ノンフィクション作品一覧
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-食うか、食われるかの戦国時代、命がけの組織運営能力や危機管理能力を求められ、生き抜いた当時の武将たちは、リスクヘッジやリスクマネジメントにおけるプロ中のプロでした。 彼らはどんな思考、信念、行動によって、家族や家臣や領民を守ったのでしょう? 歴史エンターテインメント作家・瀧津孝の講演で、特に全国の企業、経済団体、自治体、地方議会などから高い人気と支持を得た演題「戦国武将の危機管理・安全管理」の内容を軸に、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康といった戦国三英傑をはじめ、全国に割拠した人気武将計26名が遺した数々のエピソードをわかりやすく、そしてドラマチックに描いたのが本書です。 彼らの言行は、私たちに危機管理や安全管理のヒントを教えてくれるだけでなく、社会や経済が混迷の度を深める今、自己啓発を助け、人生の指針をも示してくれるでしょう。 時代を超えて現代人に忠言する“賢者の書”を、新レーベル創刊記念キャンペーンで、ワンコイン・500円の税込特別価格でお届けします。
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-中国の莫大な軍事予算。一帯一路構想には「中国による世界平和維持」への意思が透けて見える。米国は中国との対決姿勢を強める。こうしたパワーバランスの中、韓国は慰安婦、軍艦島、徴用工と歴史の虚偽認識から反日を繰り返し、北朝鮮は核を開発し威嚇する……。米国は日本の保護者ではない。協力関係にあるのだ。平和ボケしてしまった日本人だが、今こそ何をなすべきか考えなければならない。
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-数えきれないほど叩かれました。 集合の際に呼ばれて、みんなの目の前で顔を。 血が出てたんですけれど、監督が殴るのは止まらなかった…… (ヒューマン・ライツ・ウォッチのアンケートから) ・殴る、はたく、蹴る、物でたたく ・過剰な食事の強要、水や食事の制限 ・罰としての行き過ぎたトレーニング ・罰としての短髪、坊主頭 ・上級生からの暴力・暴言 ・性虐待 ・暴言 暴力は、一種の指導方法として日本のスポーツ界に深く根付いている。 日本の悪しき危険な慣習をなくし、子どもの権利・安全・健康をまもる社会のしくみ・方法を、子どものスポーツ指導に関わる第一線の執筆陣が提案します。
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-日本一の馬産地として名高い日高は、なぜこれほどまでに栄えたのか。 競走馬のふるさとをめぐり、日本競馬の歴史を紐解く36の旅。 【内容】 二十間道路(静内)/龍雲閣(静内)/豊洋牧場(日高町)/馬事資料館(浦河町)/旧牧場事務所(浦河)/谷川牧場(浦河)/日高育成牧場展望台(浦河)/海岸線(日高全域)/日高競馬場跡地(静内)/稲田家屋敷跡(静内)/日高線本桐駅(三石)/義経神社(平取)/GI橋(日高町)/西舎神社(浦河町)/西忠義翁碑(浦河町)/浦河神社(浦河町)/大成丸慰霊之碑(日高町)/龍徳寺(新ひだか町)/北海道市場(新ひだか町)/赤心社記念館(浦河町)/旧えりも牧場(えりも町)/優駿メモリアルパーク(新冠町)/町民ギャラリー「うま倶楽部」(新ひだか町)/ハイセイコー像(新冠町)/ヒンドスタン像(浦河町)/開拓者集団上陸地の碑(新ひだか町)/ハイセイコー墓碑(新冠町)/日胆サドラー(日高町)/浦河町立図書館(浦河町)/観農台(新ひだか町) 道路(静内)/桜舞馬公園/サラブレッド銀座(新冠町)/うらかわ優駿ビレッジAERU(浦河町)/駒場(新ひだか町)/静宝通り(新ひだか町)/門別競馬場(日高町) 【著者】 河村 清明(かわむら・きよあき) 山口県出身。北海道大学文学部国文科専攻を卒業後、株式会社リクルートに入社。1996年に同社を退社したのち、執筆活動を始める。同年、「優駿エッセイ賞」を受賞。 著書『馬産地ビジネス』『JRAディープ・インサイド』『馬産地放浪記』(以上、イースト・プレス)、『三度怒った競馬の神様』(二見書房)、『ウオッカの背中』(東邦出版)、『遙かなる馬産地の記憶』(主婦の友社)、『ウイニング・チケット』(原作、講談社)などがある。 電子書籍『ミスター・ジャパンカップと呼ばれた男 競馬国際化の礎を作り上げた「異端」の挑戦』『競馬 衝撃の敗戦列伝 敗北を糧に頂点を極めた名馬たち』『競馬 衝撃の敗戦列伝2 運命を分けた一戦の知られざる真実』『ウオッカvsダイワスカーレット 天皇賞 運命の15分と二人の厩務員』『JRAディープ・インサイド 主催者が語る日本競馬の未来』『超サバイバル時代の馬産地ビジネス 知られざる競馬業界の「裏側」』『競馬場のある街 競馬への想いを、奥深さを共に』『ひだか馬遺産探究 サラブレッドゆかりの史跡を訪ねて』、『いのちを繋ぐ馬産地の物語 旅立つサラブレッドの原風景』(共著)など。 競馬関連の著作について業界の内外を問わず高い評価を得ている。
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-疾走するサラブレッドに送られる大声援。 ひっそりとその役割を終えた、小さな競馬場。 人の数だけ、蹄跡の数だけドラマがある。 すべての競馬ファンに捧ぐ、珠玉の競馬場エッセイ。 【内容】 競馬場のある街 函館/福島/門別/仁川/盛岡/金沢/中山/川崎/府中/帯広/京都/園田/大井/札幌/新潟/船橋/府中(2)/浦和/中京/名古屋/佐賀/高知/水沢/姫路/笠松/小倉/札幌(2) 記憶の中の競馬場 福山競馬場(広島県)/荒尾競馬場(熊本県)/旭川競馬場(北海道)/宇都宮競馬場(栃木県)/益田競馬場(島根県)/三条競馬場(新潟県)/北見競馬場(北海道)/高崎競馬場(群馬県)/中津競馬場(大分県)/足利競馬(栃木県)/新潟競馬場(新潟県)/岩見沢競馬場(北海道)/紀三井寺競馬場(和歌山県)/上山競馬場(山形県)/春木競馬場(大阪府) 【著者】 河村 清明(かわむら・きよあき) 山口県出身。北海道大学文学部国文科専攻を卒業後、株式会社リクルートに入社。1996年に同社を退社したのち、執筆活動を始める。同年、「優駿エッセイ賞」を受賞。 著書『馬産地ビジネス』『JRAディープ・インサイド』『馬産地放浪記』(以上、イースト・プレス)、『三度怒った競馬の神様』(二見書房)、『ウオッカの背中』(東邦出版)、『遙かなる馬産地の記憶』(主婦の友社)、『ウイニング・チケット』(原作、講談社)などがある。 電子書籍『ミスター・ジャパンカップと呼ばれた男 競馬国際化の礎を作り上げた「異端」の挑戦』『競馬 衝撃の敗戦列伝 敗北を糧に頂点を極めた名馬たち』『競馬 衝撃の敗戦列伝2 運命を分けた一戦の知られざる真実』『ウオッカvsダイワスカーレット 天皇賞 運命の15分と二人の厩務員』『JRAディープ・インサイド 主催者が語る日本競馬の未来』『超サバイバル時代の馬産地ビジネス 知られざる競馬業界の「裏側」』『競馬場のある街 競馬への想いを、奥深さを共に』『ひだか馬遺産探究 サラブレッドゆかりの史跡を訪ねて』、『いのちを繋ぐ馬産地の物語 旅立つサラブレッドの原風景』(共著)など。 競馬関連の著作について業界の内外を問わず高い評価を得ている。
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-感染症対策の世界的な司令塔であるWHO(世界保健機関)は、2019年12月31日の「第一報」から現在に至るまで、新型コロナウイルスに対して的確な対応をとってきたのだろうか? WHOが「人から人」への感染を認めて国際緊急事態を宣言したのは2020年1月30日。 なぜこんなに時間がかかったのか? ジュネーブ駐在時にWHO取材を担当し、その内情に通じる著者が「初動」について詳細に検討し、感染拡大の節目における判断の経緯、国際的なワクチン供給体制をどうやって確立したのかなど、WHOの施策を緻密に検証。 また、私たちの命と健康に密接に関係する国際保健体制の現状についても解説する。
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-1985年3月、イラク軍はテヘラン空爆を開始。在留邦人を救い出したのは、日本ではなくトルコの救援機だった。国家が真に守るべきものとは何か。日本の「自衛」問題の本質に迫る緊迫のノンフィクション。
