一穂ミチのレビュー一覧

  • さみしさのレシピ

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    雨が似合いそう。全体に静謐な雰囲気が漂っている大人の恋という印象。なのに慈雨がときおり子どもっぽくていい具合にミスマッチ。

    情景描写も心理描写も、うまく合わさっていて感情移入しやすい。特に慈雨の境遇には、胸が締め付けられた。また何回も読み返すと思う。

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    2012年01月14日
  • さみしさのレシピ

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    一穂さんの書く、「ちょっとダメなところのある人」ってどうしてこうも魅力的なんでしょう。
    料理が絡む話って、すごく好きです。

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    2010年10月30日
  • Don’t touch me

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    すごく良かったですっ!!長谷川さんの職業にはびっくり。それを知った時の連の反応ったら(苦笑)連ってすごくわかりやすい人というか、素直というか、嘘を付けないというか…(笑)潔癖症っていうところからして、やっぱり変わってる人っていう印象。そんな人が長谷川さんに惹かれて、彼も連を好きになって…っていう過程が、自然に描かれているなぁと思いました。お互いの価値観が違ってすれ違っても、結局は惹かれ合っているという関係がいいなと。あと、にゃんこのカギがかわいかった〜v

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    2010年07月10日
  • Don’t touch me

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    [特殊清掃員×潔癖症研究員]

    裏表紙のあらすじを読んで、再会後は攻めの態度が急変するのかなと思っていたのにまあ予想は裏切られ、ああこっちね。という納得が(笑)

    受けの潔癖症具合に徹底してるなあと思った。すごい。
    最後の、攻めの地元での再会(?)シーンにじんときました。

    一穂さん初読みだったけど、他の本も読みたくなったので、集めにかかろうと思います(笑)

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    2010年05月31日
  • 朝から朝まで

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    そっと、大事にしたい人間ドラマ。
    BLで、純な心で素直に恋しているんだけど・・
    この話で良かったのは、
    恋愛じゃない部分。
    さらっと恋している心に触れさせられて、
    感情移入しかけていたところに
    人間模様や泣けるサイドストーリーが折り混じる。

    テレビ局員×テレビ局でバイトしている大学生。
    お互いが背負っているマスコミに関わるトラウマや、
    人間味たっぷりな葛藤がすごくいいです。
    その二人だけじゃなくて、
    周りの局アナとかディレクターとかADとかその家族たちまで、
    心が見えてきてリアリティがある。
    (いろんな人の描写があってもごちゃごちゃしているわけじゃなく上手く流れに引き込まれる)

    だが二人は
    なかなかくっつかないのでエロはすーくなーいですw
    でも、
    前半のキスとかの「あらあら」「なぜそうなった」っていうちょっとした疑問が、
    その後詳しく心象が描かれて「そうだったのか(しんみり)」と微笑ましく思える過程は存分に楽しめました。

    どこか浮世離れしている雰囲気はたぶんイラストとの相乗効果^^

    恋に落ちたりくっつく過程は
    比較的やや早急っていうかあまり描写が多くないなあって印象。
    私個人的に好きな「男どおしだから葛藤」ていうのもほとんどないですw
    でもそれでもいい!!
    攻めが作ったあの番組で泣いたからw
    そこまでの布石があったからこそですが。

    構成も文章も言葉もさすが一穂ミチさんって感じ。
    ただ恋していちゃいちゃじゃない、
    いろんな気持ちについて考えながら温かくなれる作品です。

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    2010年05月02日
  • 藍より甘く

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    【あらすじ】
    夜景、港町、観覧車。完璧すぎるロケーションで入江暁行は「好き」と告げられた。三年間も友達として側にいた柘植遙から。実家が藍を作っていて、爪の先をいつも青く染めている遙。笑うと寂しげな顔が明るくなる遙。男なんて絶対ありえない、でも居心地いい彼の隣は手放したくない。誰にも言えない困惑を、暁行はブログに綴ることにするが―。

    【感想】

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    2010年01月06日
  • オールトの雲

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    【あらすじ】
    お姫様のような母親と一緒に太陽の前に現れた小さな王様―それが、流星だった。外国の血を引く繊細に整った容貌と、誇り高くまっすぐで、嘘やごまかしのない性格。そのせいで周囲から浮く彼をほうっておけず、いつだって側にいた。けれど、部活の合宿先で偶然会った流星は、太陽が知らない顔をしていて…。闇夜に迷う心を照らす、一等星の恋。その後の二人を描いた書き下ろし「真夜中の虹」も収録。

    【感想】

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    2010年01月06日
  • 藍より甘く

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    受がなんかカッコよくて、でも何処か弱くて…
    そんな危うげな脆さに打たれました。
    この2人はくっ付くのか…!?(攻めに彼女いたので;)
    とハラハラしましたが、落ち着きましたねw
    ちょっと攻が曖昧な態度をずっと取ってたので、
    そこが私的にはちょっと不満。

    やはり受が思われてなんぼですなぁ。

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    2009年12月21日
  • 藍より甘く

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    一穂先生らしい作品だと思う。
    ただ、今回は甘さが薄かったと思う様な…片方に彼女が居るし…
    でも、二人の心の動きが良く書けていたと思う。受け君よりも攻め君の方がぐちぐちしているので(攻め視点の物語展開)そういうのが駄目な人は駄目かも…?

