行動経済学=経済学x心理学、心理学の影響を強く受けた経済の話
くずしたお金はすぐに亡くなってしまう感覚を持ちやすく、くずしたくない心理が働く。
複雑な判断が増えてくると、思考の近道を探し直感的に判断しようとし、この直感はしばしば間違う。
ヒューリスティックは経験則、近道。非合理的な判断をすることがあり、思考の偏りをバイアスという。
行動経済学を学ぶ6つのメリット=お金が増える、売上がアップ、節約や貯金ができる、人を動かす、投資に失敗しない、幸福感が高まる
確証バイアス:考えや仮説が正しいことを証明するため、合致する情報ばかりを集め、仮説に反する情報を集めようとしない傾向
プラセボ効果:信じているものに効果があると感じやすい
認知不協和の解消:心の中に2つの矛盾した認知があると解消するため考えや行動を変化させる、ブラック企業の心理
ハロー効果:ヒトはイメージで商品を買っている
音楽は私達の購買行動を操っている、BGM
買取価格に満足できない理由:自分が持っているものは勝ちがあると思う傾向がある、保有効果
1980円など、端数効果:割引を錯覚。日本では.98だが海外では.99が多い
赤に感じるやすさの不思議:遠くから目立ち目に入る、行動を促進させる、記憶に残りやすい
一括と分割では金銭感覚が変わる、マグニチュード効果、安く感じる
デパートの戦略、シャワー効果で最上階のレストラン街から下についで買い、噴水効果でデバ地下から上のフロアへ購買導線をつくる
押してはいけないボタン、自分の行動は自分で決めたいという欲求、制限されると反発しやってみたいと思う、カリギュラ効果
希望的観測という思い込み、きっとそうなるという思考の誤謬→対策:欲に流されない、データから分析、予測結果から逃げ出さない
吊り橋効果とリピーター効果、ドキドキした状態でアトラクション後にお土産を買うという報酬=強いリピート効果
中古コスメ=承認欲求、損失回避性、失敗せずに気軽に試せる、販売員のわずらわしさがない
損失回避性=得よりも損を大きく見積もる傾向、損のほうが2.5倍大きい
損失回避性は若い世代と60代以降の世代が高い
今を逃すと損をすることを煽る、常に損をしている気持ちをつく、損失に対する不安を和らげる
無料に魅力を感じる=失敗したくないと感じる損失回避性の影響、値引きよりも無料に反応する
買い占めする心にあるのは不安、現状を維持したい、受け入れられない、損失回避性、未知への不安。
松竹梅では竹が選ばれる、比較、損失回避性
必ず当たるは正義=強い安心感をうみ、選びたくなる効果、確実性効果
コンコルド効果=サンクコストの過大視=一度投資をすると撤退できない、損失回避性
ルーティンやジンクスにこだわる=損失回避性、
損と得、意思決定モデル、プロスペクト理論、金額が小さいうちは敏感、大きくなると鈍感、損失は2.5倍ことなる
知らないうちに数字に影響を受ける、アンカー効果、直前に見た数字や最初の印象の影響を受けてものを判断する
いつも見るもの、思い出しやすいものの確率を高く感じる=利用可能性ヒューリスティック
先入観、代表性ヒューリスティック
結果的には同じでも見せ方次第で印象が大きく異る=フレーミング効果
突然の危険に対し鈍感に考える傾向=正常性バイアス、
長く危険な状態が続くと楽観視する傾向=楽観性バイアス
ディドロ効果=自分の行動や趣味に一貫性を持たせたい=ブランドを統一、スタイルを統一
予めある事象を見聞きしておくと、関連したものを連想しやすくなる傾向=プライミング効果
無作為に並んだ数字に法則性を見つけようとする=アポフェニア
出てない数字の確率を過大に見積もる=ギャンブラーの誤謬
無意味なものの中に、自分がよく知る映像や音を認知すること=パレイドリア
ハウスマネー効果=ギャンブルなどで手に入れたお金は簡単に使われやすい、宝くじにあたった1年後の幸福感は当たらなかったときと変わらない
ギャンブルが魅力的に思えるのは「部分強化」の心理効果、5-7回に1回勝つ人がハマリやすい、ドーパミン
最終レースが近づくと大穴を狙う心理=大穴バイアス
ブレイクイーブン効果=大穴を過大評価し本命を過小評価する認知上の偏り
ギャンブルをする人が自信満々な理由=記憶がすりかわる後知恵バイアス、ミスを過小評価
お金を増やすには人の話を聞いてはいけない
気分一致効果=明るい気持ちのときにはポジティブな判断ができる
スリーパー効果=情報源を忘れ、最終的には情報だけ残る
自己成就予言を利用して自分を変える
株は定期的に暴落する、不安化から売り注文が殺到、メンタル対策が大事
自分のルールを重視する、慎重に考える習慣を、いつでも冷静に分析する、正当化せず反省して修正
リスクを最小に=ポートフォリオ理論
熟知性の法則=身近なものを信頼する
貯金ができない=現在バイアス=将来よりも目先の利益に高い価値を感じる
現状維持バイアス
同調行動
支払う方法が違うと心の痛みは変わる、メンタル・アカウンティング
ネット通販の行動経済学=定期便戦略、口コミの罠、条件に注意
お金を生み出す自己投資=健康維持、読書、ビジネス能力、失敗
代替報酬で人を動かす、ゲーミフィケーション=目的を明確にする、行動して貰う方法クエストを考える、報酬
初期設定で人を動かす=初期設定をおすすめと錯覚する
コントラスト効果=高いものを先に見て次に見るものを安く感じる、選択肢が多いとかえって選べない
ピークエンドの法則=ピークと終わりが印象に残る、ピークのときに話を切り上げる
成績を上げるならボーナスを先に渡す=一定の効果が出なければ返却させる=損失回避の効果
繰り返し会う、見せることで高感度アップ=ザイオンス効果
同調と不安、ハーティング効果、バンドワゴン効果
商品を売るための共感ストーリー、アンダードック効果
希少性とNo1をアピールして売る
相対所得仮説、順応仮説、防衛機制、合理化
行動経済学で幸福感を上げる=所得を上げる、人との交流と感謝、他人の視線を意識せず挑戦を続ける、自分らしく生きる、適度な運動
ものを買うより体験にお金を使う、ポジティブな体験の頻度のほうが濃度よりも幸福感をもつ