し、国民公共のために仂くことでした。
  • 基本セオリーがわかる花のデザイン ~基礎科2~:歴史から学ぶ-伝統を知り、新しい表現に活かす-
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 花職(花を扱うすべての人たち)の知識や技術、地位の向上を目指す全国組織「花職向上委員会」が、 花を生けたり、デザインするにあたっての想いや考え、理論、技術といった基礎をまとめたシリーズ。 本書は、「歴史から学ぶ」ことをテーマに、花のデザイン独自に発展してきた歴史について解説しています。 伝統的なアレンジメントのパターンから学びとれる情報を掲載し、歴史を学びつつ、現代に活かす方法までを幅広く紹介しています。 本シリーズは、初心者から上級者まで、すべての方々を読者対象としていますが、 難しくなりがちなフラワーデザインの理論をイラストやビジュアルを用いてわかりやすくまとめているため、 初心者向けのテキストとしても最適です。 基礎中の基礎が学べる一冊です。
  • PCR検査を巡る攻防 新型コロナウイルス・レポート
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    安倍政権が、新型コロナウイルスの流行をほぼ収束させることができたと世界に向けてアピールする中、著者は、日本では「徹底検査」、「徹底隔離」、「徹底した感染症対策」のいずれも進んでいないことを明らかにするとともに、早く医療、福祉関係者に積極的にPCR検査を行わなければ、大感染期に入ると院内感染や医療崩壊が起こる可能性があると警鐘を鳴らしています。
  • のっこむ!――「ものづくり日本」を人で支えた半世紀
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    【内容紹介】 「のっこむ」=職人が大勢で現場に乗り込むこと。 「人を活かす──その大切さを教えてくれます! 」横浜FC会長・奥寺康彦氏推薦! 溶接工から「製造請負」のパイオニアへ。波瀾万丈の一代記! 他社の追随を許さないハイレベルの人材育成を武器に、戦後日本の生産現場を支えてきた業務請負・人材派遣大手の日総工産。 溶接工としてキャリアをスタートさせた同社創業者・清水唯雄が「製造請負」という新しい事業分野を切り拓いてきた今日までの歩みを振り返るとともに、「ものづくり立国・日本」再興への新たな担い手としての役割も期待される人材サービス業の今後の可能性について語る。 【著者紹介】 [著]清水 唯雄(しみず・ただお) 日総工産株式会社 取締役(名誉会長)。 1936(昭和11)年8月21日、神奈川県横浜市に生まれる。 日本鋼管(現・JFEスチール)勤務を経て、1971(昭和46)年2月、日総工営株式会社(現・日総工産株式会社)を設立、代表取締役社長に就任。 日総工産代表取締役社長・会長を経て、2019(平成31)年4月、取締役(名誉会長)に就任。 社会福祉法人近代老人福祉協会 理事長。一般社団法人日本生産技能労務協会 名誉相談役(元会長)。 【目次抜粋】 プロローグ 第1章 ものづくりの現場からの“出発”  戦争とともにあった幼少期  疎開先で迎えた終戦 ほか 第2章 高度経済成長を底辺から支える  神戸の高炉建設プロジェクト、始動!  建設現場から工場へ──構内請負への転換 ほか 第3章 製造請負に新たな活路を見出す  オイルショックで次々と得意先を失う  再起を目指して試行錯誤の日々 ほか 第4章 社会に貢献し信頼される業界を目指し奮闘  業界の健全化へ──日本構内請負協会を設立  業界の礎を築くさまざまな活動 ほか 第5章 逆境で見えてきた人材事業の新しい可能性  新横浜に新たに本社ビルを建設  社長職を長男・竜一に譲り、代表取締役会長に就任 ほか エピローグ あとがき
  • 山口組対山口組 終わりなき消耗戦の内側
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    「やりにくいですよ。ワシらだって人間ですから」 ――三つ巴から再び双頭へ。またも相対する菱と菱。 迷い込んだ長期抗争という迷路、そしてコロナ禍。 2020年、ヤクザでいる意味はあるのか? “新しい日常”を生きる彼らの実像! 第一章 分裂の影響 / 第二章 『神戸派』と『名古屋派』 第三章 三つ巴抗争の出口 / 第四章 2020年のヤクザ 第五章 第一次六神抗争と第二次六神抗争
  • 土方歳三事件簿15 新八といけず女
