一穂ミチのレビュー一覧

  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    食事と恋をテーマに編まれた短篇集。現代を代表する作家による 7編と、3編のエッセイを収める。
    お気に入りはラストの原田ひ香「夏のカレー」。近付いたり、離れたりを繰り返す運命の男女の物語語。最後にあっと思わせる趣向も見事だが、それは小説としての体をなすためだけに付けられた結末で、そこを除いたとしても十分に傑作。
    次点は古内一絵「ワタシノミカタ」。昴のお兄さんっぷりが子気味よく、主人公の葛藤もよく描かれていて、プロットも良い。
    他は平凡か。

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    2025年12月03日
  • is in you

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    ネタバレ

    香港から転校してきた一束(いつか)は、海外からきた子ばかりのクラスにいたが、アメリカやヨーロッパからの転校生が多い中、アジア圏内の自分はなんとなくクラスにもいずらく、学校の旧校舎に入り込んで一人の時間をすごしていた。
    そこに3年の圭輔がやってきた。
    やがて二人はこの旧校舎の誰も来ない部屋で時間を過ごすことがふえていく。
    そして圭輔に対する気持ちは、恋愛の好意になっていくが、ある日圭輔にその教室でそんな雰囲気になったが拒否してしまった。
    それから圭輔は卒業、あわなくなる。
    13年後、香港で再会する・・・

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    2025年11月20日
  • パラソルでパラシュート

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    亨と雨ちゃんの出会いが良すぎて、最後までそのピークを越えられなかった。
    個人的な好みだけど、2人の恋愛が見たかったな、、

    芸人さんの会話なだけあって、無駄がなくテンポが良くて楽しかった。

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    2025年11月16日
  • ひつじの鍵

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    ネタバレ

    先にスピンオフのアンティミテを読んでからこちらを読んでしまった。
    どっちが好きかと言われたら・・・アンティミテかなぁ。
    でも、こちらもおもしろかった。

    母の再婚相手がメガネフレーム会社の社長で、結婚してからヒットをとばし急にお金持ちの息子になった。そのあとすぐ母が死亡。
    義理の父と自分だけになった。義父は羊(よう)にとてもとてもよくしてくれ、関係は良好。だけど、とても忙しいので、広すぎるタワマンで独りぼっち。
    母と二人暮らしの時は高校にいけるかどうか・・だったのに、今はお金持ちばかりの高校に通っている。
    そんなとき、クレジット会社のコンシェルジュに世話になることがあり、一色と知り合う。
    一色

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    2025年11月13日
  • パラソルでパラシュート

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    受付嬢は30だと終わりなんて今なら即効アウトだが、
    なんとなく今もそんな風潮があるんだろうなと思うと主人公が感じる感情はリアルだと思った。
    芸人同士のコミュニティに入っていく人生は予想もつかずそれはそれで面白そうな気もする。

    美雨と亨の出会い方は口パクで伝わる出会い方があるのかとびっくり笑
    亨と弓彦のコンビの関係性を美雨の視点で描いてあるが、コンビ間の独特な関係性なんだろうなと思って読んだ。
    また、シェアハウスの姐さんとネバーくんのキャラクターは愛おしかった。

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    2025年11月04日
  • これが最後の仕事になる

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    24人の作家さんが「これが最後の仕事になる」の書き出しで1編6頁、24種の物語!
    大好きな作家さんが何人も名を連ねていて思わず読んでみました…恐い話や難しい話もあったけど1編が短くて手軽に読めました

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    2025年11月02日
  • ほろよい読書 おかわり

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    前作が読んでいて心地よかったのでこちらも購入。
    今回も良い感じのサクサク感で読み進められました。
    奥田さんの中学生の姪との物語が1番好きだった。どうして男女で普通に友達として仲良くしてはいけないのか?なぜみんな「付き合う」ようになるのか?10代前半の子どもがピュアに熱く向き合う姿に、私もそう思った時期があったなあと。あくまで私の場合ですが、大学生くらいになると、ふたたび男女の距離が友情として近づくことも増えるから、そのことをあの姪ちゃんに教えてあげたくなった。笑

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    2025年10月31日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    一穂ミチさんが好きで手に取りました。短編集は気になっていた作家さんをパッと読めたり、触れたことない作家さんに出会えるのでたまに読むようにしています。
    どの短編も読みやすかった。

    今回は前から気になっていた原田ひ香さんを次読みたいなと思いました。

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    2025年10月30日
  • 青を抱く

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    ノンケ・ストレートを口説き落として受け堕ちさせた挙句に相思相愛という腐女子垂涎のBLストーリー。

