一穂ミチのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
同シリーズ、『堕ちる』より、私にはホラー要素が強く感じた。
「ココノエ南新町店の真実」
・何かわからないものに対する恐れ
・人が狂気に囚われていく様
・何が正しいのかわからないこと
これら三つがうまく組み合わさって、じわりじわりと気味の悪さがやってくる。
ジャパニーズホラーそのものといった、ねっとりと絡みつくような薄気味悪さ。
「828の1」
何かわからない、それが恐怖というものだ。
「これか、なーんだ」「何も意味なんかないじゃん」「全然こわいことじゃなかった」となった後。
背中に迫る死の予感。
ほっとさせて、落とす。
これが怖さを引き起こすテクニックなのだと、以前、お化け屋敷クリエイター -
Posted by ブクログ
ネタバレ「ふったらどしゃぶり」のスピンオフ。
整と離れた和章はスランプになり、デザインができなくなっていた。
田舎にひっこんだ大学の先生(第二外国語を習っただけ)に、書庫の整理を頼まれたので、里に家を借り、山の中の先生の家に通うようになる。
そこ先生の孫の柊と知り合う。
23歳。ドイツの血が1/4のクオーター。先生の家からさらに山の上にある植物園出働いている(どうやらバイト)
整を失って(つきあってはないけど)益々抜け殻っぽくなっている和章は、「きれい」が分からないという。
すこしづつ恩師と柊にかかわることで、かわっていく。
そして柊の古い傷(ここにいる理由)も知る。
整を囲って閉じ込めて、でも -
Posted by ブクログ
ネタバレ澤村伊智氏目的で。
澤村伊智×霊能& モキュメンタリー風ホラー
→解決しない系であったか。。魔女狩りでは無いけれど、周囲からみるとそうなってしまうのだろうなぁ。。
阿泉来堂×村に伝わる「ニンゲン柱」の災厄
→癖の強い登場人物がいるので、タッグを組んでの続き物かと思ったけれど、ラストが。。
自己犠牲ってその場になると自分はどう動くだろう。
鈴木光司×幕開けとなる新「リング」サーガ、
→小説読んだだろうか、映画のイメージ強いのでうろ覚え。。
原浩×おぞましき「828の1」という数字の謎
→予知夢を回避しようとすると逆に、というのを思い出す。そのまま聞こえないふりをしていたらど -
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Posted by ブクログ
「「悪い人」に傷つけられたりせずに生きていきたい。でも、現実には「ただの人」が「悪いこと」をしている。真っ白はありえず誰もがグレーで、さまざまな理由やタイミングで黒に染ったりする。」
一度0を飛び越えると、その度合いがどの程度であれ、一生レッテルを貼られて生きていき、何かある度に、その人の本質がそこにあるかのように遡って過去の過ちを引用されてしまう。悪事を働いたただの人に対して、冷ややかな目線を送り、数段上から見下して、自分は違う、と信じ切ってしまう態度には身に覚えがある。
啓久目線のストーリーがあることによって、加害者側がいかに「普通の人」であるのか思い知らされた
そして自分がグレーであり -
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