一穂ミチのレビュー一覧

  • ツミデミック

    Posted by ブクログ

    パンデミックの元で起こったエピソードを集めた短編集。と、軽く言えるような中身ではなくて、吐き気がするようなストーリーが多かった。
    実はタイトルを「ツンデミック」とずっと読み違えてた。パンデミックで人生詰んでしまった人の話と解釈してた。この感想書くのに、よくよく見たら「ツミデミック」で勘違いと気づき、自分に呆れた次第。

    自殺したはずの同級生と遭遇する「違う羽の鳥」
    デリバリーの配達員に魅せられた主婦の末路「ロマンス⭐︎」幽霊になり自分の死の真相を知る「憐光」
    失業中の調理師が近所の老人と知り合い出直す「特別縁故者」娘の妊娠をきっかけに飛び出す秘密「祝福の歌」Twitterで集められた自殺志願者

    0
    2026年02月11日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    恋と食のある10の風景

    小説新潮掲載作品から編まれた、
    人気作家陣による〈恋〉と〈食〉をテーマにしたアンソロジー。

    顔ぶれはなかなか豪華。

    「わたしたちは平穏」 一穂ミチ
    平穏なふりをする平穏が好きなふたり。
    波風を立てず、壊さない距離を選び続ける関係性が、食卓の静けさとともに描かれる。
    元妻の生霊だか怨霊だかの存在だって平穏

    「ワタシノミカタ」 古内一絵
    シングルマザーの漫画家と、その息子。
    忙しさと不安を抱えるふたりのもとに現れたのは、救世主のような若いイケメンアシスタント。
    外見だけでなく、心までイケメン。
    仕事にも生活にも、さりげなく手を差し伸べる存在は、ふたりにとって確かに“

    0
    2026年02月09日
  • 二周目の恋

    Posted by ブクログ

    どれも普通ではない恋(と呼んでいいかもわからない)の話。でも部分部分で分かる感情もあって、よかった。

    0
    2026年02月09日
  • パラソルでパラシュート

    Posted by ブクログ

    好きだったわけでもないバンドのライブで
    なんとな〜く目が合い知り合い
    でもどうしても気になった人

    これはもう一目惚れの域では…

    かといって
    デレデレっと好きになっていく描写などなく
    もしやこのまま好きにならないのでは?
    という幻想をいだいたくらい

    そのままシェアハウスに住むことになったり
    楽屋にもするりと入れたり
    これは下手したら炎上案件…

    お笑いのみんなの空気感がとてもよかっただけに
    好きな人が義母になる設定が
    ちょっと残念だったな〜

    女装したり女性役する芸人さん多いけど
    そんなだったらちょっといややな〜

    0
    2026年02月08日
  • これが最後の仕事になる

    Posted by ブクログ

    こういったらなんだけど、玉石混合ってかんじ。
    好みもあるけど、好きなものも合わないものもあった
    「親友」と「海月祭をもう一度」、「声」が好き

    0
    2026年02月07日
  • スモールワールズ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    作品としての完成度はすごく高いと思うが、私の心がついていけなかった。読むたびに苦しくなった。
    特に「ピクニック」は、産後うつ、乳児の事故死とか、わたしに幼い子供がいるがばかりに想像できすぎてしまって辛くなり、久々に「飛ばし読み」してしまった。最後の展開、この物語の語り手が明らかになるシーンではゾワっと鳥肌が...。
    「式日」で出てきた青年は「ネオンテトラ」の中学生男子。「ネオンテトラ」で美和に救われていたのだと信じ込んでいたのだが、「式日」では"近所の人に構われて迷惑だった"と言うようなことを言っていて、これも怖かった。さらに、「ネオンテトラ」内で最後あの男子が死んでしまっ

    0
    2026年02月05日
  • ツミデミック

    Posted by ブクログ

    コロナを絡めた短編集。最初の「違う羽の鳥」はコロナ感が薄いけど、後半になるに連れてコロナの因果関係が強くなって、最後の「さざなみドライブ」は結構がっつりコロナに関する話題が出る。

    コロナ禍のときはそうだったなと、懐かしい気持ちで読める点がこの作品の肝で、そうやって懐かしく思う気持ちでさえも揶揄されているされているような…。

    今思えば馬鹿馬鹿しいと感じるほどの非日常だったけれども、そのときは切実でしかなく、コロナきっかけで人生が変わった人もいるだろうなと。そのあたりのリアルさや心情の描き方が巧みだなあと思った。

    0
    2026年02月05日
  • うたかたモザイク

    Posted by ブクログ

    一穂さんの2本目ですが可もなく不可もなくって感じでしたね。短編でしたが気にいるストーリーもあれば良くわからんモノもあり

    0
    2026年02月03日
  • これが最後の仕事になる

    Posted by ブクログ

    これが最後の仕事になる。の書き出しでこんなにもさまざまなお話が読めるとは。作家さんによって本当にさまざまなお話で感動するものや怖いもの、よくわからないものまでいろいろとあった。
    スラスラと読めてよかったかな。

    0
    2026年01月26日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

    Posted by ブクログ

    自分の好きな作家さんが多く入っている為購入したものの、あまりハマらなかった。
    アリスと火村の掛け合いが長すぎて、事件にスピード感が無くて、ダラダラしてる所が自分に合わなかったのかも。
    人によってはまた違う意見が出てくると思うので、他の人の感想を見てみたい。

    0
    2026年01月26日
  • うたかたモザイク

    Posted by ブクログ

    ツーバイツー
    BL
    神さまはそない優しない
    このあたりが印象に強く残ってる。

    どことなくファンタジーというか、SFっぽい雰囲気があって、一穂さんは星新一の短編集が好きな方なんだろうなと思った。
    オチの作り方が似てる。少しゾッとするオチ。

    sofa&…
    も結構好きだった。わたしも1つの物に愛着が湧いて、長年使うタイプだから、物からこんな風に思われてたらうれしいなぁと思った。色んな物をもっと大切にしたい。

    0
    2026年01月26日
  • これが最後の仕事になる

    Posted by ブクログ

    好きなのは
    桃野雑派さん「アイドル卒業」
    真下みことさん「最後の告知」
    米澤穂信さん「時効」
    の作品でした!

