一穂ミチのレビュー一覧

  • パラソルでパラシュート

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    ジャンルとしてはどんなジャンルになるんだろう。
    違うとしても自分はこの物語に詰められたものは青春なんではないかと思った。

    結婚には興味がないし、仕事も食べていける収入があれば充分。
    受付嬢の美雨が三十歳の契約終了を前に出会ったのは、
    売れないお笑い芸人の亨だった。
    亨や相方の弓彦、亨とシェアハウスで一緒に住む芸人たちと
    過ごす中で訪れる嵐。
    周りに合わせて生きてきた美雨が見つける、初めての希望とは。

    個人的には芸人たちの生き様に惹きつけられる一方だった。
    確かに、不幸を救えるのは笑いだけかもしれないし、
    夢や目標は、それを追いかける人にとっては一種の呪いかもしれない。
    それでも、歯食いしば

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    2026年04月14日
  • うたかたモザイク

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    一穂ミチさんの短編集。
    個人的には、「永遠のアイ」「sofa&…」「透子」が好きだな。

    短編集だと、すぐにどんな物語だったか忘れてしまうのが難点。
    長編の方が読んだ後の達成感があって好きかも。
    私にとって短編集は、ちょっとしたおつまみのような感覚。

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    2026年04月12日
  • GOAT Summer 2025

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    三浦透子のエッセイが強烈だった。「矛盾するようだが、私は明らかな悪に対しては、それは間違っていると自信を持って言えるように自分を磨き、いつも大きな刀を振りかざしたいと願って心に炎を燃やしているタイプではある」。
    『異邦人』みたいな人だ。

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    2026年04月12日
  • それでもまた誰かを好きになる~うまくいかない恋 アンソロジー~

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    自業自得、傲慢、踏ん切りがつかないの?
    相手?自分?が好き?承認欲求?
    はっきり言えば、人には同じような経験があるかも
    なんとなく共感してしまうのは何故?

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    2026年04月09日
  • 砂嵐に星屑

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    毎日ニュース番組を観ているが、そのキャスターについて、見た目にも気を使わなきゃいけないし流れるように原稿を読まなきゃいけないし、大変そうな仕事だなという印象しかなかった。
    今作はそんなテレビの裏側が舞台であり、幽霊の登場などいかにもな創造物はあれど、全体的に割と現実的なありふれた日常な雰囲気。
    キャスターの日常を主観的に覗いたような感覚で、キャスターという仕事人としての印象が少し変わった。

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    2026年04月09日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    アンソロジーの良いところは、今まで読んだことのない作家の作品に触れられるところ。6人のホラー作家のうち、私はなんと4人が未知の人。映画化作品ではよく知っているのに原作は未読だったりして、今さらながら「読んだことなかったわ」と自分で驚く。

    「最恐」を謳っているけれど、さほど怖くはありません。でも登場人物たちの確実に潰えて行くさまは感じ取れます。個人的には『にえたかどうだか』にドキドキしました。

    そういえば、私の勤務先の博物館にも「見える人」「感じる人」はやっぱりいて、そういう人たちが「絶対近寄れない」という場所があるんですよね。憑いていてもおかしくないものを収集してきているわけだから当たり前

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    2026年04月08日
  • これが最後の仕事になる

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    色んな方の短編が読めるとの事で拝読。
    胸糞が多かったように思う。最初の2つが個人的に不快で、次も不快なものならやめようと思っていたが、3つ目、親友は良い話なので読み進めた。
    半分以上が不快なように思う。あくまで個人の感想である。
    そんな中面白いのが何作か合えたので良かった。

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    2026年04月08日
  • 砂嵐に星屑

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    ネタバレ

    テレビ局周りの人物を描いた連続短編。
    軸になる人物がいるわけではないが、後半にかけてメッセージ性が強くなり面白かった印象。

    とくに阪神淡路大震災で兄弟を亡くしたお笑い芸人にインタビューし、VTR作成をする無気力な新米ディレクターの回である〈冬〉の章は刺さる言葉がいくつかあった。

    序章の〈春〉は幽霊が出てきたりして、「そんなのありか…?」とは思ったが妙なオカルト系に引っ張られず、現実感のある話がその後は続いたのでよかった。

    舞台はテレビ局だったが、皆が少しずつ持っていそうな不満や問題を上手にフォーカスしていて身近なものに感じる一冊だった。

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    2026年04月08日
  • それでもまた誰かを好きになる~うまくいかない恋 アンソロジー~

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    一穂ミチさん目当てで読んだけど、他の方の作品もすごく読みやすいし、わかる、、、となった。

    個人的には、「振りかぶって、さよなら」の終わり方がすごく好き。
    てか、どれだけ会社でバリバリ働いとる人でも恋愛の悩みとかあるんよな〜と当たり前のことを改めて実感。

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    2026年04月07日
  • 二周目の恋

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    恋愛小説アンソロジー
    一穂ミチさんが好きだから買ったやつ。やっぱり一穂ミチさんのカーマンライン最高だった。辛い…。
    遠田潤子さんのやつが恋愛というか、まぁ恋愛なんだけどトラウマ刺激系で顔を顰めながら読んだ。どれも良かった

