一穂ミチのレビュー一覧

  • パラソルでパラシュート

    Posted by ブクログ

    初めの出逢い方から仲良くなるまでは割と好きな感じでよかったけど、自分自身が関西弁とお笑い苦手なのもありあまりハマれなかった…世界観は優しくてゆるく好きだっただけにそんな感情を覚えてしまった自分が残念だった。

    0
    2026年05月09日
  • きょうの日はさようなら 完全版

    Posted by ブクログ

    一穂ミチさん、2冊目。「スモールワールズ」にはとても惹きつけられたものの、その後、間が開いてしまった。

    2025年、明日子と双子の弟・日々人は、歳の近いいとこがいて、明日から彼女と一緒に暮らすことになることを父に知らされる。戸惑う二人の前に現われた彼女・今日子は、コールドスリープから目覚めたばかりの30年前の女子高生だった…という出だし。
    1995年と2015年を見比べながら風俗やテクノロジーの違いが話題の中心になる前半は懐かしさで面白くはあるがやや冗長。そこからちょっとひねった展開になるが、小さいところをぐるぐるしてただけで、話が広がる前にドクターストップがかかった感じ。
    軽い語り口でサクサク読める、かわいらしい感じのお話。色々な葛藤がある話だったが結構あっさり終わってしまい、“完全版”として加えられた掌編がなかったら、ちょっと物足りなかったかも。
    掌編の中では今日子が彼氏になるかなーって思っていた沖津くんが語る「堂上今日子について」が良かった。

    どうでも良いが、どっちが今日子でどっちが明日子が、ときどき分からなくなっていた。

    0
    2026年04月28日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    アンソロジーで、シリーズものを知ってると更に楽しめる的な話もあった。
    リングの裏話的な話は本当にそうなのか信じそうになって、営繕かるかやシリーズは長くなってきて今更手を出しづらくと思っていたけどお試し的に読めてよかった。
    あとやっぱ澤村さん怖すぎるでしょ。

    0
    2026年04月27日
  • パラソルでパラシュート

    Posted by ブクログ

    ジャンル分けが難しいが、スムーズに読めてしまうような作品。一穂ミチさんの光のとこにいてねが好きで読んだので、いまいち関係値の深さが物足りなくも感じたけれど、全体として読みやすい文章で好きだった。亨がいい、かっこいい。

    0
    2026年04月25日
  • 朝から朝まで

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    テレビ局を舞台としている物語なので、
    「YESかNOか半分か」のシリーズかと思ったら,そうでもなさそう。また別のお話。

    テレビ局でバイトする20歳の大学生、羽村結(はむらゆい♂)と報道記者兼解説員の後藤京平の恋愛ものではあるけど、
    半分はやっぱりテレビ局で働く人たちのお仕事物語。

    一穂ミチさんのBLは、大体半分仕事、半分(弱)恋愛ってのが多いかなーと思う。今回もそれ。

    結の母がテレビ局で働く事をものすごく反対していている理由も、それでもテレビ局でバイトしている理由もちゃんと出てくるのがいい。ただの過保護母ではないのだなーと(それでも過保護だけどね)

    0
    2026年04月24日
  • それでもまた誰かを好きになる~うまくいかない恋 アンソロジー~

    Posted by ブクログ

    相手の真意を理解する。
    相手との性格の違いや、人生観の違いを許容する。
    そこにリスペクト出来ないのであれば、好きだのなんだのは、ただの戯言だと思う。
    相手の身勝手を頭ごなしに否定するのではなく、その前段階にどんなロジックがあるのか探し出すもの。
    無数の恋愛模様がある中で、相手を否定して自分を正当化する事がどれだけ無意味な事か。
    少なからずある失敗を元に、それでもまた誰かを好きになるという事が美しいと思える小説。

    「恋は中央線」という言葉があった。
    中央線は、阪急京都線のように河原町を出て梅田に到着する、ゴールのある線。
    でも僕は、環状線みたいなものだと思う。
    同じ駅に何回着いたとしても新鮮を味わおうとする努力だと思う。
    「好き」と言われることを馴染ませないようにする心持ちを持つ。
    僕はそんな電車に乗りたい。

