作品一覧
ユーザーレビュー
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Posted by ブクログ
昔から砂漠の物語が好きである。
何故かはわからないし、現実にはとても行きたいとは思えないのだけれど(^^;
『ハウルの動く城』よりも、続編の『アブダラと空飛ぶ絨毯』の方が好きだったり(^^ゞ
情報が多い事もあり、イメージがしやすい欧米諸国と比べ、
未知なる砂漠の世界は、そのエキゾチックさや、豊かな富、黄金が映える褐色の肌…、または一夫多妻制といったわたし達日本人から見れば異質なライフスタイルだったり…、と妖しくもミステリアスな魅力に満ちている。
この本でも一番好きな物語は、神に選ばれたためか幼い頃から数奇な人生を歩み、後には砂漠の国エジプトの王となったヨセフの話である。
この物語がある -
Posted by ブクログ
長男へのベッドタイムの定番読み聞かせに用いた。ツタンカーメンの後はまた再び神話ということで聖書に挑戦。ただし今度は神話とは言っても、お話のメインは神を信仰する預言者たち。エデンの園の話などは楽しく読み進んでいったが、上巻の最後のもりあがりであるモーゼの出エジプトにいたるエピソードでは、ユダヤの神が、自分を信仰しないエジプトの王に対して、容赦なくとてつもない災害を引き起こす場面がえんえんと続き、子どもはすっかりげんなりしてしまった。特にいなごの群れの襲来が一番印象的だったよう。一番最後の、死の天使が長子をみなごろしにしていく災いの場面まで来ると、あまり怖がるので、ぼやかして語るしかなかった。確か