一穂ミチのレビュー一覧

  • 恋とか愛とかやさしさなら

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    プロポーズされた次の日に婚約者が盗撮で逮捕。

    一章目はその加害者男性の彼女視点。

    目の前が真っ暗になるだろうな
    信じたくないと思うだろうな
    そんな事より彼を失うことや当たり前の日常や未来が壊れてく恐怖が先に思い浮かんで、初犯だし二度としないと信じて目を瞑って日常に戻りたくなるだろうな
    でもずっとふとした時に相手への嫌悪感が過るんだろうな。

    男なんてそんなもんだから受け流せと馬鹿にしてくる女友達も、息子のこのくらいの罪赦してあげてと圧をかけてくる義母も、弟であっても性犯罪は極悪として別れた方がいいと唆してくる義姉も全部リアルだった。

    彼女の気持ちになって、自分だったらどうするだろうと想像

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    2026年01月26日
  • アフター・ユー

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    前作、前々作と好みドンピシャの作品を出されていた一穂ミチさんの最新作ということで本作を手に取りました。その路線で物語が進むの?という驚きがあって、新鮮味を感じましたが、前作よりかは好みではなかったかなと思いました。

    本作は10年間過ごした恋人が突如、失踪してしまうことから物語が始まります。必死に捜索を続ける主人公のもとに、ある島で恋人が水難事故にあったことを知る。その水難事故の被害者はもう1人いて、その被害者の妻と、事故現場へ向かうというストーリー。

    あらすじをご覧になればある程度察せると思うのですが、本作のジャンルはミステリーです。一穂さんにミステリーというイメージがなく、てっきり、未亡

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    2026年01月25日
  • 恋とか愛とかやさしさなら

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    人がラインを越える時って、ほんの一瞬。明確な理由や意味はない。だからこそ、また越えることがあるかもしれない。

    許せるラインもそれぞれ。
    葵のように、天秤にかけてジャッジして、でもそれって当事者になったら崩れるものだったり。

    どこに落とし所をつけるんだろ、自分だったらとか、そんな経験ないけど、珍しく自分の気持ちを添わせてしまって。
    どこが着地点なんだろって、気持ちをスッキリさせたくて、どんどん読んだのに、なんだこのスッキリしない終わり方。

    モヤつきながら読んだから、さらにモヤモヤして、しんど。自分で答え出せってか。ずる。

    性犯罪なんて、出来心でするんじゃないぞの戒めのための本だったのかな

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    2026年01月23日
  • これが最後の仕事になる

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    好きなのは
    桃野雑派さん「アイドル卒業」
    真下みことさん「最後の告知」
    米澤穂信さん「時効」
    の作品でした!

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    2026年01月22日
  • 【電子限定おまけ付き】 ペーパー・バック 1

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    ネタバレ

    新聞社シリーズの番外編をまとめたもの。

    順不同で入っているので戸惑うこともあり。
    あと時系列もばらばらなので、これは誰と誰の話でどのタイミングの話?って考えないとわけわからんってことになる。

    これを読むと、圭輔×一束のCPが一番好きだなーと思った。最初に読んだからかな。
    ちょっと香港に行ってみたくなったもん。
    最後の話で、いつか圭輔が再び転勤となったらどうなるんだろーと不安になる。二人はある意味,しょうがないと思ってるみたいだけど、読んでるこっちは嫌だよーっ:(;゙゚'ω゚'):

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    2026年01月22日
  • 恋とか愛とかやさしさなら

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    ​物語は、順風満帆だった男が「魔が差して」行った盗撮により、人生を転落させていく様を描く。
    婚約者の視点、加害者の視点と、章ごとにアングルが切り替わる構成は巧みで、それぞれの言い分や苦悩が立体的に見えてくる点は非常に良かった。
    ​本作の特徴は、安易な救済を描かないリアリティにある。
    婚約者は葛藤するものの、結局最後には彼を許すことができない。被害者の女性もまた、単なる「可哀想な被害者」という記号ではなく、容姿へのコンプレックスや彼女なりの鬱屈を抱えた、人間味ある存在として描かれている。
    そこに劇的な奇跡はなく、あるのは「一度壊れた関係は、そう簡単には元に戻らない」という、シビアで乾いた現実だ。

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    2026年01月20日
  • 恋とか愛とかやさしさなら

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    婚約者が盗撮で捕まって、、、
    考え方は、本当に、人それぞれ。。。

    義理の両親は「示談できて良かった」

    義理の姉は「自分の娘がされたと思ったら、絶対に許せない性犯罪」

    親友は浮気や痴漢と比較して「軽い」「もったいない」

    義母からは「結婚してたらあなたの仕事だった示談を、私がやってあげたのよ!」

    自分からすると、何が楽しいのか分からない盗撮だが、、、、
    自分の身内で起きたら、どんな想いがするか、、、娘を持つ身としては、悩ましいなぁ


    でも、ニカの母親が父親を罵倒して父親が白髪になった件や、

    そこから着想?して、ニカがラブホテルで彼に女装させて写真を撮り、その後駅まで練り歩いたり、、、

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    2026年01月18日
  • スモールワールズ

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    血縁・恋愛・友情といった「近しい関係」の中にある歪みや孤独を描いた短編集。

    人間関係のちょっとした違和感やすれ違いを切り取っているけど、重すぎず淡々と読めます。
    「守っているつもり」「愛しているつもり」が、実は相手を縛り、傷つけていたり、相手の人生を無意識に支配し続けてしまったり、強い期待や依存をしてしまったり、人間関係でバランスをとることって難しく、静かだけど「わかるかも」と思わされる作品でした。