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    2026年04月06日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    わたしは澤村先生が本当に大好きだということを、この本を読むことで改めてしみじみと実感いたしました。どうしてこんなに面白く、怖い話が書けるのでしょうか。どこへ並んでいても先生のお話が一番好きです。コンビニで、スーパーで、デパートで、田舎で都市部で、わたしは一筋の光明を見るでしょう。それが澤村先生です。夜の海にも朝の山にも、新しく見つけられる気がします。はい?どういうことですか?さっぱり分からない。まぁだからあの、それほど先生のお話は近くに生きているということです。
    この本ではその澤村先生を一発目に置いているわけですが、初手王手すぎます。お願いしますと挨拶を交わした直後「はい、王手」とされるという

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    2026年04月05日
  • 恋とか愛とかやさしさなら

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    ネタバレ

    わかりたいと思ってしまう どうしても
    と思ってしまった

    なにがそうさせたんだろう

    ずっと考え続けたというより
    おりにふれて考え続けそうな内容だった

    YouTube、変に、あのあと
    とりあげられないといいなあ

    容姿で 蔑まれたり
    そんなの わかる
    相手にとってものわかりのいい態度
    じゃないだけで蔑まれたり
    美人でスタイルがよかったら
    違うんだなあって
    この本のいろいろなことは
    いろいろな人にとって

    〈わかる〉んだろうか

    ✍️引用
    あなたの眼差しで世界を見られたら、
    そしてわたしの眼差しで見てもらえたら、
    こんなに言葉を費やさなくて済むのに。

    なのに「信じる」という行為はひたすらに純

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    2026年06月11日
  • うたかたモザイク

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    BLが1番好みだった。最後の一文いいね。ああいうのに弱い自分。ベタ。

    永遠のアイも好き。血と肉で構成された〜同じように、0と1で構成された彼を〜ってとこ。

    Droppin' Dropsも最後はクスっとなった。

    余韻を作るのが上手い作家さんなんだなーってのが全体的な印象。
    たまにはこういうのもいいね。

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    2026年03月22日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    色々な恋愛があった。でもそこまで食がメインという感じではないかな。あくまでも恋愛メイン。
    私は恋愛が得意ではないので(特に色々複雑な感じ)あまり惹かれなかった。

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    2026年03月19日
  • それでもまた誰かを好きになる~うまくいかない恋 アンソロジー~

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    あこがれのインフルエンサーが予想外に結婚、その生き方を正解と思い込み信じてきたのにどうする?という話、麻布競馬場「独身女王」。
    砂村かいり「オレンジシャドウの憂鬱」、気が合うと思っていた若い友人の嫌らしい行い。女同士ありがちで怖い。でもメイクをそれほど楽しめることは羨ましかった。自分が何ベース+季節なのか私はわからないけど世の中の人はそんなにわかってるものなのかな。アンソロジーなのでさっと読め気分転換にぴったりの一冊。

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    2026年03月15日
  • パラソルでパラシュート

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    他の小説が面白かったのでこちらも。終盤まであまりのめり込めずに拍子抜けしたものの、終盤のごたごたからは面白かった。自由に生きたっていいよね。

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    2026年03月15日
  • フルール文庫創刊記念 ブルーライン

    購入済み

    いろいろ

    最初のお話ふったらどしゃぶりの続きがめちゃくちゃ気になります。この2人がどうやって恋に落ちていくのか。他作品はちょっと好みと合わなかったかもです。

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    2026年03月10日
  • スモールワールズ

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    一穂さんは、何かで読んでみたいと思っていた。
    なんか勝手に、優しい話かと思っていたら、結構強烈なものもあって、それはそれでいい意味でギャップあって良かった。
    ネオンテトラが最初に読んだ作品だったらそうも思うわなぁと。それから魔王の帰還。
    振り幅が大きくて、これからも読むのが楽しみ。
    既に、『うたかたモザイク』も購入済み。また、楽しみな作家さんが増えてしまった。

    今日、部屋の片付けをしていたのだが、売れない本が多くて、もうどうしようも無い状態。
    どうにかしないと。

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    2026年03月06日
  • それでもまた誰かを好きになる~うまくいかない恋 アンソロジー~

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    今まで恋愛小説というものを
    「まあ読んでみるか」みたいな感じに
    年に1~2冊程度読んできた私だが、
    恋というものに対峙したときに
    普段は知らない自分を見せつけられたり
    思わぬ人間臭さ、ダサさみたいなものが出てしまったり
    実に人間らしいなと、
    恋愛小説を続けて読んでそう思った。

    本書の「不機嫌依存性」に出てくる女性はまさしく私で、
    読んでいて恥ずかしくなってしまった。

    恋って人間ですね。

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    2026年03月03日
  • パラソルでパラシュート

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    舞台は大阪。受付嬢の美雨が北海道出身ながらもコテコテな関西弁を話す芸人トオルとのバンドのコンサートで出会い不思議な関係を作っていく。芸人トオルと何とも不思議な関係性が展開されていく、ヘンテコな関係のヘンテコな物語。二十代後半ながらも家族でも無く、ラブストーリーでも無く、安定した関西に住む芸人たちと受付嬢の歪な関係性の若者達のお話。何とも不思議な関係性が和やかでもあり悠々自適でもあり色んな季節の感じを受けた作品でした。

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    2026年03月06日