天使の代理人(下)
  • 最新刊

天使の代理人(下)

495円 (税込)

2pt

胎児の命を守る“天使の代理人”という組織を運営する桐山冬子。突然銀行でのキャリアを捨て精子バンクを利用する出産を決意した川口弥生36歳。妊娠が分かった直後、人違いで中絶させられた佐藤有希恵26歳。一時は中絶を考えたが産み育てることを選んだ佐藤雪絵20歳。それぞれの人生と“天使の代理人”が交錯した時、奇蹟が起ころうとしていた。

...続きを読む

天使の代理人 のシリーズ作品

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • 天使の代理人(上)
    495円 (税込)
    生命を誕生させるはずの分娩室で行われた後期妊娠中絶。過去、数百にのぼる胎児の命を奪ってきた助産婦・桐山冬子はある日、無造作に放置された赤ん坊の目に映る醜い己の顔を見た。その時から罪の償いのために半生を捧げる決意をした彼女は、声高に語られることのない“生”を守る挑戦を始める―。胎児の命、そして中絶の意味を問う衝撃作。
  • 天使の代理人(下)
    495円 (税込)
    胎児の命を守る“天使の代理人”という組織を運営する桐山冬子。突然銀行でのキャリアを捨て精子バンクを利用する出産を決意した川口弥生36歳。妊娠が分かった直後、人違いで中絶させられた佐藤有希恵26歳。一時は中絶を考えたが産み育てることを選んだ佐藤雪絵20歳。それぞれの人生と“天使の代理人”が交錯した時、奇蹟が起ころうとしていた。

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

天使の代理人(下) のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2018年10月12日

    産むんじゃなかったと言われた過去のある中絶擁護派、外国のエリート達のバンクを利用し自宅で人工受精し障害どころか女の子であるというだけで中絶を希望する女性等、考え方がそれぞれしっかりと違い多角的な所がとても良い。脅迫、懲罰と加速する活動仲間、堕胎に立ち会う苦しさ。新米父の責任だけ素直に喜べなかった。

    0

    Posted by ブクログ 2011年09月22日

    【上】に続きサクサク進めます。
    この人引き込み方が、すごいツボ!

    妊娠中絶をテーマにした内容なんだけど、
    読み終わった後、考えさせられます。

    中絶は殺人か、医療行為か。
    殺人になっちゃうのかもしれないけど、
    後先考えずに育てられないのに産むのも
    もっと問題だと思う…。

    男の子以...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2019年01月16日

    ドラマで見たのをきっかけに、原作へ。
    ドラマとは違う設定も多く、どちらかというと私はドラマの方が好みだったかな。

    しかし、男性である著者が、ここまで「中絶」というテーマに迫り、著したということに心から敬意を表したい。
    桐山冬子の願いは、この本の出版・ドラマ化で確実に大きな一歩を踏み出したと思う。
    ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2010年08月25日

    中絶をめぐる女たちの話。
    自分が親になることへの不安が原因の人もいれば
    人生設計を基準に考える人もいて
    中絶の理由は本当に人それぞれ。
    胎児の命を尊重すべきなのはわかるけれど
    自分の人生が変わることに躊躇してしまう
    女性の葛藤が生々しく書かれている。
    また中絶に関する法律や現場の実態の...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年01月01日

     テーマは妊娠中絶の是非なのだが、本巻では組織暴走の恐ろしさも描かれている。最初は少人数で始めた組織でも活動が知られ、賛同する人が増えることで活動が活発になっていく。それはそれでよいのだろうが、その反面様々な思惑がメンバー内に交錯し始める。それは当初の目的から外れたものも少なくない。果たして、組織は...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2017年06月10日

    面白かった。
    かかわる人が増え 時を経ていくと 必ずこういう風に方向が変わっていってしまう。良きにつけ悪しきつけ。

    0

    Posted by ブクログ 2015年07月05日

    大きくなり、行きすぎた方針に変わってしまった『天使の代理人』。ひとつの事件を期に、穏健な方向へ軌道修正。(とはいえ、最後のエピソードは全然穏健ではなく強引だったけど)

    ラストは、『天使の代理人』という組織の在り方からはフォーカスが外れ、個人のエピソードに収斂していった。この点、期待していた展開とは...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2014年04月27日

    何人かの女性の視点で描かれる妊娠中絶への考え方。
    胎児は人間なのか?中絶は殺人なのか?
    重いテーマだ。
    さまざまな年齢層、境遇、立場からの考え、また時代を前後しながらの描写。
    男性の作者だとは思えないほど、女性の心理に深く触れていると思う。
    簡単に中絶出来てしまう世の中に、考えさせられる作品。

    2...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2011年10月02日

    『私にとって中絶は、時間を超越した自死だったのかもしれない。』

    テーマは人工中絶。「人工中絶の是非」ではなく、あくまで「人工中絶」。そもそも1か0で判断できるテーマでないことは自明の事実であり、それを逆手に取ってこそのストーリー展開。考えさせられるっていうよりは、考えるきっかけを与えてくれる、そん...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    天使の代理人と名乗る中絶を思いとどめる人達。
    人違いで中絶されてしまった人。
    同姓同名の人を捜し出し殺すつもりがその人の出産を助けていく。

    中絶について考えさせられます。
    胎児は物か人間か?
    中絶医療の進め方中絶医のあり方など、知れます。

    0

天使の代理人(下) の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    幻冬舎
  • ページ数
    324ページ
  • 電子版発売日
    2011年03月18日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める 小説

小説 ランキング

山田宗樹 のこれもおすすめ

天使の代理人 に関連する特集・キャンペーン

同じジャンルの本を探す