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-宮城県角田市。地元の人達で賑わう商店で次々と起こる不思議な出来事。イタズラの犯人は、3人の座敷わらしだった!? 「座敷わらしのいる蔵」誕生エピソードから、マルセンを経営する夫婦の馴れ初めまで。数々のテレビ番組で取り上げられ、全国からファンが集まるようになった商店「マルセン」の裏話。
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-米空母ホーネット撃沈! 日米双方が持てる力のすべてを注ぎ込み、死力を尽くして戦った手に汗にぎる攻防。乱れ飛ぶ対空砲火の中を突き進み、敵艦に肉薄する艦攻艦爆隊員たちのまなじりを決した猛攻。
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-日米空母機動部隊の激突。新艦長・野元為輝大佐陣頭指揮のもと人艦一体、勇猛果敢に繰り広げた空母瑞鶴の激闘── ソロモン海に若き命を捧げた将兵たちの顕彰碑。
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-※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 灘中・高の校長 和田孫博先生監修! スゴイ人たちに学ぶ人生に大切なコト 2020年1月の刊行以来ロングセラーが続いている『1日1ページで身につく イラストでわかる 科学の教養365』の第二弾! 前作同様イラスト満載ですべての漢字にフリガナつき! 今回のテーマは「世の中を変えた偉人」! 「発明・発見」「宗教・思想」「文化」「芸術」「政治」「ビジネス」「冒険家・アスリート」… 7つのジャンルの古今東西の偉人について功績や生涯をクイズと文章で学べます。 小学生はもちろん、大人が読んでも知らない偉人もおり お子様と一緒に世界にはこんなにすごい人たちがいたことがよく理解できるようになっています。
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-優秀なリーダーたちを輩出する高校は、いったいどんなところ? 偏差値や東大進学者数といったデータには表れないが、高校を選ぶときに大切な要素の一つが“校風”である。本書では全国19の名門高校を取りあげ、その卒業生たちを取材。学校行事の思い出や、強く印象に残っている授業や教師たちなど、具体的なエピソードから、歴史と伝統により醸成された“校風”をあぶり出す。
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-どんな猫でも幸せなスターになれます。 しかし、その権利を自ら主張できないので、 スカウトする者が必要なのです。 見捨てられ、過酷な野外生活を強いられたノラ猫たちを、 家猫として再生させた15のエピソード。 目次 忠猫 天音 ほたる 六月の風、五月の風 レタスサラダ 待ってて、ベレーボ ダイア カップル誕生 海子 サクとセスの境界線 決めたことは貫く トロンという名の実り カモフラージュ 片目のシンデレラ 朽ちない葉 涙が乾くまで―福多朗日記
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-近くて遠かった隣国・朝鮮半島の歴史を古代から中世までひも解き、人気韓流時代劇に再現されたシーンと史実の実態を比較検証。民族の始祖・檀君神話から、高句麗・新羅・百済の三国時代、高麗の武断政治まで、壮大な時間の流れのなかで活躍した王たちの業績を、朝鮮半島に現存する最古の歴史書「三国史記」や「三国遺事」などの史実からひも解く。多くの英雄たちの知られざるエピソードを、地図や系統図、イラストをまじえ、わかりやすく解説。古代より連綿と続く朝鮮半島との交流によって、日本各地に残る史跡や文化も紹介する。 ※本書は2011年に刊行された「知れば知るほど面白い 古代韓国の歴史と英雄」(実業之日本社刊)を一部改稿し、再刊行したものです。改稿の際に、専門ウェブメディア「韓ドラ時代劇.com」に著者が執筆した原稿も生かされています。 【目次】 第1章 時代劇は史実を取り込むから面白くなる 「花郎」は伝説的な集団の成長を華やかに描いている 有名な逸話が「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」のモチーフに! 「麗〈レイ〉」はイ・ジュンギをはじめ主演キャストが魅力的! 「奇皇后」は高麗の女性が中国の皇后になる壮大な物語 「シンイ-信義-」は歴史エンタメに徹した奇想天外なドラマ! 「輝くか、狂うか」にはラブロマンスの陰に光宗の恐い人生が潜む 「武神」は歴史のダイナミズムを実感できるスペクタル巨編 歴史書と違って高句麗始祖をダメ男として登場させた「朱蒙」 古代人の信仰神を華やかに見せてくれた「太王四神記」 朝鮮半島の歴史で非常に珍しい女王を題材にした「善徳女王」 古代の海上交易の賑わいを再現した「海神」 生年がわからないのに誕生秘話が偉大な「大祚栄」 「太祖王建」は大河ドラマの王道をいく作品! 「千秋太后」はデキる女が男たちをアゴでつかう物語 古代韓国なるほどQ&A(1) 第2章 朝鮮半島の歴史がスリリングにわかる 朝鮮半島の始まりを描いた「檀君神話」 故郷を追われた朱蒙が新たに高句麗を建国した ロマンの香りがする新羅の建国神話 世の中は三韓時代から三国時代へ! 熾烈な戦いが続く中で百済が大奮闘! 新羅発展の原動力になった「花郎精神」 新羅・唐の連合軍が百済を滅ぼす 統一新羅と渤海が対峙する2強時代へ! 新羅に続いて高麗が朝鮮半島を統一 済州島はかつて独立国「耽羅」だった 高麗時代中期には崔氏一族による武断政治が続いた 高麗政権は蒙古による支配に苦しんだ 高麗が滅亡して朝鮮王朝が建国された 古代韓国なるほどQ&A(2) 第3章 日韓の歴史は古代から連綿と続いていた ミステリー小説より面白い「日本と朝鮮半島の古代史」 三国時代の各国には日本と手を結ぶ事情があった 高句麗の僧侶が次々と日本にやってきた 「若光」を知れば渡来人の動向が見えてくる 関東一円の高句麗人を集めて高麗郡が誕生した 日本に百済最後の王の息子がいた! 滅亡した百済王家の血は日本に引き継がれた 京都の発展を支えたのが渡来人の一族だった 古代韓国なるほどQ&A(3) 第4章 英雄たちが壮大な物語をつくってきた! 古代に勇名を轟かせた高句麗の始祖「朱蒙」 百済を強国に押し上げた名君「近肖古王」 最強の騎馬国家を築き上げた大英雄「広開土大王」 歴史的な大勝利をあげた高句麗の名将「乙支文徳」 新羅で美しく咲いた聡明な花「善徳女王」 高句麗の屋台骨を支えた怪物「淵蓋蘇文」 滅びゆく百済の最後の砦となった「階伯」 新羅を三国時代の王者にした立役者「金信」 高句麗の魂を受け継いだ渤海の始祖「大祚栄」 海上を自在に支配した新羅の貿易王「張保皐」 高麗を典型的な仏教国にした始祖「王建」 強い高麗を築いて外敵から守った女傑「千秋太后」 古代韓国なるほどQ&A(4) 各国王家の主要系統図 一目でわかる朝鮮半島の変遷 年表/古代から近代までの朝鮮半島の歴史
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-朝鮮王朝時代に、漢陽(現在のソウル)の都に建てられた景福宮、昌徳宮、昌慶宮、徳寿宮の豪華絢爛な王宮の“大奥”では、王を支えた女性たちによる戦いが繰り広げられていた。正室も側室も女官たちも、権勢を掌中に収めようと心をくだく。多くの王妃たちが我が身の安定と幸せを求めながらも、謀略と嫉妬によって運命を大きく揺さぶられる。韓流時代劇に描かれた、波乱万丈のドラマの時代背景や社会状況をわかりやすく紹介。韓流ドラマで描かれたストーリーがますます楽しくなる。歴史に埋もれた女性たちの人生を左右した真実に迫る。 ※本書は2011年に刊行された「知れば知るほど面白い 朝鮮王宮 王妃たちの運命」(実業之日本社刊)を一部改稿し、再刊行したものです。改稿の際に、専門ウェブメディア「韓ドラ時代劇.com」に著者が執筆した原稿も生かされています。 【目次】 第1章 韓国時代劇が面白く王宮の人間模様を映し出す! 「七日の王妃」のヒロインはなぜ七日で廃妃になったのか 「カンテク」を見ると大妃と大王大妃の違いがよくわかる 「トンイ」は朝鮮王宮の内情を詳しく紹介してくれたドラマ 「イ・サン」に登場する三人の王妃の人生模様を見てみよう 「イ・サン」と「トンイ」をつなぐ鍵は”翡翠の指輪” 王宮の医女として活躍した「チャングム」の実像に迫る 最も波乱万丈だった時代を描いた「王と妃」 王宮がわかれば韓国時代劇をもっと理解できるようになる 「王になった男」に登場する王妃と大妃は史実でどう生きたか 王や王妃に対する呼び方には厳格な決まりがあった 王妃と側室の関係を如実に教えてくれる「女人天下」 朝鮮王宮なるほどQ&A(1) 第2章 なぜ王妃は波乱に満ちた人生を迎えたのか 王妃は嫉妬を見せてはいけなかった 歴代王はどれだけの子供をもうけたのか 朝鮮王朝創設時の王妃「神徳王后・康氏」(初代王・太祖の正妻) 陵墓まで格下げになった“悲しき王妃” 王宮に住む女官にとって最大の野望は何だったのか すべての望みをかなえた「明聖王后・金氏」(18代王・顕宗の正妻) 王妃の息子は王宮でどのように育てられるのか 息子の在位が長くなれば母は最高の幸せを味わう 朝鮮王宮なるほどQ&A(2) 第3章 悪女から妖女まで王宮にはこんな人がいた! 