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アーサーとリディア。二人が出会わなければ、こんなことには・・・。1953年、アーサーはこの世に生を受けた。母親からの虐待を受けながら育ったアーサーは、狡猾な悪ガキへと成長していった。大人になってからも、アーサーは邪悪な感情を秘めたままだった。その後、内気な女性リディアと知り合い、彼女は不安を残しつつもアーサーと結婚。だが、彼は変態セックスを強要したり、しだいに凶暴な性格を表していく。抑圧された日常の中、彼女は一人息子ロバートに愛情を注ぐが、ロバートもまた奇妙な動作や習癖を見せ始める―――。
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短篇連作「美しいかけらの物語」シリーズは、ファンタジックストーリー、ラブストーリー中心の、短い小さなお話ばかりです。読んでくださった方の心に、何かしら小さな美しいかけらを届けることができたなら、と著者の北森みおさんが数年来、書き続けています。このお話たちにイラストレータの恩田好子さんが、「大人の女性が、終わっていない思春期を宝箱の中にちょびっと保存しているような感じかしら? 美しいお話のかけらのそれぞれに、違う光り方をする絵のかけらもくっついているような本にしたい」とステキな挿絵を描いてくださいました。 第一集『ワニと薬指』には、表題作以外に「美しい人差し指」「中指コンプレックス」「小指をかまれた女」「熱いからだを持ってはいけない」「パラソル」「黄色いジャンパー」「月曜日のランナー」「シーツの番号」「三月一日」「雪の日、ふきこは言った」「青いツバサ」「僕は切符を切る」を収録。
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罪とは何かを問い、読者の潜在意識に眠る欲望をあぶり出し、 人間が本質的に抱える矛盾を突きつけ、 今一度「罪とは何か」と考えるきっかけを与えてくれる。 人間が本質的に抱える矛盾 そこから生まれる罪のスガタを浮かび上がらせる イタリアの知られざる巨匠 作家・映画監督アゴスティの話題作! 親愛なるアゴスティ 僕が思うに、これは映画化にもってこいの実に魅力的な物語だよ フェデリーコ・フェッリーニ
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オイルショックの余波を受ける、昭和五十年の北九州・小倉。小学三年生の靖洋(やすひろ)は、誤解が元で、親友の博史とけんかしてしまったまま、夏休みを迎えていた。二学期になると、博史やクラスの大半の児童が転校してしまうことを知った靖洋に、クラス担任の横川ひろえは、分け合って食べると、仲直りができて、いつまでも友達でいられるという「ポポの実」の話を伝える。横川のはからいで友情を回復した二人は、全国に散ってしまうクラスメイト全員が、いつまでも友達でいられるように、八月九日の登校日に、原っぱに生えたポポの実を分け合って食べようと提案する。だが、約束の日に、横川は学校に出てこなかった。不安にさわぐ児童たちが知ったのは、横川が、かつて長崎に投下された原爆のために白血病を患っており、病状が悪化して入院したという事実だった。史実では語られない原爆の投下目標だった街「北九州・小倉」を舞台に、新たな視点で戦争の矛盾と命の尊さ、人のつながりの暖かさを描いた物語。
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二十六歳の蘇凛(スー・リン)、本日をもって「いい子」を廃業します。 安定した教師の職も、へりくだるだけの実家も捨てて、たった一人で飛んだロサンゼルス。 憧れの〈星の街〉で出会ったのは、深圳(シンセン)行きの機を駆る、息を呑むほど美しい機長だった。 黄昏のビーチで交わした、朝が来れば終わるはずの恋。 けれど帰国した彼女を待っていたのは、母が強引に決めた見合い――その席に、あの夜の男が現れる。 「自己紹介をしよう。君の未来の夫、陸遼だ」 名家の御曹司にして最年少機長・陸遼(ルー・リャオ)。彼はなぜか、出会う前から彼女のすべてを知っているようで……。 あなたは日暮れの黄昏どきに現れて、ロマンスを連れて、わたしのユートピアへと堕ちてくる。 十年越しの初恋の、答え合わせがはじまる。運命の再会ラブストーリー、開幕。 ※全三巻の第1巻です。
