ナショナリズム

ナショナリズム

1,100円 (税込)

5pt

3.5

この奇怪なる現象の本質とはなにか。我々を魅惑するその不可思議な力は、どこに宿るのか。近代日本におけるその観念の変遷を、「「国体」ナショナリズム」という視座から明らかにし、現在のグローバル化の地政学的な変容のただ中における、その不気味な実在感の意味を考える。いま、ナショナリズムの呪縛が、ここで解かれる。

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ナショナリズム のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    「国体」をめぐって展開されてきたさまざまな言説が置かれている、ミクロな権力構造の磁場を解明している本です。

    著者はまず、近代において成立したナショナリズムが、国民国家という「作為性」と郷土に代表される「自然性」を接合することによって生じたものだと論じています。とりわけ日本の近代においては、伊藤博文

    0
    2019年03月05日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ナショナリズム、この奇怪な現象ほど両義性にみちたものはない。それは、憧憬と鼓舞の感情を呼び起こすかと思えば、嫌悪と痛罵の感情ともつながっているからである。pはじめに iii

    「想像された共同体」としてのネーションへの同一化は、ある意味でグローバル化の加速度的な「液状化」に対する神経症的な反応と言え

    0
    2014年04月28日

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