最悪の暴君を産んだ「斉献王后・尹氏」(9代王・成宗の正妻) 民衆から憎まれた悪女の象徴「張緑水」(10代王・燕山君の側室) 世子の焼死を画策した「文定王后・尹氏」(11代王・中宗の正妻) 王妃の後ろ楯を得て暗躍した「鄭蘭貞」(文定王后・尹氏の弟の正妻) 王の陰で非情な悪事を働いた「金介屎」(15代王・光海君の側近) これぞまさに魔性の女「張禧嬪」(19 代王・粛宗の正妻) 政治を思いのままに操った「貞純王后・金氏」(21代王・英祖の正妻) 実家偏重で政治を私物化した「純元王后・金氏」(23代王・純祖の正妻) 朝鮮王宮なるほどQ&A(3) 第4章 王族の女性たちは果敢に運命の扉を開けた 廃妃の危機に直面した「元敬王后・閔氏」(3代王・太宗の正妻) 実家の栄華と没落を経験した「昭憲王后・沈氏」(4代王・世宗の正妻) 7代王・世祖を呪い続けた「顕徳王后・権氏」(5代王・文宗の正妻) 数多い王女の中で一番有名なのが「敬恵王女」と「貞明公主」 垂簾聴政で国政を動かした「貞熹王后・尹氏」(7代王・世祖の正妻) 父と息子を光海君に殺された「仁穆王后・金氏」(14代王・宣祖の正妻) 夫と一緒に王宮から追放された「廃妃・柳氏」(15代王・光海君の正妻) ひどい仕打ちを受けた「昭顕世子の妻・姜氏」(16代王・仁祖の長男の正妻) 廃妃のあと王妃に返り咲いた「仁顕王后・閔氏」(19代王・粛宗の正妻) 実家のために夫を見放した「恵慶宮・洪氏」(22代王・正祖の母) 朝鮮王宮なるほどQ&A(4) 王妃から見た朝鮮王朝の歴史
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-「世界が男のものなら、人生は女のものよ」 マリメッコを世界的ブランドに立ち直らせた 伝説の女性社長の情熱の物語。 キルスティが女性だけの広告代理店を立ち上げた時代は、 女性一人でレストランにすら入れなかった。 男女平等で知られるフィンランドも、 今とはまったく違う雰囲気だった。 瀕死状態だったフィンランドのいちブランドを いかにして世界的ブランドに成長させたのか。 次々と創造的なアイディアを打ち出し、レトロ柄を復刻させ、 60代でマリメッコを長期の赤字から救った 女性経営者のサクセス・ストーリー。
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-前作『父の戒名をつけてみました』で、父の葬儀、遺産「争」続、さらには現代の「弔い」についての考察を執筆した著者。あれから5年。現在は、父から相続した一軒家を、「葬儀会館」として貸し出している。貸している相手は、父の葬儀で出会った、霊柩車の運転手――。元・霊柩車の運転手が葬儀会社を起業、その人柄と経営姿勢に共感し、ビジネスパートナーとなったのだ。派遣僧侶、自宅葬、遺品整理、墓じまい、身よりのない人のお葬式……。変わりゆく葬儀とその周辺の今を、業界の最先端をゆく人びとへの取材・インタビューを軸に描き出す。
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-注目を集める重大事件ではないけれど興味深い案件の裁判を傍聴して筆者が書いた傍聴記。筆者が「B級」と命名した小さな裁判には、しかし人生のドラマが垣間見える。辛酸なめ子さんとの対談やイラストコラムも収録されたユニークで面白い裁判傍聴記。
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-元世界的スターの日本人妻が語る衝撃の真実。 ベイ・シティ・ローラーズ(BCR)といえば、70年代後半に日本はもとより世界中を熱狂させたアイドルロックバンドだった。数々のミリオンセラーを連発し、中でも「Saturday Night」は全米No.1ヒットになり、今でも曲がかかることもある。そのBCRでひときわ人気者だったのがボーカルのレスリー・マッコーエンだった。彼の行くところは常に黄色い声援に包まれていた。 そのレスリーが突然亡くなったのは2021年4月のことだった。出会いから数えて42年間、連れ添ったのは日本人妻のケイコさんだ。彼女が語る生前のレスリーの素顔は驚くべきことの連続だ。 複数の女性との不倫、ドラッグ中毒にアルコール中毒、そして17歳のときに男性にレイプされてからはバイセクシャルでもあったという。そのようなことが続けば、妻は悩み苦しむのは当然だ。別れたい、死にたいと思ったことも1度や2度ではない。それでも彼女がレスリーの元を離れなかったのには、どのような理由があったのか。そこには周りからはわからない、二人だけの深い絆があったのだ。知られざる事実に衝撃を受けることは必至の内容だ。 ※この作品はカラーが含まれます。
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-若き日の立川談志が「人生の師匠」と慕った紀伊國屋書店創業者・田辺茂一。戦後の新宿文化をつくり上げた実業家、そして「夜の市長」と呼ばれた粋人とのユニークな師弟関係を、芸人・文士らとの華やかな交友関係とともに振り返る。家元流の観察眼が光る昭和人物列伝であり、毒舌のうちに故人への哀惜がにじむ漫談風エッセイ。 目 次 短いプロローグ 現代、何故田辺茂一か 第一章 人生の師 第二章 芸人好き 第三章 文人づき合い 第四章 御大の艶話 長めのエピローグ 最期の捨て台詞 〈対談〉どっちかてえとイロゴトより落語 田辺茂一×立川談志 田辺茂一・立川談志 略年譜 〈解説〉ダジャレ社長 高田文夫
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-人は誰でも「癒しの力」を持っている。プロのヒーラーになりたい人も暮しの中で「私」や「あなた」を癒したい人も、読んでください。人は癒されることで、自分が本当にやりたいこと、この世界に生まれたことの意味を生き始めます。どんな人にも必要な「満ち足りた人生を歩むための基礎」。「願わくばこの本があなたの内に眠る魂の望みとヒーラー性を呼び覚まし、最高のポテンシャルを引き出しますように」――著者渾身の書下ろし。
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-「老い」をどう生きるか? どうすれば介護の不安を解消し、子どもの人生を巻き込むことなく死ねるのか――。母親の闘病と死から老後の自立を考え、五年に亙り約百か所の老人施設を取材、そこで暮らす人々の肉声を聞いて歩いた渾身のルポルタージュ。現在の「終活」ブームの先駆けとなった名著が、16年の時を経て復刊。 解説/樋口恵子、新装版解説/上野千鶴子 【目次より】 ●第一章 母さん、堂々と病んでください “最後の七年”のはじまりの日 母さん、堂々と病んでください 動けなくなったらどうしよう 人間の能力が減っていく日 ●第二章 親孝行を期待したらダメ 母よ、淡くやさしき光ふるなり 介護不安が日本を狂わせる “アトノ祭リヨ”といいたくないが…… ホネは拾わなくてもいい? ●第三章 母の着物に抱かれるしあわせ 人は老いると、どんなことが起こるか 放っといて。早く死なせて ホーム行脚、本格的にはじまる 母の着物に抱かれるしあわせ ●第四章 理想のホームを求めて ペットと暮らせるホームがあった…… 福祉はどこへ行った? やっぱり、高齢者虐待はあった ●第五章 親の自立、子の自立 妻の病気に弱い男たち 九十二歳でホームを出た理由 住まい型ホームに体験入居してみる 好みと値段が一致しないホームたち ●あとがき ●解 説――ついのすみ家の青い鳥 樋口恵子 ●新装版解説――老人ホームに入りたくないこれだけの理由 上野千鶴子
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-ドキュメンタリーTV番組『情熱大陸』に、“日本でも数少ない「山頂を目差さない登山家」”として出演歴のある著者渾身の狩猟ルポルタージュ。ベストセラー『山の仕事・山の暮らし』で山に生きる男女の生き様を描き切った著者の視線が、今度は狩猟に注がれる。「マタギ」への憧憬からはじまる著者の狩猟をめぐる自然と人の暮らしの旅は、やがて取材者の立場を越えて、自らも猟の実践者への道を歩き始めていく―。“令和のマタギたち”のリアルな姿がいま、鮮やかに本書から立ち上がる!
