無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
Posted by ブクログ 2021年01月05日
特に1番印象的だったことは、視覚障害者が舌になんらかの圧を加え、学習させると、ボールをバットで撃てるようになること。
舌はご飯を食べる時にも使うし、キスをする時にも使うけど、確かに感じると言うことに全てが集約されてるのかも。
視覚・聴覚は記号化できるけど、触覚と嗅覚だけは確かに人によって感じ方が違う...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年06月07日
<皮膚。内と外の境界となるもの>
皮膚は、個体と外部環境との接点となる場所である。いわば、体の最前線だ。
物理化学を学び、後に資生堂の研究員として皮膚について研究してきた著者が、最新の細胞生物学的研究を中心に皮膚のあれこれを解説する。話題は多岐に渡り、化粧が精神に与える影響や、皮膚への数理学の適用...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年05月11日
皮膚感覚が人間に及ぼす影響がある。著書によると、客にお釣りなどを渡す際に、手に触れると店員に対する好感度がアップし、客がたくさん買い物をするとある。ただし、「王子様」、「きれいなお姉さん」かどうかは関係ないとある。どうせ触れられるならイケメンや萌えーとなるような人の方がいいと思うのが人情だと思う。...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年03月31日
タイトルから、もっと抽象的な内容を想像していたのだが、具体的な論文や実験データが多く引かれ、非常に科学的。かなり専門性の高い記述も多く正直手こずったのだが、興味深い内容で引き込まれた。
「皮膚の最も重要な役割は、生体を環境変化から護る、防御システムとしての機能」このあたりは、誰でも想像がつくだろう...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年01月13日
皮膚について様々な観点から分析を試みた本。
皮膚感覚と人間の心との関係から始まり、皮膚の防御機能、表皮の機能、皮膚感覚が体に発信するメッセージと進んでいく。
温かい飲み物を渡すと、その人の心も温められるっていうのは凄い面白いと思った。
また、皮膚がブルーレイに記録されている高周波の音を聞き取ってるか...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年11月25日
半分ぐらい斜め読みでした。機会があれば再読したい。
頭に残っているのは,皮膚は音も光も感じるということ。ガムランの生演奏ではトランス状態になる場合もあるが,CD演奏ではならないとのこと。これは,耳には聞こえない周波数の音が,皮膚を通して人間に作用しているのではないかと考えられるそうだ。塾の講義もネッ...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年11月26日
自己意識の捉え方がとても印象的だった。知覚の積み重ねから効率的な行動を起こすために感覚を統合、コントロールするものが自己意識の始まり、それがさらに複雑になって今言われる意識、感情のようなモノが生まれた。
皮膚は自分と他のものを分ける境界であり、触覚である。
視覚聴覚などに頼りがちだが皮膚感覚というも...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。