• ジェラシー 第二十六回

    虫唾が走るハッピーエンド!

    BLだから仕方ないのかもしれないが、この物語で最も格好良く男気があって、でも切なく浮かばれないのは辰之の母であり明虎の奥さんなのだから、もっと彼女の幸せが感じられる最後にして欲しかった。
    いくら愛した男の隣で息絶えることが出来たって、結局、その男、つまりは旦那である明虎は頭白髪にしただけで、月日が経てば、自分の息子を監禁し犯しまくった卯一とよりを戻してラブラブエンド…。
    しかも、そのお相手である卯一のクソは、自分は他人様の大事な息子を好き放題しておいて自分の娘の幸せは人並み以上に願うなんて虫が良すぎる!
    そのお嬢が行末地獄に落ちることを祈りたくなるくらい、卯一が自分のあり方を結局は納得し受入れ...続きを読む

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  • ジェラシー 第二十四回

    エロくて切ない胸キュンさ

    いや、もう、この男がこの後、愛する男の息子にどんなことをやらかしたのか、あの作品ですでに知ってる! それに母たる妻が一番哀れじゃないかって腹の底ではムカついてたりもする! それでも、この我儘で勝手極まる男らのエロさと切なさが何とも胸をキュンキュンさせる。やっぱ作者の力だろうな〜。読んで良かった。

    #切ない #萌え #胸キュン

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  • サプリ 10巻

    ため息が出るほど胸キュンな物語

    ああ、若いあの頃に、この作品と出会いたかった…と思わずため息が出た作品! 仕事も恋愛も友情も、本気で我武者羅で強くて弱い、胸キュンな女たち男たちの物語だった。著者の体験がベースとなっているというから何とも羨ましい。

    #カッコいい #深い #感動する

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  • 女王のトランク1

    やや続きが気になる程度の面白さ

    試し読みで面白そうだったので購入。おおまかには続きのストーリーが気になる程度には面白いのだが、細部の設定が余りにも雑で、大して記憶には残らなかった。是非とも続刊が欲しくはならないレベル。

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  • blanc #0 -Rings-【小冊子】

    ステキな作品だけどコスパ悪っ!

    ふたりのその後の、とある日のひとコマを詩的に切り取ったステキなオムニバス。ファンなら胸キュンモノなのだろうが、物語的にはベタだし、このショートストリーにこの価格かと思うと物足りない。

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  • 【単話売】恋をするつもりはなかった 5

    ほんわかとしたエロ爽やかラブ!

    絵がイマイチ好みではなかったし、タイトルもやけにベタな感じがして最初はなかなか触手が伸びなかった。が、試しに1話読んでみたらスイスイと…最後まで読まずにはいられないストレートな魅力があった。
    キャラもストーリーも、ありがちっちゃーありがちなのだが、それでも可愛いし惹きつけられる、ほんわかとしたエロ爽やかなラブストーリーだ。
    短い作品だし物語としての深みも足りていないので割とすぐに忘れてしまうのだが、読み返したときにまた新たに短時間心地良い気分に浸れる。だから買って良かったなぁ〜って思える。
    願わくば、その後とか過去編とか続編でも出してもっと記憶に残るくらいジーンとさせてほしい!

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  • イエスタデイをかぞえて

    気持ちの良い、胸キュン作品!

    この作家さんの作品は初めて読んだが、デビュー作だそうだが大当たり! 瑞々しさ100%の、癖のない、何とも気持ちの良い、ピュアな胸キュン作品だった。本来、リアルな設定が好きなのだが、決して珍しくはない`生き返り´シチュエーションを、うんとハートフルに素直に、それでも少しも飽きさせることなく描かれてしまうと、もう受け入れざるを得ない。やさしい香りの自然派石鹸で心を手洗いでもしてもらった気分だ。安西リカさんの『好きで、好きで』と同じ効果だなーと思う。好きな作品だ。

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  • 脱がない男 (下)【イラスト入り】

    穴だらけのコメディBL

    木原音瀬さんの作品には、さんざん`問題あり´の男が登場するが、本作も例外ではなく、かなりイラっときた。いくら物語を進展させるためとはいえ、ちょっとその問題のあり方が低俗過ぎてキャラの魅力を半減...どころか皆無にしている。コメディなのに、キャラの低俗さに、途中、ハッピーエンドすら祈れなかった。作者の力量あってこそ、読ませる作品にうまくまとめてはあるが、都合良すぎな部分も多く、記憶に残らないどうでも良い作品だった。なぜこの程度の作品を、わざわざ書き下ろしエピソードまで巻末に付けて新装版として再販したのか、不思議である。

