哲学・宗教・心理作品一覧

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  • Q&Aで学ぶ 遊戯療法と親面接の考え方・進め方
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    遊戯療法と親面接は並行して行われることが多く、両者は複雑に絡み合っている。本書は実際問題に焦点を当て、退室しぶり、ズル、親からの要求、セラピスト間の不一致など、現場で起こる具体的な問題を200のQ&Aにまとめて詳しく解説。「唯一の正しい答え」として提示するのではなく、いくつかの可能性に触れながら、クライエントへの受け答えの例を豊富に示す。考え方・進め方に悩む初心セラピスト必読の書。
  • 凶悪殺人と「超能力者」たち スキゾタイパル人格障害とは何か
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 バラバラ殺人や親殺しなど多発する「わけのわからない」犯罪群の背後にあるのはスキゾタイパル人格障害である。犯罪心理テレビコメンテーターが、エキセントリックで超常体験をもつこの性格概念を使って、歴史上の超能力者と凶悪殺人事件を解明する。

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  • 教育
    4.0
    教育を基礎づけていた普遍的・超越的な原理が崩壊し、グローバリゼーションとあいまった新自由主義的教育改革が進行しようとする中で、「教育」という思想の危機が臨界に達しようとしている。「教育はいかにあるべきか」を語る、現在の錯綜した言説を位置づけ直し、教育の未来に向けて、新たなオールタナティヴを構想する。

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  • 教育者の条件
    4.0
    部下の仕事力アップ 生徒の学力向上 子供の才能を開花 その鍵は、 あなたの「人間力」! 職場で、学校で、家庭で―― 多くの人に、感化を 与えつづける秘訣とは。 この一冊で、人を育てる “達人”になれる。 〇ココが知りたい!  上手な「伝え方」「教え方」 〇教える側が注意すべき  「言葉」と「慢心」 〇「知識」「経験」「人格」を  磨くためのヒント
  • 教育心理学
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 教育心理学で取り扱う多くの事象は一つ一つが効用と限界を持っていて、あるものが常に善であり、他方は絶対的に悪であるといった考え方は学問として成り立ちにくい。本書は教職を志すひとに、こうした点を伝えると共に、教育心理学では少なくともこれだけのことは知っておいてほしい、理解しておいてほしいという内容を提供するものである。
  • 教育心理学入門
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 教育の場の心理現象を具体的に浮き彫りに描き出し、指導や教育の留意点を記載し実践面のガイド書としての性格をもつように編まれた教育心理学の本格テキスト。各章執筆者の研究資料と内外の代表的な研究資料をもとに学問的性格を失うことなく、かつ分かり易く教育心理学の重要かつ中心的課題が解説されている。
  • 教育心理学のための統計学
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 単語テストから全国規模の学力テスト、心理テストの日本語版標準化など各種テストを例に挙げ、望ましいテスト作りに役立つ統計手法を解説。本書では、信頼性係数、項目反応理論、マルチレベル分析、適性処遇交互作用、特異項目機能などを取り上げた。
  • 教育とエンパワーメント
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    教育におけるジェンダー問題は、公平さをいかに図るか、公平さとは何かという問いをめぐり展開している。 本書ではムスリム女性の教育の歴史と現状から、教育における女性像や家族像、社会に埋め込まれたジェンダーに至るまでを各地域の事例をもとに考察する。
  • 教育と倫理
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 京都学派の哲学者による、教育における「倫理」のあり方をめぐる考察。戦前と戦後の教育をめぐる変化への興味深い解析がある。また、軍隊の考え方、道徳教育、保守と革新の違いなどを徹底的に論ずる。 【目次】 序 教育の前提となる人間観 教育勅語と教育基本法 道徳教育の本質とその前提 社会科と社会科的思考法 現代の政治・社会に関する思想 社会科的思考法育成のため 緒言 第一章 民主主義とその問題点 第二章 自由主義とその問題点 第三章 社会主義・共産主義とその問題点 第四章 中立主義とその問題点 民主政治と立憲的独裁 保守と革新 保守主義の哲学 歴史教育について 社会科教科書雑感 協同社会の理念 教育の政治的中立性 日教組の「教師の倫理綱領」批判 教師の新倫理綱領を提唱する 旧日本軍隊の軍人精神と精神教育 序論 軍人精神の固有性と歴史性 第一章 精神教育の方針 第二章 将校の精神教育の問題 第三章 軍事と政治 軍人精神の破綻 軍人倫理 序説 第一章 職業倫理 第二章 国民倫理 第三章 軍人倫理 附録 一 教育に関する勅語 二 教育基本法 三 教師の倫理綱領 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 教育の大きな忘れもの
    -
    四十年以上にわたり教育に携わってきた著者が、現在きわめて切実な状況にある教育の現実について、講演や説教の場で語った十二篇の直言。深刻な事件や少子化の波に晒される教育の現場に対して、自身の体験を通して得たストレートなメッセージが私たちの心を打つ。教育の世界から「忘れられてしまったもの」とは何か? 揺るぎない著者の言葉が、私たち一人一人が本当の意味でかけがえのない存在であることを再認識させてくれる。
  • 教育の使命 世界をリードする人材の輩出を
    5.0
    【教育関係者、保護者、必読!】 この一冊が、日本の教育を変える! イジメ問題、教員の資質への疑問、国際競争力の低下…… 自虐史観など戦後学校教育の誤りを正し、 「自助努力の精神」「企業家マインド」「宗教教育」によって、 この国の未来を切り拓く―――。 幸福の科学学園創立者・大川隆法が語る教育の理念、そして実践論。 ▽開校わずか3年で県内有数の難関校に躍進した「幸福の科学学園・那須本校」、その驚異の実績! ▽2013年4月、琵琶湖のほとり(滋賀県大津市)で開校「幸福の科学学園・関西校」に込めた高き理想と熱き情熱! ▽2015年開学のHSU(ハッピー・サイエンス・ユニバーシティ)が構想する未来社会ビジョン! ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 真の宗教を核にした教育こそ、イジメ問題や、教育荒廃に対する最終的な答えだと思う。 力の続く限り、後世への最大遺物(内村鑑三)の一つと思って、学園事業を成し遂げたい。 未来を拓く人材の輩出を実現させたく願っている。 (大川隆法「あとがき」より)
  • 教育分析の実際 家族関係を問い直す男性の事例
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 心理臨床の第一人者である著者が一人のクライエントに行った20回に及ぶ教育分析の全場面を克明に再現。詳細な逐語録である本書は、カウンセリングが辿る過程や意味、危険性や転移-逆転移の様相までを鮮明に浮き彫りにする。面接の中でクライエントの意識はどのように変容していくのか?コミュニケーションのとり方や沈黙の処理の方法など、臨床心理士やカウンセラーを目指す人すべてに役立つ貴重な記録資料。『教育カウンセリングの実際』(1992年刊)を一部加筆修正、冒険的試みの全過程が待望の復刊。
  • 今日一日がちいさな一生
    3.8
    毎日新聞の好評連載「新・心のサプリ」待望の書籍化!! 今日一日を心穏やかに、自分ができることを精一杯して、 力の出し惜しみをせず、全力で生きる。 朝誕生し、夕方は死んでいく。 そんな気持ちで過ごしていたら一日一日が光を帯びてくる。 朝には新しく生まれるのだから、昨日の気持ちをひきずらない。 明日の光は明日見つければいい。 今日一日だけでいい。 しっかりと、ひとつひとつ心をこめて大切に過ごすことが光になる。 一日をちいさな一生だと思って、生きていきたいと思う。 ――― 若いころは敏感すぎる自分に苦しんだ。 人の痛みを感じて傷つき、自分は医師にはむいていないなあ、と常々思ってきた。 しかし、感じる、ということは自分の個性であり、 人の痛みをかんじることによってできることは何か、 と考えて仕事を続けていくことにした。 原稿を書くことは、痛みを感じている人に対しての、私からのメッセージでもある。 そしてそのメッセージを発信することによって、私自身も前に進んでこられたのだと思う。 ――― (まえがきから引用) ■目次 ・幸せは「何でもない一日」にある ・セミの介護 ・どこで決める?「人間の価値」 ・「心」を向けるべきところ ・人はみなそれぞれ「重荷」を負っている ・自分が「心地よく」使えるもの ・「自分」がよければ、それでいい? ・「才能」よりも大事なこと ・自分の「尺度」や「信念」はひとまず横に ・「ちょうどいい加減」 ・いいじゃないか「エセ〇〇」と言われようとも ・「理想の仕事」ができるようになるには ・ストレスフルな「頭のいい人」 ・たとえ「お金」にならなくても ・人間は人情を食べる動物 ・「ひとつひとつ」に心を込めて ・「責任」が人を強くする ・あの「つながり」は今どこへ ・目に見えない大切なこと ・いつも「カッコイイ」自分でなくていい ・「我」をなくしたい人たち ・何もせず「自分と向き合う」 ・「立場の上下」と「人の上下」 ・「思い出し怒り」にご注意を ・話す前にまず「聞く」 ・さまざまな形の「支援」 他26項目 ■著者 海原純子(うみはら じゅんこ) 心療内科医として全国で講演活動を行うとともに、2013年11月~2014年3月まで復興庁「心の健康サポート事業」の統括責任者として東北各地で活動する。現在は復興庁「心のケアー事業」の統括責任者として全国で活動を行っています。 読売新聞「人生案内」回答者。毎日新聞・日曜版「心のサプリ」、連載執筆中。
  • 饗宴
    値引きあり
    3.8
    なぜ男は女を求め、女は男を求めるのか? 愛の神エロスとは何なのか? 悲劇詩人アガトンの優勝を祝う飲み会に集まったソクラテスほか6人の才人たちが、即席でエロスを賛美する演説を披瀝しあう。プラトン哲学の神髄ともいうべきイデア論の思想が論じられる対話篇の最高傑作。(『ΣΥΜΠΟΣΙΟΝ』改題)
  • 饗宴
    4.0
    原題「シンポシオン」とは「一緒に飲む」というほどの意味。一堂に会した人々が酒盃を重ねつつ興にまかせて次々とエロス(愛)讃美の演説を試みる。談論風発、最後にソクラテスが立ってエロスは肉体の美から精神の美、更に美そのものへの渇望すなわちフィロソフィア(知恵の愛)にまで高まると説く。プラトン対話篇中の最大傑作。

