国体作品一覧

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  • GHQ焚書図書開封1 米占領軍に消された戦前の日本
    4.0
    1~12巻990~1,034円 (税込)
    アメリカが仕掛けた「焚書=歴史書の没収」は日本消滅の時限爆弾だった! 7000冊以上を抹消させられたことで日本現代史に生じた巨大な空白を問う、著者渾身の歴史検証シリーズ、待望の連続刊行第1弾。秘密裏に行なわれた帝国図書館館長室と首相官邸での「没収リスト」作成の現場から、アメリカに移送された「焚書」文書の行方、歴史から消された一兵士の従軍記が克明に記録していた侵略戦争の本来の姿など瞠目の真事実を白日にする。【電子書籍版ご購入のお客様へ】焚書図書の旧字体を当時のまま再現する都合上、一部旧字体が検索できない文字になっています。またビューアーによっては一部の旧字体が小さく見える場合がございますが、あらかじめご了承ください。
  • ゴーマニズム宣言SPECIAL 愛子天皇論
    4.3
    近年、皇族数の減少が続いている。象徴天皇制は国民の間で広く定着しているが、この問題を放置すれば皇室制度の存続そのものが危ぶまれる事態になりかねない。それにもかかわらず、安定的な皇位継承策を巡る議論は一向に進んでいないのが実状だ。 そんな淀んだ空気を打破するように、岸田文雄総理が2023年1月、国会で「衆参両院議長の下で検討される」と答弁。翌月の党大会でも「先送りの許されない課題で国会での検討を進めていく」と強く主張したこともあって、皇位の安定継承を巡る議論が再び動き出しそうな気配となっている。  だが、この問題はすでに結論が出ている。2000年代半ばに当時の小泉純一郎政権が皇室典範改正に向けて立ち上げた有識者会議が出した最終報告がそれだ。 ■女性天皇および女系天皇(母系天皇)を認める。 ■皇位継承順位は男女を問わず第1子を優先とする。 ■女性天皇および女性皇族の配偶者になる男性も皇族とする(女性宮家の設立を認める)。  このときは、秋篠宮紀子さまが悠仁さまをご懐妊されたことで議論は立ち消えとなり、答申を受けた法案の提出も見送られることになる。 だが当然のことながら、悠仁さまのご誕生をもって皇位の安定継承の問題が解消されたわけではない。なぜなら、126代にわたる歴代天皇のうち約半数が「側室」の子であったため制度は長年維持できたものの、大正天皇の御代に事実上廃止となった側室制度を現代に復活させることは不可能であり、皇族がお一人増えたからといって皇位の安定継承にはつながらないからだ。 ではなぜ、議論は立ち消えとなったのか?  それは、男系継承を絶対とする「自称・保守派」の面々が、故・安倍晋三元総理の後ろ盾となり握りつぶしたからにほかならない――。 歴史を遡って「八方十代」(10代にわたって8人)いた女性天皇を「中継ぎにすぎなかった」と言い放つ彼ら「男系固執派」は、1947年(昭和22年)に皇籍を離脱した旧皇族の末裔に当たる結婚適齢期の男子(生まれながらの一般国民)を「準皇族」扱いしてもてはやし、あろうとことか、皇室典範で禁じられている現皇族との養子縁組みを行い、ゆくゆくは愛子内親王殿下と結ばれるよう画策しているのだ。 これは、愛子さまの意思をないがしろにした謀略であり、何より憲法第14条(法の下の平等)の定めた「門地」による差別に当たる。  しかも、彼ら保守を自認する「男系固執派」は、この旧皇族の末裔に当たる男子が「複数人存在する」と言い張り、そればかりか、彼らのうちの何人かは「いざというときのために覚悟はできている」(皇統断絶の危機に瀕するようなことがあれば自ら名乗り出るつもりだ)と証言している、と何の根拠も示さずに主張しているのだ。  共同通信が2021年3~4月に行った世論調査では、女性・女系天皇を容認する声は実に80%以上にのぼっている。にもかかわらず、誰がそれをかたくなに阻んでいるのか……?  『ゴーマニズム宣言SPECIAL 天皇論』(小学館=2009年6月)をはじめ、『新天皇論』(同=2010年10月)、『昭和天皇論』(幻冬舎=2010年3月)、『天皇論 平成29年』(同=2017年2月)を次々と上梓し、天皇という国体そのものを深く探究し続けてきた漫画家・小林よしのりが突きつける衝撃の問題作。
  • 日本のいちばん長い日 (上)
    4.7
    降伏か、本土決戦か。8・15をめぐる攻防が始まる! 半藤一利の傑作ノンフィクションを、SF伝奇漫画の巨匠・星野之宣が鮮烈コミカライズ。 敗色が濃い昭和20年夏。連合国によるポツダム宣言をめぐり、受諾派と徹底抗戦派との間で鈴木貫太郎内閣の意見は真っ二つに分かれていた。無条件降伏を主張する米内海軍大臣と東郷外務大臣に対し、阿南陸軍大臣と梅津参謀総長は「国体護持」の堅持を訴え、一歩も譲らない。 広島への原爆投下、ソ連の参戦と徐々に追い詰められるなか、いよいよ昭和天皇の“聖断”を仰ぐことに。一方、降伏を認めない陸軍将校らによるクーデター計画が、水面下で進んでいた。 すでに二度も映画化されている終戦を巡るドラマを、コミカライズ版では幕末の「尊皇攘夷」思想から説き起こす。天皇を切り札に討幕を進めた薩長は、明治維新後も陸海軍を掌握。統帥権の名のもとに、軍を議会や内閣から独立した存在であり続けさせた。いわば“玉”を抱え込んだのだ。 皇太子時代に第一次大戦の戦跡を訪れた昭和天皇は、戦争の悲惨さを痛感する。だが、大陸進出を押し進める軍部の膨張は歯止めがきかない。満洲事変、二・ニ六事件、日米開戦……連綿と続く軍部と天皇との緊張関係を軸に、終戦の日のドラマが幕を開ける──。 作画を担当するのは、漫画家の星野之宣。『ヤマタイカ』『星を継ぐもの』で星雲賞コミック部門を、『宗像教授異考録』で文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。日本人として初めて、大英博物館で原画展を開催した。
  • 食わせろ! 県民メシ 47都道府県のお国自慢グルメ
    3.8
    ご当地グルメや雑学が人気を集めているなか、日本全国47都道府県の名物グルメに、毒舌な突っ込みを入れまくる、マンガ&エッセイ『県民グルメ国体』です。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

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  • しんどい心がラクになる ココロちゃんの取扱説明書(トリセツ)
    4.2
    もっと頑張らないと、私なんて…、 あなたの傷つきやすいココロちゃんを救う44のこと。 自分の気持ちを大切にしていますか? 自己肯定感が低いのは、“ココロちゃん”向き合えていなかったから……。 ココロちゃんとは、あなたの心の中にひっそりと暮らす女の子。 本書ではココロちゃんがどういう性質を持っているのかを解説するとともに、 「何を思っているのか」 「あなたにどうしてほしいのか」 などココロちゃんの心中をひも解くことで、 ココロちゃんと向き合える方法をワーク付きでご紹介します。 ■本文から――――― はじめまして。 ココロちゃんと言います。 「え? 小さい子どもだね?」 と思いましたか? うん! わたしは、あなたが子どもの時から あなたの心にずーっと住んでるの。 だから わたしはあなたで あなたはわたし。 わたしと仲良くなってくれますか? ■目次 はじめに ●Part1 思考 ・1.ココロちゃんは、頑張り屋さんです。 ・2.ココロちゃんは、頑張りを認められたいと思っています。 ・3.ココロちゃんは、いじめられることが大嫌いです。 ほか ●Part2 口癖 ・10.ココロちゃんの主食は、言葉です。 ・11.ココロちゃんは、0からスタートするのが苦手です。 ・12.ココロちゃんは、期待しすぎてしまうところがあります。 ほか ●Part3 道具・持ち物 ・20.ココロちゃんは、自分に正直でいたいと思っています。 ・21.ココロちゃんは、他人より尊重されたいと思っています。 ・22.ココロちゃんは、常にアップデートしたいと思っています。 ほか ●Part4 習慣 ・27.ココロちゃんは、綺麗好きです。 ・28.ココロちゃんは、常に笑っていたいと思っています。 ・29.ココロちゃんは、自然が大好きです。 ほか ●Part5 ワーク ・37.ココロちゃんは、普段の思考に価値があると思っています。 ・38.ココロちゃんは、遠い場所に行きたいと思っています。 ・39.ココロちゃんは、「私は私、他人は他人」だと思っています。 ほか おわりに ココロちゃんの本棚 ■著者 古山有則(コヤマアキノリ) メンタルトレーナー。大学院修了後、相続専門税理士法人に勤め、その後独立。 燃え尽き症候群、円形脱毛症を発症したことをきっかけに、メンタルや自己啓発、心理に関する書籍を1万冊以上読み漁る。 高校時代に野球の国民体育大会(国体)優勝で培ったメンタル強化メソッドを統合し、 「今が人生でいちばん楽しい」状態を常にアップデートできる独自のメントレを導き出す。 (本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
  • 増補 「戦後」の墓碑銘
    1.0
    なぜ、日本は堕ちていったのか? 『永続敗戦論』『国体論』の著者が、平成の転換点をあぶり出す。 100頁以上の新章をはじめ、新たな論考を多数収録した増補決定版! なぜ、日本は堕ちていったのか? 昭和に続き、「平成」が終わる。 この間、戦後政治は“冷戦後”の世界に対峙せず、戦後レジーム=永続敗戦レジームの変更ではなく強化、 さらには現実からの逃走に耽り、そして砂上の楼閣と化した。 国民益はもとより国益とも無縁な政治が横行することとなった平成。 その転換点はいつ、どこにあったのかを気鋭の政治学者があぶり出す論考集。 100頁以上の新たな論考を収録した増補決定版!
  • 日本のいちばん長い日 (上)無料試し読み版
    無料あり
    4.3
    降伏か、本土決戦か。8・15をめぐる攻防が始まる! 半藤一利の傑作ノンフィクションを、SF伝奇漫画の巨匠・星野之宣が鮮烈コミカライズ。 敗色が濃い昭和20年夏。連合国によるポツダム宣言をめぐり、受諾派と徹底抗戦派との間で鈴木貫太郎内閣の意見は真っ二つに分かれていた。無条件降伏を主張する米内海軍大臣と東郷外務大臣に対し、阿南陸軍大臣と梅津参謀総長は「国体護持」の堅持を訴え、一歩も譲らない。 広島への原爆投下、ソ連の参戦と徐々に追い詰められるなか、いよいよ昭和天皇の“聖断”を仰ぐことに。一方、降伏を認めない陸軍将校らによるクーデター計画が、水面下で進んでいた。 すでに二度も映画化されている終戦を巡るドラマを、コミカライズ版では幕末の「尊皇攘夷」思想から説き起こす。天皇を切り札に討幕を進めた薩長は、明治維新後も陸海軍を掌握。統帥権の名のもとに、軍を議会や内閣から独立した存在であり続けさせた。いわば“玉”を抱え込んだのだ。 皇太子時代に第一次大戦の戦跡を訪れた昭和天皇は、戦争の悲惨さを痛感する。だが、大陸進出を押し進める軍部の膨張は歯止めがきかない。満洲事変、二・ニ六事件、日米開戦……連綿と続く軍部と天皇との緊張関係を軸に、終戦の日のドラマが幕を開ける──。 作画を担当するのは、漫画家の星野之宣。『ヤマタイカ』『星を継ぐもの』で星雲賞コミック部門を、『宗像教授異考録』で文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。日本人として初めて、大英博物館で原画展を開催した。 ※こちらは「無料試し読み版」となります。続きは製品版をご購入のうえ、お楽しみください。

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  • 愛子さまが将来の天皇陛下ではいけませんか 女性皇太子の誕生
    -
    現在の皇室典範のままでは“皇太子不在の時代”がやってくる。平成一七年に一旦は開かれかけた「女性皇太子・天皇への途」が〈男系男子絶対固執派〉のゴリ押しによって閉ざされた。そもそも皇室の祖神である天照大神は女性であり、歴代八人一〇代の女帝が存在する。にもかかわらず〈男系固執派〉が「皇室の危機」といいながら女性天皇を否定するのは、明治以来の皇室典範に底流する単なる“男尊女卑”思想によるものではないか。天皇をいただく日本の国体を盤石にするため必読の一冊。
  • 愛馬マリージョイ 37年の生涯
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 サラブレッドやアラブといった軽種馬の、日本での最長寿記録を持つ馬、マリージョイ。彼女は美しい連銭芦毛のアングロアラブの牝馬です。最初、紀三井寺競馬場で競馬馬としてスタートし、2年間で35戦3勝という競馬馬生活の後、乗馬馬に転身。国体を始めとする馬術競技会に出場し活躍しました。繊細な気性であるにもかかわらず、体は大変丈夫であまり大きな病気に罹ったことはありませんでした。しかし長寿だったことの最大の理由は、群を抜く頭の良さでしょう。加えて彼女を見守る人々の深い愛情に包まれていたことも忘れてはいけません。2013年8月16日に37歳5か月の生涯を閉じるまでの32年間、健やかに過ごした姿を記録した他に類を見ない写真集。

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  • あなたのぜったい知らない地球の完全秘密リスト
    -
    既成の「科学、歴史、文化」が終焉を迎えた後の 超最奥と超最先端の情報をいち早く完全公開! この世の真相は《シリウスvsオリオン》の戦いの様相からしかけっしてわからない 博覧強記の芸術家のバクハツする暴き、シリウスから見た逆説の現実世界 ・銀河連邦は、シリウスのB、YAPマイナスの天皇の位置の人間がつくりました。私はそれがヤハウエではないかと思っています。世界の歴史は、シリウスとオリオンのせめぎ合いの歴史と判断できます。 ・シリウスのAはYAPプラスの部族です。シリウス民族とかシリウス文明とか、いろんな方が発表していますが、通常のシリウスはほとんどがYAPプラスで、シリウスAの文化と判断できます。 ・シリウスのBのYAPマイナスは、世界で唯一、日本の本土にいる部族のみです。シリウスのAのYAPプラスの部族は、アイヌ、琉球民族、ケルト、ネイティブアメリカンです。 ・ヤタガラスには、月の裏側のシリウス王朝が指示を出しています。豊臣秀吉は何でも知っていたわけです。日光の東照宮は黄泉の都です。「見ざる、言わざる、聞かざる」の3猿が東照宮のほうを向いているのは、秀吉の一族は全て知っているが、しゃべってはダメだよということをあらわしているんです。 ・表の天皇が変わっても、ヤタガラスの裏の天皇がしっかりと世界の国体を守っていますから関係ないんです。ヤタガラスの構造は、3人の大ガラスと12名の小ガラスからできています。 ・12名の小ガラスは、イスラエルの12支族の直系の末裔です。戸籍謄本はありません。彼らはどうするのか。世界を救うときのために、のろしを上げるための民族として受け継いでいるわけです。 ・日本に隠れている金は、世界の半分以上です。実は探ったんです。ヤタガラスは幾ら持っているのか。ロスチャイルドが大体1京5000兆円。これですごいと思うじゃないですか。ところが、大阪の電気会社の社長は、ヤタガラスはわかっているだけで8京持っていると言っていました。 ・表向きで8京です。裏まで全部探ると大体30京あります。この金は何のために使うのか。世界の人類を救うための準備金です。どこに眠っているのか。 ・世界最大の古文書は「ヤタガラス文書」です。 ・漢字は実は人間がつくったものじゃないんです。唯一シリウスのマイナスの連中がつくった言語です。でなければ、11面観音とか、22のあれとか、でき過ぎでしょう。アジアの大河が全部日光に流れ着くなんて、設計がなければできることではありません。 ・呪術の「呪」のここ(口)をつなぐと「咒」という字になります。「咒」というのは松果体の形です。松果体というのは、頭の中心にあって、宇宙の霊と交信する受信装置です。それから、ヤタガラス(八咫烏)の「咫」も、つなぐと「咒」になります。松果体です。