    0
    2026年04月23日
  • 砂嵐に星屑

    Posted by ブクログ

    あんまり読んだことのないお仕事小説?に挑戦
    〈資料室の幽霊〉が一番好きだった。
    仕事をしていればいい事なんてそんなにないよなって思った。
    ただ、その中で一瞬でもこれで良かったんだと思える日があればいいなと思う。
    上手くいかない中で出会う人や、ぶつかることで見えるもの、進んでみなきゃ分からない部分を優しく描いているように感じた。
    個人的には、上手くいかない日々のリアルさにちょっと苦しくなってしまった部分がある。
    現実は物語のようには救われないから。
    それでもこの物語を読んだことがいつか希望になるのかなと思った。

    0
    2026年04月22日
  • 砂嵐に星屑

    Posted by ブクログ

    星3.5
    人それぞれ見えている世界が違うし、考えていることも違う。外見(年齢、性別、顔、行動)によってこういう人だろうという印象と、本当のその人は違う。そういうことが丁寧に書かれていた。

    0
    2026年04月18日
  • パラソルでパラシュート

    Posted by ブクログ

    ジャンルとしてはどんなジャンルになるんだろう。
    違うとしても自分はこの物語に詰められたものは青春なんではないかと思った。

    結婚には興味がないし、仕事も食べていける収入があれば充分。
    受付嬢の美雨が三十歳の契約終了を前に出会ったのは、
    売れないお笑い芸人の亨だった。
    亨や相方の弓彦、亨とシェアハウスで一緒に住む芸人たちと
    過ごす中で訪れる嵐。
    周りに合わせて生きてきた美雨が見つける、初めての希望とは。

    個人的には芸人たちの生き様に惹きつけられる一方だった。
    確かに、不幸を救えるのは笑いだけかもしれないし、
    夢や目標は、それを追いかける人にとっては一種の呪いかもしれない。
    それでも、歯食いしばって魂をすり減らしていく生き様は魅力的だ。

    そんな素敵な側面が垣間見える度に、
    主人公の美雨に共感できなくなってしまった。
    第3章までは割と美雨の思いに共感できるし、
    だいぶイタい子というのが逆に魅力となっていた。
    だが、第4章に入りその魅力が完全に崩れた。
    うん、もはや余計なことしかしない存在でしかなくなり
    簡単に一言で済ませれば邪魔な存在と化していた。

    確かに物語を転がし、かつ美雨の成長を鑑みると
    そうなっていくのは必然的であり、何らおかしなことはないのだが、
    どうにも釈然としないというか、逆に彼女の得たものって何なんだろうと
    ページを前に捲り直したりしてしまった。

    ひどく個人的な意見かつ、的を得ていないのは重々承知だが、
    芸人という存在と非常に相性が悪いキャラクター性かもと思ってしまった。
    いつもの一穂ミチの世界観を十二分に表しているキャラなのに。

    その最後の失速感だけが残念だったなという印象になってしまったが、
    物語自体は非常に面白く、上質な内容。
    無限と書いてネバーエンディングストーリーと読ませるには笑わされた。
    一握りの人間だけに分かれ道が存在する作品なのかもしれない。

    0
    2026年04月14日
  • うたかたモザイク

    Posted by ブクログ

    一穂ミチさんの短編集。
    個人的には、「永遠のアイ」「sofa&…」「透子」が好きだな。

    短編集だと、すぐにどんな物語だったか忘れてしまうのが難点。
    長編の方が読んだ後の達成感があって好きかも。
    私にとって短編集は、ちょっとしたおつまみのような感覚。

    0
    2026年04月12日
  • GOAT Summer 2025

    Posted by ブクログ

    三浦透子のエッセイが強烈だった。「矛盾するようだが、私は明らかな悪に対しては、それは間違っていると自信を持って言えるように自分を磨き、いつも大きな刀を振りかざしたいと願って心に炎を燃やしているタイプではある」。
    『異邦人』みたいな人だ。

    0
    2026年04月12日
  • それでもまた誰かを好きになる~うまくいかない恋 アンソロジー~

    Posted by ブクログ

    自業自得、傲慢、踏ん切りがつかないの?
    相手?自分?が好き?承認欲求?
    はっきり言えば、人には同じような経験があるかも
    なんとなく共感してしまうのは何故?