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    2026年01月17日
  • アンフォーゲタブル

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    ネタバレ

    新聞社シリーズ第四弾。
    is in you
    off you go
    ステノグラフィカ
    アンフォーゲタブル
    の順番で本編はこの4作らしい。

    新聞社の整理部に勤める和久井冬悟が証明写真をとろうとすると、泣いたい男が乱入してきた。有村望、大手真秀製薬会社の人事部勤務。この時は喪服で泥酔し号泣する望に「泣いていいですよ」と声をかけ、帰り際に「役に立つことがあれば」と名刺を渡した。
    後日、謝罪で電話がかかってきた。それから二人はちょくちょくあって飲みに行ったり、出かけたりするようになった。
    望があの日、実は好きな人が死んでしまったんだという。お通夜だったらしい。
    その相手は、男性の先輩だった。
    冬悟は社

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    2026年01月16日
  • GOAT Summer 2025

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    初めて文芸誌を買った!
    このボリュームで510円はお得。

    「特集:キトヴォラの今」朝井リョウ
    キトヴォラって何?けみさゆろって何?って思って調べてしまった。きっとこれらに当てはまるのは読者それぞれの解釈なんだなぁと思った。すごく短いお話だったけど、朝井リョウ味があって考えさせられた。

    「落ち着いて」小川哲
    すごいリアルだと感じた。
    『優しさは冷たさでもある。「君に文句を言わないよ」という温かいルールの裏には、「だから僕にも文句を言わないでね」という冷たいルールが存在する。誰かに対して怒ってしまうのは、誰かのことを期待して信じているからで、怒るのをやめるためには、他人に期待しないように生きな

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    2026年01月16日
  • ツミデミック

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    短編集でサクッと読めてよかったがやはり短編なので内容をもう少し求めてしまう。デリバリー、幽霊の話しは面白く、続きが気になってしまったが。休憩しながら読む物だと思ってしまった。構成はパンデミックで起きたことの罪、出来事が主にあり、その中でいろんな人の視点があり、そんなドラマがあるかもなぁーと思った。

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    2026年01月13日
  • これが最後の仕事になる

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    短編集なので、サクサク読めた。

    以下、気に入った作品
    ・半分では足りない 呉勝浩
    ・アイドル卒業 桃野雑派
    ・悪魔との契約 須藤古都離
    ・ハイリスク・ハイリターン 方丈貴恵
    ・事故をつくる男 白井智之
    ・最後の告知 真下みこと
    ・声 岸田奈美
    ・有血革命 夕木春央

    叙述トリック的なものに弱いのかもしれない。

    『黒猫を飼い始めた』、『嘘をついたのは、始めてだった』の2冊は読んだことがあるが、他にもシリーズは出てるみたいなのでそのうち読んでみたい。

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    2026年01月12日
  • きょうの日はさようなら 完全版

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    私が今日子だったらどんな人生の選択をするのだろうか、と。今度いつ目覚めるか判らない未来で当時仲良くなった人たちと再会する人生が良いのか否か。こちらの完全版しか読んでおりませんが、考えさせられました。

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    2026年01月11日
  • ツミデミック

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    最初はいまいちかなーと思っていたけど、真ん中すぎたあたりからなかなか面白くなってきた。まぁまぁよかった

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    2026年01月10日
  • ツミデミック

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    パンデミックによって、人生が変わってしまった人も多かったと思います。けれども罪を犯してもしかたないとは思いません。

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    2026年01月09日
  • スモールワールズ

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    前作が面白かったので続け読み

    タイトル通りの小さな世界の短編集
    色々な感情が沸いたり揺さぶられた
    展開力は言わずもがな滔々と読ませる文体も良い

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    2026年01月09日
  • 砂嵐に星屑

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    それぞれ皆、背景があってそこに想いがある
    理解する必要はないし全てを知る必要もないけど、想像する、尊重する、寄り添う姿勢が大切だと思う。それが人だと思った。

    【眠れる夜のあなた】より抜粋
    でも、薄い関わりであろうと縁は縁で、思いがけず誰かの魂にそっと指先が掠める瞬間というのは確かにあり、自分が望むと望まぎるとに関係なく、尊い一瞬だと思う。それを疎んじたり軽んじたりしていたら、人の間で生きていけない。

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    2026年01月07日
  • パラソルでパラシュート

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    また不思議ちゃんのハナシかー
    と思ったけれど、不思議ちゃんを上回るキャラがいろいろ出てきて面白かった。
    全体的にほんわかした内容。
    主人公の内面的変化を味わう作品かなぁ。

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    2026年01月06日
  • ツミデミック

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    コロナ禍の小説って基本あまり読みたいとは思わない
    あの先の見えないトンネル、同調圧力、思い出すだけでどんより
    なのだけど、一穂さんのストーリーは確かに面白かった
    明るめだった「祝福の歌」が一番よかった
    1話目「違う羽の鳥」はこわい
    よくそんなん思いつくなぁ〜

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    2026年01月05日
  • きょうの日はさようなら 完全版

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    2026年1冊目!

    タイトルと表紙絵から「これは絶対好みのやつだ!」と思って意気勇んで読んでみました。
    しかもこの本の紹介文が「30年の眠りから目覚めた少女がくれたかけがえのないときを描く、一穂ミチの青春小説の決定版。」なんですよ。もう間違いないと思ったんですが、ラストが、、、ラストが、、、物足りない!
    「え!?ここで終わっちゃうの!?」っていう。

    無理やりハッピーエンドにするのも萎えてしまうかもしれませんが、私は幸せな結末を期待してしまいました。

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    2026年01月05日