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  • 安倍晋三のいない保守
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ●〔私はジョーカーではなく、ハートのエース 「粘着質の保守」を女性が変える 小池百合子 ●憲法と安全保障をめぐり安倍氏と決裂 「敵」と見なされても発言し続ける 石破 茂 ●総裁を託した彼のこと 「対立の岸」と「融和の池田」 一人二役をめざしていた 谷垣禎一 ●二人の友を喪って 安倍晋三さんと坂本龍一君のこと 塩崎恭久 ●「保守」の現在地 「国体護持」から「中今」へ 片山杜秀 ●解消しないジェンダー・ギャップ 外交戦略だった「女性活躍」 三浦まり ●〔対談〕保守本流とは何か 清和会・宏池会の軌跡と派閥政治のこれから 福永文夫×井上正也●〔私はジョーカーではなく、ハートのエース 「粘着質の保守」を女性が変える 小池百合子 ●憲法と安全保障をめぐり安倍氏と決裂 「敵」と見なされても発言し続ける 石破 茂 ●総裁を託した彼のこと 「対立の岸」と「融和の池田」 一人二役をめざしていた 谷垣禎一 ●二人の友を喪って 安倍晋三さんと坂本龍一君のこと 塩崎恭久 ●「保守」の現在地 「国体護持」から「中今」へ 片山杜秀 ●解消しないジェンダー・ギャップ 外交戦略だった「女性活躍」 三浦まり ●〔対談〕保守本流とは何か 清和会・宏池会の軌跡と派閥政治のこれから 福永文夫×井上正也
  • 天草の雅歌
    3.0
    鎖国体制完成を目前にした江戸初期の長崎に、通辞として赴いた上田与志。役人としての確実な立身を望んでいたはずの彼は、いつしか、鎖国派と海外交易派の政争の渦に巻きこまれていく。混血の美女コルネリアの愛を支えに、閉塞していく状況を憂い、時代の権力に挑戦した、その悲劇の生涯を描く。“物語”のもつ魅力を充分に取り入れ、史実をふまえて構築された壮大な歴史ロマン。
  • 石川あるある
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 北陸新幹線開業 緊急出版!松井秀喜、金沢カレー、109だってある…加賀百万石の栄光に彩られた石川県の表も裏も描き尽した240ネタを一挙公開!読んでみまっし もう「裏日本」なんて呼ばせない! 元ヤンキースの松井秀喜も大相撲の遠藤も声優の能登麻美子もみんな石川県が生みだした。加賀百万石は過去の栄光なんかじゃない!そして、2015年3月14日 悲願の北陸新幹線が金沢まで開通。石川県は今、日本で最も熱い県だ!石川県の全てを240のあるあるネタで紹介。 『ぺし』(講談社)の風呂前 有、『オッドアイ少年』(集英社)の銅☆萬福という豪華漫画家陣でお届けする究極の一冊! ・金沢市民は、国体の歌「若い力」を聞くと思わず踊ってしまう ・石川県を代表する新時代の存在は能登麻美子 ・富山のことを「越中さ」と呼んで妙に見下す ・小中学校の通学区域を「校下 」と呼ぶのが常識だ ・石川県民のソウルフードといえば「8番らーめん」だ
  • 〈出雲〉という思想 近代日本の抹殺された神々
    3.8
    明治国家における「国体」「近代天皇制」の確立は、〈伊勢〉=国家神道の勝利であった。その陰で闇に葬られたもう1つの神道・〈出雲〉。スサノヲやオホクニヌシを主宰神とするこの神学は、復古神道の流れに属しながら、なぜ抹殺されたのか。気鋭の学者が〈出雲〉という場所(トポス)をとおし、近代日本のもう1つの思想史を大胆に描く意欲作。(講談社学術文庫)
  • 一帯一路が中国を亡ぼす 習近平も嵌った、地政学的限界の罠
    -
    1巻880円 (税込)
    <目次より> 第一章 中国とは何者か――清朝から中華帝国へ (序)はじめに (一) 清朝は同君連合国家であり、中華帝国ではない (二) 太平天国と阿片戦争 (三) 清は海防より塞防を重視した (四) 日清戦争はすべてを変えた (五) 日清戦争は、清に日本への模倣と憤怒を与えた (六) 朝鮮朝も西欧に学べなかった (七) 王冠は敗戦を生き延びられない(ハロルド・ラスキ) (八) 義和団の乱――清朝崩壊の産婆役 (九) 辛亥革命 (十) 中国国民党と北伐 (十一)上海クーデタから長征へ (十二)北伐成る (十三)国体と済南事件 (十四)満州国をどう考えるか(その一) (十五)満州国をどう考えるか(その二) 第二章 中華人民共和国 (序) 剣とペン (一) 中国国盗り物語り(その一)――人民解放軍の幼児体験 (二) 中国国盗り物語り(その二)――人民解放軍は決戦を回避する (三) 中国国盗り物語り(その三)――人民解放軍は軍閥の寄せ集め (四) ゲマインデと粛清と (五) 毛沢東の精神分析(その一) (六) 毛沢東の精神分析(その二) (七) 毛沢東の精神分析(その三) (八) 毛沢東の戦争戦略 (九) 胡適の「日本切腹、中国介錯論」 (十) 四つ巴の国際関係 (十一)諸外国の中国介入 (十二)日本の撤退 (十三)金門島での反撃(根本博の奮闘) (十四)蒋介石(その一) (十五)蒋介石(その二) (十六)蒋介石(その三) 第三章 毛(マオ)の戦争、毛(マオ)の内乱 (一)国民国家への道 (二)中華民族なるフィクション (三)戦争と内乱と (四)朝鮮戦争(その一) (五)朝鮮戦争(その二) (六)台湾海峡戦争 (七)毛沢東の失政 (八)チベット蜂起、そして中印戦争 (九)文化大革命(その一) (十)文化大革命(その二) (十一)ソビエトとの確執(その一) (十二)ソビエトとの確執(その二) 第四章 中国第二革命――中国はヌエ国家になった (一) 周恩来の死――第一次天安門事件 (二) 四人組の最後 (三) 鄧小平の勝利 (四) 共産党独裁下の改革開放 (五) 経済特区 (六) 天安門の虐殺 (七) 南巡講話 (八) 先富論の行き着く果て (九) 宗教の林立と社会規範の喪失 (十) 鄧小平以後――江沢民(その一) (十一)鄧小平以後――江沢民(その二) (十二)鄧小平以後――胡錦涛(その一) (十三)鄧小平以後――胡錦涛(その二) 第五章 中国の現代、そして近未来 (一) 毛沢東の誤解 (二) 一帯一路(その一) (三) 一帯一路(その二) (四) 一帯一路(その三) (五) 一帯一路(その四) (六) 帝国の衛星国(その一) (七) 帝国の衛星国(その二) (八) 中国の人民支配 (九) 中国の社会経済状況(その一) (十) 中国の社会経済状況(その二) (十一)中国の未来(その一) (十二)中国の未来(その二) (十三)中国の未来(その三) (十四)生態系の破壊 (十五)冷戦は終了していなかった――アメリカの気付き (十六)対立の構図――大陸国家と海洋国家 (十七)戦いの構図――中国の場合 (十八)日本の存立基盤 (十九)現代日本と第二次大戦の総括 (二十)地政学的に見た中国の終焉 【著者略歴】 小滝透(こたき とおる) 1948年京都生まれ。ノンフィクション作家。京都市立紫野高校卒業。金沢大学法文学部中退。サウジアラビア・リヤード大学文学部アラビック・インスチチュート卒業。宗教・文化・歴史等幅広い分野で活躍。
  • 井上哲次郎と「国体」の光芒:官学の覇権と〈反官〉アカデミズム
    5.0
    学者たちの戦争、そして帝国の崩壊 加藤弘之が創り上げ、井上哲次郎に継承された官学アカデミズムは、煩悶青年が社会問題化した日露戦後、生命主義に傾倒していく。 しかし、国体論に「無意識」を取り入れる試みは、東京帝大の心理学者、福来友吉の念写実験が巻き起こした社会的混乱によって絶たれ、官学アカデミズムは歴史へと回帰することになる。 他方、大正デモクラシーの潮流のなかで国体を語る裾野は広がっていく。 早稲田の漢学を中心とした私学勢は、南北朝正閏問題や宮中某重大事件、大東文化学院の運営をめぐって、官学アカデミズムが彫琢した国体論に揺さぶりをかける。 とりわけ、大東文化学院の覇権を争う戦いは熾烈をきわめた。漢学教育の再興を目指す早稲田と、それを封じようとする官学アカデミズムの争いは、「暴力専門家」も動員しながら、井上の不敬事件やテロをも誘発していく。 あとの時代から見ると、「国体」と聞くだけで、狂信的な雰囲気が漂うが、そこには「国体論的公共性」とも呼ばれる広範な討議空間もあった。暴力に覆われる前の思想空間を辿り直す稀有な試み。
  • eスポーツマーケティング 若者市場をつかむ最強メディアを使いこなせ
    3.0
    「若者消費をつかみたい」全ての人へ 「若者消費をつかみたい」マーケティング担当者の皆様、「地域を活性化したい」自治体関係者・仕掛け人の皆様。今、知るべきは「eスポーツ」です。 海外から遅れること数年、日本でも「eスポーツ」が脚光を浴び始めています。都市圏ではゲームメーカーなどが大型のeスポーツイベントを数多く開催、来場者やライブ配信の視聴者は、いずれもうなぎ上りです。2019年秋の茨城国体では文化プログラムの目玉として、都道府県対抗のeスポーツ大会が行われました。 企業も注目し始めています。eスポーツイベントの協賛には、日清食品や三井住友銀行、カルビー、トヨタ自動車などの大手が続々参入。KDDI、読売新聞社、ANAなど、人気のチームや選手とスポンサー契約を結ぶ企業も増えてきました。 狙いは、若い世代とのタッチポイントの創出です。「若者はモノを買わない」「価値観が多様化している」「テレビCMを流してもリーチできない」……企業がそんな悩みを抱える中、観戦者の8割が30代未満と言われるeスポーツイベントに新たなマーケティングツールしての期待が集まっています。 eスポーツとは何か、どのように活用すればいいのか。本書では、ゲーム誌ともカルチャー誌とも一般ビジネス誌とも違う「マーケティング」という視点から専門記者がキーマンたちに徹底取材。eスポーツの今と未来を詳解します。
  • 裏天皇、八咫烏、南朝系、今こそ天皇家の真実を話そう
    -
    1巻2,750円 (税込)
    左の幕府をトランプ、右の幕府をプーチンにして 世界幕府のミッション(教旨)を遂行する 明治天皇の直系、世界天皇のみたま、 張勝植が持てる秘密の全てを語り出した! 南朝天皇7代のミッションである教旨(トルーマンボックス)の詳細 明治天皇直系ひ孫・張勝植だけが知っているこれからの世界とは? 中国に渡って「軍隊を作る」という「教旨」を遂行した 南朝初代の後醍醐天皇の真実がいよいよ明かされる ・後醍醐天皇と蒙古の「元」そして張家の始まりについて ・後醍醐天皇の子孫たちは日本に戻り秋田の「田布施=山家(さんけ)」となって天皇家の血脈を継承した ・なまはげとは山家のこと! ・明治天皇の祖父にあたる人物が東京・江東区深川、船町に入り江戸幕府(武家政権」を監視していた ・日本、アジアを超えて「世界國體」こそが「教旨」 「一軍、一國、一金」八咫烏と張勝植氏の汎地球的な新しい教旨を開示する! ・神武天皇を導いた八咫烏は高句麗の王家のシンボル、太陽の象徴、シュメールの王の象徴でもある ・さらに八咫烏とは「神様の船」のこと、神様が地球にやってくる時の天皇の船「天(あめ)ののり船」のこと ・船体の色は黒くカラスのようなシルエットをしている ・八咫烏は太陽と月の間、そして地球の間を行き来している ・地球をコントロールしているのは「月」、地球の水は月から来ている ・イザナギはいま月にいる、かぐや姫とはアマテラスのこと ・月は「金(きん)」で動いていて、金がコントロールしている?! ・地球が次の地球に生まれ変わるとき、「生命の樹(セフィロトの樹)」のようになって、美しい神様の世界になる?! ・その時の燃料電池が「金」、亡くなった人たちも「生命の樹」になる?! ・金塊=Auは反重力のエネルギーになる?! ・太陽の真ん中に立体のキュービックが存在する?!

