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Posted by ブクログ 2017年07月06日
ルチルの一穂作品は一般文芸っぽいな、というのが読んでの印象。
長屋をリノベーションしたバーに流れ着いた何やら訳ありっぽい元同級生との二人暮らしから始まる物語。
物事に執着せず低体温で似た者同士(麦と草で名前も似ている)と、ご近所さんの金子くんカップルとのゆるゆる日常はドラマを見ているように穏やか。...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年08月21日
この作品の生活背景や主人公達のきめ細かい描写は一穂ミチの真骨長だと思う。「街の灯ひとつ」辺りから特に感じていたことだが、一穂ミチは小説を書こうとしている、ということだ。BL小説ではなく小説だ。良いとか悪いとか言いたいのではない。小説として成り立つ事と、BL小説としての魅力は別物だと思うし、この作品が...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年08月06日
二人の心の揺らぎがすごく上手に描かれてると思う。
Hシーンが、本編ではほとんど・・というかまったくないのも、私的にはポイント高い。
あれで、簡単に寝てしまってたら、一気に細やかに積み上げてきたものが崩れてしまうと思うな。
帰りの電車で読む本がなく、適当に選んだ割には、かなり当たりだった。
初読みの...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年05月16日
一穂さんのわりと初期の作品。『どしゃぶり』で知った自分としては新鮮な気持ちで読むことができました。攻と受の口調が似ているため会話シーンでどちらがどっちなのかわかりにくいところはありましたが、設定の妙、キャラクター同士のやりとりなど、今の一穂さんに共通しているものを内包しつつ静かに恋愛が進んでいくお話...続きを読む
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