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  • 饗宴
    -
    ギリシアの哲学者プラトンの、ソクラテスを主人公にした対話編の代表作。酒を酌み交わす饗宴のなかでエロスの神を順番に讃えようではないかという提案がなされ、面白おかしいさまざまな神話的・歴史的逸話を盛り込んだ演説が披露される。最後が酒豪ソクラテスの番であった。ソクラテスはエロスを美そのものへの渇望ではないかと説いて、イデア的な美学を展開する。

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  • 饗宴 梅原猛 随想と対話
    -
    梅原学の神髄ここにあり。不透明な時代こそ心に還れ。日本人の魂に訴えかける決定版! 今、私たちに求められているのは、次の時代を生き抜くための新しい世界観の構築であると言えるだろう。……私たちはよく、「自然との調和」ということを称えるが、そうではなく、一歩進んで、人間もまた自然の「循環の体系」の一部であると考える必要があるのである。21世紀へ向かう新しい世界観は、その考えを基本に作り上げられるべきなのである。――(本文より)
  • 饗宴 恋について
    3.3
    「愛」を主題とした対話編のうち、恋愛の本質と価値について論じた「饗宴」と、友愛の動機と本質について論じた「リュシス」の2編を収録。プラトニック・ラブの真意と古代ギリシャの恋愛観に触れる。
  • 教会・神学・救い(長崎純心レクチャーズ) 新しい千年紀への展望
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 二十世紀は進歩・革新・繁栄と同時に戦争・伝統的価値の崩壊・未来の不確実さという負の遺産を残した。こうした状況の中でキリスト教の現状を歴史的に位置づけ、諸宗教との対話など世界が一体化する中で教会と信仰が直面する困難と将来への展望を明快に論じた講演。アリストテレスおよびトマス研究者としての学識とローマ教皇庁での経験を踏まえた考察は、多くの知見と豊かな示唆に富む。 【目次より】 「長崎純心レクチャーズ」について   片岡千鶴子 序言 目次 第一日 西欧における教会の現状 I 序 II 歴史の流れのなかで起こったいくつかの危機 III 現代のキリスト信者の間に見られる誤謬の原因 1 時代精神ー主観主義・個人主義 2 近代科学の世界像 3 技術の発達と世俗化 4 宗教改革と知的相対主義 5 反キリスト教的イデオロギー 6 無神論と倫理的悪 IV 新しい精神態度 V 将来の予測 希望の徴し 第二日 カトリック神学の現状 I 短い歴史的序論 II 神学と教会の教導職 III 神学と哲学との関係 IV 歴史主義と解釈学に直面する神学 V 神学者の今日的課題 第三日 諸宗教の救済力に関する新奇な理論 1 序 2 宗教多元主義理論の中心主題 3 この理論に関する哲学的評価 4 神学的評価 5 超自然的信仰、救済のための条件 6 旧約聖書と諸宗教 7 新約聖書の証言 8 教父たちと諸宗教 9 教会の教説 10 神の言と聖霊 11 神の国と非キリスト教諸宗教 12 キリスト以外の仲保者か? 13 諸宗教間対話、宣教活動の新方法か? 14 アシジの宗教サミット、新時代の端緒? 15 結論 あとがき   稲垣良典 註 訳註    荒井洋一 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 エルダース,レオ オランダ・ロルドゥック神学大学教授。
  • 境界性人格障害が事例で分かる。メンヘラっぽい人はこれかもしれない。人間関係で苦労するのがひとつの特徴。10分で読めるシリーズ
    -
    10分で読めるミニ書籍です(文章量8,500文字程度=紙の書籍の17ページ程度) 「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣が執筆しております。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき 皆さんは境界性人格障害という言葉を聞いたことはあるでしょうか。心理臨床の中でも比較的症状が華々しく出るので遭遇する率は比較的高い方々とも言えます。また、その病理が人間関係の中に現れるということもあり、症状が出ている本人だけではなく、その周りにいる人々も疲れてしまったり辛い思いをしているということが多くあります。 境界性人格障害は簡単に言うと以下のような症状が出ます。もし、自分に当てはまったり、自分の周りにこのような人がいるのならば、是非一読してみてください。 ・とにかく嫌われるのが怖い。自分が嫌われないためならあらゆることをしてしまう。 ・どうしても相手が自分のもとを去っていく、または嫌うと分かったらとことんまで追い詰める ・すぐに人を信じてしまい裏切られた経験が沢山ある。 著者紹介 林田 一(ハヤシダハジメ) 東京都生まれ。もともとサラリーマンであったが上司や取引先との喧嘩が絶えず三年持たずに一身上の都合で退職する。貯金と失業手当で1年程のニート生活をしていると言いようのない不安に襲われ、心理職への道を志す。大学院時代から縁があって、児童精神科や学校などで働くようになる。卒業し臨床心理士の資格を取得してからは、主に虐待や非行少年少女に対する自立支援など児童福祉分野をメインのフィールドとして活動している。
  • 境界性パーソナリティ症の弁証法的行動療法ワークブック エクササイズを使って症状を軽減しウェルビーイングを高めるために
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    著者のスゼット・ブレイは,全編を通じて,BPD当事者の抱える苦悩にやさしく寄り添い,その苦悩の自己理解を助け,その苦悩を受け入れると同時に良い方向に変えていく(これが「弁証法」です)ためのスキルを,超具体的に,わかりやすく紹介してくれています。そしてそれらの考え方やスキルは,BPD当事者のみならず,何らかの苦悩を抱えながらこの世を生きる全ての人にとっても役立つものだと思います。 (「監訳者あとがき」より)

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  • 境界で踊る生命の哲学 皮膚感覚から意識,言語,創造まで
    -
    皮膚科学研究者が、生命について、ヒトの内界と外界を隔てる皮膚の抽象概念でもある「境界」をキーワードに読み解いていく。専門の皮膚感覚から出発し、意識、言語を踏み台に、創造、芸術まで、関連諸科学の研究を紹介しながらたどる哲学的生命論。 ▽▼ 主要目次は下記 ▼▽ ★阿部公彦氏(東京大学教授)推薦! 伝説の皮膚学者・傳田光洋さんの探究エッセイ。 皮膚はすごい! 人間はすごい! から出発した 傳田さんの到達点は、 「生命現象はすべて境界にある」 おもしろ実験エピソードを紹介しながら縦横無尽に科学の各領域をつなぎ、 あれよあれよという間に話題を広げて意識、言語、社会、芸術までやわらかく 語り尽くす本書は、〈文系自認〉の人にも入りやすい理想の「知の教室」。 知はおもしろく、美しい。 傳田トーク、きっとクセになりますよ。 【主要目次】 はじめに  序章 場というもの(「場」とはなにか/バーの「生命場」/分子生物学の進展/皮膚のバリアの場/境界への注目/脚が生える場/身体が記憶する) 第1章 場に操られる人間(磁場が生体に及ぼす影響/月に宇宙に惑う/においの場/ボイドと集団場) 第2章 境界場の存在(化学的な場/生命現象はすべて境界にある/原初の生命) 第3章 境界場の意味(もつれてゆく世界/境界と内界/多様性への指向/境界のみが外界を知る/ろくでもない境界/皮膚感覚の異常と困惑する自我/さまよいだす自我) 第4章 人間の意識(あいまいな意識/意味を見出したがる意識/五感から世界を構成する意識/内界は外界を知らない) 第5章 内界の虚構(未来は予測できるが過去は推察できない/われわれの暮らす世界の時間の流れ/因果律という虚構/因果律の学習/未来は非決定的) 第6章 意識という場(進化論を少し/ナラティブモジュールとストーリーモジュール/抽象の意味と無意味/境界を抽出する/境界を作る言語/抽象化とシミュレーション/言語と創造) 第7章 言語の場(言語が生まれる前/ネアンデルタール人の「作品」/ホモ・サピエンスの作品/ネアンデルタール人とホモ・サピエンスの遺伝子の違い/音声言語の起源/ジェスチャーから言語へ/象徴としての言語/言葉の予言性/言語が歪める時空間/言語による偽りの場/神の不在と「意識」の暴走) 第8章 境界の運命(境界は常に更新され続ける/内界の論理からの逸脱/精神的素因と創造性/「常識」から「創造」へ) 第9章 創造について(想像の力/外界を能動的に探索する/自動化する意識/科学的創造/科学的発見の背景としての「場」/芸術的創造/科学的創造と芸術的創造の違い/創造に必要なもの) 第10章 自然との対話(自然と隣り合ってきたヒト/自然のささやき/情報エントロピーの高低と認知能力/自然の情報エントロピーによる注意力の回復/創造をもたらすフラクタル) 第11章 芸術が永遠に触れるとき(芸術と時間の流れ/異端者が開く地平/永遠という概念を人間はどうして持っているのだろうか/絵の中の永遠/創造する者の孤独) 最後に――後書きにならない後書き
  • 境界例の治療ポイント
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「病気ですか?」「病名は何ですか?」「治りますか?」「いつごろ治りますか?」「原因は?」など、患者や家族の聞きたい五大質問にどう答えるか。逐語録による具体例を満載。
  • 今日から使えるアンガーマネジメント 怒らず伝える技術
    3.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 怒りと上手に付き合うためのテクニック「アンガーマネジメント」の基本と実践方法を紹介します。ビジネスシーンに重点を置き、身近な「イラッ」への対処法を、豊富なマンガと図解で解説。「思わず怒鳴ってしまう」「イライラをため込んでしまう」など「怒り」にまつわる悩みを解消します。
  • 今日から使える! 「器が小さい人」から抜け出す心理学
    3.7
    すぐにテンパる、自分の間違いを認めない、人の成功はぜったい喜べない……今、そんな器が小さい人が増えています。器が小さくなるには、いくつかのパターンがあるもの。本書はさまざまな「器が小さい人」を多角的に研究、その特徴をユーモラスなイラストでキャラクター化して、解説しています。思わず笑ってしまいながら、「あるある、こんなところ」と気づくことがきっと多いでしょう。本書はたんに器が小さい人を紹介しているだけの本ではありません。どうして小さい器になってしまうのか? そのメカニズムを、心理学と脳科学的なアプローチで紹介しています。と言っても、心理学や脳科学の知識がなくてもわかるように、できるだけ専門用語等を使わないように心がけています。「なぜ、器が小さいのか?」という心理がわかれば、器が小さい人の対処法が見えてきます。それだけでなく、自分も気になっていた「小さな器」を改善する方法も見えてくるでしょう。

