一穂ミチのレビュー一覧
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一穂さんお得意のお仕事BL。今回はカジノ、ポーカーに人生を賭ける男たち…って感じかな。
面白かったけど、何故かあまり入り込めず( ・ω・) 一哉と逸の対決や最後のラスボス(違う)との大勝負とか…かなりスリリングで面白かったけど、なんだか二人の関係性にモヤモヤしてずっと引っ掛かっていた。
別に従兄弟だろうと兄弟だろうと構わないんだけど、二人の間にある父親の存在がスゴく邪魔で!ああいう人間は結婚しちゃいけない人種だと思ってるので、その存在に傷付いたり期待したりする逸と、諦めに似た状態になってる奥さんが気の毒で…。本人たちはもうそれで良いのかも知れないけど、個人的に嫌だったんだな。無視できない存在 -
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ネタバレ『ノーモアベット』で大人の余裕を見せていた藤堂と飄々として掴みどころのないディーラー芦原のスピンオフ。ラスベガスのカジノで藤堂の兄に拾われた芦原。思いもよらないプレゼントみたいに喜んで、“雪”と名付け、年の離れた弟みたいに可愛がろうとする藤堂。まっとうな教育と暖かい家族の愛情を与えて、堅気の人間として幸せになって欲しいと心を砕く藤堂の思惑とは裏腹に、雪はルーレットに取り憑かれていく。愛情を与えたいと手を差し伸べてくる藤堂が疎ましい。腹が立つ。大嫌いだ。会えばついケンカ越しになって、お互いひどく勘に触るのに、それでも磁石みたいに引き寄せられてしまう。
スマートでクールでそつがない雪よりも、結果一 -
購入済み
読み込み浅い?
かなり高評価ですよね〜、でも私には今ひとつピンとこなかった。京平のキャラが薄いって言うんじゃないけど特別魅力が感じられないとゆーか愛着湧かず。結はまあ元気で可愛い奴ですが、お互い惹かれ合う感覚も私には微妙〜でシックリこない。何でだろ、しっかり読めてなかったのかと疑問に思うくらい。一穂さん好きなんだけどちっとも悶えず終いで終わっちゃいました。。
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ネタバレ東京に突如出現した公営のカジノ島。その広報として都庁から派遣された逸。そこで新進気鋭のディーラーとして働く従弟の一哉。
家族をものすごく愛しているけれど顧みず、放蕩の限りを尽くすギャンブラーの父親を反面教師として、逸は公務員という正反対な道を選び、それでも愛すべき存在の伯父にならって一哉はカジノの世界に飛び込んだ。対照的なふたり。
従兄弟だから、いっそ兄弟みたいなもんだから、決して素直にはこぼれ落ちない言葉。好きだからこそ、このまま一緒にいたら、きっと逸にひどいことをしてしまう。これ以上一緒にいられないと逸から離れる一哉。一緒にいられないのはもっと苦しいのに。
そんな一哉の想いに気付けずに、一 -
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ネタバレ世が世なら一国の城主になるべく生まれて、今でも『若様』として大切に扱われている湊。一穂さんは大好きなのだけど、ちょっとトンチキもとい奇想天外なその設定になかなか手を出せずにいました。
そんな昔の因習がしっかり残った田舎町に、ふらりと現れた隼人。住所不定無職、天性の要領の良さだけで世の中を渡り歩いてきたような正真正銘のロクデナシです。
一見なんの関わり合いもない物質同士がある時出会って、思いも寄らない結果が生まれる…みたいな、どこかケミストリーっぽい恋愛反応。
隼人は決して悪人ではないけれど、いっそ清々しいほどのろくでなしライフを送っている。人がこっそり胸のうちにしまいこんでいるような感情を、動 -
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ネタバレ半ひきこもりでアイドルオタの侑史の前に突然現れたクラスメートの航輝。話したことすらないのに勝手に部屋まで上がりこんで来たこのクラスメートは、クラス全員揃ってないとさみしいしみんなでちゃんと卒業したいーなんていう手前勝手な理論を展開して、あれよあれよと言う間に侑史を強引に外の世界へと引っ張り出してしまう。
国民的アイドル『ほたるん』だらけの侑史の部屋を見て『キモ』などと物事はっきり言ってのける航輝の口調には、でも、1ミリの悪意もない。単純に思ったことを言っただけ…風の正直さに侑史も不思議と腹が立たない。
訳もわからないまま毎日学校へ連れ出され、放課後も頻繁に部屋にやってくる航輝に侑史は困惑する。