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  • オキナワグラフ 1973年4月号 戦後沖縄の歴史とともに歩み続ける写真誌
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 沖縄への提言 小松製作所 河合良一 近づく若夏国体 座談会 総力を終結して沖縄の振興開発を 豊かな自然と長寿の村 金武村 はなやかに全日本ボウリング選手権 大日日本電線沖縄事務所開設 ※資料として保管されていた古い雑誌をスキャンして電子書籍としています。古いもののため解像度が荒いページ、書き込みや汚れ、破れ、曲がりなどがございます。ご了承の上、ご購入ください。
  • オキナワグラフ 1984年8月号 戦後沖縄の歴史とともに歩み続ける写真誌
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 企業化した沖縄初の医薬品と健康食品 糸満ハーレー賑わう 浦添市社会福祉センター完成 国頭村総合体育館落成 沖縄県工業連合会社団法人設立総会 「沖縄国体」正式に決定 沖縄で初の日教組第60回定期大会 特集戦いがやってきた ※資料として保管されていた古い雑誌をスキャンして電子書籍としています。古いもののため解像度が荒いページ、書き込みや汚れ、破れ、曲がりなどがございます。ご了承の上、ご購入ください。
  • お前ならできる
    -
    1巻683円 (税込)
    「愛情と信頼が、チームをつくり、人を育てる!」――日大三高野球部監督として、2011年夏の甲子園、神宮野球大会、国体の三冠制覇を達成した著者。選手たちから「父親以上の存在」と慕われる指導者が、チーム育成を通じて語り下ろす、ほめて育てる人間育成術と魂の教育論、待望の文庫化! 強豪校・日大三高の現在ある姿を築き上げた小倉監督。その野球指導は、一つの妥協も許さない徹底した厳しさを持つものですが、ただ強さだけを追い求めるものではありません。その根底にあるのは、選手一人ひとりをわが子同然に扱う愛情・やさしさに満ちた思いで、ほめるときはほめ、怒るときは怒る、そのストレートな姿勢が選手たちから絶対の信頼を寄せられ、チームを一丸にする原動力となっているのです。 本書は監督の、野球にかける情熱を語り下ろし形式で聞き出したもので、単なる野球指導・戦術論ではなく、人間としてのたくましさを育てるための熱き想いに満ちた、教育論として広く読者の心に訴えかけてくる一冊です。
  • 必ずうまくなるソフトテニス 基本と練習法
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ソフトテニスを頑張っているプレーヤーが、もっともっとうまくなれるように、プロソフトテニスプレーヤーの船水雄太が、各ショットのポイントをQ&A形式で、わかりやすく解説。 ゼロから始める人にも、スランプで悩む人にも、わかりやすい解説でサポート。 ソフトテニスの基本を身につけて、ライバルに差をつけよう! 〈著者プロフィール〉船水雄太(ふねみず・ゆうた) 黒石中3年時に全国中学校大会で個人3位。東北高1年時にハイスクールジャパンカップ準優勝(/九島)、全国高校選抜大会優勝。2年時の国体も制し、3年時には全国高校総体の個人と団体で2冠に輝いた。 大学では全日本大学対抗選手権4連覇など。社会人では2016年の全日本社会人選手権優勝(/九島)など。2015年全日本シングルス準優勝。 日本代表としては、2012年アジア選手権サポートメンバー、2015年世界選手権では国別対抗金メダル獲得。2016年アジア選手権出場。 2020年度よりプロソフトテニスプレーヤーとして活動中。 CONTENTS Chapter 1 フォアハンドストローク Chapter 2 バックハンドストローク Chapter 3 サービス&レシーブ Chapter 4 ボレー&スマッシュ Chapter 5 うまくなる練習法
  • 空手「組手」 必勝テクニック50 最強道場が教える攻撃技の極意
    完結
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★ もっと強く&正確に! 試合で勝つための一撃が打てる! ★ 世界一を複数輩出した名門道場の 教えで「技」を昇華させる! ★ 実戦で決まる突き・蹴り・連続技が身につく! ★ 対逆体へ効果的な技の繰り出し方がわかる! ★ コツを捉えたトレーニングでスピードと精度を高める! ◆◇◆ 監修者からのコメント ◆◇◆ 柔道、剣道と並び日本の武道として伝承されてきた空手道は、 2020年の東京オリンピックで、 形、組手とも正式競技として採用されました。 今後は、ますます世界に普及していくことでしょう。 その空手道ですが、特に組手で、 武道からスポーツ、いわゆる「空手道」から 「競技空手」にその姿を変えつつあると言えます。 そこで本書では、日頃、 荒賀道場で指導している試合に勝つための技、 テクニックを中心に解説しました。 また、私の教え子であり、現時点で現役選手でもある 長男の龍太郎が得意としている技や、 長女の知子と次男の慎太郎が現役選手だったときに 得意としていたテクニックも紹介しています。 基本となる部分は変わりませんが、 空手は世界に普及するのと比例するように、 少しずつ姿を変えています。 そのため、トレンドなども取り入れる必要があり、 世界を相手に戦う現役選手、 あるいは現役を退いて間もない選手のテクニックは、 参考になるはずです。 ただし、組手の試合は生き物同然。 相手や相手との相性などが違えば、 本書で解説したテクニックが、 必ずしも効果的とは言えない場合もあり得ます。 ここで書かれている内容は、答えの一つであると捉え、 ご自身の経験や瞬間的なひらめき、 判断などを加味しながら、 最善策を見つけ出してください。 また、本書はシニアを想定したルールに合わせています。 組手で各カテゴリーによってルールの違いがあるので、 それぞれのルールに照らし合わせて 読み進めていただけたら幸いです。 本書を参考に試合に臨んだ結果、 試合で好成績が残せた。 さらには世界の舞台での活躍につながった。 そんな空手家が一人でも多く 出てきてくれることを願っています。 荒賀道場 荒賀正孝 ◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆ ☆ 第一章 突き *01-1 構えの基本 前拳を相手の顔面に照準を合わせて構え、 軽く膝を曲げて準備しておく *01-2 突きの基本 自分の間合いを知り、 その間合いから最短距離で突く *02 中段突き 相手が先に上段を刻み突きで打ってきたら、 すり足で斜め前方に移動しながら斜めに突く ・・・など全16項目 * 章末コラム 技術を身につけるための荒賀道場の教え―1 ☆ 第二章 蹴り *17-1 蹴りの基本 軸足のつま先で回転し、体の回転を利用すれば、 距離も出て強い蹴りになるため、 ポイントになりやすく反撃もされにくい *17-2 中段蹴りの基本 中段の前蹴りは、体重を乗せて押し進むような 重い蹴りにして、相手の推進力も止める * 上段蹴り 蹴る前からつま先を横に向け、 フットワークやフェイントで体勢を調整し、 相手の動きに合わせて攻撃する ・・・など全7項目 * 章末コラム 技術を身につけるための荒賀道場の教え―2 ☆ 第三章 連続技 *23 突きと突き 本当に突いていると思わせられれば、 相手がカウンターを合わせてくるところで カンターを合わせられる *24 突きと突き 上段刻み突きと見せかけて、上段の逆突きを出す 1人時間差攻撃でポイントを取る *25 突きと突き 下がる相手には、両手を前に出して連続で突き続け、 カウンターを封じ込めながらポイントを奪う ・・・など全13項目 * 章末コラム 技術を身につけるための荒賀道場の教え―3 ☆ 第四章 逆体に効果的な技 *36 対逆体の基本 逆体と試合するときは、 フットワークを駆使して相手の外側を取る *37 逆体に効果的な技―1br>相手が外を取って出てきた瞬間、 前拳を捻って腕だけを相手の外側に移動させて、 外側から上段の刻み突きを狙う *38 逆体に効果的な技―2 上段のワンツーで相手を内側に残して突きを受けさせ、 瞬間的に空いた中段を蹴ってポイントを取る ・・・など全8項目 * 章末コラム 技術を身につけるための荒賀道場の教え―4 ☆ 第五章 トレーニング *44 トレーニング 突きのスピードを上げる練習―1 *46-1 トレーニング 蹴りのスピードを上げる練習―1 *47 トレーニング 突きの精度を上げる練習 ・・・など全9項目 ◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆ 荒賀道場 荒賀正孝 1988年に荒賀道場を開設し、 長女・知子氏、長男・龍太郎氏を世界選手権の王者に、 次男・慎太郎氏を学生選手権や国体の王者に 育て上げた空手道場の名門、荒賀道場の代表指導者。 経歴 1973年 正剛館小松原道場入門 1977年 日本空手道般若館 名称変更 1988年 荒賀道場開設 1988年 京都府空手道連盟加盟 2001年 京都府空手道連盟 事務局長 2009年 (公財)全日本空手道連盟審判委員会 委員 2017年 (公財)全日本空手道連盟審判委員会 副委員長 2012年 近畿地区協議会技術委員会 事務長 2016年 近畿地区協議会技術委員会 委員長 2013年 京都府空手道連盟 理事長 2013年 京都府競技力向上対策本部 空手道ヘッドコーチ 戦歴 1977年  第3回財団法人 全日本空手道連盟 剛柔会全国大会 個人組手 優勝 1977年  第4回世界空手道選手権大会 東京大会 団体戦出場 1981年 第9回全日本空手道選手権大会  個人組手 第4位 受賞歴 2008年 京都府空手道連盟 役員功労賞 2017年 スポーツ功労者顕彰 文部科学省 2018年 京都府スポーツ功労賞 京都府 指導歴 1985年 京都府空手道連盟 選手強化コーチ 1988年 荒賀道場にて指導
  • カヲルとゆいのいっかいやらして
    完結
    5.0
    ●あらすじ/カヲルとユイの突撃体験レポート・第1回は、バンジージャンプをしに、千葉県のマザー牧場へ。で、実際にそのジャンプ台を目の前にしてみると、高いのなんの。何しろ、ジャンプ台のてっぺんに立つと、下に置かれている6メートル四方のエアーマットが、ハンペンぐらいにしか見えないのだ。しかしここで怖じ気づいてやめたんじゃ、なんのために来たんだかわからない。二人は意を決して、飛び降りる!!(第1話)▼第1話/気分は飛び降り自殺▼第2話/初めてのラブホ▼第3話/お尻に卵はありますか?▼第4話/船釣りで胃液リリース。▼第5話/豚のキンタマ喰う女。▼第6話/私っていくら?▼第7話/海釣りで爆釣(ばくちゅう)!!▼第8話/世界一カタイちんことは…▼第9話/馬に乗る。▼第10話/ウンコロネ♪ チンコロネ♪▼第11話/縁日の王様▼第12話/見るだけで痛い…▼第13話/熱くてうまいちんセージ。▼最終話/珍宝館探検。●主な登場人物/私屋カヲル(この作品の作者。元々は少女マンガを描いていたが、自分の自由を他人に制限されると反発したくなる性格ゆえ、規制の多い少女マンガではストレスがたまっていた。そこへやってきた少年誌の話に、「うんこネタやちんこネタが思いっきり描けるぞ」と狂喜。念願のエロネタ、下ネタ全開で大暴走する。一応断っておくが、女)、油井卓也(担当編集者。かつては、1988年の国体走り幅跳びで優勝し、その後のアジアジュニア大会でも優勝したという、筋金入りの本格的スポーツマン。だが今は、カヲルに翻弄される日々。トホホ…)●本巻の特徴/作者・私屋カヲルと、担当編集者・油井卓也が、毎回何かをやってくる体験ルポルタージュ。ラブホテル探索、ギョウ虫検査、船での海釣り、ゲテモノ食い、ネットオークション、陶芸、乗馬、パン作り、ソーセージ作りなど、色々なものに挑戦する。が、行き着く先は大部分が相当濃い下ネタ、エロネタ、下品ネタ。R指定覚悟の強烈な作品!!
  • 近代日本の陽明学
    -
    ◇暴走する独善的正義 その思想的起源を暴く!◇ 善意に基づく使命感。時としてテロリズムへと人を導いてしまう心性は、陽明学と水戸学が交錯しながらこの国の精神に組み込まれたものであった。 大塩平八郎にはじまり、井上哲次郎、三宅雪嶺、新渡戸稲造、そして山川菊栄と三島由紀夫へと至る系譜をたどりながら、日本の近代特有の屈折を読み解かんとする、新鮮にして驚くべき視点による思想史探究。 スマッシュヒットとなった選書メチエ版に、近代日本における朱子学・陽明学というより俯瞰的な視野による「増補」を加え待望の再刊なる! 【本書の内容】 学術文庫版序文 プロローグ―靖国「参観」の記 エピソードI 大塩中斎―やむにやまれぬ反乱者  1 「乱」と呼ばれて  2 陽明学ゆえの蜂起?  3 知己頼山陽 エピソードII 国体論の誕生―水戸から長州へ  1 藤田三代の功罪  2 『大日本史』の編集方針  3 自己陶酔する吉田松陰 エピソードIII 御一新のあと―敗者たちの陽明学  1 陽明学を宮中に入れた男  2 陽明学を普遍化させた男  3 陽明学をキリスト教にした男 エピソードIV 帝国を支えるもの―カント・武士道・陽明学  1 明治のカント漬け  2 武士道の顕彰  3 陽明学の復権  4 白い陽明学、赤い陽明学 エピソードV 日本精神―観念の暴走  1 ある国家社会主義者のこと  2 西洋思想で説く東洋の革命  3 碩学か幇間か エピソードVI 闘う女、散る男―水戸の残照  1 水戸の血と死への美学  2 「青山菊栄」の戦後  3 「その日」まで   4 その日   5 アポロンが演じたディオニュソス   6 それから  エピローグ  増補  I 近代における朱子学・陽明学  II 亘理章三郎と西田幾多郎の陽明学発掘作業  III 中江兆民の自由論  IV 渋沢栄一の自由論 主要参考文献  あとがき  主要登場人物略伝  本書関連年表  索引 *本書の原本は、2006年に講談社選書メチエより刊行されました。
  • 「空気」の構造
    3.8
    【目次】  はじめに--日本人は特殊か  序章  「空気」が原発を止めた 首相からの突然の「お願い」/玄海原発の失敗/「空気」が法律より重い国 第一章 日本人論の系譜  罪の文化と恥の文化/講座派と労農派/敗戦と悔恨共同体/文明の生態史観 唯物史観と「水利社会」/タテ社会とヨコ社会/人と人の間/安心社会と信頼社会 「水社会」の同調圧力/灌漑農業のボトムアップ構造 日本人の肖像--福沢諭吉  第二章  「空気」の支配 「日本教」の特殊性/自転する組織/日本軍を動かした「空気」/公害反対運動と臨在感 アニミズムから一神教へ/一揆と下克上/動機の純粋性 日本人の肖像--北一輝 第三章 日本人の「古層」 超国家主義の構造/無責任の体系/国体という空気/フィクションとしての制度 つぎつぎになりゆくいきほひ/永遠の今と「世間」/キヨキココロの倫理 「まつりごと」の構造/天皇制というデモクラシー/全員一致とアンチコモンズ ボトムアップの意思決定/「古層」とポストモダン/近代化なき成長の終わり 日本人の肖像--南方熊楠 第四章 武士のエートス 日本のコモンロー/徳川の平和/自然から作為へ/尊王攘夷の起源/開国のインパクト 惑溺と自尊 日本人の肖像--岸信介 第五章  日本軍の「失敗の本質」  目的なき組織/曖昧な戦略/短期決戦と補給の軽視/縦割りで属人的な組織 心情が戦略に先立つ/心やさしき独裁者/両論併記と非決定/大日本帝国の密教と顕教 日本人の肖像--石原莞爾 第六章 日本的経営の神話  外国人の見た日本企業/日本的経営の黄金時代/勤勉革命の伝統/日本的労使関係の起源 日本企業は町工場の集合体/協力と長期的関係/共有知識としての「空気」/村から会社へ 日本的雇用がデフレを生んだ/年功序列の終焉/グローバル資本主義の試練 日本人の肖像--中内功 第七章 平和のテクノロジー 殺し合う人間/集団淘汰と平等主義/偏狭な利他主義/戦争が国家を生んだ 「無縁」とノマド/飛礫の暴力性/古層と最古層/なぜ「古層」は変わらないのか 日本人の肖像--昭和天皇 第八章 日本型デモクラシーの終わり 空虚な中心/多頭一身の怪物/霞が関のスパゲティ/「政治主導」の幻想 日本型経営者資本主義の挫折/約束を破るメカニズム/セーフティ・ネットが檻になるとき 閉じた社会から開かれた社会へ 注 人名索引
  • 楔(くさび)
    -
    この神国日本に打ち込まれた「楔」とは? この三次元でもはや「國體」を維持することはかないません! すでに日本という国は無いのです! 光あれ! あじまりかん。 「救いの道は、神氣を通し、 阿慈真理完(あじまりかん)を唱えること。 騒がしく音の鳴る世に楔を打つ。 これが新しい神道の極意。」 すべては内なる宇宙が起し見せているホログラムなのだということを完璧に理解しています。 【楔(くさび)】というこの本のタイトルは、石板に刻みつけ彫られた文字を楔形文字という元々の意味ともう一つ別の意味も含めて、あじまりかんを幾度も唱え、天之御中主を興させることと同じくそうした【心に刻み打ちつける】ということを意味してつけています。 本書を手に取り、深呼吸をしてみて下さい。 この本には天照大御神のご神氣をつけています。 最高の進化を皆様が決意され、特別なこの時にどこかでお会いできますように。

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  • 包囲 警視庁東京五輪対策室
    3.0
    東京五輪招致に反対していた活動家が殺害されたのと時を同じくして、五輪警備の前哨戦と位置づけられた東京国体にテロ予告が届く。予告状の指紋を手がかりに、対策室はふたつの事件の犯人を追うが――。
  • 憲法9条、調べたら怖い――国民主権はマスコミ誘導、平和主義で拉致問題放置、基本的人権を国は護れず
    -
    憲法とはなにか? 9条はなにが問題か? 前文の「諸国民」とは何か? 憲法9条は、調べると奥が深かった。「~戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない」2項の問題規定の背景には、マッカーサー草案、大日本帝国憲法、五箇条の御誓文、十七条憲法、戦時国際条例、国連憲章、世界の憲法があり、国体を表すという日本国の憲法には、天皇とは何かを理解する必要があって、その始まりを探って天皇の系図をたぐり古事記、日本書紀まで掘り下げると、卑弥呼も女性天皇、伊勢神宮の斎宮、祭祀、祭主などから、皇基という日本独自の統治システムが見えてくる。憲法を調べると、日本という国家、日本民族とは何か、新しい気づきがある。憲法を専門家に任せていないで、国民自身が自ら考えて意見を述べる必要がある時期になった今、日本の憲法に関わる背景を、学者や専門家ではない素人の凡民が、素朴に調べまとめた憲法についての問題提起の書。
  • 憲法の条件 戦後70年から考える
    4.0
    憲法をつくり直す資格が、あるだろうか―― 戦後70年、日本人は憲法を本当の意味で「自分たちのもの」としてきただろうか。集団的自衛権行使をめぐる解釈改憲を機に、博雅の社会学者と若手随一の憲法学者が、「法の支配」が実現する条件や、ヘイトスピーチ問題が社会に投げかけるもの、そして民主主義の要である議会がなぜ空転するのかを真正面から考える。私たちの覚悟を問い、未来を展望する白熱の対論。 [内容] まえがき   大澤真幸 第一章 「法の支配」と「空気の支配」 第二章 幻想の「国体」と日本国憲法 第三章 ヘイトスピーチ化する日本 第四章 偽りの「集団的自衛権」 第五章 議論なき議会と「空気」の支配 第六章 憲法を私たちのものにするために あとがき   木村草太
  • 皇国日本とアメリカ大権 ──日本人の精神を何が縛っているのか?
    3.5
    戦前、多くの日本人が「国体」思想に飲み込まれ、戦争に動員されていった。なぜ日本人は、この流れに抗えなかったのか? 総力戦に敗北した後、天皇は連合国軍最高司令官に「従属」する形となった。実際にはアメリカ大権となっているにもかかわらず、鋭敏な知識人ですら、それを直視できずにいるのはなぜか? 戦時期に教育の場で広く読まれ、国民に深甚な影響を与えた『國體の本義』の解読をとおして、戦前・戦後を貫流する日本人の精神の「無意識」を問う。ふたたび日本が内閉しようとしている今、来し方行く末を考えるに際し、必読の書!
  • 皇室91号 令和3年 夏
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 皇室のご動静と皇室ゆかりの日本文化を詳しく紹介! 豊富なカラー写真で綴る日本で唯一の「皇室」専門誌 【巻頭特集】国民体育大会と両陛下 各都道府県持ち回り方式で毎年開催される「国民体育大会」は、天皇・皇后がお出ましになる毎年恒例の「四大行幸啓」のひとつ。本大会の総合開会式では天皇がおことばを述べられ、天皇・皇后は競技をご覧になるほか地方事情を視察されます。戦後に始まるその歴史をひもときながら、昭和・平成・令和の御代に受け継がれる行幸啓の姿を、豊富なお写真で紹介します。 【大特集】皇室とスポーツ 巻頭特集では「国体」を取り上げましたが、皇室のスポーツとの関りは多岐にわたっています。オリンピック、パラリンピックはもちろんのこと、日本における障害者スポーツ普及は上皇・上皇后陛下のご尽力あってのものでした。また、天皇杯や皇后杯を下賜されることで日本のスポーツを支えています。懐かしい数多くのお写真とともに、皇室と国民のスポーツを通した交流をひもときます。 ほか、 ◆【皇室のご動静】令和3年3月~5月 ◆令和3年歌会始 お題は「実」 ◆よみがえる正倉院宝物 第2回 ◆春日若宮式年造替 外遷宮 ◆國學院大學博物館特別展 『日本書紀』撰録1300年
  • 皇室97号 令和5年 冬
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 皇室のご動静と皇室ゆかりの日本文化を詳しく紹介! 豊富なカラー写真で綴る日本で唯一の「皇室」専門誌 【巻頭特集】本格的に再始動! 両陛下はじめ皇族方の地方ご訪問 令和4年10月、新型コロナウイルス感染症の感染拡大が一服した状況のなか、それまでかなわずにいた天皇・皇后両陛下の地方ご訪問が再開されました。その嚆矢となったのが同月上旬に3年ぶりに栃木県で開催された国民体育大会です。同月下旬には全国障害者スポーツ大会がやはり同じ栃木県で開催され、開会式に秋篠宮皇嗣・同妃両殿下が臨席されました。国体、障害者スポーツ大会には他の皇族方も足を運ばれました。皇族殿下方はすでに地方を訪問されていましたが、両陛下の地方ご訪問再開を記念し、この2つの大会での皇室の方々のご様子を26ページにわたって紹介します。 両陛下はじめ宮家別 皇室のご動静スペシャル 令和4年9~11月、両陛下はじめ皇族方は精力的にご公務に臨まれました。巻頭特集では国体と障害者スポーツ大会でのご様子をお知らせしましたが、このご動静特集ではそれ以外のご公務を数多くの写真とともにご紹介しています。地方ご訪問を含む本格的なご活動再開となったため、今号は通常の月別ではなく、両陛下、秋篠宮皇嗣家、常陸宮家、三笠宮家、高円宮家の順でより詳しいご動静を28ページにわたってお届けします。 ほか、 ◆皇后陛下 お誕生日に際してのご感想 ◆敬宮殿下 21歳のお誕生日によせて ◆秋篠宮皇嗣殿下 お誕生日に際しての記者会見 ◆新しくなった秋篠宮邸 ◆悠仁親王殿下がご覧になった特別展「生きる正倉院 伊勢神宮と正倉院が紡ぐもの」 ◆~伝記刊行を記念して初公開~ 三笠宮崇仁親王ゆかりの品々 ◆春日若宮 式年造替 正遷宮
  • 皇室はなぜ尊いのか(PHP文庫) 日本人が守るべき「美しい虹」
    2.5
    神話に起源をもつ皇室は、世界がうらやむ日本の宝。それはギリシア神話に登場するアガメムノンの末裔が、いまもヨーロッパの王室として繋がっているのと同じことだから――。日本は、いまもって神話に繋がる王朝を有する世界唯一の国なのである。本書は、古代より幾度となく訪れた「皇統の危機」を乗り越え、二千年以上にわたって途切れることなく続いてきた皇室と日本民族の紐帯の歴史を、「美しい虹」のごとく描き出した著者渾身の力作。仏教伝来がもたらした国体の変化。藤原氏は、なぜ決して皇位をうかがわなかったのか。源頼朝が皇室に深い慎みを持ったのはなぜか。南北朝分裂と足利義満の野心は。能力主義を終わらせた徳川家康は……。そして明治維新はなぜ成功し、近代化と日本の伝統を両立することができたのか。一国の歴史、つまり国史とは、その国民の見る「虹」のごときもの。日本人が守り受け継ぎ、遥か未来へと繋ぐ国史の核心がここにある。

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  • 国民国家と戦争 挫折の日本近代史
    -
    開国から明治維新の近代国家創設、日清・日露戦争を経て植民地帝国への拡大、満州事変から日中戦争、第二次世界大戦敗北による帝国崩壊まで……。日本は、アメリカ・フランスのような理念型ではなく、民族型の国民国家を形成し、天皇中心の国体に収斂してしまった。国民による戦争への積極的な関わりにも注目。「国民」をキーワードに、日本近代史を解明し、単純な支配・被支配関係ではない国民国家・日本の実像に迫る。
  • 国民主権と天皇制
    4.0
    惜しまれながら急逝した不世出の法哲学者・尾高朝雄(1899-1956年)、初の文庫版。本書の原本は、1947(昭和22)年10月に国立書院から出版されました。その5ヵ月前には日本国憲法が施行されています。大日本帝国憲法から日本国憲法への移行は、前者の改正手続きに基づいてなされました。そうして「天皇主権」から「国民主権」への大転換を遂げた新しい戦後日本には「象徴天皇」が残されました。国民主権と天皇制ははたして両立可能なのか? もしそこに矛盾があるのなら、戦前から戦後の移行はいかにして根拠づけられるのか? これらの疑問は、単に憲法学の問題であるだけでなく、戦後の繁栄を支えた日本の新しい形は正当な根拠をもつものか、というすべての日本国民に関わる問題でもあります。本書は、この問題を解きほぐしてくれるものです。改正手続きの具体的な経緯をたどり、その過程で起きた「国体」をめぐる論争に触れつつ、「主権」とは何なのか、という問いを追求します。誰にでも理解できるよう、ていねいにたどられていった考察の末、「国民主権」と「天皇制」を両立させる「ノモス主権」が提示されます。本書が発表されたあと、憲法学者・宮沢俊義(1899-1976年)が異論を唱え、二人のあいだに論争が繰り広げられました。本書は、宮沢の批判に対する応答として書かれた二篇を増補して1954(昭和29)年に青林書院から刊行された版を底本とし、その内容を追えるようにしました。「ノモス主権」の概念は、長らく忘れられてきました。しかし、ここには今こそ考えるべき問いがあります。学術文庫『立憲非立憲』に続き、唯一無二の憲法学者・石川健治氏による渾身の「解説」を収録した本書は、新しい時代の日本にとって必須の一冊となることでしょう。[本書の内容]序 言/はしがき/第一章 新憲法をめぐる国体論議/第二章 主権概念の批判/第三章 国民主権の原理/第四章 天皇統治の伝統/第五章 新憲法における国民主権と天皇制/第六章 ノモスの主権について/第七章 事実としての主権と当為としての主権/解説(石川健治)
  • 国民精神の復権
    -
    1巻1,500円 (税込)
    個々人相互の繋がりが薄れ、脆く崩れやすくなっている現代の日本。いかにすれば、公を尊び、上下相心を通わせ、胸を張って生きることができる安心感と健全性を持つ社会を取戻すことができるのであろうか? 日本人であることの<誇り>と<幸せ>。かつて日本人はみな当たり前のようにこの<誇り>と<幸せ>を自覚し、今は失われてしまった国民精神を持ちつづけてきた。本書は、著者の財産のうちで極めて上位に位すると考えるこの「国民精神」を<現代における危機の本質><「国民の歴史」は復活するか><伝統的精神の原型>という三つの視点から論じていく。 目次より、戦後思想との対決 東西文明の衝突 一神教的価値観と「天」の思想 国家意識の目覚める時 歴史の復権 理想像の喪失 日本における子供の発見 「國體」について 現代に生きる天神地祇。 語り継ぐべき歴史と伝統を自覚し、この国に生きる覚悟を現代の日本人に問う警世の書である。

