一穂ミチのレビュー一覧

  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    食にまつわるアンソロジー。
    古内一絵「ワタシノミカタ」、奥田亜希子「白と悪党」、田辺智加「初恋と食事」がお気に入り。
    田辺智加って、ぼる塾の田辺さん!
    尾形真理子は、好きだけど今回のは特に好みではなかった。期待してただけに残念。
    それにしても偶然なのかなんなのか、食にまつわるどころか幽霊にまつわる話もいくつかあって、不思議〜。

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    2026年06月26日
  • 光のとこにいてね

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    ゆずとかのん2人がメインの話だけど、登場人物それぞれの「愛」みたいなものに心動かされた話だった。
    主人公2人はそれぞれ違う人生を歩む中、あれほどまで惹かれあって離れていても互いを想いあう愛しいストーリーだった。
    「光のとこにいてね」この題名に全て集約されている。
    これほど運命というか、自分の人生において大きすぎるほどの存在の人に出会い、想うことができるのはすごく羨ましく思う。

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    2026年06月26日
  • 恋とか愛とかやさしさなら

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    ネタバレ

    プロポーズされて幸せの絶頂から、盗撮事件で心の迷宮入り込む急展開。性犯罪者の気持ちもそのパートナーの気持ちもわからないけど、被害者の気持ちはわかる。このぼんやり気持ち悪くて不愉快な物語は、共感は湧かないけど、心には引っかかる。もやもや。

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    2026年06月25日
  • アフター・ユー

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    タクシー運転手の青吾。同棲中の恋人 多実が「五島列島の海難事故に遭い行方不明」という知らせが。しかも知らない男性と一緒に。
    男性の妻とともに、五島列島へ向かい真相を探る・・・というお話。

    10年もいっしょに暮らしていて、写真の一枚もないとか、子どもの頃の話とかしないものかなぁ。だいたい旅行先ぐらい伝えると思うけど。
    公衆電話とテレホンカードとか、突然ファンタジーだし。
    最後の真相のあたりは、なにがなんだか複雑すぎてよく分からん。島に何の関係もないお母さん、そこまでする必要あった?

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    2026年06月25日
  • アフター・ユー

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    さすが直木賞作家

    安定しているわ

    と思いながらも

    ありそうもない話なんだけど
    なんか既視感があるような不思議な話

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    2026年06月24日
  • 光のとこにいてね

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    友達に勧められて。一穂ミチは初めて読んだけど、この話好きだなあと思いながら読んでた。どのページを読んでいてもその先が気になって、通勤電車で読んでも全く眠くならなかった。

    結珠と果遠の一人称で話が進むのに、2人の心のうちを知りながら読んでいるのに、どちらも遠いと感じる。もしかしたら、藤野や水人や瀬々も同じように感じているのかも。絶対に手が届かない感覚。

    2人はどうなったかな。最後、私まで果遠みたいにドキドキしてしまった。なんて気になる、夢のある終わり方をするんだ!

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    2026年06月23日
  • パラソルでパラシュート

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    オーディブルにて。
    ナレーションはすごくよかった。お年頃をとうに過ぎてしまったのであまり共感できなかった。
    若くて可愛らしいのに自分の夢や道がはっきりしないのは可哀想。早く出会えるといいなと思った。

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    2026年06月23日
  • 恋とか愛とかやさしさなら

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    想像力の限界。どれだけ相手と向き合っても理解し合えないことはある。理解できない部分も含めて愛せるものと感じられるような関係性ならいいな。

    信じるの定義を変えたらうまくいくかも。

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    2026年06月23日
  • アフター・ユー

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    「捜しに出なかったら頭の中でまだ生きてた」

    作中に出てくるこの言葉が頭の中から離れない。不慮の死を遂げた者と残された者。悲壮感を抱えつつも、亡くなってしまった真相を知ろうとする姿に胸が痛んだ。一穂ミチさんの作品は、読者の心にハッとするような強烈な言葉を刻みながらも読みやすく、読後には優しい風が吹いたような心地良さを残してくれるのでとても好き。

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    2026年06月20日
  • アフター・ユー

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    最後まで、ずっと胸が痛くなる気持ちでした。
    海難事故に遭った恋人や夫を思う青吾、沙都子はもちろんだけど、登場人物がみんな悲しみを背負っているんですよね。
    小さなコミュニティの中での人間関係は難しいとはいえ、こんな利己的にいろんなことが起こらなくても…。

    海難事故の真実を突き止めようとする青吾と沙都子ですが、途中から青吾自身の過去までも探っていくミステリー要素強めの話になっていきます。
    それが、ちょっと現実では起こらないだろうファンタジーな展開がその謎を解く肝になるのが、ちょっと違和感を感じました。
    それ自体は切なくなるような心動かされる場面なんですが、ファンタジーに頼らないと話は進まなかった

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    2026年06月18日
  • アフター・ユー

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    一穂ミチさんがいつか描きたかったという
    「不在」と「喪失」の物語。

    『アフター・ユー』
    同棲している男女に、ある日訪れた突然の別れ。
    男女それぞれに胸に抱えていた秘密が、徐々に明かされるのだが・・・

    読み進める程、次第に暗澹と先の見えない迷路に迷い込んだような気持ちになった。
    大切な人との突然の別れ・・・
    その人の全てを知っている訳ないとは、百も承知だけど、さすがに知らないことが、これだけ数珠つなぎに出てきたら参るなぁ。
    自分の信じたものが揺らぐと、自分と相手との関係性も不確かに感じてきて、しだいに自分が自分でなくなるような感覚がする。

