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Posted by ブクログ 2013年06月23日
中絶に何年も携わってきたベテラン看護師、病院の手違いで間違って中絶された若い妊婦、努力と行動力で何でも思いどうりに人生を進めてきたキャリアウーマンの三人の視点で話が進む群集劇。人口中絶がテーマ、現状がリアルに書かれており、胎児は人間か否か、望まれない妊娠、女性を守る為、人工死産としての処置等々…考え...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年10月06日
今までお産の小説はいくつか読んできたけど
全部医師がメインだったから、
今回助産師と妊婦さんとそれに関わる女性が中心のストーリーを
新鮮な気持ちで読みました。
同じ女として、医師とは明らかに違う目線に立って(女医さんは別として)
お産を助ける助産師はとても素敵な仕事だと思いました。
お産が好きでや...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年01月16日
ドラマで見たのをきっかけに、原作へ。
ドラマとは違う設定も多く、どちらかというと私はドラマの方が好みだったかな。
しかし、男性である著者が、ここまで「中絶」というテーマに迫り、著したということに心から敬意を表したい。
桐山冬子の願いは、この本の出版・ドラマ化で確実に大きな一歩を踏み出したと思う。
...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年04月26日
中絶がテーマのお話
そういった類の話は僕の身の回りでは全くなくて、読み進めるとショック[e:350]を受けたりなるほど[e:451]と思ったり勉強になりました
まずビックリなのは中絶してる人数の多さ
また病院によっては経営上の都合から法律違反である妊娠後期での中絶を受けてるところもあり
そんな...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年12月31日
人工妊娠中絶の是非を問う問題作。テーマは重たいが、一気読み必至の作品。
目に見える命と目に見えない命。目に見える命が失われることの意味は言わずもがな大きい。しかし、目に見えない命がどれだけ失われているのかということにはあまり注目されていない。殺人事件は報道されるが、堕胎について報道されることは非...続きを読む