一穂ミチのレビュー一覧

  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    前情報入れてなくて、ただタイトルから「ほっこりごはんものかな〜?」と思って読んだら、ビターなストーリーばかりだった。一穂ミチさんの文章大好き!原田ひ香さんのお話最後びっくりした。物悲しいけれど鮮やかな結びでした…。

    0
    2025年03月09日
  • うたかたモザイク

    Posted by ブクログ

    いろんな風味の短編集。
    途中まで読んでて気づいたけど、帯にsweet,spicy,bitter,salty,tastyの5種類に分類されてた。
    味わい深い。後味が複雑で面白い。
    ほんのり怖かったり、じんわりしたり、あっさりしたり。
    sofa &... を買って2日目のソファの上で読めたのが、なんか楽しかった。

    0
    2025年03月08日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    ワタシノミカタ、が好き。長編で読みたい。味が浮かばなくて作ってみたいと思ったのは、山本ゆりさんのゆかりバターパスタ

    0
    2025年03月08日
  • 世界のまんなか~イエスかノーか半分か(2)~

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「イエスかノーか半分か」の2巻目。

    人気アナウンサーの国江田計と、クレイアニメ映像作家の都築潮は
    お互いの家を行ったり来たりしながらお付き合いを続けている。

    計の番組「ザニュース」の裏番組として「ニュースメント」という番組が始まった。
    司会進行のサブとして木崎というタレントが起用された。
    が、この木崎がアナウンサーばりに活舌と声がよく、計はびっくりする。

    どうやら木崎は小さいころからアナウンサー希望で計の局を受けたが落ちたらしい。
    それも、計と同じ年。
    計は裏方志望で受験し、社長に「アナウンサーになれ」と言われてなったくち。
    夢とかじゃない「やれ」といわれてやり始めただけ。
    もしかして、

    0
    2025年03月07日
  • ほろよい読書 おかわり

    Posted by ブクログ

    Audibleで聴了。「きのこルクテル」「オイスターウォーズ」「タイムスリップ」が好きだった。一穂ミチさんは初めて読んだ作家さんだったが、この流れからのその流れかぁぁと2度びっくりした。西條奈加さんの本は他も読んでみたい。

    0
    2025年03月05日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    『堕ちる』は正直普通だったけどこちらは面白かったです。
    澤村伊智さんは安定、目当てにしていた小野不由美さんも視点人物が次々変わる進み方に相変わらず引き込まれる。最後に尾端が登場した時は「既存シリーズかあ〜」と少しがっかりしたけど(かるかやは好きだが、何故か独立した1作が読めると思い込んでいた)。それを言えば鈴木光司さんなんて完全に「リング」ファン向けの内容だったし、阿泉来堂さんも個性的な解決役が出てきたので、他作品のキャラクターなのかな、と感じる。内容はパニックムービーのような後半が良かった。

    初読みの一穂イチさんが想定外に楽しめた。ホラーを書く印象がなかったのに(自分が知らないだけかも)、

    0
    2025年03月04日
  • ほろよい読書 おかわり

    Posted by ブクログ

    とあるテーマでのアンソロジー、好みとしては「2.5/5」といったところ。
    新しい作家さんの作品に触れられるのはありがたいのですよね、こういう出会いもまた、楽しからずや。

    0
    2025年03月03日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

    Posted by ブクログ

    有栖川有栖さん好きなので楽しめました。
    読んだことのない作者の方もいたので、これを機に読んでみたい。火村シリーズとか江神シリーズは読んだことあったけど、心霊探偵なんていうのも書いてるんだと初めて知ったので、そちらの有栖川有栖さんの作品も読んでみたい。

    0
    2025年03月01日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    2024年。有栖川有栖作家生活35周年記念のトリビュート。
    「縄、綱、ロープ」青崎さん初読。完コピめざしたらしい。
    「クローズド・クローズ」一穂さん初読。アリスの隣人の英語教師が出てきて、二人は女子高で推理。
    「火村英生に捧げる怪談」織守さん初読。東京のバーで火村&アリスが怪談をきかされる。心霊探偵・濱地さんにつながるのだが未読なんだな('_')
    「ブラックミラー」やっぱり白井氏よいわ。金のためでなく楽しいから書く、とデビュー作を書き始める。「マジックミラー」は未読なんだなぁ。
    「有栖川有栖嫌いの謎」夕木さん初読。本を全部揃えているくせに嫌いというのはなぜなのか。
    「山伏地

    0
    2025年03月01日
  • イエスかノーか半分か【電子限定SS付き】

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    以前、何気にサブスクでアニメを見た。
    へ~っておもいつつ見たんだけど、あとで一穂ミチさん原作だと知ったんだよね。
    ってことで、
    他の物を買うついでに古本屋さんで見つけて買ってみた。

    2014年の作品、つまり10年前ぐらいなのか~。なんとなく今と作風が違うのかなって思った。
    今調べたら、めちゃくちゃシリーズ化されてるのね。
    (アニメはこれの前半?だけだった気がする)

