ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
4pt
今、皮膚科学が長足の進歩を遂げている。医療や美容からのアプローチだけではうかがいしれない、皮膚メカニズムが次々に解明されつつあるのだ。「年をとるとしわができるのはどうして」、「お肌によい物質は何か」といった身近なトピックから、「皮膚が脳と同じ機能を担っているとしたら」というにわかには信じられない働きにまで本書は迫っていく。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
面白い。「表皮には中枢神経と同じ情報処理のための分子機械がある。外部電場や温度、圧力といった物理的因子を表皮が受け取り、身体全体に伝達できることも分かってきた」表皮への施術が全身の健康につながるという観点と筆者自身の経験から、東洋医学、鍼灸医療をものすごく押している。確かにわずかな皮膚への刺激が身体...続きを読むに与える影響なら、鍼灸の得意分野だな。
美白や美容には全く興味なく、思春期・成人をやり過ごし、中年になった。自身の火傷をきっかけに、今やっと皮膚に興味を持ち、その機能を知りたいと切実に思うようになった。身体はいずれ手放すものであるが、中年になったからこそ、怪我をしたからこそ、病気を経たからこそ、知りたいと思うことがたくさんある。
皮膚って凄い。肌断食を始めてから、皮膚科学の本が面白くてたまらない。皮膚は、最先端科学でもまだまだ解明出来ていないにもかかわらず、私たちが直に触れることのできる、もっとも巨大な「臓器」なのだ。筆者は資生堂の研究員。肌につけるものを研究している人が書く、皮膚の話。ちょっと専門的過ぎて付いて行けない話...続きを読むもあったけど、逆に、私のように文系の頭でも分かりやすく説明されているところもある。 皮膚の特性を西洋医学や科学者が解明するよりずっと前から、東洋医学や作家たちはとっくに真理を見抜いていた。『芸術は往々にして歩みののろい科学を先取りすることがある』(p77)という素敵なコメントも要所要所にあって、単なる皮膚のお話に留まらず、パイオニア精神に溢れる論調がとても心地よかった。 最近、自分の外側にあるものより、自分が既にもっている内側にあるものに面白みを感じる。自分の外側の世界についての知識も、自分の内側の世界を何も分かっていないようでは役には立たない。この本は、自分に備わった未知の力を教えてくれる。もう一度じっくり読み直してみたい新境地本。
2012.10.25-2012.11.1 皮膚は臓器である、といふお話。表皮にも光や音を感じる機能がある。最近の研究でそれが分かるやうになつた。生物学、生理学の分野は急速に進歩してゐること、まだまだ未解明の事実が多いことを教へられる。
肌で感じるという慣用句がある。実際に肌は光の色により異なる反応を示し、音を感じている事がわかっているそうだ。見えているが故に見落とされがちだけど、肌は最大の「臓器」としてかなりの働きをしてるらしい。興味深い本だけど、一番気になってた指皮の鍛え方は載ってなかだた、、
おもしろい。どういう読者をターゲットにしているのかわからないような専門用語がちょくちょく入ってくるために、読みにくくなる点を除けば。
最近香粧品について興味をもっていたところだったので楽しく読めた 著者の知見に親近感をもてたのはひさしぶりだ この著者の書籍をもっと読みたくなった きっと京大で工学部といった異色のひとが書いているからだろう 情報も最近の話題も盛り込みつつまとめているので おもしろかった
[ 内容 ] 今、皮膚科学が長足の進歩を遂げている。 医療や美容からのアプローチだけではうかがいしれない、皮膚メカニズムが次々に解明されつつあるのだ。 「年をとるとしわができるのはどうして」、「お肌によい物質は何か」といった身近なトピックから、「皮膚が脳と同じ機能を担っているとしたら」というにわかに...続きを読むは信じられない働きにまで本書は迫っていく。 [ 目次 ] 第1章 皮膚の様々な様相 第2章 表皮と角層 第3章 皮膚は自律している 第4章 皮膚が感じる 第5章 身体と皮膚 第6章 情報処理システム [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
わあ、びっくり。皮膚っていろいろなものを感知するタンパク質が存在しているんだって。時間も感じているんだって。皮膚というビニール袋に水分とか内臓とか入ってて、それを骨がちょっと支えてるって考えると、人間てヘンテコだよね。皮膚というのは、見える化されすぎているのか、あまり研究している人がいなくて、ほんと...続きを読むうはどうなっているのか、よくわかっていないそうだ。皮膚科のお医者さんは病気には詳しいが、普通の皮膚がどうなっているのか研究しないらしい。もっとも興味深く考えているのは、この本の著者のように、化粧品会社の研究員の人かも。いや、お肌の曲がり角を昔に過ぎたワタシみたいな妙齢の女性かも!
西洋医学は 東洋医学を馬鹿にしてきたけど皮膚が電気を起こしたりホルモンを作ったりしているのだとすれば 鍼だってマッサージだって効くってもんだなぁセロテープをぱりぱりしている研究員の人に 萌え
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
賢い皮膚 ――思考する最大の〈臓器〉
新刊情報をお知らせします。
傳田光洋
フォロー機能について
「ちくま新書」の最新刊一覧へ
「学術・語学」無料一覧へ
「学術・語学」ランキングの一覧へ
驚きの皮膚
境界で踊る生命の哲学 皮膚感覚から意識,言語,創造まで
サバイバルする皮膚 思考する臓器の7億年史
第三の脳――皮膚から考える命、こころ、世界
皮膚感覚と人間のこころ
試し読み
皮膚は考える
皮膚はすごい 生き物たちの驚くべき進化
「傳田光洋」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲賢い皮膚 ――思考する最大の〈臓器〉 ページトップヘ