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  • 今日から使える 認知行動療法
    4.7
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ◆ストレスやゆううつを解消する「認知行動療法」のきほん 日常のストレスや、ゆううつな気分の解消に効果的な「認知行動療法」を紹介。 誰にでもある考え方のクセとそれに伴う行動を変えることで、心のつらさを軽くしていきます。 「考え方のクセに気づく」「偏りのない思考を身につける」「行動パターンを変えてみる」「自分の中であたりまえになっている信念を変えていく」というステップで、心のメガネをかけ替えていきます。 ◆ストーリーマンガと豊富なイラストでわかりやすい! 各章の章頭にはストーリーマンガを掲載。仕事やプライベートでゆううつな気分を抱える主人公が、認知行動療法のメソッドを習い、少しずつ実践していくと…。認知行動療法を取り入れることで心や生活にどんな変化があるのか、イメージしながら読み進めることができます。 また、解説ページにもイラストや図を掲載し、基本的な考え方から実践法までをやさしく紹介しています。 ◆別冊ワークで、今日から気軽に実践できる! 別冊には、認知行動療法のメソッドを自分で実践できるワークをまとめて掲載しました。 【主なもくじ】 Part1 5分でわかる認知行動療法超入門 Part2 つらさの原因は、考えかたのクセだった! Part3 心が軽くなる“考えグセ"を身につける Part4 一歩踏み出せば、気分は変えられる Part5 心のルールから解放される Part6 つらい人間関係も、認知でラクになる Part7 幸せ力を手に入れる 別冊 書き込み式ワークブック
  • 今日から病み期はじめます 前を向いて必死に働いて、気づいたら心身共にボロボロなあなたへ。20分で読めるシリーズ
    5.0
    さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ)) 【書籍説明】 あなたは病んでいますか? 無理に笑っていないですか? 今、居る場所に、疲れてはいませんか? 新社会人だったり、転職先だったり、アルバイトやパートと働き方は様々です。 慣れない仕事に人間関係、分からないことばかりで右も左も敵に見えてしまう。 誰を信じて誰を避けていけばいいのか? そんなこときっと神様だってわからないでしょう。 知らないうちに、前を向いて必死に働いて、気づいたら心身共にボロボロなんてことはありませんか? 息をしにくい世の中だからこそ、落ち着いて息をしなければなりません。 息をした瞬間に視界が広がり、見えなかった別の道が見えてくることもあります。 落ち着くためにも病むことは大事なのです。 病むことで自分と改めて向き合うことができ、不思議と気持ちが楽になります。 人は不思議と病むことは普通のことなのに、それをマイナスと思いがちなのです。 この本を読んで少しでも人間関係の憂鬱感や、日頃のストレスなど分解、解放のアドバイスになれたらと思います。 ただ一番大切なのは、あなたらしく、生きること一択です。 あなたの心に残るかはわかりませんが、一つの道になったらいいかなと思います。 【目次】 『病む=弱い』ではない 逃げるのではなく「新しい道探し」 病み期を楽しむなら日記が一番 職場は戦場!信じていいのは「自分だけ」 【著者紹介】 星月あゆ(ホシヅキアユ) 元看護助手として病院にて6年勤務、精神的に病んでしまい、退職。 精神的な部分をフォローしたい、自分のような人を助けたいと本を執筆。 派遣で働きながら現在、プロの占い師としても活躍中。
  • 共感と裏切りで心を掴む こねこ流「縦型ショートフィルム」の極意
    NEW
    -
    TikTokやYouTubeで、「年齢確認」や「席奪う男」などの縦型ショート動画が話題を集めている「こねこフィルム」。たった数分の動画の中に、共感や笑い、あるいは違和感など、何らかの感情を揺さぶる「空気感」を作り上げて視聴者の「気持ち」に働きかけ、大きな反響を得ています。 そもそも「こねこフィルム」は、映画の脚本家として活動していた三野和比古氏が発起人となり、映画監督である兄・三野龍一氏と協力者を集めてスタートしました。プロデューサーの三野博幸氏(血縁関係なし)、源秋策氏が加わって4名で出資し、役者たちにも協力を要請。さらに、技術部のスタッフにも声をかけ、2023年春にTikTok、続いてYouTubeでの縦型動画の投稿を開始しました。 つまり、これまで長編映画を制作してきたプロフェッショナルな集団が、SNSの縦型ショート動画という新たな領域に真剣勝負を挑んだということなのです。 本書では、「こねこフィルム」の始まりの物語から、動画の企画の成り立ちや撮影現場でのやりとり、役者やスタッフそれぞれの思いなど、「こねこフィルム」にまつわるあらゆることをたっぷりとご紹介。一人の語り手による構成ではなく、プロデューサー、脚本家、監督、役者など、多数の人物が登場してコメントしますが、それこそがまさに「こねこフィルム」の真髄です。一人のリーダーが引っ張るのではなく、立場や年齢、経験の違いを超えて、みんなで作り上げていくスタイルなのです。 日頃からTikTokやYouTubeで「こねこフィルム」の動画をご視聴されている方はもちろん、映画やドラマ、芝居などのエンターテインメントに興味のある方、何か新しいことに「挑戦しよう」と野心を燃やしている方など、多くの方に楽しんでいただける一冊です。
  • 共感と自己愛の心理臨床 コフート理論から現代自己心理学まで
    -
    「共感と自己愛の精神分析」とも言えるコフートや現代自己心理学派の理論は、自己愛の傷つきに苦しむ現代のクライエントの心理的援助にどのような有効性を持つのか。コフートのオリジナルな概念のほか、心理療法の基本に関わる土居健郎、ロジャース、ユングらの視点、さらにはコフート以降の現代自己心理学派や間主観性理論など精神分析の最新理論の臨床的意義を、著者自身の豊富な事例と照らし合わせながら考察していく。
  • 共感の共同体
    -
    日本でも話題となっている感情史研究。その最前線を走る研究者らによる、「共感」をテーマとした研究実践の第一歩となる論集。
  • 共感の正体 つながりを生むのか、苦しみをもたらすのか
    4.0
    いまや共感の時代。だが、そもそも共感とは何か。哲学史・心理学史に精通する著者が、自然科学の知見も参照しつつ、共感をめぐる思想の系譜を概説。成熟した共感のありようをも探究する。
  • 共感を使いこなす 敏感な自分,人間関係,世界を癒す実践的スキル
    -
    本書は、自己共感、他者への共感、そして世界への共感という三つの主要な側面を探求し、読者が実用的なスキルを身につけて、困難な状況に対処し、より充実した人生を送ることを目指している。特に、考えすぎを克服し、心(ハート)を基盤とした行動の重要性が強調されており、認知的、情動的、直観的、霊的という4種類の共感のタイプとそのバランスの取り方についても詳しく解説されている。

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  • 狂気な倫理――「愚か」で「不可解」で「無価値」とされる生の肯定
    3.6
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 愚かな人生はある。不可解な生活もある。無価値な生もあるだろう。しかし/だから、狂おしい思いで、その狂える倫理を書きとめる。何かが狂う。何かが正される。そして何かが動きだす。若き友人たちの本ができあがった。  小泉義之(立命館大学名誉教授)
  • 『教行信証』入門-浄土真宗の根本と学びの姿勢-
    -
    親鸞聖人の主著である『顕浄土真実教行証文類(教行信証)』を、現代的視点から読み解いた浄土真宗の入門書。 第1部では、『教行信証』全体のまとめとなっている「総序」の文を取り上げ、そこにあらわされた浄土真宗の本質を、自らの体験と哲学的手法に基づいて読み解いていく。 第2部では、本願・名号・信心・浄土といった浄土真宗のキーワードを、これまでの伝統とされる解釈の問題点を取り上げつつ哲学的手法を用いて再解釈する。また、それらのキーワードによって浄土真宗の全体像を明らかにし、第1部を理解するための助けとすることによって、より『教行信証』のなかにある仏教的世界を鮮明にする。
  • 教行信証の哲学
    -
    親鸞の主著『教行信証』を、ヘーゲルやハイデッガーなど西洋哲学の知識を駆使して初めて哲学的に読み解いた記念碑的論考。親鸞思想を「哲学」として世に知らしめた、宗教哲学不朽の名著。解説=石田慶和・岩田文昭
  • 教皇フランシスコ
    5.0
    南半球アルゼンチンから初めて選ばれた教皇フランシスコ。南北問題、カトリックの現代史、バチカンに山積する諸問題のどんな状況が彼を生み、教皇は何をしようとしているのか。
  • 教皇フランシスコの「いのちの言葉」
    値引きあり
    -
    ☆2019年11月23日に、教皇としては38年ぶりに来日が決定した第266代ローマ教皇フランシスコの言葉、メッセージを、真生会館理事長・森一弘司教がわかりやすく解説していくものです。カトリック信者だけでなく、キリスト教、聖書にあまりなじみがない人でも、本書を通して、自分の生き方を振りかえることができ、気持ちが前向きになれる本。いわゆるキリスト(カトリック)系の出版社でなく、一般出版社から全国発売されるものです。 ☆「愛、憐れみ、ゆるし」がメインキーワードで、教皇の各言葉・メッセージをその表面にあるものだけでなく、奥にあるものまでしっかり理解できるほか……、「希望」「平和」「苦しみの中にあっても」「他者との関わり」「環境危機と社会危機」といったテーマで、教皇フランシスコのメッセージを身近に受け取れるよう「ことばの花束」も併載しています。 ☆史上はじめて南米から選ばれた教皇の生い立ちや、アルゼンチン時代のエピソードも紹介し、教皇フランシスコがどんな人か、その人となりもわかります。外国の方が書かれた翻訳ものでなく、日本人の解説なので、日本人にはストンと腑に落ちやすいものです。
  • 教皇フランシスコ 人々に尽くした88年の生涯
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 2025年4月21日に逝去したローマ教皇フランシスコの生涯を、ナショナル ジオグラフィックの写真と文章で振り返った一冊。 1936年、アルゼンチン・ブエノスアイレスで生まれたフランシスコは、激動の半生をたどった後、2013年にベネディクト16世の後を継いで即位した。初の南米大陸出身、初のイエズス会出身の教皇として驚きを持って迎えられたが、即位後は民衆とともに生きる姿勢や歯に衣着せぬ発言で、世界中の人々から親しまれた。 世界から期待され、改革者として何をなしたのか、その生涯を振り返る。 ナショナル ジオグラフィックと教皇フランシスコとのかかわりは深い。2015年、教皇フランシスコに密着取材する機会を得て、教皇に同行し、バチカンで多くの写真を撮り、貴重な素顔や日々の活動を世界に伝えた。数々の実績とともに日々の教皇の素顔までを、豊富な写真と記事によって回想する。 教皇選出の歴史や手順の詳細のコラム、「教皇の系譜」のチャート、サンピエトロ大聖堂の片観音の大写真なども収録。 ナショナル ジオグラフィック日本版2015年8月号特集「バチカンは変わるのか?ローマ教皇の挑戦」、2019年刊行の書籍『ビジュアル 新生バチカン 教皇フランシスコの挑戦 増補改訂版』の内容を含む、ナショジオならではの貴重なビジュアルムック。
  • 今日こそ自分を甘やかす
    4.0
    自分に厳しすぎる瞬間、苦しくなる。 あなたが幸せになれないのは、いつも自分に厳しすぎるせい? 不動の人気カウンセラーがあなたに知ってほしい、最良の人生を歩む法。
  • 共産主義者宣言
    4.0
    「妖怪がヨーロッパに出没する。共産主義という妖怪が」──妖怪は再び召喚されるのか? その真髄にあらためて分け入るために〈今〉の日本語で読む。付論・柄谷行人「なぜ『共産主義者宣言』か」。
  • 共産主義の誤謬 保守政党人からの警鐘
    4.0
    日本共産党の問題点、犯罪等を描いたルポはいくつかあるが、本書は思想としての共産主義について検証する。著者は民社党、民主党、自民党を渡り歩いた経験から、日本共産党の歴史や綱領のポイントをわかりやすく解説。また諸外国の社会主義政党、共産主義政党の事例を引いて比較検証する。共産主義批判の論点をコンパクトにまとめた一冊。 ロシア革命から100年経ったいま「共産主義とは何か」を考えることは、社会主義とは何か、保守主義とは何か、二十一世紀の日本の思想体系や政党政治とは何か、についてあらためて考えることでもある。思想に馴染みのない読者でもわかりやすいように、基礎から解き明かした入門決定版。 第一章 保守主義の起源、社会主義の起源 第二章 社会主義、共産主義、国家死滅論とは何か 第三章 史的唯物論の由来と誤り 第四章 日本共産党綱領の歴史的変遷 第五章 共産党は日本国憲法になぜ反対したか 第六章 欧米諸国での共産主義排除の歴史的変遷 日本共産党関係年譜
  • 共産主義批判の常識 日本共産党 志位委員長守護霊に直撃インタビュー
    5.0
    【徹底検証】もし共産党が政権をとったら、この国はどうなるのか? 憲法、国防、外交、経済、原発……その思想性から具体的政策までをチェックする。 めざすは共産党一党独裁? 自衛隊は共産党軍に? 天皇制はどうなる? 日米同盟より日中軍事同盟 私有財産は撤廃? 暴力革命は是とするのか?
  • 共産党宣言
    3.8
    「今日までのあらゆる社会の歴史は階級闘争の歴史である」という有名な句に始まるこの宣言は、階級闘争におけるプロレタリアートの役割を明らかにしたマルクス主義の基本文献。マルクス(一八一八―八三)とエンゲルス(一八二〇―九五)が起草、一八四八年の二月革命直前に発表以来、プロレタリア運動の指針となった歴史的文書である。