    0
    2026年04月09日
  • 砂嵐に星屑

    Posted by ブクログ

    毎日ニュース番組を観ているが、そのキャスターについて、見た目にも気を使わなきゃいけないし流れるように原稿を読まなきゃいけないし、大変そうな仕事だなという印象しかなかった。
    今作はそんなテレビの裏側が舞台であり、幽霊の登場などいかにもな創造物はあれど、全体的に割と現実的なありふれた日常な雰囲気。
    キャスターの日常を主観的に覗いたような感覚で、キャスターという仕事人としての印象が少し変わった。

    0
    2026年04月09日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

    Posted by ブクログ

    アンソロジーの良いところは、今まで読んだことのない作家の作品に触れられるところ。6人のホラー作家のうち、私はなんと4人が未知の人。映画化作品ではよく知っているのに原作は未読だったりして、今さらながら「読んだことなかったわ」と自分で驚く。

    「最恐」を謳っているけれど、さほど怖くはありません。でも登場人物たちの確実に潰えて行くさまは感じ取れます。個人的には『にえたかどうだか』にドキドキしました。

    そういえば、私の勤務先の博物館にも「見える人」「感じる人」はやっぱりいて、そういう人たちが「絶対近寄れない」という場所があるんですよね。憑いていてもおかしくないものを収集してきているわけだから当たり前のことですが、そんな話を聞くたびに、私は霊感がなくてよかったと思います。怖いもん。

    0
    2026年04月08日
  • 砂嵐に星屑

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    テレビ局周りの人物を描いた連続短編。
    軸になる人物がいるわけではないが、後半にかけてメッセージ性が強くなり面白かった印象。

    とくに阪神淡路大震災で兄弟を亡くしたお笑い芸人にインタビューし、VTR作成をする無気力な新米ディレクターの回である〈冬〉の章は刺さる言葉がいくつかあった。

    序章の〈春〉は幽霊が出てきたりして、「そんなのありか…?」とは思ったが妙なオカルト系に引っ張られず、現実感のある話がその後は続いたのでよかった。

    舞台はテレビ局だったが、皆が少しずつ持っていそうな不満や問題を上手にフォーカスしていて身近なものに感じる一冊だった。

    0
    2026年04月08日
  • それでもまた誰かを好きになる~うまくいかない恋 アンソロジー~

    Posted by ブクログ

    一穂ミチさん目当てで読んだけど、他の方の作品もすごく読みやすいし、わかる、、、となった。

    個人的には、「振りかぶって、さよなら」の終わり方がすごく好き。
    てか、どれだけ会社でバリバリ働いとる人でも恋愛の悩みとかあるんよな〜と当たり前のことを改めて実感。

    0
    2026年04月07日
  • 二周目の恋

    Posted by ブクログ

    恋愛小説アンソロジー
    一穂ミチさんが好きだから買ったやつ。やっぱり一穂ミチさんのカーマンライン最高だった。辛い…。
    遠田潤子さんのやつが恋愛というか、まぁ恋愛なんだけどトラウマ刺激系で顔を顰めながら読んだ。どれも良かった

    0
    2026年04月06日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

    Posted by ブクログ

    わたしは澤村先生が本当に大好きだということを、この本を読むことで改めてしみじみと実感いたしました。どうしてこんなに面白く、怖い話が書けるのでしょうか。どこへ並んでいても先生のお話が一番好きです。コンビニで、スーパーで、デパートで、田舎で都市部で、わたしは一筋の光明を見るでしょう。それが澤村先生です。夜の海にも朝の山にも、新しく見つけられる気がします。はい?どういうことですか?さっぱり分からない。まぁだからあの、それほど先生のお話は近くに生きているということです。
    この本ではその澤村先生を一発目に置いているわけですが、初手王手すぎます。お願いしますと挨拶を交わした直後「はい、王手」とされるということですね。いや、いやいやいやって。それをぜひみなさんにも味わっていただきたいです。
    もう一つ、原浩先生の感想は身から出た闇の方にあげていますが、828-1、本当に素晴らしいお話ですので、広く読んでほしいです。この二つが読めるというだけでこの本は星5に値します。短編でこの質の高さ、異常です。大変恐ろしいです。

    0
    2026年04月05日
  • うたかたモザイク

    Posted by ブクログ

    BLが1番好みだった。最後の一文いいね。ああいうのに弱い自分。ベタ。

    永遠のアイも好き。血と肉で構成された〜同じように、0と1で構成された彼を〜ってとこ。

    Droppin' Dropsも最後はクスっとなった。

    余韻を作るのが上手い作家さんなんだなーってのが全体的な印象。
    たまにはこういうのもいいね。

    0
    2026年03月22日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    色々な恋愛があった。でもそこまで食がメインという感じではないかな。あくまでも恋愛メイン。
    私は恋愛が得意ではないので(特に色々複雑な感じ)あまり惹かれなかった。

    0
    2026年03月19日