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  • 国家安全保障の基本問題
    3.0
    1巻1,980円 (税込)
    著者は、国民の日本文化の伝統に根差した「国家観」と、「独立自主の民族精神」の確立を国家安全保障の基盤と捉え、これらを「内的国家安全保障」と呼ぶ。 本書は今日の内政・外交の各分野における危機的状況を克服するために、この「内的国家安全保障」の基盤を崩壊させた「戦後レージム」の元凶として、「日本国憲法」の本質的欠陥を精査し、「立憲君主制と道義立国の国体」を宣言する「民族憲法」の制定を唱え、これに基づく「戦後レージム」の抜本的改革を訴える。
  • 国家と宗教 ヨーロッパ精神史の研究
    -
    戦時下,国体思想に支えられた天皇制ファシズムに対して批判者として立ち続けた南原繁(1889-1974).プラトンから危機神学に至るヨーロッパ精神史をたどり,カントに依拠して,正義としての「永久平和」の実現こそが国家の使命であると謳う.理念への信頼に立脚する批判精神の可能性を示す書.(解説=福田歓一・加藤節)

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  • 子どもがパクパク食べる! 魔法のおうちごはん - 1歳半~5歳 これ1冊でOK! -
    2.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 YouTubeチャンネル登録者数20万人!! 「あおいの給食室」、待望の書籍化。 保育園で10年働いた管理栄養士・あおいが、野菜たっぷり&子どもたちに特に人気のメニュー95品を大公開! □「好き嫌いのある子」や「食の細い子」もパクパク食べる! □塩分控えめなのに美味しい! □作り置きできるレシピ多数なので、忙しい人にもおすすめ! □1歳半~5歳はもちろん、大人の分も一緒に作れる! 「苦手な野菜が食べられた」「子どもがおかわりした」「家族も体調がよくなった」など、SNSで喜びの声が続々! 子どもの食事にお悩みの方に今、一番おすすめしたい永久保存版の一冊です。 【CONTENTS】 1章 肉・魚のメインおかず ミートソーススパゲティ/レバーの竜田揚げ/鶏のから揚げ/麻婆豆腐/鮭のタルタルソース焼き/チキングラタン/肉じゃが/ポークビーンズ/キャベツのメンチカツ/おでん 2章 野菜たっぷりサブおかず ほうれん草のツナサラダ/ひじきのマヨネーズサラダ/トマトとしめじのマリネ/ポテトサラダ/バンサンスー/春雨サラダ/筑前煮/スペイン風オムレツ/ひじきの煮物 3章 ごはん、麺、パンの主食 カレーライス/ラーメン/メロンパン風トースト/ふりかけおにぎり/納豆ときゅうりのごはん/チキンライス/焼きそば/ナポリタン/きつねうどん/ピザトースト …etc その他、「おすすめ献立」「スープ&汁物レシピ」「手作りおやつレシピ」「子どもと楽しく食事をするためのアドバイス」なども掲載! 【著者プロフィール】 あおい 管理栄養士 10年間の保育園勤務ののち、2018年に献立作成会社を設立。現在、全国60園以上の献立作成を担当する。 2020年6月からYouTubeに保育園で大人気だったレシピの投稿を開始。 美味しくて栄養たっぷりのレシピが、子どもの食事に悩む親から大きな反響を呼び、登録者数は21万人を超える。 2021年9月には、一般家庭および保育園向けの「子どもと食べる魔法のミールキット」が発売。 高校時代はバレーボールで国体・インターハイ・春高にキャプテンとして出場経験あり。 好きな言葉は「やってみることに失敗はない」。 YouTube: あおいの給食室/子どもと食べる魔法のレシピ 公式HP: https://spoondreams.com/ Twitter: @aoi_kyushoku Instagram: @aoi_kyushoku
  • これで差がつく!勝つ!ソフトボール 上達のポイント50
    完結
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★ 大学日本一のチームを育てたノウハウが凝縮! ★ 個人もチームもレベルアップ!バッティング・ピッチング・フィールディング・ベースランニング・チームプレー 実戦で活きる具体的なテクニック&考え方を丁寧に解説します! ◆◇◆ 監修者からのコメント ◆◇◆ コントロールが定まらない。 打線が低調。 ゴロ処理に自信がない。 日ごろの練習でそんなふうに感じることは、ありませんか? このような不安や心配があると、精神的にも落ち込んで、ソフトボールを始めた当初のやる気や情熱を失いそうになります。 そんなときに助けになってくれるのが、「こうすればコントロールがよくなる」「ミート率がアップする」「ゴロ処理のコツがわかる」という具体的なアドバイスと、それにもとづく成功体験の積み重ねです。 もしもコントロールが乱れたら、打てなければ、チームがばらばらになったら……、といった一つひとつの局面に対しての明確な対応策を構築し、成長の糧とすることが、試合で勝てるようになる近道と言えるでしょう。 本書では、試合でよくあるシーンの対処法と必要なテクニックを50の「ポイント」として紹介しています。 そして、より具体的にイメージできるように、それぞれの重要箇所を3つの「ツボ」として分析しました。 皆さんの心に響くアドバイスが見つかったなら、ぜひ実践して効果を体感してみてください。 自信と躍動感にあふれたプレーを、楽しめるきっかけになれば幸いです。 日本体育大学 ソフトボール部女子監督 髙橋 流星(たかはし すばる) ◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆ ☆PART1 ピッチング スピード、コントロール、変化の3要素を備えるピッチング技術を身につけよう。 3振を量産できるスーパーエースになるための、極意を凝縮。 *ポイントNo.1 ウインドミル投法は体の回転動作を使って全身で投げる *ポイントNo.2 右手のひらをミットに向ければ正確にコントロールできる ・・・など全8項目 ☆PART2 バッティング ミート率を高めることが、優れたバッターになる条件。 苦手コースをなくし、引っ張るのも流すのもできる多彩なバッティング技術を身につけよう。 *ポイントNo.9 ミート率を上げるにはバットを短く持ってコンパクトに振る *ポイントNo.10 体の回転を速くすればスイングスピードも速くなる ・・・など全12項目 ☆PART3 フィールディング ゴロやフライの捕球技術は、どの選手にも必要。 各ポジションに求められるフィールディングのテクニックをマスターしよう。 *ポイントNo.21 下から上へのグラブさばきで正確な捕球と素早い送球ができる *ポイントNo.22 片手によるゴロ捕球は手のひらを真正面に向ければ正確 ・・・など全8項目 ☆PART4 ベースランニング 走塁には、コツがある。 速く走るコツ、スタートをうまく切るコツ、スライディングのコツなどを身につけよう。 機動力で相手チームに上回れば、勝てる。 *ポイントNo.29 短い塁間で一気に加速するにはピッチ走法で回転数を上げる *ポイントNo.30 ベースの内側を蹴れば最短コースで最速の走りができる ・・・など全8項目 ☆PART5 チームプレー チームプレーで勝利をもぎ取ろう。 情報分析戦の具体例、心理テクニック、およびチームの雰囲気作りのコツを伝授する。 *ポイントNo.37 サインプレーを駆使すれば次の展開を全員が予測できる *ポイントNo.38 低めに集めゴロを打たせダブルプレーを成功させる ・・・など全14項目 ☆ コラム *知って得するトレーニング ピッチャー編 *知って得するトレーニング バッター遍・・・など ◆◇◆ 監修者プロフィール ◆◇◆ 日本体育大学 名誉教授 小川 幸三(おがわ こうぞう) 元日本体育大学ソフトボール部監督。 現役時代はピッチャーとして活躍。 首都大学野球秋季リーグ戦優勝。 最高殊勲選手、最優秀投手、ベストナインを受賞する。 指導者として、全日本大学ソフトボール選手権大会において女子チーム6回、男子チーム12 回の優勝を収めた。 アトランタ、シドニー、アテネ、北京の各五輪代表選手に指導し、チームの活躍、メダル獲得に貢献。 野球の指導者としても実績があり、ピッチングコーチとして中田宗男(現中日ドラゴンズスカウト部長)ほかを育成した。 日本体育大学 ソフトボール部女子監督 髙橋 流星(たかはし すばる) (公財)日本スポーツ協会公認スポーツ指導者ソフトボール上級コーチ。 現役時代はピッチャーとして活躍し、岩手高校総体、富山国体、宮崎全国高等学校選抜大会、熊本高校総体、宮城国体など全国大会のタイトルを総なめにした。 全日本大学選手権大会では、選手として2002、03 年、男子部の監督としては08、09 年、女子部の監督としては18 年に優勝を飾るという輝かしい実績を誇る。 現在は日本体育大学体育学部体育学科助教、全日本大学ソフトボール連盟常任理事、東京都ソフトボール協会常務理事、東京都大学ソフトボール連盟理事長などを務める。
  • 再発見 日本の哲学 北一輝――国家と進化
    3.0
    独自の社会主義論と国家論を展開し、二・二六事件の蹶起将校たちの思想的指導者だった北一輝。国体論を批判し、当時の名だたる憲法学者たちとことごとく対決した彼の思想とは、いかなるものか。伊藤博文、有賀長雄、美濃部達吉、井上毅、穂積八束などなど、近代日本の礎となった思想との対抗のなかに北を位置づける快著!
  • サッカーのメンタル : ケータイでできるメンタルトレーニング〈実践編〉
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「イチローのメンタル」に続くメンタルシリーズ第2弾。指導音声を聴きながらトレーニングできるQRコード付き。プロ野球のイチロー、Jリーグの中村俊輔、小野伸二など数々のトップアスリートを指導してきたメンタルトレーニングのパイオニアである著者が実際に行なったトレーニングの詳細なデータを公開。少年選抜チームを国体ベスト8に、U‐16日本代表チームをアジア大会優勝、世界大会出場に導いたメンタルトレーニングの全貌が明らかになる。ピッチで100%以上の力を発揮させる驚異の豊田式メンタルトレーニング、そのメソッドとは? サッカーチームの監督・コーチや選手の立場に立った「すぐに使える」格好の手引書である
  • SAPIO (サピオ) 2019年 4月号
    -
    世界を見れば日本が見える 歴史を見れば現代がわかる 世界で起きている最新情報を伝え、埋もれた歴史の真実に光を当てる。それがSAPIOです。気鋭のジャーナリスト、時代を代表する言論人の寄稿による特集記事から見えてくるのは、あなたが知らない「日本」と「日本人」の本当の姿です。 ※電子版には付録はつきません。 ※電子版からは応募できない懸賞などがございます。 ※電子版では、掲載されないページや、一部マスキングしている写真、掲載順序が違うページなどがある場合がございます。 表紙 天皇「秘儀と謎」 目次 第一部 皇室と日本人のこれから 次代の天皇制を読む 天皇は「譲位」によって国体を守ろうとした ひと目でわかる 皇位継承の儀式のすべて ゴーマニズム宣言 新天皇即位を寿ぐ 新天皇 皇太子が胸に刻む訓戒の書『誡太子書』の苛烈な内容を知るべし ご回復 苦難の道を歩まれた雅子妃の「皇后」へのご覚悟 大図解 上皇の生活はどうなるのか 第二部 秘儀と歴史的視点 特別対談 歴史を紐解けば「新天皇像」が見えてくる 検証 大嘗祭で天皇はどんな秘儀をしているのか 完全保存版 宮中祭祀の一年 第三部 天皇と皇室の課題 教えて下さい!天皇と皇室の未来を考えるための「3つの疑問」 激突! 「皇族になる男系男子はいる!」「ならば、連れて来い!」 天皇家の資産 新天皇即位で「三種の神器」の贈与税はどうなる 第四部 天皇・皇后の慈しみ 歩み 国民とともに 御世替わり 今上陛下「30年間のお言葉」に込められた「伝統の継承者」としての覚悟 国母の言葉 美智子皇后「ありがとう」の深き意味 日本の中心 今こそ改めて心に刻みたい「天皇を戴く日本と日本人の幸福」 歴史的瞬間 「昭和の最後」と「平成の最初」を伝えたアナウンサーが明かす「元号越え」秘話 第五部 海外の反応 世界の視点 中韓米英のメディアは天皇「生前退位」をどう報じたのか 中国 中国歴代最高指導者が抱える「天皇コンプレックス」の正体
  • 山岳アスリートに教わる 膝に負担をかけない!バテない!山の歩き方
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 プロ山岳アスリートとして、トレイルランニングや山岳スキーなど国内外のレースで活躍している小川壮太さんが、山の歩き方を伝授。 山登りをスポーツと捉え、「1本の体軸を意識」「骨盤の動きを使う」「2本のレール上を歩く」をキーワードに筋肉や関節、腱に負担をかけない歩き方を、動画付きで解説します。 「ペース配分や栄養補給」、「装備の正しい使い方」「動作を改善するトレーニングやストレッチ」なども解説し、計28本の動画を収録! 初心者にもわかりやすく、山の歩き方を総合的に見直せる1冊です。 ※解説動画は二次元コード(QRコード)からアクセスして閲覧いただけますが、電子版では二次元コードが読み取り可能な別端末を使用し、読み取りをしてください ■内容 はじめに 目次 PROLOGUE あなたのお悩みは? LESSON1 膝や腰に負担をかけない歩行技術 LESSON2 疲れを最小限に抑えるペース配分&栄養補給 LESSON3 正しい装備の選び方&使い方 LESSON4 登山がラクになる動作改善トレ&ストレッチ column プロ山岳アスリートの膝痛対策/ポールの使い方/ペース配分と補給方法/装備の選び方・使い方 あとがき ■著者について 小川 壮太(おがわ・そうた) 1977年、山梨県生まれ。 プロ山岳アスリートとしてトレイルランニングや山岳スキーなど国内外のレースで活躍中。 幼少期から山に親しみ、国体山岳競技の参加を機にトレイルランニングの世界へ。 2015年に小学校教諭からプロ転向。技術面の造詣が深く、レース参戦やプロデュースのかたわら登山者向けの歩き方講習会も開催している。 La Mont ee Athlete Club主宰 。 著書に『ヤマケイ入門&ガイド トレイルランニング』(山と溪谷社)。
  • 山岳王―望月将悟
    4.0
    究極の山岳レース・トランスジャパンアルプスレースを4連覇した山男・望月将悟。消防士で山岳救助隊員、山でめっぽう強く、気はやさしくて謙虚。誰もが好きになり、応援したくなる。そんな望月の秘密を、多くのエピソードから解き明かす。 2年に一度開催される、日本一過酷な山岳レース「トランスジャパンアルプスレース(TJAR)」を、2010年、12年、14年、16年と4連覇中の望月将悟を取り上げる初の書籍。 16年にはTJAR史上初となる、5日以内ゴールを達成した。望月は静岡市消防局の山岳救助隊員。山でめっぽう強いのに、気はやさしくて謙虚。登山者からもトレイルランナーからも、誰もが好きになり応援したくなる山男。それが望月将悟だ。本人や家族、周辺を取材し、望月の山での強さの秘密を解き明かし、遭難救助の現場から登山界に訴えたいことまで、望月の人となりがわかる一冊。TJAR創設者・岩瀬幹生との対談もあり。 目次 序章:2016年8月11日 第1章:誕生~高校時代 第2章:国体山岳競技 第3章:トレイルランニングでの飛躍 第4章:2010年、TJARへの初挑戦 第5章:TJAR2012、追われるプレッシャーのなかで 第6章:TJAR2014、台風直撃のレース 第7章:海外レースへの挑戦 第8章:TJAR2016、前人未到の4連覇 第9章:山岳救助隊として 第10章:「AROUND SHIZUOKA ZERO」への挑戦、これから コラム ・TJARの成り立ち、岩瀬幹生の挑戦 ・対談:望月将悟×岩瀬幹生 ・望月将悟を語る 父・望月正人さん/妻・望月千登勢さん/阪田啓一郎さん/紺野裕一さん/藤川孝信さん/土本章さん/畑中渉さん/松本真由美さん/谷 允弥さん
  • しずおかの高校サッカー戦後の球跡 : 全国の頂点を目指した熱い戦い・1948年~2011年
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 サッカー王国静岡といわれる由縁は、高校サッカーの活躍が第一に挙げられる。中でも、戦後の県高校サッカーの活躍は、全国から注目されてきた。国体、高校選手権、高校総体、全日本ユースの舞台で活躍した県内高校サッカー部にスポットを当て、足跡を描く。
  • 思想史講義【戦前昭和篇】
    3.0
    「大正デモクラシー」から「ファシズム」・戦争へと移行した戦前昭和期は「国体」の再構築と「文明化」の超克がめざされた時代だった。大正期の民主化運動は衰退し、アジア回帰、国家総動員、文化主義は戦前昭和期にアジア進出、総力戦体制、日本主義・国体論へと展開。大正期の「文明化」との差異化が「転向」の時代をへて「近代の超克」へ推し進められていった。様々な思想がせめぎ合い、複雑に絡み合いつつ日本がいかに戦争へと向かい、戦争を遂行したかを最新研究に基づき検証する。
  • 思想史講義【大正篇】
    3.0
    明治~戦前昭和の思想史を通覧する四巻シリーズの第1回配本の本書では、大正期に焦点を当てる。明治以来の「国体」の確立と文明化推進の動きはこの時期に変容し、現存する日本を改造し解放への希望を与える思想と運動が盛んとなった。国家主導だった文明化と「国体」の設定を、民衆の側から再設定する動きが広がり、知識人や運動家がその動きを担っていく。こうした大正期の多様な思想を15のテーマと11のコラムで、最新の研究成果と学術的知見を交えつつわかりやすく解き明かす。
  • 主権者のいない国
    3.9
    1巻1,870円 (税込)
    「なぜ私たちは、私たちの政府はどうせロクでもないと思っているのか。その一方で、なぜ私たちは、決して主権者であろうとしないのか。この二つの現象は、相互補完的なものであるように思われる。私たちが決して主権者でないならば、政府がロクでもないものであっても、私たちには何の責任もない。あるいは逆に、政府はつねにロクでもないので、私たちに責任を持たせようとはしない。  だが、責任とは何か。それは誰かに与えてもらうものなのか。そして、ここで言う責任とは誰に対するものなのか。それは究極的には自分の人生・生活・生命に対する責任である」 本文より抜粋  政治が国民にとって「災厄」となった絶望の時代を、私たちはどう受け止め、どう生きるべきなのか? いま日本でもっとも忖度しない、ひよらない、おもねらない政治学者の最新論考! 国民を見殺しにして、お友だちの優遇や経済を優先する現権力の暴走の根源にあるものとは? 資本主義の「人間毀損」が行きついた果ての「命の選別」を受け流さず、顕在化した社会的モラルの崩壊に立ち向かうための必読書! 序章  未来のために想起せよ 第一章 「戦後の国体」は新型コロナに出会った 第二章 現代の構造――新自由主義と反知性主義 第三章 新・国体論 第四章 沖縄からの問い 朝鮮半島への想像力 第五章 歴史のなかの人間 終章  なぜ私たちは主権者であろうとしないのか
  • 証言 治安維持法 「検挙者10万人の記録」が明かす真実
    4.5
    大正末期の1925年に制定された治安維持法。当初は「国体の変革」や「私有財産制度の否認」を目的とする結社―主に共産党を取締り対象としていたが、終戦の年に廃止されるまで運用対象は一般の市民にまで拡大された。 ふつうに暮らすふつうの人々が次々に検挙されたのはなぜか。当事者や遺族の生々しい証言と、公文書に記載された検挙者数のデータから、治安維持法が運用された20年間を検証する。 NHK ETV特集「自由はこうして奪われた~治安維持法 10万人の記録~」の書籍化。
  • 昭和史を生きて 神国の民の心
    -
    本書第3章に所載される『神国の民の心』は、平成19年の復刻に際して、長男泰國氏(現神社新報社社友)が冒頭「はじめに」の中で「この本は葦津の晩年になって発行された特別の本である。彼は『神国の民の心』の中で、自分の戦後を、神道の弁護士としての論に終始したと回顧している。戦後の時期は、社会一般と自分の属する神社界のことを考えて、そのための配慮を持って主張するのにつとめてきたというのである。それは彼が、戦後自分のおかれている立場を知って、その迷惑になるおそれのある独自の論は、差し控え、時にはあえて論理をさかさまにするようなこともあえてしてきたとの告白でもある。」と指摘するように、葦津珍彦個人の神道観と生き方を自ら語った著作だと云える。また第1章の『老兵始末記』も同様、神社本庁、神社新報他、葦津が関わっていた組織の役職を一切辞した際に執筆し、親しい友人や後進に限定し配布されたものである。 本書は本シリーズ前5巻とは異なり、論考としての性格も有しているが、全般を通じて自伝的要素を伴っている。葦津自身の強固な神道への信仰を背景に、天皇陛下、祖国日本、更に多くの交わった先人と後進達への敬愛の情に満ちた著作でもある。 尚、本書巻末には、泰國氏の「葦津珍彦臨終日誌」が付されている。 ■キーワード(目次の構成) ▲老兵始末記 ▲夢はただ、水泡と消ゆ ▲昭和の始めのころ ▲流血、動乱の初め ▲上海戦線で学びしこと ▲大戦前夜のころ ▲大東亜戦争の時代 ▲神道的日本民族論 ▲日本民族の世界政策私見 ▲日本神道とナチス精神 ▲神道とナチスは断じて異なる ▲神国の民の心 ▲古神道と近世国学神道 ▲祈る心と怨む心と ▲仁者無敵 ▲神国意識を高めよ ▲御在位六十年に際し切望す ▲日本国体についての一私見 ▲私も神道人の中の一人である ▲神武天皇 神道的伝承 ▲皇祖天照大御神 神道神話 ▲付録 葦津珍彦臨終日誌
  • 昭和精神史
    -
    敗戦から75年、戦後はまだ終わっていない! 昭和改元、マルクス主義と国体論の台頭、二・二六事件、日華事変、日米開戦、そして敗戦―― 激動の昭和前史の記憶を風化させないために毎日出版文化賞受賞の名著、待望の復刊! <解説:長谷川三千子(埼玉大学名誉教授)> この作品のうちに、ただひたすら没入し、沈潜し、そこにひびく静かな旋律に耳をかたむける……。 するとそこから、現在のわれわれが何を失つてしまつたのかが、自ら明らかになつてくるであらう。 その喪失を、とことん腹の底から思ひ知ること以外に、日本の再生への道はない。 令和の御代のはじまつたばかりの今、この『昭和精神史』こそは、あらためて広く読まれるべき本である。 ――解説より 【目次】 第 一 章 昭和改元 第 二 章 革命支那と昭和日本 第 三 章 感覚的純粋人と思想的純粋人 第 四 章 革命と国家 第 五 章 橘孝三郎 中野藤作 中野重治 第 六 章 モダニズム 第 七 章 言霊とイロニイ 第 八 章 雪ふる朝 北一輝と青年将校(一) 第 九 章 あを雲の涯 北一輝と青年将校(二) 第 十 章 「支那事変」と文学 第十一章 戦争の文化体験 第十二章 『ぼく東綺譚』と『雪国』 第十三章 新体制と皇紀二千六百年 日本文化の世界構想 第十四章 日米開戦と近代の超克 第十五章 南溟の果て 第十六章 大東亜共栄圏 第十七章 汪兆銘和平運動の悲劇 第十八章 最後の出撃 第十九章 降伏と被占領の間 第二十章 春城草木深し
  • 昭和天皇の大御歌 一首に込められた深き想い
    -
    1巻2,860円 (税込)
    年頭の歌会始、植樹祭や国体などの地方巡幸で詠まれた歌など、これまでに公表されている昭和天皇の御製870余首がいつ、どんな場面で詠まれたのかを、宮内庁編修『昭和天皇実録』の解説をもとに補足。さらに、最近新しく発見された昭和天皇直筆の草稿およびメモ歌稿の270余首を一挙掲載。現存する昭和天皇の御製をすべて収録した決定版といえる1冊。87年のご生涯において、沖縄以外の全国各地をお巡りになられた昭和天皇。「初句索引」「人名索引」「地名索引」「動植物名索引」の索引を参考にすれば、あなたの故郷の歌も見つかるはず。また、「全国歌碑一覧」を見れば、近くの歌碑を訪れることも。
  • 昭和天皇の終戦史
    4.5
    戦争責任ははたして軍部だけにあったのか? 天皇と側近たちの「国体護持」のシナリオとは何であったか? 近年、社会的反響を呼んだ「昭和天皇独白録」を徹底的に検証し、また東京裁判・国際検察局の尋問調書など膨大な史料を調査・検討した著者は、水面下で錯綜しつつ展開された、終戦工作の全容を初めて浮き彫りにする。