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    【書籍説明】 新選組二番隊組長永倉新八は、市中巡察中、昔知っていた女に出逢った。 新八に足抜けの手伝いを頼んだ深川女郎お須賀だった。今は、老舗の後妻である。 新八は松山藩江戸留守居役の次男だが、厳格な父親に反発して家を出た。 天然理心流近藤道場試衛館の居候になり、剣技を研きながら暢気に暮らしていた。 お須賀は「足抜けして自由になりたい。そのために金が要る」と言う。 新八は試衛館塾頭の土方歳三と道場破りをして金を手に入れたが、女は金だけ持って恋人と駈落ちしてしまった。 その後、お須賀は恋人と別れて京に上り、奉公先の若旦那の後妻になった。 だが、姑の大内儀は評判の意地悪婆さんで、お須賀は辛い日々を送っていた。 その意地悪姑が殺された。町方役人は「下手人はお須賀」と考えた。 お須賀は新八に助けを求め、新八は新選組副長土方歳三に泣きついた。 歳三は隊務に追われて忙しい。最近、倒幕浪士に拳銃や銃を流す者がいて、活動が激化していた。 だが、新八に頼まれて、歳三は下手人探索に乗り出した。 【目次】 昔の女 道場破り 大暴れ 足抜け 後始末 いけず 姑殺し 沈黙の目撃者 親切ごかし 大裁ち鋏 どこかで見た顔 仕掛けた罠 古屋敷急襲 下手人
  • 伊藤博文を暗殺したのは誰なのか 安重根と闇に隠された真犯人
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    なぜ真犯人は歴史から黙殺されたのか!? ヒットマンにされた義士・安重根と歴史から抹殺された楊成春とはいったい何者なのか? 外交資料から浮かび上がってくる秘匿された情報とは?  当時の極東情勢、韓国併合に潜む外交史の闇を暴く衝撃のノンフィクション! □ 日本を近代化にみちびいた幕末の英傑は   なぜ暗殺されたのか。 □ 安重根が背負っていたものとは何だったのか。 □ その影に見え隠れする歴史に黙殺された人物とははたして―― ~日清韓露の複雑な関係が交錯する! 日韓外交史の闇に震撼する歴史ノンフィクション~ 明治四十二年十月、枢密院議長・伊藤博文がハルビンで暗殺された。 狙撃犯は安重根、今でも韓国で英雄とされる人物である。 しかし、可能なかぎりの当時の外交機密文書を丹念に読み込むと―― そこに浮かび上がってきた人物とは、はたして何者だったのか。 日本を近代化にみちびいた幕末の英傑・伊藤博文が目指していた韓国併合とは? 日本政府の思惑とは?
  • 暮らしのおへそ Vol.30
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※電子版に読者プレゼントページは掲載されておりません。 いろいろなジャンルで活躍する方々の「習慣」を「おへそ」と名付け、 習慣を切り口にその方の生き方、暮らし方を紹介します。 ―――――――――――――――――――――――――――――― 新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言発令で、 ずっと自宅にいることになった日々。 不安ではあったけれど、不思議と心が穏やかになった、 と感じた方も多いのではないでしょうか? 常に何かが流れ込んできた入り口を閉じ、 常に何かを求めて出かけていた出口を閉じたとき、 そこにあったのは、波立つことのない、しんと静かな日常でした。 非常時だからこそ生まれた「おへそ」は、今までもずっとここにあったのに、 見えていなかったものを教えてくれました。 一方で、解除後出かけた先で、誰かと会って顔を見て話し、笑い合ったとき、 人と人との生のコミュニケーションでしか得られないものを あらためて実感したのも事実です。 当たり前だったことが、当たり前でなくなり、できることができなくなる。 そんな両極のなかに立った自分が、何を感じ、どう考えるのか、 それをしっかり観察したいなあと思う日々です。 そして、揺られながら、その先に新しい「おへそ」がかすかに見えてくる気がしています。 編集ディレクター 一田憲子 ―――――――――――――――――――――――――――――― 【目次】 1.小曽根真さん(ジャズピアニスト) 神野三鈴さん(俳優)/手渡すおへそ 2.伊達公子さん(元プロテニスプレーヤー)/決めるまでは迷っても、一度決めたら楽しむこと 3.萩尾エリ子さん(「蓼科ハーバルノート・シンプルズ」店主)/揺らがぬおへそ 4.新井リオさん(デザイナー、イラストレーター)/学びのおへそ 5.溝口実穂さん(「菓子屋ここのつ」主宰)/見逃さないおへそ 6.佐々木智子さん(「チョロン」店主)/手仕事のおへそ 7.有賀薫さん(スープ作家)/ラクするおへそ      8.長野史子さん(ガラス作家)/表と裏のおへそ 9.田中佳美さん(「石田屋」代表)/眠りのおへそ 10.山崎勇人さん(「ALLOY」代表) 阿武真亜子さん(「めしと、さけ anno」店主)/等身大のおへそ 11.佐々木由貴子さん(トレーナー)/ため込まないおへそ 12.やましたひでこさん(断捨離提唱者)/私たちにいちばん必要なものは「出す」ためのおへそです。
  • シシリー・ソンダースとホスピスのこころ