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-寺田寅彦は物理学者としての肩書きをもつ傍ら、絵画や文学に精通し、優れた随筆を多く遺した。「天災は忘れたころにやってくる」という名言をはじめ、独特の語り口で鋭い思想を展開させた。 ※本電子書籍は、寺田寅彦の科学随筆『銀座アルプス』『科学歳時記』『科学と文学』『ピタゴラスと豆』『読書と人生』を1冊にまとめた合本版です。
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-普段よりも早く学校から帰った高校生の葉介は、二十八歳の若い義母が寝室で自慰に耽っているのを見てしまった。 初めて見てしまった妖しい光景に、思春期まっただ中の葉介の心は乱れ、それを高校の音楽教師の律子にぶつけてしまう。 はたして教師の律子は、生徒の葉介を受け止めるのか。そして、息子の葉介は義母との関係を、どうするのか? いけない関係の深みにはまっていく高校生と義母、そして音楽教師の行き着く先は、どこなのか――。
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-「大自然を遊ぶ」をコンセプトに佐賀県を拠点に活動し続ける、YouTubeチャンネル「釣りよかでしょう。」のリーダー、よーらい氏の初となる著書。 流されて生きてきた末にパソコンを通して見えた無限の考え方。そして平均以下のジレンマからの脱却。 好きなことをすることで一番になり続けてきた、「天才になりたい」を諦めない男の分析力をまとめた一冊。 収入ゼロだったニコニコ動画での配信、活動休止からのYouTuberへの転向、そして会社の代表としての葛藤など、 動画クリエイターとして歩んできたよーらい氏のYouTubeでは語られていない裏話も満載。 異才のクリエイターが世の中に釣られない生き方、出る杭は打たれる日本で輝くための処世術を語る。
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-米中の武力衝突のリスクが日に日に高まっている。中国が台湾を攻撃し米国が参戦すれば日本が巻き込まれ、核兵器が使用される「世界大戦」の火種がつきかねない。安全保障学の重鎮が、複雑に絡み合う国際情勢を解きほぐす。
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-【内容紹介】 不況しらずの成長を続ける中古車オートオークション市場。様々な障害と戦いながら一代でオートオークション業界を制覇した男と中古車流通産業を描くドキュメント。 【著者紹介】 [著]高頭 弘二(たかとう・こうじ) 1937年、新潟県長岡市生まれ。明治大学政経学部卒業後、日興證券を経て独立。現在、リスティングアドバイザー(株式公開顧問)として株式上場のコンサルティングを務める一方、経済評論家、ノンフィクションライターとして活躍中。株式公開準備に参画した主な企業は、(株)ユニ・チャーム、(株)モスフードサービス、(株)タカショー、(株)ユー・エス・エスほか。主な著書に、『株式公開・上場のすべてがわかる本』(中経出版)、『モスバーガー経営の味』『株式市場改造論』(ダイヤモンド社)、『究極の錬金術』(プレジデント社)などがある。 【目次抜粋】 はじめに 第一章 座頭ケ峯の決闘 頓挫と出帆のクロスオーバー 変動期にあった中古車販売業界 立ちはだかる逆恨みの愛知中販 手ゼリから機械ゼリへのイノベーション 晴れの桧舞台 執拗な愛知中販商工組合 和解と雌雄 飛躍に向けて新宝町への移転 第二章 栄枯盛衰 オートオークションとは 服部太のオートオークション経営思想 栄枯盛衰 花のセリ師「オークショニア」の滅亡 江戸川オートオークションの崩壊 興亡の岐路 第三章 南国九州への進軍 九州鳥栖の抗争 独創的な戦術 田村達のメトロ帝国の盛衰 服部太の黎明期 幼年期と船出 サラブレッドとの出逢い エコロジーの産廃事業 服部太と田村文彦の盟友の契り USS旋風 服部太単独軍対荒井権八・福岡中販連合軍 第四章 東京首都圏の制覇 首都圏を制する者が天下を制す “知謀の男”原重雄との出逢い 千葉県野田市船形 バブルの泡を喰って逃げた銀行と事業の将来を見抜いた男 性懲りもなく繰り返された中販連組織からの横槍 USS進出に怯える地域業界の錯覚 浜モノからの脱却をはかる千葉中販 驚天動地の千葉中販の第二世代たち 名実ともに日本一のオートオークションへ エピローグ 天空に架かる明日の虹 オートオークション・アズ・ナンバーワンの秘訣 オートオークション業界の地域別勢力図 テレビ・オートオークション 全国オートオークション業界ランキング 全国制覇 天空に架かる明日の虹
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-毛沢東に始まる中国国家主席の政権確立の裏には国家安全省など諜報機関の暗躍があった。機関トップは隠然と権力を保持、習近平は未だ機関の完全掌握に至らない。権力への忖度、政敵への非情な攻略手段とは。トップの動向から描く裏面史。
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-アダルトビデオの創成期、巨根で名をはせた男優・マグナム北斗。神戸で生まれ育ち、中学一年での初体験から始まった彼の女性遍歴は、五年間で六百本を超えるビデオに出演しながら、私生活でも常にセックスの相手を模索し続け、男の夢ともいえる「女体千人斬り」を三十代前半にして達成する。 そんな伝説の男優の女性遍歴を、女性官能作家がインタビューをもとに赤裸々に描いた半ノンフィクション・ノベル。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 リビア東部の内戦の取材中に知った東日本大震災。仙台市生まれの戦場カメラマンは、言葉を失うほど破壊された故郷の姿と、しかしそこで生き抜こうとする人々を、カメラと言葉に刻みました。
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-国境の向こう側に目を凝らしていた仲間が突然大声で叫んだ。 「おい、あれじゃないか?」 1980年に勃発したイラン・イラク戦争。突如として戦地となった両国では、日本企業の駐在員や出張者も国内に閉じ込められ、時間の経過と共に各々が命懸けの脱出を実行した。 本書は、総合商社に勤務し、イラク出張中に戦争に巻き込まれた著者が、当時の恐怖体験や脱出までの経緯を生々しく振り返る。さらに、有事の際の邦人救助の実態や、外務省・在外公館の危機対応能力など、当時の体験を通じて浮かび上がった課題についても語る。 東アジア情勢が緊迫度を増すなど世界情勢が混沌とする今、戦争やテロの恐怖に直面した著者ならではの視点から、国際社会における日本の在り方について提言した一冊。
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-がんと闘うあなたへ。自分だけの「処方箋」が見つかる、心の指南書。 がんと闘う人々が自らの苦悩や体験を語る場所、「がん哲学外来メディカル・カフェ」。ここでは、がん体験者やその家族、医療関係者が参加して、対話が行われる。 カフェを訪れた人のがんと懸命に向き合う様子は映画化され、2019年5月より全国各地で自主上映されていた。しかし、コロナ禍で上映を中止せざるを得ない状況に。そんな中、この波を止めまいとYouTubeで「映画『がんと生きる言葉の処方箋』応援チャンネル」が立ち上げられた。自らのがん体験、そして病気や悩みを抱える全ての人に向けた「言葉の処方箋」を映画出演者、がん体験者、医療従事者、がんサポーターにインタビューし、がんと生きるための道標となるメッセージをドキュメンタリーブックとして電子書籍化した一冊。あなたの心にも、きっと届くはず。 「私たちが出会ったがんサバイバー・サポーター・ 医療関係者は、どうしてあんなに優しいんだろう」(野澤和之) 「言葉は人生に活力を与え、人生を彩る。病気や悩みを抱える人たちへの言葉の処方箋」 (並木秀夫) <著者紹介> 野澤和之(のざわ・かずゆき) 新潟県出身。立教大学文学部大学院修了。記録・文化映画、TV番組を経てドキュメンタリー映画の世界へ。文化人類学を学んだ経験から文化・社会の周縁にいる人々を描いた作品が多い。代表作に在日1世の半生を捉えた『HARUKO』、マニラのストリートチルドレンを描いた『マリアのへそ』、ハンセン病療養所で暮らす夫婦の物語『61ha絆』、世界最大のハンセン病療養所の島で暮らす人々を描いた『CULION DIGNITY』など。『がんと生きる言葉の処方箋』は自らも大腸がんを体験しながら創った執念の作品となった。 並木秀夫(なみき・ひでお) 東京都出身。北海道大学水産学部卒業、ジョージワシントン大学経営学修士課程(MBA)修了。国内大手製薬企業のマーケティング部門を経て国内中堅製薬企業の取締役として希少がんの事業に従事。2017年医療の隙間を埋めるテーマの映画製作で野澤和之氏と意気投合し、企画段階よりプロデューサーとして参画した。
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-いまは亡き愛犬デナリへの追悼動画は、 1500万回視聴され世界中の涙を誘った―― ともに生きた15年間、そしてデナリが もたらした奇跡の友情と救済を描いた真実の物語。 「デナリはぼくの闘病を支えいつも寄り添ってくれていた。 ぼくはその友情にどうしたらお返しができるのだろう?」 ベンは愛犬デナリとともに 旅と冒険の生活を送りながら、 アウトドア写真家としての成功を目指していた。 しかし、写真家としてのキャリアを デナリとともに歩みはじめた29歳のとき、 ガンがベンを襲った―― ステージ3の直腸ガンに罹患していたのだ。 ベンはデナリの惜しみない友情に 支えられながらなんとかガンと闘いつづけた。 そして、ストーマ袋をつけての 生活を強いられることになったが、 医師から寛解を告げられる時が訪れた。 しかし、かれらの闘病の日々はまだ終わらなかった…… 獣医に告げられたデナリの症状は重かった―― デナリもガンに罹患していていたのだ。 ベンは自らの闘病を支えてくれた親友デナリの 闘病に寄り添いつつけたのだが……
