作品一覧

  • 皮膚はすごい 生き物たちの驚くべき進化
    4.0
    1巻1,320円 (税込)
    ポロポロとはがれ落ちるような柔な皮膚もあれば,かたや脱皮でもしない限り脱げない頑丈な皮膚.生き物たちの皮膚は一見不合理のようだが,それぞれが進化の産物であり理由がある.からだを防御するだけでなく,色や形を変化させて気分も表現できる.生き物たちの「包装紙」のトンデモな仕組みと人の進化がついに明らかになる.

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  • サバイバルする皮膚 思考する臓器の7億年史
    4.0
    1巻946円 (税込)
    生物を外界と隔てる最大のインターフェイス〈皮膚〉はいかにして我々を進化させたのか? 体毛を捨て、巨大な脳を手に入れた激動の歴史を、日本の皮膚研究の第一人者がスリリングに紐解く!
  • 第三の脳――皮膚から考える命、こころ、世界
    3.7
    1巻1,320円 (税込)
    たたみ一畳分の大きさ、重さ約三キロ――皮膚は人間の最大の「臓器」だ。 色を識別し、電波を発信し、情報処理を行う表皮細胞。 感じるだけが皮膚の仕事ではない。 皮膚は脳にも匹敵する、いまだ知られざる思考回路である。 脳のない生物はたくさん存在するが、皮膚をもたない多細胞生物はいない。 最も重要な器官である皮膚の、潜在的可能性を論じるサイエンス・エッセイ。
  • 驚きの皮膚
    4.6
    1巻1,320円 (税込)
    皮膚には視覚、聴覚があり、あるいは学習し、予知する力がある。その知られざる「皮膚感覚」を説く気鋭の皮膚研究者が、村上春樹のエルサレムスピーチを引用するとき、私たちが「裸のサル」になった本当の理由が明らかになる……。知的にしてスリリング! ページをめくる指先の快感!
  • 賢い皮膚 ――思考する最大の〈臓器〉
    4.0
    1巻825円 (税込)
    今、皮膚科学が長足の進歩を遂げている。医療や美容からのアプローチだけではうかがいしれない、皮膚メカニズムが次々に解明されつつあるのだ。「年をとるとしわができるのはどうして」、「お肌によい物質は何か」といった身近なトピックから、「皮膚が脳と同じ機能を担っているとしたら」というにわかには信じられない働きにまで本書は迫っていく。
  • 皮膚は考える
    4.0
    1巻1,320円 (税込)
    皮膚は身体を包むだけの単なる包装紙ではない。からだ全身を被い、重さは約3キロにもなる最大の「臓器」である。かつ、皮膚は環境に応じて、その状態を変化させ、必要な情報を体内に伝える。著者らは、脳神経系で働く物質と同じものが皮膚に存在することを発見した。鍼灸医療の本質ともからむ皮膚科学の最新研究を紹介する。

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  • 皮膚感覚と人間のこころ
    3.6
    1巻968円 (税込)
    外界と直接触れ合う皮膚は、環境の変化から生体を守るだけでなく、自己と他者を区別する重要な役割を担っている。人間のこころと身体に大きな影響を及ぼす皮膚は、その状態を自らモニターしながら独自の情報処理を行う。その精妙なシステムや、触覚・温度感覚のみならず、光や音にも反応している可能性など、皮膚をめぐる最新研究!

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  • 驚きの皮膚

    Posted by ブクログ


    皮膚を、体内と外界を分ける境界線として小説を書いている点が印象的だった。
    人間は生まれてから、まず世界を皮膚で知り、脳を活性化し、言葉が生まれ、美術となった。

    人間が意識していない無意識を感知する皮膚が人間の心や体に与える影響は大きいはずであるということがよく伝わった。

    また、西洋的な感性では、
    世界に対して距離をとり、明晰判明な像を結ぼうとする。
    つまり、肌感覚を大事にしていない側面がある
    その一方で、言語は生まれた。

    そこにヒントがあるのでは?

    認知科学における触覚がブレイクスルーするか期待したい

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    2024年06月06日
  • 驚きの皮膚

    Posted by ブクログ

    皮膚っていったい何者?
    私たちの身体を覆っている皮膚。
    実は人体で最大の臓器であり、私たちと外界をつなぐ大事な境界の役割を担っている陰の立役者。
    普段私たちの意識には表れていないけれど、音や色を感じるなど知能を持っている!?
    そんな皮膚の驚くべき存在について、知る事が出来ます。この本を読んだ後には、様々なモノに触れたくなるかもしれません。

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    2023年10月09日
  • 皮膚は考える

    Posted by ブクログ

    1320
    傳田 光洋
    京都大学工業化学科、工学研究科分子工学専攻を経て京都大学工学博士。カリフォルニア大学サンフランシスコ校皮膚科学教室博士研究員、国立研究開発法人科学技術振興機構CREST研究者、広島大学客員教授などを経て、明治大学先端数理科学インスティテュート客員研究員


    皮膚は考える (岩波科学ライブラリー)
    by 傳田 光洋
    私がそんな友人たちに「皮膚ってのは実は大事な臓器なんだ」と酔った勢いで自分の研究を吹聴したときのことです。コピーライター氏が「心臓や胃や肝臓は「 内臓」 だよね。だったら皮膚は「 外臓」 か」とビールグラスの向こうから言いました。もちろん彼の造語ですが、うまい表

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    2023年07月28日
  • 驚きの皮膚

    Posted by ブクログ

    人間の皮膚の持つ様々な機能とその素晴らしさを詳細な事例と共に縷々述べている第4部までも読み応えがあったが,その後の第5-6部の内容が秀逸だ.遠くに第7部の「芸術を科学について」で絵画や音楽の豊富な知識がちりばめられた記述は素晴らしい.それにしても,ケラチノサイトの多様性は凄い.資生堂の奥の深さを実感した.

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    2016年02月02日
  • 第三の脳――皮膚から考える命、こころ、世界

    Posted by ブクログ

    感想をどう表現すればよいのかよくわからない不思議な本。脳中心主義に疑問を覚えている人には、よき導きになるやもしれないと感じた。

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    2014年11月12日

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