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    “近代ホスピスの母”と呼ばれるシシリー・ソンダースの考えを 緩和ケアの著書、翻訳を数多く手がけた小森康永氏が解説。シシリー・ソンダース(1918~2005)の生涯にわたって書かれた 200以上の文献の中から彼女の思想をまとめた。一つひとつの言葉を掘り下げ、 彼女のことばを学ぶことにより「ホスピスのこころ」の神髄に触れる。
  • 柏木哲夫とホスピスのこころ
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    緩和ケアの日本での第一人者である柏木哲夫氏の著書。緩和ケアは日本中に広がったが、科学的根拠を重要視する傾向に拍車がかかり、 「こころ」といった科学的根拠を示せない事柄が軽んじられるようになってきた。もう一度、原点に立ち戻る必要性がある。それは「寄りそう」「人間力」「ことば」、この3点が最重要。「NPO法人ホスピスのこころ研究所」主催の講演会での講演を1冊の本に。
  • 舞鶴に散る桜 進駐軍と日系アメリカ情報兵の秘密
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    この夏、最大の歴史感動秘話! シベリア帰りの復員兵と米情報部隊MISの正体 焼け跡で多くの日本人が食うや食わずの時、舞鶴の丘の上に一人の日系アメリカ兵が植えた桜の謎。 43年間名乗り出なかった日系2世とは? 本書で初めて明かされた涙の物語!! 目次 序章 舞鶴の丘に新しい桜を植える 一章 真珠湾に落ちたゼロ戦 二章 進駐軍と舞鶴 日系アメリカ情報部隊MISとCIC 三章 「かえり船」の港の見える丘 四章 フジオ高木 はじめて死の淵に立つ 五章 受け継がれる桜を植えた人の心
  • 朝日新聞の慰安婦報道と裁判
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    「慰安婦問題」をめぐる朝日新聞の報道と、朝日新聞社を相手に起こした集団訴訟の顛末を克明に記録した書。2014年8月の検証記事の執筆に参加し、その後も取材を続けてきた記者が、置き去りにされ続ける問題の本質を徹底検証する。
  • ナイチンゲール 「看護」はここから始まった
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    看護の基礎を作ったナイチンゲール。その仕事と人生。 1820年に生まれたフローレンス・ナイチンゲールは、近代看護の基礎を作ったイギリス人の女性です。クリミア戦争が起こると、訓練された看護婦チームを率い、現地のイギリス軍の病院で活動しました。 傷ついた兵士たちを看護するほか、病院の施設や衛生状況を改善するなど、看護の基本を作ったのです。看護学校での看護婦の養成や、職業としての地位向上にも尽力しました。  (小学上級から。すべての漢字にふりがなつき)
  • 元いじめられっ子のクソヤンキーが勝手に起業させられて月収100万円になった話
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    いじめられっ子だろうが学歴なしのクソヤンキーだろうが、 生き方次第で人生は上手くいく! 元いじめられっ子で高校デビューのクソヤンキーだった著者が、 一日200円しか使えないダメニートの時期を経て、 月収100万円オーバーの代表取締役になるまでの軌跡を描く。 いじめから無期停学、だめニート時代のエピソードまですべてが実話。 その上で、どのような行動が20代にして 会社を年商3億円にまで成長させたのかを解説してくれる。 会社設立当初は請求書の書き方すら知らないダメ社長。 普通なら、色々勉強して準備してから起業したいと考えるだろう。 しかし著者は、そういう小手先のノウハウは起業した後に覚えればよいと言う。 もし、「起業したい」と思っているのならまずは「設立してしまえばよい」のだ。 もし、下積みが必要だと感じた場合は、 仕事を任せてくれるベンチャー企業で半年程度学んでみるのが良い。 なぜなら、規模が小さい分、 会社というものの仕組みやお金の流れ、経営というものを間近で見ることができるからだ。 逆に大きい会社はそういったものが見えづらい。 また、著者は何をしたいのか見えない人に向けて 以下の4つを意識してみたらと説く。 1死んだときにどんな人だったと言われたいか考えてみる。 ちなみに、自分は「自由で明るくて楽しそうな人だった」と言われたい。 2「欲」を持ってみる。 自分の欲がわからない人は、自分に何でもいいから質問してみる。 例えば40歳くらいになったとき、家くらい持っていたいか?など。 3自分がコツコツ系かジャンプ系か見極めてみる。 コツコツ系は習ったことを確実に習得しながら ひとつずつ階段を上っていくタイプ。 ジャンプ系は自分を追い込んで一気に前に飛んでいくタイプ。 世間はコツコツ系のほうが多いし、自分はジャンプ系だと錯覚して、 中途半端に一気にやろうとすると失敗する。 4自責モードが必要。 自責モードは全て何事も自分の責任だと考えて行動すること。 例えば「赤信号だから止まろう」ではなく 「赤信号は危険で事故るかも知れないから止まろう」 と自分の意志による選択に変えてしまうこと。 今は、「元クソヤンキーの会社など、どうせ怪しい会社でしょ」 というにはまとも過ぎる会社を経営している著者。 そこに至ったその行動と考え方を余すことなく描いている。 普通に学校に通い、普通に就職するのも悪くはないが、 レールを外れてしまったからと言っても 意外となんとかなるなと思えてしまう1冊。