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  • 新編 国民統合の象徴
    -
    有史以来の天皇制の実態を分析、新憲法下の「象徴」という文言の妥当性を検証する。新に憲法学者佐々木惣一による和辻への反論を収録。和辻・佐々木による象徴、国体をめぐる「新憲法論争」の全貌が明らかになる〈解説〉苅部直 目次 封建思想と神道の教義 国民全体性の表現者 国体変更論について佐々木博士の教えを乞う 佐々木博士の教示について 祭政一致と思慮の政治 中公クラシックス版増補 〈佐々木惣一〉 〇天皇の国家的象徴性 序 一 国家的象徴 第一 象徴に変化した天皇 第二 国家的象徴とはいかなるものか 第三 国家的象徴である天皇の役割 第四 外国公文における象徴の用語の例 二 国体は変更する 第一 国体は変更する 第二 国体なる言葉の意義とその概念 第三 国体が変更するとは何か 第四 国体の変革と国内政治の改革 第五 国体の変更とポツダム宣言 第六 国体の変更と精神的観念より見た国体 三 国体の問題の諸論点――和辻教授に答う―― 本論文発表のいきさつ 前書き 私の答の態度 第一 国体の概念の定立における着眼の二面 第二 政治の様式より見た国体の概念 第三 国体の概念に該当する事実 第四 わが国の国体とその変更 第五 国体の概念の重要性 結 び  答の要点 四 和辻博士再論読後の感 〈和辻哲郎〉 〇日本古来の伝統と明治維新後の歪曲について
  • 真・保守論 國體の神髄とは何か
    -
    1巻1,760円 (税込)
    2024年11月のアメリカ大統領選挙に日本の運命は委ねられた。もはや日本人が思考停止していられる状態ではない。日本を取り戻すための認識とは何か? DSが消し去りたい日本の「國體」とは何なのか? グローバリストの家畜として生きるか、それとも日本人として生ききるか? この究極の二択で後者を選ぶ人のための精神武装の書。◆内容第1章.....國體の危機(滅びつつある日本/日本有事という最悪のシナリオ/NATO加入という茶番劇/復興支援の名の下の買収/日本を進んで破壊する政権/政党政治時代の終焉) 第2章.....日本人としての軸第3章 .....惟神の道と自灯明 山岸和尚との対話第4章 .....大和心の神髄 佐波優子氏との対話
  • 親鸞と日本主義(新潮選書)
    3.9
    大正から昭和初期にかけて起きた親鸞ブーム。その絶対他力や自然法爾の思想は、やがて“国体”を正当化する論理として、右翼や国粋主義者の拠り所となる。ある者は煩悶の末に、ある者は戦争の大義を説くために「弥陀の本願=天皇の大御心」と主張した。「親鸞思想と国体」という近代日本の盲点を衝き、信仰と愛国の危険な関係に迫る。
  • 新論
    -
    【幕末に「志士」たちを生み出した最重要思想書、その全貌を読む!】 ―臣ここを以て慷慨悲憤し、自から已む能はず、敢えて国家のよろしく恃むべきところのものを陳ぶ― 「序論」「国体」「形勢」「虜情」「守禦」「長計」からなる全篇の本文読み下し。平易な現代語訳・懇切な語釈を掲載。 さらに参考資料として、正志斎がのちに開国政策を提言した『時務策』を併載! 文政八年(1825)、幕府は異国船打払令を出し、日本近海に接近する外国船全てに対して砲撃を加え、排除することを決定した。会沢正志斎が『新論』を完成させたのは、まさにその直後のことである。 一読するとわかるように、その内容は西洋諸国と直面をせまられ始めた日本全体の、今後の政策を提言するものである。だが、水戸藩主を通じて幕府を動かそうという正志斎の期待は実現されることもなく、また異国船打払令も徹底されずに、沿岸には外国船が自由に航行することが常態化した。 しかし本書は、正志斎の関係者から友人へ、その友人から別の友人へと筆写が重ねられ、日本全国へと広まっていくこととなる。それは匿名の著作ではあったけれども、人々を引きつける何かがあったのは確かであろう。天下太平と呼ばれた時代にあって、その裏にあった言いしれぬ不安というべきものを明らかにした、という理由もあろう。結果的にこの書は、全国の志ある多くの人々を目覚めさせることとなった…… *本書は訳し下ろしです。
  • 枢密院 近代日本の「奥の院」
    4.5
    「仮普請」の近代国家=明治日本。未熟な政党政治の混乱から「国体」を護るための「保険」として、枢密院は創られた。しかし「制度」は、制度独自の論理により歩みはじめる。そしてついにはようやく成熟し始めた政党政治と対立し、政治争点化する。伊藤博文による創設から第二次世界大戦敗北、新憲法成立による消滅まで、その全課程を描く、新書初の試み。
  • スポーツ立国論―日本人だけが知らない「経済、人材、健康」すべてを強くする戦略
    4.2
    1巻1,760円 (税込)
    アメリカ、欧州で立証された「圧倒的真実」―― スポーツには国を強くする「3つの効能」がある! 1.巨額を稼ぎ出し、地方と国を豊かにする 2.教育の質を高め、優れた人材を輩出する 3.人々を健康にし、社会保障費が削減される デービッド・アトキンソン氏(『新・観光立国論』著者)推薦! 「眠れる力」を解放すれば、日本はもっと強くなる。 ■日本に眠る「スポーツの宝」■ ・読売ジャイアンツの集客力はレアル・マドリード以上 ・国体のハコモノ費用「数百億円」を成長に使う ・「五輪後の新国立競技場」で膨大な富を生み出す方法 ・甲子園で稼ぎ、収益を各学校に分配せよ ・「力道山時代」から進化していないスポーツメディア ・スポーツ嫌いを生む「体育の授業」をアップデートせよ ・出来レースの「国体」をガチの都道府県対抗マッチに ■世界では「スポーツが国を強くする」は常識■ ・スポーツ産業は最先端の「イケてる」ビジネス ・孫正義とベッカムが共同でサッカーチームのオーナーに ・約20年で大リーグは5倍、プレミアリーグは9倍に成長 ・アメリカのスポーツ産業は日本の15倍稼ぐ ・GAFAも参入するスポーツ専門メディア ・数時間で480億円稼ぐ脅威の「マネタイズ手法」 ・スポーツで200億円以上稼ぎ、教育に再投資する大学 ・「アマチュアスポーツは稼げない」は日本だけの思い込み ■欧米で成功した「スポーツ立国」5つの柱■ ・地方都市を強くする「スタジアム改革」 ・税金頼みから脱却する「スポーツ団体改革」 ・教育の質を高める「学生スポーツ改革」 ・ダイバーシティ社会の礎となった「女性スポーツ改革」 ・スポーツの稼ぐ力を最大化する「メディア改革」
  • 世界の歴史はウソばかり
    4.0
    1巻1,232円 (税込)
    史上、最も格調高い「ヘイト本」 世界が知られたくない暗黒史を大暴露! 倉山「世界で一番幸せなのは日本民族!」 世界での立ち位置を知り、本気になれ日本人! (本書を読めば)「世界で一番素晴らしい国民性の国は、昔の日本!」という結論がおわかりいただけたと思う。われわれは千数百年間、「大和民族(ネーション)中心の日本国民(ネーション)による日本国(ステート)」を当たり前と思っている。しかし、そんなノンキな民族は日本人だけである。世界の大勢が国民国家に向かうのは、ここ数百年の現象にすぎない。人類がようやく日本に追い付いてきたのだ。(おわりにより) ◎ドイツの歴史を奪い取り、「ヨーロッパの裏切り者」と言われても意に介さない、共産党でさえ愛国心がある典型的な「国民国家」フランス ◎「皇帝」を中心としたワンパターンな歴史を持ち、漢民族による少数民族大弾圧で国民国家化を目指す「紅い帝国」中国 ◎「シアター(場)」にすぎず、条約遵守能力がゼロでいまだ主権国家にさえなっていない韓国 ◎「エンパイア」「タタールの軛」「ギリシア正教」をアイデンティティとし、多彩な言語と捏造だらけの国史で成り立つロシア ◎「マニフェスト・デスティニー」という名の虐殺が国体で、プロパガンダを流した張本人が信じ込むのがお国柄の「人口国家」アメリカ ◎辺境の蛮族から神聖ローマ帝国へのし上がり、強い統一国家への希求から国民国家となるも「民族主義」のヒトラーに破壊されたドイツ ◎国民国家になる前にエンパイアを始め、「清教徒革命」と「名誉革命」を経て別々のネーションがまとまっていく歴史のイギリス ◎皇室のもとに七世紀には国民=民族という理想的な国民国家となっていた世界でも唯一の国・日本
  • セブンズ!
    4.0
    7人制女子ラグビーチームの監督を務める浩子は、来年に行われる国体で優勝するべくチーム作りを始めた。子育て中の主婦や俊足女子高生、重量級の双子の姉妹ら個性豊かなメンバーが集まるが、所詮は寄せ集めチーム。うまくはいかない。一方、浩子の妹、泉は悩んでいた。姉と一緒にラグビーをするべきかどうか。泉はかつてラグビーをやっていて能力はあったのだが、ある理由でラグビーから離れていたのだった。
  • セブンズ!
    3.5
    ラグビーの町、岩手県釜崎市。7人制女子ラグビーチームの監督を務める奥寺浩子は、来年に地元で行われる国体での優勝を目指し、チーム強化に奔走していた。浩子の尽力で、子育て中の主婦、俊足高校生、重量級の双子の姉妹ら、個性豊かなメンバーが集まるも、寄せ集めチームには、何かが足りなかった。浩子は、かつてラグビーをしていた妹の泉に大きな可能性を感じていたが、泉はある理由でラグビーから目を背けていた……。
  • 増補 靖国史観 ――日本思想を読みなおす
    3.5
    靖国神社の思想的根拠は、神道というよりも儒教にある! 本書は靖国神社創設の経緯をひもときながら、文明開化で儒教が果たした役割に光をあて、明治維新の独善性を暴きだす。気鋭の歴史学者が「日本」の近代史観に一石を投じる檄文。「国体」「英霊」「維新」の三章に、文庫化に際して新章「大義」を増補。
  • 太平記<よみ>の可能性
    4.8
    太平記よみの語りは、中世・近世を通じて人びとの意識に浸透し、天皇をめぐる2つの物語を形成する。その語りのなかで、楠正成は忠臣と異形の者という異なる相貌を見せ、いつしか既存のモラル、イデオロギーを掘り崩してゆく。物語として共有される歴史が、新たな現実をつむぎだすダイナミズムを究明し、戦記物語研究の画期となった秀作、待望の文庫化。 これほど、読むたびに知的興奮を覚えさせられる本は、めったにない。10年前、兵藤さんからこの本を贈られ、一気に読んでそのスリリングな議論展開のとりこになって以来、『太平記<よみ>の可能性』は、文字通り私の座右の書になった。そのときどきの私の関心に応じて、さまざまな読み方ができ、そのたびに啓発される。この本自体、豊かな<よみ>の可能性にみちているのだ。――<川田順造「解説」より> 〔原本:1995年刊行の講談社選書メチエ〕 第1章 太平記の生成 第2章 もう1つの「太平記」 第3章 天皇をめぐる2つの物語 第4章 楠合戦の論理 第5章 近世の天皇制 第6章 楠正成という隠喩(メタファー) 第7章 『大日本史』の方法 第8章 正統論から国体論へ 第9章 歴史という物語
  • タイムをもっと縮める!陸上競技 スプリント 最速トレーニング
    完結
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★ 最大スピードをもっと高める練習メニュー! ★ 課題に応じた対応策や、的確な鍛え方、 取り組む目的がよくわかる! ★ フォームづくり・体幹強化・スタート・加速… ハードル、リレーの「走り」にも活きる! ◆◇◆ 本書について ◆◇◆ スプリントは道具を使う競技とは違い、 生身の身体だけでいかに早く走るか、 0.01秒を争うシンプルで魅力的な競技です。 それゆえに上辺だけの技術にとらわれない、 基本的な身体の使い方が重要になってきます。 本書では、リオデジャネイロオリンピックの 4×100mリレーでエース区間の2走を走り、 銀メダルに輝いた飯塚翔太選手がモデルとなり、 中央大学時代から指導している豊田裕浩コーチが 速く走るためのコツを伝授しています。 「速く走る = トップスピードを上げる」点に着目し、 最大のポイントである片脚が地面に着く瞬間の 接地時に大きなパワーと推進力を生む、 走りを解説しています。 そのために必要な体幹トレーニングの重要性を説き、 部活ですぐに使えるトレーニングも紹介しています。 これから短距離走を始める人も、 伸び悩んでいる人も、 トップ選手の考え方や練習法を取り入れ、 どんどん自己ベストを更新していきましょう。 本書は、スプリンターに必要な技術やフォームの注意点、 上達するための考え方を解説しているので、 読み進めることで着実にスキルアップすることができます。 克服したいという苦手な項目があれば、 そこだけをピックアップしてチェックすることも可能です。 各ページには、解説を要約する 「コツ」があげられています。 ◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆ ☆ PART1 スプリンターとして成長できるコツ * コツ01 種目の枠組みにとらわれず競技に取り組む * コツ02 体格に合った自分らしい走りを意識する * コツ03 目的やテーマにそってレベルアップする ・・・など全4項目 ☆ PART2 スプリンターのためのフォームづくり * コツ05 スピードアップを実現するためのフォームづくり * コツ+α 前半のカーブ局面をうまく攻略する * コツ06 接地時間を長く地面を押す ・・・など全18項目 ☆ PART3 スプリンターの体幹トレーニング * コツ21 地道に体幹を鍛えスプリンターの能力をアップする * コツ22 片脚をあげ尻と背中を鍛えパワーに生かす * コツ23 肘と膝を支点に安定させ側部を強化する ・・・など全9項目 ☆ PART4 目的別・種目別スプリントトレーニング * コツ30 長所を伸ばして弱点を克服する * コツ31 腕の反動を使って力強く蹴る * コツ32 スタート時の力の入るポジションを探る * コツ33 蹴り出すタイミングを確認する ・・・など全15項目 * COLUMN ハードル種目も好タイムのためにはスプリント力が不可欠 ☆ PART5 スプリンターのコンディショニング * コツ45 心技体を鍛えて質の高い走りを実現する * コツ46 コアな筋肉に刺激を入れて走る準備をする * コツ47 *緊張した筋肉をほぐし体のケアをする ・・・など全6項目 ◆◇◆ 監修者プロフィール ◆◇◆  豊田裕浩 (とよだ やすひろ) 中央大学陸上競技部コーチ 中央大学法学部から横浜国立大学大学院に進む。 教育学修士。 1996年からは中央大学の職員となり、 中央大学陸上競技部をサポートする。 国際陸上競技連盟CECS公認コーチ。 日本体育協会(陸上競技)公認コーチ。 日本陸上競技連盟強化委員会東京オリンピック強化スタッフ。 出演協力 飯塚翔太 (いいづか しょうた)(ミズノ所属) 短距離選手。 リオデジャネイロオリンピック(2016年) 4×100mリレー銀メダリスト。 ベスト記録100m10秒08、200m20秒11 中学一年時にジュニアオリンピックDクラス100m 優勝など早くから頭角を現す。 静岡県立藤枝明誠高校時代は国体の100m、 200mで優勝。中央大学へ進学し、 卒業後はミズノへ入社。 2010年世界ジュニア選手権200m優勝、 2013年・2016年・2018年日本選手権200m優勝。 2014年アジア大会4×400mリレー優勝。 2016年リオデジャネイロオリンピックで 4×100mリレー2位、 2017年世界選手権4×100mリレー3位と 数々の好成績を残す。
  • 高橋和巳・高橋たか子 電子全集 第1巻 高橋和巳 小説1『邪宗門』ほか
    -
    高橋和巳の代表作ともいえる宗教団体の破滅を描いた一大長編『邪宗門』を中心に、未完作「古風」を併録した一巻。 高橋和巳の代表作ともいえる一大長編『邪宗門』。 序章+3部構成の体裁をとる物語は、「ひのもと救霊会」なる宗教団体が昭和初期に治安維持法違反や不敬罪といった罪科に問われることで、国体論的国家権力によって徹底的に弾圧され、壊滅の危機に迫られるも、戦後、新たなる世の到来とともに、信徒それぞれが希望と復讐の念を交錯させつつ再起、再興を志しながらも、今度は駐留軍によって弾圧され解体していく宗教団体の破滅までのさまを描いた作品。 当巻では、決定版ともいえる単行本に加え、「朝日ジャーナル」1965年1月3日号~1966年5月29日号まで全74回にわたり連載された初出版も完全併録。 決定版では改稿に加え、特に第3章で、大幅な増補が施されていることも確認できる。 また、併録した未完作「古風」は1957年3月から1958年8月まで、同人雑誌「対話」第一、二、三号に発表され、壮大な構想にもとづく長編小説として書かれたが、中断したまま、未完となった作品で、和巳最後の小説『黄昏の橋』に受け継がれる作品といえる。 解説は、和巳と同じ京都大学文学部卒で関西学院大学文学部教授・橋本安央氏(『高橋和巳 棄子の風景』を執筆)が務め、解題は和己巻の監修を務める作家・太田代志朗氏が担当。 付録として「邪宗門」「古風」の生原稿等も収録する。
  • 武内宿禰の霊言 ―日本超古代文明の「神・信仰・国家」とは―
    -
    新しい歴史的事実、続々! 日本文明“三万年”説。 『記紀』から消された富士山王朝 日本からインドや中国にも広まった 天御祖神文明の驚くべき真相―― 古文書『竹内文書』『ホツマツタヱ』を著した とされる武内宿禰が、 超古代文明の秘密を解明する。 ◆三万年前に富士山を中心とした古代王朝  ――天御祖神文明が存在していた ◇「空を飛ぶ船」や「海底人」も!?  当時の日本には空中都市や水中都市があった ◆「秀真文字」は宇宙人から伝わった!?  漢字文化によって古代文字は歴史から消えた ◇富士山王朝の統治の実態や食料の秘密  弓や槍、刀の作り方も日本から大陸に伝わった ◆『記紀』に記された天御中主命、国之常立神、  そして神武天皇は、ほんとうはどんな存在なのか 【うぬぼれの中華思想と 中国の専制政治に終止符を 私たちが想像しているよりも 日本の歴史はずっと古く、 もっと誇り高い。】 ■■ 武内宿禰の人物紹介 ■■ 大和朝廷初期の大臣。景行、成務、仲哀、応神、仁徳の五朝に仕え、蝦夷の視察や、神功皇后を助けての新羅出兵、また、応神天皇の異母兄である香坂王と忍熊王の反乱を鎮めたとされる。蘇我、葛城、巨勢、平群などの諸氏の祖先とされている。古代文献『ホツマツタヱ』の著者ともいわれている。 目次 まえがき 第1章 武内宿禰の霊言  ─日本文明の真のルーツに迫る─  1 武内宿禰が明かす「日本の正統な歴史」とは  2 今、明かされるべきは「天御祖神文明」  3 日本の立て直しに向けて 第2章 武内宿禰の霊言  ─神・信仰・国家─  1 古代史上の謎の人物「武内宿禰」  2 五代の天皇に仕えた武内宿禰の役割とは  3 武内宿禰が明かす「日本の超古代文明」  4 伝説化した「水中都市」「空中都市」の真相  5 日本から世界に伝わった「天御祖神」への信仰  6 日本の歴史から「根本神」はなぜ消されたのか  7 三万年前から存在した「武士道」の教え  8 「食料の起源」と「動物への信仰」の秘密を語る  9 「日本の国体の正しい理解」を述べる  10 霊言の収録を終えて―「富士山の古代王朝」存在の真実 あとがき
  • 知的人生のための考え方 わたしの人生観・歴史観
    5.0
    人生をどうやって生きるべきか。いかに自己信頼と誇りを取り戻すか。日本の歴史をどう見ればいいのか――。“知の巨人”が遺した多数の名著から、思索のエッセンスを抽出。「自分探しの旅」「不確定性原理の意味」「小恍惚のすすめ」「自分ライブラリーのすすめ」「知的執筆術」「リソースフルのすすめ」「レトリックのすすめ」「精神の源流としての記紀」「和歌の前の平等」「言霊思想と言挙げせぬ国」「東京裁判史観からの解放」など、著者一流の知的生活への具体的なノウハウから、透徹した独特の歴史への視座まで、渡部人生学・歴史学を集大成しています。『渡部昇一の人生観・歴史観を高める事典』『わたしの人生観・歴史観』を追悼復刊。 [人生観を高めるための15の視点]●「自分探しの旅」 ●近代科学思考からの自由 ●不確定性原理の意味 ●正しいオカルト ●本性としての「善」 ●内なる声 ●小恍惚のすすめ ●人間としての気概 ●自己探究としての知的生活 ●知的正直のすすめ ●自分ライブラリーのすすめ ●知的時間術 ●知的執筆術 ●リソースフルのすすめ ●レトリックのすすめ [歴史観を高めるための19の視点]●内なる伝統 ●精神の源流としての記紀 ●和歌の前の平等 ●言霊思想と言挙げせぬ国 ●聖徳太子イズム ●妙なる共存 ●男性的原理・女性的原理 ●大和言葉と漢語の語感 ●「七生」という精神 ●「まことの花」の教育論 ●徹底分解の精神 ●秀でた計数能力と経済感覚 ●独自国家・日本 ●国体は変化すれども断絶せず ●白人神話への大いなる嚆矢 ●統帥権干犯問題 ●東京裁判史観からの解放 ●日本人の誇るべき三つの「刷り込み」 ●文明を牽引する国・日本

