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Posted by ブクログ
なんというか本当にしみじみとするお話でした。
一穂さんの他の本、他の新聞社シリーズに比べて本の厚さが薄い…?と思い割とさら~っと読み終わっちゃうのかな?と思っていたのですが、その考えを裏切る、読み応えのある本でした。
このページ数に、主人公の二人、有村望と和久井冬梧の長い長い年月の物語が描かれています。
話は過去、有村と和久井の出会いから始まり、二人の別れ、そして十七年後の再会…までが書かれています。
二人の出会いは、証明写真のボックスという何故ここ!という場所なのですが、その出会いが最後にとても大切な意味を持ちます。最初は想像できなかったのですが、全て読み終えた後に、この出会いのシーンをもう一度読むと、とても素敵で切なくてドラマチックだな…と思いました。
その他にも、やっぱり一穂さんは物語の中の時間の進み方の描写や、二人の関係や感情を、ストレートではなく、彼らの生活の中にあるものや場所で描写するのが上手だなと。
それは私達の身近にもあるものや問題で(時にはなるほどと思うこともあるけど)すごく説得力があって、よりこっちが感情移入してしまう気がします。テーマやモチーフの選択が絶妙と言うか、素敵すぎます。
そしてこれを読むと、今回サブキャラとして出てきていた良時や西口の話を読み返したくなりました。
もちろん、これ一冊だけでお話は分かるのですが、私は是非一穂さんの新聞社シリーズは全部読んで欲しいなと思います。
作者買いです。
「ステファノグラフィカ」を最初に読んで、後から「新聞社シリーズ」を知りました。
ただのBL小説ではなく、17年の望と和久井の物語だと思いました。
何度読み返しても新しい発見が出てきてしまう。
本当に読んでいて感動と愛の深さに癒されています。
素敵すぎる一穂さん
Is in youからの新聞シリーズ4作目。2〜3作目もそうですが本作も負けず劣らずの長期戦、アラフォーが頑張ってくれて嬉しい。冬梧はいわゆる凄〜く標準的な人物で面白味は然程ないんですが(笑)、何だろう、探究心が旺盛で真っ直ぐなところが気持ち良い人。一方の望は望で生真面目で意思が硬く意外にも感情の起伏が大きかったりはしますが特には面白味のない人。。が、割と普通なこの2人の起こした化学反応には堪らなく心惹かれました。至極自然に引き付け合って寄り添いそうになったのにある事実を軸にしてお互いの「覚悟」により17年も離れる事になるなんて。。長年離れてずっと想えるってどんなんだろう、残念ながら実体験がないのですが(笑)だからこそ凄くロマンティックで魅力的ですね。一穂さんどうやってこーゆーお話生み出すんだろう。。
Posted by ブクログ
ある夜、新聞社勤めの冬梧が証明写真を撮っていたボックスに見知らぬ青年が闖入、身も世もなく泣き出してしまう。お詫びをと連絡してきた製薬会社勤務の望と交流を重ね、冬梧はデートめいて心地いい時間に戸惑う。やがて懇願される形で体をつなげ、すでに惹かれていたのだと観念した冬梧だが、望はその日から「もう会えない」人になっていた――。
梅雨入りBL再読祭り第三弾
新聞社シリーズ2014年のこちら♪
出会ってから突然の別れまでほんの数ヶ月
そして17年後の再会……
長い!長すぎです!!
せめて10年…
いや5年くらいにしてあげて。゚(゚´Д`゚)゚。
この新聞社シリーズはとにかくシリアス
テレビ局シリーズがユーミンなら新聞社シリーズは中島みゆきか!
わたしは中島みゆきが好き!!
一穂ミチ先生のお仕事シリーズはリアルでいいなぁ
次は何読もうかな…
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