一穂ミチのレビュー一覧

  • アロー

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    似たような名前…似たようなダメさ、そして切り替わる二人の視点で語られるストーリー…ちょっと苦戦。
    起伏のあるストーリーではないけれど、ゆる~くゆる~く続いていく二人の生活を覗かせてもらったって感じかなw

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    2013年09月03日
  • 窓の灯とおく

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    『町の灯…』があんまり好きな路線ではなかったのでどーしよっかなぁと思いつつ読んでみた。
    別にスピンと謳わなくてもアレだったな。ほとんど接点ないしw。
    あの性格の受けさんが電車で肩を貸してしまうあたりで、もうすでに何かを許してしまっているのでしょうが、なにかいきなり恋愛スイッチ入りました?
    ……まぁ、恋なんていきなりおちるものだから仕方ないにしても。好きだからこそのその方向・・・なのかぁ?やっぱこの受けは理解の斜め上の行動。そこを受け入れられるかどうかでこの本の感想って違うんだろうなwww

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    2013年09月03日
  • 街の灯ひとつ

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    ところどころに一穂節(表現古っ!w)は散りばめられているんだけれど…なんというかフツーにBLだった気がする、ちょっと拍子抜け。
    あ、でもでも片喰がクリスマスプレゼントを選ぶシーンはやっぱり一穂さんだ!とキュンキュンした。

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    2013年09月03日
  • バイバイ、ハックルベリー

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    あぁ、友情とか愛情とか……好きすぎて嫌われたくないとかそういう気持ち、うまいよなぁ。男の子のキラキラ、ごちそうさまでした。

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    2013年09月03日
  • ぼくのスター

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    あ~これは一穂せんせいだから許される本だね。
    キラキラで切なくて、何かに、あるいはどこかに届きそうで届かないもどかしい感じ…青春ってこんな感じだよねぇ。そういうのが過不足なく、ことさらに青春崇拝されることなく、でも丁寧に丁寧に重なって紡がれるストーリー。
    こういう書き方は一穂せんせいならでは。ほかの作家さんにはできない技だ。

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    2013年09月03日
  • アイズオンリー 【イラスト付】

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    ここのところずーっと自分の中でぼんやりと思っていることがあって、それはこのストーリーそのものの出来事ではないんだけれど、読んでいてとても「きた」のだった。心がウルウルした。 一穂さんはなぜかいつも心のどこかに刺さってくるストーリで私を癒してくれる。だから大好きなのだ。

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    2013年09月03日
  • バイバイ、ハックルベリー

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    ★3・5
    ★青春って感じでした~。一穂さん作品は、読み終わったあとに良かったとしみじみする。両想いで付き合うことになったのに、後半お互いの気持ちがちぐはぐになってすれ違ったのはじれったかったし、槙志めんどくさ!って思った(笑)塁の元気ではっきりした性格好ましかったです。

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    2013年08月26日
  • バイバイ、ハックルベリー

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    ネタバレ

    一穂さん作品群の中で特に好きかと言えばそうでもないけれど、嫌いかと言われれば全然そんなことはないという感じ。
    大学に入学したばかりの4月、これから出会うすべてのものへの期待、恐れ。それら全部で、つい体が浮き足立ってしまうような季節。塁は突然知らない誰かに『ヒカリ』と呼び止められる。もちろん自分は『ヒカリ』なんぞではなく、きょとんとする塁に人違いだったと謝ってきた男。自分と同じ新入生の槙志だった。見た目通り浮ついたところのない誠実な人柄の槙志と塁は本来の気安さを最大限に発揮してすぐに打ち解ける。
    塁は『ヒカリ』に似ているのだという。人違いだと頭ではわかっているのに、つい声をかけずにはいられなかっ

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    2013年07月27日
  • 藍より甘く

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    is in youからの一連のシリーズがおっさん絡みのBLだったので、大学生同士の恋愛がすごくキュンキュンしてるとゆーか、ストレートに見えました。
    若さゆえの、迷いなく真っ直ぐ進める感じ←←
    だからなのか?割りとスイスイ読み終わっちゃいました。