    0
    2026年01月22日
  • 【電子限定おまけ付き】 ペーパー・バック 1

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    新聞社シリーズの番外編をまとめたもの。

    順不同で入っているので戸惑うこともあり。
    あと時系列もばらばらなので、これは誰と誰の話でどのタイミングの話?って考えないとわけわからんってことになる。

    これを読むと、圭輔×一束のCPが一番好きだなーと思った。最初に読んだからかな。
    ちょっと香港に行ってみたくなったもん。
    最後の話で、いつか圭輔が再び転勤となったらどうなるんだろーと不安になる。二人はある意味,しょうがないと思ってるみたいだけど、読んでるこっちは嫌だよーっ:(;゙゚'ω゚'):

    0
    2026年01月22日
  • スモールワールズ

    Posted by ブクログ

    血縁・恋愛・友情といった「近しい関係」の中にある歪みや孤独を描いた短編集。

    人間関係のちょっとした違和感やすれ違いを切り取っているけど、重すぎず淡々と読めます。
    「守っているつもり」「愛しているつもり」が、実は相手を縛り、傷つけていたり、相手の人生を無意識に支配し続けてしまったり、強い期待や依存をしてしまったり、人間関係でバランスをとることって難しく、静かだけど「わかるかも」と思わされる作品でした。

    0
    2026年01月17日
  • アンフォーゲタブル

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    新聞社シリーズ第四弾。
    is in you
    off you go
    ステノグラフィカ
    アンフォーゲタブル
    の順番で本編はこの4作らしい。

    新聞社の整理部に勤める和久井冬悟が証明写真をとろうとすると、泣いたい男が乱入してきた。有村望、大手真秀製薬会社の人事部勤務。この時は喪服で泥酔し号泣する望に「泣いていいですよ」と声をかけ、帰り際に「役に立つことがあれば」と名刺を渡した。
    後日、謝罪で電話がかかってきた。それから二人はちょくちょくあって飲みに行ったり、出かけたりするようになった。
    望があの日、実は好きな人が死んでしまったんだという。お通夜だったらしい。
    その相手は、男性の先輩だった。
    冬悟は社

    0
    2026年01月16日
  • GOAT Summer 2025

    Posted by ブクログ

    初めて文芸誌を買った!
    このボリュームで510円はお得。

    「特集:キトヴォラの今」朝井リョウ
    キトヴォラって何?けみさゆろって何?って思って調べてしまった。きっとこれらに当てはまるのは読者それぞれの解釈なんだなぁと思った。すごく短いお話だったけど、朝井リョウ味があって考えさせられた。

    「落ち着いて」小川哲
    すごいリアルだと感じた。
    『優しさは冷たさでもある。「君に文句を言わないよ」という温かいルールの裏には、「だから僕にも文句を言わないでね」という冷たいルールが存在する。誰かに対して怒ってしまうのは、誰かのことを期待して信じているからで、怒るのをやめるためには、他人に期待しないように生きな

    0
    2026年01月16日
  • これが最後の仕事になる

    Posted by ブクログ

    短編集なので、サクサク読めた。

    以下、気に入った作品
    ・半分では足りない 呉勝浩
    ・アイドル卒業 桃野雑派
    ・悪魔との契約 須藤古都離
    ・ハイリスク・ハイリターン 方丈貴恵
    ・事故をつくる男 白井智之
    ・最後の告知 真下みこと
    ・声 岸田奈美
    ・有血革命 夕木春央

    叙述トリック的なものに弱いのかもしれない。

    『黒猫を飼い始めた』、『嘘をついたのは、始めてだった』の2冊は読んだことがあるが、他にもシリーズは出てるみたいなのでそのうち読んでみたい。

    0
    2026年01月12日
  • ほろよい読書 おかわり

    Posted by ブクログ

    お酒という身近なテーマを入り口に、短い物語の中に人間の営みの奥深さが凝縮されていました。
    ふとした瞬間に込み上げる寂しさや、やり切れない後悔、そして小さな救い。それぞれの作家が描く「人生の機微」が、まるでお酒のように心にじわじわと染み渡ります。華やかなだけではない、少し苦くて温かい「哀愁」を感じたい夜に、ゆっくりとページをめくりたくなる一冊です。

    0
    2026年03月22日
  • きょうの日はさようなら 完全版

    Posted by ブクログ

    私が今日子だったらどんな人生の選択をするのだろうか、と。今度いつ目覚めるか判らない未来で当時仲良くなった人たちと再会する人生が良いのか否か。こちらの完全版しか読んでおりませんが、考えさせられました。

    0
    2026年01月11日
  • スモールワールズ

    Posted by ブクログ

    前作が面白かったので続け読み

    タイトル通りの小さな世界の短編集
    色々な感情が沸いたり揺さぶられた
    展開力は言わずもがな滔々と読ませる文体も良い

    0
    2026年01月09日