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  • 教師と学校が変わる学校コンサルテーション
    -
    発達障害のある子もいる学級で起きる問題行動を解決に導く学校コンサルテーション、その理論と実践事例を具体的に紹介する。
  • 共時性の深層 ユング心理学が開く霊性への扉
    値引きあり
    -
    ユング派分析家で、特に「アクティブ・イマジネーション」の研究で知られている著者は、個性化の鍵であり、超常現象の説明原理としても注目される共時性の謎に迫り、その本質が「今ここ」への集中にあることを突き止めた。
  • 〈共生〉から考える 倫理学集中講義
    4.5
    「共生」という言葉に込められた様々なモチーフを,孤独,ケア,教育,臨床,エコロジーなど様々な場面における問題群から考える.現代社会の抱える諸問題を,主に倫理学の観点から,これまでの議論を紹介しつつ,集中講義形式のやわらかな口調で解説する.巻末に詳細な文献案内を付し,倫理学の教科書としても最適な一冊.

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  • 共生と循環の哲学 永遠を生きる
    -
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 哲学者としての思索と実践の軌跡をふりかえりながら、著者独特の人生観、世界観を語り、さらに、人類文明史の誤謬を指摘し、21世紀文明を導く新しい哲学…共生と循環を原理とする自然哲学を提唱する。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字サイズだけを拡大・縮小することはできませんので、予めご了承ください。 試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
  • きょうだいコンプレックス
    4.0
    きょうだいは同じ境遇を分かち合った、かけがえのない同胞のはずだ。しかし一方では永遠のライバルでもあり、一つ間違うと愛情や財産の分配をめぐって骨肉の争いが起こることもある。実際、きょうだい間の葛藤や呪縛により、きょうだいの仲が悪くなるだけでなく、その人の人生に暗い影を落としてしまうケースも少なくない。きょうだいコンプレックスを生む原因は何なのか? 克服法はあるのか? これまでほとんど語られることがなかったきょうだい間のコンプレックスに鋭く斬り込んだ一冊。
  • 京大哲学講義 AI親友論
    3.8
    京都大学での人気授業を書籍化 人間失業、主人/奴隷モデル 、モラルベンディングマシン…… AIが脅威となるのか、人間が支配するのか、もしくは―― 敵だとみなす前に読みたい、めくるめくAI×哲学問答! 2045年に訪れるであろうシンギュラリティー。 私たちはAIに支配されてしまうのか、もしくはAIが人間の奴隷と化すのか、それともーーー。 真っ二つに割れがちなAI議論に、京都大学教授で哲学者の出口康夫が放つ新たな論点とは何か。 私たちがAIと親友になるにはどうすればいいのか。 AIと人間の関係性の転換点となる今こそ読みたい一冊。 【目次】 ▼はじまり ▼第一講 「われわれ」としてのAI 「人間失業時代」は本当にやってくるのか 「できなさ」にこそ人間の尊厳がある 「わたし」だけでは何もできない など ▼第二講 さまざまなAI AIバージョンアップ 人工的な「ひと」 人間とは何か、人格とは何か など ▼第三講 AIは奴隷か 主人/奴隷モデル 人の自由を侵すAIを開発してはいけない? 「仲間」ロボットは禁止? など ▼第四講 AIと自由 「自由」の多元性 自律としての自由 AIにとっての「やわらぎ基準」 など ▼第五講 仲間としてのAI 人間とAIロボットの「共冒険者モデル」 「のっぺらぼー」の同調圧力 理由があれば廃棄処分は許される? など ▼第六講 AIに倫理を装備する 悪に開かれたAI AIディストピア 権利の重みづけ など ▼第七講 親友としてのAI 「中身の壁」を乗り越えられるのか 死への脆弱性 AIビックバン など ▼座談会 AIと人間は親友になれるのか パネリスト…堂目卓生+石黒浩+青木宏文+出口康夫 命を終えるとき、AIも「いい人生だった」と感じるのか  ロボットはすでに人間レベルの意思決定ができる?  AI=人工知能と解釈すること自体、大きな誤解 など ▼講義を終えて
  • 経典はいかに伝わったか 成立と流伝の歴史
    -
    本書は、経典の成立に関する二章と、その展開に関する二章との四章に分けてある。これを具体的に述べると、まず最初の二章は、経典の総体的な解説をしており、経典とは何か、原始仏教経典の成立事情はどうか、大乗仏教でも経典が現われたが、大乗経で述べられていることは仏説か非仏説か、仏説とは何を指すのか、経典の真偽はいかにして判定されるか、インド以来の経典の言語にはいかなるものがあったか、いつどのようにして経典が書写されるようになったか、書写の文字にはどのようなものがあったか、書写の材料はいかなるものであるか等を紹介した。そして、後半の二章では、われわれ日本の仏教者にもっとも親しい漢訳経典の由来を種々の方面から具体的に考察したものである。
  • 京都学派
    値引きあり
    3.7
    西田幾多郎に始まる「京都学派」の思想は、西洋哲学にも匹敵するオリジナルな哲学として、高く評価されています。しかし一方、戦前日本の海外侵略的姿勢に思想面からのお墨付きを与えたとして、厳しい批判にもさらされています。本書では、いったん彼らの「政治的な誤り」はカッコに入れた上で、客観的なその哲学的評価を試みます。その上で、なぜ彼らは過ちを犯すことになったのか、その深い理由に迫ります。
  • 「京都学派」の哲学 : 西田・三木・戸坂を中心に
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「近代の超克」から「近代の止揚」への「燎爛たる分裂」。西田幾多郎、三木清、戸坂潤の哲学を「個人‐市民‐大衆」形成論として捉える。
  • 京都思想逍遥
    4.0
    千二百年にわたる人々の記憶が集積した古都をそぞろ歩く。するとたちまち、源氏物語や古今和歌集に始まり、道元、世阿弥、頼山陽、鈴木大拙、三島由紀夫に至るまでのさまざまな言葉と交錯し、その〈たましひ〉と交響することになる。逍遥によってこそ、諸行無常の悲哀を追体験でき、権力者がつくりあげたものではない本当の歴史が理解できるのだ。東アジアの思想のみならず、古今東西の思想・文学を広く渉猟してきた著者ならではの、京都の「奥深きところ」をめぐる思想案内。
  • 京都でひっそりスピリチュアル
    4.5
    古都に住まう神様や仏様を著者の桜井識子さんが訪ね、そこで神仏から聞けたありがたくて面白いお話を紹介します。また、安倍晴明や織田信忠といった歴史上の人物ゆかりの地を訪ね、本人との対話やゆかりの人物との対話を通して、歴史の謎にも迫ります。
  • 京都でもっとも古い世界遺産の神社 下鴨さんから聞いた 神社・神話の大切なおはなし
    値引きあり
    -
    京都最古で世界文化遺産に登録されている下鴨神社。 地元では「下鴨さん」と親しみを込めて称される神社をもとに、 神社と神話の「へぇそうなんだ」を説いていきます。 神社を身近に感じ、四季の移ろいにも目が向くようになる、あるいは日々の暮らしにメリハリがついて心が豊かになる……そんなことへの一助になる書。 第一章 神社は古くて新しいもの 第二章 下鴨さんと学び(学問) 第三章 下鴨さんと女性活躍 第四章 下鴨さんと「神社のあれこれ」 第五章 下鴨さんと「神社の一年」
  • 協働するメンタルヘルス “会う・聴く・共に動く”多職種連携/チーム支援
    -
    1980年代のフィンランド・ケロプダス病院、長期入院者地域移行のプロセスのなかで生まれた「オープンダイアローグ」は、90年代以降、急性期対応を含む地域精神医療保健システムとして広く人口に膾炙している。2014年と2017年の二度にわたるケロプダス病院の視察以来、「オープンダイアローグ」の日本での実装可能性、地域移行支援、患者中心の多職種連携の可能性を構想してきた著者は、「包括型地域生活支援プログラム(ACT)」から「精神障害者アウトリーチ支援事業」を経て、現在は脱施設化時代を迎えた日本の地域精神医療保健の可能性を探究している。 地域と生活のフィールドで、援助者と当事者は何を思い、語り、そして動くのか? 多彩な登場人物が織り成す仮想事例記録を通じて「対話」と「協働」のリアルを伝え、経験専門家ならびに多職種専門家との対話(ダイアローグ)と省察(リフレクション)を経て、地域から始まる協働的チーム支援、そしてまだ見ぬ地域精神保健ケアの可能性を探ってゆく。 “会う・聴く・共に動く”からはじまる「多職種連携/チーム支援」ガイド。