    まぁ内容としては、友達からってゆうベタベタなお話ですが、恋人とは違う、友達だからこそ求められる居心地の良さとか、それを独占したくなる気持ちってあるよね。
    自分とその人にしか通じない話し方、空気感みたいな。

    いきなり告られて、なのに気にしないでと言われてさらに戸惑って、でも遥を突き放すこともできない暁行は、わりと自然に受け入れて読むことが出来ました。

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    2013年07月23日
  • is in you

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    ざっくり斜め読み。

    他の方のレビューで香港蘊蓄が多い、というのを拝見していましたが、確かに多い。再会したての二人の会話がほとんど香港の説明でしかない^_^;
    ので、そのへんはさらっと流して読みました。


    佐伯さん…先にoff you go読んでいたので、圭輔の若さや勢いに嫉妬する佐伯さんが切なかったです。
    一束くんが居るときに、静、と呼んでしまうシーンも。
    たぶん佐伯さんも、ハイヒールシャンパンのときから一束くんのこと好きだったと思うよ。


    って、これ一束と圭輔の話なのに、なんか佐伯さんに色々持ってかれた感じw
    ホントに斜め読みなので、またしっかり読み直したいと思います。

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    2013年08月02日
  • はな咲く家路

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    高校生のかずさは、生まれたときからずっと母・弓子と二人で生きてきた。ある日、弓子から「結婚したい人がいる」と告げられ、木工作家の慎一と自分と同い年だという息子・葵と顔合わせすることに。初めて会う葵は、真面目で臆病なかずさと違い、まっすぐで自由で――夜空を取り込んだような黒い目で、健やかに笑った。そして、弓子と慎一は結婚し、二人は兄弟になるが……。心を溶かす、初雪色の恋物語。

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    2013年07月20日
  • バイバイ、ハックルベリー

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    ネタバレ

    さらっと読んでさらっと終わった感じなので、可もなく不可もなく。
    良くも悪くも引っかかる部分もなく、なんとなーく、ほんとに
    さらっと読み終わってしまいましたので、どんな話だったかも
    あまり覚えていない……。
    デビュー作から期待して今まで読み続けてきましたが、
    一穂さんの作品は、これで終わりにしようと思いました。

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    2013年05月03日
  • アイズオンリー 【イラスト付】

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    ネタバレ

    今回は障がいを扱ったお話です。
    一穂さんはBL業界ではこれでもかってほど、特殊設定をうまく
    利用する作家さんではありますが、最近特殊設定でなければ
    話が書けないのかな……と思ったり。

    題材が題材なだけに、何ともコメントしにくいお話でした。
    うるっときたり、じーんと目頭が熱くなることはあったけども、
    作者の意図が透けて見える部分が何カ所か合って、そのあたりに
    何とも言えないモヤモヤというか、あざとさを感じてしまいました。
    基本、障がい設定はデリケートな題材なので、納得させるだけの
    展開や書き込みが必要だと思います。
    その点、妙にさらっとしていたので、何となく読んで何となく終わった
    感じがしまし

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    2013年04月30日
  • バイバイ、ハックルベリー

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    青春の空回りw
    自分的にあまり萌えなストーリーではなかったけど、後半はJxKだと思って読んだらなかなか楽しかった…

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    2013年04月30日
  • is in you

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    ネタバレ

    高校生編と社会人編の二部構成になっています。
    舞台は日本と香港で、帰国子女の繊細ネガ受と、ノンケな
    明朗攻という、一穂さんお得意のパターン。

    もうこの作家さんの持ち味だというのは分かっているのですが、
    蘊蓄が凄すぎて話に集中できませんでした……。
    広東語に日本語訳までつけてくれちゃってたりしますが、中文
    いる……?って思ってしまうのです。多くの作家さんがとる手法
    ですが、中文は『』書きで区別でいいじゃん、と思ってしまった。