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詩人は体を売りながら姉の仇討ちを誓い、作家は自著の模倣殺人をほくそ笑んだ。被害者の髪で首を絞め、胸をえぐる犯人をマスコミはクロスキラーと呼び、犠牲者の淫らな側面を取り上げた。止まらない死の連鎖、メディアリンチが過熱するなか、事件を追う刑事は「三島梅花藻」を新宿で咲かせることを夢見ていた。 時を同じくして韓国でテロまがいの事件が起こる。ネット上で噂が飛び交い、被害にあった外資系企業を叩く声が上がった。カジノ開放とバカラ中毒、若者が自殺に走る風潮に、獄中から警鐘を鳴らす殺人鬼がいた。新宿の連続猟奇殺人とソウルの少女自爆、ネット民を取り込むテロ組織と新興マフィア、日韓を舞台に性と恨(ハン)に翻弄される男女が織りなす闇の群像劇。死神になった天使は誰に微笑むのか。 ※本作は八坂堂蓮の個人誌作品の電子書籍版となります。【149ページ】
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歌舞伎町の中心に「クリーンな歓楽街のニューシンボル」という触れ込みのタワーがそびえ、カジノリゾートの噂が立った。タワーのオーナーはパチンコが稼ぎ頭の在日コリアン企業。建設は着々と進み、警察は防犯カメラを街筋に張り巡らせた。その狭間で不正な管理社会を憂うカオスが産声を上げていた。最初に姿を消したのは、風俗を生業とする美女だった。失踪が相次ぎ、「ビッチ狩り」と巷で囁かれた。 キャバ嬢の頃に培った黒い人脈を活かし、新宿で解決屋をする冠木果子が愛犬パト・ラッシュと修羅場を駆けずり回る第一弾。ホストにはめられたナースのありがちな依頼に始まり、濃密な三角関係にある暴力団――コリアン企業――警視庁の思惑が渦巻くテロ事件に巻き込まれていく。誰が美女をさらい、ドランク・チェンジしたのか。 第十四回文庫小説賞 大賞作品 ドランク・チェンジ 八坂堂蓮 ※本作は八坂堂蓮の個人誌作品の電子書籍版となります。【118ページ】
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日本人は昔から短歌や俳句で心情や情景を想像することを楽しんできました。「百人一首のトレード」「方言短歌」「どうやって短歌つくればいいの?」などなど、ちょっと難しいと思われがちだけど、それでいて奥深い短歌の世界を親しみやすく描いています。世間は空前の短歌ブームでもあります。本書を片手に肩ひじを張らずに短歌を楽しんでみましょう。
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東アフリカの大国エチオピアとの国境付近。ルイこと龍一は、そこで知り合ったイタリア人の男・ピアッサとE国へ潜入した。バベルの塔を思わせる巨大な螺旋状の塔内に存在する無数のカジノが、その国の観光資源だった。そこは、砂漠のなかに屹立するギャンブラーたちの魔窟。上階へ行くほど賭け金は上がり、最上階では国王自らがディーラーとなり、国家予算規模の賭け金で勝てば、E国は自分のものになるという……。奪われたものを取り戻すために、そして、この国を乗っ取るために、巨大なカジノ・タワーの最上階を目指せ! 注目の作家が放つ、スリリングなギャンブル小説!!
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「別の生き物になりたい」――筋トレに励む会社員・U野は、Gジムで自己流のトレーニングをしていたところ、O島からボディ・ビル大会への出場を勧められ、本格的な筋トレと食事管理を始める。しかし、大会で結果を残すためには筋肉のみならず「女らしさ」も鍛えなければならなかった…。鍛錬の甲斐あって身体は仕上がっていくが、職場では彼氏ができてダイエットをしていると思われ、母からは「ムキムキにならないでよ」と心無い言葉をかけられる。モヤモヤした思いを解消できないまま迎えた大会当日。彼女が決勝の舞台で取った行動とは? 世の常識に疑問を投げかける圧巻のデビュー作!