  • 美しい海の生き物 きずな図鑑
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 たすけあって命をつなぐ 親子、夫婦、群れ、異種の仲間たち…… 世界各地で撮影した、生物の感動と驚きの瞬間。 【 親子 】 コウテイペンギン:-40℃の極寒の地で夫婦協力して子を育てる ミナミバンドウイルカ:メスが集まって母系家族みんなで子育て ホッキョクグマ:雪穴のなかで大きくなったら、エサをとりに海へ タテゴトアザラシ:氷で身を隠しながら脂肪分40%の濃厚ミルクで育つ 【 共に生きる 】 ギンガハゼとテッポウエビ:エビが危険を知らせハゼがエサを与える ハナビラクマノミ:イソギンチャクの毒に守られて暮らす 【 群れ 】 オオカマス:機械より精巧なセンサーを使って群れをつくり身を守る ザトウクジラ:群れの泡で閉じ込める豪快なニシン漁 ミナミゴンズイ:数百匹集まって大きな魚に化けて身を守る子供たち 【 カップル 】 モルディヴアネモネフィッシュ:いちばん大きい個体がメスになって子づくり フレンチエンゼルフィッシュ:ひと目惚れの相手と一生添い遂げる コアホウドリ:抱卵・育児はオスメス共同で行う etc……世界各地で撮影した生き物たちの鮮烈な瞬間を集めた写真集!
  • 浅草風土記
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    名句《竹馬やいろはにほへとちりぢりに》で知られる文人・久保田万太郎。浅草生まれ浅草育ちの生粋の江戸っ子が、明治・大正・昭和三代にわたって移りゆく町の姿を、懐旧の情にみちた筆致で綴った名随筆。「雷門以北」「吉原附近」「浅草の喰べもの」「夏と町々」ほか全十九編。〈巻末エッセイ〉戌井昭人 ■目次 雷門以北/吉原附近/続・吉原附近/隅田川両岸/浅草田原町/あやめ団子/相模屋の路次・朝倉屋の路次/浅草の喰べもの/夏と町々/絵空事/一年/浅草よ、しずかに眠れ/夜店ばなし/除夜/正月/水の匂/らッぱぶし/さのぶし/町々……人々……
  • 勝負師 将棋・囲碁作品集
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    木村義雄、升田幸三、大山康晴、呉清源……。盤上の戦いに賭けた男たちの対局に、安吾は何を見たのか。表題作ほか小説、観戦記、エッセイ、座談まで初集成する。文庫オリジナル。 〈巻末エッセイ〉沢木耕太郎「私だけの教科書」 〈解説〉西上心太 【目次】  Ⅰ 散る日本/勝負師/九段/名人戦を観て/坂口流の将棋観/観戦記/将棋の鬼  Ⅱ 囲碁修業/負け碁の算術/文人囲碁会/本因坊・呉清源十番碁観戦記/呉清源論/私の碁/碁にも名人戦をつくれ 座談会二編 囲碁・人生・神様/呉・藤沢十番碁を語る
  • VOICE 2020 小児脳幹部グリオーマガイドブック
    無料あり
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    本書は、DIPGの患者とその家族のネットコミュニティー「小児脳幹部グリオーマの会」によって自主制作された患者家族向けの病気解説書「VOICE 2020 小児脳幹部グリオーマガイドブック」の電子書籍版です。前作「VOICE 2014」の内容を6年ぶりに見直し、再構成した2020年版となります。 本書で扱う「小児脳幹部グリオーマ」とは、別名として「DIPG」「びまん性正中グリオーマ」「びまん性内在性橋グリオーマ」「脳幹部神経膠腫」とも称される疾患ですが、脳の中枢にある脳幹の内部に、びまん性の悪性腫瘍が発生するがんで、2020年現在、決定的な治療法は見いだされていません。 全国で年間40~70名あまりの子どもが発症しており、多くの場合、余命は約1年と診断される小児がんの中でも、最も厳しい疾患とされています。 本書は、9名の専門家による病気の解説と、この病気の闘病を経験した18名の新たな患者家族による様々な「声」を掲載しています。 現在、闘病中のご家族はもとより、この病気に関心のある方に読んでいただきたいと思っています。 なお、専門家の治療解説部分に於いては、従来からの標準治療が中心となっており、前作の「VOICE 2014」と基本的に大きく内容を変えてはおりませんので、前作を購入された方はご了承ください。 高度に発達した現代医学でも、まだまだ治療困難な病気が存在します。 様々な思いを抱きながら、それと闘っている子どもたちと、その家族の存在をぜひ知っていただければと思います。 なお、製本版は当会サイトからの注文で無料配布しております。(現在闘病中の患者関係の方以外は送料をご負担いただきます) 詳細はhttp://glioma-net.com/まで。