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  • チバレイの日本国史─日本の國體とは
    -
    チバレイが語る日本! 天皇陛下を中心に長い歴史を歩んできた我が国について チバレイがとことん語ります! アベマTV『カンニング竹山の土曜The NIGHT』 洞口朋子杉並区議会議員(中核派)との対決レポートも収録!! 私たちの「日本」ってどんな国? ●そこにおられるだけで癒される、天皇陛下の不思議な力と奇跡 ●縄文から令和まで、一気に読めるチバレイの日本通史! ●神の国、日本で体験した不思議な現象 第一章 日本の國體の基本 国家としての成り立ち 天皇を戴く国 天皇陛下の奇跡 歴史ある皇室 シラスとウシハク 「大御心」と「大御宝」 第二章 日本を表すもの 国土とその恵み、四季折々の国 国旗・国歌 日章旗 旭日旗 祝祭日には国旗を! 国歌 4番まであった「君が代」、紆余曲折を経て現在の旋律に 蛍の光も4番まで、天長節・紀元節唱歌 第三章 國史 顧みられなくなった近現代 チバレイの日本一早く学べる日本史 2千年以上歴史の継続する唯一の国の歩み 縄文時代 弥生時代 古墳時代 飛鳥時代 奈良時代 平安時代 鎌倉時代 室町時代 安土桃山時代 江戸時代 明治時代 大正時代 昭和時代 そして平成 令和元年の現在 靖國神社の成り立ちと日本人にとっての意義 日本のポジションと安全保障 第四章 日本の國體が育んだもの 西洋の民主主義に勝る日本の共同体意識 親が立派な場合、子供にはプレッシャー 維新と革命の違い 日本の危機、神社仏閣への棄損 韓国を「選ばない」という日韓断交 韓国に痛い目に遭わされた芸能関係者 さよなら韓国 第五章 神の国、日本 不思議な現象の意味 祖父の通夜に現れた老人 ヨーガの練習に向かう道で 頭の中を駆け巡ったコウモリの群れ 我が子に救われた命と、我が子が与えてくれた気づき+AC50 左翼の唯物論 青林堂との縁、禊としての『さよならパヨク』 神の国としての文化、神社はパワースポット 番外編 中核派vs國體護持派 巻末資料 チバレイによる教育教育勅語現代語訳

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  • ついに「愛国心」のタブーから解き放たれる日本人
    4.3
    「日本に長く関わってきて、日本のことをもっと深く理解したいと努力を続けてきた私が、長年、いちばん書きたいと思っていたことを書きました」――アメリカ人だからわかった、「日本」の素晴らしさの核心とは? 日本人として知っておくべき、驚きの日本人論。「あなたは愛国心を持っていますか?」一般的な家庭で育った米国人なら、間違いなく「はい」と答えるはずです。しかし、日本人は、きっとためらうことでしょう。なぜ、そうなってしまうのか。その背景には、戦後、GHQが行なった洗脳工作があります。日本人は、「国を愛する」自然な感情と、自国の歴史・文化の真髄を知る機会を奪われてしまったのです。では、それをどのように取り戻すべきか――。日本文化の美点とは何か? 長い日本の歴史を通して天皇が示してきた「理想」とは? 日本人の中に脈々と息づく「美の精神」「武の精神」「草莽(そうもう)の精神」とはいかなるものか? 長年、日本を深く理解したいと努力してきた著者が、アメリカとの比較を縦横に交えつつ、日本の歴史や伝統の素晴らしさについて真摯に説き、日本人が持つべき誇りと気概を綴った注目の書! 【目次より】●第1章 君が代・日の丸と星条旗 ●第2章 愛国心を支えるのは「豊かな言葉」 ●第3章 「草莽=Grass Roots Patriots」と武の精神 ●第4章 「天皇陛下のおことば」はありがたい ●第5章 日本の「国体」とはいったい何か ●第6章 本物の愛国者は他国の愛国者を尊敬する

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  • 帝国の終焉 「スーパーパワー」でなくなった同盟国・アメリカ
    4.0
    1巻1,300円 (税込)
    史上最大の軍事力を背景に一大帝国として世界を動かしてきたアメリカが、莫大な財政赤字に伴う国防費の削減によって軍事力を大きく縮小しなければならなくなっている。アメリカの帝国体制が崩壊すれば、どのような変化が日本に襲いかかってくるか。たとえば、帝国主義体制を背景にアメリカが推し進めてきたグローバリゼーションの動きが挫折してしまう。TPPは、まさにアメリカの軍事力を背景にしたアジアの自由貿易化の動きにほかならないが、アメリカの軍事力が衰退すれば、日本経済の根幹になっている自由貿易も大きな影響を受ける。また、アメリカの軍事力のタガが外れれば、北朝鮮やイランだけでなく、シリア、スーダン、アフリカの国々までが核兵器を持ち、簡単に使う恐れがある。必然的に、日本にとっては北の核の脅威が高まってくる。アメリカの軍事力の庇護を失いつつある今、日本はどうするべきなのか。ワシントン発「新・世界秩序」の読み方。

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  • 帝国本土決戦(1)特攻作戦、発令!
    3.0
    昭和20年8月14日。全てが終戦へと向かっていたこの日、徹底主戦派の陸軍将校らが皇居へ強行突入、天皇を拉致した。彼らは呼応した近衛師団とともに天皇を松代大本営に移送、日本は国体を護持すべく大東亜戦争継続への道を歩み始める。一方、艦船3000隻、兵員40万名を擁する米軍は日本本土を目指していた。空前絶後の上陸作戦『オリンピック作戦』の発動である。かたや九州南部が敵上陸地点であると予測した日本は『決号作戦』を発令。民族存亡を賭け、国家一丸となって敵を迎え撃つ、本土防衛の最終決戦が始まったのだ。10月30日、薩摩半島吹上浜に轟く戦艦ニュージャージーの砲声を皮切りに動きだした史上最大の上陸作戦。だが、日本軍の想定外の抵抗は米軍に甚大な被害を与える。怒涛のごとき上陸部隊に襲いかかる『桜花』『回天』『震洋』。特攻兵器の総力を挙げた決戦の行方は!?著者渾身の新シリーズ発進。
  • 「天皇機関説」事件
    4.3
    「天皇機関説」事件は、この学説を主張する憲法学者の美濃部達吉への、天皇を崇拝する退役軍人や右派政治家の攻撃が発端となっている。1935年2月に始まり、約半年にわたる「機関説」排撃運動の中で、美濃部に対する政治的な弾圧が行われただけでなく、言論や学問の自由も奪われ、立憲主義が事実上停止した。その結果、「権力の暴走」を止める安全装置が失われ、日本は破局的な戦争へと突き進む。この事件は、社会がどのように「壊れて」いくのかを物語る昭和史の重要な分岐点である。現在の政治・社会状況との類似点の多さに戦慄が走る……! 【目次】はじめに/第一章 政治的攻撃の標的となった美濃部達吉/第二章 「天皇機関説」とは何か/第三章 美濃部を憎んだ軍人と右派の政治活動家/第四章 「国体明徴運動」と日本礼賛思想の隆盛/第五章 「天皇機関説」の排撃で失われたもの/あとがき/「天皇機関説事件」に関する年表/参考文献
  • 天皇 天皇の生成および不親政の伝統
    5.0
    「天皇親政」と「国体」へのタブーが解けた戦後の学界で、いち早く天皇統治の解明に挑んだ法制史家による「天皇の歴史」。「不親政」と「刃に血ぬらざること」こそが天皇の伝統であり、それゆえに邪馬台国の時代から現在にいたるまで、「統合の象徴」として存続しえたという。その後の日本人の天皇観に大きな影響を与えた必読の論考。(講談社学術文庫)
  • 天皇と東大(1) 大日本帝国の誕生
    4.4
    1~4巻774~815円 (税込)
    なぜ日本人は、あのバカげたとしかいいようがない戦争を行ったのか。 日本が大破局への道を歩き始めた昭和戦前期、歴史の大転換を中心的に動かしたのは、天皇という存在だった。 その大転換が起きた主たる舞台は東大だった。 天皇イデオロギーと反天皇イデオロギーとの相克が最も激しく起きた舞台も東大だった。 「東大という覗き窓」を通して、近代国家成立の前史から、大日本帝国の終わりまでを見渡した著者、畢生の大作。 <第1巻の主な内容> 東大は勝海舟が作った/初代学長・加藤弘之の変節/『国体新論』と「天皇機関説」/慶応は東大より偉かった/早大の自立精神、東大の点数主義/「不敬事件」内村鑑三を脅した一高生/天皇「神格化」への道/日露開戦を煽った七博士/戸水事件と美濃部達吉/元白虎隊総長・山川健次郎の奔走/沢柳・京大総長の七教授クビ切り事件/東大経済は一橋にかなわない/大逆事件と森戸辰男
  • 特殊なこの国と天皇家の超機密ファイル
    -
    これほど関わりがあって、これほど知られてないのはなぜなのか? 日本人なら絶対に知っておきたい!この国の奥底に脈々と流れる《熱き秘密》の潮流。そのすべてを明らかにするため、各界の頭脳がタブー抜きに多角的に分析! ・南朝の流れを引く尊皇の島には今も伝説が生きている。皇族は一生のうちに一度は隠岐を訪れる。正田家ゆかりの墓が隠岐にあるという。 ・GHQに洗脳され続けてきた戦後日本の皇室観。フリーメーソンの理念で作り変えられた日本国憲法。天皇制廃止はアメリカの狙いだった! ・小沢一郎と天皇陛下が巨額マネーを動かしている。天皇陛下はマティス国防長官に6000兆円の小切手を渡した!? ・出口王仁三郎だけが知っていた天皇家の真実。昭和天皇とガーター勲章の謎、どこから司令を受けていたのか ・南朝(国体)と北朝(政体)、本当の三種の神器とは。地球規模の大日本180万年史の全貌とは。 ・日本人の行動原理の謎は聖書でわかる。命をかける神様をあなたはもっているか ・生前退位発表前夜、皇太子はなぜ熱田神宮にいたのか? やがて天皇「陛下」=イエス・キリスト=アマテラスがやがて降りてくる!

