遠藤みえ子のレビュー一覧

  • ミセス・ハリス、モスクワへ行く

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    ハリスさん、いつも前向きだし、いつだって周りの人のことを考えている。

    そして、今回はさすがに難しそう?と思っているであろう読者を裏切る、叶わないことなんてない!と思っているポジティブな思考と、並々ならぬ運の良さを引き寄せる力!

    バターフィルドさんとの友情も、いつも素敵だなって思う。

    シリーズはこれで終わりだけど、これからも素敵な人生を送っていくだろうし、私もハリスさんみたいなおばさんになりたい。

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    2025年06月04日
  • ミセス・ハリス、モスクワへ行く

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    ネタバレ

    シリーズ最終巻
    いままでとはすこし違って、ハリスおばさんの堂に入った振る舞いになんだか安定感があるドタバタ加減
    痛烈批判的ソ連描写は時代背景がよくわかるし、おかしみのさじ加減はさすがのギャリコ
    新しいテレビでバイオレットとお茶しながらくつろぐ時間を思い浮かべて、うれしい気持ちになる

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    2025年03月18日
  • ミセス・ハリス、国会へ行く

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    シリーズもの。ほかは読んでないけど、面白かった。翻訳ものでいまではあまり見かけない下町言葉(?)の会話文だなー、と思ったら、もとは1981年に刊行したもの。勢いがよく、楽しめました。

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    2025年02月10日
  • ミセス・ハリス、モスクワへ行く

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    ミセス・ハリス シリーズ全4巻
    初めて読むのに最後の4巻を読みました。
    シリーズの最初の本ミセス・ハリス、パリへ行く
    は品切れだったし、帯にどの巻からでも読めると書いてあったのでなんとなくモスクワへ行くを選びました。
    富くじを当ててモスクワへ親友のバターフィルドと旅行へ行きます。
    ひょんなことからスパイ容疑をかけられてしまいます。
    時代はまだソ連の時代ユーモラスに描かれていますが部屋には盗聴器が仕掛けられていたり、いつも監視されていたりけっこう怖いです。
    トイレにトイレットペーパーがなかったりするのも時代を感じました。
    話はテンポ良く進み読みやすかったです。
    こちらの原作は1974年。
    1作目

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    2025年01月25日
  • ミセス・ハリス、モスクワへ行く

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    シリーズ最終作。
    ハリスおばさんとバターフィールドおばさんがモスクワへ旅行するが、旅先でのある使命感に燃えていた。

    いざモスクワに着いてみると当時のソ連情勢もありスパイ容疑にかけられて尾行されたりハラハラ。
    庶民的なハリスおばさんはいつもの皮肉も言いつつも、情に厚く人柄の良さで今回も大活躍する姿に惹きつけられ楽しかった。

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    2024年12月30日
  • ミセス・ハリス、国会へ行く

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    ネタバレ

    毎回、ハリス夫人の人柄に影響された人達によってトントン拍子で都合よく進むかと思いきや、急に現実的な困難に直面して苦しむというのがクセになるシリーズ。
    今作では、“あんたもわたしも楽しく生きなきゃ“をスローガンに、選挙活動をする。
    ハリス夫人のような人がいたら夢をみて票を入れたくなるかもしれないが、実際はやはり政治知識がないので右往左往する。単に政治家や総理大臣になりたいなどといっても、はったりでもいいから政治的弁論術を持たねばならないという現実的な話である。
    終わり方がベイズウォーター氏がハリス夫人を連れ出してくれるのだが、映画のような逃避行の始まり方でわくわくした。


    友人に好評だったため

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    2024年03月27日
  • ミセス・ハリス、国会へ行く

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    ネタバレ

    ニューヨークから帰ってきたハリスおばさんが、今度はひょんなきっかけで国会議員に立候補することになり、びっくり驚きの展開でした。

    ロールスロイスの応援部隊や、テレビ出演など、ハリスさんの知らないところで話は進み、本当に国会に?

    ハリスさんの、家政婦のお仕事をしながら毎週木曜日は映画を観に行って、バターフィルドおばさんとお茶を飲みながらその日1日起きた出来事を話し合うのが1番楽しい過ごし方という暮らし方に(老後については気になるものの)、共感します。取り止めもない話が沢山できる、素敵なお友だちがいるなんて、恵まれた人生ですよね。

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    2024年02月03日
  • ミセス・ハリス、国会へ行く

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    ハリスおばさんが選挙に出馬。だがその裏では陰謀があった。

    ハリスおばさんの人柄の良さで周りの人が惹きつけられて陰で周りが動いていく展開が面白かったけど、イギリス議会の実情・政治の世界はドロドロ。
    出馬スローガンのように勢いのある発言をして議会に風を吹かせてほしかったな。

    浮き沈みのある展開にちょっぴり切なさを感じたが今作も面白く、ハリスおばさんのことがやっぱり大好きだ!

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    2024年01月23日
  • ミセス・ハリス、国会へ行く

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    エイダ・ハリスには、国会という舞台は大きすぎたか?だからこそハリスおばさんは、あの決断をしたのですが、、、
    シリーズ第1弾がとても良くて、2弾目がちょっぴり物足りず、内容としては今回は中盤までかなり良かっただけに、最後のボリュームが足りないのではと余計に残念な気がしました。昔馴染みを頼りすぎるのもビミョーか。ミセス・ハリスシリーズは長過ぎないところが大人の絵本的な感じで良いのですが、この設定だともう少し議会でのふくらみが欲しかったかなあと。ハリスさんが行く先で出会うひとたちに色んな影響を与えるのが魅力なのですが、その意味では新しい出会いでチャーミングなキャラクターがほしい。第2弾で伏線を引いた

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    2025年10月04日
  • ミセス・ハリス、モスクワへ行く

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    ついにモスクワ行きまで読めることになって本当に喜ばしい。映画化ってすごいな。
    それにしても、ソ連のことをここまで貶すとは、時代を感じます。

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    2025年04月27日
  • ミセス・ハリス、国会へ行く

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    政治に不満を持ったハリスおばさん、なんと派閥争いの陰謀に巻き込まれ、国会議員に立候補することに。そらもう最終的には惨憺たるめにあって、1作目のファンタジックさとは違う苦いレッスンとなるのだが、女王にお会いしたときの感動や、何よりラストのロマンチックさに救われる。

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    2024年05月01日
  • ミセス・ハリス、国会へ行く

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    私の中ではいつまでも「ハリスおばさん」。
    ちょっと苦いこのお話は、なぜかよく覚えていた。次はモスクワ行き、読みたいぞ。

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    2024年04月21日
  • ミセス・ハリス、国会へ行く

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    ネタバレ

    今回ばかりは、バターフィルドおばさんに賛同
    巻き込まれて細切れにならなくてよかった

    いろんな含みがあって、ハリスおばさん冒険記だけではおさまりきらない
    その時代のことがよくわかるし、ある意味怖いくらい

    それでもやっぱり
    精一杯生きて、毎週木曜の夜を楽しく過ごしてるおばさんたちがうれしい

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    2024年02月28日