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    2009年10月20日
  • オールトの雲

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    幼馴染もの。
    いろんなサイトで絶賛されていたので読んでみました。
    幼馴染という言葉は確かにツボだよなーと思いながら読んでいました。
    主人公二人以外の脇役がしっかりしているので安心して読めました。
    他の作品も読んでみよう。

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    2009年10月07日
  • オールトの雲

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    しなやかな文体と設定萌えで楽しめました
    大きなアクションはないけど小さな出来事の積み重ねが緻密で…よかったなぁ

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    2009年10月07日
  • 砂嵐に星屑

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    「パラソルとパラシュート」に続き、一穂ミチさんを読んでみました。
    不倫相手の幽霊に遭遇する40代女性アナウンサー、娘の言葉に自分の仕事を否定されたデスク、好きな男とルームシェアするタイムキーパー、番組を作りたい訳ではないAD、TVの世界で働く人のモヤっとする感情が淡々とした筆致で描かれていて面白かった。
    他の作品も読んでみたいな。

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    2026年10月04日
  • うたかたモザイク

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    色んな話が入っていて、読みごたえがあった。

    私は「レモンの目」「神さまはそない優しない」「透子」「ムーンライダー」が好きだった。

    「ごしょうばん」は考えさせられた。

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    2026年10月04日
  • 本屋さんのある街で

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     人気作家5名による本屋に関係ある短編集。いずれもホッコリする佳品です。本屋で生き生きバイトする青年男子と占い師の小母さん「つづ続きは書店で」〈瀬尾まいこ〉、中国から来た男性との大学生生協書店での出会いに始まる不思議な縁とその真相?「歌うように生きて」〈一穂ミチ〉、瀬戸内海の島で地元に愛される鳩豆書店・駄菓子屋を開店する「手に取って見てみろよ」〈坂木司〉、離婚して実家の本屋に戻った女性(44歳)の中学時代の級友男性との出会い「小鳥たち」〈凪良ゆう〉、曾祖父からの書店を4代目で受け継いだ女性の仕事ぶり「見晴らし書店の一日」〈三浦しをん〉。書店の経営が厳しい環境にあることをいずれの話からも感じさせられ、業界の動向についてもいずれの作品からも学びとなった。

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    2026年10月03日
  • 光のとこにいてね

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    ネタバレ

    2人の関係性に理由がないストーリーがまた良い。
    あえて相手の光にならない選択も好み。
    空白が多い小説のイメージ。
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    ただ、旦那さんがいるのにちゅーはだめだろ!と思った。友情ならありかと思ったけど、島清恋愛文学賞(&直木賞)を受賞しているため、OUT。でも彼女達ー旦那の可能性も?
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    主人公、旦那さんたち含めて無償の愛を描きたかったのかなあ。憧憬を持ちながら失望しない姿勢の人間は想像しがたい。無償の愛を持ちながらも自分の幸せを選べた点もgood。
    ⁡

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    2026年10月03日
  • アフター・ユー

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    ネタバレ

    恋愛要素が強めの話だと思っていたが全然違った。
    恋人の死には何が関係しているのか、一体何があったのか?事故なのか自殺なのか?
    島の登場人物全てが怪しく思えて事実が明るみになっていくごとに読み進めるのをやめられなかった。
    島で発見される物や新たな過去の事実を知る証言を得るたびに探偵のように考察しながら読み終えた。
    まさかのテレホンカードで死んだはずの恋人と話せるチャンスがある設定は意外だった。

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    2026年09月30日
  • 5分後にお風呂に入りたくなる! 湯けむり文学

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    お風呂に関するお話しが22編入っています。
    SFっぽいものから、ちょっと感動するもの、あー分かるわぁと言いたくなるもの、ちょっと笑える話しなど、色んなショートストーリーが書かれています。
    個人的には「風呂焚きの思い出」「竜宮城」「モモと夏の香り」「湯も浸る」「プラシーボ」「無力」「バスボムがなくても」「デトロイト哀調」「でんぐりがえす」「そして誰も風呂に入らなくなった」辺りが好きでした。

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    2026年09月30日
  • 本屋さんのある街で

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    タイトル通り、本屋さんにまつわるお話。
    凪良ゆうさん、一穂ミチさんの作品があるからと思って読んだけど、どの作家さんも心が温まるお話でした!
    坂木司さんは初読だったけど、とても読みやすい!

    本好きの僕として、
    本屋はなくならないで!と思っていたけど、
    本好きじゃない人にとっても、街にとっても本屋さんは大切な役割のある場所だなと改めて感じた。

    これからもたくさんの人が本屋を通して、良い思い出ができると良いな。

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    2026年09月30日
  • ツミデミック

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    新型コロナウイルスのパンデミックの時期を描いた短編集。後味の悪いものからホロリとくるものまでバリエーションがあった。最後の話がラストを飾るのにふわしい良い話だった。

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    2026年09月29日
  • ツミデミック

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    初めて読んだ一穂ミチさんの作品は「スモールワールド」で、1話ごとにぐいぐいと世界観に引き込まれる感覚があり、その他の作品も読んだのですが、今回も同じ感覚を味わえました。
    「ロマンス☆」のような少しゾワっとするブラックユーモアと「特別縁故者」のような心がホッとする作品を同時に読めるのは一穂ミチさんだけなのではと思いました。

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    2026年09月29日