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-古来より山人の暮らしを支えてきた手仕事を一気に紹介。 民俗学的観点からも非常に価値のある記録集。 懐かしいだけでなく、現代にも続く山仕事もあり、そのリアルを骨太な文章で紡ぎ出す。 著者30年に渡るフィールドワークの集大成。 ■内容 ゼンマイ折り 星 兵市・ミヨ夫妻(新潟県旧湯之谷村)、 黒田信一・晶子夫妻(福島県南会津郡)/月山筍採り 渡辺幸任(山形県鶴岡市)/ 炭焼き 佐藤光夫(宮城県七ヶ宿町)/馬搬 岩間 敬(岩手県遠野市)/ 山椒魚漁 星 寛(福島県檜枝岐村)、平野敬敏(福島県檜枝岐村)/ 大山独楽作り 金子貞雄(神奈川県伊勢原市)/立山かんじき作り 佐伯英之 (富山県立山町)/ 手橇遣い 大矢義広(岐阜県高山市)/漆掻き 岡本嘉明(京都府福知山市)/ 木馬曳き 橋本岩松(徳島県美波町)/阿波ばん茶づくり 清水克洋(徳島県那賀町) ■著者紹介 三宅 岳(みやけ・がく) 1964年生まれ。神奈川県藤野町(現・相模原市緑区)に育ち、遊び、暮らす。東京農工大学環境保護学科卒。 フリー写真家。おもに山の写真を撮影。北アルプス・丹沢・入笠山などの山岳写真に加え、 炭焼きをはじめ山仕事や林業もテーマとする。著書に『アルペンガイド丹沢』『雲ノ平・双六岳を歩く』(山と溪谷社)、 『炭焼紀行』(創森社)。ほかに共著など多数。
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-近代日本は世界にとって如何なる存在だったのか。欧米列強を打ち負かした国であり、アジアを侵略した国であり、敗戦後に驚異的な復興を遂げた国。日本が歩んだ曲折の道のりは、他国の人々の精神にも大きな影響を与えてきた。リー・クアンユー、李登輝、ブトロス・ガリ、アンジェイ・ワイダ、オルハン・パムクら世界の政治家や知識人にインタビューし、それぞれの国が抱えた近代の葛藤と日本への特別な思いに迫る。
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-長篠の戦いで武田勝頼を破った織田信長に播州攻略法を説いた黒田官兵衛は、信長からふたつのものを授かった。ひとつは名刀「圧切(へしきり)」、もうひとつは木下藤吉郎、後の豊臣秀吉である。信長はふたりに播州平定を命じ、官兵衛は瞬く間に秀吉にとってなくてはならない存在となっていくが、この出会いはお互いにとって運命的なものだった。数年後、本能寺の変が起こり、信長自害の報せに呆然自失となる秀吉に、官兵衛は毛利輝元とただちに和睦をし、明智光秀を討つようにと策を献じたのである。いわゆるこの「中国大返し」によって、官兵衛は秀吉の天下取りを実現へと運んでいく……。
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-1万人のアトピー患者と向き合いながら、 「食事とアレルギー」の研究を長年続けてきた名医と、 通うだけで心身ともに元気になると注目の「奇跡の幼稚園」園長による、 今日から出来る食事改善で治すアトピー治療の提案。
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-訳者まえがきより(抜粋) 『ユーセニクス Euthenics(優境学)』は、19世紀後半から20世紀にかけて、優生学が人々を魅了し始めていた時代に、環境改善の重要性を訴えた環境教育宣言、と言えるものです。 アメリカ公衆衛生学の先駆者で“家政学の母”とも称される著者エレン・リチャーズ(1842-1911)は、MIT(マサチューセッツ工科大学)の最初の女子学生であり、今から1世紀以上も前に環境教育に生涯を捧げました。彼女は、環境を「一つの総体」として認識、すべての知識の究極的価値は人間の健康と環境に従って決定されなければならない、と考えました。リチャーズは社会的エコロジーを創唱(1892)、科学の在るべき方向を示し、それを人々の日常生活の向上に役立てようと努力しました。それは、農薬や殺虫剤による生態系の破壊を警告して、今や環境問題の古典とされるレイチェル・カーソン(1907-1964)の『沈黙の春』(1962)刊行に先んずること70年前の事です。現在、その思想は広くヒューマンエコロジーと呼ばれています。本書は、衛生科学を社会学的見地から発展させた彼女の「環境の学」です。彼女にとって、科学の大事な目的は、人々を健康で幸福にすることでした。 今日、健康維持のために環境をよくする学問を優生学に対応させて優境学と呼んでいますが、当時の科学の世界では、新しい科学を女性が創唱することは考えられない事でした。その後、リチャーズは、ヒューマンエコロジーを、人間が「生命に与える影響に配慮」して、人間の環境、とりわけ身近な生活環境を研究する学問、と規定しています。 (中略) リチャーズの信条は“簡素”を旨とし、増収よりも賢明な消費に注目、最終的には精神の管理をめざしました。彼女は健全な家庭の営みを通して、間接的に社会を浄化、あるいは進歩向上させようと願っていたのです。それゆえ、ユーセニクスが家庭科固有の教科理論とみなされる所以でもありましょう。彼女の「制御可能な環境の科学」とは倫理性に源泉を置くものです。
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-不慮の事故によって車椅子生活を余儀なくされた土田和歌子氏。 ふさぎ込む日常から解放させてくれたのは、障がい者スポーツだった。 長野で金と銀、シドニーで銀と銅、アテネで金と銀のメダリストとなり、ボストンマラソンにて2011年、前人未到の5連覇を達成。 その偉業を成し遂げるまでの紆余曲折、さらにはひとりの女性として結婚・出産を経ての半生を初めて語りおろす。 無敵のハンディキャップの底力が読者を元気にさせてくれること請け合い!
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-「石油化学工場で爆発事故が発生。 既存契約破棄、新規契約はまかりならぬ」 海外初出張での驚きの夜を皮切りに、訪れた訪問国は57か国。 出張、駐在、単身赴任……海の向こうに憧れ、挑戦しつづけた人生80年の記録。
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-鎌倉時代前期、源顕兼によって編まれた全460余話に及ぶ説話集の傑作。聖徳太子に弘法大師、藤原兼家に藤原道長、小野小町に清少納言、信西入道に西行法師、鳥羽僧正覚猷から仏師定朝など、古代以来の歴史、文学、文化史上の著名人を主とし、その人たちにまつわる隠れた逸話の一大集成。一般の古典文学や日本正史では取り上げられることのない話が数多く収録されている。本書は、ひらがな交じりに書き下した読みやすい本文に、的確な人物注と明快な現代語訳、評を初めて全話に施す。説話集というスタイルが、日本文学史上なぜ一世を風靡したのかが体験できる画期的訳注書。
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-【内容紹介】 ネットビジネスによって、地方家具店が年商200億超の企業へ。 そして、地域創生を目指して「インテリアバレー構想」実現に邁進する…… モノが売れない時代、どうすればいいのかと悩む経営者が多い。 しかしながら本書の著者であるタンスのゲン株式会社 代表取締役社長である橋爪福寿氏は、家具の町・福岡県大川市で生まれ育ち、家業であった地元家具店を、ネットビジネス企業に変革して、急拡大させた。 また事業が、年商200億円を超えるようになった今、家具の一大産地ながら、少子高齢化や家具市場の縮小によって、衰退する大川市に活気を取り戻すべく、地域創生の一環として、「インテリアバレー構想」を掲げ、その実現に向かって、日々、努力を重ねている。 本書は、企業経営者やリーダー、そして働くものすべてが、自社の成長と地方創生を同時に考えるときの、バイブルとなる一冊である。 【著者紹介】 [著]橋爪 福寿(はしづめ・ふくひさ) タンスのゲン株式会社 代表取締役 1963年福岡県大川市生まれ。福岡県立大川工業高等学校インテリア科卒業後、家業である前身の有限会社九州工芸に入社。2002年より楽天市場にてネット通販を始める。2004年、代表取締役に就任。現在、協同組合大川家具商業会理事長も務める。 【目次抜粋】 はじめに 第1章 大川の復活。インテリアバレーへ 第2章 この発想は、私の“生い立ち”から 第3章 拡大を続ける「ビジネス・モデル」とは? 第4章 ハードワークを選ぶ自由もある!? 第5章 ワクワク働く、社員の声 第6章 「インテリアバレー構想」の未来 おわりに
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-桜が咲き、珍しく雪が降ったその季節、少年は静かに静かに天国へ旅立った。 十歳の兄・拓ちゃんが病気になった。 それもグレードⅣの脳腫瘍――。 その日から、ボクらの新たな日々がはじまった。 二年間、難病と闘った家族の記憶の物語。
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-石原慎太郎氏絶賛!甦る闇のレジェンド! 少年院、予科練、特攻隊志願、敗戦、法政大学除籍、愚連隊、安藤組社長、横井英樹銃撃、逮捕収監、安藤組解散、映画スター、ベストセラー作家、2015年12月88歳大往生。生涯、カネと女と拳銃に不自由しなかった悪と男気のカリスマの生涯を書き尽くした一冊! スーツにネクタイ革靴と拳銃で闇社会と表社会を自由に行き来し、ヤクザを抑えて渋谷新宿を制圧。最初にして最後の昭和平成の義と悪のレジェンド!
