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Posted by ブクログ
西村京太郎の競馬ものの1つ。ではあるが、ダービー(競馬場)は今回の犯人達が狙う場所として設定されたものであり、メインは首謀者達若者がそれぞれ抱く鬱憤と、彼らの群像劇。現金強奪作戦はあくまでオマケというか、彼らを結びつける材料。
現金強奪作戦のハラハラに、途中舞い込む怪文書のハラハラを付け加えたもので、怪文書側の犯人が分かったのは昔自分がこの本を読んだ記憶がなんとなく残っていたからか、それともほかに犯人があり得ないからか。
西村氏が描く「若者」がこの時代の平均的な若者の姿をどこまであらわしていたのかは分からない。西村氏がこの本の若者に何かを託したかったのかなあ(執筆時の年齢も知らずに書いてます)。
それにしても、高額馬券を買ったらあとで実券取りに来ます、とかあり得たんでしょうか(西村氏は競馬場の警備員バイトをしていたから正確なのかな)。凄い時代だな。
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