    この感覚の行き着く先に、一穂さんが仕掛けた緻密なミ

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    2026年06月19日
  • 本屋さんのある街で

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    書店でバイトしたいと占い師のもとにやってきた若者。
    店はあと1ヶ月ほどで閉店することが決まっていて…。
    瀬尾まいこ「続きは書店で」など全5編を収録。
    作家の書店への愛をこめたアンソロジー。

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    2026年07月18日
  • 砂嵐に星屑

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    一穂ミチさん、3冊目。大阪のテレビ局で働く老若男女のあれこれ。

    社内不倫の前科で腫れ物扱いの40代独身女性アナウンサー、同期たちの早期退職に悩む50代の報道デスク、、好きになった人がゲイなのになぜか一緒に暮らしている20代タイムキーパー、非正規の現状が恨めしくても当たって砕けることもできない30代AD。
    テレビ局という一見華やかな場所で働く人たちを描きながらキラキラ感はほとんどなく、幽霊やら児童ポルノやら腹話術やら出てくる、ちょっと変化球な筋書き。
    大阪府民にとっては、よく知った阪神間の街の描写が楽しめ、実際に見舞われたかつての地震や台風の記憶が甦るのも一興。

    地震で電車が止まっても徒歩で

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    2026年06月16日
  • アフター・ユー

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    タクシー運転手の青吾が仕事を終えて家に帰ると、帰宅しているはずの恋人・多実がいない。
    翌日以降も戻る気配がなく焦りを募らせる青吾のもとに、多実が見知らぬ男性と五島列島の遠鹿島で海難事故に遭い、行方不明になったというしらせが届く。男の妻だという沙都子と遠鹿島へ向かう青吾だったが…。うーん。今ひとつ二人の死の理由?に納得が出来なかった。誰かに伝えたいことがある人は生きている間にきちんと伝えましょ、ってことだな。

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    2026年06月14日
  • パラソルでパラシュート

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    主人公がかなり不思議なキャラ。共感するのは難しくて、どちらかというと不思議な感性を持つ女のレンズで世界を見る、という気持ちがした。秩序と競争社会、役割に押し付けられる日本社会に抗うテーマは朝井リョウっぽい、今どきのテーマのように感じた。

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    2026年06月05日
  • それでもまた誰かを好きになる~うまくいかない恋 アンソロジー~

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    どこか運命のボタンがひとつでも
    違うボタンホールにはいったら
    うまくいったのかもしれない

    自分にもそんな気持ちがあったなとか
    素直に好きと言えず
    過ぎてしまったなと
    思いながら読み進めました。

    いつまでも自分を好きでいてくれるわけではない
    自分の時間が「あの時」で止まっているだけで
    ほかの人の時間は動いている
    神様がくれたチャンスに気づかないとなと
    フッと思わせてくれました。
    チャンス逃しちゃだめですね☆

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    2026年06月02日
  • ほろよい読書 おかわり

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    お酒にまつわる短編集。お酒がストーリーの本のスパイスになっているお話から、がっつりお酒が関わる話まで幅広く楽しめる。読みながら、お酒が飲める幸せを感じたし、それぞれのお話の少し先も覗き見たくなった。

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    2026年06月01日
  • ほろよい読書 おかわり

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    朱野帰子さんの『オイスターウォーズ』がおもしろかった!この2人のその後も知りたい
    奥田亜希子さんの『きみはアガベ』も男女の友情は成立しないわけがない派の凛子ちゃんもよい。どんな恋愛をして大人になっていくのだろう。

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    2026年06月01日
  • それでもまた誰かを好きになる~うまくいかない恋 アンソロジー~

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    あまりにも切なく、共感だらけの恋物語だった…
    恋って本当に苦くて、キラキラしていなくて…リアルな世界観と言葉たちが胸にズキズキ刺さった。

    『感情旅行』 一穂ミチ
    ご近所さんで、早逝した蒔生。彼と結婚する可能性のあった主人公の華は、訳あって彼の息子千歳から旅行をお願いされ同行することに… 華の心の葛藤と、千歳の秘められた想いを、出雲の穏やかな大地が彩っているような作品だった。ラストシーンは一穂さんっぽい甘酸っぱく爽やかな感じで好きだな

    『独身の女王』 麻布競馬場
    ミドサー独身の私は「独身のカリスマ」を「教祖様」とあがめていたが、そのカリスマが結婚した。そんなカリスマや友人の影響を受け、私

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    2026年05月27日
  • GOAT Summer 2025

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    やっと読み終わった…というのがまず感想。
    ボリュームがすごい。

    GOATは先発の「meets」と「愛」を紙の雑誌で読んだのだけど、今回は電子書籍で購入。
    比べてみて大変申し訳ないけど電子書籍の方が読みやすかった。紙の方はたぶん(絶対)狙ってデザインされているんだけど、それがとても読みにくかった。

    「悪」というテーマはとてもよかった。
    悪とは視点によって正義でもあったりするあいまいなものなので、そこにこそ人の感情の機微はあるんだと思う。

    ただほんとに、ボリュームがありすぎる。
    申し少しライトであるなら定期購読するんだけど。
    他の本が読めなくなってしまう。

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    2026年05月25日