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-新聞社の社会部は、複雑で捉えがたい現代社会を写す鏡である。東京駅の実在しないホームをさがす若い女、変質者の親を持つ悲しみから殺人を犯す少年、秘密を持つ家出娘、などが、ふしぎな成り行きで、社会部記者を、事件の渦中に巻き込んでしまう。警察官と立場の違う彼らは、仕事として事件の核心に迫りながら、いつのまにか、人間ドラマの登場人物にさせられる。……これは、一流新聞の社会部記者として、豊富な体験を持つ著者が、フレッシュな手法で、現代という怪物を描破した、異色ドキュメント・シリーズである。「恐怖デパート」「野獣の記憶」等など、44篇を収録。
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-心震わす3人の若者の感動の青春群像。『映画 太陽の子』の背景となった事実に迫る! 太平洋戦争開戦直後、アメリカ軍の上層部にはある疑問があった。それは日本の“原爆開発”。終戦後、その実態を明らかにするため、アメリカは調査団を派遣し、大戦中の日本の核開発の実態を調べた。しかし、その調査結果は機密扱いとなり、長い間、すべてが謎に包まれてきた。NHK取材班は、当時の関係者や歴史家の取材を通じ、アメリカに没収され、戦後埋もれていた歴史的資料を発掘し検証した。そこから、激化する戦争の波に巻き込まれていった核物理学者たちの姿が見えてきた。本書では、知られざる京都帝国大学による原爆研究の真相に迫り、科学研究の「原罪」について考える。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 家で過ごす時間がまだまだ長い昨今、癒しと元気のためには、まずキッチンをはじめとする水周りをととのえることから……そんな視点で作ったインテリアビジュアルブック。リモート実践中のファミリー探訪や、気持ちがあがる優秀小物、プロとの水周り機器本音対談など、絶対満足できるコンテンツ!
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-累計2億万部突破の大人気コミック『ONE PIECE』の仲間たちだけが知っている最強でサイコ―の生き方とは?人気心理学者が、ワンピース流「人間力の磨き方」をキャラクターたちの名セリフとともに紹介。作品を最高に楽しむことができるワンピース考察本です。 ルフィ、ゾロ、サンジ、ウソップ、ナミ、チョッパー……etc。『ONE PIECE』の仲間たちが教えてくれた冒険するように楽しくたくましく生きるコツ。
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-これからはじまる物語は、すべて本当にあったお話です。全国の学校や福祉施設1000か所以上を回り「出前ライブ」をおこなってきた著者が、会場で頂いたメッセージのうち、その場で紹介できなかったものから、保健室にまつわる12のお話を綴りました。
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-ナポレオンの最も華麗な戦いであったエジプト遠征を、雄大な構想で描く歴史ノンフィクション。1798年5月、弱冠29歳の青年将軍・ボナパルトが、3万3千の大兵力を率いて、地中海へと乗り出した。革命騒ぎのあと、異例な速さで昇進を果たした英雄が、唯一抱いた憧憬「東方の夢」=東西世界融合の夢とは、何であったのか。
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-悲愴なモスクワ遠征の光と影を描く、エッセイスト・クラブ賞受賞の歴史読物――ナポレオン摩下40万軍勢の悲劇的撤退行を、知られざるフランス側の生なましい資料によって書き下ろした絶好の歴史読物。モスクワ遠征には分からないことが多すぎる。皇帝自身は、この侵略を展開するに当たり、充分な認識と戦略を持っていたのか? また、数10万の餓死・凍死・戦死した兵士にとって、皇帝とは何だったのか?
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-働き方にこだわるな。生き方にこだわれ。 「Day by Day」「夜空に咲く花」「DEAR」 デビューから2年で音楽シーンを上り詰め、これからという矢先… ある日突然、歌声を失ったオリコン1位アーティストは、 いかにして「どん底」から這い上がり、人生を切り開いたのか。 仕事・健康・お金・人間関係── コロナ禍の影響で苦しむすべての人たちへ贈る たった一度の「どん底」で人生を終わらせないための本。
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-あなたの身近にもきっといる「隣人」の体験 6歳で来日し、言葉や習慣、制度の壁など数々の逆境の下でも、周囲の援助と家族の絆に支えられ生きてきたイラン人少女の奮闘と成長。 移民社会化する日本で、異文化ルーツの子どもたちが直面するリアルを等身大で語った、笑いと感動の手記。 星野智幸さん(作家)絶賛!! 第67回 産経児童出版文化賞・ニッポン放送賞受賞作 【目次】 1章 外国に行くってどういうこと? 2章 想定外!な日本の暮らし 3章 うれしい、楽しい、でも困った学校生活 4章 日本で胸をはって暮らしたい! 5章 私はイラン人? 日本人? 6章 私はここにいます 解説 山口元一 【著者】 ナディ 1984 年イラン生まれ。91年に出稼ぎ労働目的の両親とともに家族で来日。現在は2児の母。
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-それでも誰かにこの仕事を続けさせますか? 2013年春、動物愛護法改正に伴い、熊本県動物管理センターで働き始めた玲と和美。 ガス室での殺処分が漫然と続く職場で、犬猫たちを救おう、せめて環境を改善しようと奮闘するも——。 現場のリアルに迫るノンフィクション。 杉本彩さん推薦! 【目次】 プロローグ 第一章 二つの施設 第二章 厳しい現実 第三章 敗れざる者 第四章 蘇生 エピローグ——熊本地震の裏でなにが起きていたか? 【著者】 藤崎童士 1968年生まれ。ノンフィクション作家。劇作活動として、2004年度、06年度に文化庁舞台芸術創作奨励賞(現代演劇部門)を受賞。
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-「戦争さえなければ軍隊に行くはずのなかった弱兵の多くが、粗食と重労働の中で殴られ、蹴られ、打ちたたかれたあげく病んで声もなく犬死にしていった。そういう有様を、私は声をおさえて忠実に書きとめたつもりである」(序文より) 一九四四年九月、三十三歳で横須賀海兵団に入団してから四五年八月に復員するまでの日記を、作家は上官の目を盗み、小さな手帳に書き付けた。それを基に自ら詳細な註釈と補遺を付し、当時の書簡を収録した、敗戦間近の海軍の貴重なドキュメント。初文庫化。〈解説〉平山周吉 【目次より 昭和十九年 (九月十四日~十二月二十九日) 応召、入団 一一〇分隊 一〇〇分隊(機関科教場) 昭和二十年 (一月一日~八月二十四日) 一等兵進級 横須賀海軍病院 湯河原分院 田浦山砲台 団内病室 保健分隊 敗戦、復員
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-1945年、鎮南浦。 異国の地で、敗戦の混乱期を生き抜いた11歳の女の子の人生とは。 待望の、英語改訂版。
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-日本を実質支配し国家運営する、大蔵官僚の権力構造と生態。国家のなかの国家=大蔵省のすべてを解明! ――「われら富士山、他は並びの山」と豪語し、他省庁はじめ政・財界までを操って日本を実質支配している大蔵官僚。その強大な支配構造のメカニズムやエリート・オブ・エリートとも呼ぶべき大蔵官僚の生態を、具体的に見事に浮き彫りにする。
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-知事、副知事、総務部長など、都道府県の重要ポストは自治官僚によって独占されている.地方から日本を支配する自治官僚。大蔵省も恐れるパワーの秘密を解く! ――地方から日本支配をたくらむ、自治官僚の全容をレポート。知事、副知事、総務部長はじめ、そのラインにつながる財政課長や地方課長など、都道府県を牛耳る重要ポストを占める自治官僚出向組の数には、目をみはるものがある。大蔵省が「最大の敵」と恐れる自治省パワーの秘密を解明する。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 米国在住のジャーナリストが、日本では知られることのない「デイープ・ステイト」の実態と、米大統領選の闇を白日の下にさらす政治評論。副島隆彦氏と特別対談収録。「新版」に当たり、2020年7月以降の最新情報追加。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 太平洋戦争には日本兵として敵と戦い、戦後は現地に残って独立戦争のインドネシア兵となった。彼らはなぜ日本に帰国しなかったのか。残って何をやっていたのか。その数奇な運命を重厚な取材でたどる。
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-【書籍説明】 六歳で父を殺され、その仇である坂上主膳を討ち果たす宿命を背負うことになった浅野民治丸、 長じて後に林崎甚助重信と名乗ることになるこの少年は、その小柄な体格を不利とせず逆に武器に変えるため激しい武術修行に明け暮れる。 やがて林崎明神より「鞘の内で決めよ」との神託を得て、必殺の秘太刀「居合抜き」を発想した 甚助は、弱冠二十歳にして遂に坂上主膳を討ち本懐を遂げるも、この時からが決して逃れることのできない「武者修行地獄」の始まりだった。 日毎に大きくなり、彼の知らないところで一人歩きする「居合遣い・林崎甚助」の名声や噂。それのみならず時を経て明らかになる、 両親と坂上主膳から主君・最上豊前守までつながる因縁。更には甚助自身の出生にまつわる「悪い噂」が、彼に深い苦悩をもたらすことになるのだった。 「居合術の始祖」として後の世に知られることとなる「不世出の剣聖」は、果たして何を求め何に迷い、生涯かけて何を目指したのか? 自ら居合道を嗜む著者が、武芸者の視点からその謎に迫る、著者初の小説にして歴史小説。剣豪ファン、武術ファン必見。 【目次】 第1章 発端 第2章 開眼 第3章 探索 第4章 血煙 第5章 半蔵 第6章 主膳 第7章 真相 第8章 深慮 第9章 対面 第10章 本懐 第11章 贖罪 第12章 菅野 第13章 偽物 第14章 相談 第15章 暇乞 【著者紹介】 鈴木天斗(スズキタカト) 1974年 宮城県生まれ。 元々高校時代から作家志望だったが、「人生を知らないと、いい作家になれない」と思い高校卒業後先ず、就職する。 目指すは武道を学ぶ者の視点から歴史の裏を読み、謎をひも解く「武芸者ライター」。 小説の執筆のために社会人になってから様々な武道を学び現在、全日本剣道連盟居合道五段、同杖道四段。ちなみに言えば昨年は初の居合道六段審査を受審、現在合格目指して修行中。 武道以外の趣味としては日本史探求、カラオケ、英会話など。 本書が念願かなって初の小説になった。著書は他に「運動音痴・臆病・ネガティブだった私でもここまで変われた、杖道の稽古で得られた効果の数々」。
