秋山健太郎の作品一覧
「秋山健太郎」の「大阪淀屋橋ツインタワービル闇事件」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
「秋山健太郎」の「大阪淀屋橋ツインタワービル闇事件」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
小説・文芸
Posted by ブクログ
著者には同意できない。
高校の同級生という「友情」を経済取引の意思決定の最重要要素であるかのように扱う前提に共感できないし、同級生のつながりで話を持ちかけた三菱東京UFJ銀行の永易氏がこっそり動いてくれていたとして、それを裁判や本書で殊更に強調するのは、それこそ永易氏への強烈な裏切りではないかとも思ってしまう。三菱東京UFJ銀行がそうした人脈ではなく経済合理性の上で大和ハウス工業への土地売却を決定したのだとしたら、著者らの動きはほとんど報酬に値するものではなく、それこそ訴訟直前に大和ハウス工業側が示してきた1000万円程度の謝礼で十分に御の字ではないかと思えてしまう。実際に著者らが行ったことは、永易に話をしたことだけなのだから、それで「仲介業務をやりとげました」というのはあまりにも、、、という印象。裁判の中で取り上げてもらえなかったと不満をぶつける各陳述書も、大和ハウス工業の普段の行いの悪さ(これは本当だろうが)をあげつらって、「そんなやつらの言うことだから、今回の主張も嘘ですよ」という程度の間接的なもので、本件の本質部分は依頼内容を明確化していないことと、そもそも動いた内容が口利き程度でしかなかったことにあると思った。
ただ、本書を手に取った目的は、不動産業界や不動産コンサル業界の生きた事例からその雰囲気や実情を知ることだったため、その目的が一定達成できたことから星3つ。