  • 復興への道をひらく
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    前よりも絶対にいい町をつくる! こんな想いで東日本大震災から立ち上がる経営者たちを紹介する。2011年3月11日。東日本大震災は東北太平洋沿岸部に壊滅的な被害をもたらした。町によっては文字通り壊滅したところさえある。生まれ育った町がなくなるというこれ以上ない絶望感のなか、立ち上がり前を向いて歩きはじめた人たちがいる。粘り強く、励まし合って、助け合って立ち向かう「心意気」。そしてコツコツと努力を重ね、時間がかかっても、最後までやり遂げる東北人の粘り強さを、本書ではあますことなく書いている。絶望の淵に立たされ、途方に暮れてしまったとしても、人はどこかに希望の光を見出す力を持っている。そう実感させてくれる一冊。宮城県知事・村井嘉浩氏との対談も収録。すべての日本人に読んでほしい本です。
  • 星を抱いた男 経営者にしてオペラ歌手、世歌勳・小栗成男という生き方
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    経営者でありながら、テノール歌手としてカーネギーの舞台に立った男がいる! その男の名は小栗成男。名古屋で自動車販売会社を経営し、名古屋市の教育委員にも名を連ねている。小栗の人生は挫折と屈辱の連続であった。しかしそれを糧にしてトップセールスマンとなり、経営者となり、まわりからの目を気にすることなく50を過ぎてテノール歌手への挑戦を続けてきた。著者の松下隆一は小栗を見てこう語る。「自分自身の本来あるべき姿、自分を偽らない生き方。小栗成男はそのために――彼の言葉を借りるのなら――『身体がふるえて全部血が抜けるくらいつらかった』という切実なる想いから解放されるために、無謀だと言われる挑戦をしなければならなかった。あなたが、自分を変えたい、閉塞感から抜け出したい、ささやかでも“誰か”のために生きたいというのなら、小栗成男の生き方をヒントにすれば、その望みはかなうかもしれない」と。挫折も屈辱も糧にして、底抜けに明るく挑戦する男の生き方に学べ。
  • 知事の虚と実
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 新型コロナウイルス感染症の拡大で、都道府県知事の存在がクローズアップされている。緊急事態宣言下では休業要請などをめぐり国と地方の役割分担の曖昧さが露呈し、さまざまな論議を呼んだ。“自治体格差”を生んだ、独自の緊急事態宣言、PCR検査、警報基準設定などの施策は知事のパフォーマンスなのか、それとも地方自治の原点回帰なのか……。 ※『中央公論』2020年8月号特集の電子化です。 ※電子版では、紙の雑誌と内容が一部異なる場合や、掲載されないページがございます。 (電子版通巻102号) 【目次】 《「首長格差」に迫る》 ①神奈川県 国、県、市町村の曖昧な関係を正せ 小池・吉村両知事のように国を批判すれば済むのか 黒岩祐治 ②鳥取県 目立たず、地味に一歩一歩 感染症対策にパフォーマンスはいらない 平井伸治 ○取材を終えて 国の「政治主導」、地方の「政治主導」 砂原庸介 ●地方分権改革に逆行する首長のコロナ対応 「社長」が自らを「中間管理職」に貶めるな 片山善博 ●データで読み解く感染症対策 保健・医療体制、コロナ対応の47都道府県格差 曽我謙悟 ●吉村大阪府知事の高評価は維新支持を牽引するか 善教将大 ●経済再生大臣に迫る 国と自治体の役割の違いとは? コロナ第一波の総点検 総力あげて第二波に備えよ 西村康稔×〔聞き手〕田原総一朗 ●出でよ「乱暴」なリスクテイカー 冨山和彦
  • 新装版  渥美清 わがフーテン人生
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    「男はつらいよ」50周年記念名優がのこした唯一の自伝! 「渥美清さんの顔を想像すると、それだけで緊張がほどけて心が温かくなる。精神の自由が人間にとってどれほど大切かを教えてくれる彼の魂が「寅さん」を生んだ」山田洋次(映画監督) 本書は、「男はつらいよ」シリーズの主演俳優として知られ、1996年に逝去した名優がのこした唯一の自伝です。 幼少期から浅草芸人時代、結核での入院生活、TVデビューのころ、アフリカロケの思い出、そして「男はつらいよ」との出会い。 抱腹絶倒のエピソードが満載、「男はつらいよ」にとどまらない、渥美清の多面的な魅力が堪能できます。 寅さんを彷彿させる軽妙な語り口もたのしい、波瀾万丈の役者一代記となっています。
