一穂ミチのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
一穂ミチさんの小説とのことで読んでみました。
読んでいて、なんとも切なくなってくる……。
ある日、パートナーが「旅行に行く」と家を出たまま、帰らぬ人となってしまう。
しかも、そのパートナーは異性と一緒に亡くなっていたらしい。
残された人たちは、その事実とどう向き合えばいいのか。
生前の多実の足跡をたどるように、彼女が亡くなった島へ向かう青吾。
そして、多実と一緒にいたと思われる波留彦の妻・沙都子。
青吾と沙都子は、それぞれのパートナーが亡くなった島で、二人がなぜそこへ行ったのか、その理由を少しずつ探っていきます。
中でも印象に残ったのが、沙都子のこの言葉でした。
「本人にとっては -
Posted by ブクログ
結婚するつもりはない。今はそう言う人もいるし、そういう人に対して結婚したほうがいいよとか聞いてもないアドバイスをすることはナンセンスという風潮もある。一方で、まだまだ結婚や出産への無言の圧は(主に上の世代から)ひしひしと感じる。家族や近しい人なら言っても許される、むしろ助言してあげなくてはと思って口にする人は意外と多いよなぁと、本作を読んでいて改めて感じた。
こういう考えを持っている人は意外に都会でも一定数存在する。と同時に、主人公・美雨のように結婚に興味はなく、仕事も食べていける収入があればいいという人も男女問わず実在していて、ここ数年で増えている気がする。とても現代的でリアルな大人だと感じ -