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-宇宙はいつ、どのように始まったのか? 人類永遠の謎とも言えるその問いには現在、ある解答が与えられている。ビッグバン・モデル。もはや「旧聞」の感さえあるこの概念には、実は古代から20世紀末の大発見へと到る意外なエピソードと人間ドラマが満ちていた――。有名無名の天才たちの挑戦と挫折、人類の夢と苦闘を描き出す傑作科学ノンフィクション。『ビッグバン宇宙論』改題。 ※当電子版は新潮文庫版『宇宙創成』上下巻をまとめた合本版です。
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-文字を入れ換える。表を使う。古代ギリシャの昔から、人は秘密を守るため暗号を考案してはそれを破ってきた。密書を解読され処刑された女王。莫大な宝をいまも守る謎の暗号文。鉄仮面の正体を記した文書の解読秘話……。カエサル暗号から未来の量子暗号に到る暗号の進化史を、『フェルマーの最終定理』の著者が豊富なエピソードとともに描き出す。知的興奮に満ちた、天才たちのドラマ! ※当電子版は新潮文庫版『暗号解読』上下巻をまとめた合本版です。
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-ひとくちに愛知県と言っても東西100キロメートルもあり、かつて西の尾張と東の三河はまったく別の国。 実は愛知県の中には「名古屋」と「名古屋以外のその他自治体」という不思議な対立構図が隠れていた! 「抜け目ない商人がうごめくビジネスの戦場VSアクの強い職人が暴走する超クルマ社会」……そんな気質もライフスタイルも微妙に違うふたつの県民性を詳細なデータとともにセキララに紹介する一冊。
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-失敗こそが財産。 新入社員時代、成果が出せず「最低!」の評価を下された著者が、 大逆転でトップ営業マンとなり、起業。 国内はもちろん海外からも高い評価を受ける会社をつくりあげてきた軌跡。 不屈の人間力さえあれば、人生はなんとかなる! 新卒で入社した会社で、上司から「最低の営業マン」と罵倒された著者は、 一念発起の努力で10年後には「会社の救世主」と呼ばれるトップ営業マンへ。 その後起業し、国内はもちろん、誰もが知る世界的な企業を取引先とする成功を収めるに至る。 波瀾万丈の一代記。 本書では、 野球に熱中した学生時代から、就職先でのパワハラ、逃走に始まり、 20代後半でトップ営業マンとなり、 43歳で起業、軌道に乗せるまでの綱渡りの日々など、波瀾万丈のエピソードを紹介。 不安や挫折にもがいている人へのヒントが満載! 私の失敗や挫折談が、今、不安や挫折、失敗のなかで もがいている人のヒントになるのではと考えた。 そこで、個人的な自分史ではなく、 書籍の形で世の中に公表しようと思いたった次第。 失敗や挫折に関することなら、私に聞いてくれ。 その都度、起き上がってきたから今がある。 専門的なアドバイスを参照した書籍等も同時に紹介している。 少しでも、悩める皆さんの参考になれば幸いである。 (はじめにから) ■目次 第1章 和歌山生まれのわんぱく坊主 出生 わんぱく坊主、兄となる ほか 第2章 最低の営業マン 社会人の第一歩を踏み出す 田舎に帰ってはみたものの ほか 第3章 覚醒、最低から最高へ 成長への芽生え 東京へ転勤する ほか 第4章 サンワマシナリー、始動! 会社設立 稲守君の入社 ほか 第5章 私の歩んできた道の総括 ■著者 山下和之(ヤマシタカズユキ) 株式会社サンワマシナリー取締役会長。 1941年、和歌山に生まれる。 1985年、金沢市に株式会社サンワマシナリー設立。 現在は取締役会長 (本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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-ミステリを通して人生を語る異色のエッセイ。ミステリの楽しみが数行の謎ときだけなんてモッタイない。名作の行間から垣間みえる芳醇な人生の味を洒脱に描く! ――名探偵が登場して、「事件」は解決する。だが、「人生」という厄介なナゾは、そうスッキリ割り切れるものじゃない。ミステリの行間から垣間見えるほろ苦い人生の味、そんなプラス・アルファの魅力を、名コラムニストが軽妙に、ときにセンチメンタルに語る、大人のためのミステリ論。好評「課外授業」の姉妹編。
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-奇跡的生還者が証言するアンガウル島の玉砕。唯一故国防衛のため、米軍の近代戦の前に勇猛果敢に闘い、そして玉砕していった若き戦士たち。この人間の「滅尽争」を、彼ら英霊の叫びを、代って報告する。 ◎三島由紀夫はこう評している。――近代戦のもっとも凄壮な様相が如実に描かれている点で、又、ただ僥倖としか思えない事情で生き永らえた証人によって、人間の「滅尽争」がはっきり描かれている点で、これは世界に比類のない本だということである。この本は実にありえないような偶然によって書かれたものであるから、これ以上の文学的贅沢などを求めるのは全く無意味である――と。
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-恐怖からの解放、自由と正義のための闘いの書。自由の敵・戦争の原因たるファシズムとの闘争に一生をかける著者の抵抗と革命への意志。たぎる情念が我々を闘いへと駆り立てるダイナミックな予見者の書。――アウシュビッツの大量虐殺が、なぜ起こったか? 本書は、この現代における人類の絶望からの解放なくして、人類の未来の希望はありえない、と偽りの平和を生きる我々に、忍び寄るファシズムの恐怖を訴え、自由と正義のための闘いに読者を駆り立てる、情念の書。また、困難な時代にこそ、繰り返しひもとかれるべき現代の聖書。<上下巻>
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-情熱をこめて説く若者独特の「教育の自由」。文部省を廃止せよ。それは教育を荒廃から救い教師や子どもたちを甦らせる。具体的なデータを提示し、教育の自由のために情熱をこめてつづる力作。――いま、日本の教育を荒廃と腐敗に陥れているのは、文部省である。官僚主義のはびこる文部省の関心は、管理監督取締りにあり、教育の自主性は皆無の現状なのだ。だが輝ける未来は、教育の自由なくしてはありえない。ここに文部省廃止の必然性が生じるのである。教育の自由にささげられた、羽仁五郎の文部省廃止論。
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-海外のミステリにおける男と女の徹底的研究。ミステリも小説という信念から、作中の男女の関係をとおして分析する洒落たミステリ研究――この世は、男と女で成り立っている。そして、男と女の間には、つねに恋愛という大問題が横たわることになる。ミステリ作品のなかの男女にもまた、さまざまな形の恋愛が生じないはずがない。海外ミステリに現われた男と女の複雑微妙なかかわりを紹介分析した、ユニークなミステリ研究。日本推理作家協会賞受賞作品。
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-人はいかにして、自分が本来あるところのもの=超人になるのか? いかにしてニーチェが、ニーチェその人となったのか? プラトン哲学、キリスト教、近代とドイツとを相手に鉄槌で哲学する一個の運命、ディオニュソス、ニーチェ。稀有の個性のニーチェ・44歳、発狂直前、荘重と放縦、賛歌と諧謔の交錯する筆致で、自己と自己の著作について喝破した「破天荒な」自伝。
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-いま日本の常識は破壊された! 不連続への不安と衰退の予感。新時代を生き抜く常識とは? ローコスト革命への提言――政界、政策、経済、経営、社会。5つの「五五年体制」が崩壊し、高齢化、国際化、成熟化、情報化の「四化」は、根本的に変化した。日本が「右肩上がり」から「うつむき加減」の社会に変わったことを嘆くばかりではなく、新しい世の中にふさわしい目標をもつべきだ。その鍵を握る「ローコスト化」と新常識を提言。
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-ヒラ社員必読、管理職必携の好エッセイ集。サラリーマン人生の運転免許証にして、会社という戦場で闘う戦士たちに必須の兵法書――サラリーマンは、男らしい仕事である。出世の競争もあろう、自分では選べない上司の理不尽なふるまいもあろう、無駄な会議も多かろう……。だが、愚痴を抑えて、ラッシュの電車にもまれ、少しばかりの酒にやりきれなさを託しつつ、今日も働いているこの健気な戦士たちを、男らしいと呼ばずして、何と言おうか?
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-沖縄本島中北部にあたるやんばるは、世界的にも珍しい湿潤な亜熱帯雨林だ。世界自然遺産に登録されることが濃厚とされている。やんばる写真の第一人者である写真家と、生物の進化理論を一般に説く手腕で名高い生物学者がタッグを組み、ユニークな生物を紹介。
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-儲かるか、儲からないかではなく、国を守れるか守れないかで我々はやっている──戦車1両作るのに関わる民間企業1300社! 町工場の職人が支える国防の現状、防衛産業の最前線をリポート!