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  • 得点力に差がつく!バスケットボール シューティングガード 上達のコツ50
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    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★ 日本を代表するSGが教える! チームを牽引する必勝の攻撃スキル! ★ 要所で確実に決める! 高いシュート力 ★ オフボールから始まる! リングへの意識 ★ 得点源に必須! 冷静な判断力と強いメンタル ◆◇◆ 本書について ◆◇◆ シューティングガードはチームのエースであり、 オフェンスで重要な役割を担っている選手だ。 自らシュートを積極的に打つことはもちろん、 味方がフリーでシュートを打つためのスペースを考え、 あらゆる状況で判断しながらプレーしている。 大事な場面で得点を決めるためのシュート力や マークをかわすテクニック、 そしてチームに流れや勝利を呼び込むために、 シュートを打ち続けることが出来る強いメンタルなど、 シューティングガードに必要な要素は数えきれない。 本書は日本を代表するプレイヤーとして活躍している 辻直人選手が、エースとして、 シューティングガードの極意をアドバイスする! この本では、バスケットボールのシューティングガードとして 活躍するためのテクニックや考え方、 戦術、トレーニング等を解説している。 これからバスケットをはじめようとしている人はもちろん、 レギュラーを目指す新入生や すでにシューティングガードとしてプレーしている選手でも スキルアップできる内容となっている。 シューティングガードに必要な技術や フォームの注意点、 上達するための考え方を解説しているので、 読み進めることで着実にレベルアップすることができる。 克服したいという苦手な項目があれば、 そこだけをピックアップしてチェックすることも可能だ。 各ページには、解説を要約する 「コツ」があげられている。 ◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆ ☆ PART1 シューティングガードの心得 * コツ01 得点を決めてチームを勝利に導く * コツ02 コンディションを整えてゲームにのぞむ ・・・など全10項目 * COLUMN シューティングガードにまつわる ポジションナンバーと背番号 ☆ PART2 シュートを極めて得点力をアップする * コツ11 シュートタッチを極めて成功率をあげる * コツ12 正確なシュートモーションでリングを狙う ・・・など全11項目 * COLUMN シューティングガードに合ったシューズ選びを考える ☆ PART3 シュートを打つためにフリーになる * コツ21 アウトサイドを中心に得点にからむプレーをする * コツ22 個人・チームでフリーの状況をつくる ・・・など全9項目 * COLUMN シューティングガードとして積み重ねてきた経験を生かす ☆ PART4 マークを徹底して守備でチームに貢献する * コツ30 相手の得点源を抑えてディフェンスで活躍する * コツ31 状況に応じたディフェンスで相手につく ・・・など全7項目 * COLUMN 具体的な目標を設定して大きなゴールを目指す ☆ PART5 シューティングガードが活躍するオフェンス * コツ36 相手にとって嫌なオフェンスをイメージしてプレーする * コツ37 ゴール下でパスを受け確実に決める ・・・など全7項目 * COLUMN シューティングガードは得点とアシスト、 スリーポイントで高い数値を出す ☆ PART6 シューティングガードのトレーニング&コンディショニング * コツ43 練習でシューターとしての能力をさらに高める * コツ44 左右からのボールをキャッチしてシュートを打つ ・・・など全8項目 ◆◇◆ 監修者のプロフィール ◆◇◆ 川崎ブレイブサンダース 辻直人(つじなおと) 小学生のときに4歳上の兄の影響で バスケットボールをはじめる。 中学時に大阪府代表選出、 3年時には大阪府大会で優勝を遂げる。 高校はバスケットボールの名門洛南高等学校へ進学。 3年時にインターハイ、国体でベスト8、 ウィンターカップ2連覇を達成。 卒業後は青山学院大学へ進学し、 4年時には関東大学選手権2 連覇、 MVPと3ポイント王を受賞する。 全日本大学選手権でも2連覇を達成しMVPを受賞。 その後、東芝(現・川崎ブレイブサンダース)に加入し、 チームの主力として活躍。 [主な受賞歴・代表歴] 全日本大学バスケットボール選手権大会 最優秀選手賞(2012) 日本代表アジア選手権(2013) NBLプレーオフMVP 受賞(2013-2014,2015-2016) 年間ベスト5 受賞(2012、2013、2015年度) 全日本総合バスケットボール選手権大会 ベスト5 選出(2014) 日本代表アジア競技大会銅メダル(2014) 日本代表リオ五輪世界選手権最終予選(2016)
  • 動画で学ぶ 弓道 基本~称号者への道
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 弓具・着装の取扱い方、基本の姿勢・動作からマナー、「射法八節」の詳細、練習法、競技・昇段審査までの「基本編」と、中・上級者向けに演舞用の和服の着装、昇段・称号審査や祭祀式典の「射礼」まで解説した「有段者編」で構成。必要な知識と実践の所作、射法を網羅した完全版。 主要動作を解説した動画のQRコードを掲載。 (電子版として巻末に各動画のURL表記も記載しています。) <著者> 石山 佳彦 (いしやま よしひこ) 1955年生まれ。神奈川県立相模台工業高校で弓道を始め、平本卓司氏に師事。桜美林大学入学後、故吉田能安氏(大日本武徳会大範士)の指導を受け、大学三年時に五段取得、全関東学生弓道選手権大会個人優勝。1987年全国弓道大会錬士の部優勝、国体五年連続出場、全日本選手権7回出場。教士七段。1987年桜美林大学弓道部監督に就任後、全関東学生弓道選手権大会女子団体優勝2回、同男子1回、全国選抜大会アベック優勝を含み女子3回、男子1回、全日本学生弓道選手権大会女子優勝4回、同男子1回、女子王座決定戦3連覇を含み5回、同男子1回、個人では、全関東学生弓道選手権大会女子個人優勝2名、全日本学生弓道選手権大会女子個人優勝1名、同男子3名を輩出。
  • 直毘霊
    -
    『直毘霊』は、日本で最も有名な国学者と言っても過言ではない本居宣長が江戸中期に著した書。『古事記伝』に収められていた内容を独立させたもので、本居宣長の古道論の精髄である。からごころを排し、日本古来の精神への回帰が説かれる。国体や神道について考える上で必須の書と言える。 ※本製品は固定レイアウトで制作されており、本文中の文字検索はできません。また、大きなサイズの画面での閲覧に向いています。 ※本製品は、国会図書館デジタルコレクションとして公開されている画像データをもとに作成されており、一部に読みにくい箇所がある場合がありますので、ご了承ください。

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  • 名古屋・青春・時代
    -
    スマホがない時代はどこか自由だった。260枚の秘蔵写真でたどる“青春写真集” の決定版。 青春時代は短い。ちょっぴり甘酸っぱい 昭和・平成の“アオハル” 。色あせない名古屋の青春グラフィティー。名古屋(愛知)の中学・高校生の思い出と日常をテーマに名古屋タイムズが撮影した膨大な報道写真ネガから約260枚を厳選し、解説を加えた。スマホがない時代はどこか自由だった…。入試、合格発表、入学式、夏・冬衣替え、プール開き、修学旅行、クリスマスキャロル・ミサ、卒業式、予備校、ファッションとトレンド、映画ロケ、社会参加、反戦デモ、東京五輪、愛知国体、高校野球など昭和・平成時代の青春模様がよみがえる。 【目次】 はじめに 1 中学時代 課外授業 音楽 修学旅行 卒業式 懐かしの校舎 2 高校時代 高校入試 合格発表 入学式 プール開き スポーツイベント 初夏の衣替え 夏に泳ぐ 夏休みの終わり 登下校風景 学ぶ高校生 社会参加 秋の衣替え 修学旅行 クリスマスキャロル・ミサ 卒業式 大学入試 予備校入学式 懐かしの校舎 働く若者たち 3 青春真っ盛り アイドルに首ったけ 映画「高校三年生」ロケ 映画「アイ子十六歳」ロケ 私たちには音楽がある ファッションとトレンド 異議申し立て~反抗の季節 4 スポーツに燃える 東京五輪 高校総体 全国大会 愛知国体 スポーツ強豪 高校野球 おわりに 【著者】 長坂英生 1958年、愛知県岡崎市生まれ。信州大学卒業後、1980年に名古屋タイムズに入社し社会部記者に。 2008年、名タイ休刊後、フリー記者・編集者、名古屋タイムズアーカイブス委員会代表。名古屋市在住。
  • ナショナリズム
    3.5
    この奇怪なる現象の本質とはなにか。我々を魅惑するその不可思議な力は、どこに宿るのか。近代日本におけるその観念の変遷を、「「国体」ナショナリズム」という視座から明らかにし、現在のグローバル化の地政学的な変容のただ中における、その不気味な実在感の意味を考える。いま、ナショナリズムの呪縛が、ここで解かれる。

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  • 南北朝正閏問題 ――歴史をめぐる明治末の政争
    -
    1巻1,595円 (税込)
    国定教科書の記述をきっかけとして起きた、日本の南北朝時代において南朝と北朝のどちらが正統かをめぐる明治末の論争は、当時の閉塞的な政治状況もあり、重大な政治問題と化した。最終的に政府は危機を乗りこえたが、深刻なダメージを負った。多様なアクターがそれぞれ自分の信念や思惑をもって活動した結果として生じた、深刻かつ複雑なこの南北朝正閏問題を、現代政治における歴史問題・皇室報道問題の原点として徹底的に掘り下げて考察。そこから浮かびあがる近代日本の特質に迫る。 【目次】はじめに/第一章 南北朝正閏問題の背景/第二章 南北朝正閏問題の突発/第三章 藤沢元造の質問に向けて/第四章 大日本国体擁護団と政府弾劾決議案/第五章 桂内閣による「第一の政治決着」/第六章 南北朝正閏論争の構造/第七章 桂内閣による「第二の政治決着」/おわりに/参考文献/言説分析原典一覧/あとがき
  • 日米戦争 最大の密約
    5.0
    日米戦争の暗部に迫る! 敗けると予測された戦争になぜ日本は突き進んだのか? 敗れた戦争のはずなのになぜ国体は守られたのか? 日米開戦80年 ◎日・米・英の思惑による日米開戦◎真珠湾攻撃の「奇襲」という演出◎歴史の裏側を記すOSS文書◎山本五十六の「運命の片道飛行」◎すべて消された日本の原爆計画◎日本の寺社や文化財を守ったのは誰か◎日本の奇妙な「敗戦」
  • 日本国家の神髄
    4.3
    偏狭なナショナリズムが渦巻くなか、愛国者にこそ読んでもらいたい! 長い間品切れだった『日本国家の神髄』、待望の新書版の登場! そもそも祖国日本とはどのような国なのか?  日本国家を成り立たせる根本原理たる「国体」に関する認識が失われているからこそ、中韓ともギクシャクする。現代日本の生んだ知の巨人が、戦後GHQによって禁書とされた『国体の本義』を懇切丁寧に読み解き、「国体」を明確に呈示する(編集部による詳細な脚注・口語訳も附記)。 現下、われわれにとって重要なことは、わが「国体」を再発見することである。 主な内容 *「国体」は構築できない *「日本神話」再確認の必要性 *「教育勅語」の根本とは *われわれの抱く「天の感覚」 *日本は敵対者をいかに統合していったか *ナショナリズムを超克する日本の愛国精神 *「大和」とは何か *なぜファシズムはわが国体と合致しないのか *出自同じくする日本人と日本の国土 *祭政教一致の日本 *超越性における欧米人との差異 *外来思想、知的遺産の土着化
  • にっぽんの敗けっぷり――マッカーサーと安藤明
    -
    日本が世界大戦の敗戦を受け入れた昭和20(1945)年8月15日、日本を占領統治する連合国軍総司令部(GHQ)の総司令官マッカーサー元帥が無事に厚木に降り立ったのが8月30日。この歴史的表舞台の背後には、敗戦を受け入れない不穏な動きが渦巻いていた。その一触即発の混乱を抑えた、一人の男の驚くべき働きがあった。この男はさらに日本の運命を左右する、昭和天皇とマッカーサー元帥との会見の実現にも奔走した。さらには日本の経済復興のためにGHQとの間で暗躍し、そのために投獄の憂き目を見たが、その真相は伏されたままだった。本書は、敗戦後の日本を今日の繁栄に至る道筋を付けた、その男の偉大なる功績を明らかにする。その隠れた英雄の名は「安藤明」。歴史の裏舞台で、天皇を護持する国体を護り、GHQの要人やマッカーサー元帥と渡り合った、歴史の表舞台に登場しない豪傑。安藤明は、にっぽんの敗けっぷりの見事さを語るにかかせない、偉大なる日本人の一人だった。
  • 日本国家思想史研究
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 江戸時代の水戸学、国学から説き起こし、第二次大戦後の「日本国憲法」成立後の現代まで、法学の泰斗が日本人の国家観を精査する。 【目次より】 I 法思想における「国体論」 1 法思想における「国体論」 一 「国体論」の生成と終焉 二 水戸学と国学 三 明治維新と「国体論」 四 国体と政体 五 上杉慎吉と筧克彦 六 「国体明徴」 七 「一億玉砕」 2  騎馬民族説と「国体論」 一 英雄・非常時・神話 二 政治神話としての「国体論」 三 「国体論」と記紀神話 四 騎馬民族説と国学 五 騎馬民族説と天皇機関説 3 日本社会と法 一 日本人の訴訟嫌い 二 中国人の訴訟嫌い 三 不足主義と最悪事態観 四 清く明き心 五 「タテ社会」論 六 縁社会 七 結び II 政治の中の憲法 1 昭和前期の法と政治 一 概観 二 「満蒙の危機」(一) 三 「満蒙の危機」(二) 四 法廷闘争 五 満洲国における王道・覇道・皇道 六 「東亜新秩序」 七 「国防国家」 八 天皇制と天皇 九 現代よりの回顧 2  憲法論争の幕切れ 一 宮沢俊義の改憲消極論 二 美濃部達吉の改憲消極論 三 美濃部の反象徴天皇制論 四 宮沢の「八月革命説」 五 最晩年の美濃部 3 「八月革命説」ノート 一 ポツダム宜言 二 八月―一日連合国回答 三 「権限通達」 四 日本国憲法 五 日本側の対応 六 「八月革命説」 4 ワイマール体制と戦後民主主義 一 昭和二十一年の危惧 二 ヴニルサイユとポツダム 三 小党分立 四 ワイマールの轍? 五 ファシズム 情念の支配 III 国学研究覚書き 1 『国意考』ノート 2 宜長考 3 国学と上代日本 あとがき 長尾 龍一 1938年生まれ。東京大学名誉教授。法学者。東京大学法学部卒業。専門は、法哲学・政治思想史・憲法思想史。 著書に、『ケルゼンの周辺』『日本法思想史研究』『思想史斜断』『遠景の法学』『法哲学入門』『日本国家思想史研究』『アメリカ知的冒険旅行』『アメリカ知識人と極東』『大道廃れて』『カール・シュミットの死』『政治的殺人』『神と国家と人間と』『法学に遊ぶ』『リヴァイアサン』『日本憲法思想史』『思想としての日本憲法史』『憲法問題入門』『法学ことはじめ』『西洋思想家のアジア』『文学の中の法』『争う神々』『純粋雑学』『されど、アメリカ』『法哲学批判』『ケルゼン研究』『古代中国思想ノート』『オーウェン・ラティモア伝』『ケルゼン研究II』『ケルゼン研究III』などがある。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 日本人の原点がわかる「国体」の授業
    3.8
    現存する国家のなかで世界最古の歴史をもつ日本。なぜ日本だけが、二千年以上も存続することができたのか? なぜ日本は敗戦から立ち直り、再び世界に比類のない発展を遂げることができたのか? 答えは1つ。それは国体(国のかたち)を守りつづけることができたからである。では日本の国体とは何か?――本書は、未来を担う若者たちに向けた、日本人としてこれだけは知っておいてほしい天皇、憲法、歴史についての特別講義に大幅な加筆修正を加えたもの。「日本の建国精神とは何か?」「伝統には必ず重要な意味がある」「なぜ京都御所は無防備なのか」「天皇主権と国民主権は両立する」「『古事記』の叡智は世界の役に立つ」「お金を超えた“日本の宝”とは何か」――読後、日本人の誰もが日本に生まれてよかったと思うこと必至! 感動的な白熱講義!!