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※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 直木賞作家が60代にして漫画家デビュー! 荻原浩にしか描けない、センチメンタルで不可思議な絵物語。「アマゾン川流域に流れ着いた瓶の中には、日本語で綴られた遥か遠い地からの手紙が入っていた……(大河の彼方より)。「93歳。病室で最期の時を迎えようとしている幸子のもとに、次々と懐かしい人々が訪れて……」(人生がそんなにも美しいのなら)。「4月1日の午後1時にあの桜の木の下で会おう。幼なじみの二人が交わした約束の行方は……」(あの日の桜の木の下で)など、人生のほろ苦くも愛おしい一瞬から、日常の半歩先に広がるブラックで奇妙な世界まで、全9編収録。
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家族という名のもっとも身近な地獄を描いた、母と娘の半世紀にわたる葛藤と救いの物語。 「愛の糸」に縛られた母と娘。 その糸が切れたとき、本当の自由が訪れる。 母の死後、不思議な手紙に促され、書き始めた「母の物語」。 実の娘、真波に激高する母。 しかしその暴言の奥に隠れた母の悲しみや寂しさ。 「母の物語」を書き進めることにより、母を理解し直していく真波。 母と娘、互いに理解し合うときは来るのか──。 どうしてもっと早く愛されていることに気づかないのだろう? 愛すること、愛されること、それを学ぶために私たちは生まれた。 どんなに近くにいても伝わらない愛がある。 母と娘の愛と葛藤を描いた、家族小説。
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令和2年、日本、そして世界に起こった未曾有の非常事態。人々はこれまでに体験したことのない事態にどう対処していいのか判らない困惑の日々を送ることになった。気軽に人に触れることができない、マスクなしでは人と話すこともできない。老人ホームで過ごしている親にも会えず、病院への見舞いに行くこともできない。毎日の感染者数に怯える暮らし……。そんな状況を客観的に観察し、できる限り冷静に行動した日本国民の様子を詠った歌集「玉響」。第1部の「新型コロナウィルス」から始まり「可視化されたもの」まで全十六部に渡り、余すところなく人々の緊張、焦り、戸惑い、喜怒哀楽が表現されている。いつかこの事態も過去のひと時のものとして語られるよう、「玉響」(ほんのしばらくという意味)というタイトルがつけられている。
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流れる音楽にあの娘を思い出す、それすらも恋のひとかけらなんだろう。 人間関係を器用にこなす男子高校生・結城は、よく人たらしと言われることに悩んでいる。 見学に行った軽音楽部で新入生女子・サワのパワフルなドラムパフォーマンスに魅せられ、自身はベースでバンドを組むことを決意。 中学時代からの気の置けない友人・雄大も確保しスリーピースバンド「3S」を結成する。 サワと過ごす時間、音楽の話、笑うとかわいいえくぼ、ジャムる瞬間の高揚――。今まで感じたことのない嫉妬や独占欲。 溢れ出す感情に戸惑いながらも、新たな一歩を音楽と共に踏み出していく。
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銀行勤めの亜由美は、まもなく50歳を迎える。子どもは巣立ち、二人暮らしをする夫からは女性扱いされず、日々の生活で漠然としたむなしさを抱えていた。そんな時、あるセミナーで出会ったのが妻子ある52歳の会社役員、佳弘だった。二人はやがて男女の関係になり、亜由美にとって佳弘はかけがえのない存在になっていく。許されない恋を続ける二人が行き着く先に待っていたものとは――。女としてのときめきを再び取り戻したいと、もがき苦しむ女性の切実な願いを軽いタッチの文章でつづり、女性にとっての幸せとは何か、男性との関係で得るものは何かを読者に問いかける。
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やがてこの町から消える少女なずなを巡る典道とその仲間の少年たち。花火大会のあの日、彼らには何があったのか。少年から青年になる時期の繊細で瑞々しい時期の友情と初恋の物語。映像化されなかった幻のエピソードを復刻し、再構成し、劇場アニメ版にあわせて書き下ろされた、ファン待望の小説。テレビドラマ版『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』のOAから、24年の歳月を経てよみがえる、原点ともいえる物語。岩井版の『銀河鉄道の物語』。本書の本編のあとに書き下ろされた「短い小説のための長いあとがき」には、本作品を、始まりの部分から深く楽しむための創作秘話が書かれている。
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※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 一見とっつきにくいけど、顔がいいから女の子にモテる。幼稚園から一緒だったという理由で、いろいろな人にミタカくんのことを聞かれたりする私の家に、ミタカは日常的にいついている。うちはママと中学生のミサオ、パパは家出中。だからいつも4人で、ごはんを食べたり、テレビを見たり、日々は平和に過ぎていき、これからも続いていく―ナミコとミタカのつれづれ恋愛小説。 ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
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