一穂ミチのレビュー一覧
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ネタバレ「スモールワールズ」よりちょっと入り込みにくい気がした。
でも色々なテイストが楽しめる。
中でも、「ごしょうばん」はゾクっとした。
戦時中、腹を空かせ憎しみ合う感情から生まれた妖怪ごしょうばんがさまざまなところに現れる。
みな腹を空かせているのに大事な食べ物をごしょうばんに与え、優しさに触れていく。
我が子を食べるまでの飢餓に苦しむ母親の場面は衝撃的だった。
そしてごしょうばんの本来の姿を見抜いた僧侶との出会い。
かならずまた生きて戻り、お前を救うと約束した僧侶との悲しい再会。
そして現代。
有り余る食料の皮肉なほどの贅沢さの下に静かに潜むごしょうばんは自分の腹を満たすために -
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全員名前を聞いたことがある豪華メンバーのアンソロジーだw…と言うことで読んでみた。
ただ有栖川先生の本を一切読んだことがない…。
予備知識として、
火村と有栖川というキャラクターがいるのは知っていたけど、著者全員が有栖川作品を元に作っていたとは読むまで分からなかったなぁ~。
そういうミステリー作品か(^_^;)
知らない私でも楽しめたし、
個人的には真ん中あたりの作品が読みやすく好きでした。特に『ブラックミラー』が一番ミステリーらしくて楽しめました。
有栖川先生の作品も順番に読んでいきたい。
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1『縄、綱、ロープ』青崎有吾
2『クローズド・クローズ』一 -
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同シリーズ、『堕ちる』より、私にはホラー要素が強く感じた。
「ココノエ南新町店の真実」
・何かわからないものに対する恐れ
・人が狂気に囚われていく様
・何が正しいのかわからないこと
これら三つがうまく組み合わさって、じわりじわりと気味の悪さがやってくる。
ジャパニーズホラーそのものといった、ねっとりと絡みつくような薄気味悪さ。
「828の1」
何かわからない、それが恐怖というものだ。
「これか、なーんだ」「何も意味なんかないじゃん」「全然こわいことじゃなかった」となった後。
背中に迫る死の予感。
ほっとさせて、落とす。
これが怖さを引き起こすテクニックなのだと、以前、お化け屋敷クリエイター -
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ネタバレ「ふったらどしゃぶり」のスピンオフ。
整と離れた和章はスランプになり、デザインができなくなっていた。
田舎にひっこんだ大学の先生(第二外国語を習っただけ)に、書庫の整理を頼まれたので、里に家を借り、山の中の先生の家に通うようになる。
そこ先生の孫の柊と知り合う。
23歳。ドイツの血が1/4のクオーター。先生の家からさらに山の上にある植物園出働いている(どうやらバイト)
整を失って(つきあってはないけど)益々抜け殻っぽくなっている和章は、「きれい」が分からないという。
すこしづつ恩師と柊にかかわることで、かわっていく。
そして柊の古い傷(ここにいる理由)も知る。
整を囲って閉じ込めて、でも -
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ネタバレ澤村伊智氏目的で。
澤村伊智×霊能& モキュメンタリー風ホラー
→解決しない系であったか。。魔女狩りでは無いけれど、周囲からみるとそうなってしまうのだろうなぁ。。
阿泉来堂×村に伝わる「ニンゲン柱」の災厄
→癖の強い登場人物がいるので、タッグを組んでの続き物かと思ったけれど、ラストが。。
自己犠牲ってその場になると自分はどう動くだろう。
鈴木光司×幕開けとなる新「リング」サーガ、
→小説読んだだろうか、映画のイメージ強いのでうろ覚え。。
原浩×おぞましき「828の1」という数字の謎
→予知夢を回避しようとすると逆に、というのを思い出す。そのまま聞こえないふりをしていたらど -
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ネタバレモキュメンタリー風なホラーが好きだな〜って掴みの澤村伊智さんのお話で思った!このお話が一番好きだったかも。文章が乱れ始めるところに差し掛かったときゾ〜〜ッとした。
大好きな一穂ミチさんの文章でホラーが読めて嬉しかった。日常のよくありそうなもやもや…で読者の心をぎゅっと掴んでからがっつりホラーに放り投げる感じ、鮮やかでした。終わり方も好き。原浩さんのお話もだったけどフレーズでぞくっとさせてくるのずるい(好き)。
小野不由美さんと阿泉来堂さんのお話は長編小説からのスピンオフ的な短編だったのかな…?明らかに長編に出ていそうな個性ある登場人物たちが出てきて本編があるならそちらも気になりました。
鈴木光 -
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