一穂ミチのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
イエスかノーか〜のスピンオフ(のスピンオフ?)
竜起編で出てきた栄が受け。
全編に出てる設楽が攻め。
はっきり言って栄は小汚いおっさん、設楽に至っては単なる小太りの更におっさんというイメージだったので、まさかの主役昇格にびびって、積んでた。
読み終わってもシュッとした体型は思い描けないままなんだけど、受けが敏腕なのに一人で脇目も振らずに突っ走った過程が分かって、受けの繊細さも分かって、読み終わってはぁぁぁとぐったりきました。
この作者は容赦なくキャラを底に落とすよね。
文章の組み立て方だけじゃなく、キャラの生い立ちとか行動とか。キャラが立ってて何をどう行動するのか、それにブレが無い。上手 -
Posted by ブクログ
ネタバレ表紙絵に惹かれ、そして猫好きにはスルー出来なかった…
読んだことのある作家さんもいましたがほとんどは知らない方。新規開拓なるか、と思いつつ手に取りましたが自分にはちょっとだめだった。
手に取ってみて「ああ、自分ファンタジーっぽいものあんまりだめだったんだ、そういえば」と思いだしました。
一つ一つの作品はかわいらしく猫好きにはほっこり楽しめると思うのですが、いかんせん作家さんの力量に差があり過ぎる…
厳しい評価かと思いますが自分には物足りませんでした。
うーん、年齢的なものもあるのでしょうか。若い時に読んでたらもっと楽しめたのかな。
若い方やライトノベルが好きな方、さらにはあんまり小説読ま -
Posted by ブクログ
23年間彼女ナシで生きてきた澄が、AIによってみつかったという「運命の相手」を突然押し付けられ、心乱される話。
そのお相手である妙な男の楡は、しれっとなれなれしく近づいてきたかと思ったら、突然嵐のように去っていき…
かなーり自分勝手な攻様だなと思っちゃいました。失礼な気が。澄は彼のどこに魅かれたのかな?
楡の目的は運命の人じゃなかったわけで、タイトルそのもの。なんだか澄はただ利用されてしまったようなかんじで。まあ、それがきっかけでラブが芽生えたわけだから最終的にはめでたしめでたしですよね。
まさに瓢箪から駒みたいな二人の関係だけど恋愛下手同士(笑)、案外相性も良さそうで長続きしそうだなと思えま -
購入済み
cazumix
本作に関して、糖度が低いつゆーか同性愛についてが前面に押し出されててなかなかにシビアな部分が多いお話でした。BLはファンタジーと言われますが一穂さんのそれはちょっと違うとゆーかリアルとゆーか。イヤその夢のお話に喜んでお金出してるんですがね(笑)。一穂さんの目を通して見える世界って何だろ繊細?リアル?やたら生々しい。他にも文学的だったり筆力すごい作家さんたくさんいますが一穂さんはやっぱちょっと飛び抜けてる。さらに勉強家なのか物知りなのか存じ上げませんが毎回作品中に新しく知るものがあります「へえー知らなかったぁ!」と。本作では「賽の河原」最近他作でも「虹の入江」とか。お話楽しませてもらう以外に新知
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Posted by ブクログ
イエスかノーかのスピンオフ、辰起編。
製作会社のフロアディレクターが担当しているお笑い番組に加え、辰起の出ているニュース番組も担当するようになって、今まで育ってたお笑いの番組のプロデューサーが鬼のワンマンの人だけどその人に憧れてる受けは浸透してるのでそのpの言うとおりに動く、それが当たり前の日常だったのに、報道では自分がどうしたいのか考えろと言われ戸惑う。辰起はちゃらちゃらしていてコミュ充?自分と正反対でちょっと苦手、、、だけど、、、、。
・・・というお話。
受けがあまりにも後ろ向きな子で最初はあんまり感情移入できなかったけど、さすが読ませる作家さんなのでそんなことは気にせずぐいぐい読ませ -
購入済み
読み終わるまで
一穂さん作品てことスコンと抜けてた(笑)、くらいぽくないとゆーか何とゆーか。ハピエンだし悪くはないけどすぐ忘れちゃいそーなライト感が物足りなかったかな。