一穂ミチのレビュー一覧

  • うたかたモザイク

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    ネタバレ

    「スモールワールズ」よりちょっと入り込みにくい気がした。

    でも色々なテイストが楽しめる。

    中でも、「ごしょうばん」はゾクっとした。

    戦時中、腹を空かせ憎しみ合う感情から生まれた妖怪ごしょうばんがさまざまなところに現れる。

    みな腹を空かせているのに大事な食べ物をごしょうばんに与え、優しさに触れていく。

    我が子を食べるまでの飢餓に苦しむ母親の場面は衝撃的だった。

    そしてごしょうばんの本来の姿を見抜いた僧侶との出会い。

    かならずまた生きて戻り、お前を救うと約束した僧侶との悲しい再会。

    そして現代。

    有り余る食料の皮肉なほどの贅沢さの下に静かに潜むごしょうばんは自分の腹を満たすために

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    2025年02月17日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    今回は自分でも読めるタイプのホラーだった。澤村さん、一穂さん、小野さんが好き。かるかやシリーズは尾端が出てきた途端に緊張が解けて安心感が広がるのがたまらない。

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    2025年02月16日
  • メロウレイン 完全版(下)

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    これは、「ナイトガーデン」を未読の私に責任があります
    とても幸福感あふれる掌編が溢れています
    近日中に 一穂ミチさんの復習を兼ねて
    過去作品を堪能させていただいたあと 
    再読を楽しみます

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    2025年02月16日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    怖いような怖くないような…?

    たまたま目に止まった本だったけど小野不由美さんが好きなので読んでみた。意外な人が出てきて興奮してしまう!もうそれだけで満足ですわ。

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    2025年02月15日
  • うたかたモザイク

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    激甘からゾッとする話まで様々なテイストの物語がつまった短編集。SFもあり。
    この作者の本が気になっていたので、とりあえずどんな話を書くのだろうと手に取った一冊。色々描ける作家さんなのだろうなあと思った。
    手っ取り早く色んな物語を読みたい人におすすめ。ごしょうばん、BL、神様はそない優しない、透子が特に好きだった。

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    2025年02月09日
  • これが最後の仕事になる

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    24人もの作家さんによる短編集で、最初の1行は全員一緒の「これが最後の仕事になる」
    全て6から10頁のショートショートだけれどその中にちゃんとオチもあり、読んでみたかった作家さんも多く、さらっと読めて楽しかった。
    この前に、「黒猫を飼い始めた」と「嘘をついたのは、初めてだった」もでているのでまた読んでみたいと思う。

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    2025年02月09日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

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    全員名前を聞いたことがある豪華メンバーのアンソロジーだw…と言うことで読んでみた。
    ただ有栖川先生の本を一切読んだことがない…。
    予備知識として、
    火村と有栖川というキャラクターがいるのは知っていたけど、著者全員が有栖川作品を元に作っていたとは読むまで分からなかったなぁ~。
    そういうミステリー作品か(^_^;)

    知らない私でも楽しめたし、
    個人的には真ん中あたりの作品が読みやすく好きでした。特に『ブラックミラー』が一番ミステリーらしくて楽しめました。
    有栖川先生の作品も順番に読んでいきたい。


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    1『縄、綱、ロープ』青崎有吾
    2『クローズド・クローズ』一

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    2025年02月05日
  • ツミデミック

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    イヤミスの短編集かと思いきや、少しずつ未来への期待が織り込まれてグラデーションぽくなってる。意図的な構造だと思う。もう生きてるのダルいなあと思うことって誰でもあるし、特にここ数年は世の中がめちゃくちゃになって悲観的な人も増えたはずだけど、どうせ生きてるなら足取り軽く生きてたいよねって思える読後感だった。

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    2025年11月18日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    同シリーズ、『堕ちる』より、私にはホラー要素が強く感じた。

    「ココノエ南新町店の真実」
    ・何かわからないものに対する恐れ
    ・人が狂気に囚われていく様
    ・何が正しいのかわからないこと
    これら三つがうまく組み合わさって、じわりじわりと気味の悪さがやってくる。
    ジャパニーズホラーそのものといった、ねっとりと絡みつくような薄気味悪さ。

    「828の1」
    何かわからない、それが恐怖というものだ。
    「これか、なーんだ」「何も意味なんかないじゃん」「全然こわいことじゃなかった」となった後。
    背中に迫る死の予感。
    ほっとさせて、落とす。
    これが怖さを引き起こすテクニックなのだと、以前、お化け屋敷クリエイター

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    2025年02月02日
  • 砂嵐に星屑

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    ネタバレ

    さらっと読んだ
    あんまり親しくない人でもその人の人生の一部に触れた瞬間は尊い、みたいな1文が印象的だった

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    2025年02月02日
  • ナイトガーデン 完全版

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    ネタバレ

    「ふったらどしゃぶり」のスピンオフ。

    整と離れた和章はスランプになり、デザインができなくなっていた。
    田舎にひっこんだ大学の先生(第二外国語を習っただけ)に、書庫の整理を頼まれたので、里に家を借り、山の中の先生の家に通うようになる。
    そこ先生の孫の柊と知り合う。
    23歳。ドイツの血が1/4のクオーター。先生の家からさらに山の上にある植物園出働いている(どうやらバイト)