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  • 共同体なき死 いずれ死にゆく生者たちへ
    -
    ─遺体の安置施設や処置施設が、徹底的に排除される社会─ 現代における死の諸相を、広範な文献や記事、映画やドキュメンタリーのほか、取材などで得た現場の人々の声や知見などに基づいて解き明かす。死生観の空洞化、誰にも弔われない死、死後の世界/臨死体験といった「来世」の思考の根源、恐怖管理理論、カニバリズム的な社会、自殺の概念から、孤独死、粉骨サービス、葬儀の現場まで
  • 共同体のかたち イメージと人々の存在をめぐって
    値引きあり
    4.7
    グローバル市場経済の秩序が政治に優先されるなか、人間は国民国家内部では表象されえず、市場の「リソース」となる。一方でそれと同期して現れる「エクスポジション」と呼ぶべきアート群。共同性を表象する効果を担ったイメージ(像)は失われたのか。結びつきの根拠が揺らいでいる状況のなか、共同体はどこに見出せるのか。アートの機能とナンシー、アガンベンなどの思想から、人間と共同性の関係を考察。
  • 協働的/治療的アセスメント・ケースブック
    -
    協働的/治療的アセスメントとは,クライアントが生きている場で,クライアントごとに個別化された,クライアントが共同発見者となる「双方向的アセスメント」である。 成人の個人アセスメント(解離,自殺リスク,重度虐待)から,子ども・思春期・若者のアセスメント(里親養育,自殺願望,問題行動),特殊応用例(監護権評価,カップルセラピー)まで,多彩なケースをもとに,「ティーチング・ポイント」で経験知を補足しながら,クライアントの人生をポジティブに変える「協働的/治療的アセスメント」の方法と実践を解説する。

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  • 共同討議 哲学とは何か
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 京都学派を代表する哲学者の高坂・西谷、科学史家の下村、倫理学者の三宅、西田幾多郎・フッサールに学ぶも京都学派とは距離をとった哲学者・務台ら、超一流の哲学者たちが、「哲学」について縦横無尽に語り尽くす。 【目次より」 第一章 哲学とはなにか 哲学の本質および方法 哲学の方法としての対話 第二章 物質とはなにか 自然哲学 問題への展望 下村寅太郎 第三章 生命とはなにか 生の哲学 問題への展望 三宅剛一 第四章 歴史とはなにか 歴史哲学と唯物史観 問題への展望 高坂正顕 ヤ革命観 二つの終末観の総合 第五章 人間とはなにか 人間学および実存哲学 問題への展望 西谷啓治 ハイデッガーのニヒリズム 死の問題 第六章 人間はいかに生くべきか 道徳的危機とヒューマニズム 道徳的危機の問題 編集後記 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 協同の基礎理論 「おせっかい」のすすめ
    4.0
    我々生物はみな、互いに支え合って生活を営んでいる。 そもそも協同はなぜ、生物界に誕生したのか。 そして、どのように進化してきたのか――。 「南医療生活協同組合」を定年退職まで勤め上げた著者の 豊富な経験と、確かな知見に基づく「現代版おせっかい論」。

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  • 今日の心と言葉と行いを整える 日めくり 毎日一禅
    値引きあり
    4.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 動画チャンネル登録者数33万人超の和尚が説く、禅の教え。 壁に掛けて、卓上に置いて、一日の始まりを禅語とともに。 誰もが健康でいたいと願います。けれども多くの人が病を発症します。 例えばがん、肥満、心疾患、脳血管疾患、糖尿病、歯周病など。 これらはすべて生活習慣病と呼ばれます。 そう、病気はある日突然外からやって来るわけではなく、自分が積み重ねた生活習慣の結果なのです。 それと同じように、人生の幸不幸も、過去に自分が積み重ねてきた思考、行動の結果です。 仏教ではこの思考や行動の習慣を、身口意の三業(しんくいのさんごう)と呼んでいます。 身口意の三業とは、「日々心に思うこと、口で話すこと、身体で行うこと」。 その積み重ねが人生の状態を大きく左右します。 禅語には、ついなおざりにしてしまう日々の身口意に、ハッと気づかせ、心の迷いや人生の詰まりを解消してくれる力があります。 毎朝この日めくりを見て、心を整える、言葉を整える、行動を整える。その積み重ねが、あなたを護り、末広がりの幸せをもたらしてくれることでしょう。 福厳寺住職 大愚 元勝 【本書の内容】 ■この「日めくり」は、毎日、禅の言葉を目にすることで、あなたの心を整え、括りなおすことのできる、日々の指針となるものです。 ■1日から31日まであり、1カ月でひと回りする作りになっております。 ■一日ごとに、素敵なイラストとともに「ひとつの禅語」と「その解説」が掲載されております。 ■禅語は、短く鋭い言葉の中に、私たちの心眼を開かせ、迷いから悟り(気づき)へ導く力を秘めています。 行き詰まったとき、最後の救いになるのは、常に自分です。 「自分で気づくこと」こそが、あなたが最終的に苦しみを手放していく方法なのです。 いつも目につくところに飾って、日々、新しい自分を生きましょう!
  • 狂の精神史
    -
    古代において〈狂〉とは、神に魅せられた状態であった。また芭蕉の、止みがたい漂泊の思は「そぞろ神の物について心を狂はせ」た結果であろうか。無常の世に棲む人間はその哀しさに耐えず、さまざまな〈狂〉を演ずる。その夢の世を、むなしく凝視しつづけた日本人の系譜を追って、現代の〈狂〉を予感させる名著。
  • 今日の世界 明日の文明
    -
    【目次】 第一章 トルコと日本 響き合う心 第二章 友情は国家と時代を超えて 第三章 内に平和を!外に平和を! 第四章 「理解の心」から「豊かな世界」を 第五章 対立・衝突から共存・交流へ 第六章 他者と出会う 共に生きる 第七章 生命を護れ!対話の潮流を 第八章 世界を繋ぐ 国連改革の道 第九章 「対話」こそ文明の大憲章 第十章 人間教育の新しき大道を
  • 今日は今日だけセラピー
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 過去のことにこだわっていませんか。もう済んでしまったことを繰り返し思い起こして悩んでいませんか。あるいはまだ起こっていないことに取り越し苦労をしていませんか。どれも今を生きることを妨げます。 「今を生きる」能力は人生におけるもっとも大事な要素の一つです。簡単なことのように思えますが、実行するのは難しいのです。 本書『今日は今日だけセラピー』は、現在に焦点を合わせ、過去のつらい思い出を捨て去り、将来の恐れを取り除くうえで助けとなります。 「大切に思われていないと感じるときには」「生活が退屈になったら」などの問いかけに対する簡潔な答えが続き、最終章は次の言葉で締めくくられます――「今日がどんな一日であったとしても、感謝をしましょう。明日は手付かずの一日が待っています」

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  • 強迫症治療マニュアル エクスポージャーと反応(儀式)防止法: 治療者用ガイドとワークブック
    -
    強迫症(OCD)は,自分の意思に反して浮かんでくる強迫観念による苦痛や不安を避けるために儀式や強迫行為による対処を繰り返す疾患であり,適切な治療が受けられないと重症化して回復が困難になることがある。 本書では,OCDに対する治療の有効性が明らかになった認知行動療法であるエクスポージャーと反応(儀式)防止法(EX/RP)について解説する。 前半の「治療者用ガイド」で詳細に述べられるこの治療プログラムは,現実エクスポージャー,想像エクスポージャー,反応(儀式)防止法,処理,家庭訪問といった要素で構成されており,評価と治療計画から再発予防のフォローアップまでをカバーしたOCD治療のスタンダードとして広く用いられている。後半の「ワークブック」では,患者向けのOCDについての情報や治療プログラムで使用する記録用紙などを収載し,必要に応じてダウンロードできるようになっており,治療者・患者双方が使いやすいマニュアルとなっている。

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  • 強迫症に対する認知行動療法ワークブック 安全・安心を求めるのが止められないトラップからの脱出
    -
    最初に強迫尺度のチェックリストで評価を行い,苦しんでいる強迫症のタイプや重症度を把握した上で,当事者の強迫症状に合った章から認知行動療法の手続きに進むことができる。さらに,強迫行為だけでなく,強迫観念を主訴とした強迫症への有効なアプローチや,当事者の周囲の人々(家族,友人,同僚等)の対応についても記されており,強迫症の当事者・支援者みんなに役立つ実用的で便利なワークブック。

