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Posted by ブクログ
たくさんのマスコミに囲まれて堂々と教師と向き合って話す歩美は本当にカッコいい。
詳しい理由もわからず、ただ川中歩美として生活することを受け入れた当初とはどこか違う歩美がそこにはいた。
無条件に愛されるとはどういうことか。
友だちとはどんな存在なのか。
そして信じ、信じられることの大切さを知った歩美は大きく変わっていく。
歩美の変化は、行動や言葉になって表れていく。
自分を信じてくれる人がいる。
たった一人でも自分をきちんと見てくれる人がいたら、人はまっすぐに生きていけるのかもしれない。
きっかけさえあれば、何か大切なことに気づくことさえ出来れば、人は成長し変わっていけるのだろう。
歩美がした決断は中途半端な決意では出来ないことだ。
それだけの覚悟があってしたことなのだから後悔はないとは思う。
この先、歩美にはどんな未来が待っているのかはわからない。
でも、確かに自分が感じた大切なものを忘れずに生きていってほしいと思った。
わずかな時間だったけれど幸せだったときを、今度は与えられるのではなく自分で作り上げてほしいと。
赤川さんの物語はいつも読みやすい。
そして、読み終わったあとに嫌な思いが残ることはない。
どこかさわやかであたたかさの残る赤川さんの物語は、いつも優しい気持ちにさせてくれる。
Posted by ブクログ
赤川次郎は『強いヒロイン』の話が多いですね。
腕っ節じゃなくて、なんというか精神的に。
普通の女の子でも、いざというとき驚くほど強い。
しかし彼女たちの不幸はすべてろくでもない男によってもたらされている気が。
けっこうパターンなんですよね。
身内だったり、恋人だったりするんですが、大抵そう悪い男でもないんだけど気が弱くて誘惑に弱くてずるずる流されて犯罪に巻き込まれたりする(ある意味最低の男だよ……)。
こんなんが身内にいたらそりゃ女は強くならざるをえないというか。
身内ならまだしもこんなんに惚れるなんて……と思うんですがね。
それともこれって男の願望なのかしらん。
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