  • 奪われぬもの
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    人はなぜ戦うのだろう? 戦い抜いた果てになにを見るのだろう? マラソンの有森裕子、競馬の福永洋一、ボクシングの高橋直人……。トップに立つ者の恍惚と不安。時は容赦なく彼らの夢を、力を、プライドを奪いさる。しかし、なお<奪われぬもの>の一条の光。それこそが、ファンの眼を射る。練達の筆が冴える、傑作スポーツ・ノンフィクション6篇。
  • ミハイル・ゴルバチョフ 変わりゆく世界の中で
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    1987年12月8日、米ソの間で中距離核戦力(INF)全廃条約が調印されて32年。トランプの米国が条約破棄を表明し、翌年失効した。「新冷戦の始まり」との声も聞かれる世界はどこへ行くのか。ノーベル平和賞のゴルバチョフが当時と今を語り尽くす。解説・佐藤優
  • 核のボタン 新たな核開発競争とトルーマンからトランプまでの大統領権力
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    米露中の「新冷戦」といわれる今、核戦争に陥る真の脅威は米国の核政策そのものにある。本書は米国の核の歴史を振り返り、核兵器がもたらす悲劇的結末を避けるために元米国防長官・ペリーらが米政府に政策変更を求めるものだ。同盟国・日本や市民社会にも危機を赤裸々に伝える。
  • 最後の骨盤 女力は骨盤で決まる
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    最近骨盤○○というようなダイエット法が多く氾濫し、骨盤のみを動かす、不自然な骨盤の動きを誘導する、怖いことに骨盤を固定するものまで出てきています。 誤解を恐れずに発言するとしたら、これでは身体が悲鳴をあげてしまいます。 もちろん、どの方法にも根拠があり、正しく行うことができれば成果は上がるでしょうが、それを受け取る側にも知識が足りなさすぎると思った次第です。 これは真面目な骨盤の本です。 女性の体調不良の大きな原因が、この骨盤周辺から起きてくることが多いということ、骨盤は女性にとって特別な骨格であると、女性である私は思うわけです。 この本を手にとられた方は身体に興味のある賢い方です。 この本を通して、身体の声をきいてくださいね。
  • 駿河大納言始末 徳川三代将軍を巡る骨肉の争いの陰に潜む悲劇の初恋
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    【書籍説明】 徳川二代将軍秀忠の御台所お江は次男国松を三代将軍の座に就けたいが、大御所徳川家康は長男竹千代を世継と定めた。実は、竹千代はお江の産んだ子ではない。 お江は国松に将軍嫡子として振る舞うようにさせた。 家康が亡くなると、お江は夫の秀忠に竹千代を廃嫡するように迫ったが、秀忠は承知しない。お江は益々竹千代を憎み、国松を溺愛した。 竹千代は元服して、三代将軍家光となった。国松も元服して徳川忠長となった。 将軍が二人いるような、忠長の横暴な振舞いが目立つ。 お江は家光の暗殺を企むが、家光を警護する柳生十兵衛と花菜緒は刺客を寄せつけない。十兵衛の妹花菜緒は天才的な剣士で、家光の初恋の人となった。 忠長が催した御前試合で花菜緒が勝ったため、忠長は花菜緒を謀殺した。 お江が病死すると、忠長の暴虐非道は倍加して、秀忠を激怒させた。 家光は忠長に蟄居を命じ、秀忠も忠長を許すことなく病没した。 秀忠の死後、家光は異母弟保科正之を可愛がり、忠長の暴虐を憎んだ。家光は忠長を逼塞から自刃へ追い込んでいく。 【目次】 兄と弟 天下を継ぐ者 冷たい母 鴨撃ち 元服 三代将軍 辻斬り 代理勝負 九死に一生 御前試合 将軍二人 忠長乱行 狂乱の果て 恋の記憶
  • Domestic Violence in the Presence of Children, The Screams of Abuse Victims
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    Featuring the unedited voices of eleven victims of abuse raised in households with domestic violence in Japan. Nine young adults, now in their 20s, share their real feelings about their experiences. This book will give you a deeper understanding of the hearts of abuse survivors who witnessed domestic violence.

