一穂ミチのレビュー一覧

  • アフター・ユー

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    ネタバレ

    (良)突然姿を消した恋人、クルーザーが転覆して行方不明に。一緒にいた男性は誰?男性の妻が訪ねてきて一緒に現場の島に行くことに。ぐいぐい読みました!ずーっと心拍数は高めでしたが爆発的なオチを期待しすぎたのかもしれません。閉鎖的な島で情報は筒抜け、複雑な人間関係が過去から現在へ絡み合う。東京からきた恋人と夫の過去をほじくり返す訪問者は歓迎されないだろうなとは思った。ヒトって集団生活に向いてないけど集団に頼らないと生きていけない種なんだなと思いました。

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    2026年08月10日
  • ツミデミック

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    ツミデミックって何かなと思ったら、パンデミックのモジリなのね。というわけでコロナ絡みの短編集です。ちょっとありがちなところもありますが、飽きなく読めました。
    私は「特別縁故者」が気に入りました。

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    2026年08月10日
  • ツミデミック

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    決してつまらないとは思わないけれど、
    「直木賞受賞作」となると首をかしげたくなる作品。

    これは一穂作品に共通する感覚なのだけれど、
    ひとつひとつのエピソードはいいのだけれど、
    エピソードがいくつ重なっていっても、なんの絵も見えてこず、
    ただ大きくてきれいなモザイク画ができあがるだけのように感じる。
    今作はたまたまそれを“コロナ禍”という世界を覆った出来事がつないだだけに思える。
    そして今作はタイトルからもわかるように“悪いこと”が各話にからんでくる。
    主人公自身がわりとイヤな奴が多いから、そのモノローグまで読まなくてはいけないのがちょっと苦痛。

    “特別縁故者”だけは苦なく読めた。

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    2026年08月09日
  • ツミデミック

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    表紙から受ける印象から、勝手にもっと全体的に重たい感じの話しが入った短編集かと思いきや、感動ものも入っていたりしました。
    個人的な好みとしては「ロマンス☆」「憐光」が、最後にゾワッとするような、嫌ぁな終わり方ですごく好きでした。上記でも書きましたが、こうゆう話しの集まりだと思ったので、「特別縁故者」とか「祝福の歌」みたいにちょっといい話、みたいなのも入ってて、色んな罪の形がありましたね。

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    2026年08月09日
  • 5分後にお風呂に入りたくなる! 湯けむり文学

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    とにかく1日の疲れが最高値に達した時のお風呂に入らなきゃっていうのが億劫過ぎる。
    で、入んなきゃ〜入んなきゃ〜って思ってる間にうたた寝。
    こんな生活が多いので、本の帯の文句にどんぴしゃり。
    くたくたに疲れて帰った日、ショート動画でだらだら時間を溶かしてしまう日。
    「お風呂に入らなきゃ」と頭では分かっているのに入る覚悟が決まらない!
    →まさに私のこと。

    なので気になって買いました。

    お風呂にまつわるいろんなジャンルの話が読めて楽しかったけど、一つ一つが短いから何となく物足りなかったかな。
    でも、お風呂に入った時の開放感、安堵感、そういうのに改めて気付かされたというか。もうさっさとお風呂に入ろ

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    2026年08月09日
  • アフター・ユー

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    自分が思う以上に人は自分のことを愛してくれているし、大事に想ってくれていることを感じられる作品でした!

    死って本当に突然訪れるものって分かってるけど、
    本当に突然すぎるよね、、

    10年間同棲していた彼女が、突然目の前から消えてしまった。同じ境遇の沙都子と2人で事件の真相を探すべく離島でパートナーの過去と自分の母親の真の姿を知る。


    この多実の考え、好き。
    「自分」を決めるのって、自分じゃないんだなって思わない?誰かと接した瞬間の境界線がそのまま輪郭になるんだと思う。島みたいじゃない?
    島?
    そう。潮の満ち引きや天気によって海岸線は全然違うでしょ。それで、ほとんどは海の中。外から見えてる姿

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    2026年08月08日
  • アフター・ユー

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    いろいろが、ごちゃごちゃで、ぎゅーっとなる。
    誰が悪い?何が悪い?
    それぞれの感情と思惑が複雑に絡み合って、
    苦しくなった。

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    2026年08月07日
  • ツミデミック

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    読みやすかった。
    コロナ禍のパンデミックにより犯された罪、をテーマに書かれた短編集。
    妊娠した女子高生と、その親と祖母、そして自分の赤ん坊に会えない夫婦を描いた「祝福の歌」が良かった。

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    2026年08月07日
  • ツミデミック

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    パンデミック。
    自分がこの世で嫌いな"多様性"という概念に
    拍車をかけた存在として
    あの出来事は全てなかったことにしていた気がした。

    だが本書の短編を通して、失ったものばかりでなくて
    その時だから得たもの、
    判別のつかないうだつの上がらない生活も
    結果オーライだったりすること。
    なんとなく振り返ることができた気がする。

    当たり前の生活こそ〜
    というつもりも、庇うつもりもないが
    あの日々で感じたこと、
    変わった感性、変わってしまった感性
    いつか全てを受け入れて
    あの禍々しい原体験を物好きな後世に
    話してあげたいと思った。

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    2026年08月05日
  • パラソルでパラシュート

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    決してしっかりした人間がいるわけではない家。
    それぞれが別々のジャンルのネガティブ感情を抱いていながらも、淡々とした会話の中にしか生まれない優しさがある。
    彼らにとってその家は安心して帰れる居場所なんだなぁ。

    この小説は波のある展開や、派手なクライマックスがあるわけではない。
    ストーリー性がある純小説と言っても良いくらい。
    会話や、感情の見え隠れがとても面白い。

