一穂ミチのレビュー一覧

  • これが最後の仕事になる

    Posted by ブクログ

    小説においていちばん大事とされる冒頭の一文。
    これを「これが最後の仕事になる」と定めて、各作家さんが短編を書き始める…
    なんて、粋な企画!
    しかも、名だたる作家さんばかり!

    楽しかったです。
    それぞれの色も出つつ、同じものが全くない。
    私の中の、「これが最後の仕事になる」賞は、
    須藤古都離さんでした。
    上手かったです。

    0
    2025年08月08日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

    Posted by ブクログ

    有栖川有栖好きじゃないけど
    書いている作家さんたちが好きで読んだ。
    一穂ミチのが、あまりにひどくてつまらなかった
    けど、他のはまあまあ面白かった。
    白井智之が、らしくない笑

    0
    2025年08月07日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

    Posted by ブクログ

    あまり知らないのに、手を出した自分が悪いです。
    もう少し元ネタが分かったら、もっと楽しめたんだろうなぁ
    本棚に入れておいて、いつか読み直そうと思います。

    女子校の2人がとても新鮮でした。

    0
    2025年08月04日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

    Posted by ブクログ

    角川ホラー文庫30周年を記念し、最大の恐怖を詰め込んだアンソロジー第1弾。
    なんの前情報もなく読んでいたらシリーズの一環で知っているキャラクターが登場して来たりでうれしい驚きもあり、どの作品も楽しめた。
    中でも原浩「828の1」がよかった。初めて読む作家さんだったけど、終盤の畳みかけ具合が良い。

    同時発売の「堕ちる」続編の「慄く」も読みたい。

    0
    2025年07月30日
  • パラソルでパラシュート

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ハードカバー版を読んだので掌編未読なのでなんとも言えないけど、ふわふわした登場人物ばかりで全然入り込めなかった。
    美人でピンボケな主人公にお笑い芸人イケメンと真面目系のトリオでドリカム状態。
    恋愛全面に出してないからまあいいとしても、共感できたのは浅田さん。人間味溢れて地に足つけて生きてる感じがいい。
    30歳はまだまだこれから。夢見てもふわついてもまだやっていける。彼らのその後を見てみたい気はする。

    0
    2025年07月28日
  • GOAT Summer 2025

    Posted by ブクログ


    最高でした!どこから読んでも 満足。いつ読んでも満足。あ〜おもしろかった!いや 何周回っても大丈夫なのが お気に入りです。黒枠の「悪」は じわじわくる。もはや 3号が待ち遠しい限り。

    0
    2025年07月24日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    「わたしたちは平穏」が好きだった。似たような食生活だからかな。白いもの好き。

    1人と2人じゃ同じもの食べても味は違う気がするし、よりおいしく思える気がする。誰かとの食事は思い出も食べているような感じ。

    0
    2025年07月23日
  • ほろよい読書 おかわり

    Posted by ブクログ

    日本酒についてちょっとわかった気になった。
    生牡蠣は食べたくならなかった。
    グラスの周りに塩ついたお酒飲みたい
    美味しいお酒が飲みたい
    のんべいにはたまらない一冊
    物語はあれ?ってところで終わるけど、それはそれとして楽しめる短編集小説

    0
    2025年07月17日
  • うたかたモザイク

    Posted by ブクログ

    一穂ミチの短編集。単行本からさらに3篇を追加しての文庫化はなかなかサービスがいい。というか、一穂ミチファンは両方買わないといけないのか、これ。ごく普通のヘテロ恋愛モノもあるが、BLをネタにしたSFやら、ガチBL純愛やら、百合モノ、濡れ場があるかと思えばホラーもあり、一人称ナレーターも妖怪あり、ソファあり、猫ありと多様。満喫した!

    0
    2025年07月15日
  • 恋とか愛とかやさしさなら

    Posted by ブクログ

    自助サークル この世の中には自分の知らない世界がある。自助サークルってのも知らなかった世界。被害者の会があるのは分かるけど、加害者の会があるとは知らなかった。考えさせられる一冊でした。

    0
    2025年12月03日
  • うたかたモザイク

    Posted by ブクログ

    『光のとこにいてね』がよかった印象の一穂ミチさん。日経のコラムが面白くて、同い年の大阪人ということもわかり、こちらも読んでみた。短編集。

    失礼ながら最初びっくりするほど面白くなくて読むのやめようかと思ったけど、途中から面白くなった。
    最初は初期のものだったのかな?
    結果、楽しめました!