    整を失って(つきあってはないけど)益々抜け殻っぽくなっている和章は、「きれい」が分からないという。
    すこしづつ恩師と柊にかかわることで、かわっていく。
    そして柊の古い傷(ここにいる理由)も知る。

    整を囲って閉じ込めて、でも

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    2025年02月01日
  • 砂嵐に星屑

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    内容を知らずに読んだらテレビ業界のなかの話だった
    う、なんと…
    最愛の男子がこの春テレビ局に入るのだ
    がんばれよ
    なんとかなるよ
    そう声をかけてあげられそうな読後感
    よかったー

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    2025年01月30日
  • メロウレイン ふったらどしゃぶり

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    ネタバレ

    ふったらどしゃぶりの番外編を集めたもの。
    アフターストーリー。

    本編で、メル友から急に体の関係になってしまった二人が(それでももう心もともなっていたけども)
    どんどんその恋を深めていく感じかなぁ?

    もう「恋人」として安定している二人なのであんまり大きな障害もなく、日常+αを見ている感じ。

    こんなに心を通わせているふたりなのに、なぜか一緒には住まない。
    そこにもちゃんと考えがある。

    お互いに昔の恋を知っていて、その事を踏まえた上で、相手を想っているのもなんか大人の恋愛な感じがしていい。

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    2025年01月30日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    澤村伊智氏目的で。

    澤村伊智×霊能& モキュメンタリー風ホラー
    →解決しない系であったか。。魔女狩りでは無いけれど、周囲からみるとそうなってしまうのだろうなぁ。。


    阿泉来堂×村に伝わる「ニンゲン柱」の災厄
    →癖の強い登場人物がいるので、タッグを組んでの続き物かと思ったけれど、ラストが。。
    自己犠牲ってその場になると自分はどう動くだろう。


    鈴木光司×幕開けとなる新「リング」サーガ、
    →小説読んだだろうか、映画のイメージ強いのでうろ覚え。。


    原浩×おぞましき「828の1」という数字の謎
    →予知夢を回避しようとすると逆に、というのを思い出す。そのまま聞こえないふりをしていたらど

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    2025年01月29日
  • ほろよい読書 おかわり

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    最後の「タイムスリップ」に出てくる居酒屋『十刻』が素敵でした。
    日本酒も料理も美味しそうだし、幼馴染三人の温かい雰囲気もいい。

    青山さんの「きのこルクテル」では懐かしい人が登場。
    読んでて、今まであまり関心がなかったモクテル(ルクテル)に興味が出てきました。

    「オイスター・ウォーズ」莉愛の気持ちの変化が唐突すぎて納得できなかった。
    「ホンサイホンベー」継母と娘の、艶めかしくて刺激のある関係。
    「きみはアガペ」友情と恋愛の狭間で揺れながら、友情を取る人生があってもいいと思う。

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    2025年01月26日
  • これが最後の仕事になる

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    『これが最後の仕事になる』という
    同じフレーズが話のテーマ

    テイストもニュアンスも世界観も、
    二つとして同じものがない24話からなる
    個性豊かなアンソロジー

    1編はほんの6ページなのに、
    そう感じさせない深みとまとまりの
    バランスがいいから物足りなさを感じない

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    2025年01月18日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    ネタバレ

    モキュメンタリー風なホラーが好きだな〜って掴みの澤村伊智さんのお話で思った!このお話が一番好きだったかも。文章が乱れ始めるところに差し掛かったときゾ〜〜ッとした。
    大好きな一穂ミチさんの文章でホラーが読めて嬉しかった。日常のよくありそうなもやもや…で読者の心をぎゅっと掴んでからがっつりホラーに放り投げる感じ、鮮やかでした。終わり方も好き。原浩さんのお話もだったけどフレーズでぞくっとさせてくるのずるい(好き)。
    小野不由美さんと阿泉来堂さんのお話は長編小説からのスピンオフ的な短編だったのかな…?明らかに長編に出ていそうな個性ある登場人物たちが出てきて本編があるならそちらも気になりました。
    鈴木光

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    2025年01月06日
  • これが最後の仕事になる

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    「これが最後の仕事になる」の書き出しで始まる、多様な作家さんによる短編連作集。
    どんでん返しものから、ほのぼのまで。とにかくたくさんあるので、どれか一つくらい気に入るものがあるはず。
    未読の作家さんもいたので、良いイントロダクションになった。

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    2025年01月04日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    2025.01.04

    ホラー文庫でこの作家陣で全て書き下ろしなんて買わない理由がない!特に小野不由美氏の書き下ろしが嬉しい!!
    読むのは遅くなりましたが発売前からかなりワクワクしてました。

    なぜ「慄く」だけが発売遅くなっちゃったんでしょうね?筆が遅い御仁がいたのかしら?

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    2025年01月07日
  • これが最後の仕事になる

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    これが最後の仕事になる、から始まるお話が集まった本です。
    作家さんそれぞれの個性が面白いです。
    米澤保信さんのお話、秋吉理香子さん、真下みことさん、三上幸四郎さんなどあらたに読みたくなりました。
    ブラックユーモアのあるお話が多かったです。

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    2024年12月27日