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  • 日本人の原点がわかる「国体」の授業(PHP文庫)
    5.0
    現存する国家のなかで世界最古の歴史をもつ日本。なぜ日本だけが、二千年以上も存続することができたのか? なぜ日本は敗戦から立ち直り、再び世界に比類のない発展を遂げることができたのか? 答えは1つ。それは国体(国のかたち)を守りつづけることができたからである。では日本の国体とは何か? ――本書は、未来を担う若者たちに向けた、日本人としてこれだけは知っておいてほしい天皇、憲法、歴史についての特別講義に大幅な加筆修正を加えたもの。「日本の建国精神とは何か?」「伝統には必ず重要な意味がある」「なぜ京都御所は無防備なのか」「天皇主権と国民主権は両立する」「『古事記』の叡智は世界の役に立つ」「お金を超えた“日本の宝”とは何か」――読後、日本人の誰もが日本に生まれてよかったと思うこと必至! 感動的な白熱講義!!

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  • 日本の近代仏教 思想と歴史
    -
    「近代仏教」とはなにか? 「伝統(あるいは古典)仏教」とはなにか? 十九世紀以来の欧米やアジア各地の仏教をみると、共通する同時代的な特徴がある。仏教は近代になって、グローバル化したのである。その中で、日本の仏教も大きな変化を被った。 浄土系の思想を、清沢満之の思想を見直し、その弟子である曽我量深の初期思想の持つ可能性を検討した。また、近代日本の親鸞理解に大きな影響を与えた倉田百三の親鸞理解の特性を検証し、後年の倉田のファシズムへの傾倒の必然性を示した。 日蓮系の思想にもっとも影響力の強かった田中智学を検討し、一見国家主義的と見られるその国体論が、じつは仏教と国家の間の矛盾に揺れていたことを解明する。 また、戦後の創価学会の価値観を思想的に明確にしようとした松戸行雄の凡夫本仏論について検討し、世俗化の進む現代社会の中での仏教思想のあり方を考察した。 近代における禅思想を代表する鈴木大拙は、その評価が全面賛美か全面批判かの両極に分かれている。一批判すべきところと評価すべき点に検討を加えた。キーワードは、「日本的」と「中国的」との対比である。 そして、近代の仏教研究の問題点を、二点に絞って検討する。日本史学者として著名な家永三郎の日本仏教の扱い方を、批判的に検討してみた。また、日本では大乗仏教が優れているということが常識のように考えられているが、そこに問題がないかということを、宮本正尊という一学者の説の展開を中心に追ってみた。 私たちの仏教のイメージが、明治以降にどのようなプロセスを経てきたのかを解明し、昨今の仏教研究の基礎を知るための一冊でもある。 *本書は、『思想としての近代仏教』(中公選書)を底本にし、「仏教方法論と研究史」「近代における仏教辞典の編纂」「大乗仏教の実践--研究状況をめぐって」を割愛し、改題をした。 【目次より】 序章 伝統と近代 I 浄土思想の近代 第一章 清沢満之研究の今――「近代仏教」を超えられるか? 第二章 宗派の壁は超えられるか 第三章 迷走する親鸞 第四章 愛の求道者――倉田百三 II 日蓮思想の展開 第五章 国家・国体・天皇と日蓮思想――田中智学を中心に 第六章 世俗化と日蓮仏教――松戸行雄の「凡夫本仏論」をめぐって III 鈴木大拙と霊性論 第七章 大拙批判再考 第八章 鈴木大拙における「日本的」と「中国的」――『日本的霊性』を中心に IV 日本仏教と大乗仏教 第九章 家永三郎と戦後仏教史学 第十章 大乗非仏説論から大乗仏教成立論へ――近代日本の大乗仏教言説 終章 今、近代仏教を問う
  • 日本の君主制
    -
    平成16年(2004)、内閣総理大臣小泉純一郎は、私的諮問機関として「皇室典範に関する有識者会議」を設置した。本会議の目指す所は、時代は昭和から平成へと御代が替り、男性皇族が秋篠宮文仁親王殿下以来、40年間誕生していないことから若い男性皇族が不足し、皇位継承に支障を来たすとし、翌平成17年(2005)1月より17回の会合を開き、11月24日には「皇室典範」改正に向けて皇位継承について女性天皇・女系天皇容認、長子優先を柱とした報告書を提出した。本会議は、平成18年(2006)9月、秋篠宮家に悠仁親王殿下が誕生されたため、改正は事実上先送りされた。 葦津珍彦は、大東亜戦争(太平洋戦争)敗戦後の昭和22年(1947)、アメリカを中心とする連合国占領下に於いて施行された現行の「日本国憲法」及び「皇室典範」の問題点と課題を整理し、内務省解体後に設立された全国神社を包括する宗教法人神社本庁の機関紙である「神社新報」上に天皇・皇室、そして深く関わる祭祀制度、神道(国家神道)、神社、国体等に関して持論を展開した。神道ジャーナリストでもある葦津の論は、国内問題だけに眼をとらわれるのではなく、ロシヤ、ドイツ、フランスなど西欧諸国の制度、思想をも踏まえた内容であり、小泉内閣で提議された「女帝問題」等に代表される現代日本が抱える事象を予見している。 世界に前例のない天皇制とは、どんな機能を持つものか。皇位継承を論ずる前に、まずこれを読んでほしい。 ■キーワード(目次の構成) ▲再発行の序 ▲はじめに 天皇制研究とはなにか ▲国民統合の象徴 ▲共和革命の独裁者と帝王意識 ▲明治維新と東洋王朝の亡滅 ▲天皇・祭祀・憲法 ▲天皇の祭祀と建国の精神 ▲明治民権家の天皇制理論 ▲中江兆民の帝国憲法解釈 ▲国体問答 ▲占領時代の天皇・国体論 ▲天皇意思と一般意思 ▲明治天皇の御神徳を敬仰し奉る ▲新日本国憲法の制定に際して ▲神器と大嘗祭の規定なき新しき皇室典範の成立 ▲国体論の将来―新憲法未解決の問題 ▲天皇陛下と東京裁判の判決 ▲天皇陛下万歳 ▲天智天皇を欽慕し奉る ▲明治天皇と神道精神 ▲皇太子様の御近況と将来の御教育の方針 ▲湊川神社の復興 ▲皇大神宮の御遷宮と皇居の御造営に就いて ▲天皇と道徳の関係 ▲菅原道真公の清節 ▲神宮と天皇陛下 ▲付録 天皇・神道・憲法(抜) ▲皇位継承法
  • 日本法思想史研究
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 法思想とは、さまざまな人や団体が法に対して持つ考え方を知的に検討したもので、時代によって変遷する。日本近代の法思想を探究する。 明治以降、西洋の法体系に出会い、日本の近代的な法律が誕生した。法はどうあるべきなのか、どのような思想に基づいているのかの歴史を解き明かす。 【目次】 I 啓蒙思想家たち 1 西周における人間と社会 一 朱子学と徂徠学 二 『性法略』序 三 『百一新論』 四 『生性発蘊』 五 『人世三宝説』 六 『燈影問答』 七 『兵賦論』 八 続『兵賦論』 九 『原法提綱』 一〇 結語 2 文久元年の津田真道 3 穂積陳重の法進化論 一 儒学・国学から進化論へ 二 適者生存 三 発展段階説 四 祖先崇拝 五 法理学と法哲学 II 憲法学者たち 1 日本憲法学の国家論 一 穂積八束の国家論 二 一木喜徳郎の国家論 三 美濃部達吉の国家論 四 美濃部・上杉論争 五 宮沢俊義の国家論 2 穂積八束伝ノート 一 家系 二 勉学 三 留学 四 栄光の座 五 生活態度 六 最後の年 3 穂積憲法学 一 家と国 二 国体と政体 三 立法事項と大権事項 四 「立憲ノ美果」と「民衆専制」 五 「一種の風潮」 4 リチャード・H・マイニア『西洋法思想の継受』について 5 美濃部達吉の法哲学 6 上杉慎吉伝 一 生い立ち 二 初期の「機関説」 三 留学中の「回心」 四 大戦前の時代認識 五 国体論争 六 藩閥・政党・天皇 七 普通選挙 八 国家主義運動 九 大正一五年秋 一〇 国家形而上学 一一 最晩年の上杉 III 戦後法思想の諸問題 1 敗戦史の法哲学 2 国民主義と天皇制 一 ポツダム宣言と「国体」 二 美濃部達吉の「国体」護持論 三 宮沢俊義の「八月革命説」 四 尾高朝雄の「ノモス主権論」 五 和辻哲郎の文化的天皇論 六 何が残ったか? 3 二つの憲法と宮沢憲法学 4 マッカーサーと戦後民主主義 一 一九四五年の世界 二 マッカーサーの「正義」 三 マッカーサー崇拝 四 終末論的平和論 五 マッカーサー父子とリンカン あとがき ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 認知症の人もいっしょにできる高齢者レクリエーション
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 認知症の人も楽しく参加できるレクリエーションを多数紹介! 職員も利用者の方もワイワイ楽しめる! 手足と頭をつかい、態様の改善も促します。事前の用意もかんたんです。利用者の方のご家族にも大好評!   <目次> 介護職がしっておきたい認知症の基礎 介護職がしっておきたい集団レクの基礎 第一章 身体を動かす 古池や蛙飛び込めゲーム 魅惑のアシカショー 節分鬼落とし ミツバチの巣 玉入れ 羽根つきで変装バレーボール 今日も大漁 昆虫採集 七夕,倒してはいけないボーリング 河原の石ころ返し 真夏のミステリー,つちのこ取り 台風が来た! 秋の登山,富士山登頂ばんざい! 豪華クルーズ船の旅 秋の国体陸上投てき大会 蹴って投げて雪合戦 冬はやっぱり鍋! 第二章 生活動作&昔馴染み 七福神でGO! サウンドオブミュージック 雪かきホイホイ またいで玉入れ 桃太郎と3匹のお供 おせちDEビンゴ 赤ちゃん,あ~ん 洗濯大作戦 大掃除大作戦 買い物すごろく 第三章 競わないレク 冬のボーナス どっちが好き? 利用者さんは雑学先生 ヒントで納得! 対義語クイズ サイコロタイムマシン そーっと転がして 商品はいくら? 3人サイコロ 我が町自慢 第四章 テーブルゲーム 調味料ふた閉め いい飴玉,悪い飴玉 家計簿母さん 石焼きイモ~焼きイモッ! ティッシュ箱卓球 紙コップ崩し 宝石箱へ宝石を 吹いてあいうえお 文字並び替え 第五章 音楽、体操 新聞紙棒で体操をしよう ラップ芯ドラマー 歌の続きを当てよう 10曲歌うまで帰れま10 第六章 重度、体操 置くだけコップ立て 誕生日にはお化粧を Sweet memory 布あぞびん ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 破壊主義者の群れ その蛮行から日本をいかに守るか
    -
    1巻1,500円 (税込)
    新国体論、阪神大震災、官僚バッシング、新進党、読売憲法改正試案など、発言しつづける思想家・西部邁の最新評論集。「改革」「革新」の美名の下に滅びへの道を辿るのは、我々自身である。
  • 箱根強羅ホテル
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    敗色濃厚な昭和20年(1945年)5月。戦時下で泊まる客さえなく、閑散とした箱根強羅ホテルが政府に接収され、空襲を避けて臨時のソ連大使館になることに。このホテルを舞台に、不可侵条約にすがり、ソ連を仲介役にしての和平工作を行おうとする政府中枢部と、その動きを阻止し、戦争続行、本土決戦を狙う軍部が暗闘を繰り広げる。陸海軍のスパイが臨時の職員としてホテルに紛れ込んで来て起きるドタバタ劇。「国体護持」の和平か、それとも「一億玉砕」か――。戦争という愚策からどうやっても抜け出せない当時の日本の悲劇的でありながらも滑稽な視野狭窄と歴史的勘違いに、思わず苦い泣き笑い。軍人たちが次々と繰り出す馬鹿馬鹿しい本土決戦の作戦案。それらがみな現実に立案されていたことを知ると背筋が寒くなるばかり。かつて箱根にあった名門ホテルを舞台に、戦争と国家のあられもない姿を笑いの中にあぶり出す傑作。
  • 花の浪花の九人衆 (1)
    完結
    -
    社会人野球チーム「吹田タイガーガラス(略してタイガース)」の個性的なメンバーがハチャメチャな活躍をする人情野球コメディ。タイガーガラス株式会社に勤務する元国体スキー選手で女性にモテモテな赤井(あかい)は、部長の折山(おりやま)に頼まれて会社の野球チーム「吹田タイガーガラス」の試合に参加することに。しかしスポーツ万能なのに野球はやったことがない赤井は、バットで自分の頭を打つほどのダメダメぶりで……!?
  • バベルの薫り(上)
    -
    22世紀、スペース・コロニーと月面では、日本、アメリカ、ハノイ連邦とが覇権を競っていた。人工衛星都市ミマナの心霊科学研究所に勤務する稀代の霊能者・姉川孤悲は心霊コンピュータISMO 2の稼動に成功する。が、その時、日本列島の一点から異様な霊気が発せられるのを感知した。これを「国体」の危機とした日本政府は孤悲に全権を託し、少年・林譲次と共に疑惑の学園都市・井光へ派遣したのだが……近未来SF巨篇。
  • 100%クライミング人生
    -
    『ROCK&SNOW』リニューアル後の27号から100号まで休むことなく続けてきた人気連載「クライミング ラボ」。 日本のトップ・クライマーであり、IFSC公認国際ルートセッターの資格を持つ筆者が、クライミング・コンペやルート開拓、そしてトップ・クライマーたちとの交流などをもとに、一般には知られることのないクライミング界の裏側を面白おかしく描き出す。 自身の貴重な珍研究やありえない失敗談なども織り交ぜて、読んで楽しく、クライミング技術向上のヒントがどこかに隠されている(かもしれない)エッセイ集。 ■内容 言葉を掘り下げる/車とクライマー/絶体絶命/絶体絶命2/モチベーション/お国柄とはいうけれど/ いらないルート開拓/ルートセッターに愛の手を/判断ミスはなぜ起こる? /岩を探せ! /マナーよりマネー? / その瞬間にかけるー。/ボルダリングW-CUP加須秘話/リクエストにお応えします/ああ、クライミングヘボ/ ひと言の重み/クライミングこそ、わが人生/高層の死角/意外な結末/美女、なんばに集う/国体に出よう/ メンテナンスの話(その1)/メンテナンスの話(その2)/メンテナンスの話(その3)/インストラクターの現実/ ストレスに負けるな/クライマーの食事事情/ブランド力/クライミングとケガ/ジンクス/クライミングパートナー/ 僕たちの失敗/クライミングDEキャンプ/意思決定/墜落の仕方教えます/ミスから学ぼう/ジョークで勝負/ 酒なくて何の己が岩登りかな/家内はクライミングパートナー/油断禁物/大人のライマー養成講座/ 詰めの甘さにご用心/コンデショニング/見習うべきモチベーション[女性編] /ルート開拓は慎重に/ 不幸の連鎖/クライミングギアの世界/ルート開拓/クライミングロープ/素敵なジムライフ/クライミング100年 ■著者について 東 秀磯(ひがし・ひでき) 1959年和歌山県生まれ。国内外で数々のルート開拓を行い、その数200以上。IFSC(国際スポーツクライミング連盟)公認ルートセッターとしてコンペのルートセットはもちろんのこと、国内の大型クライミングジムの設計施工・ルートセットを行う。 著書に『インドアクライミング』『スポーツクライミング教本』(いずれも山と溪谷社)がある。
  • フィギュアスケート男子ファンブック Quadruple Axel 2019 激戦のシーズンクライマックス
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 男子シングル専門誌『Quadruple Axel』新装刊第3号! 2022年の北京オリンピックへ向けて、新たな4年間の始まりとなる今シーズン。 ますます盛り上がりを見せる男子シングルにスポットをあて、独占インタビューや対談、密着レポートで選手たちの魅力に迫ります。 今号では、全日本選手権の上位選手を中心にインタビューや密着レポートを掲載するほか、インカレ、全中、国体などの国内大会で、対談・座談会を取材。また、今季かぎりでリンクを去る引退スケーター、新たなフィールドで活躍するプロスケーターにも注目します。 [表紙] 宇野昌磨選手 [レポート&インタビュー] 宇野昌磨 「頂点へのプライド」 [独占インタビュー] 高橋大輔 「氷上に追い続ける夢」 田中刑事 「復活のウイリアム・テル」 山本草太 「スケートへの尽きせぬ思い」 [特別企画] 友野一希×ミーシャ・ジー 「表現者の系譜」 [スペシャル対談&座談会] 中村優×本田太一×市橋翔哉 「関大魂──離れていても、心はひとつ」 山隈太一朗×須本光希×木科雄登×三宅星南 「高め合う仲間たち」 横井ゆは菜×壷井達也 「かけがえのない絆」 佐藤 駿×鍵山優真 「永遠のライバルでいよう」 [スペシャルゲスト] 小塚崇彦 「『宇野昌磨』という生き方」 [コーチ対談] 長光歌子×本田武史 「まだ、夢の途中」 [コーチインタビュー] ステファン・ランビエールが語る 島田高志郎 「スケートに懸ける情熱」 ブライアン・オーサーが語る ハビエル・フェルナンデス 「一人の青年の成長を見届けた8年間」 [海外スケーター] ハビエル・フェルナンデス 「Impossible Dream─見果てぬ夢を叶えた王者の旅立ち─」 ミハル・ブレジナ 「取り戻した滑る喜び」 デニス・ヴァシリエフス 「もっと上手く、もっと強く」 [引退インタビュー] 笹原景一朗 「幸福なスケート人生」 宮田大地 「氷が育んだ絆」 [記者の目] 羽生結弦 「復活劇を、もう一度」 [徹底解説] 吉岡伸彦 「新ルールの傾向と対策」 [シリーズ] 「個性を磨く振付師の力」 #02 佐藤 操 [トピックス] 「宇野昌磨の躍進を支える最先端の磁気健康ギア」 [大会レポート] 全日本フィギュアスケート選手権 [イベントレポート] 「氷艶hyoen2019-月光かりの如く-」記者発表会 高橋大輔「D-color Project」物件発表会 明治×法政オンアイス 町田樹「日本氷上スポーツ学会設立記念講演」 J:COMトークショー「小塚崇彦のフィギュアスケート・ラボ」 チームオレンジチアーズ結成イベント ※コンテンツ内容は予告なく変更になることがあります。あらかじめご了承ください。

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