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  • 強迫症を治す 不安とこだわりからの解放
    4.7
    積んでいる本の山が崩れて部屋が火事になるかもしれないから、何時間もかけて積み直す。ぶつかって人を線路に落として殺してしまうかもしれないから駅のホームを歩けない――精神科医の著者(亀井)は、強迫症(強迫性障害)を発症。強い不安やこだわりに苛【さいな】まれる地獄の日々を送るが、強迫症治療の第一人者(松永)と出会い、回復を遂げる。同じ症状に苦しみながら、治療を受ける機会もなく放置されている人たちを救いたい。その切なる思いで、強迫症の病理と治療をリアルかつ分かりやすく解説した決定版テキスト。
  • 今日はこのぐらいにして休みます
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 SEVENTEENドギョムとStray Kidsリノも愛読! 2018年に韓国で発刊されてからずっと愛されて累計17万部突破のベストセラー、 ついに日本上陸! 人間関係・仕事・恋愛...... 毎日がんばっているあなたに送る心休まる82のメッセージ 絶えず動いていても、方向も分からないまま走っていては意味がない。 時には休みながら、疲れた心を癒やす必要がある。 私たちは機械ではなく、それぞれが尊厳のある人間なのだから。 「すみませんが、今日はこのぐらいにして休みます」 いつの日か、誰もが自然にそう言うことができて、それに対して誰も否定的な判断をしない社会になることを願っている。 【あなたを救う言葉たち】 「友達は自分で選択した家族」 「あなたという存在は貴い。誰がなんと言おうと」 「『がんばれ』という言葉に反応しなくてもいい」 「つまずいても大丈夫。結局はうまくいく」 「人間は修正するものではない」 「愛とは、原石を宝石に変えていくこと」 「毎日、幸せでいられなくても毎日、笑うことはできる」 「人は、変わるのではなく成長するもの」
  • 恐怖体験リーディング
    4.7
    3つのホラー現象に 隠されていた 驚愕の霊的真相とは 東北の震災地で起きた “謎の足跡”騒動 彷徨える霊は、 何を伝えたかったのか。 小学生の背後に “異界の生き物”が!? リーディングによって 解明される未来予知。 病室の枕元に現れた “巨大な幽霊” 衝撃の急展開―― その驚くべき正体とは。 目次 まえがき 序 霊的な「恐怖体験」の真相究明に挑む ケース1 深夜二時の「見えない訪問者」 ケース2 小学生のときに「九尾の狐」と遭遇 ケース3 身長二・五メートルの“貞子”の正体とは あとがき
  • 恐怖体験リーディング 呪い・罰・変化身の秘密を探る
    4.0
    <恐ろしい>のその先に、何が隠されているのか。 私たちが生きているこの世は、不思議に満ち満ちている。 さまざまな恐怖体験や心霊現象に遭遇した人びとの6つの事例を、リーディングによって徹底解明。 ――さあ、真実の探究をはじめよう。 [ケース1] 血まみれ現象に隠された謎 [ケース2] 深夜の稲荷神社で遭遇した老婆 [ケース3] 夏祭りで写り込んだ心霊写真 [ケース4] ベッドから宙に浮く神秘体験 [ケース5] 幼少期に出くわした緑色の虎 [ケース6] 天井の模様が変化する怪奇現象 ☆21年8月27日全国公開 映画「夢判断、そして恐怖体験へ」で重要な役割を果たした楽曲歌詞も収録
  • 教父と古典解釈 予型論の射程
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 ギリシア教父たちは西洋古典の内にも救世主像を見出そうと試みた。異教文化受容を巡る教父の神学理解と、写本の筆写に携わる修道士や聖職者の隠れた努力を支えた修道院の精神とは何か。それが近代ルネサンスの先駆けともなったことを示す本書は、古典研究と教父学を総合的に考察して、中世哲学と古典学の領域に新たな視座を提供した。 9~10世紀ビザンティン時代の人文主義(特にアレタス)から遡って、教父時代における古典の受容と精神的境位がそれら後世のヒューマニズムに合致するものであることを実証し、キリスト教的人文主義の根底に潜むものを普遍的な相において探った。ホメロスなどの作品の解釈と伝承を分析し、西洋古典文献学を実証的写本伝承史のレベルから再構成。教父学の視点から異文化受容のあり方に光を当て、それがキリスト教ヒューマニズムの淵源であることを明らかにする。 地中海学会ヘレンド賞受賞。 【目次より】 序章 本書の構成と目的について 古典文献伝承と教父神学 第一部 ビザンティン時代における人文主義の成立と神学 第一章 地中海世界における書物史 カイサレイアのアレタスまでの文献史 第二章 アレタスの人文主義的神学 『黙示録注解』を中心に 第二部 カッパドキア教父たちの古典観と神学 第三章 バシレイオスと「ルネッサンス」 神学と人文主義の関係をめぐって 第四章 ニュッサのグレゴリオスにおける「神の像」理解の変容 人間性の再構築 第三部 終末論と予型論 第五章 オリゲネス的終末論の展開と証聖者マクシモス アポカタスタシスを中心に 第六章 証聖者マクシモスにおける終末論と神化 旧約聖書解釈との関連で 第四部 教父神学から古典解釈ヘ 第七章 アレクサンドレイアのクレメンスによる『オデュッセイア』解釈 古典の神学的受容 第八章 コンスタンティノス大帝とウェルギリウス『牧歌』第四歌 「異教予型論」と古典の受容 結章 人文主義的教父神学の地平と終末論的予型論の射程 総括と展望 あとがき 注 参考文献表 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 秋山 学 1963年生まれ。筑波大学教授。東京大学文学部、同大学院人文科学研究科西洋古典学専攻修士課程、総合文化研究科超域文化科学専攻博士課程修了。博士(学術)。専門は、西洋古典学、地中海学、教父学。 著書に、『教父と古典解釈』『慈雲尊者と悉曇学―自筆本『法華陀羅尼略解』と「梵学津梁」の世界』『ハンガリーのギリシア・カトリック教会』など、 共訳書に、『ニュッサのグレゴリオス』『中世思想原典集成2 盛期ギリシア教父』『中世思想原典集成1 初期ギリシア教父』『ギリシア文学概説』『中世思想原典集成20 近世のスコラ学』などがある。
  • 共鳴する未来 データ革命で生み出すこれからの世界
    4.1
    私たちの世界は、コロナ禍を経てどこへ向かうのか。ビッグデータで変わりゆく自由、プライバシー、貨幣といった「価値」を問い直し、個人の生き方を原点に共に生きる社会を提言する。
  • 共鳴力の研究 “思い”はなぜ伝わるのか?
    -
    協調性に富んだ人と乏しい人、カンの鋭い人と鈍い人。この差はいったいどこから生まれてくるのか? 潜在能力開発の第一人者が、言葉を使わずに意思を伝える“共鳴力”の謎を科学的に解明する。
  • 今日もていねいに。 暮らしのなかの工夫と発見ノート
    3.9
    とびきりおいしいお茶を淹れること。苦手な人に、自分から歩み寄ってみること。新しいものをひとつ手に入れたら、ひとつ手放すこと。ちょっとした工夫で、毎日が特別なものに変わっていきます。本書では、「暮しの手帖」編集長、書店経営、文筆業と、八面六臂の活躍を続ける著者・松浦弥太郎が、自身の経験から見つけた、日々を大切に生きる秘訣を紹介します。肩の力を抜いて、リラックスして読んでみてください。よく働き、よく暮らすためのヒントがきっと見つかるでしょう。特典として、「うつくしさ」を作るプロフェッショナル、ヘア・メイクアップアーティストの山本浩未氏の解説を掲載。「今日もていねいに。」暮らしたい、あなたに贈る本。

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  • 教養として知っておきたい 空海の真実(KKロングセラーズ)
    -
    空海は――親不孝!? 金遣いが荒い!? 大学中退!? 遣唐使前に密航していた!?――知れば知るほど面白い! 高野山真言宗伝燈大阿闍梨である著者が、「人間・空海」に迫る! 空海とはどういう人物なのだろう。これは、“弘法大師”と呼ばれる偉人、万能の天才としての空海のことではない。今、目の前にいたとしたらどういう風に見える人なのだろうという人間像であり、また、偉人、天才と呼ばれる以前の、生身の人間の生涯、つまり私たちと同じように悩み、苦しみ、足掻いて生きている、ひとりの人間として空海を捉えるという試みである。
  • 教養として知っておきたい宗教学
    3.0
    日本ではこれまで、不祥事やテロなどのニュースを除いては、宗教は公共の話題になりにくかった。しかしながら、2021年の安倍元総理大臣銃撃事件をきっかけに、カルト的宗教の問題、宗教二世の困窮の問題、政教分離と信教の自由をめぐる問題などが広く認識されるようになった。人類文化の「原点」を占めている宗教を、個人の内心の問題としての「信仰」からいったん離れて、文化的・社会的・思想的な「知識」として理解する――。それを行なうのが本書のテーマ「宗教学」である。本書は、『面白くて眠れなくなる宗教学』を改題し、文庫化したものである。基本的な内容は親本に準拠しているものの、新宗教、カルト、無神論ないし宗教批判といった、ニーズが高いと思われるトピックに関しては、加筆したり新たな節を設けたりしている。また、巻末にある「読書案内」の中身も刷新している。世界観が広がり、社会を見る目を養える一冊。
  • 教養として知っておきたい「聖書の名言」
    -
    聖書は、過去何千年にもわたって読み継がれてきた世界的なベストセラーです。 聖書には、神が人間に与えた叡智が満載されています。 人間が本当に人間らしく幸せに生きるための知恵が短い言葉に凝縮されているのです。 それゆえに、現在、世界に十数億人いるキリスト信者の心のよりどころとなり、 人生の道しるべとなっています。 また、聖書ほど世界の歴史、文学、美術、建築、音楽に深く影響を及ぼし、 欧米諸国の伝統や習慣や考え方の土台となっている書物はないでしょう。 わたしたちが国際人のひとりとして、世界の人々とうまくコミュニケーションをとっていくためには、 言語も含めた彼らの文化や考え方を知るのは極めて大切です。 その点において是非とも読んでおきたい本の筆頭してあげられるのが聖書なのです。 ただ、日本の多くの方々にとっては、聖書はやはり理解し難い書物ではないでしょうか。 少し読んではみたがよく分からない、というご経験がおそらくどなたにもおありでしょう。 わたしたち日本人が、日常生活で必要のない外国語をマスターするのが難しいように、 外国からきた聖書も日常生活に直結していなければ、理解するのは難しいのです。 そこで、この本では、そのような方々が聖書にわずかでも親しんでいただかれるように、 聖書の代表的な言葉をセレクトして短くご紹介することにしました。 第1章から第3章は、イエス・キリストの言葉、第4章は、聖パウロの言葉をピックアップしました。 新約聖書のごく一部にしか過ぎませんが、聖書が伝えようとする本質を凝縮させた言葉です。 聖書の言葉によって、皆様が新たな視点をもたれ、人生をより活き活きとしたものにしてくだされば幸いに思います。 主な目次 ◆第1章 愛と許し(聖書は「本の中の本」) ◆第2章 使命と恵み(現代社会に生きる聖書の言葉) ◆第3章 苦しみと幸せ(天国へ至る道) ◆第4章 喜びと愛(使徒聖パウロの「目からうろこ」)
  • 教養としての宗教事件史
    4.0
    宗教とは本来、スキャンダラスなものである。四十九の事件をひもときつつ、人類と宗教の関わりをダイナミックに描く現代人必読の宗教入門。ビジネスパーソンにも学生にも。宗教がわかれば、世界がわかる!
  • 教養としての宗教入門 基礎から学べる信仰と文化
    3.8
    宗教とは何か――。信仰、戒律、儀礼に基づく生き方は、私たち日本人にはなじみが薄い。しかし、食事の前後に手を合わせ、知人と会えばお辞儀する仕草は、外国人の目には宗教的なふるまいに見える。宗教的儀式と文化的慣習の違いは、線引き次第なのである。ユダヤ教、キリスト教、イスラム教から、仏教、ヒンドゥー教、そして儒教、道教、神道まで。世界の八つの宗教をテーマで切り分ける、新しい宗教ガイド。
  • 教養としての神道―生きのびる神々
    3.2
    神道1300年の歴史は日本人の必須教養。「神道」研究の第一人者がその起源から解き明かす。ビジネスエリート必読書。 明治以降の近代化で、「国家総動員」の精神的装置となった「神道」。近年、「右傾化」とも言われる流れの中で、「日本会議」に象徴されるような「国家」の装置として「神道」を取り戻そうとする勢力も生まれている。 では、そもそも神道とは何か。 神道は古来より天皇とともにあった。神道は古代におけるその成り立ちより「宗教性」と「国家」を伴い、中心に「天皇」の存在を考えずには語れない。 しかし「神道」および日本の宗教は、その誕生以降「神仏習合」の長い歴史も持っている。いわば土着的なもの、アニミズム的なものに拡張していった。そのうえで神祇信仰が有力だった中世から、近世になると神道が自立していく傾向が目立ち、明治維新期、ついに神道はそのあり方を大きく変えていく。「国家神道」が古代律令制以来、社会にふたたび登場する。神聖天皇崇敬のシステムを社会に埋め込み、戦争へ向かっていく。 近代日本社会の精神文化形成に「神道」がいかに関わったか、現代に連なるテーマをその源流から仔細に論じる。同時に、「国家」と直接結びついた明治以降の「神道」は「異形の形態」であったことを、宗教学の権威で、神道研究の第一人者が明らかにする。
  • 教養としての心理学101
    3.0
    大学の教養過程で学ぶ心理学を101の重要タームで解説。 心理学の教養を深め、知性を刺激し、人間性を涵養する一冊! 心理学の各分野「脳・感覚・知覚」「認知」「学習」「社会」「発達」「自己」「臨床」「調査・統計解析」の重要タームを網羅。知れば人生をより豊かにする心理学の「礎」を知ることができます。

