作品一覧

  • ミセス・ハリス、パリへ行く
    完結

    ミセスハリス

    小説・文芸

    3.9
    全4巻990~1,320円 (税込)
    映画『ミセス・ハリス、パリへ行く』 2022.11.18(金)より映画公開 もうすぐ60歳の家政婦さんがディオールのドレスに恋をした! 1950年代のロンドン。ハリスおばさんはもうすぐ60歳の通いの家政婦。夫を亡くし、質素な生活を送っている。ある日、勤め先の衣装戸棚でふるえるほど美しいクリスチャン・ディオールのドレスに出会う。今まで身なりを気にしてこなかったが、自分もパリでドレスを仕立てようと決意し、必死でお金をためることに。やがて訪れたパリで、新しい出会い、冒険、そして恋? 何歳になっても夢をあきらめない勇気と奇跡の物語。解説・町山智浩 ※本書は、1979年12月に刊行された『ハリスおばさんパリへ行く』(講談社文庫)を、現代向けに加筆修正し、角川文庫化したものです。原題:Mrs Harris Goes to Paris この物語は、還暦近い家政婦ハリスさんが、努力と幸運と善意で、パリの高級ドレスを仕立てることになる、シンデレラ・ストーリーです。しかし、その背景には、当時、イギリスやフランスで起こりつつあった社会変動が隠されています。 オート・クチュール(高級仕立て服)はどれも一点ものです。だから、ファッションショーもごくごく限られた大金持ちのお得意様だけに見せるものでした。 ハリスさんはそれでも堂々とショーを見せろと要求します。自分が汗水垂らして稼いだ金を持ってきたのに何を恥じることがあるのか。 ディオールのマダムは、ハリスさんを見て「不思議な風格」を感じます。風格とか気品はその人の生まれ育ちや着ている服ではなく、内面から立ち上がるものだからです。 一生縁がないと思われたドレスを作ることが、ハリスさんなりの反逆であったことはいうまでもありません。――町山智浩
  • 風さわぐ北のまちから 少女と家族の引き揚げ回想記

    風さわぐ北のまちから

    小説・文芸

    3.0
    1巻1,584円 (税込)
    1945年8月、日本の敗戦により、それまで日本の植民地だった朝鮮に暮らす日本人は、突然「外地」に取り残された状態になりました。11歳のれい子と家族は、朝鮮半島を二分した〈三十八度線〉の北側の港町・鎮南浦で、厳しい冬を迎えます。 寒さと食料不足、ソ連兵による略奪、北朝鮮の建国の混乱の中、母と6人の子どもたちが生き抜き、日本へ帰り着くまでを描いた、奇跡の実話です。
  • 1945, Surviving the Winter in Chinnampo

    1945, Surviving the Winter in Chinnampo

    小説・文芸

    -
    1巻1,056円 (税込)
    1945年、鎮南浦。 異国の地で、敗戦の混乱期を生き抜いた11歳の女の子の人生とは。 待望の、英語改訂版。

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ユーザーレビュー

  • ミセス・ハリス、国会へ行く

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    これまでパリ、ニューヨークとシリーズを2作読んで、私はすっかりハリスおばさんのファンになっている。
    今回のハリスおばさんの行き先は国会だった。読み始めたときは理解しづらいところもあったが、後半になるにつれてどんどん物語に惹き込まれていった。

    私は、ハリスおばさんならどこでもどんなことでもやってのけるのだと思っていた。しかし、この物語では、人それぞれ自分に合う仕事があり、それでいいのだと感じ、安心感を得た。また、ハリスおばさんも一人のどこにでもいるおばさんなのだと分かった。人間関係の複雑さや、社会で暮らすことの難しさは、昔も今も、どこの国でも変わらず普遍的なことだと理解できた。

    責任感のあるハリスおばさんにとって、議員を辞めることは心苦しいことだったと思う。しかし、そのまま議員を続けることの難しさを理解し、自分の力量や不得手を認めて辞めるという、辛く勇気のいる決断をしたことに、ハリスおばさんの人間性を感じた。

    また、ベイズウォーターさんとハリスおばさんの関係がこじれて、今までジョンと親しく呼んでいた名前が「ベイズウォーターさん」と呼ばれた時には、悲しくて印象的な場面だった。
    二人の関係はこれで終わるのかなと思ったが、そうではなかった。
    ベイズウォーターさんはこれまでの自分の人生をどう振り返ったのだろう、どんな人生を送ってきたのだろうと気になった。
    一人で傷心の旅に出るのかと思いきや、親友であるアダを救うために二人で出発することになった。
    この二人が今後どう過ごし、どうなるのか、続きの物語がとても気になるラストだった。

    ハリスおばさんの強さと弱さの両方に触れられて、人は完璧でなくても大丈夫と、とても印象に残った物語だ。

    0
    2026年09月14日
  • ミセス・ハリス、モスクワへ行く

    Posted by ブクログ

    ハリスさん、いつも前向きだし、いつだって周りの人のことを考えている。

    そして、今回はさすがに難しそう?と思っているであろう読者を裏切る、叶わないことなんてない!と思っているポジティブな思考と、並々ならぬ運の良さを引き寄せる力!

    バターフィルドさんとの友情も、いつも素敵だなって思う。

    シリーズはこれで終わりだけど、これからも素敵な人生を送っていくだろうし、私もハリスさんみたいなおばさんになりたい。

    0
    2025年06月04日
  • ミセス・ハリス、モスクワへ行く

    Posted by ブクログ

    軽快でおもしろおかしいかわいいハリスおばさん 人情あふれるイギリス版女性寅さん。人気になるのがわかるステキな人柄。

    0
    2026年03月14日
  • ミセス・ハリス、モスクワへ行く

    Posted by ブクログ

    ハリスおばさん、とうとうモスクワへ。
    今回は流石のハリスおばさんも解決が難しいと思われたけど、持ち前のポジティブシンキングと運の良さで何とか解決してしまうのは流石。
    ソ連時代のロシアを懐かしく感じた。オイルショックの日本が話題に出るのも楽しい。

    0
    2026年02月02日
  • ミセス・ハリス、国会へ行く

    Posted by ブクログ

    なかなか面白かった 国会というハリスおばさんとは全くつながりのない場所だったけれど、短いなりに後半は面白かった。身近な親友と身分相応というか、適材適所はあるよな、と。幸せを感じるのは身近な毎日からだね。

    0
    2026年03月14日

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