    0
    2025年07月09日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

    Posted by ブクログ

    “最恐のアンソロジー”ってどれぐらい?とドキドキしながら読んだ。
    ホッとした…まだ耐えられるレベルだったわ。
    面白いけど『にえたかどうだか』の主人公にはなりたくないなと思った。
    子供系の話はいろんな意味で恐いから苦手。
    ただ個人的に『828の1』が一番恐かったかも。
    主人公がその意味に気づいた瞬間から、ゾワゾワするのが止まらなかった。

    0
    2025年06月29日
  • パラソルでパラシュート

    Posted by ブクログ

    恋愛小説かと思ってたらそんなことなく。ジャンル分けが難しい。

    主人公の美雨からは熱量が感じられない、つかみどころがない。でも一種のブレなさや強さがあるように見える。
    ひょんなこと?から亨や他の芸人たちと出会い、良い方向性かはわからないけど、確実に変わっていく。
    世間一般的なお小言を言いたくなってしまうが、本人が現状に満足しているなら口を出すべきではないのだろうな。

    0
    2025年06月09日
  • 砂嵐に星屑

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ◼️一穂ミチ「砂嵐に星屑」

    数多いる人々の一。大阪のテレビ局を舞台にした心の描き方。

    また細かいな、微妙やな、なにわやな、と思う。仕事上、また私生活に蹉跌を持った人々をテレビ局を題材に描く。とかく後半のほうの話が、手を添えられているような気もしてくる。

    なにわテレビで上司の看板男性アナウンサーとの不倫が発覚し、東京支社に転勤させられ、10年振りに大阪の本社に戻った女性アナウンサー。資料室で先ごろ他界した不倫相手の幽霊に遭遇し、新人女性アナと幽霊騒動の解決に挑む。
    (資料室の幽霊)

    立ち上がりは少し派手なネタ。細かいな、と思ったのは大きなストーリーの中に、主人公の心中の動き、思いを細かく

    0
    2025年06月05日
  • ふったらどしゃぶり~When it rains, it pours~ 完全版

    Posted by ブクログ

    ふわぁー。これは上級者向けだったかもしれません。。。
    私のようなエロ描写苦手な者には、ちょっと苦しい内容になっておりました。。。m(_ _)m


    男女で同棲のカップル。
    男男で同棲のカップル??

    どちらもセックスレスで悩んでおりました。
    ある日の間違いメールから、その悩んでいる同士が意気投合してしまうわけですが、、、


    最初っから男性のそういうお悩み!?
    私には理解が追いつくところではなくて、、、

    一穂さんの作品ですからね、超特急で読めてしまったのですが、感情移入型の読み方をする私には、感情移入出来る対象がいなかったからか?ちょっとこちらは難しかったです。

    ほんと、すみませんm(_

    0
    2025年06月01日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    数日かけて一話ずつ読みました。
    すぐ忘れてしまうような内容ばかりでしたが読みやすい文章が多く、時間がある日にさらっと読めて良かったです。

    0
    2025年06月01日
  • OFF AIR(2)~イエスかノーか半分か~

    Posted by ブクログ

    「イエスかノーか半分か」の番外編+書き下ろしの2冊目。
    これもう1冊あるんだね。

    1冊目の感想にも書いたけど
    本編を読んでからかなり時間がたってて、2冊目の時に「もう一回本編を読みなおそう」っておもったものの、(2)をよんでしまったので、
    前回同様「ん??この人は・・え~っと・・?」って思い返しながら読んだ。
    あと、これはいつの時の何だろう?
    とか思いつつ。

    こちらの最後の「恋はあせらず」が書き下ろしなんですがとても読みごたえもよくていいお話なんだけど、
    2回目のえっちに至る話なんですね。
    それまでの短いお話の中ででも、さんざんヤッてるのを読んだままのテンションで読むと、最初「え?ん?」っ

    0
    2025年05月30日
  • OFF AIR~イエスかノーか半分か~

    Posted by ブクログ

    「イエスかノーか半分か」の番外編+書き下ろし。

    本編を読んだのがちょっと前なので思い出しつつ読みましたが、覚えてないシュチュエーションとか、微妙な人物関係とかがちょくちょくでてくるので
    これを読む寸前に本編読まないと厳しい。

    あと、番外編という性質上、話が前後するので
    これはいつの時の話なんだろう?って思い出しながらでないと・・・

    「イエスかノーか半分か」本編をしっかり読んだガチオタの方はとってもいいと思います。私はもう一回本編を履修してきます

    0
    2025年05月30日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

    Posted by ブクログ

    怖い話いろいろ。
    それぞれのカラーがあってよかった。個人的にはスプラッタの怖さより、心理的に追い詰められる系の方が好きかな。

    0
    2025年05月17日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ココノエ南新町店の真実
    なんでヨシナガさんから受け取ったノート読んだだけで、依田さんはそんなになってしまったんだ
    そんなに入り込んで、自分がやらなきゃ!みたいな気持ちになる程の内容だったのか
    普通にヤバイ客みたいになってるし
    そこからの展開にえ?ってなってたら終わった
    依田さん視点では無いのでスーパー火災の時に一体何があったのか、本当に戦っていたのかは定かではないけれど、読み終わってから想像したくなる作品だった

    ニンゲン柱
    結局村に帰りたくなるようになってるし、一番ヤバかったのは娘だった
    那々木が暴いてあんな事があっても村はそのままだし

    魂の飛翔
    個人的にリングは自分が小説、文章という物を

    0
    2025年05月16日