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  • 教養としての聖書
    3.7
    ビジネスパーソン必携! 宗教は基礎教養のひとつだが、実際に「聖書」を読み進めたことのある人はどれくらいいるだろうか。本書では、旧約聖書より創世記、出エジプト記、申命記、新約聖書よりマルコ福音書、ローマ人への手紙、ヨハネ黙示録をピックアップし、宗教社会学の大家がダイジェスト形式で解説。スラスラ読み進めることができる、画期的かつ最強の「聖書」ガイドになっている。これを読めば、聖書の中身が7割方わかる!
  • 教養としての「日本人論」
    3.0
    古代から根付く習俗や、神道・仏教などの信仰、伝統文化にまつわる、知っておきたい知識を徹底解説! さらに、日本人が懐き続けた異国への憧憬や、明治維新と近代の戦争などから、日本人の内面を深掘りする。
  • 教養としての認知科学
    4.3
    人間はどのように世界を認識しているか?「情報」という共通言語のもとに研究を進める認知科学が明らかにしてきた,知性の意外なまでの脆さ・儚さと,それを補って余りある環境との相互作用を,記憶・思考を中心に身近なテーマからわかりやすく紹介.自分はしっかりしていると思っている人こそ,読むべきである.
  • 教養としての仏教思想史
    3.5
    紀元前6世紀頃にゴータマがインドで始め、現在も日本文化に深く根を張る仏教。神を絶対者として崇める西洋的な宗教とは一線を画すこの信仰は、時代と地域を超えていかにして現在の形になったのか。上座部、大乗、密教、禅宗など、数多く存在する部派・宗派を歴史の中に位置づけ、それらの発展に秘められた膨大な知の全貌を俯瞰。さらに中国、朝鮮半島をはじめ地域ごとの展開にも目を配り、わかりやすく解説する。これだけは知っておきたい仏教の知識が満載の決定版入門書。
  • 教養としての仏教入門 身近な17キーワードから学ぶ
    4.0
    日本人にとって「縁起」「因果」「他力本願」「輪廻」「煩悩」という身近な言葉は、みな仏教の言葉だ。多くの家には仏壇があり、お盆になると帰省してご先祖様の墓参りをし、人が死ぬと仏式で葬式をあげる習慣がある。日本人は仏教でできているのだ。しかし、私たちの多くは毎日お寺に行ったり念仏を唱えたりはしない。では、仏教とは何か――。宗教を平易に説くことで定評のある著者が、日本人なら耳にしたことのあるキーワードを軸に仏教を分かりやすく解説。仏教の歴史、宗派の違い、一神教との比較など、基礎知識を網羅できる一冊。
  • 教養としての臨床心理学85
    5.0
    臨床心理学の「原理」「基礎理論」「心理的アセスメント」「カウンセリング」「心理療法」「精神疾患」「5領域の心理学」の各分野から85の重要タームを厳選して掲載。大学4年間で学ぶ臨床心理学をこの一冊でおさらいできます。 DSMやICDの最新版の診断書に準拠して制作されている本書を通して、臨床心理学の基礎理論から、カウンセリングやアセスメントの技法、さらには心理療法や精神疾患に関する知見を深めてください。 解説では各タームの学術的な定義を説明し、ワンポイントレッスンでは、その関連知識を解説しています。 【目次】 Chap.1 原理 ~臨床心理学の歴史と発展をたどる~ Chap.2 基礎理論 ~さまざまな理論の背景を押さえる~ Chap.3 心理的アセスメント ~クライエントを包括的に理解する~ Chap.4 カウンセリング ~クライエントに寄り添い共感する~ Chap.5 心理療法 ~心理的問題の解決法を学ぶ~ Chap.6 精神疾患 ~こころの病の原因や対処を知る~ Chap.7 5領域の心理学 ~生活に根ざした分野の心理支援に携わる~ すでに心理臨床の現場で活躍するカウンセラーをはじめとする心理職の方はもちろんのこと、公認心理師・臨床心理士を目指す受験生や、産業カウンセラーやキャリアコンサルタントなどの各種心理資格の取得を目指す方が、臨床心理学の知識をおさらいする上で必読の一冊です。 既刊本『教養としての心理学101』の姉妹編となります。 より基礎的な心理学の知識を学びたい場合は、『教養としての心理学101』もあわせて読んでみてください。