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  • 面前DV、虐待被害者の叫び
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    面前DVとは子どもの前で、親が配偶者に暴力をふるうこと。 子どもに暴力が及ばずとも、親同士のDVを目撃させられている子どもは心と脳に傷がつきます。時に成人になっても消えない苦しみとなります。 現在、DV被害を受けつつも、逃げることや離婚を躊躇し、苦脳する人がいる──面前DV体験者の心の叫びから、読者の方々に多くのことを感じとって頂き、被害から離れる決断をして頂ければと思います。

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  • いまどうしてる?
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 あの話題沸騰Twitterアカウントが書籍化! 革命戦士として戦い続けた男が、まさかのTwitterデビューを果たしてから約4カ月。 本人は大真面目につぶやいているにもかかわらず、閲覧する者すべてを(なぜか)爆笑させ続け、SNS界に革命をもたらしました。 本書は長州力公式Twitterアカウントから傑作ツイートを厳選し、ほぼ意味不明な内容に対して本人自ら感想をつづります! 「SNS講座」と題して、つぶやく際に何を考えているのかも大公開! 【著者プロフィール】 長州力 (ちょうしゅうりき) 1951年12月3日 山口県生まれ。元プロレスラー。 専修大学時代にレスリングで活躍し、1972年ミュンヘンオリンピックに出場。 1974年8月8日、アントニオ猪木率いる新日本プロレスにてデビュー。 デビュー当時は本名の「吉田光雄」であったが、のちにファン公募で「長州力」に改名。 1982年から始まった藤波辰巳(現・辰爾)との抗争は「名勝負数え歌」と称され、史上空前のプロレスブームを巻き起こした。 2019年6月26日東京・後楽園ホールにて引退。
  • 山本五十六と松下幸之助 [比較論]リーダーの条件
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    「真珠湾の知将」として語られて来た山本と、「経営の神様」として語られて来た松下。その双方に身近く接して来た著者が、2人の“語られなかった側面”にも数多く触れながら指導者としての実像を描き上げる。 【目次より】◎第一部 二人の実像 ●第一章 山本五十六 ●第ニ章 松下幸之助/◎第ニ部 両者の共通の性格 ●第一章 知 ●第ニ章 信 ●第三章 仁 ●第四章 勇 ●第五章 厳
  • 空白の軌跡 心臓移植に賭けた男たち
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    なぜ日本で心臓移植空白の時代が続いたのか? ――わが国初の心臓移植は、1968年夏、北都の病院で行われた。しかし、この和田心臓移植は、心臓のみならず、臓器移植そのものをタブー視させるに至った。そして日本の心臓移植は、長い空白の歳月を強いられる。いま臓器移植の新しい時代を迎えつつあるが、長い空白の期間、外科医たちの苦悩と奮闘を描く。潮賞受賞作品。
  • 歴史の真贋
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    神と人間について。歴史について。戦争について。ニーチェ、ショーペンハウアー、本居宣長、小林秀雄、福田恆存……碩学の思考を読み解き、時に批判も辞さず、崖っぷちの日本に今こそ必要なものは何かを問う。真の保守思想家の半世紀におよぶ論考と基軸のぶれない発言のエッセンスを集大成した論集。
  • 戦艦「大和」の建造
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    戦艦大和の建造は、その基本計画から完成まで、実に7年の歳月がかかっている。その間に働いた延べ人員は、1万5000人以上。「大和」はまさに、当時の最先端技術を駆使し、日本人が初めて取り組んだ、一大プロジェクトであった。今日にも生きる多くの技術を生み、未曽有の巨艦をつくりあげた、勇気ある男たちの夢と挑戦の詳細な記録。
  • 森に訊け
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    地球規模で進む、恐るべき森林破壊の実態を明かす、迫真のルポ。日本各地の原生林、アマゾンのジャングル、ドイツの黒い森、マレーシアの熱帯雨林が、見る間に失われていく。自らの足と目で調査するにつれ、背筋が寒くなるような焦燥感に襲われる。ほんとに人類は何をしているのか? まず森に訊け! 野放図な伐採、酸性雨など、現場に立って、世界の環境問題を根底から問いなおす。
  • 古代史を彩った人々
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    激動する「今」を、冷静に見すえ、生き抜くためには、「歴史は繰り返す」の原点たる古代へ! 神武天皇、穴穂部王子、蘇我入鹿、坂上田村麻呂、空海ら、7人の政治家、軍人、宗教家のロマンに満ちた生涯をとおして、古代日本の世界を鮮やかに照射する、古代史通作家による、力作人物評伝集。古代日本の巨人たちの事蹟を新視点で活写!