    人気アナウンサーの国江田は、物腰が柔らかで優しく穏やかな人物・・・とおもわれているがそれは表だけの顔。
    実は、悪態をつき、口が悪くて、だらっとしたりもしている。
    家にかえってスエットとマスクと眼鏡をフードをかぶって、お気に入りの

    0
    2025年02月18日
  • うたかたモザイク

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「スモールワールズ」よりちょっと入り込みにくい気がした。

    でも色々なテイストが楽しめる。

    中でも、「ごしょうばん」はゾクっとした。

    戦時中、腹を空かせ憎しみ合う感情から生まれた妖怪ごしょうばんがさまざまなところに現れる。

    みな腹を空かせているのに大事な食べ物をごしょうばんに与え、優しさに触れていく。

    我が子を食べるまでの飢餓に苦しむ母親の場面は衝撃的だった。

    そしてごしょうばんの本来の姿を見抜いた僧侶との出会い。

    かならずまた生きて戻り、お前を救うと約束した僧侶との悲しい再会。

    そして現代。

    有り余る食料の皮肉なほどの贅沢さの下に静かに潜むごしょうばんは自分の腹を満たすために

    0
    2025年02月17日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

    Posted by ブクログ

    今回は自分でも読めるタイプのホラーだった。澤村さん、一穂さん、小野さんが好き。かるかやシリーズは尾端が出てきた途端に緊張が解けて安心感が広がるのがたまらない。

    0
    2025年02月16日
  • メロウレイン 完全版(下)

    Posted by ブクログ

    これは、「ナイトガーデン」を未読の私に責任があります
    とても幸福感あふれる掌編が溢れています
    近日中に 一穂ミチさんの復習を兼ねて
    過去作品を堪能させていただいたあと 
    再読を楽しみます

    0
    2025年02月16日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

    Posted by ブクログ

    怖いような怖くないような…?

    たまたま目に止まった本だったけど小野不由美さんが好きなので読んでみた。意外な人が出てきて興奮してしまう!もうそれだけで満足ですわ。

    0
    2025年02月15日
  • うたかたモザイク

    Posted by ブクログ

    激甘からゾッとする話まで様々なテイストの物語がつまった短編集。SFもあり。
    この作者の本が気になっていたので、とりあえずどんな話を書くのだろうと手に取った一冊。色々描ける作家さんなのだろうなあと思った。
    手っ取り早く色んな物語を読みたい人におすすめ。ごしょうばん、BL、神様はそない優しない、透子が特に好きだった。

    0
    2025年02月09日
  • これが最後の仕事になる

    Posted by ブクログ

    24人もの作家さんによる短編集で、最初の1行は全員一緒の「これが最後の仕事になる」
    全て6から10頁のショートショートだけれどその中にちゃんとオチもあり、読んでみたかった作家さんも多く、さらっと読めて楽しかった。
    この前に、「黒猫を飼い始めた」と「嘘をついたのは、初めてだった」もでているのでまた読んでみたいと思う。

    0
    2025年02月09日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

    Posted by ブクログ

    全員名前を聞いたことがある豪華メンバーのアンソロジーだw…と言うことで読んでみた。
    ただ有栖川先生の本を一切読んだことがない…。
    予備知識として、
    火村と有栖川というキャラクターがいるのは知っていたけど、著者全員が有栖川作品を元に作っていたとは読むまで分からなかったなぁ~。
    そういうミステリー作品か(^_^;)

    知らない私でも楽しめたし、
    個人的には真ん中あたりの作品が読みやすく好きでした。特に『ブラックミラー』が一番ミステリーらしくて楽しめました。
    有栖川先生の作品も順番に読んでいきたい。


     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    1『縄、綱、ロープ』青崎有吾
    2『クローズド・クローズ』一

    0
    2025年02月05日
  • ツミデミック

    Posted by ブクログ

    イヤミスの短編集かと思いきや、少しずつ未来への期待が織り込まれてグラデーションぽくなってる。意図的な構造だと思う。もう生きてるのダルいなあと思うことって誰でもあるし、特にここ数年は世の中がめちゃくちゃになって悲観的な人も増えたはずだけど、どうせ生きてるなら足取り軽く生きてたいよねって思える読後感だった。

    0
    2025年11月18日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

    Posted by ブクログ

    同シリーズ、『堕ちる』より、私にはホラー要素が強く感じた。

    「ココノエ南新町店の真実」
    ・何かわからないものに対する恐れ
    ・人が狂気に囚われていく様
    ・何が正しいのかわからないこと
    これら三つがうまく組み合わさって、じわりじわりと気味の悪さがやってくる。
    ジャパニーズホラーそのものといった、ねっとりと絡みつくような薄気味悪さ。

    「828の1」
    何かわからない、それが恐怖というものだ。
    「これか、なーんだ」「何も意味なんかないじゃん」「全然こわいことじゃなかった」となった後。
    背中に迫る死の予感。
    ほっとさせて、落とす。
    これが怖さを引き起こすテクニックなのだと、以前、お化け屋敷クリエイター

    0
    2025年02月02日
  • 砂嵐に星屑

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    さらっと読んだ
    あんまり親しくない人でもその人の人生の一部に触れた瞬間は尊い、みたいな1文が印象的だった

    0
    2025年02月02日