傳田光洋の作品一覧
「傳田光洋」の「驚きの皮膚」「賢い皮膚 ――思考する最大の〈臓器〉」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「傳田光洋」の「驚きの皮膚」「賢い皮膚 ――思考する最大の〈臓器〉」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
皮膚はセンサーであり、脳でもある。別の言い方をすると、皮膚は「外臓」であり、「第3の脳」(第2は消化器)である。この考えが書名に集約されている。
なぜ皮膚科学の道に進むようになったのか。自分語りの部分がある。その進路選択は必ずしもポジティブではなかった。迷いに迷いながら、行き着いた先が皮膚科学の研究、新たな鉱脈。
「むすび」では、2001年に参加した学会のことが書いてある。マイナーに見えるテーマだったからか、ポスター発表会場では、だれひとり自分のところには立ち寄ってはくれなかった。終了間際、ひとりの研究者が立ち寄り、熱心にメモをとって、話を聞いてくれた。ネームプレートは「松本元」。そのことが1
Posted by ブクログ
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傳田 光洋
京都大学工業化学科、工学研究科分子工学専攻を経て京都大学工学博士。カリフォルニア大学サンフランシスコ校皮膚科学教室博士研究員、国立研究開発法人科学技術振興機構CREST研究者、広島大学客員教授などを経て、明治大学先端数理科学インスティテュート客員研究員
皮膚は考える (岩波科学ライブラリー)
by 傳田 光洋
私がそんな友人たちに「皮膚ってのは実は大事な臓器なんだ」と酔った勢いで自分の研究を吹聴したときのことです。コピーライター氏が「心臓や胃や肝臓は「 内臓」 だよね。だったら皮膚は「 外臓」 か」とビールグラスの向こうから言いました。もちろん彼の造語ですが、うまい表