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-アメリカ占領軍に提供するため、日本政府の手で造られた占領軍セックス用慰安所と、日本政府が募集した日本人慰安婦の真実――「戦後処理の国家緊急施設の一端として、進駐軍慰安の大事業に参加する、新日本女性の率先協力を求む」……<日本婦女子の防波堤>の名の下、政府が募集した占領軍慰安婦。そこに送りこまれた7万人の性囚たちは、どのような行動を強いられたのか? その実態をさぐり、正史にない女たちの痛恨を追うルポ。
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-男と女の微妙なアヤを洒脱に描くエッセイ集。美女、猛女、才媛、妻、人妻……女性のことなら何でも熟知(?)している青木雨彦氏の実感的男女関係論。正規・不正規とりまぜて、男と女の結びつきを鋭く分析。愉快、難解、不可解な男女の仲を爽快に截断! ――結婚している、ということのメリットは、かりにヨソの女とそんなことになっても、「ねぇ、あたしと結婚して!」と言われなくて済むことだろう(「妻と別れて」)……。恋愛、結婚、浮気、別れなど、男と女の関係の、はかりしれない深淵を、独特の文体で描く名人芸。エッセイ全篇を流れる『嘘でもいいから……』の呟き!
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-きみはサラリーマンになりたくて、サラリーマンになったのである。生まれたことは、自分の意思ではないかも知れないが、サラリーマンになったのは、自分の意思でなったのである。「オレは、サラリーマンになりたくて、この会社に入ったんだ」と自分自身に言い聞かせろ……。サラリーマン武芸百般、雨彦流の秘伝!
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-明るく有意義な老境を生きるために! 静かな感動と人生への示唆に富んだ日々の随想集。高齢化社会に贈る言葉の数々――元文部大臣・永井道雄氏の母堂が、82歳から5年半、明治・大正・昭和三代を体験した思いをこめて綴った随想集。ただ生きながらえるだけでなく、明るく充実した老境を生きた著者の言葉は、読む人に豊かな感動と示唆を与えずにはおかない。朝日新聞〈天声人語〉が「なにげなく見える文章の中にたくさんの宝物が隠されている」と絶賛した名著。敬けんなクリスチャンである筆者の幅広い教養が、こたつの埋み火のように人々の心を暖める!
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-(内容紹介) 「みせかけの正義」に騙されないために-- 真の教養と知性を持つための異色論客の愛国トーク! 元南海・阪神エースで参議院議員だった江本孟紀さんと元小結(力士)の舞の海秀平さん。そんな二人が熱く日本の行く末を案じて激論。 コロナ、五輪、反日で「暴走する大メディア・SNS」を蹴っ飛ばせ! ・「シバキ」がダメなら「叱咤罵倒」ぐらいさせろ! ・中国に物言えぬ日本は「独立国家」なのか! ・「ハングリー精神なき日本」に明日はあるのか? ・大相撲と野球の伝統を破壊する「外国勢力」に要注意! 江本孟紀「日本にはまだまだ『スポーツ界の人間がなにを偉そうなことを言っているんだ』って風潮があります。でも言いたいことがあればどんどん言って、内外の世論をリードしていくぐらいの存在にならないといけない」 舞の海秀平「日本が舵を切る時はいつも『外圧』があった。明治維新、改憲、安保・経済政策等々……。すべてにおいて日本人は主体的にモノゴトを決めてこられなかった。『ルールに従う優等生』から『ルールを作る側』にならないといけない」 (目次) はじめに 野球と大相撲--コロナに負けてたまるか! 第一章 「ハングリー精神なき日本」に明日はあるのか? 第二章 日本のスポーツ界はもはや「仲良しクラブ」か? 第三章 中国に物言えぬ日本は「独立国家」なのか? 第四章 「暴走するメディア・SNS」から日本を救えるか? 第五章 大相撲と野球の伝統は破壊されるのか? おわりに 「ルールに従う優等生」から「ルールを作る側」になろう
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-2020年、北海道神恵内村と寿都町が高レベル放射性廃棄物の最終処分場の文献調査に応募した。原子力発電環境整備機構(NUMO)は「地層処分」を目指すが、複雑な断層や地質構造、地震、火山の多い日本列島で安全な処分が担保できるのか。世界の実績、日本列島の地層研究データを基礎に「地層処分」の是非を考える。
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-親の看取りは、一人では決めれない。でも、大切な弟をはじめ、叔母や、祖母も、父も、すべてを私に任せてくれた。難しい選択をする時、どちらを選んでも必ず後悔が残る。完璧な道なんてありえない。ならば、自分の信じる道を進めば良いのだ。ひとりで抱え込まないで! 【内容】1 大好きな母の余命/2 大好きな母の峠/3 大好きな母、永井外科との出会い/4 大好きな母、横内先生との出会い/5 大好きな母の手術一年後/6 大好きな母の不調/7 大好きな母の精神状態/8 大好きな母、最後の賭け/9 大好きな母との別れ/10 大好きな母の笑顔/11 大好きな母、いなくなる/12 父の不調/13 父、初めての入院/14 父、聖ヨハネ病院の入院/15 父、いなくなる 【著者】1968年5月、福岡県に生まれる。三重県の日生学園で三年間耐える。卒業して、美容室で働きながら美容師免許、管理美容免許をとる。30年、美容師として食べてきた。携帯電話が好きで、auの代理店を15年している。二人の娘を持っているが、良い歳になるのに、結婚の兆しもない。このまま孫を抱けないまま死ぬのだろうか?(笑)
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-茫々たる廃墟の中に、幾多の興隆と衰亡を、生と死を、井上靖の「詩魂」が捉えた歴史紀行。歴史への確かな目と抒情が織りなす名編――中国、韓国、ロシア、幻の王国・ヒッタイトの故地・アナトリア高原へ。藤原三代のミイラが眠る奥州平泉・大和へ……。古き美しきものの中に、そして霧に包まれ、茫々たる廃墟の中に、往古の繁栄と衰亡を、人々の誇りと哀しみを、生と死を、井上靖の稟とした「詩魂」が捉えた歴史紀行。抒情にみちあふれた名篇。
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-男女ともに人間であるから、人間という点では、同じである。しかし、また、単なる「人間」なるものは、どこにも存在せず、必ず男か女であることも、また事実である。生物学的な差異から、歴史的・社会的な役割まで、冷静に考えてみると、男と女は、常に相補的な関係にあることがわかる。おたがいに理解しあうための、知的女性論。
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-わかりあって誤解しあって、男と女の人間学。男性からは「こんなに女の悪口を書いてダイジョウブか?」と心配され、女性からは「いつも男をやっつけてくれてうれしいわ」と励まされる、雨彦流辛口の男女関係論――男と女をくらべれば、男はおしなべて規格品であるのに、女のひとは個性的だ。男はどいつも似たり寄ったりだが、女のひとにはアタリハズレがある。「だから、男にとって結婚は賭けだ」というのである(「賭けと負け」)。……など、男と女の間の微妙で繊細なアヤを解いたり結んだり、ご存知、雨彦氏の軽妙辛口エッセイ!
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-微妙な女心と男の本音、理想の結婚相手と浮気相手、など、知らずにやれない恋のかけひき秘訣集。優しくシニカルな魅力のエッセイ!――結婚前の女たちと花ムコ候補生、そして不倫志願の大人のあなたに贈る、優しくシニカルな雨彦流「女と男のつきあい術」指南書。微妙な女心を探り、男の本音を知る。いま、はやりの結婚の条件とは? 結婚難の実態は? 長女を口説く法。理想の浮気の相手。浮気の時効。最近「不倫」事情。優しくシニカルな、恋のかけひき秘訣集。
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-ホンダ、奇蹟の成長はなぜ実現したのか! ホンダの町工場の時代から奇跡の成長のすべてを体験してきた、当事者の元副社長が綴る、その発想力、実践力、人間哲学の全て。偉大なバイタリティーの秘密を、はじめて明かす――資本金100万円で、昭和23年に設立された小さな会社が、30数年で売上高2兆2千億円(昭和60年度)のビッグ・ビジネスに……。わが国の戦後経済発展の象徴として有名なホンダの奇跡は、どのような経営と生産現場によって実現したのか? 本田・藤沢の名コンビとともに、今日のホンダを築き上げた著者が、30年の歩みを的確に分析した好著。
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-出会ったその時々の人物から、美女を俎上に! にんげんの魅力をホンネでひきだし、ホンネで語る! ――現代の美女とヒーローたちに、雨彦流で迫る。自称・人間嫌いといいつつも、「オレの興味はやはり人間にしかないのかなあ」と、いろんな人に会ってきた。「ウソでもいいから、ホンネで語り合いたい」と、インタビューしてきた。その時々の人物論から、美女との2000秒デートで生まれた「にんげん早わかり」。
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-男女の機微を軽妙に描く雨彦エッセイの真髄。男と女は片思い、よせばいいのにラブコ-ル、言っちゃナンだが苦言も呈する。男性・女性と知性のお話――女は、女であることだけで美しい。他ならぬ本書の著者が断言するのだから、これは真実である。だが、「女たちは、そういうことではなかなか納得してくれない」。いわんや、あなたが鼻の頭に汗を浮かべて告げたコトの結果が、「よせばいいのに……」となるのは、しかたないではないか? それでも、また……。言えば後悔、言わねば無念? 男女のほろ苦さを優しく包む、男と女の機微を描くエッセイの真髄。
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