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  • 身近な恋だと思うけど

    ちょっと軽すぎて中身なさ過ぎ

    うーん、木下けい子さんだから、とりあえず優しく愛らしくほのぼのとまとめてはあるけど、それにしても、余りにも中身のないストーリー、魅力ない作品だった。

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  • 脱がない男 (上)【イラスト入り】

    無理ある強引な展開だが面白い

    木原音瀬さんの筆力がなかったら、ただの薄っぺらなコメディBLにしかならなかっただろうなーと思える内容。色々と無理のある強引な展開に首を傾げるたくなる部分もままあるのだが、それでも面白く読める。バカバカしくて、少しの深みも胸キュンも木原カラーとも言える複雑な闇の色もないのに読めてしまう。まあ、これももうひとつの木原音瀬ってことで渋々納得。値段ほどの価値はないけど...。

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  • 期限切れの初恋【イラスト入り】

    BL界の直木賞受賞でもOK!

    愛する人は他にいるけど生きるために必要な心の支えは目の前の男、そんな身勝手で打算的である意味リアルな恋愛のあり方に途中何度も胸がもやつく。そして身勝手な男の心情が状況の変化と共に切実に移り変わる度、胸のもやつきは濃霧となり、何とも切なくやるせなく、時にヒリヒリと胸に痛い。ああ、もう勘弁してくれよ、と何度も思い、幸せな落とし処を祈りながら読んだ。読者にこれほど過多なストレスを与えながらもグイグイと惹き付けてやまないなんて、やっぱり木原音瀬さんって作家は凄い。だが中でも、ラストがちゃんとストレスフリーにまでもってってある本作は特に凄いエンターテイメント作品だ。『箱の中』『檻の外』がBL界の芥川賞な...続きを読む

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  • COLD HEART in NEWYORK【イラスト入り】

    不愉快なまま、次回作へ持ち越し

    不愉快なキャラと、都合良すぎな偶然の積み重ねと、共感できない登場人物たちの心の変化にストレスを溜め込みながらも、木原音瀬さんだから、coldシリーズだからきっと最後はうまくスッキリさせてくれるだろうと一気に読んだが、期待は裏切られた。物語は途中のまま、次回作を待たなければならない。それにしても、木原音瀬さんて、今、不愉快なキャラ書かせたら日本一かもしれないと思うほど、今回の登場人物は凄い。展開の詰めの甘さにもあって虫酸が走るほどの不愉快さが読み進むほどに胸に鬱積していく。まるで作者の中に鬱積した憎しみやストレスや欲求不満で、八つ当たりされているような不愉快さだ。もしかすると木原さんの本作での本...続きを読む

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  • アンフォーゲタブル

    ステノグラフィカの方が魅力的

    新聞記者取材しまくったから、どうしても新聞社ネタでもう1本書きたかったのかなあ? ストーリーとしては中盤から少し面白くはなるが、それでも、キャラの魅力が弱く、前半はかったるいし、全体としてもこじんまりとまとめましたって感じでイマイチ。スピンオフってわけではないのだが、新聞社の先輩、西口や静らが主役の『ステノグラティカ』や『off you go』の方が断然、キャラの魅力が立っていて、流れも厚みも深さもあって数段面白い。はっきり言って両作品の出涸らしを読まされた感! まさかの一穂ミチさん作品でキャラの魅力が乏しいなんて....一体どうしたんだろう?

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  • COLD HEART in TOKYO【イラスト入り】

    キャラが嫌な奴過ぎてストレス!

    我儘な嫌な奴度合いが高い割に、魅力的な部分が少なすぎ、流れも都合良すぎで結構、読んでいてストレスとなった。シリーズのファン&作家のファン(私もだが)が多いから売れるのはわかるけど、決して『このBLがすごい!』No.1になるほどの作品とは思えない。巻き返しを期待して一応、もう一巻の方も読んでみるが、このキャラの魅力のなさは、いくらストーリー展開がうまくてもどうしようもないだろうなー。ああ、胸くそ悪い!

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