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  • 教養として学んでおきたい神社
    値引きあり
    3.4
    神社について学ぶ。それが、この本の目的です。 多くの人たちは、普段神社とかかわることは少ないかもしれません。 ですが、正月になると、神社に初詣に出かけます。 子どもが生まれたときの初参りや七五三の際にも、神社に参拝します。 神社は、私たちの日常の暮らしのなかにしっかりと根づいています。 それは、私たち日本人にとって、神社という存在が必要不可欠なものであることを意味します。 本書では、神社で祈ることの意味、その場所が持つ価値、神社の成り立ちや 神仏習合、神仏分離といった過程、神社の格などについて、 宗教学者の島田裕巳先生に詳しく丁寧に解説していただきます。
  • 教養として学んでおきたい哲学
    値引きあり
    3.4
    「哲学」というと、一度はきちんと学んでみたいというあこがれと、難しすぎて歯が立たないというあきらめの気持ちを持つ読者の方は多いのではないでしょうか? 哲学は、なにかと難解なイメージだけが先行しがちな学問です。 本書では、そういった印象になりがちな哲学についてやさしく詳しく解き明かし、その概念、歴史、代表的な哲学者たち、主な議論など、教養として学んでおくべき主な事柄について、解説します。 ソクラテス、プラトン、アリストテレスから、カント、ヘーゲル、マルクス、ニーチェまで。 弁証法、イデア論、実存主義、マルクス主義、分析哲学、ニヒリズムなど。 知っておけば役に立つキーワードを解説!
  • 教養として学んでおきたい仏教
    値引きあり
    3.4
    仏教について学ぶ。 それが、この本の目的です。 「宗教、とくに仏教について学んでおく必要があるのではないか」 多くの日本人は、年齢を重ねることで、そのように考えるようになります。 では、仏教についてどのように学んでいけばいいのでしょうか。 この本では、仏教を学びたいと考えている人たちに、宗教学者の島田裕巳先生に、どう学んでいけばいいのかを解説していただきました。 仏教の世界は広大であるため、その全貌を伝えることは難しいのですが。 仏教が宗教の一つとしてどういった特徴を持っているのか、理解しておかなければならないことは何か、そこから解説します。
  • 教養と自己啓発の深い溝
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 (目次より) ●積めば積むほど、自らに厳しくなる 知識の豊かさが本質ではない 村上陽一郎 ●修養ブームが生み出した潮流 近代日本の自分磨き 大澤絢子 ●青年学級、大学、そして司馬遼太郎ブーム 格差ゆえに教養が求められた時代 福間良明 ●技術知・実務知、歴史的人物、自分らしさ…… 「ビジネスマンの教養」の系譜と現在 牧野智和 ●「大きな物語」が喪失した時代 新たな知の共同体を作れるか 隠岐さや香 ●運命から自身を解放するために 独学のススメ 読書猿 ●学びの場か、信者ビジネスか……注目集める仕組みのいま オンラインサロンに人は何を求めているのか 藤谷千明
  • 「教養」とは何か
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    3.4
    自己の完成を願う、教養観を覆す画期的論考。哲学のすべてを修め、最後に靴直しの仕事につく――江戸時代や西洋中世の学問のあり方、公共性と「世間」の歴史的洞察から、集団の中で生きる教養の可能性を探る。(講談社現代新書)
  • 教養のトリセツ 心理学
    値引きあり
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ストレス多い現代社会に生きる人々にとって「心理学」が今ほど必要とされる時代はない。多種多様な領域にわたって研究されている心理学のすべてを、186の項目と48人の心理学者を軸に、簡潔な文章と親しみやすいイラストで解説。ビジネス、家族、恋愛……あらゆる人間関係に役立つ心理学の基礎知識をコンパクトに学ぶ入門書。ストレスの多い現代社会を生き抜くうえで、ビジネス・恋愛・家族・友人などなど、対人関係において「心」の問題は多いもの。「歴史や、多様に分類される学問としての心理学」と、「生活の現場で応用できる実践としての心理学」という観点から心理学のすべてを解説します。シンプルで親しみやすいイラストと簡潔なテキストで紹介される本書は、読んでもたれることなく、すっきり頭に入ってくる一冊となっています。
  • 教養派知識人の運命 ──阿部次郎とその時代
    4.0
    大正教養主義の代表者・阿部次郎。その著『三太郎の日記』は自己の確立を追求した思索の書として、大正・昭和期の学生に熱烈に迎えられた。だが、彼の人生は、そこをピークに波乱と翳りに包まれていく──。本書は、同時代の知識人たちとの関係や教育制度から、阿部次郎の生涯に迫った社会史的評伝である。彼の掲げた人格主義とはいかなるものであったのか。落魄のなかでも失われなかった精神の輝きに、「教養」の可能性を探る。
  • 教養論ノート
    -
    あなたには教養がありますか? その教養は役立っていますか? いま、どんな教養を身につけたいですか? 目的なき勉強・教養ブームの今、放たれた画期的“日本文明論”。
  • ベクションとは何だ!?
    値引きあり
    -
    ベクションとは、止まっている身体に視覚刺激を与えることで、自分が動いているかのように感じる現象のこと。多角的にベクションを学ぶことができるよう、多くの情報を盛り込んで解説する。ベクション動画の作り方講座も掲載。
  • 恐竜と巨人(ネフィリム)は堕天使のハイブリッド!
    -
    かつて起こったことは、これから起こる! 衝撃の異種交配生物の未来とは? 化石調査によって次々と発見される巨人の骨。「巨人の書」 (聖書外典/クムラン洞窟にて発掘)は、その驚天動地のルーツを明かしていた!「堕天使」そのもののルーツ(正体)とともに―― 3.11人工地震説をいち早く告げた著者が 沈黙を破って伝えるのは「ノアの大洪水の再来が迫る!」 ・今知らされている歴史の全て(隠蔽工作の極致)を手放すことで これから地球に起こる直近の未来が見えてくる! ・堕天使たちは元、「第五天」という天国内のある部署で、「天使エグリゴリ」と呼ばれた「巨大天使」だった! ・「天使エグリゴリ」と呼ばれた堕天使200人が天国(第五天)で「巨大天使」だったから、その子であるネフィリムも巨人になった! ・「巨大天使」×人間=「ネフィリム巨人」 ・進化論がくつがえされ、聖書と創造論が主流となり、人類史に介入された神様の存在が公けになる時、利権を損なう団体があるのでしょうか? それは悪魔とその従者たちの闇組織、サタニスト、陰謀の力だけです。彼ら闇組織は聖書を信じています。 ・天国では元々巨人エグリゴリ天使だった堕天使と人間が異種交配するとき、見た目は人間サイズで地上に来て娘たちを騙しました。しかし巨人天使本来のDNAは隠せません。 ・結果、巨人のネフィリムが生まれました。その後、堕天使と動物が異種交配した。すると何が生まれたでしょうか? それが巨人エグリゴリ天使のDNAを受け継いだ巨大な獣、凶暴な恐竜たちだったのです! ・ビッグブラザー計画では人々は知性を失い、ゾンビ化される! ・知性消滅機は獣666に帰属する 「私たちの格闘は血肉に対するものではなく、主権、力、この暗やみの世界の支配者たち、また、天にいるもろもろの悪霊に対するものです。」(エペソ6:12) 【外典聖書「巨人の書」から導かれる分析】 ・ノアの大洪水当時は40万9000人の巨人ネフィリムが徘徊、共食いし、剣で殺し合った。巨人が人の食料を食い尽くして食糧難となっていた! ・堕天使直伝のブラック情報で古代文明が繁栄したのだ。 ・この頃、世界の大陸は一つで、温暖であり、人も巨人も肌が綺麗だった。 ・堕天使の妻となった女が全員、魔女になったのだ。彼女たちは厚化粧で宝石と貴金属で身を飾った。麻薬、魔法、偶像崇拝、殺人などの犯罪が酷かった。 ・堕天使に女を奪われ、結婚できない男は失望し、巨人ネフィリム同様、全裸で外出していた。 ・堕天使と動物のハイブリッド、巨大キメラ動物、キメラ鳥、凶暴な巨大恐竜も多くいた。 ・好色な堕天使が女を追いかける驚異の中でも、ノアと家族の8人以外は、誰も神を信じなかった! ・巨人滅亡後に大洪水が起こった。巨大ロボット後、火の裁き! <iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/OrmWdiSnTsM" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe>

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  • 共和国のプラトン的世界 イタリア・ルネサンス研究 続
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 古代のレトリック、弁論の伝統を受け継ぐ中世では、弁論術が書簡作成に応用された。ところが、キケロや小プリニウスの書簡発見は、新思想・新感情を織り込む自由な自己表現をルネサンス書簡に与えることになる。フィチーノはヒューマニズムの先達、ぺトラルカ以来の書簡文学の系譜に属しながら、プラトン主義を基盤に形而上学的内容に富む、夥しい数の書簡を認めた。人間関係を教えるこれらの書簡から、ルネサンスの思想的特質を読み解く。他方で、彼の同時代人リヌッチーニのなかに共和政的自由の喪失を嘆く声を聴き、改めて前著『フィレンツェ共和国のヒューマニスト』で扱った主題に立ち返る。そこではメディチ家中心の政治が進展し、誇り高い市民が従属を強いられ始めていた。権力者ロレンツォ・イル・マニフィコの死後、同国が国際関係に翻弄されるなか、独立不羈のルチェッライは政治と文化の調和を図ろうとする。 【目次より】 第一章 フィチーノとプラトン・アカデミーの社会 1 ジェンティーレの古写本研究 2 家庭教師から「アカデミー」の頭首ヘ 発見された新史料 3 アカデミーの有無をめぐる問題 4 アカデミーと信心会 5 ロレンツォ・ピサーノとフィレンツェ文化 第二章 市民社会におけるフマニタス概念 フィチーノ書簡に見る愛と美と倫理思想 1 フマニタスとフマニタス研究 2 書簡「フマニタスについて」 3 書簡「幸運は運命に、真の幸福は徳に」 4 書簡「結婚礼賛」 第三章 フィチーノとロレンツォの幸福論 メチェナティズモに見られる哲学的関係 1 イタリア・ルネサンスという時代 2 フォルトゥーナの意味と対策 3 内面的精神と真の歓喜 4 ロレンツォの詩『論争』とフィチーノの幸福論 5 知と愛 6 個と時代の不幸 第四章 メディチ体制とリヌッチーニの『自由をめぐる対話』 1 メディチ体制と自由 2 フィレンツェ史の展開とアラマンノ・リヌッチーニ 3 アラマンノ・リヌッチーニの自由観 4 自由の喪失感 第五章 プラトン・アカデミーからオルティ・オリチェッラーリへ メディチ家=指導者像の形成過程と文化 1 アカデミーと転換期の政治一族 2 コスモスの反映としての自然と社会 3 オルティ・オリチェッラーリの文化的・政治的世界 4 ロレンツォとその時代の回顧 結語 付論 フィチーノ書簡「歴史礼賛」と近代的思惟 プラトン主義的伝統と歴史主義 あとがき 注 研究文献(イタリア・ルネサンス研究) ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 根占 献一 1949年生まれ。西洋史家。学習院女子大学名誉教授。専門はルネサンス文化史、思想史。 早稲田大学第一文学部(西洋史)、同大学院文学研究科修士課程、同大学院同研究科博士課程満期退学。文学博士。 著書に、『イタリア・ルネサンスの霊魂論』(編著・編訳) 『ロレンツォ・デ・メディチ』(マルコ・ポーロ賞)『東西ルネサンスの邂逅』『フィレンツェ共和国のヒューマニスト イタリア・ルネサンス研究 [正]』『共和国のプラトン的世界 イタリア・ルネサンス研究 続』『ルネサンス精神への旅』『イタリア・ルネサンスとアジア日本』『ルネサンス文化人の世界』など、 訳書に、クリステラー『イタリア・ルネサンスの哲学者』(共訳)『原典イタリア・ルネサンス人文主義』(共訳)『原典ルネサンス自然学』(共訳)ハービソン『キリスト教的学識者』(共訳)などがある。
  • 極限の思想 サルトル 全世界を獲得するために
    4.3
    大澤真幸・熊野純彦両氏の責任編集による叢書、刊行!「自らの思考を極限までつき詰めた思想家」たちの、思想の根源に迫る決定版。21世紀のいま、この困難な時代を乗り越えるには、まさにこれらの極限にまで到達した思想こそ、参照に値するだろう。 本書はサルトルをとりあげる。 『存在と無』で展開されたサルトルの思考は、極限の思想のひとつを拓くものだった。哲学的な野心に満ちたこの大著は、存在と非存在、一と多、超越と内在、存在と意識、時間と空間、さらには人間と神、存在と認識、身体と他者、行為と自由といった、永遠の問いと言ってよい問題を問いかえそうとするものだった。 本書は、サルトルの名とともにいったんは不当な忘却を淵へと置き去りにされたこの古典、前世紀前半を代表する哲学書のひとつを、一箇の思考の極限として読み直す。 さらには、『聖ジュネ』『自由への道』など、多彩な作品群にもふれながら、繊細に厳密に、いまこそサルトルを読み直す試み! [本書の内容] 序章 無への問いかけ  1. パルメニデス  2. 非存在の煌めき  3. 不安と自由の深淵 第I章 対自存在の問題  1. 非措定的なコギト  2. 廣松渉のサルトル批判  3. 対自存在の可能性と時間性 第II章 対他存在の次元  1. 他者論の問題構成をめぐって  2.《視線》の問題──ヘーゲルからサルトルへ  3. サディコ=マゾヒズム──性愛の挫折と言語の本質 第III章 人間存在の自由  1.『自由への道』の一挿話から  2. 人間的行為における自由と状況  3. 世界を所有することの諸様式──ジュネ、サルトル、マルクス

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