    夏子と雨。
    心安らぐ小説。

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    2026年08月04日
  • 光のとこにいてね

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    強烈に惹き合う要因てなんだろうと思った。一緒にいた時間ではない、環境、タイミング?
    素敵な関係と思いつつも距離や一緒にいれなかったからそういう関係になれたのかなとも思ったり。一緒に居続けるとバランスも崩れたりするんだろうなと人間関係とか育った環境とか人生とはと考えさせられる作品でした。

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    2026年08月03日
  • 本屋さんのある街で

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    「本屋さん」という言葉に懐かしさと憧れのような思いがある。わたしの住む地域には、「街の本屋さん」と呼べるような本屋さんがない。

    *続きは書店で 瀬尾まいこ
    ルイーズの占いに従って?閉店が決まった書店でバイトを始めた菅原青年。菅原君は読書に目覚め、楽しく働き、閉店後も本屋で働くことに。料理に謎の目新しさを求めようとするルイーズのパートナーに菅原君が選んだ本が良い。あっけらかんとした明るい感じが瀬尾さんらしい。

    *歌うように生きて 一穂ミチ
    唯一恋愛要素のある作品。月のイメージが涼やかで美しい。本屋さんへの愛という観点からは少し離れていて、その分受ける印象も違うのだが、一番インパクトのある作品

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    2026年08月02日
  • 光のとこにいてね

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    読み終わったー!
    ゆずと果遠の2人がそれぞれ違った道を歩きながら、
    出会いと別れを繰り返していく。
    果遠とゆずのどうしようないほどの2人だけの心の甘く苦い距離。
    藤野の立場だったら、俺は切なくなると思う。
    絶対に心の深い部分には入り込めないって分かりきってしまうから。

    水人が言った、果遠と2人で半分ずつだから、一緒にいると1人になれた。けど、果遠はゆずと会い、1人で1人になった。だから、俺もそうなりたい。
    ここが切なすぎて、その選択もわかるけど、勇気あるけど、俺には真似できない。

    人を好きっていうのは自分の気持ちを伝えることだけじゃないんだと感じた。

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    2026年08月02日
  • 5分後にお風呂に入りたくなる! 湯けむり文学

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    22話のさまざまなジャンルが詰まった湯けむり編。
    森見登美彦が収録されていたので読んでみた。
    5分後にお風呂に入りたくなる!はどうかなと思うけど、隙間時間に、お休み前に読むには最適。

    JISAI
    プラシーボ!
    火星風呂
    Q乃湯

    よかったかな

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    2026年07月31日
  • アフター・ユー

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    ネタバレ

    ある日突然パートナーが姿を消す
    他の人と一緒だったらしい
    なぜ?裏切りなのか?事件なのか事故なのか?

    というよくある設定ではあった

    長崎の島の話で
    方言がいい味を出していた
    狭い島の狭い世界で
    ただでさえいろいろめんどくさいのに
    どーしてそんなにめんどくさい人間関係になっちゃったかな…

    電話ボックスとテレカが
    ちょっと急にファンタジーで
    都合よく感じてしまった
    このパートなければ
    もう少しミステリー味わえた気がする

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    2026年07月30日
  • 光のとこにいてね

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    運命があると思えないけど、この2人はまさに出会うべくして出会ったんだなあ。
    これほどまでに『儚い』が似合う物語はあるのか。

    母親との娘の関係性って本当に大事なんだなと改めて考えさせられる。

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    2026年07月29日
  • アフター・ユー

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    恋人が旅行に出掛けたきり行方不明に。その時見知らぬ男性と一緒だったという…。
    その男性の妻という人物と一緒に、恋人の行方を捜す事に。
    次第に明らかになっていく恋人の過去。そこに絡んでくる主人公の過去。
    ちょっと狭い世界でのつながりが過ぎないか?と思ったけど、それは意図したものだったとわかって納得。
    切ないなぁ…これは。
    私なら絶対に許さないけどな。

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    2026年07月28日
  • 本屋さんのある街で

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    ネタバレ

    凪良ゆう、瀬尾まいこ、坂木司、一穂ミチ、三浦しをんの豪華作家陣が、「本屋」を舞台に、出会いと読書、そして奇跡が交差する5つの心温まる物語を紡ぎ出します。街角のあの本屋さんに明かりが灯っていれば、日常の悩みも出口を見つけられる気がする。すべての本好きへ、そして言葉の力を信じるあなたへ贈る、最も優しい癒やしの傑作です。

    《続きは書店で》 瀬尾まいこ➡おすすめ
    閉店まであと一カ月の小さな書店でアルバイトをしたいと現れた、一風変わった若者。彼の予測不能な言動に振り回されながらも、お店を愛する人々の温かさに胸がじんわりと熱くなります。終わりの見えた場所だからこそ輝く、人と人との優しい繋がりに癒される極

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    2026年07月28日
  • 5分後にお風呂に入りたくなる! 湯けむり文学

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    ショートショートの形式お風呂が湧くまでの時間にサクッと読める長さ。色々な視点からお風呂エピソードが書かれていて楽しめた。はやみね先生、有栖川先生のお話が好き

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    2026年07月26日
  • うたかたモザイク

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    ネタバレ

    sweet,spicyくらいまでは私の読みたかった一穂ミチじゃないかも、と思ったけど、最後まで読んだらやっぱり私の読みたかった一穂ミチだった。
    Droppin’ Drops、BL、神さまはそない優しない、透子が特に好き。
    非日常の中の日常、フィクションの中にあるリアルって感じのお話が多い。前提が突飛なのに風景描写が細かくて心理描写が丁寧だから、お話の世界観が身近に感じられる。
    一穂ミチの別の作品をもっと読みたい。

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    2026年07月25日