  • 巨鯨
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「母クジラが、ようやく頭を右に振った。そして子クジラをかばうように、私の目の前をゆっくりと旋回していく」──クジラと人間の、啓示に満ちた出会い。子クジラによりそう母クジラの目の優しさ、潮噴きの瞬間、ブリーチの躍動……、それらのすべてに、人間の心を潤してくれる、不思議な力がある。10年にわたる観察と海中撮影で得たクジラの素顔、感動の写真集。
  • YABUSAME TAKEDA-RYU+WATARU FURUTA
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    各地の由緒ある神社での流鏑馬神事の様子を、迫真の描写力でまとめあげたフォトストーリーです。2019年に設立80周年をむかえた公益社団法人 大日本弓馬会・武田流、その全面協力を得て写真家・古田亘氏が舞台裏も含めて克明に記録。作法の美学、馬と矢の威力、独特な色彩に彩られた流鏑馬文化の深奥が、ここに静かに熱く編み込まれています。
  • 天皇は暗殺されたのか 150年後に明かされる明治維新の真相と南朝の闇
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    維新成立の謎を追う! 孝明天皇の謎の死が南北朝の対立を呼び覚ます―― 維新成約に秘められた真意とは? 日本史を覆す衝撃の秘密を追う異色ノンフィクション。 南朝の末裔を主張する自称天皇の出現 疑惑の群像写真 孝明天皇の謎の死 苦悩する西郷隆盛 宮廷の御医の手記には何が書かれていたのか?  なぜ明治維新は南朝を正統としたのか?  明治天皇すり替え説の根幹となる大室家とは?  ある地域で祀られ続ける伝説の南朝の落胤とは? 維新最奥に封印された闇に迫る!
  • NHKから国民を守る党 立花孝志かく闘えり
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 マスコミ、世間でほとんど無名であった男がなぜ、0から公党を作れたのか? 既得権者たちが今、一番恐れる男の15年に渡る徒手空拳の闘いの全記録を立花孝志自身の言葉で再現! 立花孝志の全ての闘いの理由、方法、結果をコンプリート! サッカーワールドカップ放映権料600億円! NHK職員平均年収1800万円! 反社会勢力に個人情報タレ流し! 夜にアポ無しで来る集金人への予算1日2億円! テレビ無くても金払え! こんな非道許せますか? 「NHKをぶっ壊す! 」 【第1章】NHK内部告発者・立花孝志 2005年、NHK職員だった立花が社内の横領の調査を命じられ、 さらに、その調査結果の隠蔽を指示され、葛藤、週刊誌に内部告発した心情を激白! 【第2章】ジャーナリスト・立花孝志 NHKを退社した立花がジャーナリストとしてNHKの横領問題、金と女が絡む紅白歌合戦の裏側、 闇組織と繋がる大相撲とNHKとの関係、 600億と莫大過ぎるサッカーワールドカップ の放送権料の理由 森友問題の真相などを追求。 【第3章】革命家・立花孝志1 裁判に訴えることによって世の中を変えようと NHKだけでなく、野田総理大臣や当選無効裁判など 既得権に司法の手を借りて闘かおうとするも 司法では世の中が変わらないことを知る。 【第4章】立候補者・立花孝志 司法がダメなら、法律を変えなければと政治家になることを決意、自ら区会議、市会議員に立候補。 【第5章】選挙プロデューサー・立花孝志 綿密な計算に裏打ちされた天才的選挙方法で地方議員を増やし 6年後、参議院議員になるとともに日本に9つしかない公党の党首に。 【第6章】革命家・立花孝志2 住む場所や年齢で優秀な人材が政治家になれない 既得権に守られた政治家の条件を 裁判によって変革しようとする立花。 【第7章】N国党首・立花孝志 丸山穂高衆議院議員・渡辺喜美みんなの党代表・上杉隆幹事長・堀江貴文氏等 NHKから国民を守る党党勢拡大の過程で強く交わる人間模様について語る。 【第8章】風雲再び 参議院議員という地位をあっさりと捨て、 さらに遠い目標に動き出した立花孝志! しかし、その道は、苦難の道であるかのように思える。 立花に見える、その先とは‼
  • ぼくはアニマルトレーナー
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    パンくんと宮沢さんは、そっくり! こわがりで、好奇心旺盛で、苦手なことはがんばれない・・・。そんな二人の楽しい毎日やトレーニングのコツ、テレビや舞台の裏側を描きつつ、動物ショーとは何か、人と動物の関係は? などを語ります。

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