    一穂ミチ好きが高じてとうとう BL にまで手を出してしまった…というわけではなく、角川文庫に入っていたので一般小説かと思って読んだというのが本当のところ。こういうのはルビー文庫に入れておけよ、と思ったら、初版はフルール文庫ブルーラインというBLレーベルで、長らく絶版だったものを昨今の一穂ミチの活躍を見て角川文庫で復刊させたものらしい。普通に同一レーベルで復刊すればいいのに。

    まあ、出生をめぐってあっと驚く展開もあり、濡れ場もたっぷりあり(まったく興奮せんけど…)、舞台となる海辺の町の雰囲気も良

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    2025年10月26日
  • パラソルでパラシュート

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    大阪が舞台となっている。書き言葉の関西弁はエセを感じることが多いが、本書の関西弁は自然で読みやすい。
    30歳で契約終了と宣告されている受付嬢の美雨。譲り受けた音楽ライブ中に売れないお笑い芸人の亨と出会う。シェアハウスに入居するまでがトントン拍子でおもしろかった。
    どの登場人物も優しく魅力的だが、個人的にはネバーくんが1番好きかな。

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    2025年10月25日
  • パラソルでパラシュート

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    心地よい会話のテンポと人との距離感。
    心揺さぶられるような何かは起きないけど、お互い刺激を受けて変わったり変わらなかったり、なんだかとても好きだった。

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    2025年10月22日
  • 青を抱く

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    BL⋯BLだよな、作品のジャンルとしては。海に落ちたまま意識が戻らなくなった弟・靖野を介護し続ける泉と、その泉の前に現れた、靖野によく似た宗清の、淡々と、でも深淵を覗き込むような危うさがたまらなかった。

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    2025年10月09日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    恋と食のある10の風景
    個性豊かな短編とエッセイがぎゅっと詰まった一冊

    収録作品は以下のとおり

    一穂ミチ 「わたしたちは平穏」

    古内一絵 「ワタシノミカタ 」

    君嶋彼方 「ヴァンパイアの朝食 」

    錦見映理子 「くちうつし 」

    奥田亜希子 「白と悪党」

    尾形真理子 「SUMMER STREAMER 」

    原田ひ香 「夏のカレー」

    《エッセイ・掌編》
    田辺智加 「初恋と食事」

    山本ゆり 「ゆかりとバターのパスタ」

    山田詠美 「恩響の彼方のトマトサラダ」


    私は特に、錦見映理子さん、尾形真理子さん、原田ひ香さんの作品が好みだった。
    ある作品では、涙がじんわり浮かんでくる。
    また

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    2025年10月09日
  • GOAT Summer 2025

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    出版区というYouTubeチャンネルで紹介されているのを見て本屋で探しました

    えーーこれ510円でいいの?

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    2025年10月05日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

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    それほど有栖川有栖の作品は読んだことないのだけれど、知らなくても楽しめる作品が多かった。一番好みなのはやはり白井さん。いろんな意味で本人らしさをしっかり出しつつも良さが出ていた。

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    2025年10月01日
  • これが最後の仕事になる

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    短編集って隙間時間にさっくと読めるの良いです。
    また多数の作家で構成されているので新たな発見もありました。

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    2025年09月20日
  • イエスかノーか半分か《コミック版》(1)【電子限定おまけ付き】

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    ネタバレ

    ずっと気になっていた一穂ミチさん原作の漫画。

    仕事モードの時に完璧な仮面を被る計が、その表と裏の使い分けによって自分らしさがわからなくなったところを、潮がすべて包み込んで好きでいてくれるのがたまらなく純愛を感じた。

    アクセント辞典にパラパラ漫画描いてくれていたところを見た時、声にならない悲鳴が出た。良すぎる。

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    2025年09月18日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    最恐感はないけれどなかなかに楽しめた一冊。展開は828の1、オチはニンゲン柱が結構好き。あとは冬彦ー!とツッコミたくなった

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    2025年09月15日
  • 砂嵐に星屑

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    大阪の民放テレビ局で働くアナウンサー、報道デスク、タイムキーパー、ADたち、華やかそうに見える裏側にある悩み、葛藤、辛さ、ままならない思いなど。小説の題材としてはいかにもではあるし、一穂ミチの描き出す物語は傷ついた心を少し癒すような、労わるようなところがある。
    お話としてはしょうもないなあ、まあそうね、でも何とかなるよ、とか思いながら読み進めたが、この作家の傑作を読んできたところからすると、かなり物足りない。というか、この軽さやよく言えば優しさが、この作者の真骨頂なのかもしれない。大阪とマスコミという自分が好きでない題材による評価は必ずしもこの小説への正当な評価とは言えないが。

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    2025年09月15日
  • うたかたモザイク

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    いろんな味わいがあっておもしろかった
    なんだかよくわからない話もあったけど
    sofa&… 神さまはそない優しない ムーンライダーが好き

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    2025年09月14日