一穂ミチのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
一穂ミチさんってBL作家だったんだ。台詞の秀逸さ、続きが気になる怒涛の展開で一気に読んだ。が、BLってなんでこんなに延々とイチャイチャしてるんだ?描写が妙に細かくてちょっと引く。。。でも、なかなか他で読んだことのない、とても心に残る印象的なカップルのお話だった。
どれくらい実際に忠実かは分からないけど、アナウンサーのお仕事モノとしても楽しかった。今までお飾りだと思ってたとこあるけど、ちょっとアナウンサーという職業のやりがいについて興味を持った。
国江田アナは可愛いとこもあるんだけど、ちょっと潮に対して横柄すぎるところは、読者が二人の恋を応援することを前提にしてるだろう、恋愛小説の主人公の造形 -
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購入済み
ホラーがお好きな方向け
私の好きなタイプの恐怖物ではなかった。
私には文章が読みづらく感じるものもあり、期待して購入しただけに少しがっかりした。
好みが別れるタイプの本だと思う。好きな人にとっては最高に面白く感じるであろうからこそとても残念。
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匿名
ネタバレ 購入済みis in youに当て馬で登場していた密が主人公のスピンオフ。
当て馬時の密が好きになれず、読むのをためらってました。
これ…BLである必要があったのかなという。
幼少からの関係で、四十も超えて、肉欲込みでここへたどり着く。う~ん、深すぎて好みかと言われると…
もう少し若い、30代のうちに何とかなりませんでしたかねというほどに年が行ってるよね…などと。
浮気して子供まで作った元嫁もその年ですごいねって思ってしまう算段で…。 -
Posted by ブクログ
こういうお話を素直に楽しめなくなったのは、年のせいなのか感性が古くなったからなのか。
BL小説とはこういうもの、と言われてしまうと身も蓋もないんだけど、ここまで恋愛要素の強い作品は正直苦手。特にラブシーンは読むのがしんどかった。
表題作のラストシーンについても、結局そうなっちゃうのか、とあまりに予想通りの展開すぎてやや残念。
描き下ろしの短編は可もなく不可もなくといった印象だけど、ラストの「Dear my her」は表題作に含めちゃったほうが良かったんじゃないかなあ。
と、色々思うところはあるんだけど、なんだかんだそれなりにインパクトはあるし、タイトルも表紙も完璧。心理描写の丁寧さ・美しさは一 -
Posted by ブクログ
ネタバレ「二度目の恋」でらなく、「二周目の恋」って何? と思いながら手にとった。
恋愛小説のアンソロジー。
同じ人にもう一度恋をする、というより、過去の恋の色んなものを乗り越えて、振り出しに戻って新しい恋をスタートさせる、というイメージかな。だからといって、すべての話がそうとは決まっていない。
もうすでに「付き合ってる」ような感じだけど、明確にするために頑張る女子大生や、結婚を経験したのちに自分らしい恋愛をする女性。脱皮して一回り大きくなった人たちが出てくることは間違いない。
昔は居心地が良かったけど、新しい世界で生きていると、なんだか昔のことを違う視点から見られるようになっている、なんてことはよく