    展開は相変わらず淡々としてて静謐な空気が漂ってます。
    読み物としては観光ガイドのようで、まぁ普通に楽しめました。
    あ。レーターさんがもの凄くいい味だしてたと思います。

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    2013年04月27日
  • 街の灯ひとつ

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    ネタバレ

    もの凄いストーカー攻だった……。
    再会ものですが、これは普通に楽しめました。
    じめじめした攻なんですが、これが何だか妙にツボにはまるというか。
    受の冷めた感じが、絶妙に絡み合っていて、なかなか。
    とはいえ、実際こんな攻いたら怖すぎるので、半分ファンタジー
    読むような感覚だったわけですが、無理くり感はなかったように
    思います。
    慣れてきたのかな……。

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    2013年04月25日
  • ムーンライトマイル

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    ネタバレ

    オールトの雲のスピンオフだと読みながら気づきました。
    チャラ男がツンデレ年上攻に片思いというお話で、このお話は
    嫌いじゃなかったです。
    正統派片思いものというか、珍しくBLっぽいです。
    受が攻に惹かれていく過程がそれなりにじっくりと書かれており、
    いきなり好きになる、という展開じゃなかっただけでも花丸もの。
    とはいえ、相変わらず意味不明ななし崩しセックスは外せない
    のね……と思いはしたのだけれど。

    オールトのCPが苦手だったので、こちらはほっとしました。

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    2013年04月25日
  • シュガーギルド

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    ネタバレ

    これまた読み物としては楽しかったです。
    紋別に行ってみたくなりました。
    BLとしては相変わらずノンケ同士があれよあれよという間に
    という展開ですが、これはもう一穂さんの持ち味なんでしょうね。
    連続して一穂さんの本を読んでるので、感覚が麻痺してきて
    いるのかもしれませんが、以前のような無理無理感はなかったです。

    受さんが健気で一途で必死感があり、非常に可愛いツンデレ
    さんなんですが、いかんせん攻様がどうしようもない感じで……。
    初めて男と寝たのに、10年近く前の話とはいえすっかり忘れてる
    とかあり得ないだろ……それも憎からず思ってた相手を。
    なんとなぁく、受さんが不憫に思えるお話でした。

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    2013年04月23日
  • ハートの問題

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    ネタバレ

    読み物としては面白かったです。
    非常にキャラが立っていて、BLにしては珍しい『女性が活躍』
    していて、尚且つ当て馬ではない。
    これと言った山場もないのですが、ありがちなトラウマをそれなりに
    上手に利用してます。

    ただやっぱりBLかと言われると、微妙……。
    これって多分、もう一穂さんの持ち味なんだろうなぁ、と思うように
    なってきました。唐突にくっつくことはなかったけども、くっつくのが
    あっさりすぎて拍子抜けします。
    しかも受のトラウマが結構ハードなネタなのに、え??
    そんなに簡単に男好きになっちゃいますかっっ?????
    という、何とも言えないモヤモヤ感……。

    それでも内容自体はそこそこ楽しめ

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    2013年04月22日
  • バイバイ、ハックルベリー

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    ネタバレ

    大好きな作家さんのひとり、一穂先生。
    ★の評価にはずいぶんと悩みましたが理由は最後にでも。

    今回のお話はふたりの…というかどちらかというと塁の心の内(ぐるぐるとした)がよく分かる書き方になってました。なので「どうして槙志はそういう風に考えるの?」って同じように悩みました。お互いが思ってることがなんというかかみ合わない感じがもどかしかった。
    ヒカリが気になって気になって仕方のない塁の気持ちはすごくよく分かったし、奥手というかあまりにも何も求めない槙志がもどかしくもありました。でも最後は、最後まで求めあえてよかった。ノリが照れとはいえ、割とずけずけと言うところにはちょっと驚きつつ。エッチの時にそ

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    2013年04月16日